松本純の国会奮戦記2008-07 |
2008(平成20)年7月 |
トップへ 目次へ 前月のページへ 次月のページへ 「まちかど政治瓦版」7月号
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7月31日(木)晴れ曇り 京都→横浜
●1900〜斎田順一君・香川土岐子さんの結婚を祝う会/レストランATTIMO
横浜JCや金沢区でお世話になっている斎田順一さんが結婚されました。横浜ロータリークラブにも所属していることからも、岩崎学園理事長や崎陽軒社長はじめ横浜の重鎮が勢ぞろいの中での披露宴となりました。私からもお祝いのご挨拶の述べさせていただきました。お二人には、どうぞ末永くお幸せに・・・、おめでとう!
7月30日(水)曇り晴れ 横浜→京都
●1000〜政務出張/京都
エコノファームの夏季研修会が京都で開かれ、製薬関係者が集う勉強会で講師を務めました。骨太方針にも記載されたように国際競争力を高めるためにスーパー特区の創設が認められ、医薬品・医療機器の研究、開発のスピードをレベルアップしようと国は真剣に取り組み始めたこと、また、社会保障費2,200億円の圧縮についてなど、最近の動きについて説明し、医薬品産業の発展に尽力されるよう活躍を祈りました。
7月29日(火)曇り
●1000〜役員連絡会/党本部総裁応接室
役員連絡会が党本部の総裁応接室で開催されました。はじめに伊吹文明幹事長から役員会における福田総裁からの伝言を報告し、@原油高騰漁業対策、A財政再建と配慮すべき課題に配慮しつつシーリングを本日閣議決定、B同時に5つの安心プランを発表、C環境モデル都市を6ヶ所選定しアクションプランを発表、D国益をかけてWTO農業交渉に臨んでいることなどが報告されました。
●1030〜副幹事長会議/党本部幹事長応接室
役員連絡会が終了した後、引き続き副幹事長会議が細田博之幹事長代理のもと開催されました。閉会中のため、また外遊中のために副幹事長の出席はいつもより少なめでした。役員連絡会でも議題になった原油高騰対策についてはより具体的な対策を示すことが出来るよう、さらに検討を続けること、またジュネーブで開かれているWTO農業交渉の結果についてはまだ分かりませんが、平常心でそれらの結果を待つことになりました。
●1200〜純政会/磯子事務所
自民党神奈川1区は横浜市の中区・磯子区・金沢区です。各区から選出されている自民党県市会議員によって構成される「純政会」が開催され、国政の状況について報告すると共に今後の党活動のあり方について協議されました。
●2000〜神奈川県薬剤師連盟第1区連絡会議/神奈川県総合薬事保健センター
神奈川県薬剤師連盟に設置された第1区連絡会議が開かれ、私からは国政報告の機会を頂戴しました。また、来るべき衆議院解散総選挙、参議院選挙に向けて、その準備について意見交換がなされました。
7月28日(月)曇り
●1030〜自民党神奈川県連総務会/自民党神奈川県連
今日は自民党神奈川県連の総務会が開催されました。議題は次期衆議院解散総選挙に向け、いわゆる「コスタリカ方式」の解消を決定た後の、候補者選考方法についての了解を得るものでした。決定時期は9月中とし、@客観的な世論調査データにより支持率の高い者、A当該連合支部の了承、B党活動に対する貢献度、以上の三点から検討・選考することになり、その決定について神奈川県連会長・幹事長に一任することになりました。
●1900〜寺内タケシ氏との懇談会/萬珍楼
来る9月20日に「純とタケシのトーク&ライブ」を開催、「熱く教育論を語る!」
今年の「女性の集い」は講師として「エレキの神様」といわれる寺内タケシ氏(寺内タケシとブルージーンズ)の教育論を聞くことになりました。今日はその打合せが中華街で開かれました。きっかけは寺内企画が半世紀近く横浜市中区に置かれていること、そして寺内タケシ氏自身から「同じ地元から選出されている松本君とは縁がある」とのことから申出を頂いたことによります。私が中学生の頃、エレキギターを持っているだけで「不良」といわれた時代にLPレコードを購入し夢中になって聴いていたのが「寺内タケシとブルージーンズ」でした。現在全国高等学校1411校を回り、ボランティアでの演奏活動を続けてきているそうで、その目的はエレキ禁止令に端を発したもので、このエレキの証明のためにはじめた「芸術鑑賞会・ハイスクールコンサ-ト」は青少年教育の分野で評価を受け、文部大臣感謝状(H12)、文化庁長官表彰(H16)、衆参両院議長感謝状(H17)、厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に指定され(H17)、平成18年5月には厚生労働省児童福祉文化賞(厚生労働大臣賞)を受賞しています。楽しみです。
7月27日(日)晴れ曇り
●0850〜2008年日本列島クリーン大作戦神奈川プロジェクト/山下公園
恒例のクリーン作戦が今年も大勢の協力者を集めて盛大に開催されました。私も家内と共に参加しました。まずはじめに藤木幸夫代表から感謝の挨拶がなされ、来賓、役員が紹介の後、クリーン作戦の手順が説明されました。ゴミの分類も大変重要なことですが、このような時の分別は大変です。最小限にして「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」用の二種類のゴミ袋を持って、広い広い山下公園及びその周辺を綺麗にしました。
●1600〜平成20年度第1回日本薬剤師会関東ブロック協議会懇親会/ホテルポートプラザちば
午後は日本薬剤師会関東・東京ブロック協議会の懇親会にお邪魔しました。政府・与党では、来年の予算編成の大きな方針が出され、概算要求をまとめる時期になりましたが、社会保障費の伸びを抑えるために、今回も2,200億円の圧縮をかけるのかどうかに皆さんの関心は高くなっています。これからの医療サービスの提供が安定的に継続できるのかという大きな不安です。この払拭に向けて政府・与党とも頑張らなければなりません。
7月26日(土)晴れ ベトナム→日本
【海外】
【政務】世界基金支援日本委員会・議員タスクホースに参加
2008(平成20)年7月22日(火)〜7月26日(土)
東南アジア訪問(カンボジア・ベトナム) |
●0720〜無事に成田に到着
▼プノンペン(カンボジア)
ヘルメットの着用が義務化されていないようです。信号の数は少ないのですが、大量のオートバイが信号の無い交差点でも上手に走り回っています。五人乗りで大丈夫かな〜。
▼ホーチミン(ベトナム)
ホーチミンもオートバイであふれています。大人はヘルメットが義務付けられているようですが、子供はノーヘル。
短い時間でしたが山盛りの会合がセットされており、たくさんのことを学んできました。日本ではあまり騒がれなくなってしまったエイズ・結核などの感染症ですが、お金をかければ対策が打てるものであり、それだけの力を自国が持てるか否かにかかっているといって過言ではないと思います。我が国はまさに世界一の長寿国を築き上げましたが、それは医療技術はもとより国民皆保険制度などの仕組みづくりや生活環境・衛生のレベルアップにしっかり取り組んできたからこそです。安心・安全な日本に暮らすことが出来る幸せを強く感じることが出来ました。
【国内】
●1800〜中区医師会・医療センター納涼懇親会/ローズホテル横浜
恒例の中区医師会と医療センターの合同納涼会が中華街のローズホテルで開催されました。国政報告を求められていましたので、資料を整えて出席しました。皆さんが心配しているのは社会保障費2,200億円の圧縮です。昨日、財務大臣と厚生労働省の折衝がなされたようで、その内容について報告しました。医療サービスを提供する側も、また受ける側も医療制度そのものの持続の為に苦しむことになります。私は何としても「国民皆保険制度」を堅持したい。
7月25日(金)晴れ雨 ベトナム
【海外】
【政務】世界基金支援日本委員会・議員タスクホースに参加
2008(平成20)年7月22日(火)〜7月26日(土)
東南アジア訪問(カンボジア・ベトナム) |
●0830〜グローバル・ファンド(世界基金)支援によるエイズ対策プロジェクト視察
●1115〜ベトナムのマラリア対策と世界基金支援の役割について
●1300〜ランチミーティング/NHA XUA
●1415〜世界基金支援による結核対策プロジェクト視察/ファン・ノック・テック病院訪問
●1700〜戦争証跡博物館
●1800〜総括ディナーミーティング/ホテル
●2335〜ホーチミン発JL750便で成田へ
7月24日(木)晴れ カンボジア→ベトナム
【国内】
※0700(日本)〜第84回早朝駅頭演説会/山手駅
スタッフによる広報活動が行われ、「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚237/今月累計3225枚(古正50/867、原88/687、斎藤25/942、関口25/59、森49/670)でした。
【海外】
【政務】世界基金支援日本委員会・議員タスクホースに参加
2008(平成20)年7月22日(火)〜7月26日(土)
東南アジア訪問(カンボジア・ベトナム) |
●0915〜チェックアウト
●1050〜高田警視慰霊碑参拝
故高田晴行警視(国際連合カンボジア暫定統治機構(UNTAC)文民警察官)慰霊碑献花
●1240〜プノンペン発VN841便でホーチミンへ
●1530〜在ベトナムWHO、UNAIDS、UNODCとの会合/ホテル
●1830〜水城幾雄在ベトナム総領事主催夕食会/総領事公邸
7月23日(水)晴れ カンボジア
【国内】
※0700(日本)〜第83回早朝駅頭演説会/根岸駅
スタッフによる広報活動が行われ、「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚176/今月累計2988枚(古正32/817、原31/599、斎藤39/917、関口31/34、森43/621)でした。
【海外】
【政務】世界基金支援日本委員会・議員タスクホースに参加
2008(平成20)年7月22日(火)〜7月26日(土)
東南アジア訪問(カンボジア・ベトナム) |
●0920〜グローバル・ファンド(世界基金)本部からカーチャ・ロール氏合流
●0930〜国立母子保健センター
●1200〜WHO・UNAIDSとのランチ・ミーティング/TOPAZ
●1400〜HIVカウンセリング・センター会議及び国際NGOホープ・ワールドワイド運営によるシアヌーク病院視察
●1530〜クメール・エイズNGO連合(KHANA)によるコミュニティー・プログラム視察
●1810〜現地プロジェクト関係者とのディナーミーティング/MALI's
7月22日(火)晴れ 日本→カンボジア
【国内】
※0700(日本)〜第82回早朝駅頭演説会/磯子駅
スタッフによる広報活動が行われ、「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚322/今月累計2812枚(古正80/785、原28/568、斎藤139/878、関口-/3、森75/578)でした。
【海外】
2008(平成20)年7月22日(火)〜7月26日(土) |
【政務】世界基金支援日本委員会・議員タスクホースに参加
東南アジア訪問(カンボジア・ベトナム) |
●1030(日本時間)〜成田発JL717便でバンコク経由プノンペンへ→●1851(以下現地時間)〜プノンペン国際空港到着
●篠原勝弘在カンボジア駐日大使主催夕食会/大使公邸
7月21日(月)晴れ
●終日〜明日からの海外出張準備/地元事務所
明日からカンボジア、べトナムに世界基金支援日本委員会議員タスクホースのメンバーとして訪問することになりました。調査項目はエイズ、結核、マラリアに対する対策の状況について調査することです。資料の準備を始め慌しい一日になりました。
●1800〜六和会・内助の功に感謝会/ブリーズベイホテル
恒例の六和会が開催されました。地元野毛の還暦の皆さんを祝う会なのですが、今年は対象者がおらず「内助の功に感謝する会」になりました。奥様方に感謝しパーティーが始まりましたが、幹事の皆さんが準備された「ビンゴ」で会場は大いに盛り上がりました。五回戦にわたり勝負が続けられましたが、毎回大当たりは写真右の大嶋さんは絶好調で、上位の賞品を総なめにしました。
7月20日(日)晴れ
●0730〜末吉町昭和会/花みずき
商和会の例会は「はなみずき」で開催されました。私の到着が少し遅れて既に報告事項などは終わっていました。私からは近況について報告し、美味しいコーヒーをご馳走になりました。
●1000〜富岡八幡宮例大祭・祇園舟/富岡八幡宮
富岡八幡宮の例大祭に出席しました。昨日柴の熊野神社の例大祭で佐野宮司とお目にかかり、是非来て欲しいとのお話があり、今日は手子神社と二ヶ所の祭礼が重なってしまったのですが、富岡にお邪魔することになりました。昔から麦の豊作を祈念するお祭りと、茅の船に収穫した麦をのせ海の神に贈ると共に厄払いを行う祇園舟の神事が一緒に行われます。茅場が減って青々とした葉っぱを入手するのが困難になっているそうです。
●1900〜通夜:故久保寺春江氏/京急メモリアル金沢文庫
私の後援会「松風会」のメンバーのお母様が亡くなりました。95歳の長寿を全うされたそうです。お悔やみ申し上げ、心からご冥福を祈りました。
●1930〜国際花火大会/山下公園
横浜開港記念みなと祭り「国際花火大会」が行われ約6,000発の花火が横浜港の夜空を美しく飾りました。横浜港は、安政6(1859)年6月2日に開港し、これを記念する「横浜開港記念みなと祭」は5月3日の国際仮装行列を皮切りに、6月の開港記念バザーや横浜開港祭などのイベントが実施され、この花火大会でフィナーレを迎えます。残念ながら会場のそばまで行けませんでした。我が家の屋上からちょっとだけ姿を見せた花火たちです。
7月19日(土)晴れ
●1000〜柴熊野神社例大祭/熊野神社
柴の熊野神社の例大祭にお邪魔しました。神事の後に各神輿に御霊入れの神事がなされました。暑い中、この何台ものお神輿の準備をするだけでも大変な準備だと思いました。すべての神事を終了して町内会館で直会が開かれ、女性役員の皆さんが心を込めてつくってくださった手料理をご馳走になりました。また、ここは漁師さんの町ですから話題は燃料高騰です。たくさんのご意見を頂戴しました。
●1300〜平成20年岩手宮城内陸地震救援街頭募金活動/伊勢佐木町有燐堂前
自民党神奈川1区支部の平成20年岩手宮城内陸地震救援街頭募金の活動を伊勢佐木町で開催しました。炎天下でしたがたくさんのお客様でごった返す街頭での募金活動になりました。午後二時からは氷コンテストの開会式が始まるため一時間だけの活動でしたが皆さんから頂戴した募金総額は36,515円にもなりました。ご協力に感謝申し上げます。
●1730〜洋光台3丁目町内会夏祭り盆踊り大会/3丁目東公園
洋光台では夏祭りと盆踊り大会で子供たちが大喜びです。洋光台3丁目町内会の盆踊り大会にお邪魔しましたが、まだ盆踊りは始まっていませんでしたが、模擬店などに群がる子供たちは目をらんらんと輝かせていました。
●1800〜洋光台6丁目南自治会夏祭り盆踊り/洋光台6丁目公園
洋光台6丁目でもまだ盆踊りは始まっていませんでしたが、もう少し暗くなると賑やかに踊りの輪が出来ることだと思います。ここでも多くの子供たちが模擬店に並んでお父さん、お母さんにお目当てのものをおねだりしていました。
●1800〜宿町内会万灯神輿宮/宿町内会館
宿町内会の万灯神輿を拝見しようと神酒所に向かいましたが、ちょうど神酒所に到着した時には残念ながら既に出発してしまった後でした。祭礼のお祝いのご挨拶を述べて失礼しました。
●1800〜高舟台自治会夏季祭礼宵宮/高舟台自治会館
次に高舟台のお祭りにお邪魔しました。子供たちが道路にあふれ占領しています。また模擬店ではお父さんお母さんたちが汗を拭き拭き一生懸命サービスしていました。町内会長や役員の皆さんにご挨拶しに町内会館に入ると、昼間は募金活動に汗を流し、ここでは焼そば作りで汗を流していた国吉県議会議員と会いました。
●2015〜金澤八幡神社宵宮祭万灯神輿/金澤八幡神社
金澤八幡神社のお祭りに行きました。ここも子供たちでイッパイです。寺前の皆さんがお祭りの主役です。会長らとしばし酒を酌み交わしおしゃべりをしましたが、やはり政府の対応について様々なご意見をいただき、特に後期高齢者医療制度については、制度そのものが分かりにくい、また十分な説明がなされていないとの苦言が多くありました。私は反省しきりです。
●2120〜町屋神社宵宮祭万灯神輿宮入り/町屋神社
恒例の町屋神社の万灯神輿の宮入りの恒例行事です。役員の皆さんと共に神輿の到着を待ちます。到着すると境内で揉みに揉んでようやく渡御が終了します。神輿が納められると、恒例の直会です。役員や神輿に協力してくれた友好神輿団体の代表者が樽酒の前に歩み出て、はやし立てる掛け声にのって一升枡でお神酒を一気に飲み干します。真っ先に私から挑戦しましたが、飲んだあと10分もしないうちにいきなり酔っ払ってきます。踏ん張って最後の一人の儀式が終わるまで頑張りましたが、ふらふらするまま会場を後にしました。
7月18日(金)曇り
●0700〜第82回早朝駅頭演説会/磯子駅・雨天中止
雨の予報のため中止となりました。
●1700〜広報会議/野毛事務所
「まちかど政治瓦版」8月号の編集会議が開かれました。閉会中のため国会の話題に乏しいため、世界平和に貢献したいと9月に広島で開催されるG8下院議長会議の準備の為にフランス、イタリアを河野洋平衆議院議長と共に訪問してきた内容についてお伝えすることになりました。お休み無しで毎月一本お届けしている「まちかど政治瓦版」は8月も引き続き発行されます。
●1900〜自民党金沢区連合支部役員会/は満寿司
自民党金沢区連合支部の役員会が開催され、平成19年の収支報告の詳細な報告がなされ了承されました。また党員獲得に努力すると共に党員向けの研修会を企画することとなり、その内容について支部長の国吉一夫県会議員、幹事長の黒川勝市会議員から説明がなされました。9月実施に向けて準備がスタートすることになりました。
●1900〜商和会例会/野毛センターグリル
商和会の例会が野毛のセンターグリルで開催されました。このお店は「米国風洋食」として戦後の我々の胃袋を満たしてくれたボリューム満点の洋食屋さんです。商和会がこの会場を利用するのは初めてで、忘れてはならない庶民の味を大事にしようという狙いもあったようです。今日は奥様方も出席され、夜遅くまで楽しいおしゃべりが続きました。
7月17日(木)曇り
●0700〜第81回早朝駅頭演説会/屏風浦駅
スタッフによる広報活動が行われ、「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚235/今月累計2490枚(古正25/705、原67/540、斎藤100/739、関口-/3、森43/503)でした。
●0900〜地元事務所打合せ会/野毛事務所
河野洋平衆議院議長訪欧随行の報告書作りに取り組むもなかなか完成しません。その他事務処理も山積しており、デスクワークになってしまいました。夕方は東京で厚生労働省からの説明があるとのことで午後3時頃地元を離れました。
●1700〜厚生労働省予算要望説明/1-209
来年度(平成21年度)の予算編成の準備が進んでいます。来週早々に自民党の厚生労働部会で審議されますので、その事前説明がなされました。特に社会保障費は2,200億円のシーリングは例年通りかけられることになりますので、その影響が社会的弱者といわれる方々に出てこないように慎重に進めていかなければなりません。
●1720〜厚生労働省白書説明/1-209
白書の作成も進んでいます。今回は社会保障の歴史や今後の対応のあり方について、丁寧に説明する部分が充実されますので、医療・年金・介護・福祉について国民の皆様にも理解を深めていただける白書になるのではないかと期待しています。
●1740〜厚生労働省経済課説明/1-209
ジェネリック医薬品の使用について促進する政策が採られていますが、そればかりか薬価制度の抜本的な改革も内外から求められており、その問題への取り組みについて、役所の考え方を聞きました。
●1830〜為公会夏季懇談会/都内
為公会としては初めての夏季懇談会が開催されました。閉会中にかかわらず麻生太郎会長はじめ12名の議員が参加されました。上の集合写真は開会時間に間に合ったメンバーによるものです。麻生太郎会長はサミットについて大変高い評価をしており、あれだけのメンバーを集結させたこと自体に大きな意義があるとしています。また、地方へ出向いての講演活動も200回に及ぶ活動を継続しており、気力体力ともいささかの衰えも見せません。どんなことに対しても、いつもポジティブに前向きに取り組む姿勢に、メンバーは魅力を感じています。
7月16日(水)曇り
●0700〜第80回早朝駅頭演説会/洋光台駅
スタッフによる広報活動が行われ、「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚272/今月累計2255枚(古正80/680、原72/473、斎藤82/639、関口-/3、森38/460)でした。
●0900〜事務処理/野毛事務所
地元の皆さんから頂いてる陳情等の処理や視察資料の整理に追われました。また自民党横浜市連、神奈川県 議会自民党では来年平成21年度の予算要望等について各種団体の皆さんからヒアリングを行っています。
●1500〜純政会所属県市会議員訪問/地元
久しぶりに地元神奈川1区の自民党県市会議員の事務所をすべて訪問し、河野洋平衆議院議長訪欧随行報告や地元の様子を伺いました。また、各区を走り回ってみると新たな発見や疑問が生じてきます。そして地元の皆さんとのおしゃべりからたくさんのことを教えていただきました。もっともっと地元と国政を身近なものにしていきたい。
7月15日(火)晴れ曇り
●0700〜第79回早朝駅頭演説会/京急杉田駅
スタッフによる広報活動が行われ、「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚247/今月累計1983枚(古正82/600、原16/401、斎藤56/557、関口-/3、森93/422)でした。
●0930〜世界基金支援日本委員会議員タスクホース・東南アジア視察事前勉強会/衆1-1F議員会議室
世界基金支援日本委員会は世界に広がるエイズ、結核、マラリアの感染症を撲滅するための支援を行う組織です。世界各地にある委員会と連携して国際的な運動を展開しています。今回、カンボジア、ベトナムを訪問し、これらの感染症対策の取り組み状況について視察することになりました。期間は7月22日(火)〜26日(土)の5日間です。今日は視察内容について打合せが行われました。
●1000〜役員連絡会/党本部総裁応接室
伊吹幹事長から昨日の役員会で発言された福田総裁の伝言が伝えられました。その内容は、@この度のサミットにはご協力いただいたことに対する感謝、A原油価格高騰対策について、温かい姿勢で取り組んで欲しい、との挨拶がなされたそうです。また伊吹幹事長からは@最新のマスコミ世論調査結果について、A原油価格高騰対策など難しい問題に早急に取り組み、乗り越えて欲しい、と挨拶がなされました。河村広報本部長は原油価格高騰対策五本柱をテーマにした自由民主が完成したことが報告されました。
●1020(1030)〜副幹事長会議/党本部幹事長応接室
副幹事長会議に移って、細田幹事長代理からは原油価格高騰対策についてはそれだけに留まらない可能性があり、様々な角度から早急に手を打つよう指示がありました。早速、副幹事長会議が終了すると、原油価格高騰の状況説明を受けることにっています。
●1030(1050)〜原油価格高騰に関する勉強会/党本部幹事長応接室
経済産業省・資源エネルギー庁から原油価格高騰の原因、また可能な対策について現時点での考え方について説明を受けました。基本的には需要と供給に問題があるようです。中国やアジア各国の需要が増大していること。供給側の問題は増産について設備投資を十分にしてこなかったこと。比較的に小さな原油市場に投機筋の資金が大量になだれ込んできていること、などなどがポイントのようです。G8サミット会議でも各国が協調して対応する方向で取り組んでいくことになりましたが、我が国にできることについては早急に対応していくことが確認されました。
●1050(1030)〜せんたく議連「地域主権分科会総会」/衆2-1F第2会議室
政府の地方分権改革推進委員会の第一次勧告はせんたく議連「地域主権分科会」におけるこれまでの議論と軌を一にするものであり、議連として今回の勧告を強く支持すると共に、委員会のこれまでの議論を整理して「せんたく議連連合緊急アピール」をまとめることになりました。超党派の各議員から意見が述べられたのち、全会一致で緊急アピールは採択されました。
●1200〜健康保険組合連合会懇談会/全日空ホテル
現時点での健康保険組合連合会がまとめた財政状況について説明がなされ、今後の安定した医療保険財政の確保について意見交換がなされました。まだ具体的な数字が煮詰まっていませんので、今後の推移を注意深くチェックしながら、あるべき姿を求めて行かなければなりません。
●1400〜伊藤洋一氏・菅義偉自民党神奈川県連会長懇談/党本部
神奈川県歯科医師政治連盟の役員等を歴任した伊藤洋一先生は、現在横浜市保土ヶ谷区の歯科医師会長を務めておられます。地域地元の会員らから現在の政治状況についてたくさんの意見が出されているようで、その問題の対応について菅県連会長の基本的な考えを聞くためにわざわざ党本部までお運びいただきました。質疑応答、意見交換が熱心に行われました。
●1500〜日本薬剤師連盟会長・幹事長が来訪/1-209
久しぶりに児玉会長、小田幹事長にお会いしました。薬剤師問題議員懇談会の今後の進め方について相談がありました。また、9月に行われる全国若手薬剤師の研修会で、薬剤師職能から離れた外交や経済など幅広い知識を得るため麻生太郎先生の講演をお願いしたいとのことでした。その場で麻生事務所に確認し、当日の講演を快諾していただきました。どんなお話になるのか楽しみです。
●1700〜平成20年度全国配置家庭薬協会通常代議員会・懇親会/KKRホテル東京
明日定例の総会が開催されるそうで、今日は代議員会が開かれ懇親会の席に配置薬議員連盟会長の長勢甚遠先生とともに事務局長である私もお招きいただきました。皆さんの話題は、いよいよ来年から変更になる医薬品販売制度による「各都道府県の登録販売者試験」についてでした。医薬品の関係でも規制改革にともない大きな変化が訪れましたが、国民・患者さんの安心・安全を確保するためには、その試験にも全力で取り組んでいただきたいと思います。
●1830〜為公会夕食懇談会/都内
いつも明るく、前向きに!
今日は為公会で予定していた会合が急遽中止されたため、別会場で麻生太郎会長を囲む会が開催されました。久しぶりに顔を合わせたせいか話題にはこと欠きません。焼肉を突きながら、麻生会長からは皇太子殿下に随行されたブラジル訪問の様子や近況についての話が続きました。周りのメンバーも黙ってはいませんが、話題提供するごとにみんなの注目を集める鴻池先生の魅力的な話法には感動しました。麻生太郎先生は今日も元気イッパイです!
7月14日(月)曇り晴れ
●0700〜第78回早朝駅頭演説会/洋光台駅中止→新杉田駅に変更
今朝は洋光台駅で他の議員とバッティングしてしまったため、新杉田駅に急遽変更しました。スタッフによる広報活動が行われ、「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚195/今月累計1736枚(古正40/518、原82/385、斎藤35/501、関口-/3、森38/329)でした。
●0945〜横浜市幹線道路網建設促進協議会要望行動/国交省
横浜市幹線道路網建設促進協議会の皆さんが勢ぞろいして、恒例の来年度予算に対する要望活動が行われました。国土交通省の大臣、副大臣、政務官に引き続き、谷口博昭技官に直接会い道路整備の必要性について、整備の遅れている横浜市の経済人の立場から早急整備を訴えました。
横浜市の要望する道路整備は@横浜環状北西線の早期事業化、A横浜環状北線の整備促進、B横浜環状北西線関連街路の財源確保、などが注目されているポイントです。また臨海部の道路網の整備に関する要望としては、横浜港のスーパー中枢港湾機能の一層の拡充に向け、国道357号(ベイブリッジ区間)へ接続する臨港道路(本牧出口)の早期供用や本牧ふ頭との連絡強化など、臨海部道路網の一層の充実を図ることが求められています。
●1715〜麻生太郎先生が突然野毛に現る!
ビックリ!驚きました。麻生太郎先生が菅義偉先生の励ます会に出席する前に、私の生まれ育ち、また今も生活している野毛の町に突然立ち寄られたからです。事務所も大騒ぎ。何の準備も出来ていないので、うちの前の開店前の「ろばた焼・浜覚」のカウンターを借りて、冷たい「お茶」をご馳走になりました。お店の女将もビックリしながらも、そこは下町の乗りで気持ちよく対応していただきました。
●1800〜すが義偉君を励ます会/横浜ロイヤルパークホテル
横浜 市会議員の同期でもある菅義偉衆議院議員の「すが義偉君を励ます会」が入りきれないほどの支援者、お客様を集め盛大に開催されました。私も一言激励の挨拶、そしてメインゲストの麻生太郎先生から、菅先生の日頃の活躍についてご披露されました。
●1930〜麻生太郎先生を囲む懇談会/横浜市内
「すが義偉君を励ます会」で閉会まで支援者に感謝の挨拶をされていた菅先生、麻生太郎先生が会場に到着され、自民党神奈川県連の幹部らと共に懇談会がスタートしました。特に一人ひとりからのご挨拶はありませんが、すでによく承知している皆さんばかりですので、和やかな懇談会になりました。最後に、麻生太郎先生から自民党神奈川県連が一丸となって進むことが菅選対副委員長の厳しい仕事の支援になることが訴えら れ、協力が求められました。
7月13日(日)晴れ 日本(成田)着
【海外】終了
【公務】河野洋平衆議院議長のフランス共和国及びイタリア共和国訪問 に随行
2008(平成20)年7月6日(日)〜12日(土)
広島開催のG8下院議長会議の基調講演依頼・出席要請 |
●1430〜成田空港到着
予定通り、午後2時30分に成田に無事到着しました。荷物を受け取るなど手続きを終了し、空港を出たのは午後3時過ぎ。夕方、会合の予定があるため慌しく横浜に向かいました。
【国内】
●1630〜神奈川県薬剤師会代議員会/神奈川県薬事保健センター
やはりジェネリックの問題点、医薬品販売制度の改正について、後期高齢者医療制度についてたくさんの質問が出たようです。私からも現在の取り組み状況について報告しました。
●1900〜まつたけ会例会/野毛事務所
出張報告と国会の状況について報告しました。
7月12日(土)晴れ イタリア(ローマ)→フランス(パリ)→日本へ
【海外】終日移動日
【公務】河野洋平衆議院議長のフランス共和国及びイタリア共和国訪問 に随行
2008(平成20)年7月6日(日)〜12日(土)
広島開催のG8下院議長会議の基調講演依頼・出席要請 |
●0830〜朝食ミーティング/ホテル
最後の朝食ミーティングです。今日の行動予定について確認がなされました。朝食後、書類の整理や荷造りで大騒ぎになりました。
●1200〜チェックアウト/ホテル
チェックアウトし、荷物を依頼してから昼食をとることになりましたが、時間はありません。なんと最後の食事はマクドナルドのハンバーガーになりました。しかし、これがなんとも懐かしい味がするのには驚いてしまいました。この味は世界共通なんですかね。
●1535〜ローマ発AZ330便でパリへ
まずはローマからパリへアリタリア航空で向かいます。チェックインして税関検査に行きましたが、その職員たちの態度の悪さに驚いてしまいました。日本のサービス精神というのは世界一ですね。
●1725〜パリ発NH206便にて成田へ
乗り換えもスムーズに終了し、ANA206便で一路成田へ向かいました。成田に着陸したのは日本時間で14:30の予定。約11時間の空の旅です。機内食は和食をお願いして、食事のあとはひたすら眠り続けていました。
7月11日(金)晴れ イタリア
【国内】
※0700(日本)〜第77回早朝駅頭演説会/富岡駅
「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚314/今月累計1541枚(古正70/478、原87/303、斎藤110/466、関口-/3、森47/291)でした。
【海外】
【公務】河野洋平衆議院議長のフランス共和国及びイタリア共和国訪問 に随行
2008(平成20)年7月6日(日)〜12日(土)
広島開催のG8下院議長会議の基調講演依頼・出席要請 |
●0700〜ホテル出発
最終日となりました。観光地としても有名なナポリまで足を伸ばし、カプリ島を視察することになりました。朝7時にホテルをバスにて出発。
●1000〜ナポリ視察
3時間かけてナポリのモーロベペレッロ港に到着。水中翼船に乗り換えて約45分でカプリ島マリーナグランデ港に到着しました。そこからは狭い狭い島の道路を走れるようにミニバスで移動開始。話には聞いていた「青の洞窟」に挑戦し、幸運にも波低く見事に始めての経験で小さな洞窟の入り口から入り込むことに成功しました。洞窟の中に入るとビックリ!水が青く光っているではありませんか。そして何隻もの小舟の船頭さんの歌声が洞窟中に響きます。青の洞窟から程近いレストランで昼食をとった後、ソラーロ山にローウェイで登り、絶景を堪能しました。ヴィラ・サン・ミケーレを視察し帰路につきました。
7月10日(木)晴れ イタリア
【国内】
※0700(日本)〜第76回早朝駅頭演説会/能見台駅・並木中央駅・並木北駅
日本ではスタッフによる広報活動が行われました。 「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚437/今月累計1227枚(古正・並木中央駅160/408、原86/216、斎藤・並木北駅118/356、関口-/3、森73/244)でした。
【海外】
【公務】河野洋平衆議院議長のフランス共和国及びイタリア共和国訪問 に随行
2008(平成20)年7月6日(日)〜12日(土)
広島開催のG8下院議長会議の基調講演依頼・出席要請 |
●0830〜朝食ミーティング/ホテル
今日の動きについて打合せが行われました。12:45からの内輪の昼食を挟みイタリアではフィーニ下院議長に次いで重要なディーニ上院外交委員長との会談に備えることになりました。
●1245〜内輪の昼食/Da Vincenzo
各種スパゲッティやカツレツを注文しシェアしていろいろな味を楽しみました。話題はこれからの会談に向けた準備でした。
●1530〜ディーニ上院外交委員長との懇談/上院
ディーニ上院外交委員長との懇談が始まりました。まずはじめにディーニさんから「お互いに外相経験者。再びお目にかかれて光栄です。この懇談を楽しみにしていました」、河野議長は「お時間をいただき感謝しています。両国双方に特別な不満や解決しなければならないことは多くありません。やや日本人がイタリーへお邪魔する機会の方が多いぐらいです」、するとディーニさんは「イタリーは日本よりちょっと貧しいので旅行の回数が少ないのです」と、ニコニコしながらやり合っていました。
懇談の様子(抜粋・要旨)
▼河野議長
今年9月に広島でG8下院議長会議が開かれる。アメリカを含む会合が広島で開かれるのは初めてのことだ。G8サミットは環境がメインテーマだったが、広島では「平和と核軍縮」をテーマにしたい。G8のうち4ヶ国は核を持ち、4ヶ国が核を持たない。イタリアにもNPTを指示していただいている。これをもっと前進させたい。
▼ディーニ委員長
アメリカを含めたG8下院議長会議を広島で開催することは素晴らしいイニシャチブだ。日本では衆議院が主導権を持っている。そういえば来週日本の参議院がローマに来る予定だ。参議院はフランス、ベルギーのように衆議院を保証する役目を持つものだと思う。一方イタリアでは完全平等、上下院とも同じ政治的責任を持たされている。貴国のように下院に優位性が合っても、下院議長が国の政府を代表するのではなく議会はチェック機能を果たすべき立場だ。広島でフィーニさんがイタリアの議会としての考えを示して欲しい。そして、今回の「平和・核軍縮」のテーマは良い。このところあまり話題にならないからだ。米露の段階的軍縮プログラムのスピードが遅くなってきている。広島で世界全体の核弾頭の数を減らす決議をして欲しい。
長時間の懇談になりました。意見交換・懇談は各参加議員からも質問が飛び出す活発な議論となり、国際問題となっているさまざまな課題が取り上げられました。
●1945〜河野洋平議長主催夕食懇談会/Vecchia Roma
公式なスケジュールを無事に終了してホテルに戻ると、いつもの案内係りのお嬢さんが笑顔でお迎えです。ホテルで着替えを済ませ、河野議長主催の夕食懇談会の会場となったVecchia Romaに向かいました。この頃になると、どこの店に行ってもイタリア料理が同じように見えてしまうのは私ばかりではないのではないでしょうか。しかし、さすがに議長の選んだレストランは違います。リゾットやお肉料理に皆さん舌鼓を打っていました。
7月9日(水)晴れ イタリア
【国内】
※0700(日本)〜第75回早朝駅頭演説会/金沢文庫駅
日本ではスタッフによる広報活動が行われました。「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚262/今月累計790枚(古正100/248、原26/130、斎藤60/238、関口-/3、森76/171)でした。
【海外視察】
【公務】河野洋平衆議院議長のフランス共和国及びイタリア共和国訪問 に随行
2008(平成20)年7月6日(日)〜12日(土)
広島開催のG8下院議長会議の基調講演依頼・出席要請 |
●0830〜朝食ミーティング/ホテル
午前中のわずかな時間ですが、イタリアの街の様子を覗こうということからカピトリーニ美術館の視察を行うことになりました。
●1000〜カピトリーニ美術館視察
ホテルから程近いカンピドリオの丘にあるカピトリーニ美術館は観光客でいっぱいでした。このカピトリーニ美術館はカピトリーノ美術館とコンセルヴァトーリ宮殿を併せた総称だそうです。広く長い階段を登りきると、ミケランジェロによって設計された美しいカンピドリオ広場に出ます。その中心にはマルクス・アウレリウス像が立っており、敷石の幾何学模様が広場をさらに広く見せています。古代のギリシャ、ヘレニズム、ローマ時代の彫刻が並ぶ内部を鑑賞した後、裏手に回ると、その高台から見下ろす眼下にはフォロ・ロマーノ全体が広がっています。慌しい視察でしたが、早々に切り上げ一旦ホテルに戻り、ネクタイ背広着用の服装に着替え、イタリアでのメインイベントに向かいます。
●1300〜フィーニ下院議長との会談/下院
イタリア下院議事堂にてフィーニ下院議長との会談に臨みました。
会談の様子(抜粋・要旨)
▼フィーニ下院議長
河野議長がイタリアを好んでいることを承知している。広島での会議のために訪問していただき、G8の一連の流れにあって下院アピールの意味は大きい。日本に近頃行っていないので9月の広島は楽しみだ。また、「二院制」についてイタリアを代表し話せることにも喜びがある。河野議長及びご一行の皆様を歓迎する。
▼河野議長
お時間をとっていただきお礼申し上げる。イタリア訪問は議長閣下に広島への出席をお願いするとともに、会議を進めるにあたってのご注意をいただくため。日程については事務的に既にお伝えしてあるとおり、9月1日は東京で宮中でのお茶会の準備を進めている。食事は翌日広島で美味しいものを準備する。東京広島間は政府専用機で一緒に移動していただく予定です。第1セッションで「軍縮・平和」について議論するので、最もふさわしい場所として広島を選んだ。国際問題としては環境、エネルギー、食糧、金融などがあげられるが、もう一つの大切問題は平和だ。「軍縮」といって広島を開催地に選べば、当然その意味は「各軍縮」である。国際社会でNPT体制が少し緩んできているが、きちんと守っていくことが大切。大事なポイントは「核を持っているところは軍縮」「核を持っていないところは核不拡散」で、それが目標だ。最近「核不拡散」の声は聞こえるが「核軍縮」という言葉が聞こえない。非核保有国は保有国に訴えなければならない。最近、サルコジ演説で各政策の縮減、透明化を訴えたことは歓迎すべきこと。このようなことを第1セッションで議論されたい。NPTで真摯に取り組んできているイタリアの考えを示して欲しい。また、フィーニ下院議長には第2セッションで「二院制」について基調講演をお願いすることになっている。
▼フィーニ下院議長
私も25年間の議員活動である時は与党、ある時は野党にいた経験がある。今年選挙があり上院では多数を取っているので貴国とは違う。ねじれ国会はマスコミも興味があることでしょう。また、「核軍縮、不拡散」は重要なこと。日本の皆さんだけでなく人類のシンボル的テーマだ。その飛檄をフィルムで見れば繰り返してはいけないことと思う。象徴的な場で「平和」を語ることには大きな意義がある。「不拡散」の声が多く、「核軍縮」の声が無いことには同感だ。両国とも核を持たない立場にあり、真剣に誠意を持って取り組むべきだ。民主的でない軍国が核を持つことは国際的脅威になることを知っている。そのような国に厳格なコントロールをするべきだ。気を抜いて注意しなかったことで放置すれば取り返しのつかないことになる。正当・公平な態度でその国々の真実を見ていかなけばならない。
●1530〜カジーニ元下院議長との懇談
前回の河野議長イタリア訪問時には下院議長であったカジーニ元下院議長と懇談しました。相変わらず豪快なカジーニさんでした。カジーニさんからは、「二院制については、日本・イタリアはよく似ているが、アジアでも他国はあまりにも制度が違うことを知っている。G8サミットも成果を収めたと聞いている。すべての国が外交に関心を持っているわけではないことを承知すべきだ。イタリア政界の中で私の立つ位置は野党側で大変難しい立場だ。政治的に安定する状況を作り出すのが私の役目。与野党の政策合意を求めるための協議を持つことだ。昨今の課題についても、石油価格問題、食糧問題、ミドルクラスが貧困に入ってしまう問題、エネルギー問題などすべてが将来を見抜けるような状況には無い。しかしこれらに結果を出さなければならないことについてIPU会長として頑張りたい」とのお話を伺いました。
●1930〜イタリア情勢について中村大使よりブリーフィング/大使公邸
中村大使公邸にお招きいただき、夕食(和食)と共にイタリア情勢についてブリーフィングを受けました。せみの声を聞きながらのティータイムもお洒落でしたよ。
7月8日(火)曇り雨 フランス→イタリア
【海外視察】
【公務】河野洋平衆議院議長のフランス共和国及びイタリア共和国訪問 に随行
2008(平成20)年7月6日(日)〜12日(土)
広島開催のG8下院議長会議の基調講演依頼・出席要請 |
●0800〜朝食ミーティング
ホテルの朝食で今日の動きについて確認がなされました。荷物はただちにまとめチェックアウトし、視察に向かうことになりました。
●1000〜アラブ世界研究所視察
ドミニク・ボーディス所長の案内でアラブ世界研究所を視察しました。フランスの力によって作られ、アラブ諸国との連携を持って運営されています。年間100万人の見学者がある研究所で、財政資金は潤沢ではないがうまく運営しているとのことでした。50%が国からの支援、10%がアラブからの支援、そして残りの40%を企業の支援などによって賄っているそうです。驚いたことには、研究者といわれる人は誰一人いないそうで、極めて重要な文献などを持つ図書館の運営、アラビア語授業、見学者対応、イベント・劇の開催など文化的活動が主たる事業です。日本の政治家はアラブというと石油のことしか話さないが、双方の文化交流・文明間対話について日本はもっとアラブと共通の認識と理解をもたなければならないとボーディス所長は訴えました。
●1200〜「モネの家」視察/ジベルニー
ジベルニーはパリの北西約88kmのセーヌ河畔の小さな村でモネの家があることで有名です。ガイドブックによると、「モネの家」はモネが1883年〜1926年に亡くなるまで暮らした家で、季節の花が咲き乱れる庭と、外観をピンクとグリーンに塗り分けたアトリエが美しく調和しているとのこと。内部にはモネが収集した日本の浮世絵版画が所狭しと飾られ、代表作「睡蓮」のモデルになった庭園は多くの観光客でに賑わっています。オランジュリー美術館で壮大な「睡蓮」を観て来たところですから、そのモデルになった池は是非見てみたいと思っていました。目の前に広がる庭と花と池に圧倒されました。また「モネの家」に飾られている浮世絵版画から日本の文化に対する関心の高さを見ることが出来ました。日本人自身がもっと自国の文化に誇りを持たなければ・・・。
●1635〜シャルルドゴール空港発AF2104便にてローマへ
●1820〜ローマ空港へ到着
約二時間後ローマに到着すると、パトカー1台、白バイ2台の先導により無事にパリの宿舎であるエクセドーラに19:10に到着しました。 早速夕食ミーティングのため街のレストラン「Grappolo d’Oro」でシチリア料理、スパゲティを頬張りながらの打合せになりました。2006年1月に河野洋平議長随行でイタリアに訪問してから、議運理事として二回目、そして今回で三回目の訪問になりました。その間、中村大使は勿論ですが、当時からお世話になっている大使館の皆さん方とも再会です。
7月7日(月)曇り雨 フランス
【海外視察】
【公務】河野洋平衆議院議長のフランス共和国及びイタリア共和国訪問 に随行
2008(平成20)年7月6日(日)〜12日(土)
広島開催のG8下院議長会議の基調講演依頼・出席要請 |
●0400〜眠れない
時差のせいか何度も目が覚める。自分としては珍しい現象だ。カメラのバッテリーや携帯電話の充電が気になる。
●0830〜朝食ミーティング/ホテル一階レストラン
一番乗りは小沢鋭仁先生、二番が私。河野議長の到着を待ってまずは朝食。話題はサミットの様子で、気になる。また今日が一連の日程中極めて重要な日になります。詳細な打ち合わせが行われました。また午前中二時間の空きはフランス文化に触れることになりました。
●1000〜小型バスで移動開始
朝食後、準備を整えて10時にホテルを出発。天気は陽が出たり雨が降ったりで、時折強く吹く風に街路樹の葉っぱが踊っています。バスの中で河野議長の思い出話は「私が14,15歳頃、親父に連れられてソ連訪問をした。街の様子を見て親父は『この国は強大な国になる。怖いぞ』と語ったことが印象的だった。それは他の国に比べ乳母車が大きく頑丈で、いかにも子供達をしっかり守るという意志の現れが明確に示されていることだった。それはその子らに対する教育の覚悟にも通じるということだろう。」その親父の一言で、外交は美辞麗句を並べ立てることでなく、色々な国を見て我が国が学ぶべき点をしっかり掴み取ること、そして我が国の進むべき道を示していくことが政治家の仕事と河野議長は悟られたのでしょう。文化芸術も同様だと私たちに伝えたかっただと思います。
●1015〜葛飾北斎展/ギメ美術館
実業家エミール・ギメがアジア各国から持ち帰った東洋美術のコレクションを収蔵しているとのことです。美術館に到着すると、月曜日にかかわらず、外の歩道に長蛇の列が出来ています。北斎の人気が本物であることを知らされました。館長と学術員の丁寧な説明を聞き、数えきれない北斎の絵を堪能しました。浮世絵や九十歳で亡くなる直前の最後の作品にも驚かされました。
●1130〜モネの睡蓮/オランジュリー美術館
時間があれば先にモネの家の庭を見て、それからこの「睡蓮」を観ると100倍感動するのだが、と河野議長が教えてくださいましたが残念ながら時間がありません。早速モネの最後の大作「睡蓮」を拝見しました。二ヶ所の広い楕円形の展示室は、天井に張られた真っ白な幕の上から天然光がソフトに差し込み、特別な空間を造り出しています。四方を睡蓮に取り囲まれ、真ん中にチョコンとソファーが設置されています。今日のように混雑していない時に、真ん中に一人ポツンと睡蓮に囲まれたなら、どんなに贅沢なことかと思いました。
●1200〜会合準備/ホテル
午後から慌ただしくなります。着替えと準備のため一旦ホテルに戻りました。
●1300〜OECD代表部服部大使からブリーフィング/大使公邸
到着すると服部大使ご夫妻のお出迎えを受け、さらに先に到着されていたRachadFARAH元ジブチ大使ご夫妻、石井リーサ明理さんとも合流しました。緑豊かな広いお庭でしばしおしゃべりを楽しみ、昼食へ。話題は芸術関係からはじまり、OECDの抱える問題について議論されました。この組織については皆さんもご承知の通り、第二次世界大戦からヨーロッパ復興を目指したマーシャルプランからスタートしました。現在30ヶ国が参加していますが近々ロシアなど5ヶ国が新たに加盟する予定だそうです。日本は世界に追い付きたいと1960年頃夢中になって加盟運動を展開しました。今ではこの組織の分担金は、アメリカの25%に次いで、日本は15%。ドイツの8%に比べてもいかに貢献しているかは分かります。このOECDは、これまで農業、鉄鋼、造船などの国際ルールづくりに貢献してきました。しかし、昨今は食糧問題や人権問題などに別の組織がそれぞれに立ち上がってきており、OECDが何を担うべきなのかが、大きな課題になってきているそうです。曲がり角に立って、今後のOECDの在り方が問われそうです。
●1530〜松浦ユネスコ事務局長との会談/ユネスコ本部
ユネスコ本部は改修中で内部は工事現場のような状況でしたが、それぞれの機能は動いています。松浦ユネスコ事務局長にお招きいただき、事務局長室で現在の取り組み状況などについてお話を聞きました。 ユネスコの活動については理念は理解されつつも具体的な活動になると米国などのように協力を得られないケースもままあるようで、反ダンピング法について批准しないと米国へのオリンピック誘致に反対すると訴えると、あわてて米上院は取り組むといったような有様だそうです。これからは、経済水域の水中文化財の保護などが問題になってくると思われ、中国との関わりが懸念されるなら日本も早く対応しておくべきだとの助言も頂きました。そして「富士山の世界遺産登録」については、ゴミ対策だけでなく、周辺の開発が進みすぎたこと、自衛隊を別のところに移転できるかなど全体的な景観保全が重要な鍵とのことでした。さらに、教育問題にも触れられ、世界中で頭を痛めているのがこの問題だそうで、松浦事務局長は自論として、明治維新では33%もの教育予算をかけていたことを考えれば現在でも20%以上の予算を計上すべきではないかとのご意見でした。
●1630〜シラク前大統領との会談/シラク財団
会談の様子(抜粋・要旨)
▼シラク前大統領
今の日本の政治情勢は?
▼河野洋平議長
福田総理は上手くやっている。小泉・安倍両総理が急進的に仕事をやったあとなので、その始末に追われている。また、ねじれ現象の156日間の国会運営は難しかった。その間の出来事は反省すべきことが多かったのでつぎは改善しなければならない。しかし、次の国会が終わった頃には解散になるのでパフォーマンスが活発になるのが心配だ。両方とも百点を求めるが、ねじれ国会では無理。双方それぞれ六十点位を考えれば良いのだろう。
▼シラク前大統領
日本は良く手を打っている。G8の開催をお祝い申し上げる。積極的なサミットだと聞いている。日本にとっての成功だ。
約60ヶ国が加盟している「フランス語圏機構」という国際機関がある。私は日本が大好きだ。その日本がもっとこの機関に接近すべきだ。事務総長の前セネガル大統領には、今日河野と会うことを伝えてある。この組織は日本のためになる。国連においてもこの50〜60ヶ国は一致して動いている。国連の選挙にも役に立つので真剣に考慮して欲しい。
2008年北京、2012年ロンドン、2016年?、東京が立候補を決意した。フランス語圏機構の主要国は日本を支持するだろう。シカゴ、リオデジャネイロ、マドリッド、東京が手を挙げているが、スペインがそれにこだわっていないことを知っている。最終的にスペインは日本を支持するだろう。日本は今までフランス語圏機構を無視していた。前セネガル大統領を日本へ招待したら良いのではないか。
▼河野洋平議長
アラブ研究所を作った理由はなんですか?
私は2001年にカタールで「イスラム文明間対話」をテーマに会議を開いた。それは今も続いており、今年七回目の会議を開いた。今後も大きな会に育てていきたい。
▼シラク前大統領
私も賛成だ。アラブ・イスラムは米国とだけ優先的な関係をつくることは困難。極東とも関係をつくるべきだ。
▼河野洋平議長
今回の第七回会議はサウジ国王の参加により大きな会議になった。
▼シラク前大統領
非常に納得できることだ。本来サウジ国王はめったに他国に移動しないからだ。
▼河野洋平議長
宗教間対話をサウジ国王は望んでいるが、文明間対話の一つが宗教カテゴリーだ。ぜひアラブ研究所の話を聞かせて欲しい。
▼シラク前大統領
フランスはアラブと常に良い関係を続けている。私がアラブ研究所をつくったのは、政治・文化のレベルにおける相互交換を確たるものにするためだ。職業意識の高い研究所だ。任務はアラブ社会とフランスの関係をつくるために定期会議を開いている。財政的にも安定してきている。フランスばかりか他の多くの国がカバーしてくれるようになってきた。今でこ六百人が参加する大きな展開を見せており、しかも定期的に行われている。
日本とフランス語圏機構は最重要だ。50〜60ヶ国が動く。日本にとって有効なものになる。しかも彼らは日本の文化・歴史に関心高く、有利な土壌が整っている。
●1930〜アコワイエ下院議長との会談/下院
共産党の穀田恵二議員も合流し、フルメンバーで今回のメインイベントともいえるアコワイエ下院議長との会談に臨みました。フランス共和国下院議事堂に到着すると衛兵の居並ぶ中、アコワイエ下院議長のお出迎えを頂きました。早速会談の席へ案内され、両議長による会談が始まりました。
会談の様子(抜粋・要旨)
▼アコワイエ下院議長
河野議長がフランスの最高の勲章といわれる「レジオンド・ド・ヌール」を受章されたことを心からお喜び申し上げる。
▼河野衆院議長
この章を付けている間は日本のためだけでなくフランスのためにも働かなくてはならない(笑)。
また9月に広島で開催されるG8下院議長会議に早速出席のご返事をいただき誠にありがとうございました。アコワイエ議長には冒頭に基調講演を頂きたいと考えており、今日はそのお願いに参りました。我々人類はエネルギー、食糧、経済など様々な分野で問題を抱えています。長期的な問題解決を考えれば、G8で環境問題を取り上げたなら、我々下院議長会議では平和・軍縮をメインテーマにしたいと考えました。そのため会場は60年前に世界で唯一の被爆国となった我が国の広島を選びました。二度とこのような悲劇が起こらないよう、広島・長崎の被爆を地球上の最後にしたいのです。
▼アコワイエ下院議長
フランスの軍縮は誠実なもの、具体的なものにします。軍縮を進め、最小限の保有とし、抑制のためだけのものとします。現在の国際社会の緊張した状況を改善するには我々が模範を示していかなければなりません。世界の地政学的な変化は大きく、原理主義者たちは過去と変わってきました。世界のそれぞれの権利を守ることが平和を守ることに繋がっていくことと確信しています。
▼河野衆院議長
日本の国会は衆参でねじれ現象を起こしています。政策課題の解決を与野党に求めているが大変難しい国会運営を強いられています。二院制についてもお伺いしたいと考えています。
▼アコワイエ下院議長
フランスでも保革共存は何度もありました。なんとかうまく付き合うしかありません。それにより上下院の決着はだんだんよくなりました.制度と政治のずれは国民にとっては損になります。独裁は効率のよい政治手法だが、それよりも人権を尊ぶ議会制・二院制度の方が重要なやり方で、これこそ民主主義といってよいのではないか。
▼河野衆院議長
効率性だけを求めてはならないことはよく理解できるが、長い時間をかけることが国民のプラスになるかならないか、いつも迷っています。
会談が終了すると、別の部屋へ案内され、歓迎夕食会となりました。その中でも会談のなかで語りきれなかったことなどについて話し合いが続けられました。
7月6日(日)晴れ 日本→フランス
【海外】
2008(平成20)年7月6日(日)〜12日(土) |
【公務】河野洋平衆議院議長のフランス共和国及びイタリア共和国訪問 に随行
広島開催のG8下院議長会議の基調講演依頼・出席要請 |
目的は日本で9月に広島で開かれるG8下院議長会議の基調講演の依頼や出席要請です。そのために、フランスではシラク前大統領との懇談、アコワイエ国民議会議長との懇談、イタリアではフィーニ 下院議長との懇談、カジーニ前下院議長との懇談、ディーニ上院外務委員長との懇談等々たくさんの会議がセットされています。随行するのは自民・公明・民主・共産から一名ずつの代表議員と事務局・SPなど10名になります。 |
●1125(日本時間)・0425(現地時間)〜成田発HN205便でパリへ
成田空港に河野洋平衆議院議長はじめ今回の随行団が集結しました。結団式には河野、斉藤、松本の三議員と事務局が集合。他の議員は現地で合流します。いよいよ出発です。 成田空港発NH205便にてバリ・シャルルドゴール空港へ向かいました。機内では一時間ほどして昼食。エビ、グリーンサラダ、ステーキ、シャンパン、ワインと豪華な昼食でした。十時間ほどフリータイムでは、ジム・スタージェス、ケイト・ボスワーズ出演の「ラスベガスをぶっつぶせ」ドラマを123分。デニス・クエイド出演の「バンテージ・ポイント」が8つの異なる視点から見た大統領暗殺事件ドラマなどなどを観ながらじっと座席で耐えます。
●1621(以下現地時間)〜シャルルドゴール空港に無事到着
シャルルドゴール空港のそばに近づくと眼下には一面の畑。緑、黄色、茶色のコントラストが美しい。農業国を強く印象づけます。 少し肌寒い曇りの天候のパリに到着。約11時間半の空の旅でした。移動を開始しました。 飯村大使らの出迎えで、早速宿舎のホテルにチェックインのためインターコンチネンタル・パリ・ル・グランへ向かいました。
●1930〜現地情勢について駐フランス日本大使からブリーフィング/大使公邸
小沢鋭仁先生と合流し、19:20にホテル出発。チャーターしたバスで飯村大使公邸へ向かいました。途中街の中で目についたのは来週から始まるパリ祭の準備です。公邸に到着すると庭の豊かな緑に目を奪われました。そして19:40から歓迎夕食会と現地情勢ブリーフィングが始まりました。話題は経済と文化。ブルターニュ地方では日本からの投資が一番でキャノンなどのほかヨクモクも出てくるそうです。フランスでは日本企業の評価が大変高いとのこと。また文化においては、フランスは「発展途上国はODAで拓くが、フランスは文化で拓く」との考えが強く、国民は文化政策に投資することを当然と考えているそうです。そのフランスが日本にしかない「人間国宝・無形文化財」を高く評価しているから面白い。話題は次から次へ続きました。その後、22:00にホテルに戻り、ロビーで事務局との打ち合わせを行い、遅くならない時間に解散しました。
7月5日(土)晴れ曇り
●0900〜地元東京合同会議/野毛事務所
今日は終日、明日からの出張準備でてんやわんやでした。河野洋平議長からカメラマンとしても期待されているようで、どれくらいの機材を持ち込むか悩みました。
●1800〜通夜:故松井英雄氏/みなと斎場
横浜市中区の豆口台の松井さんが逝去されました。村上健司県議の後援会の重鎮で、私も大変お世話になってきた方です。訃報に驚きました。石川町にあるみなと斎場でお通夜が営まれ、私も弔問させていただきました。お悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈り申し上げました。
●1930〜町屋睦例会/山喜寿司
中区から金沢区へ移動して、町屋睦会の例会にお邪魔しました。来週から金沢区各地の夏祭りがスタートします。19日には町屋のお祭りですので、他のお祭りのお手伝いをしながら自分の町内の準備も進めていかなければなりません。大変忙しい、また大変暑い夏が始まりました。皆さん頑張ってください。
7月4日(金)雨曇り
●0700〜第75回早朝駅頭演説会/金沢文庫駅・雨天中止
残念ながら今日も雨のため、早朝駅頭演説会は中止になりました。
●1030〜社会保険庁説明/1-209
東京へ向い、私の会館事務所で社会保険庁からの説明を聞きました。日本年金機構の当面の業務運営に関する基本計画(案)についてで、@社会保険庁を廃止して新たに日本年金機構を設立、A内閣官房に設けられた年金業務・組織再生会議の最終整理を最大限尊重し、日本年金機構法附則第3条の規定に基づき、日本年金機構の当面の業務運営に関する基本計画を定める、という基本的な流れに沿ってまとめられたものです。
●1100〜衆議院議長海外視察事前説明/衆議院議長公邸
7月6日(日)〜7月13日(日)まで、河野洋平衆議院議長のフランス共和国及びイタリア共和国訪問に随行することになりました。今日は現地での日程調整の打合せが衆議院議長公邸で開かれ、私も参加しました。目的は日本で9月に広島で開かれるG8下院議長会議の基調講演の依頼や出席要請です。そのために、フランスではシラク前大統領との懇談、アコワイエ国民議会議長との懇談、イタリアではフィーニ会員議長との懇談、カジーニ前下院議長との懇談、ディーニ上院外務委員長との懇談等々たくさんの会議がセットされています。随行するのは自民・公明・民主・共産から一名ずつの代表議員と事務局・SPなど10名になります。事故のないように、しかも大いに成果を得られる訪問になるように議長を支える役目を果たしたいと思います。
●1900〜朝比奈カラオケ会暑気払い/朝比奈町内会館
夕方、金沢区朝比奈のカラオケ会の暑気払いにお邪魔しました。前回の会合で後期高齢者医療制度について様々な意見があったそうで、国吉一夫県議会議員より出席要請があり今日飛んでいきました。個人的な疑問については具体的な調査をしなければ解明できませんので、私からは制度の全体的なお話をしました。まずは十分な説明が行き届かずご心配をかけたことをお詫び申し上げました。そして基本的には世界に冠たる「国民皆保険制度」は我々国民の安心・安全の為に絶対堅持すべきでしょう。また給付(医療サービス)と負担(保険料・窓口負担・税)のあり方は「高福祉・低負担」は無理な話しで、誰かが不足する医療保険財源を負担しなければなりません。時代背景で大きく変わってきますので、社会的弱者には負担がかからないような工夫をしている制度の内容を十分に理解いただき、基本的制度そのものを大事に維持していくことの必要性を訴えました。
7月3日(木)曇り
●0700〜第75回早朝駅頭演説会/金沢文庫駅・雨天中止
朝の早い時間は霧雨のような状態で、残念ながら早朝駅頭演説会は中止となりました。
●1830〜二ちゃん会総会・村上健司県議を囲む会/簑沢台自治会館
横浜市中区簑沢台の皆さんによる「二ちゃん会」の総会・懇親会が自治会館で開催されました。この「二ちゃん会」というのは村上健司県議会議員を支援する「父ちゃんと母ちゃんの会」のことです。鈴木光二さんの司会で開会され、真田俊明会長の挨拶、@前年度事業報告並びに会計報告・監査報告、A今年度事業計画、が審議され承認されました。引き続き来賓としてお招きいただいた私からお祝いの挨拶を述べ、その後村上健司県議会議員から県政報告と現在の政治状況についてお話がなされました。その中で興味を引いたお話は「神奈川県禁煙条例」についてでした。松沢県知事は神奈川県下全域、そして行政が管理する場所を越えて、喫茶店や居酒屋にまで禁煙を求めているそうです。極端な言い方をすれば、自宅の中まで喫煙しているかいないかチェックに入るという意味にもなってしまうのではないかと心配されていました。
7月2日(水)晴れ曇り
●0700〜第74回早朝駅頭演説会/金沢八景駅
今朝は京急の金沢八景駅で、スタッフによる広報活動が行われました。「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚224/今月累計528枚(古正88/148、原34/104、斎藤72/178、関口-/3、森30/95)でした。
●1400〜カトレア会中山太郎会長・国会議員在職40周年のお祝い贈呈/衆1-B2自民党憲法審議会室
自民党国会議員の医療資格者による勉強会を「カトレア会」といいます。私も12年前からこの会に所属していますが、その会長である中山太郎先生が国会議員在職40年を迎えました。今日は記念品の贈呈だけのセレモニーでしたが、長年医療政策に取り組んできた中山太郎先生に敬意を表しました。
●1430〜平成20年度日薬関東・東京ブロック会議/KKRホテル東京
薬事制度について厚生労働省の窓口となるのは日本薬剤師会です。日本薬剤師会が役員だけで政策決定すると上意下達になりがちですので、47都道府県の薬剤師会の意見を受け止めるために、各県の問題点をブロックごとに取りまとめ、それを日本薬剤師会で議論する仕組みをとっています。今日は関東・東京ブロックの会議が行われ、取り組むべき重要案件について協議されました。藤井もとゆき前参議院議員も参加され皆さんの声に耳を傾けました。
●1830〜神奈川県病院薬剤師会平成20年度夏季合同懇親会/ホテルキャメロットジャパン
地元に戻り、恒例の神奈川県病院薬剤師会平成20年度夏季合同懇親会に出席しました。藤井先生も参加されました。懇親会の主催者は医薬品メーカー、卸とともに三者で構成されています。神奈川県病院薬剤師会の森田雅之会長から挨拶と役員の紹介がなされました。次にメーカー、卸を代表し金塚孝雄代表幹事から挨拶がなされました。引き続き来賓の挨拶がなされ、私からも医療制度改革の現状について報告しました。
●1951〜衆議院議員上田勇先生国政報告会・来賓挨拶/旭公会堂
連立政権友党である公明党の上田勇先生の国政報告会が旭公会堂で盛大に開催されました。自民党横浜市連会長として挨拶を依頼され、私も会場に到着しましたが、挨拶ではありませんでした。なんと20分間の講演をするよう指示があったのです。どんなお話をして良いやら十分な準備をしないままステージに立ってしまい、後期高齢者医療制度の必要性についてお話をしましたが、趣旨がきちんと伝わったかどうか心配です。
7月1日(火)晴れ
●0700〜第73回早朝駅頭演説会/六浦駅
今月の駅頭活動がスタートしました。今朝は京急の六浦駅です。ただただ一生懸命の早朝駅頭演説会です。「まちかど政治瓦版」7月号の配布枚数は、本日枚304/今月累計304枚(古正60/60、原70/70、斎藤106/106、関口3/3、森65/65)でした。
●1000〜役員連絡会/党本部総裁応接室
駅頭活動が終了するとただちに永田町に向かいました。自民党本部の幹事長室に到着すると伊吹幹事長はじめ役員や副幹事長の皆さんが既に集合していました。総裁応接室に場所を変えて役員連絡会の開会です。伊吹幹事長からまず福田総裁からの伝言が伝えられました。その内容は、@今日から税制調査会がスタートする経済等状況の変化があるときで準備を入念に行って欲しい、A無駄ゼロに向けた取り組みはその中間報告を出すが、内容は不十分であり、党内でもしっかり議論して欲しい、Bサミットの準備は万端、留守にするがどうぞ宜しく、との要旨でした。井上信治青年局長からは6月29日に青年局の全国一斉街頭活動が行われ、拉致問題、環境対策、民主党の無責任批判を行ったことが報告されました。
●1030〜副幹事長会議/党本部幹事長応接室
役員連絡会終了後、副幹事長会議が開催されました。林筆頭副幹事長の進行で、細田幹事長代理からは衆議院選挙準備について、幹事長室懇親会日程について、漁業等原油高に関連する対策について提案され、協議されました。
●1500〜麻生太郎先生・次から次へ来客/議員会館
今日の麻生太郎先生の活動は、表敬、情報収集、勉強会などの会合が目白押しです。面談の様子を見に行ってきました。10年ほど前に私も面談した、当時駐日米国大使館主席公使であったクリストファー・ラフルアー氏(宮澤喜一元総理の娘婿)が表敬訪問にお越しです。麻生先生が別会場から到着されるまで私がお相手。2004年〜2007年まで駐マレーシア米国大使を務めていましたが、今年3月からJPモルガン証券株式会社の副会長に就任されたことを麻生先生に報告する表敬訪問でした。私とのおしゃべりの中で、米国の社会保障制度のあり方について質問したところ、国民各個人だけでは対応しきれないため、日本のような国民会保険制度を導入する方向で議論が積み重ねられているようでした。麻生太郎先生が到着されると、議論はアジア経済について熱心な情報交換が行われました。
●1600〜税制調査会総会/701
例年は秋、11月頃からスタートする税制調査会が今回は大幅に前倒しされ、税政調査会津島雄二会長のもとで開催されました。津島会長からは、税政はすべての国民の生活に影響するので国民に理解していただけるよう、国民と共に考え歩んでいく辛抱強いプロセスが必要、税政抜本改革の道筋をつけるためにご協力を、と挨拶されました。また谷垣禎一政調会長からも、道路特定財源の一般財源化、基礎年金の税投入を1/3から1/2に引き上げるという大きな課題があり、一方、骨太方針2006にのっとり2011年にプライマリーバランスを黒字化するという目標に向け財政規律をしっかり守らなければならないという二つの問題に答えを出すために、いつもより早い時期から税制調査会をスタートさせていただいた、挨拶されました。これからの議論は大変重要です。しっかり参画していきたいと思います。
●1800〜地元で三件のご葬儀に弔問/地元
御通夜は、故加藤清介氏/ジャクセン金沢文庫プラザ、故松本なみ氏/安立寺、故木村勝司氏/式場山口第2式場、以上の三件でしたが、いずれも後援会活動や地域活動で頑張られた、また私が大変お世話になった皆さんばかりです。お悔やみ申し上げ、心からご冥福を祈りました。
●1930〜中川秀直シンポジウム第2部懇親会/横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
▼第2部懇親会
「官僚国家の崩壊」と題した講演が終了し、第2部の懇親会に大勢の皆さんが移動してきました。お話の中では、後期高齢者医療制度への批判、怒りは官僚により自尊心を傷つけられたことへの国民の怒りであるとし、無神経な国家運営に警鐘を鳴らしたそうです。第2部での懇親会では主催者の岩崎学園理事長の主催者代表挨拶に続き、中川秀直先生からはお礼の挨拶、そしてお招きいただいた奥野信亮先生と私から祝辞を述べました。乾杯後、中川先生は会場を丁寧に回って、参加者の皆さんに一人ひとりお礼を伝えていらっしゃいました。
▼二次会はカラオケ!市内某所
無事に中川秀直シンポジウムは終了し、会場を変えて開かれた役員の懇親会にも中川先生自らも出席され、得意の喉を披露しながら一人ひとりの役員にねぎらいの言葉をかけておられました。