▼臨時閣議の概要について
臨時閣議の概要について申し上げます。一般案件が決定されました。
閣僚懇談会においては、安倍総理大臣から「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀及び即位後朝見の儀の挙行について」、御発言がありました。

▼御退位及び御即位に関する閣議決定について
本日の臨時閣議で、御退位及び御即位に関して、6件の閣議決定を行いました。天皇の退位等に関する皇室典範特例法の規定により、昨日4月30日限り、天皇陛下が退位され、本日、上皇陛下となられました。また、御退位を受け、皇太子徳仁(なるひと)親王殿下が皇位を継承されました。以上の事実について、内閣告示をもって公示するための閣議決定を行いました。あわせて、天皇皇后両陛下及び上皇上皇后両陛下のお住まいの名称等について、内閣告示をもって公示することとし、閣議決定を行いました。さらに、皇位継承に伴う即位の礼として、剣璽等承継の儀及び即位後朝見の儀を本日行うこと等を内容とする閣議決定を行いました。

▼剣璽等承継の儀及び即位後朝見の儀の挙行についての総理発言について
閣僚懇談会における、「剣璽等承継の儀及び即位後朝見の儀の挙行について」の総理の御発言は、次のとおりです。「天皇陛下には、皇室典範特例法の定めるところにより、本日御即位されました。この後、宮中において、国事行為である国の儀式として、剣璽等承継の儀及び即位後朝見の儀がそれぞれ執り行われます。天皇陛下の御即位を心より寿(ことほ)ぎますとともに、政府としましては、輝かしい令和の時代を創り上げていく決意であります。」

▼大勲位菊花章頸飾、桐花大綬章及び文化勲章親授式における文化勲章の天皇陛下の佩用について
天皇陛下には、重要な儀式・儀礼の際には大勲位菊花章頸飾(けいしょく)及び桐花(とうか)大綬章を、文化勲章の親授式には文化勲章を、佩用(はいよう)していただく必要があります。この度、これらの勲章を陛下にお持ちいただくことになりましたので、御報告いたします。

1030〜(参考)剣璽等承継の儀/皇居(写真はNHKnewsより)

天皇陛下が皇位を継承された証として剣璽・御璽・国璽を承継される儀式です 。

1110〜(参考)即位後朝見の儀/皇居(写真はNHKnewsより)

天皇陛下が御即位後初めて公式に三権の長をはじめ国民を代表する人々に会われる儀式です 。

天皇陛下初めてのおことば

天皇陛下のおことば
(令和元年5月1日) 宮内庁ホームページより

 日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより,ここに皇位を継承しました。

 この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。

 顧みれば,上皇陛下には御即位より,三十年以上の長きにわたり,世界の平和と国民の幸せを願われ,いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その強い御心を御自身のお姿でお示しになりつつ,一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。

 ここに,皇位を継承するに当たり,上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し,また,歴代の天皇のなさりようを心にとどめ,自己の研鑽に励むとともに,常に国民を思い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い,国民の幸せと国の一層の発展,そして世界の平和を切に希望します。

安倍晋三内閣総理大臣 国民代表の辞

安倍晋三内閣総理大臣 国民代表の辞
(令和元年5月1日) 官邸ホームページより

 謹んで申し上げます。

 天皇陛下におかれましては、本日、皇位を継承されました。国民を挙げて心からお慶(よろこ)び申し上げます。

 ここに、英邁(えいまい)なる天皇陛下から、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、日本国憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たされるとともに、国民の幸せと国の一層の発展、世界の平和を切に希望するとのおことばを賜(たまわ)りました。

 私たちは、天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、激動する国際情勢の中で、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を、創り上げていく決意であります。

 ここに、令和の御代(みよ)の平安と、皇室の弥栄(いやさか)をお祈り申し上げます。

■1800〜(地元)デリ&カフェ「メルヘン」開店小宴/金沢公会堂

デリ&カフェ「メルヘン」が、金沢公会堂に開店する事となり小宴が開催されました。「メルヘン」金沢公会堂店はメルヘンチェーン・原田英二会長の長女の明子専務が取り仕切ります。小宴開会にあたり原田会長より近況が報告され、明子専務より皆さんに喜ばれるサービスの提供をして行く旨の挨拶がなされました。続いてシーサイド開発・松尾光雄社長の乾杯の発声で小宴が始まりました。(秘書森報告)

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