松本純の国会奮戦記2008-02 |
2008(平成20)年2月 |
トップへ 目次へ 前月のページへ 次月のページへ 「まちかど政治瓦版」2月号
2/17横浜港南本牧ふ頭国際海上コンテナーターミナル建設工事着工式/横浜南本牧ふ頭 |
2月29日(金)晴れ 平成20年度予算衆院通過
●0900〜終日禁足
すっきりした青空に国会議事堂が映えます。今国会でもっとも重要な日を迎えました。今日中に衆議院で平成20年度予算案が可決し、参議員に送付できれば、たとえ参議員が審議に応じなくても年度内に成立することが確定します。昨年の8月からコツコツと議論が積み重ねられて作り上げられた予算案は、一部が壊れると全体がガラガラと壊れてしまう硝子細工のようにデリケートなものです。それゆえに財源を明確に示せない提案を受け入れ、短時間で予算を組み直すことは難しいことです。私は国民生活、地方自治体の予算審議に大きな影響を及ぼす重要な予算案が、今日中に衆議院で可決するよう自分に与えられた役目をしっかり果たしていきたいと思います。当然今日は終日「禁足」(※禁足とは、会議の集合指示が出た際に、直ちに議事堂に到着できる範囲に待機すること)です。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
伊吹文明幹事長から「今日は重要な一日となる。役員のご協力を願う。また原油価格高騰でご苦労されている業界の視察を続けていく」との趣旨のご挨拶がなされました。そして大島国対委員長らから今日の国会の動きについて詳細の説明がなされました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
役員連絡会後に引き続き副幹事長会議が開催されました。細田博之幹事長代理からは今日の想定されるスケジュールの確認がなされ深夜に及ぶ可能性があることをしっかり覚悟して、それぞれの責任を果たすよう指示がありました。また、テレビ某局の放送に重大な事実誤認があることが確認されたとして、その対応状況について説明がなされました。
●1330〜待機/幹事長室
上の写真にあるように、今日の主役は「予算委員会、総務委員会、財務金融委員会、国土交通委員会、議院運営委員会」と「衆院本会議」です。それぞれの進捗状況を掴み、不測の状況にいつでも対応できるように幹事長室に詰めなければなりません。その実行部隊のヘッドは林幹雄筆頭副幹事長です。我々副幹事長全員の幹事長室待機が命じられています。
●1430〜待機/国会対策委員会控室
国会対策委員会の控室をのぞいてみると法案担当の小此木八郎副委員長が心配そうに各審議の様子を院内テレビで確認しています。浜田靖一先生は予算委員会での質疑を終えてほっと一息の様子。呼び出し係(本会議場で「ぎちょ〜う!」と動議を提出する係り)の御法川信英副委員長は声の調子を整えるために静かにされていました。
●1430〜昼食/議員食堂
昼めしをとるのを忘れていました。午後2時過ぎに本会議場の隣りにある「議員食堂」にいくと、食堂はすでにガランとしていました。お客は私一人。寂しくスパゲティー・ナポリタンを食べながら、国対から入手した資料に目を通します。
●1930〜財務金融委員会/第15委員室
幹事長室から指示が出ました。緊急招集と財務金融委員会の審議が混乱しそうなので、秩序維持に向かえとのことことでした。委員会室に到着すると民主党はじめ野党の議員が大勢集結。それぞれの手に「プラカード」を持っています。テレビ画面に映っても何を主張しているのか音声は伝わりませんから、この「プラカード」は上手な作戦です。しかし、記者や一般の方が傍聴する席に民主党某議員が入り込み、発言や拍手さえしてはならない傍聴席から、大きな声で「不規則発言(ヤジ)」を繰り返していることに、「おいおい、彼らはルールを教わっていないのかね」と我が党先輩議員から指導要請がなされました。結局、番外者(正式メンバーではない者)が番外者に「そこで発言してよいのか!」の一言。
質疑が終わり、いよいよ採決に入りました。すると一気に委員長が取り囲まれて委員長席周辺は大混乱。しかし、よく見ると委員長の周りには我が党の若手議員が委員長を護衛するように取り囲んでおり、野党議員が委員長に近づくのを防御しています。その守りのお蔭で、くちゃくちゃになりながらも原田委員長は発言メモを野党側に取り上げられずに済みました。予定されていた案件の処理が済み、本会議に緊急上程することになります。
●2130〜代議士会/第14控室●2140〜本会議/本会議場
さて、いよいよ衆院予算審議の山場を迎えます!
伊吹幹事長から、いよいよ予算審議の最大の山場を迎え挨拶がなされました。1月18日からスタートした通常国会の最大の案件である予算案は1月25日に提案理由説明がなされて以来、十分時間をかけ慎重な審議が続けられてきました。予算委員会は昨年より20時間も長い審議がなされました。さらに河野洋平議長ら衆参両院議長から示された斡旋案にのっとり、丁寧な審議に心を配りながら進めてきたことを確信し、予算本会議に臨みました。
本会議開会のベルが鳴りました。本会議場に入ると、そこには与党と無所属しかいません。与党側・無所属の議員が着席すると、最後に共産党の議員が入場してきました。しかし、民主・社民・国新の議員は欠席のままでした。したがって、議場そのものは静かな雰囲気で、淡々と議了案件の処理がなされました。
代議士会の一コマ。お二人の左側に中川秀直先生が着席しており、さすがに重要な予算採決本会議の雰囲気が漂ってきます。
▼衆議院本会議
@平成二十年度一般会計予算、A平成二十年度特別会計予算、B平成二十年度政府関係機関予算→採決は記名投票(投票総数347、賛成336、反対11)・可決
C地方税法等の一部を改正する法律案(内閣提出第五号)、D地方法人特別税等に関する暫定措置法案(内閣提出第六号)、E地方交付税法等の一部を改正する法律案(内閣提出第七号)、以上総務委員会→三件一括起立採決・賛成多数・可決
F平成二十年度における公債の発行の特例に関する法律案(内閣提出第二号)、G所得税法等の一部を改正する法律案(内閣提出第三号)、以上財務金融委員会→二件一括起立採決・賛成多数・可決
2月28日(木)晴れ 予算審議大詰め
●0800〜総務部会/101
石田真敏部会長代理の進行で総務部会が開催されました。吉田六左エ門総務部会長の挨拶に続き、@平成20年版地方財政の状況について(いわゆる「地方財政白書」)、A消防法及び消防組織法の一部を改正する法律案について、総務省から説明を受け、質疑応答に入りました。@については、平成18年度決算の概況は厳しい財政状況の中、7年連続の減少となる大幅な歳出削減が行われたことについて議論され、またAについては危険物流失等の事故調査の実施、緊急消防援助隊の機動力の強化等についての議論がなされました。
●0830〜厚生労働部会/702
厚生労働部会では、法案審議が進められました。案件は、障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案について、厚生労働省の岡崎高齢・障害者雇用対策部長の説明を受けて質疑応答に入りました。その法案の概要は障害者の就労意欲の高まりに対し地域の身近な雇用の場である中小企業での障害者雇用が低下傾向にあること、また短時間労働へのニーズに対し対応出来ていないことに注目し、その改善を図ることを提案したものです。基本的には各議員も賛意を示しましたが、今後の実効性をしっかり確認していかなければなりません。
●1100〜院内幹事長室にて国対情報収集
幹事長室では林幹雄筆頭副幹事長が中心となって国会の予算審議の進捗状況について情報収集が続けられています。いよいよ大きな山場を向かえ、国会内は国会対策委員会ともども緊張しています。
●1200〜為公会/為公会事務所
▼麻生太郎会長の挨拶(概要)
いよいよ衆議院予算委員会も大詰めを迎えつつある。昨年の予算委員会の審議時間を超え、財務金融委員会も総務委員会も、審議時間は昨年を大幅に超えているということになるので、審議は尽くしたと言える状況は間違いなく出来上がっている。いよいよ明日29日に向かって、国対はいろいろ苦労していると思うが、きちんとサポートして、予算はきちんと仕上げることが一番肝心だ。それから後は、参議院の方をどうやっていくのかは、参議院予算委員長の鴻池先生によるところが大きいと思うが、なかなかそんなに簡単にはいかないと思う。きちんと支援し、予算が4月から執行できるように景気対策を考えてもきちんとやっていかないといけない。山口俊一先生の公認が決定している。相手の民主党の候補もなかなかの人が出てきており、公認されても勝たなければ意味がないので、是非、きっちりした票を出さないといけない。自民党として、そういった状況を作り上げないといけないと思っている。今週月曜日に韓国大統領就任式があり、森日韓議連会長のお供で参加した。寒いとは覚悟していたが雪だった。出発する日は青森県八戸市と岩手県滝沢村に行く予定だったが新幹線は動かず。2時間ぐらい待ったが新幹線に乗ったまま閉じこめられたらとてもダメだと思って諦め、飛行機も飛ばないんじゃないかと思ったが、飛行機は飛び、ソウルに行ったら雪。とにかくえらい寒い状況でしたが、大統領の演説はなかなかのものだった。グローバルコリアということや、過去の話よりも実利を求めてという話や、韓国の経済発展とかいろいろ言っていた。韓国の新しい外交通商相は駐日韓国大使だったユ・ミョンファン氏になるし、いろいろな意味で日韓関係がかなり変わってくるだろうと思っている。きのうロシアの安全保障会議のメンバーや駐日イラン大使のアラグチ前外務次官、バングラデシュの外務大臣と会ったが、いずれも日本に対する期待は極めて高いというのが特徴的だった。韓国も同様だろうと思うが、そういった外国からの期待というのは我々が思っているよりも遥かに大きいという点だけは是非、頭に入れてもらって対応を考えなければならない。日本では景気の悪い話ばかりが言われているが、現実問題として極めて大きい期待に応えていくということを改めて考えて対応していかないといけない。
2月27日(水)晴れ
●0800〜外国人交流推進議員連盟総会/リバ4
中川秀直会長のもと外国人交流について様々な角度から勉強が続けられています。今日は外務省から「日本フィリピン、日本インドネシアEPAの進捗状況」について説明を受け、引き続き外国人政策研究所の坂中秀徳所長から「これからの外国人労働者受入れのあり方について」をテーマに講演を頂きました。その話は、2004年をピークに2005年から日本の人口は減少期に入りました。日本の人口はこれから50年間で1億人、100年間で4000万人の国になってしまうと推計されているので、これから50年間に1000万人の移民を政策的に受け入れ、一億人の人口を維持する「移民国ニッポン」を提唱され、人口増が続くアジア各国から人口減が続く日本への人口移動の国際的枠組みを作る観点から、経済連携協定(EPA)に基づく移民受け入れ制度を提案されました。大変興味深いお話でした。
●0830〜第3回薬事政策のあり方検討会/704
私が副座長を務める社会保障制度調査会・薬事政策のあり方検討会は、大村秀章座長のもと「薬事政策のあり方について」ヒアリングがなされました。今日の講師は薬害肝炎全国弁護団からは鈴木利廣氏、山西美明氏、また薬害肝炎全国原告団からは桑田智子氏の出席を得て、それぞれの立場でご意見を頂きました。ポイントは臨床試験の適正化と被験者保護、承認審査、市販後安全対策などです。薬害の発生後の対応がいつも後手後手になる理由は役所、メーカー、医療機関の三極の責任のなすり合いにあると断言。医薬品安全庁のようなものが必要だと訴えられました。
●1000〜第3回コンテンツ勉強会/衆院第1議員会館議員会議室
今日はJAPAN国際コンテンツフェスティバル2007の詳細な実施報告を受けて、我が国が取り組むべき課題について勉強しました。コンテンツと言われるものは次のようなもので、それぞれに莫大な市場を持っています。ゲーム1.3兆円、アニメ(動画)0.25兆円、マンガ(紙)0.5兆円、キャラクター(ポケモンなど)1.7兆円、放送(TV・地上波)、音楽1.7兆円、映画0.2兆円のシェアを持っているそうです。パチンコ業界の27.5兆円と比較すると小さいかもしれませんが、これから将来に向け大きな期待を担っている産業です。その意識改革を求めて、先の7つのコンテンツの連携・リンクの重要性を主張し、形になったものが今回のフェスティバルだったそうです。
●1630〜スポーツ立国調査会/702
遠藤利明事務局長が予算委員会分科会の対応があり本日は事務局次長の松本に進行を任せると言われていたのですが、国会の混乱で分科会は進められておらず、遠藤先生は出席することができ進行役を務められました。麻生太郎スポーツ立国調査会長から挨拶がなされた後、「トップアスリート指導者からのヒアリング」として、上村春樹全日本柔道連盟専務理事、金子正子日本水泳連盟シンクロ委員会委員長のお二人から、それぞれご意見を頂戴しました。お二人とも「指導者の育成」を訴えられました。
●1800〜日本薬剤師連盟会長選挙終息へ/一致団結に動く!
正副会長改選期にあたり日本薬剤師会の会長選挙が実施されました。2月24日(日)の投票日に向け、中西敏夫候補(現)と児玉孝候補(新)が一騎打ちの激しい選挙戦が繰り広げられました。そして投票の結果、児玉孝候補が初当選を果たしたところです。
しかし、会長選挙はまだ終わりません。さらに、もう一つの関連団体である日本薬剤師連盟の会長選挙が引き続き実施されます。昨日2月26日(火)が立候補届けの受付日になっていましたが、そこに前回と同じく二名が立候補届けを提出しました。3月12日(水)の投票日に向けて再び熾烈な闘いが繰り広げられることになるのかと、私は大変心配になりました。国民の安心安全を、また健康な生活を確保する大きな社会的責任を持つ組織が、落ち着きを失う状況を再び繰り返すことは避けなければならないと思ったからです。
そこで、双方の候補者に私の思いをお伝えしたところ、私と全く同じ危惧を抱いておられ、双方とも話し合いの場を持つべきだとの考えに賛同してくださり、早速両者の会談がセットされました。慎重な話し合いの結果、中西敏夫候補が立候補を辞退すること、また児玉孝候補も組織内の融和を図ること等で意見の一致を見ることが出来ました。中西敏夫候補は明日、立候補届けを取り下げ、児玉孝候補が無投票当選になる運びです。私は両候補の英断に心から拍手を送りました。
私は余計なお節介かもしれないと、戸惑いつつも、日本薬剤師連盟の顧問の立場を頂いている以上、無関心を装い沈黙していることは出来ませんでした。全国の会員の皆様にも今回の決着にご理解を得て、本来取り組むべき諸課題に組織が一致結束し取り組んでいただきたいと、新会長、新組織のご活躍を祈ります。明るく、前向きに、頑張りましょう!
2月26日(火)晴れ
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
伊吹幹事長からは、いよいよ重要な週を迎え、さらに真摯な審議が求められるよう役員の協力が求められました。また昨日原油価格高騰の影響調査で実施された、クリーニング店、運送店の視察に続き他の業種も視察する予定であることが報告されました。国会の動きについては大島国対委員長、笹川議運委員長、鈴木参院国対委員長、世耕参院議運筆頭理事からそれぞれ報告がなされました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
細田幹事長代理より予算審議の進み具合について確認がなされ、これからの取り組み姿勢が、各副幹事長によって発言内容が違わないよう統一されたいと指示がありました。政党政治ですから役員の立場にある者は、無責任に自分の個人意見を公式の場で発言することは当然避けなければなりません。また、イージス艦衝突事故の案件についても現段階での調査状況について確認がなされました。
●1100〜地元飯塚の「太郎ちゃんまんじゅう」と遭遇
麻生太郎先生の事務所にこんなおまんじゅうがありました。それはなかなか洒落た可愛らしい箱に納められています。左の写真の紙には次のように書いてありましたのでご紹介しましょう。製造者は、お菓子の専門店「パティスリー セゾン」(福岡県飯塚市東徳前12-37電話0948-25-2822)です。私も一つご馳走になりましたが、美味しかったですよ。
おらがまちの太郎ちゃん
今やアキバの若者を中心とし
全国に絶大なる人気の太郎ちゃん。
福岡、いや地元飯塚でも
その勢いはすごい。
ちょいワルおやじの雰囲気、
べらんめぇ節だが、人情厚く、
人間臭く、どこか人懐こい、
“おらがまちの太郎ちゃん”
太郎ちゃんまんじゅうは
かつて日本の経済を支えた
筑豊の石炭をイメージし、
つぶあんをほっこりと
焼き上げました。一口ほおばれば
明日が見えるぞ、日本一
“太郎ちゃん”
●1200〜科学技術創造立国調査会・ライフサイエンス推進議員連盟合同会議/701
本日12時から党本部701号室で、科学技術創造立国推進調査会、ライフサイエンス推進議員連盟の合同会議が開催されました。今日は、科学技術の最新の動向等について専門家のご意見を聞くことになり、京都大学再生医科学研究所教授・iPS細胞研究センター長の山中伸弥氏から「iPS細胞研究の展望と今後の課題」についてお話を伺いました。講演は次のような、すい臓の話からヒトiPS細胞までの話でした。
1999年にミスアメリカに選ばれたニコール・ジョンソンさんは外見は美しく健康そうに見えるのですが、実は1型(若年性)糖尿病で苦しんでいました。糖尿病はインスリンの不足で起きる病気で、糖の血中濃度が上がり、いずれ血管障害、神経障害、代謝障害などを引き起こす危険性があります。インスリンはすい臓の中にある内分泌部(すい島)が作ります。1型糖尿病は子供に多く、30万人くらいの患者さんがいます。原因は「すい島」がつぶれてインスリンが分泌されないことによります。また2型糖尿病は大人に多く、500万人くらいの患者さんがいます。肥満などでインスリンが利きにくくなることが原因です。1型糖尿病の治療にはインスリン注射を用いますが、それはインスリンが不安定で飲み薬にはできないからです。1日4回くらい注射が必要になりますが、効きすぎると低血糖になってしまう厄介な治療です。
そこで、すい臓の移植が考えられますが、これには脳死移植が必要で、しかも大手術が必要になります。
もっと安全な方法ということで注目されているのが「すい島」だけの移植です。それには脳死者や家族から「すい島」だけを取り出して患者さんの肝臓に注射します。肝臓内でその「すい島」はインスリンを作り出すようになるのです。しかし、これも脳死者や家族など限られた人からの「すい島」に頼らなければなりませんので、これまで全部で100例くらいの手術例しかありません。この移植医学では臓器や細胞を他人からもらわなければ成立しません。供給者(ドナー)が不足していることが問題です。
そこで今、最も注目されているのが「再生医学」で、臓器や細胞を作り出すことです。再生医学の切り札といわれるES細胞は不妊治療(人工授精)の余剰胚を利用しますのでドナーの出現を心配する必要はなくなります。このES細胞の万能性は、すべての細胞へ分化できる多能性です。そしてそれは、主要細胞に匹敵するほど、ほぼ無限に増殖できるのです。つまり、神経、心筋など各種細胞を必要なだけ準備できるのです。ES細胞による再生医学は一つのES細胞を増殖させ、「すい島」細胞へ分化させます。しして肝臓に注射するだけで糖尿病は治療できることになります。1個のES細胞があれば30万人分の「すい島」細胞を作り出すことが可能なのです。ヒトES細胞はドーパミン産生細胞に分化するとパーキンソン病治療に、神経幹細胞に分化させれば脊髄損傷治療に、というようにいろいろな疾病に医療応用することが出来るのです。しかし、ES細胞の問題点もあります。自分の細胞とは違うため移植後の拒絶反応が出てしまうことです。さらに再生医学そのものに反対する声も多くあります。
そこでさらに違う方法を検討し、ヒトではなく、ラットの皮膚細胞からES類似細胞を作り出すことに成功したのです。それを人口多能幹細胞=iPS細胞(Induced
pluripotent stem cell)と呼びます。ES細胞とiPS細胞は大変よく似たもので、ヒトiPS細胞からの神経細胞分化、心筋細胞分化、などなどさまざまな分化が可能です。
今後の目標は、患者さんの体細胞からiPS細胞誘導し、そのiPS細胞を分化誘導し、神経細胞、心筋細胞、肝細胞、膵細胞などを作り出し、細胞移植治療を完成させるために、その「安全性」を確保することです。それが今の研究です。iPS細胞による再生医学はまだ困難ですが、しかし可能性は示されたのです。
海外の動向を見るとハーバード大学、ウインスコンシン大学では、ヒトiPS細胞をすでに樹立しており、幹細胞関連研究費はカリフォルニア州で3000億円/10年、マサチューセッツ州で1200億円/10年に上っています。さらに連邦政府、民間企業から支援を得て研究が進められています。ES細胞に匹敵する万能細胞により、胚利用、拒絶反応を回避する我が国発の技術を持つが、安全面での課題(遺伝子の導入)、激しい研究競争にさらされていることを理解して欲しい。
政治に期待するものは、研究のサポートとインフラ整備だそうです。人員30%の研究者に対して70%のスタッフ(専門家)がいないと研究の効率は上がらないそうです。何よりも人材が重要とのことでした。
●1830〜衆議院議員武藤容治君を励ます会/ルポール麹町
▼発起人代表代札 麻生太郎
発起人を代表して、一言御礼方々、ご挨拶させて頂きたいと存じます。同じ1年生の先生方も大勢お見えですが、1年生として初めてこうした励ます会をするのは、なかなかちょっとしんどいものがあります。大勢来てもらえるだろうかなど、いろいろ心配もある訳ですが、おかげさまで無事に武藤容治君が初めて励ます会をやらせて頂くにあたって大勢ご参加頂き、まず発起人を代表して心から厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。武藤君の同期は80人以上いる訳ですが、武藤嘉文先生の跡を継いでやることになって、かれこれ2年半がたちました。その同期の中で将来を嘱望される人を5人挙げろと言われれば、間違いなくその中に武藤君が入ることだけは、全員認めていることだと私は思っています。磨けば必ず光ると確信しており、ぜひ、今後とも皆様方のご支援を心からお願い申し上げる次第です。嘉文先生からのお付き合いの方もいらっしゃると思いますが、容治君の人柄の良さでお集まり頂いた方も多いと思う。政治家というのは、育てて頂かないといけないのであって、政党や政治家に100点満点はないが、自民党を他の政党と比べてどうなのか、政治家を他の政治家と比べてどうなのかという具合に見て欲しい。その時代にあった、その問題にあった政治家を選んでもらいたい。そういう中で武藤君は間違いなく幅広くやってきた。武藤君のこれまでの経験がこれから生かされてくると思うので、政治家として、長い目で大きな政治家として育てて頂きますよう心からお願い申し上げて、発起人としてのご挨拶に代えさせていただきます。武藤容治、どうぞよろしくお願い申し上げます。
●1900〜松本純後援会等合同役員会/ロイヤルホール
今日は私の政党支部、資金管理団体、その他の政治団体の役員の皆様にお集まりいただき、3月3日に予定している大会・総会の準備会です。監査の皆様には終始報告書の内容について確認していただきました。また、当日の次第、報告内容、役割分担についても確認し、当日の運営の相談をしました。当日は麻生太郎先生をお迎えしますが、1区内の自治会町内会長の皆様にお願いした政策アンケートのまとめを報告していただく予定です。
2月25日(月)晴れ 李明博大統領就任式
●福田内閣総理大臣の韓国訪問
外務省の報告によると、福田総理は2月24日夕刻、ソウルに到着後、李明博(イ・ミョンバク)大統領がソウル市長時代に復旧工事を行った清渓川(チョンゲチョン)を視察。その後、韓国側政界・経済界関係者との夕食会に出席。25日午前、李明博大統領就任式に出席。午後1時55分から約50分間、同大統領との間で首脳会談を行ったそうです。その首脳会談の概要は
次の通りです。
1.日韓関係について
@総論:日韓間の協力を一層緊密なものとする「日韓新時代」を拓いていくことの重要性で一致した。
A首脳往来:形式張らずに頻繁に往来し、忌憚なく意見交換を行っていくことで一致し、「シャトル首脳外交」を実施していくことで合意した。今年前半に李明博大統領が訪日し、今年後半の適当な時期に福田総理が訪韓する。福田総理より、北海道洞爺湖サミットのアウトリーチに李明博大統領をお招きしたいと考えている旨述べ、李明博大統領より謝意の表明があった。
B経済関係:日韓経済連携協定(EPA)については、交渉の再開につき検討していくこととした。日韓両国経済界に対し、具体的な取り組みを働きかけていくことで一致した。
C交流:若者交流を含む人的交流を一層拡充することが重要であるとの認識で一致した。
2.北朝鮮問題について
@福田総理より、北朝鮮の非核化に向け、日韓、日米韓での連携を従来に増して強化したい旨述べるとともに、日朝関係について、拉致・核・ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して日朝国交正常化を早期に実現するとの我が国の方針を説明した。
A李明博大統領からは、日米韓3ヶ国で力を合わせて協力していきたい、日本の立場は十分理解している、しっかりと意見交換を行い、協力いしていきたい旨の発言があった。
今日午前11時から始まった李明博大統領就任式には麻生太郎先生も招かれました。そこで、その様子について知りたいと、随行している佐々木秘書さんにお願いしてあったのですが、携帯メールによる連絡は「今朝の気温 はマイナス3度」、「いい写真が撮れません。申し訳ございません」とだけ。大統領就任式は外で開かれましたので、きっととても寒かったに違いありません。寒がりの麻生先生の防寒対策は大丈夫だったのでしょうか。また、 佐々木さんに警備の厳しい中で、写真を撮って送れというのも無茶な注文でした。佐々木さん、お騒がせしました。ごめんなさい・・・。
●1500〜副幹事長室/党本部
今日の永田町は大変静かです。福田総理は韓国訪問で自民党役員会は中止、また伊吹幹事長と谷垣政調会長は都内のクリーニング店と運送会社の視察に出かけ、党本部の幹事長室はその 視察に同行してしまい、本当に静かなのです。同じ4階にある記者団の控室も同様でしたので、党本部の幹事長室留守番の激励に来た私は、居合わせた記者さんを誘い8階の喫茶室で様々な課題について 解説を受けました。
●1830〜ジョンソン&ジョンソン社長交代披露/ホテルオークラ
松本晃前社長とは長いお付き合いを頂いております。この度、社長交代のお披露目があるとのことでホテルオークラに飛んでいきました。新社長はデイビッド・W・パウエルさんで、企業理念である「我が信条」に従い、安全性の高い、良質で革新的な製品とサービスの提供を通じて、ひとりでも多くの患者さまが健康を取り戻し、人生の喜びをもう一度味わっていただけるよう、社員一同精進してまいる所存です、と就任の決意を表しました。 また、松本晃さんは今後も新たな組織でこれまで培った人脈を活かし、J&Jの信条実現をサポートしていくことになるそうです。益々のご活躍をお祈りします。
2月24日(日)晴れ 強風衰えず
※三浦和義氏が米国により逮捕のニュース
27年前の妻殺害容疑、いわゆるロス疑惑について日本では無罪となった三浦和義氏がサイパンで逮捕されたとのこと。時効の無い米国では迷宮入りとなった事件も追い続ける仕組みがあるそうで、新たな証拠により逮捕状が出たそうです。今後どのような対応になるのか注視していきたいと思います。
●0900〜松本純後援会ジュンクラシック役員コンペ/カナリヤガーデンCC
今年も私の後援会のジュンクラシックゴルフコンペがスタートします。今日は役員の皆さんによるコンペが開催され、私も招かれました。お天気は昨日の風が収まらず、グリーン上のボールが風によってコロコロと動き出してしまうような強風が吹き荒れていました。私にとってはスコアは良くても悪くても関係ありませんで、コースを見ながら、どこでイベントを打つかなど一人で頭の中で楽しみました。また、皆さんからの話題は経済問題が多く、このところ金融庁から各銀行に通達が合ったようで、いわゆる「貸し渋り現象」が顕著になってきている らしい。よく調査して、その影響に注意すべきとの意見を頂きました。
※1200〜埋地豊川稲荷神社二の午祭/埋地七ヶ町連合町内会館
残念ながら日程が重なり欠席となりましたが、代理で家内が出席し大変お世話になったと感謝しておりました。代表世話人の南雲誠司さん、埋地の皆さん、ありがとうございました。
●1630〜金沢区土建組合総会・懇親会/横浜テクノタワーホテルファミール
総会では佐々木組合長の留任が決定し、また4名の新役員が選出されたそうです。その新役員の一人が峯尾元県会議員で、副支部長に就任されました。ご承知の通り、特別国民健康保険を運営している組合でもあり、一人親方などを守る重大な役割を担っています。しかし、今年の4月からスタートする新たな高齢者健康保険制度については負担増について苦情が大変強く、ご理解を得るまでには実際にスタートしてから相当の努力を重ねなければなりません。国・地方、医療保険財政を考えると、毎年繰り返される社会保障費2,200億円の圧縮は必要なのかもしれませんが、医療だけでなく、年金・介護も含めた抜本的な改革が必要です。引き続き検討していきたいと思います。
●1730〜金沢区書道協会展懇親会/すし兼
高橋清渓会長のもと金沢区の書道協会展が26日まで磯子区で開催されています。その事前打ち上げも含め各教室の先生方による懇親会が開催されました。金沢区の県市会議員と共に私もお招きいただき、書道展の盛会を祝いました。
●1800〜通夜:故大久保成利氏/メモワールホール
私の後援会員であった中区本郷町の大久保成利さんが逝去されました。いろいろお世話になり感謝しております。お悔やみ申し上げ、ご冥福を祈りました。
●1800〜横浜市社交飲食喫茶技能連合会・平成20年度賀詞交歓会/ワークピア横浜
恒例の横浜市社交飲食喫茶技能連合会の平成20年度賀詞交歓会がワークピア横浜で開催されました。技能連合会といわれるだけあって、バーテンダーが参加し、いろいろなカクテルを振舞うサービスもありました。しかし、技術力を向上させる努力は当然ですが、景気を上げる努力を政府に求められました。来年横浜では開港150年の記念事業が目白押しとなりますので、来街者に対しての憩いの場を提供する重要な役目があるはずです。 "Welcome Yokohama" を合言葉にご活躍いただきたいと挨拶しました。それに応えるように平山正晴会長からは「伊勢佐木町のクリーンアップ作戦を300名動員して実施する」との宣言がなされました。
●1900〜通夜:故常盤貞雄氏/大和町立野町内会館
中区のほぼ中心に山手駅がありますが、その周辺の町内会が大和町立野町です。お魚屋さんを経営しながら地域活動に積極的に参加しておられたのが常盤さんです。奥様にも大変お世話になっています。その常盤貞雄さんが逝去されお通夜にいきました。まだまだ寒い夜でしたが、多くの参列者が長い列を作っていました。ご冥福をお祈りします。
●2000〜豊川稲荷大明神稲荷祭/関貞彦宅
昼間の部、夜の部と二回に分けて行われる関家の豊川稲荷大明神稲荷祭がいつもの通り開催されました。昼間は神事に家内が代理で出席しましたが、夜の部にお邪魔しました。朝から夜までお手伝いされた女性部の皆さんがほっと一息。やっと乾杯です。その間、長男で横浜市会議員の関勝則さんは、あちらのお客様、こちらのお客様と飛び回って接待されていました。私はいつものアナゴのてんぷらと稲荷ずしを頬張って失礼しました。
2月23日(土)晴れ 強風・春一番と北風が暴れまくる
※「前外務大臣麻生太郎」は誤り「元外務大臣麻生太郎」に!
うちの獣医さん(三男)がホームページの内容の誤りを指摘されていますよ、と連絡してきました。おっといけない、と直ちに修正しました。ご指摘ありがとう。眠気と格闘しながら書いているときが多く、時々ミスっちゃいます。済みませんでした。
●0900〜地元・東京合同会議/野毛事務所
3月3日に予定している「平成20年松本純新春合同総会及び懇親会」の準備に追われています。麻生太郎先生が為公会会長として地元の自治会町内会長さん方にお願いした国政アンケートの結果を報告することになります。集計と分析の結果が出てきましたので、そのお知らせ方法や国政モニターとして新たにご案内する手続きなどが課題です。有意義な会にしたいとスタッフ一同全力で取り組んでいます。
●1120〜横浜インスポ倶楽部第18回インディアカ大会式典/磯子スポーツセンター
私は同じ時間に別の会合があり、インディアカ大会の式典には家内が私の代理で出席することになりました。主催者の皆さんにはご迷惑をかけました。あとで家内に聞くといつもの通り大勢の参加者の皆さんにより盛り上がったとのことで嬉しく思います。今年も大いに発展されますようお祈りします。
●1130〜健昇会新年会/上台集会所
「健昇会」は村上健司県会議員の女性の皆さんの後援会です。今日は新年会を兼ねた例会だそうで、いつもより豪華なお弁当が用意されていました。まず始めに村上健司先生から新年の挨拶と近況の報告がなされましたが、なんと話題は敬老乗車証資格が得られたことを証明する書類を持ってきて「私も皆さんの仲間になった。勲章をもらうより敬老乗車証を現役でもらうことの方が意義が大きい」と笑顔を振りまいていました。地域で共に生活する仲間たちはとても大事です。その皆さんの絆を太くしていくことも政治家の仕事の一つだと思います。
●1230〜松岡篤宏・中村圭結婚披露宴/パンパシフィックホテル横浜ベイホテル東急
自民党横浜市支部連合会の事務局に勤務している松岡篤宏さんが圭さんと結婚し、今日はその披露宴です。市連の会長を仰せつかっている私は直属の上司になります。主賓としてお招きいただきお祝いの言葉を述べました。しかし、いつもと調子が違いました。その理由は、司会者の案内で「新郎新婦入場」。次に「新郎からウエルカム・スピーチ」で新郎本人が「ようこそ皆さん!」と出席お礼の挨拶。そして、次は、仲人なし、新郎新婦の紹介も無くいきなり「新郎側主賓祝辞」と来たんですね。その時間は入場を始めてから5分ほど。こちらは何か面白いネタはないかと新郎新婦紹介のときに考えているのですが、今日はその時間は無しで心の準備が出来ていませんでした。最近は色々なパターンで披露宴が進められているようですから、もっと準備しておかなければなりませんね。新郎新婦は既に入籍は済んでおり、また六月にはベビー誕生の予定とか・・・。可愛らしいが、しっかりした奥さんを迎えることが出来て松岡さんは仕合わせいっぱいです。
●1930〜金沢区薬剤師会新春の集い/満珍楼本店
各区の新年会はようやく終わりに近づいてきました。1月から2月末までに平均約270件ほどの新年会のお招きがあります。いつも終盤にご案内いただいているのが金沢区薬剤師会の新年会です。小田兵馬会長は小田和正先輩(私の母校聖光学院の3期先輩)のお兄さん。その小田会長からご挨拶のあった後、私からも医療制度に関する国政の取り組み状況についてご報告しました。ジェネリック対応、休日夜間対応、在宅対応、病棟対応などなど薬剤師さんへの期待は高まっています。
2月22日(金)晴れ
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
緊張感あふれる自民党役員連絡会が午前9時30分から国会議事堂内の総裁室で開かれました。伊吹文明幹事長からは、@イージス艦衝突事故について触れられ行方不明者お二人の救出が最大の課題で一刻も早く救出されるよう、そして原因究明にも全力を尽くすこと、A予算委員会は本日公聴会が開催されるが、力を合わせ審議を尽くすよう、指示がありました。大島国対委員長ほかからは国対報告があり、また坂本組織本部長からは党勢拡大について報告がありました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
二月も後半戦に入り、三月末までの日程をみると時間的な余裕はありません。しかし、丁寧にしっかり審議が進むよう全体の流れを掴むよう細田博之幹事長代理から挨拶がありました。また、道路特定財源、暫定是率の議論については地方六団体に大きな影響を及ぼすことをしっかり再認識して、その必要性について地方でも議論されるよう期待していると語られました。
●各委員会が一斉に店開き!
予算案については、総務委員会、財務金融委員会、国土交通委員会の三委員会が直接の担当になりますが、他の委員会も一斉に店開きされ、予算関連の大臣所信表明、予算説明がなされます。この委員会開催状況ボードは本会議場の脇にある大型のボードですが、国会で各委員会がどのように動いているか一目瞭然の告知板です。議事堂内は勿論ですが各議員会館の各フロアにも設置されています。
●1030〜厚生労働委員会/第16委員室
私の担当は厚生労働委員会。内閣に在籍しない国会議員は必ず1つ以上の厚生労働委員会のような常任委員会に所属しなければなりません。ひとりでいくつかの委員会に所属される議員もいますが、社会保障制度改革をライフワークとする私はずっと厚生労働委員会に所属しています。舛添要一厚生労働大臣の所信表明と副大臣からの予算説明がなされ本日は終了ですが、次回からはこの提案を受けて質疑がスタートします。平成20年度の予算は、一般会計(全体)で83.6兆円、一般歳出(政策的歳出)は47.2兆円、そして一般歳出に占める厚生労働省予算は22.1兆円で46.8%にものぼります。22.1兆円の内訳は、社会保障関係費21.6兆円、科学技術振興費0.11兆円、その他の経費0.39兆円となっています。そしてさらにこの社会保障関係費の内訳は、医療8.5兆円、年金7.4兆円、介護1.9兆円、福祉3.5兆円、雇用0.19兆円となっています。国民皆さんの安心安全を確保するのに大切な予算となります。
●1030〜国会見学ぞくぞくと!高須グループほか
高須省三さん、祝子さん、香奈さん、川合栄美子さん、今井友美子さん、菊池真貴子さん、久保田良恵さん、佐藤朝子さん、西阪治子さん、野尻峰広さん、早川英岐さん、松原千春さん、宮前富美江さん、向井みちよさんらが国会見学にお見えになりました。今日はフルコースでたっぷり楽しんでいただく予定ですが、私は衆議院議長公邸で皆さんとお目にかかりました。この場所は衆議院議長公邸のレセプション・ルームで海外からの要人を招いてパーティーなどが開かれます。
●1200〜社会保障制度調査会障害者福祉委員会/702
障害者福祉委員会が開催されました。木村義雄委員長から挨拶がなされ、障害程度区分の見直しについて、厚生労働省の福島精神・障害保健課長から説明を受け、その後関係団体として、財団法人日本知的障害者福祉協会(小板孫次会長ほか)、社団法人精神科病院協会(鮫島健会長ほか)からそれぞれ意見を頂戴しました。一言でいうと、厚労省は「時間」で必要なサービスを計ろうと考えますが、関係団体は「見守りなども含めた質」を評価することを求めています。なかなか難しい課題で、どこで障害程度区分を判断するか慎重な議論がこれからも続けられます。
●1300〜厚木市長ら道路特定財源確保等陳情/1-209
地方の予算を守って欲しいと、厚木市長らから道路特定財源の確保等に関する陳情が届けられました。私もそのご心配には同感です。昨年の8月以降一つひとつ積み上げられて、まさにガラス細工のように作り上げられた予算案ですから、最終審議に入った段階でいきなり「ガソリン25円安くすべき」と暫定税率撤廃を訴えられても対応は難しい。他の暫定是率も含め全部の見直しを求められることになりますから、政府は勿論、地方の予算も大きな影響を受けます。それをカバーする具体的な方策のないまま審議が進むことに対して厚木市長らが心配されるのは当然のことでしょう。少なくとも来年度の地方予算に影響の出ない解決策を与野党で政策協議が進むよう努力していかなければならないと思います。
●1800〜伊波洋之助先生新春のつどい/ロイヤルホールヨコハマ
横浜市中区選出の伊波洋之助市会議員(6期)の新春の集いがロイヤルホールで開催されました。平成元年に初当選して20年になりますが、その間、議長として横浜市全体を考え、一方アイデアマンとして地元中区の街づくりにも力を発揮し頑張っています。中区選出の村上健司県会議員とともにお祝いに駆けつけ、祝辞を述べさせていただきました。伊波先生のご活躍と、支える後援会のご発展を祈りました。
●1800〜横浜小売酒販組合金沢支所総会・懇親会/金沢園
中区から金沢区へ移動し、すでに始まっている金沢区酒販組合の総会・懇親会に遅れて到着しました。直ちにお祝いの挨拶を述べ、懇談に入りました。なかなか利幅の少ない業種で、ご苦労も多いようです。組合員数も廃業により次第に減少してきており、ビールケース一箱販売して100円の利益から脱却できるよう、将来に対する夢作りが大きな課題だそうです。金谷延二郎支所長を中心に役員の皆さんが一致協力し、組合がご発展されるよう祈ります。
2月21日(木)晴れ
●0700〜第24回早朝駅頭演説会/山手駅
今月の早朝駅頭演説会の最終日を迎えました。朝8時から総務部会が開催されますので、私の滞在時間は10分ほどで、国会の状況をお伝えして東京に向かいました。その後スタッフにより広報活動が続けられました。「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日225枚/今月累計2986枚(古正47/595、原-/443、斎藤35/623、関口-/9、笠間-/-、篠崎82/757、森61/559)でした。 残念ながら目標の3,000枚にわずかに届きませんでした。毎月3,000人の大集会を開催しているのと同じパワーがあるに違いないと信じて継続しています。
●0800〜総務部会/706
吉田六左エ門総務部会長のもと法案審議が進められました。今回の案件は、パソコンなどの迷惑メールを絶滅する法案です。皆さんも送り付けのエッチなメールなどでお困りではありませんか。今までは送りつけてきたメールに拒否返信をした場合、それ以上おくってきたら罰を与えると言う考え方でしたが、それではぜんぜん減りません。今後は先に了解が取れた場合のみメールを送って良いという風に変わるそうです。罰金も3,000万円以下といきなり高くなりました。
●0830〜厚生労働部会/702
衛藤晟一厚生労働部会長のもと国立がんセンターなどの独立行政法人化についての審議がなされました。これは小泉改革の国家公務員の削減、行政改革によるもので、自立した研究機関としてそれぞれが頑張ることになります。国家を代表する研究センターでも聖域なく改革は進められていますが、運営交付金などが国庫から応援されますので、財政的な効率化を今後も考えていかなければならないですね。
●1000〜国会見学ぞくぞくと!横浜市立北方小の皆さん
今日は凄い数の小学生らが国会見学にお見えになりました。なんと10時までに3,000人の皆さんがお越しになったようです。我が地元の北方小学校皆さんも予定通り3クラス91名の皆さんが到着されました。角野公利校長先生も引率者の一人として参加です。
●1000〜国会見学ぞくぞくと!横浜市立根岸小学校の皆さん
北方小学校の皆さんに続いて根岸小学校の皆さんも到着です。児童全員で83名様だそうです。目を輝かせて、隅から隅まで勉強していこうという皆さんでした。有意義な一日になりますようお祈りします。
●1130〜為公会例会/為公会事務所
私が司会役になってしまったので、カメラの取り扱いを講義。カメラマンは薗浦健太郎先生と佐々木隆秘書です。
▼麻生太郎会長挨拶(要旨)
予算案の審議も段々、大詰めとなっているが、そこに今回のイージス艦の衝突事故が起きた。内容について、細かいところがまだきちんと解明されていない段階で、どうのこうのと言うつもりはないが、ただ、ぶつかったという話が、数分後には防衛省に入っているのが、内局で止まっていたのかどうかは分からないが、防衛大臣に上がるまでに時間がかかったのは問題だ。制服組と背広組との話なのかも知れないが、少なくとも具合の悪い話は、とにかくぶつかったという話だけは、まず大臣に上げないといけない。そして場所や時間などの内容は、後で逐次上げればいいのであり、まず、最初に上げるというところが一番肝心なところだ。その辺のところが、システムとしていかがなものかということで、危機管理とか、内局なり制服組との関係とかの対応がシステム的におかしいのであれば、その辺を、今後詰めていかないといけない。今、まだ行方がわからない親子がいるし、そこが一番、我々としても気になるところで、1日も早い解決を心から期待している。こういったことは起きた後の対応が問題であり、これをもって政局にするなんていうのは、全然違う話だと基本的に思っている。こういった失敗というのは、人間である以上、必ず避けて通れないところではあるが、それが起きた後の対応の仕方が最大の問題であり、是非こういったものをひとつの契機として、きちんとした対応がされるよう期待したい。海上自衛隊に限らず自衛隊が、いろんな意味で日本の中において世界において、今、広く認識され、その力が認められつつある段階でもあるので、これによってマイナスにならないようにしていくことが大事であり、皆様方のいろんな意味での支援を期待したい。今回の事故が、規律が緩んでいたために起きたのか、見張りの交代時期に重なったために起きたのか、いろんな解明があると思うが、きちんとした対応を望みたい。
●1215〜代議士会/第14控室→●1230〜本会議〜1340/本会議場
佐々木隆秘書さんは麻生太郎先生の右腕。一日の日程を一つひとつ丁寧に説明しながら次の予定に進みます。為公会の例会が終わり国会議事堂に到着しました。
写真は代議士会の様子です。これから本会議が始まりますが、そこで審議される法案の内容や誰が質疑に立つなど議院運営委員会の理事が説明し、自民党衆議院議員全員から了承を得る手続きをします。今日は「ガソリン税値下げ隊」が頑張っている道路特定財源についての審議になります。
いつもより30分早い開会で、本会議は河野洋平議長のもと午後1時40分までの予定でスタートしました。今日は国土交通大臣から下記の議題の趣旨説明がなされ、各党の代表者が質疑に立ちました。
@道路整備費の財源等の特例に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第四号)
●1430〜修復腎移植を考える超党派の会・発会/参議員会館1F第5会議室
昨今、修復腎移植の是非が社会問題になっています。移植を容認する立場からは「患者の生命を救うための医療行為であり、患者には不満の声はなく、海外でも多くの同様の事例が存在し、かつ高い評価を得ている」との見解。一方医学的に問題ありとする立場からは「インフォームドコンセントや倫理面で問題があり、移植した腎臓の生着率や患者の生存率が劣り、修復腎移植は医学的に妥当性が無い」との主張がなされています。平沢勝栄世話人の説明によると、この会は、どちらが正しいとする立場ではなく、双方の考えを受け止めて正しい方向性を模索する役目を負うとのことでした。大変難しい課題です。
●1445〜健康食品問題研究会・第2回勉強会/参議員会館1F第4会議室
今日は食品とアンチエイジング医学について学ぶ機会を得ました。残念ながら他の会合とぶつかってしまったため、話を全部聞く機会を失いましたが、慶応義塾大学医学部眼科教室の坪田一男教授の話によると、基本的には食品の持つ効能に我々が錯覚しているところが相当あるようだということ、また食事で取れない栄養素についてはサプリメントを上手に使うと、期待する効果を得ることが出来るようです。もっと深く勉強していきたいと思います。
●1600〜外交力強化に関する特命委員会/704
森喜朗委員長はじめ高村外務大臣、麻生元外務大臣が顔をそろえる重量級の委員会です。今日はこれまで議論してきた「外交力強化へのアクション・プラン10」のフォローアップについて、その取り組み状況が外務省から説明されました。この外交力は資源の無い我が国は経済的に絶対必要ですし、また国際社会の一員としてさらに貢献するためにも情報収集・提供活動の強化は欠かせません。
●1900〜第6回為公会担当記者との懇親会/赤坂四川飯店
為公会担当の記者さんらとの定期懇談会が6回目を迎えました。為公会事務所の上にある赤坂四川飯店がいつもの会場です。三つのテーブルに別れメンバーの議員らと情報交換を含めおしゃべりが続きます。麻生太郎会長も記者さんらとの交流を大変重要に考えており、今日もフルタイムの出席でした。写真の河村彩子さんはテレビ東京の記者さんですが、紅一点の立場をフルに生かして麻生太郎会長とツーショットをゲット!他の記者さんは羨ましそうでした・・・。申出順にいつか機会を作りますので今日は我慢してくださいね。
●2100(1900)〜中区薬剤師会新年会/ローズホテル横浜
為公会の事務局長として記者懇談会が無事に終了したのを確認してから、横浜に飛んで帰りました。午後7時から始まっていた中区薬剤師会新年会に到着したのは午後9時過ぎでした。まだ皆さん残っていて、デザートを楽しんでいるところ、滑り込みセーフでした。こちらも酔っ払っていましたので、言いたい放題の私にしては珍しい挨拶になってしまいましたが、国民・患者の立場に立った医療サービスの提供に頑張ろうと訴えました。会場には前参議院議員の藤井基之先生もお見えになっており、お元気そうなお顔を拝見し安心しました。
2月20日(水)晴れ
●0700〜第23回早朝駅頭演説会/根岸駅
スタッフによる広報活動になりました。「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日123枚/今月累計2761枚(古正21/548、原9/443、斎藤21/588、関口0/9、笠間-/-、篠崎31/675、森41/498)でした。
●0900〜事務処理/野毛事務所
ホームページの整理に時間をとりました。毎日更新というのもなかなか大変な仕事で、秘書さんや外注に出してしまえば楽チンなのかもしれませんが、それでは最新ニュースにはなりません。恐らく早くても二日ぐらいはかかってしまうでしょう。 私自身の素人の写真と他愛ないコメントしか書けませんが、ホームページを更新するには、写真の取り込みに1時間、コメント書き込みとレイアウトに1時間、合計2時間くらいの時間が必要になります。毎朝4時から5時頃起きて、出発前に仕上げることが日課ですが、寝不足をカバーするのが大変です。午前中の公務が無かったので今日は少し 時間をかけて整理しました。
●2000〜神薬連第1区連絡会議/県薬事保健センター
神奈川県薬剤師連盟第1区連絡会議が神奈川県薬事保健センターで開催されました。政治団体にとって最も重要な仕事は選挙に勝つことです。その準備のためには選挙期間の活動とは別の、日頃の政治活動が重要になります。日頃の政治活動というのも抽象的でなかなか意味が伝わりません。2年半後に再度闘う藤井もとゆき元参議院議員の準備に必要な道具立てや支援・協力者の幅広げの方法について打合せました。また、我が党の党勢拡大も同時に行わなければなりません。お願い事ばかりで恐縮しましたが、お伝えすべき課題についてはしっかりお話しました。本当に常在戦場です。
2月19日(火)晴れ イージス艦衝突事故
●0700〜第22回早朝駅頭演説会/JR磯子駅
今朝は8時までに東京に入らなければなりません。スタッフによる広報活動になりました。「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日288枚/今月累計2638枚(古正0/527、原62/434、斎藤48/567、関口0/9、笠間-/-、篠崎92/644、森86/457)でした。
●0800〜日本医療懇談会/ホテルニューオータニ
日本医師会との勉強会がホテルニューオータニで開催されました。今回のテーマは、先般決まった今年の4月からスタートする診療報酬改定の内容についてです。変更された点数の意味を一つひとつ説明していただき、今後の医療提供体制の整備に注意しておくべきポイントを学びました。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会が開催される前に、このたび実施された京都市長選挙で勝利した門川大作氏が選挙報告にこられました。伊吹文明幹事長からは、@イージス艦衝突事故について、行方不明になっている漁船の親子二名の救助活動に全力で取り組んでいること、A今日から歳入法案の審議に入ること、B福田総裁からは国会運営に対する協力要請があったこと、C京都市長選挙、前橋市長選挙の結果報告を受け、考えさせられることが多かったこと、などについて報告・挨拶がなされました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
細田博之幹事長代理からは、イージス艦事故の対応状況、予算審議などについて触れられ、挨拶がなされました。そして今日は原油価格の高騰について現況と今後の動きについて勉強会が開かれました。我が国の基本的な姿勢は、さらに省エネ対策を強化し、石油に頼らない体質を作っていくことが重要とされました。
●1000〜国会見学ぞくぞくと!横浜市立汐見台小学校の皆さん
一之瀬徹校長はじめ横浜市立汐見台小学校の皆さんが国会見学にこられました。議事堂内部の見学を無事に終了し、国会正面で記念写真を撮影しました。きっといい思い出になることでしょう。
●1200〜国際競争力調査会医薬品WT/705
医療機器に関わる企業や大学の代表により、医療機器開発の現状について勉強しました。日本と他国の承認審査の哲学の違いが米国のFDAと日本のPMDAの違いに現れているように思います。また、他の専門家の意見を聞くのではなく、PMDAそのものにもっと専門家を入れる、または人材を育てる仕組みを考えるべきとの提案もありました。質疑応答に入り、議員からは「米国には日系人もいる。FDAで承認許可されたものは直ちに日本でも承認される仕組みに変えればよい」という意見が出されましたが、一方「責任の所在はどこ」という反論も出されたり、活発な勉強会になりました。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議〜1540/本会議場
勉強会がぎりぎりまで続けられ、代議士会には間に合いませんでした。ちょうど1時に本会議場に飛び込みましたが、今日は国税・地方税、いわゆる歳入法案の趣旨説明とそれに対する質疑が行われました。法案は次の通りです。
@平成二十年度における公債の発行の特例に関する法律案(内閣提出第二号)
A所得税法等の一部を改正する法律案(内閣提出第三号)
B地方税法等の一部を改正する法律案(内閣提出第五号)
C地方法人特別税等に関する暫定措置法案(内閣提出第六号)
D地方交付税法等の一部を改正する法律案(内閣提出第七号)
写真右は、第1議員会館地下二階の国会お土産店「増田商店」さんです。エレベーターのちょうど前で、乗り降りするときにいつも笑顔でご挨拶いただき恐縮しています。国会に遊びに来たときは是非よってあげてください。
●1700〜日本保険薬局政治連盟懇親会〜1900/八重洲富士屋
午後7時までとの案内をいただき、午後6時30分頃会場に到着すると、すでに会合は終了し、スタッフの皆さんが後かたずけに追われていました。残念、間に合いませんでした。しかし、伺うところでは丹羽雄哉先生や鈴木俊一先生も出席され盛大に開催されたようです。
●1830頃〜幹事長室お国自慢懇談会/都内
各副幹事長が地元自慢を持ち寄り、食通らしい懇談会になりました。
2月18日(月)晴れ
●0700〜第21回早朝駅頭演説会/屏風浦駅
今朝はずいぶん多くの方から声を掛けていただきました。ただそれだけで元気がわいてくるんですから、不思議なものです。「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日203枚/今月累計2350枚(古正75/527、原28/372、斎藤49/519、関口9/9、笠間-/-、篠崎34/552、森8/371)でした。
●0900〜幹事長室当番〜1700/院内2F幹事長室
今日は幹事長室当番です。林幹雄筆頭副幹事長から「何でも好きなものを食べてくれ」といってメニューを渡されました。私は、「林筆頭からご馳走になるので、ハヤシライス・セットにします」というと林筆頭は、「う〜ん、ラーメンに別注肉野菜炒めをのせて食べたらうまいか、タンメンの方が美味いか」と悩み、結果タンメンになりました。
昼めしが終わると再び仕事に入ります。伊吹文明幹事長と林筆頭副幹事長が何やら難しい議論を始めました。そばにいて、その話に耳を傾けているだけで勉強になります。自分の浅はかな考えだけで自論を主張することの恐ろしさも学びます。割と簡単に見える課題には、それぞれに奥の深い問題を抱えていることをが多いんですねえ。
●2000〜第14回太郎会/ホテルオークラ
平成18年の総裁選挙終了後立ち上げられた「太郎会」も今日で第14回目の例会を迎えました。鳩山邦夫会長、麻生太郎会主のおしゃべりも絶好調です。今日は次の予定があるとのことで午後9時半終了の予定でスタートしましたが、そううまくはいきません。午後9時45分には無理やり森英介事務総長に閉会宣言をお願いし、まだまだ続きそうなおしゃべりに終止符を打っていただきました。
●2200〜SMAP×SMAPに出演した麻生太郎先生に麻生太郎先生が釘付け!
都内某所に麻生太郎先生がこっそり現れました。大画面が用意されており、午後10時から始まる「スマスマ」(フジテレビ)に注目。麻生太郎先生が出演するテレビ番組を麻生太郎先生ご自身が自分を評価する鑑賞会となりました。葉巻をくゆらせながら最初はビール、次にブランデー・オンザロック、しかし目はテレビに釘付けになっている麻生太郎先生の表情を見ているのがこれまた楽しい。本当に明るい、ポジティブな麻生太郎先生でしたよ。
麻生太郎先生の録画取りの時のSMAPの皆さんとの裏話はつきませんでしたが、オンエアされたおしゃべりの中では、私は「お化けの話」と「声変わり」の話に腹を抱えて涙が止まりませんでした。
そして麻生太郎先生はSMAPの皆さんのお一人お一人が持っている感性の素晴らしさに感動し褒めていましたよ。それから署名入りの本が稲垣さんにちゃんと届いたか心配もしていました。
2月17日(日)晴れ
●0700〜成田山初詣金沢会/赤井谷津地区
金沢会の成田山初詣でにもう一台バスを出しました。今日はスタッフの森秘書と家内がいっしょに行くことになりました。二月に入りだいぶ現地は落ち着きを見せてきており、予定のスケジュールよりも早く行程が進んだようです。一時間半も早く横浜に戻ってきました。
●0730〜末吉昭和会/コーリン
末吉昭和会の例会はコーリンで開かれました。到着した時には既に村上健司県議の県政報告も終了していたようで、ただちに私からも挨拶をさせていただきました。ことがあっても無くても定期的に顔を合わせることは重要で、ちょっとした話題が問題解決のヒントになることもたくさんあります。皆さんの声を大切にしたいと思います。
●1030〜横浜港南本牧ふ頭国際海上コンテナーターミナル建設工事着工式/横浜南本牧ふ頭
本牧ふ頭に水深20メートルのコンテナーターミナルを作ることが決定し、今日着工式典になりました。日本を代表するバースを作ることは、国家戦略のスーパー中枢港湾整備の一環です。横浜経済の30%に影響すると言われる港湾関係事業ですから、整備が進み効率が上がることはその経済にも大きなプラスになることは間違いありません。横浜港の発展が我が国の発展につながることに誇りを持って完成を見守りたいと思います。
●1130〜北方2丁目町内会餅つき大会/会館前
コンテナーターミナル着工式典で一緒だった伊波洋之助市議の案内で北方2丁目町内会の餅つき大会にお邪魔しました。町内会の役員の皆さんが総出で子供たちにお餅をふるまっていました。
●1200〜酒井喜則氏の叙勲を祝う会/新横浜プリンスホテル
私が市会議員だった当時、大変お世話になった酒井喜則先生の叙勲を祝う会にお招きいただきました。現役、OBの市会県会国会の議員も大勢お招きいただき盛大なお祝いの会が開催されました。酒井先生は昨年の4月の選挙には出馬せず、勇退されました。その後は息子さんがしっかり守っています。そして一時体調を崩されていましたが、体調は極めて良い状態にあるようで、大変力強いご挨拶を聞き、感動しました。いつまでもお元気で、ご活躍ください。
●1900〜通夜:故島村秀二氏/一休庵
左は野毛のスナック・パパジョンのマスター島村秀二さんの元気な頃の営業風景です。ジャズレコードを山盛り店内に置き、お客様のリクエストには何でも応えることを誇りとしつつ、一方美空ひばりの大ファンであることもお客様には有名な話。お店を休むことはお客様に迷惑をかけることと、休まないことを一つの売りに頑張って来られましたが、その連続営業記録は、なんと10,160数日(病気になってから日数が不明確になったとのことですが、年数に直すと27年以上)にもなります。またカメラに凝り、地域活動に凝り、私の父と落語会運営に凝り、なんでも面白そうなことには一生懸命になるパパジョンでした。そんなパパジョンが、三年前の2月に先に逝った奥さんの後を追いかけてしまいました。また一つ、野毛の名物がなくなってしまいました。残念・・・。ご冥福を祈ります。
●1830〜神奈川県神輿保存会新年会/横浜ロイヤルパークホテル
恒例の神奈川県神輿保存会の新年会が、横浜ロイヤルパークホテルで盛大に開催されました。国会議員、県市会議員の皆さんとともに私もお招きいただきました。日本の文化伝統を継承する意義ある活動ですから、今年も大いに盛り上げて地域を元気にしていただきたいものです。
●1930〜町屋学校通り振興会総会及び懇親会/山喜鮨
西区から金沢区の町屋学校通り振興会の懇親会にお邪魔しました。既に総会は無事に終了したようで、来賓の挨拶に入っていました。国吉県議からは商店街の活性化について条例を議員提案したことが報告されました。町内会長も出席されていましたが、子供たちの安全に協力して欲しいとの挨拶がなされました。皆さんの協力で地域が作り上げられていることを学ばせていただきました。
2月16日(土)晴れ
●1130〜はなむら会新年会/ロイヤルホールヨコハマ
村上健司県会議員の地元女性後援会「はなむら会」(美しい花のような女性たちと村上健司)の恒例の新年会がロイヤルホールで開催されました。毎月開催される例会は村上先生一人のハーレム状態ですが、今日は我々男性軍もお招きいただきました。
●1400〜広報会議/松本純事務所
来月の「まちかど政治瓦版」の編集会議です。来月の配布は磯子区が中心になります。磯子区絡みの話題・スナップ写真探しから、トップ面のテーマなどを話し合いました。議論の末、来月の一面は「教育問題」、二面の国政レポートは割愛して自治会町内会長さんにお願いした国政アンケートのまとめをお伝えし、永田町日記には早朝駅頭演説会のとき通りかかった方からご指摘いただいた「拉致問題を忘れるな!」にお答えしたいと思います。
●1830〜若獅子会新年会/丸徳
午後6時から総会、そして6時半から新年懇親会に入りました。私は30分にわたる総会の様子を拝見していたのですが、岡本会長の議長としての采配や小山総務をはじめ事務局作成の資料と手際の良い説明に感動しました。私の挨拶になって「若獅子会の議事進行を、ねじれ衆参国会は学ぶべきだ!」と相互信頼の大切さを学ばせていただきました。
●1830〜高橋キヨ子新春の集い/ロイヤルホール
金沢区から中区に移動し、ロイヤルホールに飛び込みました。歌手・高橋キヨ子さんの後援会の新春の集いです。毎年のことですが、地元の応援団の皆さんが夢中になってお世話役を買って出ています。キヨ子さん!、本当にお仕合わせですね。皆さんに支えられて、本年も益々のご活躍をされますようお祈り申し上げます。
●1830〜山一青友会総会・新年会/ブリーズベイホテル
次は、中区山元町の「山一青友会」の総会・新年会にお邪魔しました。すでに総会は終了しているようで、お料理に、お酒に、皆さん賑やかなおしゃべりとともに楽しんでいらっしゃいました。ゆっくりおしゃべりしている時間はありませんでしたが、久しぶりにテシさんやモッちゃんにも会うことが出来ました。
●1900〜磯子区薬剤師会新春の集い/パンパシフィックホテル
西区みなとみらい21地区のパンパシフィックホテルに向かい走りました。午後7時30分頃になりましたが、磯子区薬剤師会の新春の集いに到着しました。たくさんの来賓の挨拶が続いていましたが、私からは診療報酬、調剤報酬で大きな変化があったところですので、その趣旨についてもお伝えさせていただきました。これから薬剤師さんの力量が試されることになるでしょう。
●1900〜石川町5丁目町内会新年会/北欧
次はJR山手駅前にある北欧で開かれていた石川町5丁目町内会の新年会に伺いました。すでに最後のデザートを楽しんでいるところでしたが、私の分のステーキなどを残して置いてくださり、到着するやいなや焼き始めていただきました。ご心配かけて済みません。また温かいおもてなしに感謝感激です。
●2000〜山純会親睦旅行宴会/飯山本陣
さてさて、午後8時半になりました。これから厚木の飯山温泉に向けて出発です。高速道路など交通渋滞は無く順調に進み、午後9時半頃に飯山本陣に到着しました。すると会場から聞こえる大きな笑い声とカラオケの歌声。皆さん絶好調です。温泉宿でコンパニオンさんが入る宴会は、遊びなれた山元町の皆さんにとっても久しぶりの企画だったようです。なぜここを選んだのか幹事長に聞いたところ「我々は商売人。仕事を終えてから移動し宴会を始めるには、午後8時からの開始を受け入れてくれる旅館が必要。そこで今回はインターネットで調べた結果、たった1軒ここが受け入れてくれた」とのことでした。二次会会場は一杯では入れないとのことから、一旦かたずけを終えてから同じ会場で再スタートとなりました。長い長い夜は終わらない・・・。
2月15日(金)晴れ
●0700〜第20回早朝駅頭演説会/JR杉田駅
今朝は交通渋滞が予測されいつもより早く国会に向け出発しました。街頭ではスタッフにより瓦版の配布活動が行われました。 「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日178/今月累計2147枚(古正10/452、原32/344、斎藤116/470、関口-/-、笠間-/-、篠崎12/518、森8/363)でした。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
山口県2区の福田良彦前衆議院議員が岩国市長選挙に挑戦し見事に勝利しました。今日は役員連絡会開催前に、当選御礼のご挨拶にお見えになりました。役員連絡会は国会の予算委員会の動きについて詳細な報告があり、一日も早く重要法案の決着がつくよう役員連絡会のメンバーの協力が求められました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
気になるのは、やはり道路特定財源、暫定税率の延長問題です。地方六団体の動き、さらに各地域での動きについて情報交換がなされました。国会で詳細にわたる審議に委ねなければなりませんが、やはり世論の応援が大変重要で、この盛り上がりによって最終決着していくだろうと流れを読んでいますが、それだけに同志の地方議員、首長さんらの熱心な要望活動に期待しています。
●1210〜理学療法士・作業療法士のあり方打合せ会/リバ3
理学療法士・作業療法士のあり方について打合せ会が開催され、私もお招きいただきました。田野瀬良太郎先生の司会で開会され、会長である丹羽雄哉先生から挨拶がなされました。結果、理学・作業療法士の支援をする議員連盟の設置が決定し、これから事務手続きを進めていくことになりました。要望内容については、@40年間触れられてこなかった理学療法士・作業療法士法の改正、A特定検診対応について、B業務独占の要望、以上についての説明を(社)日本理学療法士協会の事務局長より受けました。
2月14日(木)晴れ バレンタインデー
●0700〜第19回早朝駅頭演説会/京急杉田
「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日238/今月累計1969枚(古正26/442、原100/312、斎藤29/354、関口-/-、笠間-/-、篠崎41/506、森42/355)でした。
●0830〜第2回薬事政策のあり方検討会/702
我が国の不幸な薬害事件について厚生労働省から説明を聴取し、今後の我が国の薬事行政のあり方について審議されました。基本的な問題点の把握が終わり、次回からは関係団体などから、薬害防止などについてその取り組みのヒアリングすることになります。
●1200〜為公会例会/為公会事務所
▼麻生太郎会長挨拶
国会も国会対策委員会のご努力のおかげで、順調に進んでいるのは喜ばしいと思う。
今、お手もとに配布したのは、「安心を取り戻すプラン」と題して、先日、中央公論に寄稿したものの写しです。1つの提案として、こういうことが書いてある。簡単に言えば、今、年金の話をみんながしているが、いろんな形に修正したり、次から次に細かい話が出てきて、やっぱりダメじゃないかという話になっているような状況だが、選挙になれば、これは説明しなければならない。この際、抜本的に切り替えるためには、どういうものがいいのかということで、政務調査会長当時にやったアンケート調査に基づいて、今から6年前に基礎年金を税方式でやったらどうかという話をしたことがある。時代が変わってきて、社会保険庁の体たらくがいろいろ出たりしている。考え方のコンセプトとしては、もともと保険方式でやると決めた時は、勤労者7、8人で1人の高齢者を支えていたが、今は2、3人で1人、あと数年も経てば、2人で1人という状況になる。人口構成がまったく違う。また、保険料を支払っている人は、今は、およそ半分。平均寿命はさらに伸びたというのであれば、今までのシステムで維持できるはずがない。従って、この際、これを基本的に税方式に切り替える。基礎年金を税方式に切り替え、その部分を消費税で賄う。民主党の議員は、予算を削って賄うと、よく言っているが、それは物理的に出来るはずがない。税方式でやるしか方法がないのではないかというのが、私の言っている根本的なところだ。消費税率を上げれば、必ず消費に影響を与えますよという話になるが、これは当然のことだ。
だが、ここは考えて欲しい。基礎年金は、月およそ1万4000円、厚生年金は、人によって違うが5、6万円になる人もいて、同じ額を企業も支払っている。これを具体的な例で計算してみると、1人あたり、仮に厚生年金で5万円、プラス、企業は同じ額を国に納めているので、全額とは言わないが、その分を個人に支払えば、さらに数万円、個人の所得が増えるのではないか。個人の可処分所得が数万円、増えるわけだ。増えた分を、仮に5万円とすれば、消費税率が5%引き上げられたとしても、消費税で支払う額は、月々の消費が100万円分なければ匹敵しないので、消費税率の引き上げを上回る消費意欲をかきたてるものになるのではないか。個人年金は、401Kをやるなり、その分だけ税を控除するなど、やり方はいろいろあるのではないかという提案です。単なる私の提案で、財務省と詰めた訳ではないが、全体として、今のままではいかがなものかと思っていたので、これを書いた。もともと河野太郎先生も、昔から言っておられたと思うが、今は、福田総理大臣も社会保障国民会議で、税方式も含めて考えたらどうかと言っているし、町村官房長官も、全額税方式を含めて考えるという話が出ていたので、私も言ってもいいだろうということで、政策集団としては、これをもとにして、みんなでいろんな知恵を出し合って、考えてみてはどうかという1つの案だ。私のことなので、大ざっぱにしか書いてないので、後の細目を詰めて頂いて、皆さん方の意見を拝聴したいと思う。いずれにしても年金の話は、とにかく、ずっと後々まで長引かせるような話ではないので、これだけ信用がなくなっているのであれば、この際、一挙にきちんと作り直すことを考えた方が、政治の信頼を回復する意味でも大事なのではないかというのが、一番の主眼です。
●1830〜南雲誠司懇談会/都内
私の後援会の幹部である南雲誠司氏と総会に向けた打合せ会が開かれました。懇談後、JCの先輩でもある麻生太郎先生との面談にも付き合っていただきましたが、幅広い麻生太郎先生の知識に触れて度肝を抜かれたようです。
2月13日(水)晴れ
●0700〜第18回早朝駅頭演説会/洋光台駅
またまた残念ながら私は出席できず、スタッフによる広報活動になりました。「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日243/今月累計1731枚(古正65/416、原-/212、斎藤44/325、関口-/-、笠間-/-、篠崎61/465、森73/313)でした。
●0800〜PhRMA主催朝食勉強会/パレスホテル
FDAのクリティカルパス計画、肝毒性バイオマーカー調査などについて勉強しました。医学、科学の進歩は驚きですよ。これまでの症状に基づく診断から、分子学的診断により症状が出る前の診断と病気予防が可能になるとのことなのです。 いままで日本が一歩先行していた分野ですので、これからの競争が激化していくのではないでしょうか。
●1000〜第2回コンテンツ勉強会/衆1-議員会議室
河野太郎先生の呼びかけで第2回目の勉強会が開催されました。今日は東京大学大学院情報学環教授・日本デジタルゲーム学会会長の馬場章先生をお招きして、コンテンツの重要性について学びました。
国内コンテンツ市場 2005〜2006年 12兆9,566億円 |
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流通メディア別割合 | 分野別割合 | ||
パッケージ販売(50%) | 6兆4,656億円 | 映像(35%) | 4兆4,545億円 |
放送(29%) | 3兆7,375億円 | 音楽・音声(12%) | 1兆5,265億円 |
施設サービス(13%) | 1兆6,246億円 | ゲーム(9%) | 1兆2,273億円 |
インターネット(5%) | 7,101億円 | 文字・画像(44%) | 5兆7,483億円 |
携帯電話(3%) | 4,188億円 |
矢沢あいさんの「NANA」を例に、国内外でコンテンツが、映画、アニメ、ゲーム、コミック、小説、音楽、グッズなど幅広く活用され、さらに海外でも日本の漫画文化を大切にコマ送りを日本式で取り入れるところが多くあるなど、大変興味深いお話を聞きました。そして世界全体でいうとこの「世界のコンテンツ市場」は116兆6,636億円にもなるそうで、約64兆円のアメリカに次いで、日本は約12兆円で第2位につけています。しかし、悠長にして入られません。日本を追い上げている国・地域は韓国・中国・台湾で、特に韓国の国策キャラクター「PUCCA」は文房具、ぬいぐるみ、衣類、絵本、菓子、アニメで世界展開しており、ブレイク中です。他の国では「キティーちゃん」100%のフロアが「PUCCA」進出で半々になってきているところもあるそうです。そして馬場先生は次のように話をまとめられました。
▼21世紀の日本のコンテンツ
1)コンテンツは世界的成長産業。
2)日本のコンテンツ創造力は世界一流。しかし、コンテンツビジネス力は二流。
3)東アジア諸国の猛追が日本の脅威。
4)海外の海賊版、国内の中古品の適正化。
5)産官学のコンテンツ護送船団、役割分担が大事。
6)コンテンツ100年の計は人材育成にあり。今こそコンテンツ専門人材教育を始めるべき。
7)コンテンツクリエーターが穂頃を持てる日本社会へ。
8)レーティングはクリエーターと消費者を結ぶ信頼の絆。
●1200〜国家戦略本部・安心できる社会保障PT/502
河野太郎座長のもと安心できる社会保障PTのヒアリングが行われました。今日のテーマは「慢性期医療の方向性について」です。講師は全日本病院協会副会長、東京青年医会代表、永生病院理事長の安藤高朗先生です。療養病床に対する国の考えは、医療療養25万床(H18)及び介護療養13万床(H18)、合計48万床を15万床(H24)に削減し23万床を廃止し、老人保健施設、ケアハウス等居住系、サービス・在宅に移行させていこうとするものです。2025年には必要な医療療養病床が33〜35万床になるだろうと予測している安藤先生らは、日本の将来の高齢者の安心・安全を懸念されています。そして転換型老健について、医療療養病床の数をある程度増やし、医療区分1、ADL3の点数を1000点以上にすれば、多くの慢性期医療の問題は解決する、とまとめられました。
●1500〜食品衛生規制に関する検討小委員会/706
石崎岳事務局長の進行で、長勢甚遠委員長の挨拶がなされ、輸入食品の安全確保について厚生労働省から説明を受け、質疑応答に入りました。中国産冷凍ギョウザによる有機リン中毒事案については2月12日15時現在で、有機リン中毒が確定した患者数10名、有機リン中毒が疑われ現在調査を行っている事例数はゼロ、有機リン中毒が否定された事例5,143名担っているとのことでした。そして、厚生省の対応は被害拡大の防止、原因究明、再発防止の観点から手を打ってきました。さらに今後の対応として、次の問題を解決するために情報システムの改善、輸入加工食品に関する安全性の確保が進められることになります。問題点は、@当初段階において輸入食品を原因とする食中毒と認識していなかったため、厚生労働省への情報提供に遅れが生じた、A各自治体における事案の発生状況が共有されていなかった、B事業者に対する苦情等について、適切な対応がされていなかった、以上の三点です。
●1700〜厚生労働省説明/1-209
今日、中医協で診療報酬改定の内容が決定され公表されました。その内容について詳細な説明を受けました。
●1830〜中川会新年会/都内
中川会は中川秀直幹事長時代の幹事長・副幹事長の同窓会です。今日は新春の集いが開催され、飲めや歌えやの大懇親会になりました。
2月12日(火)雨曇り
●0700〜第18回早朝駅頭演説会/洋光台駅 雨天中止
残念ながら降水確率60%で中止になりました。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
伊吹幹事長から衆議院予算委員会の進捗状況、岩国市長選挙などについて報告がなされました。国対・議運からは今後の国会運営について与野党間の協議の状況と今後の対応が報告されました。いろいろな報告を聞いていて一番嬉しかったのは、やはり岩国市長選の結果です。今までいっしょに活動してきた福田良彦衆議院議員が議員辞職して挑戦した市長選でしたし、スタート時点ではかなり遅れをとっての闘いでしたので大変心配していました。結果は、当日有権者121,717人、投票総数92,826人、投票率76.26%(前回は65.09%)、福田良彦候補47,081票:井原勝介候補45,299票、僅差での逆転勝利でした。幹事長も笑顔でした。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
道路特定財源、暫定税率について本当に心配をしているのは地方自治体です。昨年の夏から一つひとつ積み重ねてきた予算案は、まさに硝子細工のようなデリケートなものです。もしも予算案の審議に失敗してそれがご破算になったときは、地方自治体は非常に大きな混乱に落ち入ることになるでしょう。そうならないように、それぞれの選挙区でしっかり県民・市民に理解を得る努力をしなければなりません。その方法について協議されました。
●1200〜スポーツ立国調査会/704
第6回目の会合が党本部704号室で開催されました。今日は予算委員会が平行して開催されているため、遠藤利明事務局長は遅刻とのことで、事務局次長である私が司会役になりました。
麻生太郎会長は「去る2月2日にナショナル・トレーニング・センターの開所式が開催されるなど、いよいよ北京オリンピックに向けた選手強化の取り組みが本格化してきた。我が調査会のスポーツ立国実現の議論も一層本格的に進めたい」と挨拶されました。
今日の講師は2名です。日本体育大学大学院教授・筑波大学名誉教授の高橋健夫氏から学校体育について、また福岡県立スポーツ科学情報センタースポーツ振興課長の中平稔人氏からは地域スポーツについてお話を伺いました。
●1700〜神奈川県ペストコントロール協会通常総会・懇親会/ホテルニューグランド
神奈川県ペストコントロール協会の通常総会・懇親会が開催されました。東京から戻ったのは午後6時頃になってしまいましたが、ご挨拶の機会をいただき、衛生環境を向上させていくには協会の皆さんの尽力が欠かせません。ますますの発展と活躍を祈りました。
●1800〜洋光台Shop27店会新年会/ホテルテクノタワーファミール
中区から磯子区へ移動しホテルテクノタワーファミールへ向かいました。磯子区洋光台のショップ27店会の恒例の新年会に今年もお招きいただきました。磯子区の皆さんが金沢区にまで会場探しにご苦労されているようです。また皆さんの口からは「景気を良くして!」と言う声がたくさんあがってきます。また視覚障害者の方からは障害者に対する手当を拡充したと政府は威張るが、末端はまだまだ理解納得できるところに無い、と辛口のご意見でした。実態をもっと深く確認しなければなりません。
●1830〜理容生活衛生同業組合金沢支部創立50周年記念祝賀会/テクノタワーホテルファミール
理容金沢支部の創立50周年のお祝いの会が同じホテルで開催されました。議員を代表して来賓の挨拶を述べさせていただきました。若草ホームでのボランティア散髪も20年続けられるなど、地域への貢献も高い評価を得ています。またこれからはホームページを活用したPR作戦の展開など楽しみな企画がどんどん実施されるようです。ご活躍、ご発展をお祈り申し上げます。
2月11日(月)晴れ 建国記念の日
●1100〜自民党瀬谷区連合支部総会・新年賀詞会/ゆたか幼稚園
自民党横浜市連会長として瀬谷区連合支部の総会・新年賀詞会にお招きいただきました。各区で支部の総会が開催されますが、これほど大勢の皆さんの参加を得て行われる総会は珍しいです。丁寧に総会議題の審議がなされ、終了後、新年賀詞会になりました。すると見た顔、うちで秘書として頑張っていただいた安田さんがいるではありませんか。驚いてしまいました。元気で家業のお弁当製造に励んでいるようでした。
●1400〜ふくだ峰之「新春の集い」/新横浜プリンスホテル
緑区・青葉区から選出されている福田峰之衆議院議員の新春の集いが新横浜プリンスホテルで盛大に開催されました。市連会長としての挨拶を求められましたが、次期衆議院選挙の準備に、後援会の皆様の結束をお願いしました。横浜市域は8つの選挙区が絡んでいますが、神奈川6区の公明党候補を含め、全員当選を果たすのが私の役目です。
●1630〜神奈川県医師会創立60周年記念式典・懇親会/神奈川県総合医療会館
恒例の神奈川県医師会創立60周年記念式典・懇親会が開催され、我々国会議員は県会議員とともに懇親会にお招きいただきました。さらに医療制度の改革を進めているところですが、地元の先生方から医療現場の状況を聞くいいチャンスになります。超党派の議員が大勢参加しました。
●1900〜通夜:故石川豊氏/上大岡奉斎殿
地元町内会、野毛2丁目の仲間でもある料理店の石川さんが逝去されました。最近顔を見ないと思っていたら、長いこと療養生活を送っていらしたそうです。お嬢様にお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りしました。
●1800〜磯子区少年野球連盟新春懇親会/汐美苑
磯子区少年野球連盟の役員・指導者の皆さんが集まり新春懇親会が汐美苑で盛大に開催されました。新井敏二郎県会議員、関勝則市会議員らとともにお招きいただき、新春のご挨拶を申し上げました。磯子区では年に2回野球大会が開催されています。その開会式にお招きいただき、子供たちの輝く目を見ると、大人が裏方となって子供たちの舞台を作ることの大切さをしみじみ感じます。
●1800〜野毛けんじの会賀詞交歓会/泰華楼
私の師匠でもある村上健司先生の後援会「野毛けんじの会」賀詞交歓会が中華料理の泰華楼で開催されました。村上先生の政治姿勢は地元の庶民の懐に飛び込んで、ともに悩み苦しみ、そしてその解決方法を導き出していくやり方です。政治はいろいろな問題を解決しますが、すべての要望が叶うわけではないのも政治であります。ベストの解決により理解と納得を得る手法は、自らが信頼される政治家にならなければとることは出来ません。学ぶことの多い村上先生との懇談会は大変楽しく、時間があっという間に過ぎてしまいます。
2月10日(日)晴れ
●0900〜ホームページ更新/野毛事務所
飲み会が多いので、前日に完成させることはなかなか難しく。毎朝大騒ぎで写真の取り込みやレイアウトに取り組んでいます。
●1130〜清謡連合新年会/新横浜国際ホテル
清謡連合の恒例の新年会が新横浜国際ホテルで盛大に開催されました。小山内清謡会長の下、各会の代表が大集合です。菅義偉先生も出席されており、来賓として挨拶がなされました。私からも本年のご活躍をお祈りするご挨拶を申し上げました。式典の後、お楽しみのイベントが山盛りのようですが、次の予定があり私は中座しました。
●1330〜馬場町さつき会新年会/滝頭会館
磯子区の馬場町さつき会の新年会です。さつき会は地域の老人クラブですが、皆さんお元気な方々ばかりで、式典の後、カラオケや踊りなどで大いに楽しまれるそうです。さつき会会長は都合で欠席とのことでしたが、江頭慶一町内会長、新井敏二郎先生に続きお祝いのご挨拶を述べさせていただきました。
●1500〜神奈川県クリーニング組合中央支部新年会/椿
磯子区から中区へ移動。野毛宮川町にある「椿」という小料理屋さんを貸切で神奈川県クリーニング組合中央支部の新年会が開かれました。地元のクリーニング店の皆さんが集まり、賑やかな会合になりました。支部長の青木保雄さんは支部長歴10年になるそうですが、これからもますますご活躍を期待したいと思います。
●1600(1500)〜こすみ会定例会/金沢文庫ふれあい会館
「こすみ会」というのは金沢区の個人タクシーの皆さんの集まりです。「こすみ」の「こ」は個人タクシーの「こ」、「すみ」は黒川澄夫先生の名前の「すみ」をとって命名されたそうです。今日は黒川勝市議、国吉一夫県議もご出席で、市・県・国の議員が全員そろいました。熱心な勉強会で、年金のこと、道路特定財源のことなどたくさんの課題に対する意見交換になりました。
●1700〜三艘屋台保存会木遣部新年会/清川
同じく金沢区の三艘町内会の「三艘屋台保存会木遣部」お新年会に今年もお招きいただきました。地元町内会会員、木遣部メンバーでもある国吉一夫県議とともに新年のお祝いのご挨拶を申し上げましたが、大川基義会長からせっかく来たのだから国政報告をするよう求められ、国会の様子、取り組み課題について報告しました。するとメンバーからは環境税についても考えるべき、これからの日本の歩む方向性を明確に示すべき、とのご意見も頂きました。
●1750(1900)〜通夜:小林哲男氏/セレモホール金沢文庫
金澤ふみくら落語会で大変お世話になっている小林哲男さんが逝去され、お通夜が営まれました。予定の時間より少し早めはやめについてしまいましたが、奥様にお悔やみ申し上げ、ご冥福を祈りました。
●1830〜北原照久還暦パーティー/横浜メディア・ビジネスセンタープラザ
平成20年1月30日に還暦を迎えた北原照久さんの「還暦パーティー」が横浜メディア・ビジネスセンタープラザで盛大に開催されました。「59歳まではアイドリング、60歳からが本当のスタート」と日頃から北原さんは言っていたそうで、賑やかなパーティーになりそうです。パーティー発起人の一人、五大路子さんにも久しぶりにお目にかかりました。
●1850(1830)〜日ノ出町青年会新年会/清泉
還暦パーティーと同時刻に日ノ出町の青年部新年会がスタートです。あわただしく野毛宮川町にある鰻屋さん「清泉」に到着し、新年のご挨拶を述べさせていただきました。そして国政談義に花が咲きいろいろなご意見を頂戴しました。しかし、長い時間滞在することは出来ず、失礼ながら次の予定に向かいました。
●1945(1900)〜まつたけ会/野毛事務所
野毛の私の事務所では地元後援会「まつたけ会」の例会が開催されています。飛び込んで、近況報告をして、まだ新年会が終わらない、と会場を後にしました。大変乱暴で恐縮していますが、一件でも多くの新年会にお邪魔して、国政の状況について説明したいと願っています。皆さんにお許しをいただき出発しました。
●2000(1900)〜伊勢佐木消防団第3分団新年会/甘太郎石川町店
伊勢佐木消防団の第3分団の恒例の新年会です。今回はJR石川町駅の駅前にある甘太郎で開催されました。既に皆さんお酒も進み絶好調。女性軍も相当飲まれているようで、到着するなり一気飲みの返杯となりました。皆さんの尽力のおかげ様で安心して暮らせます。感謝するとともに、健康に留意され、本年のますますのご活躍を祈ります。
●2020(1800)〜伊藤洋一ロカビリーパーティー/養成軒
保土ヶ谷区歯科医師会長伊藤洋一先生の趣味はバンド演奏と歌。桜木町駅のそばにある養成軒を休みの日に借り上げて、ロカビリー・パーティーです。残念ながら私が到着した時点ではバンド演奏は終了しており、伊藤先生の歌を楽しむことは出来ませんでしたが、周りの評判を聞くと、ギター演奏もなかなかなものだったと高い評価ばかりでした。
●2100(1930)〜町屋睦例会/町屋第2町内会館
残念ながら時間的に間に合いませんでした。秘書に代理で出席してもらいました。次の機会にお邪魔します。済みませ〜ん。
2月9日(土)曇り雪
●1100〜県連総務会/自民党神奈川県連会議室
今日の県連総務会は二つの議題でした。一つは3月31日に任期切れとなる県連会長の選任についてです。その方法は規約に則り行われますが、複数の立候補が出れば当然選挙になります。その日程や段取りについて提案され了承されました。もう一つの議題は、県連のパーティー開催についてです。日程は4月7日(月)午後6時から横浜ロイヤルパークホテルにて開催される運びになりました。
●1515〜自民党神奈川3区支部街頭演説会/横浜駅西口高島屋前広場
横浜駅西口の高島屋前に麻生太郎先生が登場しました。寒い中大変多くのお客様にお集まりいただき感激でした。自民党神奈川3区支部の小此木八郎支部長の主催で2区の菅義偉支部長、そして1区の私が麻生太郎先生をお迎えする形での街頭演説会です。
私からは、麻生太郎会長から神奈川1区の自治会町内会長さん472名にお願いされた為公会アンケートの中間報告をしました。
麻生先生の出だしは、「初めて生の麻生太郎に会った人は手を挙げて〜!」で、一気に会場の雰囲気は麻生太郎ワールドに・・・。雪が降りそうだという寒い中、お集まりいただいた大勢の皆さんに感謝の言葉が述べられました。
●1800〜根岸駅前商店街協同組合賀詞交換会/ホテルキャメロットジャパン
恒例の根岸駅前商店街協同組合の新年賀詞交換会にお招きいただきました。残念ながらカメラにCFカードを入れ忘れて到着したため写真は無しです。伴野理事長からは厳しい経済状況にあるが組合員全員の力を合わせこの難関を乗り越えていきましょうと訴えられました。
●1800〜通夜:故斉木房子氏/本牧プラザ
中区本牧の村上健司県議の後援会「桜会」を通じて大変お世話になってきた斉木さんが逝去されました。到着したのは午後7時近くでしたが、なんとか時間内に間に合い、焼香することが出来、お悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りしました。
●1900〜清水会新年会/丸徳
中区から金沢区に移動して、清水会の新年会に到着しました。蒲谷博久会長が率いる神輿会の新年会です。今年は特に大きな行事は予定されていないそうで、通常の祭りと各地祭りへの応援をしていくことになります。今年も皆さん元気一杯の様子でした。
●1900〜伊勢佐木消防団第1分団新年懇親会/叶家
中区に再び戻り、伊勢佐木消防団第1分団の新年会にお招きいただきました。到着したのは午後8時頃で、既に皆さんお酒も進み、上機嫌でした。国民保護法の具体的な動きが進んでいるようで、第1分団の班編成が大幅に変更され、組み合わせが発表されました。私たち地域に暮らすものが安心して休むことが出来るのも消防団の皆さんのご尽力の賜物で、心から感謝します。
●1900〜馬場先生薬剤師懇談会/鳥しげ
福岡県から薬剤師の仲間、馬場先生が来浜されました。今回も医療制度に大きな変更があり、全国でこのような井戸端議論が続いています。世界に冠たる国民会皆険制度を堅持するために薬剤師がどのように係わり貢献していくか、その力が試されているのが今回の改正ではないかと私は受け止めています。
2月8日(金)晴れ
●0700〜第17回早朝駅頭演説会/富岡駅
今朝も朝8時前に党本部に入らなければなりません。スタッフによる瓦版の配布活動になりました。「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日282/今月累計1488枚(古正95/351、原0/212、斎藤43/281、関口-/-、笠間-/-、篠崎73/404、森71/240)でした。
●0800〜国際競争力調査会・第1回企画委員会/リバティ2
尾身幸次調査会長の下、第1回企画委員会が党本部リバティ2で開催されました。会長挨拶に続き、日本郵船株式会社草刈隆郎会長から国際競争力に関してのご意見を聞きました。官製市場の改革として農林水産業分野、医療分野、保育分野など、物流インフラ・貿易面での改革の必要な課題として港湾インフラの高コスト構造、空港インフラ及び航空行政、貿易手続きの非効率などについて経済財政諮問会議の議論なども含め意見が述べられました。基本的には規制改革をどんどん開放すべきとの考え方です。医療分野では国際流通している医薬品の日本国内使用が閉鎖的で、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の2004年データによると、世界売り上げ上位88医薬品のうち日本で利用できない品目数は28もあり、当然医療保険適用もされず国民の利便性を阻害しているとのご意見でした。私は、医薬品の安全性の確認が最も重要で、性差・人種差・地域差などが存在する医薬品の薬理を考えたとき、人種としての日本人にとって安全性の担保がまず必要ですから、米国で承認されているから目をつぶって日本でも使えるようにしろと言うのは乱暴な意見だと思う。何よりも充実しなければならないのはPMDAの人的確保による承認審査体制強化を進めていくことです。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
衆議院では補正予算の審議を終え、現在平成20年度の予算案が予算委員会で審議されています。伊吹文明幹事長からは、速やかに審議を終え、次に控える歳入法案の審議に入りたいとの考えが示されました。そして道路特定財源については、@ガソリンを25円値下げする、A道路特定財源を一般財源化する、B地方財政に迷惑をかけない、C必要な道路はつくる、という4項目を同時に解決する方法を野党は示さなければならないと主張されました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
細田博之幹事長代理から今日正午から開催される道路特定財源に関する地方六団体の決起大会次第などについて説明がありました。また4月中旬に開かれる「平成20年桜を見る会(新宿御苑)」の案内状の送付先について事務連絡がありました。
●1200〜「道路財源の確保」緊急大会/憲政記念館講堂
「道路財源の確保」緊急大会 <国民生活混乱と地方財政危機の回避>が本日、平成20年2月8日(金)12:00〜憲政記念館講堂で開催されました。主催者は地方六団体道路特定財源確保緊急対策本部(全国知事会、全国都道府県議会議長会、全国市長会、全国市議会議長会、全国町村会、全国町村議会議長会)で、全国から集結した六団体メンバーと国会議員らによって「道路財源の確保のための緊急決議」が採択されました。
主催者を代表した全国知事会会長の麻生渡福岡県知事の挨拶に続き、特別来賓として町村信孝内閣官房長官、増田寛也総務大臣、冬柴鐵三国土交通大臣、伊吹文明自民党幹事長、菅直人民主党代表代行、斉藤鉄夫公明党政務調査会長、菅野哲雄社民党自治体委員長、自見庄三郎国民新党副代表がそれぞれ挨拶を述べました。伊吹幹事長からは4点の連立方程式を如何に解くのかご教授願いたいと菅代表代行に投げかけられましたが、菅代表代行からは答えはなく、「道路特定財源は途方財源だけの話ではなく、国の形を決めていく。54年前には必要だったかもしれないが、今、特定財源でなければならないことはない。道路特定財源があることによる弊害も考えていかなければならない」と自論を展開しました。
●1800〜神奈川県自衛官募集地方協力本部役員懇親会/都内
神奈川県の自衛官募集に尽力されている皆さんとの懇親会が都内で開かれ、私もお招きいただきました。普段なかなか聞くことが出来ない内情などについてもお話いただきました。自衛官が自信と誇りを持って国民保護、国防にあたることが出来る国内の環境整備にも力を入れていかないと、将来の日本を守る人材が確保できなくなるかもしれません。課題は山積です。
2月7日(木)晴れ
●0700〜第16回早朝駅頭演説会/能見台・並木北・並木中央
今朝は各駅に分かれての瓦版の配布活動になりました。「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日386/今月累計1206枚(古正能見台90/256、原並木中央115/212、斎藤能見台57/238、関口-/-、笠間-/-、篠崎並木北93/331、森能見台31/169)でした。
●1200〜為公会例会/為公会事務所
疲れを見せない麻生太郎会長
▼会長挨拶(要旨)
昨日、平成19年度の補正予算が無事に成立した。すんなりという訳ではなかったが、災害や原油高への対策など、生活に直接密着した話が、形として出来上がったのは大変、良いことだと思う。きょうから衆議院予算委員会で、平成20年度予算案の審議が始まった。これから審議がどうなるのか、まだまだ先行きは読めないが、景気対策を含めて、いろいろな平成20年度の生活関連の問題は、予算が成立しないとどうにもならない。あわせて、その後は、歳入関連法案の審議も続いてくる。衆参両院議長のおかげで、一応、枠組みは出来ているが、実際にどういう具合に転がっていくのかは、野党の対応にもよる。ねじれ国会での初めての通常国会となり、与野党が政策論議を正式に行う最初の例になると受け止めているが、国会がねじれた状況にあっても、きちんとした実りのあるものに仕上げていかなければならない。与党であろうと、野党であろうと、国民の負託を受けている国会議員として、生活に直結した問題や国家の威信に関わる問題などについて、議員同士が意見を戦わせ合うことによって、きちんとしたものを作り上げていくという形をつくる責任が課せられている。与党に限らず、野党も双方が、そういった自覚を持たなければ、今後の国会運営が、政治不信をさらに増長させることになりかねないという認識が一番、肝心で、我々も自覚をもって臨んでいきたい。
●1800〜製薬産業政治連盟新年懇親会/ホテルニューオータニ
製薬産業政治連盟の新年懇親会がホテルニューオータニで盛大に開催されました。森田会長の挨拶で、「昨年一年を振り返ると停滞した10年間の脱出の機会をもらったようだ。新薬開発、ジェネリック対応、スイッチOTCなどこれからの方向性を明確に打ち出すことが出来た。そして国家の政調戦略にのり、イノベーションが重視されリーディング産業に位置づけられた。これからの国益の一翼を担う、1丁目1番地の戸籍をいただいたようなもので、重要なのはこれから何に取り組むのか、各企業が自主自立で取り組んでいく覚悟が必要だ。しかし同時に政治のサポートも欠かすことは出来ない。実りあるものにしていきたい」(要旨)と述べられました。
2月6日(水)曇り雪
●0700〜第15回早朝駅頭演説会/金沢文庫駅
今朝は京浜急行の金沢文庫駅にお邪魔しました。寒い朝でしたよ。国会の状況について国政報告し、地元の自治会町内会長さん方の国政アンケート中間報告についてお伝えしました。また、「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日306/今月累計820枚(古正50/166、原82/97、斎藤74/181、関口-/-、笠間-/-、篠崎62/238、森38/138)でした。
●1200〜国際競争力調査会医薬品WT/706
国際競争力を高めるために、国内の創薬システムや医療機器・器具の承認手続きのスピードアップについて審議が進められました。関係業界の皆さんからは日本の手続きが遅いとの指摘を受けますが、一方、国民・患者さんにとって安心して使っていただける医薬品や医療器具が重要であることは当然のことですから、まずは安全・安心である上に、人的な充実により全体の承認手続きのスピードアップを図っていくべきで、安易に外国データだけを信用するようなやり方には私は反対です。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議@〜1305/本会議場→●1530〜本会議A〜1335/本会議場
今日は平成19年度の補正予算について、衆参の議決結果が異なったことに対し、両院協議会が設置され、さらに審議が進められました。そして、最終的に話し合いがつかないため、再び本会議が開会され、国会としては衆議院の結果をとることが河野洋平衆議院議長から述べられました。明日からは平成20年度の予算審議が進められることになります。
●1540〜治安再生促進小委員会/706
いわゆる民間交番の活動状況や防犯カメラの設置状況について検証され、ボランティアの協力者の立場を明確にすることや、やりがいを感じていただきさらに活発な活動が展開される仕組みづくりについて議論されました。
●1645〜第14回かながわ自民党学生部勉強会/701
自民党神奈川県連の学生部主催の「麻生太郎さんと語ろう」が自民党本部701号室で盛大に開催されました。申込者は殺到し、選ばれた学生の皆さんが参加されたようです。会場に麻生太郎先生が入場されると、学生の皆さんが全員起立し拍手を送る、まさにスタンディングオベーションでの入場となりました。
麻生太郎先生の話の要点は次の通りで、
▼守るべきは守り、変えるべきは変える、これが「保守」。そして、何を守り、何を変えるかを見抜く目が大切。
▼BBCの調査で、日本は世界に最も良い影響を与えている国として挙げられた。
▼これは、MANGA、SUSHIなど、文化の影響が大きい。音楽やファッションなど、サブカルチャーもアジアを中心に大きな影響を与えている。
▼また、日本は「借りた金は必ず返す」という、ご先祖様が残してくれた信用もある。
▼皆さんのような若者も世界中で活躍している。ホンジュラスでは、日本から赴いた青年海外協力隊員が算数の教科書を作り、それがホンジュラス初めての国定教科書になった。また、インド洋やイラクに派遣された自衛隊員の士気、習熟度の高さには、受入国や他国の部隊も驚いている。
▼こういった現地で働く人達が、「日本の底力」の一つだ。
▼更には、群を抜く治安の良さも、それに当たるだろう。
▼皆さんは志があって、きょうこの場にいるのだろうが、一番大切なのはその志を維持すること。
▼日本の良さに一番気付いてないのが日本人かもしれない。
▼皆さんはこれから、自分自身を知る努力をする必要がある。そして、自分の両親、故郷、日本の良さを知り、そうすることで、それらに誇りを持つことができると思う。
●1800〜通夜:故石井英彦氏(石井耳鼻科)/サバスホール(横浜市港南区)
私の亡くなった父と大親友だった石井英彦先生が逝去されました。私が子供のころ遠縁でありながら最も近くにいて、長男の石井泰彦さんと弟と私の三人がいつも一緒に遊んでいたたくさんの思い出が昨日の ことのように浮かんできます。お悔やみ申し上げ、また心よりご冥福をお祈り申し上げます。
●2100〜岸田大臣就任を祝うユーカリの会/都内
横浜の葬儀を終えて再び東京へ向かいました。2006年の夏に超党派でオーストラリア議会視察に行った仲間の会を「ユーカリの会」と称し、年一回の懇談会を計画していますが、昨年末は皆さんの日程調整がつかず、今日にずれ込みました。また、団長だった岸田先生が大臣に就任されており、またこの度の消費者安全対策の政策立案責任者にもなっていますので、その就任お祝いと激励の会にもなりました。皆さんからの就任祝いは、消費者の心を知ってほしいとのことから「エプロン」と「お鍋」のプレゼントになりました。
2月5日(火)晴れ
●0700〜第14回早朝駅頭演説会/金沢八景駅
今朝の早朝駅頭演説会は金沢八景駅で開催されました。私は東京の予定で失礼しました。 「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日207/今月累計514枚(古正56/116、原0/15、斎藤44/107、関口-/-、笠間-/-、篠崎73/176、森34/100)でした。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室→●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
写真は副幹事長会議の様子です。補正予算の成立に向けた動き、また道路特定財源、平成20年度予算案の進め方について審議されました。かなりデリケートな議論で、ここでその内容を書くことは出来ませんが、国民生活に支障をきたさないよう、幅広い議論の必要性が訴えられています。
●1110〜スタッフ応募面接/1-209
渡部洋子ワタベヨウコさん
今日新たなスタッフの面接がなされ、入職が決定しました。議員会館の事務をお願いすることになりました。お名前は渡部洋子さん、会館事務所の政策秘書は渡部正敏。どちらも「渡部」で洋子さんは「ワタベ」、男性政策秘書は「渡部」で「ワタナベ」と読み方が違います。書面ではフルネームでないと、区別がつきません。ちょっと面白いですね。
●1830〜磯子区生活衛生協議会新年会/ホテル横浜ガーデン
夕刻横浜へ戻り、磯子区生活衛生協議会の新年会にお邪魔しました。まさに区民の生活を支える理美容、クリーニング、浴場などの業界の皆さんの連絡協議会です。プロ集団の皆さんですが、その技術によって快適な私たちの衛生的な生活が守られています。日頃のご尽力に感謝し、今年のご活躍ご発展を祈り、お祝いのご挨拶を述べさせていただきました。
2月4日(月)晴れ
●雪の後始末に苦情
道路特定財源が議論されているからなのでしょうか、今回の雪の後始末について大変厳しい指摘が数件飛び込んできました。都会では「雪」に対する災害意識が低く、通行止めになってしまった首都高速の入り口付近の除雪対応が悠長ではないかとの指摘です。雪が解けて安全が確保されるまでの午前中は通行止めとのことでしたが、この午前中の車の移動が大渋滞することによって起きる時間的な経済的損失は計り知れず、もっと緊張した対応して欲しいとの声でした。
●1300〜消費税勉強会/議員会館
平成20年2月4日(月)1300から、勉強会を衆議院第1議員会館第2会議室で開催。出席者は薬剤師会の皆さんで、テーマは「消費税」です。保険調剤(社会保険診療報酬)等に係る消費税は非課税となっている。この課税制度をゼロ税率ないし軽減税率による制度に改めるべきとの内容で、「非課税のため、社会保険診療報酬に対応する分は仕入額控除が認められておらず、その分は調剤報酬に反映されているとのこと。しかし、処方箋発行医療機関の増加、後発医薬品の使用促進、長期処方の増加等により、保険薬局における備蓄品目、備蓄量(金額)は大幅に増加しており、仮払い状態の金額が増加しています。また、IT化や医療安全に係る設備機器の導入及び増改築等様々な設備投資が増加しておりますが、社会保険診療報酬対応分は仕入額控額について認められないため、経営上大きな負担になっている」とのことでした。
財務省からは、消費税の仕組みをはじめ医療保険各法等の医療等は、社会政策的な配慮に基づき非課税とされていることについて説明。また、ゼロ税率については、消費税の負担をまったく負わない分野を作り出すことにほかならず、消費一般に広く公平に負担を求めるというこれまでの税制改革の流れに真っ向から反することになり、また、課税ベースが大幅に浸食されることから、一定の税収を確保するためには、ゼロ税率による減収分だけ標準税率の引き上げが必要になること、さらには、恒常的に還付を受ける事業者が増え、事業者間の不公平が生じかねないとともに、還付申告や事後調査に関連する事務負担やコストが発生するという問題もあり、ゼロ税率の採用は認めがたいとの発言がありました。
意見交換を通じて、実際の様子を説明しましたが、一方、もう少し、具体的データに基づいた内容の必要性を感じました。薬剤師会をはじめとして、さらなる議論を深めていくことの必要性も感じました。
●1800〜通夜:故中嶌真哉氏/関内陵苑
東京での日程を終えて一旦横浜へ戻り、私が市会議員選挙に初挑戦した平成2年から大変お世話になってきた中嶌さんのお通夜に向かいました。お悔やみ申し上げ、こころからご冥福を祈りました。
●1800〜衆議院議員林幹雄君の出版を祝う会/ANAインターコンチネンタルホテル東京
私の上司に当たる自民党筆頭副幹事長の林幹雄先生の出版を祝う会が盛大に開催されました。その本の題名は「翔(ゆめ) ― その先 ― 首都圏空港の近未来」。来賓は我が党を代表する皆さんが出席され大変賑やかなパーティーとなりました。
▼我が為公会から麻生太郎会長自らが出席してお祝いを述べたようです。少し遅れて到着したら、武部先生らと談笑中でした。相変わらずお元気そう。
●1800〜教育懇談会/都内
専門学校のあり方について、某学園の理事長らと懇談の機会を得ました。教育力をどこで伸ばすか、また次代を担う若者たちの自己実現を大人がどのようにサポートすることが出来る課など話は尽きず、会合は深夜に及びました。
2月3日(日)大雪
●1430〜日本薬剤師会関東ブロック協議会に向け出発→●1800〜日本薬剤師会関東ブロック協議会・懇親会/大洗・鴎松亭
本日午後2時から開会された平成19年度第2回日本薬剤師会関東ブロック協議会は茨城県薬剤師会がお世話役で、会議の進行役からすべてを担います。今回の議題は各県から提出された議題について審議されたそうです。そして調剤報酬の変更に伴い対応しなければならないジェネリックへのスイッチについて、各茨城県の意識調査をしたところ問題ありと考えている薬局が90.3%もあったことには驚きを隠せません。これからも課題山積です。
2月2日(土)曇り
●1230〜第41回日本病院薬剤師会通常代議員会/長井記念館
日本病院薬剤師会の第41回通常代議員会にお招きいただき、ご挨拶の機会を頂戴しました。伊賀立二会長は本日の会長選挙に立候補せず、会長を退任する予定だそうです。会長選挙に立候補しているのは1名、群馬大学の堀内龍也先生のみですので、この後、信任投票となるのでしょう。伊賀会長のご挨拶にもありましたように、病院薬剤師会には薬剤師配置基準の明確化、チーム医療対応、専門薬剤師の認定など、顔の見える薬剤師を目指してさらに活発な活動を期待しています。
●1700〜峰町内会新年会/峰の里
磯子区の峰町内会の新年会にお招きいただきました。久しぶりにお目にかかりましたが、皆さんお元気そうでした。会場になった「峰の里」というお料理屋さんは、私が初めて衆院選に挑戦したときに、河野洋平先生と待ち合わせ、打合せをしたお店で、お店に行くたびにその頃の緊張感を思い出します。今日は関勝則市議、新井敏二郎県議の堀川秘書もいっしょで、それぞれにお祝いのご挨拶を申し上げました。
●1900〜茅ヶ崎寒川薬剤師会新年会/阿部浅本店(茅ヶ崎市)
さあ、茅ヶ崎市へ移動です。茅ヶ崎・寒川薬剤師会の新年会にお招きいただき、茅ヶ崎市の阿部浅本店に向かいました。木下理事の進行で、まず辻副会長の開会の辞、そして今井直会長の挨拶がなされました。会長は、一般薬局ではOTCの売り上げが厳しく伸びないばかりか減少傾向にある、また調剤薬局でも調剤報酬の一部切り下げやジェネリック使用30%目標など困難な課題が山積しているが、協力して乗り越えようと訴えられました。私は挨拶だけで失礼しましたが、玉野先生が気合を入れているお楽しみ抽選会が心残りでした。
●1900〜磯子消防団第1分団新年会/たぐち屋(南区)
茅ヶ崎市から横浜市南区のたぐち屋さんに直行。まだ間に合いました。磯子消防団第1分団の新年会が大盛況で開かれていました。到着して早速お祝いと日頃のご尽力に対するお礼のご挨拶を20秒でお伝えしました。ここでもご挨拶だけで失礼しました。次は中区の中華街です。
●1930〜港南区薬剤師会・新春の集い/廣東飯店(中区)
中華街の本通りはタクシーが大行列で全く動かないほどの町の賑わいです。ようやく廣東飯店に到着し、会場に到着すると会場では胡弓の演奏が行われていて、皆さんは大いに盛り上がっているところでした。寺師三千彦会長にお祝いを申し上げ、またご参会の皆さんへ一言新年のご挨拶を申し上げる機会を頂きました。
2月1日(金)晴れ
●0700〜第13回早朝駅頭演説会/六浦駅
新しい「まちかど政治瓦版」2月号が完成し、駅頭での配布活動が再開されました。寒い寒い朝でしたが、今朝は京急六浦駅で実施されました。私はガソリン税の問題について「両院議長あっせん」により、一応の収拾がなされたことの国政報告を行い、スタッフは瓦版の配布に励みました。
「まちかど政治瓦版」2月号の配布枚数は、本日307/今月累計307枚(古正60/60、原15/15、斎藤63/63、関口-/-、笠間-/-、篠崎103/103、森66/66)でした。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
「両院議長あっせん」により国会は収拾され、補正予算案等の参議院での成立に向け国会は動き始めました。伊吹幹事長からは、議論の方向性は今後に委ね、基本的には我が党の手続きを得た予算案原案の慎重審議が求められ、国対・議運からは今後の国会の日程案について報告がなされました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
細田博之幹事長代理からは税制全体を短期間に組み替えることはなかなか難しい、地方は地方として必要な財源措置についてしっかり主張してもらわなければ議論のポイントが見えなくなってしまうと、今までの議論を大切にすることを説かれました。また、マスコミ対応についても、慎重な対応が求められました。
●1400〜輸入食品の安全性に関する緊急対策本部/704
谷垣禎一本部長の下、「輸入食品の安全性に関する緊急対策本部」が設置され、輸入食品による薬物中毒事案(冷凍餃子の包装からメタミドホスが検出された事件)への対応等についてに対する対応が図られることになりました。厚生労働省、内閣府、農林水産省、警察庁、外務省、そして消費者問題調査会の野田会長から、それぞれ情報と状況説明がなされ、各議員から迅速な厳しい対応を取るようにたくさんの注文が出されました。
●1500〜大井潤さん来訪/1-209
私が総務大臣政務官を務めていたときの秘書官、大井潤さんが上京しました。会館事務所を訪れ、総務省から出向し取り組んでいる今の仕事、長野県観光課長の奮戦記を聞かせていただきました。観光の資源が多くあっても、それらをどのように仕立て直すかについては力量の問われるところ。現在は蕎麦処をPRする作戦に奔走しているようです。宮崎県に負けないよう頑張って欲しいですね。