松本純の国会奮戦記2006-11 |
2006(平成18)年11月 |
トップへ 目次へ 前のページへ 次のページへ 「まちかど政治瓦版」11月号
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11月30日(木)曇り
●0830〜政調全体会議/901
●1010〜平成18年度横浜市幹線協要望行動/国交省梶山政務官室
●1030〜選挙制度調査会/702
●1200〜大勇会例会/事務所
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場
●1830〜新井敏二郎県議会議員副議長就任祝賀会/横浜ロイヤルパークホテル
●2100〜太郎会運営会議/都内
11月29日(水)曇り
●1000〜本田正美さん来館/1-209
来年の統一地方選挙で横浜市金沢区から横浜市議に挑戦する本田正美さんが来館。初めての挑戦ですから、どのような準備を進めていかなければならないのか、悩みが沢山あります。いろいろなハードルを乗り越えて、若い立候補予定者に大いに頑張っていただきたいと思います。
●終日〜税調に対する要望多数/1-209
今日も税調では小委員会が開かれ各部会長レベルからの意見聴取が続いています。一方次から次へ各省庁や団体が税制に関する要望活動に来館されます。大変慌しい一日になりました。減価償却制度の改正と固定資産のあり方について強力な綱引きがなされていること、法律にも書き込まれた道路特定財源の一般財源化に関して議員世論に反対意見が多くあることなどが注目されます。我が国の財政は国地方の長期債務残高が800兆円を超えたといわれていますが、その解決に向け小泉政権時代から、まずは2011年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化するという目標を持っています。国民は行政に対してはさまざまな要望を持っていますが、それに答えることは財政出動を伴うということにもなる訳ですから、小さな筋肉質の政府を目指す安倍政権としてはすべての要望に応えることはできないでしょう。景気は最悪の危機を脱し、以前より良くなっていると言われていますが、中小企業はまだまだ、特に小売やサービス業は景気が良くなってきていることを実感できません。しかし、改革はまだまだ過渡期にあり、少々税収が増えることに気を許さず、今が本当の頑張りどころなのではないでしょうか。電話帳のような資料を目の前に、本質を見極めた判断ができるように努力を続けたいと思います。
●1830〜カトレア会/ホテルニューオータニ
自民党の医療関係資格者国会議員によるカトレア会が各団体代表者と共に懇談会が開催されました。国民の安心・安全確保のために、現場の声も含めさまざまな意見交換がなされました。医師不足、看護師不足が叫ばれていますが、医療費の自然増を圧縮しようとする政府の考えはその問題を解説する方向にはなかなか進めません。いずれ国民の判断を求め、北欧のような高福祉高負担の社会にするか、米国のように低福祉低負担で自己責任の社会にするか、決定していただかなければならない時がくるでしょう。
●1800〜横浜青年会議所歴代専務理事会議/天吉
私は横浜青年会議所のOBです。1990年に竹内一夫理事長の下、専務理事を仰せつかり青年会議諸活動の運営をお手伝いしました。毎年役職を交代する仕組みになっていますので、たくさんの専務理事経験者がいます。その専務理事経験者が一堂に会し、来年度の理事長、専務理事と意見交換を行う会合が毎年開催されます。各地青年会議所の参画によって構成されている日本青年会議所の会頭を務めた麻生太郎さんが、今年は自民党総裁選挙で各地の青年会議所に大変お世話になりました。そこで私は、お礼の意味もこめて今日出席しました。神奈川県では党員投票1万票を超える得票で3票を獲得することができました。大変すばらしい結果です。電話作戦などに協力してくれた皆さんに感謝!
11月28日(火)雨曇り
●0830〜社会保障制度調査会医療委員会/702
社会保障制度調査会の医療委員会が上川陽子事務局長の司会でスタートしました。冒頭、鈴木俊一社会保障制度調査会会長、鴨下一郎医療委員長の挨拶があり、引き続き医療制度改革の実施状況等について厚生労働省保険局総務課の深田修医療費適正化対策推進室長から説明がなされました。基本的な考え方は、@世界最長の平均寿命と高い医療水準を達成してきた国民皆保険制度を将来にわたって堅持、A患者の視点に立って、安心・安全で質の高い医療が受けられる体制を確保、という二本立てです。そのために安心・信頼の医療の確保と予防の重視、医療費適正化の総合的な推進、超高齢社会を展望した新たな医療保険制度体系の実現を図ろうとするものです。
●0830〜総務部会郵政関係税制勉強会/603
同時刻にスタートしている総務部会郵政関係税制勉強会に出席しました。吉田部会長の進行で@平成18年度郵政関連補正予算について、Aテレコム関係税制改正要望、B郵政事業関係税制改正要望、以上について総務省の考え方を聴取し、質疑応答となりました。@についてはローカル放送局等のデジタル化の推進で2011年のデジタル放送完全移行に間に合うように基盤整備を進めなければなりません。その為の民間事業者の自力に委ねたのでは整備が困難なものに対する整備補助として158億円を求めるものです。Aのテレコム関係は、放送のデジタル化の推進、テレワークの拡大、国際競争力の強化、沖縄の振興、以上の4点をポイントに要望していきます。Bの郵政事業関係は、簡易生命保険関係で生命保険料・個人年金保険料合算控除制度の創設、民営化関係では郵便貯金銀行及び郵便保険会社が郵便局会社への窓口業務委託に際し支払う手数料に係る所要の措置、郵便局会社の施設に係る事業所税の非課税措置の拡充、以上の2点が要望項目となりました。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会の開会の前に、沖縄県知事選挙で選対本部長を務めた稲峰前知事、当選を果たした仲井真新知事らが報告とお礼のために来訪されました。役員連絡会では中川秀直幹事長から復党問題についてこれまでの経過が報告され、この後は党紀委員会笹川委員長に審議をお願いすることになることが報告されました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
石原伸晃幹事長代理から復党問題についての経過報告がなされた後、茂木敏充筆頭副幹事長から役員連絡会の内容について報告、竹下亘副幹事長から国対報告、田野瀬良太郎総括副幹事長から和歌山県知事選挙対策について報告がなされました。和歌山知事選挙はマスコミ報道によると民主党が自主投票になったようで共産党との一騎打ちになりそう。県民には官僚出身候補者に対してアレルギーがあるのではないかと、私たちは心配していますが、責任を持って推薦する知事候補者を立てて選挙戦に臨み、その懸念を払拭したいと思います。
●1140〜麻生太郎外務大臣面談/会館事務所
麻生大臣は相変わらず慌しい日程で、このところ話をする機会もありませんでした。少しの時間を得て「太郎会」の運営等について報告しました。しかし、「周りが迷惑するほど元気な大臣」には変わりなく、難しい外交課題に果敢に挑戦しています。
●1240〜河野洋平衆議院議長面談/議長室
議長へ陳情しなければならない案件があり、議長室へお邪魔しました。10年以上のお付き合いになりますが、尊敬する河野洋平議長とお目にかかると背筋がピンと伸びます。皆さん知っていますか? 衆議院議員で最も勤続年数が高いのは海部俊樹先生(16期)で47年、二番目が河野洋平議長(14期)で40年です。凄いですね。こんなに長く緊張感を持ち続け、毅然と国政に取り組んでいるのですから政治家としての迫力が違います。私はまだまだ駆け出し、もっともっと頑張らなくっちゃ。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場
今日は15分の予定で次の議題が審議されました。@道州制特別区域における広域行政の推進に関する法律案、A地方分権改革推進法案、以上の2法案です。@については内閣委員会で審議され河本三郎委員長からその経過が報告されました。Aについては総務委員会で審議され佐藤勉委員長からその経過が報告され、いずれも衆議院本会議で可決し参議院に送られました。
●1400〜和歌山知事選挙対策/都内
組織団体に対する協力依頼のために都内を飛び回りました。この知事選挙に対してどのような考え方を持っているか、また何をすることができるのか、一つ一つ団体を回り、直接声を聞くことが大切です。なかなか厳しそうですが・・・。
11月27日(月)雨曇り
●1430〜税制調査会総会/701
いよいよ自民党の税制調査会がスタートしました。今日は総会が党本部701号室で開かれ、尾身財務大臣、菅総務大臣も出席しました。これから予算のもっとも基礎となる歳入について議論されることになります。経済成長の足を引っ張ることなく、また社会保障制度にも配慮された仕組みを検討していくことになります。
●1530〜党改革実行本部緊急総会/101
本日15:30〜16:30、党本部101号室で党改革実行本部緊急総会が開催されました。これは復党問題について平場で議員からの意見を聞きたい、開かれた対応をしたいとの中川幹事長の考えで開催されたものです。石原伸晃幹事長代理より経過報告がなされた後、議員26名から意見が述べられました。その発言内容は速記者により記録され党執行部に報告されます。26名の意見はほとんどが「復党反対」。国民は復党を認めない、なぜこの時期なのか、段階を踏まずなぜ直ちに復党させるのか、国民の理解を求める総裁の説明がない、などさまざまな意見が出されました。私は担当副幹事長として役員席に着き議員皆さんからの意見聴取に徹し、必死にメモ取りに専念しました。
11月26日(日)曇り
●0800〜松本純後援会第3回JCGCゴルフコンペ/タクエーカントリークラブ
今日は昨日に引き続き第3回JCGCゴルフコンペが千葉県のタクエーカントリークラブで開催されました。企業団体選対の要になっている皆さんによって運営されているコンペですが、本年度3回目となりました。参加者は参加者は26名、優勝は涌井さん(グロス92、ハンデ20.4、ネット71.6)、ベスグロ賞は立澤さん(78)でした。私のスコアは非公開、二日連荘で体がバラバラになりそうです。パーティーの場で国政報告しましたが、皆さんの最も関心の高い話題は「復党問題」で、「内部で何をもめているのか、 復帰など筋が通らない、早く決着させなさい」といった声が多かったですね。
11月25日(土)晴れ
●0745〜松本純後援会國容会ゴルフコンペ/ヌーベルゴルフ倶楽部
私の同級生が幹事を務める國容会ゴルフコンペが久しぶりにヌーベルゴルフ倶楽部で開催されました。参加者は16名でした。優勝は弓削さん(グロス85、ハンデ12、ネット73)、ベスグロ賞は同級生の大村さん(83)でした。
11月24日(金)曇り晴れ
●0830〜党選挙対策小委員会/党本部4階総裁応接室
各派閥事務総長格がメンバーに入る選挙対策小委員会が開催されました。鈴木恒夫事務総長の代理で私が参加することになりました。ここで議論されることは、自民党公認候補の審査と決定です。全国統一の書式になっている経歴書などを添付された公認申請がここにあがってきます。そして各派閥の事務局長らが、役員に対して候補者の紹介をしたり、良い点について盛んにPRしていくという大変重要な会議です。今日は参議院の選挙区候補や全国比例代表の候補者について審査されました。
●0900〜幹事長室当番〜1700/院内幹事長室
今日も一日当番です。用事を片付けると幹事長室に閉じこもる。この繰り返しの一日になります。
●0910〜国会対策正副委員長打合せ会/第22控室
幹事長室を代表し、国対正副委員長会議に出席しました。二階国対委員長の挨拶では、防衛庁の「省昇格」について進めていかなければならないこと、また入札談合防止に関し法律改正の必要性を説き、重要法案として前向きに取り組んでいく姿勢を示されました。議運からは今日の本会議は連休の谷間で開催には至らなかったこと、来週は各定例日を大切に審議の進捗を図る必要があると報告されました。道州制や地方分権など課題は山積しており、気を抜くことはできません。会期末を12月15日に迎えますので、真剣な調整が続けられていました。
●0930〜自民党役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会は午前9時30分から総裁室で予定通りスタートしました。幹事長から、@元参議院議員田沢智治先生が11月21日に逝去されたこと、準党葬を受けていただけるか確認中との報告、A国会については、国会正常化への尽力に感謝、会期も残り少なくなってきたが教育基本法、防衛庁省昇格法など重要法案の成立に向けて全力で取り組みたい、B復党問題について、22日に平沼議員と会談し、復党申請の期日を27日(月)午前中までとし、条件(1)郵政民営化を含む政権公約2005の遵守及び実現を期す党の方針に従う、(2)郵政民営化を含む安倍政権の所信表明を支持する、(3)先の総選挙における反党行為の反省・総括と党紀党則の遵守、(4)地元有権者等へのオープンな説明、以上を示し、誓約することを条件としたことが報告されました。また、今回は落選議員の審査はしないそうです。そして各役員からの報告となりましたが、冒頭、青木参議院会長、片山参議院幹事長らから復党問題について意見が述べられました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
自民党役員連絡会を終えて、副幹事長会議に向かいました。茂木筆頭副幹事長から役員連絡会の報告、私から国対正副委員長会議の報告がなされ、各議題に入りました。田野瀬総括副幹事長からは11月30日告示、12月17日投開票日の和歌山県知事選挙について報告がなされました。地元の雰囲気は官僚出身県知事の不祥事で、官僚に対する嫌気が強いこと、候補者選定には他党も混迷している状況にあること、わが党としては各種組織団体に対する推薦依頼を進めており、体制作りを万全にしたいとの報告でした。
●1235〜総務部会要望申し入れ/財務大臣室→主計局
▼財務大臣室
▼主計局
総務部会としてはこれまで進めてきた市町村合併に対し、政府が地方自治体に約束した補助金が今後1,500億円になります。各合併市町村から出された要求額を合計すると今回の補正予算では1,200億円が必要となりますので、財務省にもこの内容と補正に対する理解と取り組みをお願いしなければなりません。今日は尾身財務大臣、主計に直接要望を伝えました。答えは直ちには出ず、なかなか厳しそうです。
●1800〜八八会例会/濱新
松本純地域支援団体の八八会にお邪魔しました。今日は皆さん都合が悪かったようで、出席者は少なかったのですが、元会長の島峰さんからは「復党問題」について、一体どうなっているのか、と鋭い質問が飛び出しました。我々副幹事長は党執行部の一員ですから私から個人的な考えを示すことはできない、幹事長は筋を通して復帰を認める方向だと答えると、「一度政治家が覚悟を決めた問題なのだから、復党などおかしい。絶対復党を認めるべきではない」との考え方でした。このところどこへ行っても「復党問題」が一番の話題になります。
●1900〜黒川勝と語る愛する金沢の集い/金沢公会堂
私の横浜市会議員時代から大変お世話になってきた黒川澄夫先生が次期統一地方選には出馬せず、引退することになります。その後継候補者として、長男の黒川勝さんが自民党の公認を得て挑戦することになりました。今日はその第1回目の大集会が開催されました。私もお招きいただき、激励の挨拶を述べさせていただきましたが、市会議員の定数が削減され6から5に減員される大変厳しい環境にありますので、気を抜くことなく、しかも選挙の本質を外さないように十分な準備をしていかなければなりません。あとわずかですが、健闘を祈ります。
●1900〜商和会例会/村上健司事務所
神奈川県議会議員村上健司先生らがメンバーとなる商和会の例会が経費削減とのことから今回は村上事務所で開かれました。経費削減といっても大変です。それぞれの奥様方もお手伝いに入り、台所で準備に大騒ぎです。手作りの心のこもったお料理に皆さん舌鼓。新たなメンバーも加わり和気藹々の会となりました。いや〜、ここでもやはり「復党問題」ですね。皆さんの関心が大変高いことに驚かされます。皆さんの基本的な考え方は、小泉前総裁に近く、復党は認めるべきではない、とのご意見が大勢です。
11月23日(木)曇り
●1100〜麻生太郎が野毛の飲食店街に現る!
ヒェ〜!なんと麻生太郎外務大臣が私の事務所のある野毛の飲食店街を訪問されました。私のお袋もびっくり。福岡から羽田に着き、うちの近所にあるインターコンチで赤間代議士の結婚披露宴に出席するところ、少し時間があるとのことで20分ほど、自宅兼事務所に家庭訪問です。町の様子を見回して和菓子屋の「もみぢ」さんと「村田 家」さんに目が留まったようで、「昔ながらのいい風情だな」ですって!ひとっこ一人町を歩く人はおらず、静かな(実は地元の野毛2丁目の皆さんは秋の日帰りバス旅行で町には誰もいない)様子に心配されちゃいました。
●1130〜赤間二郎・まみ子結婚披露宴/ヨコハマ・グランド・インターコンチネンタル・ホテル
今日の本命は赤間二郎さんと金子まみ子さんの結婚披露宴です。麻生太郎大臣と共に会場に到着しました。赤間二郎代議士は神奈川14区相模原市選出の衆議院議員ですが、政治家の皆さんをお招きしての披露宴ですから、会場はみなとみらい21地区にあるインターコンチネンタルホテルで開催されました。政治家とわかっている新郎を選んだまみ子さんはすごい。お二人の幸せは「選挙に当選し続けること」しかありませんね。赤間さんは期待される星でもありますから、まみ子さんの協力を得て、さらに大きな政治家に成長することでしょう。おめでとうございました。
11月22日(水)曇り晴れ
●1330〜総務部会要望活動/幹事長室
市町村合併が進んでいることは皆さんもご承知と思います。市町村数は平成11年3月31日3,232→平成19年3月12日1,808にまで減ります。平成18年度は、17年度に合併した経過措置団体(324団体)のまちづくりスタートの年となります。その前からの団体と併せて合計501団体の合併による事業ニーズがいっきに集中することから平成18年度の必要額は1,200億円になります。平成18年度当初予算は40.2億円でしたから、補正予算が必要になります。全国の合併市町村と約束済みである補助金について、きちんと整理するための補正を組む手続きに入るよう中川幹事長に要請に行きました。
●1400〜総務部会関係合同会議/704
総務部会関係合同会議が開催されました。吉田博美総務部会長の開会挨拶によりスタートしました。まずはじめは、@総務省情報通信関係平成19年度税制改正主要要望について寺崎政策統括官より、A郵政関係平成19年度税制改正要望について須田郵政行政局長より、B地方税関係平成19年度税制改正要望について河野自治税務局長から、それぞれ説明がなされ、参加議員からの質疑に入りました。私も副幹事長の仕事だけではなく、総務部会長代理という大役を頂戴していますので、今日は真剣に議論に耳を傾けました。これから本番を迎えます。
●1830〜国吉一夫激励の集い/金沢公会堂
国吉一夫県会議員の激励の集いにお招きいただきました。来年の春には統一地方選挙を迎えますが、当然国吉県議も5期目に挑戦します。それに向けて後援会等支持者に県政への取り組みについて報告し、将来に向けた新たな方向性について理解を得て、さらに力強い支援を要請する集いとなったようです。私はこの後、東京へ行かなければならないため、一番で来賓挨拶の時間をいただき、国吉県議への激励の挨拶を述べさせていただきました。
●1900〜森英介勉強会/都内
都内の会場に到着したのは午後8時半になってしまいました。森英介代議士の大切な友人らとの勉強会で、特に労働行政について意見交換が行われました。私の誤認していたことや物の見方の違いなど、広範な課題について議論しました。これからの私の副幹事長としての仕事にも大変役に立つ話ばかりでした。
11月21日(火)曇り
●0930〜自民党役員連絡会/院内総裁室
定例の役員連絡会に出席しました。中川秀直幹事長から沖縄知事選挙について、延べ239名の我が党国会議員が応援に入り勝利した。沖縄選出5名の国会議員はじめ女性局など一丸となった皆さんの努力のお蔭、と感謝が述べられました。国会については二階国対委員長から報告されましたが、先週から国会は止まったままで先が見えないが、参議院に送られた教育基本法改正案の取り扱いについて今日与野党国対が開かれ正常化に向けて協議していくとのことでした。片山参議院幹事長からは午後に参議院与野党幹事長会議を開き前進できるよう協議する旨の報告がありました。
●1030〜中田横浜市長来館/1-209
中田宏市長はじめ横浜市の幹部が来年の予算に向けてさまざまな要望項目の説明にお見えになりました。私には特に厚生労働省関係の調整交付金の不合理などについて横浜市の現状が詳しく説明されました。永田町だけで法律や制度が決定されますが、実際にどのように機能しているかは現場の声を聞かなければ分かりません。やるべき課題は山積です。
●1200〜副幹事長会議/院内幹事長室→●1300〜第74回定期党大会第1回実行委員会/院内幹事長室
いつもは午前10時から副幹事長会議が開かれますが、今日は正午から開催されました。役員連絡会の報告、国対の報告が終わり、中川幹事長からは「復党問題」について今後の取り組みについて考え方が示されました。既に記者会見などで幹事長から発言されている通りで、@郵政民営化法案に賛成したか否か、A首班指名に応じたか否か、B反党行為を行わない確約、以上が検討する上での基本的判断基準。そして重要なのは各位が復党の希望があるのかないのか、24日午前中までに意思を表明していただいた後に、党改革本部で皆さんの意見を聞き、幹事長としての判断をしたうえで総裁に報告し決断をいただく予定とのこと。そして最終的には党紀委員会で正式な決定がなされるのではないでしょうか。その後、第74回定期党大会の第1回実行委員会が開催され、当日の次第、司会、基調講演者などについて意見交換がなされました。
●1330〜黒シャツ現る!
某会館事務所を訪問すると、そこに待ち受けていたのは黒シャツの男。永田町や霞ヶ関の業界では有名な人物で、いつも真っ黒なシャツに黒いネクタイを着用しているサンケイの石橋さんです。顔はかわいらしい造作で憎めないのですが、初めて会ったころは一体どんな素性の人物か分かりませんでした。付き合ってみるとその見識の深さ・広さと先見性の極めて高いことに驚かされます。永田町にはたくさんのマスコミの方が出入りしていますが、いつも真っ黒というのは石橋さんしかいません。人は見かけが9割といわれていますが、見かけにだまされずよく知ってみると信頼のおける好人物だった、というそんな出会いもあると反省させられた好人物です。それにしても、今日は暇なの?
●1500〜2008年開港都市サミット誘致議員連盟の要請活動/官邸→外務省→財務省
横浜市と新潟市が協力し、首脳会議は横浜、閣僚会議は新潟、と役割分担し、2008年のサミットを誘致することを応援する超党派の議員連盟です。今日は午後3時に官邸で塩崎官房長官に、午後3時30分に外務省で麻生外務大臣に、そして午後4時20分に尾身財務大臣に誘致決定に理解をいただきたくお願いに行きました。平成18年度ですから、来年の3月までに決定される運びと聞いていますので、今日行う要望活動は大変重要です。
●1800〜洋光台連合地区自治町内会総理大臣賞受賞祝賀会/洋光台科学館
サミット要望活動を終えて地元に飛びました。磯子区の洋光台連合自治町内会が防犯活動に尽力してきたとのことから、全国10団体のうちの一つとして内閣総理大臣賞を受賞しました。そのお祝いの会が洋光台科学館で開催され私もお招きいただきました。この受賞は皆さんの協力、継続によって得ることができたのですから、洋光台の皆さん全員が受賞者ということになるでしょう。平成14年度と比べると犯罪も半分以下に減るなど、その努力の効果・結果ははっきりと出ています。区長も警察署長もお祝いというより皆さんの尽力に対し感謝の挨拶がなされました。
●1800〜自民党神奈川県連政経文化パーティー/横浜ロイヤルパークホテル
同時刻に開会された自民党神奈川県連政経文化パーティーに遅刻で入りました。家内が代理で先に入っていたので合流し、参加いただいた皆さんにお礼の挨拶をしました。来春の統一地方選挙立候補予定者や参議院選挙立候補予定者らの紹介もされ、決起大会のような元気のあるパーティーになりました。
●1930〜中川昭一政調会長勉強会/一笑美茶楼
初めてこの勉強会にお招きいただきました。中川政調会長はお酒に強いとのうわさを聞いていましたので、どんなに凄いのかと思っていたのですが、今日は一滴のアルコールも口にせず、ずっとお茶でした。お酒の話どころか、美術の話、食の話、経済の話、などなどの話題で盛り上がりました。中川政調会長の大変幅広い知識に驚かされました。また固有名詞など忘れてはならないと思った話題がでると大変几帳面にメモを取られる姿勢にも驚かされました。常に前向き、なんでも吸収してやろうという意思の現われと思いますが、それほど情報量の多い、素敵な仲間の勉強会でした。お招きいただきありがとうございました。
11月20日(月)雨
●1700〜広報企画会議/地元事務所
来月の「まちかど政治瓦版」12月号の内容について打ち合わせが行われました。地元ネタや今まで取り組んできた課題などさまざまな角度からテーマが提案されました。
●2030〜第2回太郎会/都内
第2回太郎会。麻生太郎外務大臣を囲む勉強会が開催されました。APECに出席された状況について、公式発表以外の裏話が山盛りでした。基本は対北朝鮮対策を中心に置きながらも経済問題など広範な話し合いが持たれたようです。司会は森英介世話人代表。今日も総裁選挙の際、選対本部長を務めていただいた鳩山邦夫先生が出席いただき開会・乾杯の挨拶、麻生太郎外務大臣からAPEC報告、その後は沖縄県知事選、福岡市長選など話題満載でした。
11月19日(日)曇り雨
●1030〜2006MOA美術館神奈川県児童作品展表彰式/かなっくホール
MOA美術館神奈川県児童作品展が、かなっく(神奈川区民文化センター)で開催されました。私は「八まん様のハト」を描いた御成小学校3年生湯川冬実さんへ「神奈川県教育長賞」のプレゼンターの役を務めました。隣の写真がその「ハト」です。子供たちや保護者の皆さんがたくさん集まり盛大な表彰式になりました。写真右は神奈川県知事賞を受賞した深沢小学校1年生の谷口実歌子さんの「旭山動物園で見たクジャク」です。
●1730〜末吉昭和会懇親会/杉本純三宅車庫
恒例のすき焼きパーティーが杉本さんの車庫で開かれました。今日は昭和会のメンバーだけではなく、ご家族やご近所の町内会役員の皆さんにも声がかけられ、会場は野菜と肉とすき焼き鍋でいっぱいです。 村上健司県会議員の地元お膝元でもありますが、今日は残念ながら和歌山県へ出張のようで欠席でした。代理で柴田秘書が出席されていました。私からはお招きいただいたお礼の挨拶を述べさせていただき、選挙三昧の副幹事長職の近況について報告しました。しかし、話に耳を傾ける状況ではありません。皆さん、おいしいお肉が煮えすぎないようすき焼きお鍋に精神集中。
●1800〜のげ研遊会総会/ブリーズベイホテル
松本研市会議員の後援会のげ研遊会の総会がブリーズベイホテルの会議室で開催されました。河本博文会長からの挨拶の後、伊藤さんから平成18年度事業・決算報告がなされ、引き続き来年度の事業計画等が提案されましたが、全会一致で全会一致で承認されました。松本研さんからは皆さんの日ごろのご支援に対する感謝と来年迎える統一地方選挙に4期目を無事に再任されるべく全力で準備を進めていくと力強い決意表明がなされ、皆さんからの引き続きのご支援が要請されました。横浜市会議員定数問題がまだ決着しておらず、決定は12月にずれ込む予定。早く決まらないと落ち着きませんね。
●2230〜沖縄知事選挙に勝利!/NHK当確
応援に入った福島県知事選挙は敗退し、いやなムードになっていました。同様に沖縄知事選挙にも私は応援に入り地元の皆さんに大変お世話になり、この沖縄知事選挙の結果については大変心配していたのですが、マスコミの出口調査結果をひっくり返し、午後10時過ぎにNHKは当選確実を打ちました。するとAPECから帰国したばかりの麻生太郎外務大臣から電話があり、「よかったな、おめでとう!この勝利の意味は大きいなあ」と。負けだと思い込んでいましたから、NHKの当確を見逃した私は「えっ」。また菅義偉総務大臣、現地にへばりついている竹下亘副幹事長からも電話があり、昼間からの出口調査結果とは逆の、まさに逆転勝利になったことへの喜びを分かち合いました。
11月18日(土)晴れ曇り 土木の日・ミッキーマウスの誕生日
●0900〜横浜農業協同組合磯子支店農業まつり/磯子支店
恒例の農業まつりが横浜農業協同組合磯子支店で開催されました。収穫の恵みに感謝し、また地域の皆さんとの交流を大切にするために毎年開催されています。今年も周辺から沢山のお客さんが詰め掛けることでしょう。昨夜から婦人部の皆さんがつくったおでんは、味がよくしみていてとても美味しかったですよ。ごちそう様でした。
●1000〜金沢共同溝シールドマシン到達式/金沢区幸浦
今日は「土木の日」だそうです。十一月十八日の漢数字を縦に並べると「土木」になります。へエ〜、知りませんでした。
国道357号金沢共同溝で約2.3kmの共同溝トンネルが貫通し、シールドマシン(巨大モグラ)が目的地に到達しました。本日その到達式が開催され、お招きいただきました。この共同溝の工事は昨年の10月11日に小学生達に見送られて発進し、シールドマシンが約1年をかけて目的地に無事到達したのです。この共同溝は安全性、信頼性の高いライフライン(電気・電話・下水道)が構築されます。当然道路の掘り返し回数は激減しますし、阪神淡路大震災でも共同溝そのものに多少ひびが入ったくらいで、大切なライフラインは守り抜くことができました。これからバラバラに埋められている電気・電話・下水道をこの中に移設する工事が始まり、全部の工事が終わるのは平成21年だそうです。無事にこれからの工事が進められますよう祈ります。
●1700〜小山光・林英里子結婚披露宴/シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
日ごろからお世話になっている小山恭弘さんの長男が結婚し、その披露宴にお招きいただきました。浦安のディズニーランドに隣接するシェラトンホテルでおしゃれな結婚披露パーティーが開催されました。また今日はミッキーマウスの誕生日だそうです。ホテルの中も外も二人の門出を祝ってお祭り騒ぎです。どうぞお幸せに!
11月17日(金)曇り晴れ
●0700〜第109回早朝駅頭演説会/山手駅
スタッフにより広報活動がおこなわれました。「まちかど政治瓦版」11月号の配布です。
●0830〜地方自治に関する検討PT・地方税財政改革PT合同会議/603
地方自治に関する検討プロジェクト・チームの勉強会が開かれました。今日の議論は新たな交付税制度のあり方についての議論です。弱小の地方自治体や地方税収入の多い巨大な自治体など地方自治体の形態はさまざまです。その地域に住む人々に対する基本的な自治サービスは一定のレベル以上が必要です。そのために、地方ではこんな仕事をして欲しいと詳細なメニューが国から示され、それに必要な財源を国が再配分します。これを交付税といいますが、その地域が頑張って税収を上げるとその分交付税が引かれてしまうという性格も持っています。今回の新たな制度は、頑張ったところにはその分のご褒美をあげなければ、地方は努力するきっかけが見出せず、なかなか自立のみちを切り開けないのでは、といった考えから検討が始まっています。しかし、なかなか難しい。
●0910〜国対正副/第22控室
昨日は教育基本法改正案を衆議院で可決し参議院に送らなければならないといった大変緊張した場面がありました。今後会期末までの日程を考えると昨日の決断はやむを得ない状況と私は受け止めました。その粛々と進められた取り組みに対する感謝が二階国対委員長から述べられ、さらに今日からの参議院での審議が野党参加のもとで行われるよう丁寧に与野党協議に当たって欲しい旨指示がありました。残念ながら昨日の影響で今のところ委員会がストップしたり、今後の展開が読みきれない難しい状況にあります。国対役員さんらの尽力に期待します。私からはあと2日間になった沖縄知事選挙に対してさらなる取り組みを依頼しました。
●0930〜自民党役員連絡会/院内総裁室
課題は山積。幹事長は次々と難問に答えを出していかなければなりません。今日の幹事長報告では、昨日衆院本会議を通過した教育基本法改正案に対する取り組みにお礼が述べられました。衆院の審議には106時間16分をあて、郵政民営化の108時間に匹敵する慎重な審議を重ねてきました。そして後二日になった沖縄の知事選挙についてなんとしてもこの激戦に勝利したい、さらなるご尽力をと訴えました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
茂木筆頭副幹事長から役員連絡会の報告がなされ、私からは国対正副委員長会議の報告をしました。沖縄の選挙状況について大変厳しい戦いが続いていること、そのほか各副幹事長から提案された案件について協議されました。
●0900〜幹事長室当番〜1700
私は今日の幹事長室当番。朝9時から夕方5時までが担当時間です。午前中はバタバタとしていましたが、午後はお客さんもなく、議員も顔を出さず、大変静かな留守番になってしまいました。あまりにも退屈そうにしているので幹事長室事務局の森加菜さんが美味しいコーヒーを入れてくれました。美味しかったですよ。ありがとう。
●1800〜故大井政雄氏通夜/赤英会館
私が横浜市会議員に挑戦する当時から大変お世話になってきた大井さんが亡くなりました。体調を崩しているとの話は聞いていたのですが、訃報を聞いて大きなショックを受けました。心からお悔やみ申し上げ、ご冥福を祈ります。
●1830〜FAPA役員等歓迎会/横浜パンパシフィックホテルB2
アジア諸国の薬剤師さんが集まって、各国の課題や意見交換、これからの新しく取り組むべき問題などについて議論する会議です。今年は神奈川県が当番で横浜市のみなとみらい21地区を中心に開催されました。今日は役員の歓迎レセプションにお招きいただきました。
●2100〜歯科の役割を考える会/地元
地元の歯科医も相次ぐ医療改革から将来に向けた医療への取り組みについて悩んでいます。これからの時代にあった業態を考えるフリーディスカッションの会に招かれ意見を求められました。ここでは具体的に内容をお披露目できませんが、まったく新しい発想での取り組みが次から次へ提案され、真剣な取り組みに驚かされました。
11月16日(木)晴れ
●0700〜第108回早朝駅頭演説会/屏風浦駅・根岸駅
今日は日程の関係でスタッフによる二箇所同時広報活動になりました。「まちかど政治瓦版」11月号の配布状況は、合計263枚(屏風浦駅で原84/528、笠間59/594、篠崎42/561、根岸駅で斎藤51/778、古正27/558)でした。
●0800〜永田町社稷会/パレスホテル2階
今日は中川昭一政調会長の講演が行われるということで出席しました。中川政調会長は風邪気味で体調がよくないようでしたが、外交、安全保障問題から講演が始まり税制などについてもご自分の考えを明確に示されました。その後参加者からの意見交換にも参加され社会保障制度など広範な課題にお答えいただきました。
●1200〜議院運営委員会・代理/議長応接室
昨日教育特別委員会で教育基本法の改正案が野党欠席の中で可決しました。それを衆院本会議にかけなければなりません。議員運営委員会に桜井育三議員の代理で出席しましたが、野党に呼びかけるも出席を得ることはできず、やむを得ず本会議の議事次第等が審議され了承されました。
●1200〜大勇会例会/大勇会事務所
議院運営委員会が予定よりも閉会が遅くなり、あわてて大勇会の例会に移動しました。例会ではすでに情報交換・意見交換は終了していましたが、到着するとテレビカメラが入り麻生大臣がAPEC(アジア太平洋経済協力会議)出席のため例会には参加していないことの報告がなされた後、中馬行政改革推進本部長からは現在の取り組みについて報告がなされました。そして、私からは代理で出席した国会対策・議院運営委員会の教育基本法改正案の取り扱いについて報告し、本日野党欠席のまま本会議は予定通りの時間に開会される旨報告しました。写真は元気いっぱいの薗浦健太郎議員と事務局の皆さん。
●1245〜代議士会/第14控室
大勇会で報告を終えてあわただしく代議士会に向かいましたが、到着した時には既に終了していました。議運の流れは承知していますので問題はありませんが、議員の皆さんは、なんといっても教育基本法の改正ですから気合が入っています。大村議員は栄養ドリンクで力をつけていましたよ。
●1300〜本会議(教育基本法)/本会議場
本会議ではまず法務委員会から2本、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会から1本、そして教育基本法に関する特別委員会から1本、次の議題が審議されいずれも可決しました。@信託法、A信託法に施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、B地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案、C教育基本法、以上の4本です。教育基本法については森山眞弓委員長から委員会の審議について報告されました。この審議は前国会から継続審議になっていたもので106時間を越える審議を続けてきました。今回の改正は全部改正で、前文を設け法制定の趣旨を明らかにし、現行法にも規定されている「人格の完成」等に加え、「個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い」、「公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養う」こと、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」こと等について新たに規定。また、教育に関する基本的な理念として、生涯学習社会の実現と教育の機会均等等を規定。教育の実施に関する基本に定めることとし、現行法にも規定されている義務教育、学校教育及び社会教育等に加え、大学、私立学校、家庭教育、幼児期の教育並びに学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力について新たに規定。教育行政における国と地方公共団体の役割分担、教育振興基本計画の策定等について規定。以上のような改正点等を盛り込んだ教育基本法は衆院で可決し参議院に送られました。写真は衆院可決後、国会対策委員会の部屋へ可決御礼で森山眞弓委員長らが訪問されたところです。
●1830〜自整連1区政経研究会/金沢振興センター
毎年開催される自動車整備政治連盟の政経研究会に講師として出席しました。自動車整備事業は、自動車の安全の確保、環境保全に重要な役割を担っている業界です。全国で年間売上高は約6兆円、整備事業者数は約7万、認証工場数約8.9万、うち指定工場数約2.9万。従業員数10人以下の企業が約7割を占めるなど、ほとんどが中小零細企業です。日本の企業数のうち99.7%は中小企業ですから、日本を元気にするにはこの中小企業が元気いっぱいにならなければなりません。規制改革の狭間で大変苦しんでいる様子を伺いました。
11月15日(水)晴れ
●0700〜第107回早朝駅頭演説会/磯子駅
スタッフによる広報活動で「まちかど政治瓦版」11月号を配布しました。配布総枚数は336枚(斎藤32/727、古正100/553、笠間100/535、篠崎12/519、原92/444)でした。
●0900〜事務処理/地元事務所
今日は国対・議運の勝負の日です。教育特委の採決へ向けた動きが激しくなっています。その動きを待って、我々は沖縄選挙対策と事務整理が中心になりました。私は党資料、部会資料、ホームページ整理などてんてこ舞いでした。
11月14日(火)晴れ
●0700〜第106回早朝駅頭演説会/京急杉田駅
スタッフによる広報活動で「まちかど政治瓦版」11月号を配布しました。配布総枚数は263枚(斎藤0/695、篠崎119/507、古正100/453、笠間0/435、原44/352)でした。
●0830〜総務部会・郵政政策小委員会合同会議/101
来年の10月からいよいよ郵政民営化がスタートしますが、それに向けての準備状況について説明がなされました。吉田博美総務部会長の開会挨拶に続き、園田博之郵政政策小委員長からも挨拶がなされました。その後、岡本芳郎郵政・総務専任部会長の司会により、「郵政民営化に向けた取り組みの進捗状況等について」総務省須田郵政行政局長、日本郵政公社高橋副総裁から説明がなされました。総務省からは7月31日に郵政公社から提出された「実施計画の骨格」に対し9月1日の第三回郵政民営化推進本部で、実施計画の作成に当たっての日本郵政株式会社への指示事項、郵政民営化委員会に対する要請事項について了承され、9月1日ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の準備会社設立、9月11日経営改善命令について講じた措置の報告、9月11日から集配拠点等の再編を開始、9月20日郵便局改革マスタープランを会社に引継ぎ、内部統制強化のための改善計画を公表するなど公社の動きが活発化しました。そして郵政省では9月19日に郵政民営化継承財産評価委員会を設置しました。来年の10月に向けて急ピッチで取り組みが進んでいます。
●0830〜拉致問題対策特命委員会/502
同時刻にスタートしている拉致問題対策特命委員会に出席しました。近藤基彦事務局長の進行により、中川昭一委員長(政調会長)の挨拶に続き、家族会の訪米の成果について飯塚繁雄家族会副会長、増元照明家族会事務局長、西岡力救う会副会長から報告がなされ、救う会調査によると最低12カ国の国民が拉致されており、その国々と協力し活動を展開したいと状況が説明されました。次に山本一太対北朝鮮経済制裁シュミレーション・チーム座長から「外国政府等関与マネーロンダリングに係る犯罪収益等の流通の防止のための特定金融取引の規制に関する特別措置法案(仮称)要綱案」について説明され、方向性について、またシュミレーション・チームのほかに新たに脱北者に関する検討チーム(赤城徳彦座長)、国際連携推進チーム(小野寺五典座長)を設置することが了承されました。そして河内隆拉致問題対策本部事務局総合調整室長から政府拉致問題対策本部の関係省庁対策会議の報告について、その取り組みの様子が報告されました。しかし、これについては中川委員長ご本人から「この取り組みで良いのか!、家族会の皆さんは満足しているのか?」と割り込み発言がなされました。きっと各省庁の「実施中」「検討中」とずらっと書き込まれた資料を淡々と説明されることに、これでは解決の糸口が見えないとの危機感を持たれたのではないでしょうか。
●0930〜自民党役員連絡会/院内総裁室
定例の自民党連絡会が総裁室で開かれました。まず中川秀直幹事長から報告がなされ、福島県知事選挙については残念な結果だったが短い時間の中でよく全力を尽くしてくれたとお礼が述べられ、結果に左右されず沖縄県知事選挙についても引き続き全力で取り組むよう養成されました。また国会の動きについては教育基本法の扱いについて100時間を越える審議を尽くしており、会期の残り時間を見れば重要な局面を迎えている。全力で取り組んでほしい旨要請された。国対委員長からは今週が山場、全力で取り組む、今週は禁足を発令する可能性もあり、とのことでした。大野人事局長から組織団体関係で追加人事が提出されました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
幹事長室は福島県知事選挙結果の報告、そして今週の緊張する国会対策を睨みながら沖縄知事選挙への応援体制をいかにするか、議論されました。国会では本会議禁足になるようで、沖縄へ誰を出張させ、誰を国会対策応援で残すか調整がなされましたが、すでに沖縄に入る予定を組んでしまっている副幹事長を優先させて出張させることになりそうです。また、その次には和歌山県知事選挙がスタートしますので、その準備も始めなければなりません。和歌山の担当は田野瀬総括副幹事長が当たることになりました。
●1100〜国会見学ぞくぞくと!関東学院OB燦葉会金沢支部皆さん
今日も国会見学に地元の皆さんがぞくぞくとお出かけになりました。今日は関東学院OBの燦葉会金沢支部の皆さんがお見えになりました。このメンバーには相川光正横浜市会議員が入っており、今日は皆さんと一緒に見学されました。また相川先生の後継候補予定者といわれる本田正美さんも同行し、国会様子を勉強していました。到着されて、まずは国会正面で記念写真です。そしてこの後、議事堂の内部の見学や議員食堂での昼食、そして本会議の傍聴など特別コースでお楽しみいただきました。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場
代議士会で今日の議事について了承された後、本会議に臨みました。
本会議では次の通り3委員会5件の採決が行われ、趣旨説明1件が行われました
◎採決(3委員会5件)
@経済上の連携の強化に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定第5条3及び5の規定に基づく市場アクセスの条件の改善に関する日本国とメキシコ合衆国との間の議定書の締結について承認を求めるの件(条約第1号)
A経済上の連携の強化に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第2号)
Bドミニカ移住者に対する特別一時金の支給に関する法律案(参議院提出、参法第1号)
上記3件を一括議題とし、外務委員長の報告の後、まず日程第1及び第2の両件を委員長報告のとおり承認するに決し、次に日程第3を全会一致で委員長報告のとおり可決した。
C関税暫定措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第2号)
上記議案を議題とし、財務委員長の報告の後、委員長報告のとおり可決した。
D感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、第164回国会閣法第76号)
上記議案を議題とし、厚生労働委員長の報告の後、委員長報告のとおり可決した。
◎趣旨説明質疑
少年法等の一部を改正する法律案(内閣提出、第164回国会閣法第44号)いついて長勢法務大臣が趣旨の説明をした。この説明に対して倉田雅年君及び平岡秀夫君が質疑をし、長勢法務大臣、柳澤厚生労働大臣及び溝手国務大臣から答弁があった。
●1400〜第1回党大会実行委員会/第15控室
来年1月に開催される党大会の内容についてつめる実行委員会のメンバーに選任されました。基調講演の講師やスローガン、また統一地方選挙・参議院選挙に向けたアピールなどさまざまな角度からの意見が求められました。
●1900〜自民党第一選挙区代議士の有志懇談会/都内
各都道府県の第1選挙区から選出されている代議士の有志会が開催されました。各第1選挙区は「一区現象」と注目されるように、政治の状況によってその時の風を大いに受けるといわれる選挙区です。各地域によって違いはあるものの、共通の悩みもたくさんあり、次期選挙を勝ち抜き、そして安倍政権を安定化させる責任をいかに果たすか、夜遅くまで議論は続きました。
11月13日(月)晴れ
●0700〜第105回早朝駅頭演説会/新杉田駅
当初京急杉田駅の予定でしたが、統一地方選挙を目前にして各陣営が熱心に駅頭活動を展開しています。今日も他の陣営に先を越され新杉田駅に変更です。ここでは スタッフによる駅頭演説会(広報活動)が実施されました。 「まちかど政治瓦版」11月号の配布総枚数は191枚(斎藤128/695、笠間38/435、篠崎25/388、古正0/353、原0/308)でした。
●1130〜国会見学ぞくぞくと!かおり幼稚園ご一行様・野田グループご一行様
かおり幼稚園の皆さん、そして野田さんグループの皆さんに特別コースの国会見学を楽しんでいただきました。
●1800〜松本純を励ます会/キャピトル東急
お陰さまで大勢の皆さんにご参加いただき賑やかなパーティーになりました。ありがとうございました。
11月12日(日)曇り晴れ 福島知事選負ける!
●1000〜実践倫理宏正会湘南ブロック「家族のあり方を考える集い」/鎌倉芸術館大ホール
恒例の湘南ブロックの「家族のあり方を考える集い」が盛大に開催されました。中里千枝子さんの開会挨拶に続き、来賓として石渡徳一鎌倉市長と私からご挨拶を述べました。演壇は桜井美奈子さん、平山清美さん、瀬川裕子さん、竹内春近さんの四名、そして関東地区壮年部の太田豊さんから講演をいただきました。終了後閉会の挨拶は新名秀一さんが努めました。今日は幸運にも時間に余裕があり、すべての皆さんの演壇と講演を聴くことができました。それぞれの生活の中でさまざまな問題を抱えながら、それを乗り切ることに懸命に取り組んだ皆さんの一言一言が重く響きました。
●1100〜第32回野毛大道芸/野毛周辺
恒例の野毛大道芸が野毛地区で開催されました。多くの皆さんが楽しんでいましたが、PRのせいなのでしょうか、私がのぞいた時間のせいなのでしょうか、お客様の輪がいつもより少ないように感じました。頑張れ野毛地区!地域の相互信頼、そして知恵と工夫で町は永遠に栄えます。
●1300〜梔子会2006年度会員の集い/ホテルコスモ横浜
東邦薬科の卒業生の集いを梔子会といい、私の母が卒業した学校の年に一度の同窓会がホテルコスモ横浜で開催されました。母から皆さんに挨拶に来るよう命令され、会場に到着すると、聖光学院の先輩でもある清水先生ご夫妻がいらっしゃるではありませんか。母や先輩の前で偉そうに挨拶するのは気恥ずかしいものです。しかし、医療制度改革の途中経過は報告しなければなりません。政治の中では議論が進みますが、日常の薬剤師としての活動の中でも目の前の一人ひとりの患者さんに丁寧に対応し、相談してよかったと思われる信頼関係作りに努力してほしいと訴えました。
●1520〜千葉県薬剤師連盟第8回薬連セミナー・講師講演/千葉県薬剤師会
現在進められている医療制度改革について報告しました。75歳以上の後期高齢者を対象にした新たな保険制度が創設されることになりますが、そこで薬剤師の職能をいかに活かしていくことができるのか、重要な議論をする大事な時期を迎えます。現場の声・意見をどんどん県薬、日薬を通じてあげてきて欲しいと訴えました。
●1900〜峯尾ゆずる決起大会/金沢公会堂
来年の統一地方選挙に向けて金沢公会堂に支援者を集め、盛大に峯尾ゆづる決起大会が開催されました。また、金沢区では黒川澄夫市会議員の後継者として黒川勝さんが、また相川光正市会議員の後継者として本田正美さんが新人として、また自民党公認候補として挑戦することになりました。私は全員の当選を目指して努力していかなければなりません。そして来年の参議院議員選挙まで手を抜くことはできません。
●2100〜斎藤真理子元顧問懇談会/斎藤宅
斎藤真理子さんとのお付き合いは長いもので20年になります。それというのも斎藤さんは私の松本薬局が化粧品も取り扱う大型店をちぇるる野毛に出店し戦いをスタートさせたときからのお付き合いなのです。当時資生堂横浜販社のもっとも売り上げのよい、ベテランセールスとして松本薬局を担当していただきました。アイデアの泉を持っているのでしょうか、次から次へとお客様に満足していただけるメニューを示し、当店の上田美佐子店長と共に年々売り上げを伸ばしていったのです。私は薬のことは多少わかっていますが、化粧品についてはなかなか直接販売することはできません。この二人がまさに我が松本薬局ちぇるる店を盛り立ててくれました。そんな我が社の顧問ともいうべき斎藤さんの自宅に訪問。おいしいキムチ鍋をご馳走になりました。
11月11日(土)雨曇り
●1100〜第32回野毛大道芸/野毛町
雨のため中止となりました。
●1130〜キーファークループ昼食会/パレ・ド・バルブ
松本純女性後援会キーファークループの昼食会が開催され、久しぶりに出席しました。なんと私の出席は一年ぶりになってしまったそうです。大変申し訳ないことです。お食事前に30分の時間をいただき、今年の動き、特に総裁選挙から安倍政権発足、そして私が現在担当している自民党幹事長室の仕事など多岐にわたっての報告となりました。皆さん熱心に話しに耳を傾けてくださいました。報告を終えて私は中座しましたが、その後フランス料理に舌鼓を打ったそうです。大変心強い応援グループで、毎回会員の人数も増えてきており頼りにしています。
●1300〜平成18年度六浦吟詠会温習会式典/金沢産業振興センターホール
六浦吟詠会の発表会である平成18年度温習会が金沢産業振興センターホールで開催されました。顧問として私も式典にお招きいただきました。この式典が始まる前の昼食を食堂でとっていたところ、一緒に食事をしていた役員の一人、菊池相談役が気分を悪くされ意識を失いました。直ちに救急車を手配し救急病院に搬送されました。その報告が黒澤会長から式典で述べられ、また吟詠会の組織改変などについての報告を含む主催者の挨拶がなされ、大会式典はスタートしました。私からも組織は変わっても吟詠を愛し、会員相互の交流を深めていただきたいと激励しました。式典が終了し、しばらくすると私の秘書から先ほどの菊池相談役が息を引き取ったとの連絡が入りました。突然のことで言葉も失ってしまいました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
●1600〜収穫の秋に音楽を聴く会/向山小児科医院
毎年開催され今回で24回目になる小児科医院と地域の交流会「収穫の秋に音楽を聴く会」が開催されました。音楽の始まる前に私からは国政報告の時間をいただきました。現在、いじめや子供たちの自殺問題が注目されていますが、地域の中で相互に子供たちに関心を持ち続けることの重要性についてお話ししました。向山先生に聞くと、このように地域と交流し、文化・芸術に触れると共に小児科領域に関することなどについても話題提供され、正しい知識を伝える重要な場になっているそうです。海外ではよく行われている仕組みだそうです。
●1800〜鴨鍋会/地元
ねぎ、春菊をたっぷり入れて鴨鍋が完成しました。鍋の底には鴨のお肉がたくさん入っています。鴨というと匂いがきつく好き嫌いがあるといわれていますが、今日の鍋は上手に料理されており、いわゆる嫌なにおいもまったくありません。美味しい鍋を突っつきながら、秋田県の銘酒、高清水をいただきました。毎年猟期が始まると各種の鴨のお肉が手に入るそうで、いつもこの時期に鴨鍋会が開催されます。秋田県出身の宮嶋さんの実家から届いた鴨は大変贅沢なご馳走でした。来年もまたお願いします。
●1800〜聖光学院7期生同期会/景徳鎮
40名を超える聖光学院7期生の同期会が今年も横浜中華街の景徳鎮(店主も同期生)で開催されました。全国から同期性が集まり賑やかな会になりました。55歳を過ぎてそろそろ次のステップに移ろうと考えている人が結構いました。だんだん年を重ねていくと仕事の環境も変わり、幹事さんの努力は大変ですが、同期会に参加する皆さんは大変楽しみにしている様子でした。毎年拡大しそうですね。私からは、昨日手に入れた「遥かなる磐梯」の楽譜を皆さんにお届けしました。
11月10日(金)晴れ
●0800〜教育再生に関する特命委員会/901
教育再生に関する特命委員会が党本部901号室で開催されました。今日は森喜朗元総理の講演です。いわゆる文教族といわれる教育、文部省に関わる様々な案件を処理してきた大ベテランでありますから、その話は文部行政の歴史について、当時のエピソードをはさみながら大変楽しい勉強会になりました。会場は議員で満席の状況で、森元総理の話は議員皆さんの爆笑を誘っていました。講演は抜群の技術と豊富な経験・知識で、各議員は席を離れることも無く、最後まで和やかな、しかし教育の本質の問題に触れる各課題を学ぶことができました。
●0830〜中小企業調査会/706
日本の企業数の99.7%は中小企業です。日本が元気になるためには、この中小企業がいかに元気になるかが、大きなポイントです。我が国の基本的な経済指標はいずれも上昇傾向にあり悪くはありません。しかし、それはIT関連などの産業で、小売やサービス産業はまだまだ良い経済の状況にあるとはいえません。来年度の予算に関して税制などについての議論が始まりますが、経済に直接税金を投入することはできませんから、税制などを駆使してサポートしていく方法を導き出していかなければなりません。重要な審議がスタートしました。
●0900〜厚生労働委員会・感染症質疑/第16委員室
衆議院厚生労働委員会
■平成18年11月10日(金)1010〜1040(衆議院分館3階第16委員室)
■「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、第164回国会閣法第76号)」に対する質疑
【質疑内容】30分間
自由民主党の松本純です。
厚生労働大臣からの提案理由説明にもありましたように、今回の改正は生物テロを未然に防止する観点から、病原体やその毒素の管理制度を創設すること、医学的知見の進展を踏まえて、感染症の分類を見直すこと、そして総合的な結核対策を推進するため、結核予防法を廃止し、感染症法及び予防接種法の中で必要な規定を設け、感染症の予防対策を総合的に推進しようとするものと理解しています。
わが国の疾病構造の変遷は、多くの皆さんがご存じの通りではありますが、明治の初期においては、コレラ、チフス、赤痢などの「急性感染症」が最大の医療の課題であり、特にコレラについては、私どもの祖父や祖母の頭の中では、最も恐ろしいもの、最も嫌うものの代名詞として位置付けられるようになっていたといわれています。流行の時には数万、多いときには10万を超える死亡者を出したと聞いています。
明治の後半になると結核を中心とする「慢性感染症」が医療の最大課題となり、その後再び急性感染症が課題となって終戦を迎えることになりました。
戦後は、結核も含め多くの感染症はペニシリン、カナマイシンなどの抗生物質の登場やワクチンの開発と普及により激減していくことになりました。特に急性感染症の大きな流行というものはほとんど見られなくなり、現在では高病原性鳥インフルエンザのような新たな脅威というべき感染症は存在するものの、国民には安心して生活ができる環境が整備されています。
このような感染症との戦いを有利に進めてこられたのは、伝染病予防法や結核予防法などの法律による社会制度や生活環境の整備のためであることは誰もがうなずくところでありますが、もう一つの重要な要素が医薬品の存在であると考えます。感染症と医療との戦いにおいては、抗生物質という治療薬とワクチンという予防薬の存在が強力な武器としてその力を発揮したという歴史であると信じています。
そこで私は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律案」の審議に当たって、医薬品という側面からいくつか質問をさせていただきます。
@結核対策、特にDOTSの実態について
▼(質問1)平成16年の結核予防法改正の主なねらいをお聞きするとともに、その後の成果がどのようになっているのか、また、今回の改正で結核予防法を廃止することになるのですが、従来の法律のねらいに後退するようなことがないのか、改めて確認させていただきたい。
▼(質問2)平成16年の結核予防法の改正以降、全国の保健所においてDOTSはどのように行われているのか平均的な実施内容を教えていただきたい。また、保健所には保健師以外に薬剤師も所属していると思いますが、DOTSに関わっている薬剤師はどの程度いるのか、更に外来患者の場合は、町の薬局で薬剤を調剤してもらう場合も増えてきていると思いますが、DOTSの実施に当たり、薬局の薬剤師を活用することも効果的と考えますが、現状はどのようになっているのか教えていただきたい。
A通常のインフルエンザ対策について
▼(質問3)今年もいよいよインフルエンザの流行シーズンを迎え、既に予防接種が始まっていますが、今シーズンのワクチンの需要予測と供給量の見込みはどのようになっているのか。
▼(質問4)インフルエンザ・ワクチンは、そのシーズンに流行するであろう3種類のウイルス株を選定して、毎年製造されていて、有効期間は1年と定められていると聞いています。従って、シーズン終了後の再利用は出来ないわけであります。このようなワクチンが返品されたり、廃棄されることが、可能な限り無いようにしなければなりませんが、どのように取り組んでいるのか教えていただきたい。
B高病原性鳥インフルエンザ対策について
▼(質問5)わが国では既にプレ・パンデミックワクチンの開発が進められており、臨床試験が実施中であり、また、一方で、いざというときに流通させ使用することを目的としたワクチン原液の製造が始まったと聞いていますが、具体的な開発状況と、それに対する政府の支援の状況を教えていただきたい。また、臨床試験中とのことですが、順調に進めば、承認申請はいつ頃行われることになると見込まれるのかお伺いしたい。
▼(質問6)わが国においても、現在開発中のプレ・パンデミックワクチンは、クレード1(ワン)のタイプのウイルス株を弱毒化してワクチン製造株としていると聞いていますが、新たなタイプのウイルス株を用いたワクチンの製造と貯留についても開発を進めるべきであると思いますが、今の状況と今後の方針をお伺いしたい。
▼(質問7)新型インフルエンザ対策は、健康危機管理の問題であり、国の主導による対策の実施が必要です。今後の新型インフルエンザ対策の実施についてのお考えを伺いたい。
Cワクチン産業ビジョン案について
▼(質問8)ワクチン産業ビジョン案に対する意見募集期間は8月28日で終了したと理解していますが、今後どのように進めていくことになるのか、予定について簡単に教えていただきたい。
以上で質疑を終わります。ありがとうございました。
●1900〜第三回聖光霞ヶ関会総会/銀座クルーズクルーズ
国(永田町・霞ヶ関)で頑張っている聖光学院卒業生による同窓会が三回目の総会を迎えました。トマス先生、工藤校長も出席してくれました。
トマス先生からは、「もう一世紀の4分の3も生きてきました。50年以上前、横浜修道院の窓から見る風景は、目の前に沼、カエルの天国でした。隣の山を削って沼を埋め、学校を建て、1期生179名を迎えて聖光学院はスタートしました。その後、聖光に入学した学生が現在43期。聖光学院が発展してきたのは、社会人になっても頑張ってくれたお陰です。卒業生の皆さん、ありがとう!」と挨拶がなされました。
工藤校長からは、「今日出席している大口先輩が思い出さなかったら過去に埋もれて見つけることのできなかった宝物をご披露します。初代校長ブルーノカロン先生が作詞作曲した『遥かなる磐梯』の全容が判りました。一ケタ台の卒業生が福島県猪苗代湖のキャンプ場で歌った、思い出の曲の楽譜と歌詞がよみがえったのです。聖光学院は来年50周年を迎えます。私は私学教育は地域に根ざした文化がなければならない、と常に考えていますが、オフコースの小田先輩にも参加していただく50周年記念式典で、『遥かなる磐梯』を発信していきたい」と述べられました。
聖光学院初代校長ブルーノカロン作詞作曲「遥かなる磐梯」PDF
11月9日(木)晴れ
●1000〜沖縄市内調査/那覇市内
今日も昼過ぎまで那覇市内を走り回りました。全体の情勢は「見えない難しさ有り」といったところで気を抜くことはできません。帰りがけに空港のそばにあるシーメンズクラブで米国風ステーキをほお張りました。妙に酸味の利いたソースが特徴的でした。仕事を終えて午後2時55分沖縄発羽田行きJAL1914便で東京に向かいました。飛行機に乗り込むと目の前には親戚の中村有紀子第1客室乗員部キャビンスーパーバイザーがいるではありませんか。国際線でアメリカに飛んでるはずの由紀子さんとバッタリですから、それは驚きました。どうもピンチヒッターらしい。忙しくサービスに飛び回る彼女とお喋りする機会はありませんので、こちらは2時間爆睡でした。元気そうで何よりでした。羽田から会館事務所へ向かい事務処理。復党問題で河野太郎が誤解されて苦しんでいるらしいことを聞いたり、明日の厚生労働委員会の質問資料の整理、沖縄の写真の整理でバタバタしました。
11月8日(水)晴れ
●0805〜副幹事長として沖縄知事選挙応援へ/沖縄県那覇市
午前8時5分羽田発沖縄行きJAL1905便で出発。那覇空港に降り立つと東京と比べまだまだ暑い気候で、着てくるものを間違ってしまいました。現地で選挙事務所を訪問し状況を調査しました。まずビックリしたのが事務所がビッグでメチャクチャに駐車場が広いこと。それもそのはずで、鉄道の無い沖縄では車社会。よって駐車場が用意できなければ人は集まりません。町の様子や説明によれば、まだまだ候補者の知名度浸透には程遠く、大変厳しい選挙戦が続けられています。沖縄そばで元気をつけて今日と明日町中の状況をチェック、一泊二日の出張になります。
11月7日(火)雨曇り
●0924〜福島県知事選挙応援/福島県福島市
東京駅9時24分発福島行き「やまびこ109号」で福島県に入りました。副幹事長として現在行われている福島県知事選挙の現状調査と激励に福島市に入りました。日本第3の面積を持つ福島県ですから選挙ムードというのは町中ではあまり感じられません。大変厳しい闘いが進められていました。
●1800〜薗浦健太郎君を励ます会/マツヤサロン
衆議院議員薗浦健太郎君のパーティーがマツヤサロンで盛大に開催されました。麻生太郎外務大臣も出席され、総裁選挙のときに候補者随行・広報担当として支えてくれたと感謝の意を表明されました。
●1900〜麻生太郎外務大臣主催カガメ・ルワンダ共和国来日歓迎レセプション/外務省飯倉別館
薗浦君のパーティーを途中で抜けて飯倉別館に向かいました。久しぶりにチュニジアのハンナシ大使らに会いました。午後7時過ぎから麻生太郎外務大臣から歓迎の挨拶がなされ、引き続きルワンダのカガメ大統領から15分間のスピーチがなされました。1994年のルワンダ大虐殺以降、ルワンダの復興と発展を強力に推進してきた人物で、国内的な評価は非常に高い方です。これからの発展にインフラの整備、不足する人材・専門能力などを充実させる開発支援に期待を込めた挨拶でした。
11月6日(月)晴れ
●0700〜第101回早朝駅頭演説会/金沢八景駅
久しぶりに駅頭に立ちました。今朝の第101回早朝駅頭演説会は金沢八景駅頭です。「まちかど政治瓦版」の11月号を配布しながら、その内容について演説を行いました。テーマは「拉致問題」「外交力強化」「教育再生」についてです。北朝鮮がまだまだ強気を崩しません。拉致問題と外交力強化は一対の課題とも言われるような状況にありますが、何よりも日本の主権を侵したとんでもない事件であることを忘れてはならないと思います。簡単に答えの出る課題ではありませんが、粘り強く頑張らなければなりません。「まちかど政治瓦版」の11月号の配布枚数合計は267枚(斎藤42/186、笠間92/253、古正57/193、篠崎52/177、原24/168)でした。
●1300〜組織・厚生関係団体委員会/701
厚生関係団体の皆さんが党本部701号室に集まりました。今日の目的は平成19年度予算の策定に向けて、それぞれの団体で疑問に思ったり、負担になっている各種制度について予算・税制改正が提案されました。会場には入りきれないほどの皆さんで一杯になりました。厚生労働部会の石崎岳厚労部会長の挨拶に続き、各団体の代表から要望の内容について説明がありました。 医療関係各団体から出された意見には、第一に「国民皆保険制度の堅持」と強くうたわれており、財政再建を急ピッチに進めることにより、基本的制度の哲学まで失わないようにとの懸念が示されています。
●1800〜自民党横浜市連結成50周年記念パーティー/ホテルパンパシフィック横浜
自民党が昨年結党50周年を迎えましたが、その一年後、つまり本年自民党横浜市支部連合会が結成50周年を迎えました。麻生太郎外務大臣、菅義偉総務大臣らを来賓としてお迎えし、盛大に開催されました。そして来年統一地方選挙に挑戦する公認候補予定者の皆さんの紹介や今期で勇退される議員らに感謝の花束贈呈などが行われました。神奈川1区では関貞彦市議(磯子区)、黒川澄夫市議(金沢区)、相川光正市議(金沢区)の三議員が勇退します。これまで大変お世話になった実力者ばかりです。
11月5日(日)晴れ
●1900〜YSCCクラブ設立20周年祝賀会/ホテルモントレ横浜
YSCCクラブ設立20周年祝賀会にお招きいただきました。2002年にNPO法人の認証をとったYSCCはYokohama Sports & Culture Club の略です。幼稚園児から社会人まで、家族的な雰囲気の中で、活動するスポーツクラブで設立から20年を迎えました。理事長の吉野次郎さんから声をかけていただき、お祝いのご挨拶を述べさせていただきました。次代を担う子供たちが、自分自身が持つ可能性に自ら気がつき、それを発揮することを自己実現というそうですが、何も無い中で子供たちに勝手に自分を見つけろといってもそれは無理なこと、子供たちの可能性を引き出すために大人が力を貸すことは大変重要なことだと思います。そんな役割をYSCC クラブが担って、さらに仲間の輪が広がることを祈ります。
11月4日(土)晴れ
●1200〜来客/地元事務所
日比(日本・フィリピン)友好事業推進委員会(民間)の千葉恭(横浜市、ジャーナリスト)事務局長が地元事務所にお見えになり、2006年日本・フィリピン国交回復50周年(初の日比友好年)及び日本の国連加盟50周年と記念する節目の年を迎え、当時の東南アジア善隣運動をテーマにしたテレビ番組を作成したいので、その推進方法についての投げかけでした。日本とフィリピンの当時の話を詳しく聞かせていただきました。
1952年のサンフランシスコ講和条約発効により戦後の独立を果たした日本の次のステップは国際社会復帰のための「国際連合への加盟」でした。1951年、内山岩太郎神奈川県知事は加盟促進に取り組む日本国連協会神奈川県本部の本部長に就任し、1952年には加盟促進の国民大使として米大陸に赴きました。そこで知ったことは、日本の国連加盟に反対する急先鋒は共産圏諸国ではなくフィリピンであることでした。理由は「日本が戦争中、フィリピンで残虐の限りを尽くしながら、なんら謝罪の誠意を示さない」といった日本への悪感情でした。この問題打開の糸口としてクリスチャンの内山知事は戦時中の戦闘で破壊した「マニラ大聖堂」を日本人の手で復興することを提案、1954年には日比親善回復国民運動を提唱しました。1955年には衆参両院でこの運動に関する請願が採択されるものの活動の広がりまでには至らなかったそうです。そこで内山知事と神奈川県民の協力で大聖堂改築用のセメント約6万袋が確保され、1956年から横浜港から1年半がかりで届けられました。そして1958年12月には再建された大聖堂の献堂式が盛大に行われました。この動きの中で、1956年7月に日比平和条約と日比賠償協定が発効、そしてこの年の12月に日本の国連加盟が実現したのです。内山神奈川県知事の始めた運動がフィリピンの対日感情を大きく好転させたことが、我が国の国連加盟を実現したといっても過言ではないのではないでしょうか。これらの歴史を振り返り、その当時の記録をテレビ番組に収めたいとのお話しでした。
私に何ができるかわかりませんが、実現に向けて微力を尽くしたいと思います。
11月3日(金)晴れ
●1000〜第1回磯子区綱引き大会/磯子スポーツセンター
10年ぶりに綱引き大会が新たにスタートしました。会長に就任した関勝則氏(関貞彦市議の長男)から挨拶がなされた後、デモンストレーションが行われいよいよ大会の開始です。選手宣誓に続き40チームを超える参加者により熱気ある闘いが繰り広げられました。
●1400〜第13回日本民謡歌謡舞踊協会大会式典/横浜市関内ホール
第13回日本民謡歌謡舞踊協会大会式典が館内ホールで開催され、来賓としてお招きいただきました。丸山大会実行委員長からの挨拶に続き、来賓としての挨拶の機会をいただきました。日本の伝統文化を大切にこれからも若手を育て発展されることを期待します。山田会長先生からお礼の挨拶がなされ閉式となりました。今日は100を越える演目が演じられ、審査を受ける大会ですから、審査委員の皆さんも大変です。本日の主役、出演者の皆さんが日ごろの練習成果をいかんなく発揮していただきたいですね。
●1300〜中区薬剤師会秋の交流会/海の公園
恒例の中区薬剤師会の皆さんの懇親交流会です。今回は金沢区の海の公園でバーベキュウ大会となりました。13:00にお招きいただきましたが日程の都合で到着は15:00でした。皆さんはすでにお酒の酔いも回り盛り上がっていました。藤井基之参議院議員も小田原から県内を縦断しこの会場に到着しました。一息ついて夜のシンポジュウムに備えます。
●1800〜藤井基之全国キャラバン・シンポジュウム/神奈川県総合薬事保健センター
神奈川県薬剤師連盟主催の藤井基之全国キャラバン・シンポジュウム「これからの薬剤師職能」と題したシンポジュウムにシンポジストの一人として参加しました。社会の仕組みが大きく変わるこの時代に、薬剤師さんもどのように対応したらよいか迷っています。今年から薬学教育が6年制教育に変わった理由は、これからの日本の健康、安心・安全に薬剤師が寄与してくれるだろうという大きな期待がその理由だと思います。様々な角度からの議論がなされました。また、来年の参議院選挙に向けた取り組みなどについても提案がなされました。活気ある素晴らしいシンポジュウムになったのではないでしょうか。
11月2日(木)晴れ曇り
●0700〜第100回早朝駅頭演説会/金沢八景駅
金沢八景駅は他の議員に先に取られてしまったので、文庫駅に移動となりました。今日もスタッフによる「まちかど政治瓦版」11月号の配布広報活動です。
●0800〜経済活性化税制議員連盟/リバティ2
第10回経済活性化税制議連総会がリバティ2,3で開催されました。会長は金子一義衆議院議員です。西村康稔事務局次長の司会により日本商工会議所との意見交換が始まりました。まず基調講演として日本商工会議所の税制委員長である資生堂相談役の池田守男氏、日本商工会議所税制小委員長である愛知産業社長の井上裕之氏から法人税、消費税、減価償却、承継税制、環境税などなど広範にわたる提言と意見交換がなされました。大企業ばかりに目を向けた税制改革ではなく、特に中小企業に対して配慮されることが重要との主張でした。我が家は薬屋でしたから化粧品の最大取引先として資生堂さんとお付き合いしてきました。その社長として大いに企業改革に取り組み方向性を示して次代の社長にバトンタッチした池田さんをよく存じております。終了後久しぶりにお目にかかり記念写真をパチリ。麻生外務大臣の教育論、石炭屋からセメント屋に企業改革を進めた手法などに興味をお持ちでした。お二人の意見交換会などできたらいいなと勝手に創造してしまいました。
●0900〜第1回真の地方財政と地域金融に関する小委員会/901
「真の地方財政の確立と地方の活性化をはかる会」の設立総会でした。石田真敏衆議院議員の司会で開会し、野田毅衆議院議員が発起人を代表し挨拶された後、中山成彬衆議院議員が座長となり規約、役員人事、今後の方針などが決定しました。
●1000〜国会見学ぞくぞくと!横浜学園高等学校
横浜学園高等学校の1年生の皆さんが国会見学に見えました。少し天気が心配でしたので、先に外で記念写真を撮り、議事堂内などの見学に移りました。その記念写真の場で生徒代表からお礼の挨拶をいただきました。初めてのことでビックリしましたが、さわやかでいいものですね。若き志士たちがすくすくと育ち、自己実現に向けて努力されることを期待します。
●1200〜大勇会例会/事務所
さて、大勇会の例会です。北朝鮮の6カ国協議再開に向けた動きを歓迎しつつも果たしてどこまで進展するか、麻生外務大臣はまだまだ手放しでは喜んでいません。いつもは高笑いも起きる明るい大勇会ですが、今日はまじめな外交論議で終わりました。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場
代議士会、本会議といつもと同様の流れで審議に入りました。一つ目の議題は「一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案」及び「特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案」です。平成18年8月8日付けの一般職の職員の給与改定に関する人事院勧告を、勧告通り実施しようとするものです。これは異議無く全会一致で可決しました。次の二つ目の法案は大物です。「地方分権改革推進法案」で、今まで取り組んできた地方分権を実施に移すために3年という期限を区切っての基本方針を法律にするものです。これについては本日菅総務大臣から趣旨説明がなされ、質疑が行われ、委員会での審議に移ります。
●1500〜外交力強化に関する特命委員会/704
私もメンバーに加わった第6回外交力強化に関する特命委員会が党本部704で開催されました。司会は茂木敏充事務局長で、まず始めに森喜朗会長から挨拶がなされた後、「国際的な人材の育成と来年度定員要求等の現状」について緒方貞子JICA理事長、ダイニュス・ぺトラス・カマイティス駐日リトアニア大使から基調講演をいただき意見交換に入りました。緒方さんはこれからも重要性の高まる外交・国際交流については、なによりも真っ先に「人を育てること」が重要であると訴えられました。
●1800〜さとう勉君を励ます会/ホテルニューオータニ
佐藤勉衆議院議員は平成八年初当選組みの同級生。総務関係に大変強く、このたび衆議院総務委員会の委員長に就任しました。偉くなるとお客様も増えるんでしょうか、会場は一杯になっていました。ご盛会を祝い、中座しました。おめでとうございました。
11月1日(水)晴れ
●0700〜第99回早朝駅頭演説会/六浦駅
スタッフによる「まちかど政治瓦版」11月号の広報活動が実施されました。
●0800〜社会保障制度調査会障害者福祉委員会/702
午前8時から党本部7階の702会議室で障害者自立支援法に関する関係団体からのヒアリングがなされました。大村秀章委員長代理の進行により、木村義雄委員長から挨拶がなされた後、全国身体障害者施設協議会の伊藤勇一会長はじめ日本知的障害者福祉協会、全国精神障害者社会復帰施設協会、全国社会就労センター協議会、九州授産施設協議会、全国地域生活支援ネットワークの各団体から意見・要望を聞きました。それぞれの団体から障害者の地域生活を支える基盤の短期入所支援の充実、質の高いサービスを確保するための生活介護事業等の充実、寒冷地等への配慮などをはじめたくさんの要望を受けました。
●0800〜保険制度改善推進議員連盟/502
党本部502会議室では高村正彦会長により保険制度改善推進議員連盟が開催され、社団法人に本損害保険協会から平成19年度税制改正要望等の意見や要望を聴取しました。火災保険等に係る異常危険準備金制度の充実、社会ニーズを踏まえた社会保障制度を補完する商品に係る保険料控除制度の創設、受取配当等の益金不算入割合の引き上げ、税制改正要望の減税見込み額(重点要望項目)などについて説明がなされました。民間保険制度は自分で自分を守るという国民自身の安全保障に関して、控除の範囲を広げる意義を訴えています。これからの税調で議論されることになります。
●0830〜防衛政策検討小委員会/701
石破茂元防衛庁長官が委員長を務める防衛政策小委員会が党本部701で開かれました。河井克行国防部会長から挨拶が述べられた後、集団的自衛権について政府解釈の変遷と題して石破茂委員長より講演をいただきました。1945年のGHQ設置から始まり吉田内閣、鳩山内閣、岸内閣にわたる日本の苦難について大変興味ある話を聞かせていただきました。
●0900〜厚生労働委員会〜1600/分館第18委員室
慌しく部会を走り回った後、長時間の厚生労働委員会に臨みました。議題は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律案」に対する質疑です。公明党1名30分、自民党1名30分、民主党4名4時間、共産党1名30分、社民党1名30分の合計8名6時間の質疑でした。内容詳細については衆議院のホームページで会議録を見ていただきたいと思います。とにかく出番の無い者にとってはただただ席を暖めていることが仕事・・・。
●1900〜下村博文官房副長官招宴/都内
総裁選前まで共に国対副委員長として活動してきた仲間の議員が官房副長官からご招待を受け、国政にかかわる様々な案件について意見交換が行われました。大変意義ある会合となりました。残念ながら内容については秘密です。