松本純幹事長室2016-05 |
2016(平成28)年5月 |
5月31日(火) 安倍内閣不信任決議案・自民党代表し松本純が反対討論 5月26日(木) G7伊勢志摩サミット 5月19日(木) 東日本大震災発災時の政府の初動に関する政府への申入れ 5月11日(水) 参議院選公約作成責任者へ |
5月31日(火)曇り 安倍内閣不信任決議案・自民党代表し松本純が反対討論
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
本日提出される予定の安倍内閣不信任決議案に対する対応を間違いなくとるよう佐藤勉国対委員長から訓示がありました。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月31日(火)10:30〜10:41於:院内平河クラブ会見場)が開かれ、谷垣幹事長は下記の通りご発言されました。
【冒頭発言】
本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、内閣不信任決議案については粛々と否決し、幹事長の下、参議院選挙に勝てる態勢を早急につくっていこうということでした。
私(谷垣幹事長)からは、サミット、それからオバマ米大統領の広島訪問ともに成功裡に終わりまして、国民からも高い評価をいただいている。安倍総理はじめ政府関係者のご努力に敬意を申し上げる。また、サミットでのいろいろな議論を踏まえまして、昨日の役員会で、消費税の引き上げについて、安倍総理から2年半延期をしたいという表明がありました。安倍総理ご自身も取りまとめにいろいろご努力をされ、また明日ということになると思いますが、自ら記者会見の場で国民に訴えられるということでありますが、最後は党が一致結束して参議院選挙に臨んでいく態勢をきちんとつくっていくということが必要なので、各位のご協力をよろしくお願いする。それから、1月4日からこの通常国会は始まったわけですが、明日6月1日(水)で会期末となる。この間、平成28年度予算、2つの補正予算、衆議院選挙制度関連等の重要法案、それぞれご努力いただいて成立させることができた。感謝申し上げる。そして、昨日の役員会で、今国会は延長しないということも確認した。また、本日、野党から内閣不信任決議案が提出される見込みであるが、内閣支持率が高いなかでの、民意と矛盾した野党の行動である。一致団結して粛々と否決をしていこうということを申し上げました。
佐藤国対委員長からは、本日の国会の流れ、不信任案が出てくる等々の流れについてのご報告があり、最後まで緊張感を持ってやっていきたいということでした。
河村議運委員長からも同趣旨のご発言です。
吉田参議院国対委員長、松山参議院議運委員長からは、委員会日程についてお話がございました。細心に注意を払ってやっていきたいということでありました。
伊達参議院幹事長からは、サミットは国民に大変な感動を与えた。参議院選挙に向けしっかりやっていきたいということでした。
茂木選対委員長からは、沖縄県議選は必勝を期していきたい。また、参議院選挙の状況について、全員一丸となって臨もうというご発言がありました。
稲田政務調査会長からは本日14時から政調全体会議を開いて、サミットの報告、それから今後の経済政策等について議論する。
二階総務会長からは、長年党に貢献された方々の復党についてもしっかり検討してほしいということでした。
木村広報本部長からは、報道機関の世論調査についてご報告がありました。
牧原青年局長からは、6月5日(日)に「青年部・青年局全国一斉街頭行動」を全国130か所で実施するというご報告がありました。
以上です。
■1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
公約検討委員長である私が、政調審議会で公約説明をしなければならず、本日の副幹事長会議を欠席しました。
●1000〜政調審議会/院内第20控室
政調審議会では下記案件が議題とされました。アジア健康構想の提言案は、高齢化が進むアジア地域に、官民一体となって介護に関して民間への支援や相手国への政策支援を行い、またこうした取り組みが日本の介護が抱える課題の解決にも繋がる、としたもので、審議の上了承となりました。続いて松本純参院選公約検討委員長より報告がなされ、それに対して様々な意見交換が行われました。(秘書鈴木報告)
【案件】
@アジア健康構想Asia Human Well-Being Initiativeに関する提言(案)(武見敬三国際保健医療戦略特命委員長)
A参議院選挙公約等について(松本純参院選公約検討委員長)
Bその他
●1400〜政調全体会議/901
政調全体会議が、党本部901号室で、開催され、塩谷立政治会長代行の開会で進行されました。稲田朋美政務調査会長、谷垣禎一幹事長からの挨拶の後、議題の「G7伊勢志摩サミット2016報告」について、武藤容治外務副大臣、外務省金杉憲治経済局長からの説明聴取に、引き続き、質疑応答、意見交換にうつりました。20名をこえる議員から意見表明がありました。明日の安倍総理大臣の説明を踏まえ一致結束して参議院選挙の勝利し、更なる具体策を検討することとなりました。(秘書渡部報告)
●1515〜代議士会/院内第14控室
13時過ぎに、民進、共産、社民、生活の野党4党による安倍内閣不信任決議案が提出されました。それを受けて15時30分から本会議が開かれることになりました。本会議に先立っての代議士会で、佐藤勉国対委員長より不信任案提出の報告とその対応について説明があり、続いて御法川信英議運理事からは松本純代議士が自由民主党を代表して反対討論を行う、との紹介がなされました。
●1530〜本会議/本会議場
緊急上程された内閣不信任決議案に対して、松本純代議士は安倍内閣の実績を経済や保育、外交、震災対応などの例を挙げながら述べて、力強い反対討論を行いました。記名採決の結果、賛成124票、反対345票で不信任案は否決されました。(秘書鈴木報告)
【本日の議事】
▽動議(議案上程):決議案
◎安倍内閣不信任決議案(岡田克也君外3名提出)
○趣旨弁明
・岡田克也(提出者)(民進)
○討論
・松本純(自民):反対
・江田憲司(民進):賛成
・佐藤茂樹(公明):反対
・志位和夫(共産):賛成
・下地幹郎(おおさか):反対
○採決
・記名採決→白票・賛成124票、青票・反対345票→否決
5月30日(月)曇り時々雨
●今日の国会
●1200〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
安倍内閣に対する不信任決議案が提出されることになり、その対応に佐藤勉国対委員長らは飛び回っている様子です。緊張した国対正副委員長打合せになりました。
●1500〜第24回参議院選挙公約検討委員会第5回打合せ/党本部705
参議院選挙公約検討委員会が開かれ、今後の対応などについて意見交換がなされました。
●1700〜役員会/院内総裁室
役員会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月30日(月)17:44〜18:04於:院内平河クラブ会見場)が行われ、谷垣幹事長は下記の通り発言されました。
【冒頭発言】
本日の役員会ですが、安倍総裁からは、先週の伊勢志摩サミットは、伊勢神宮からスタートした。荘厳で凛とした空気を共有し、全ての首脳から「感動的だった」など称賛の声が寄せられ、2000年に及ぶ悠久の歴史、わが国の伝統・文化を改めて大変誇らしく感じた。とてもリラックスしたなかで、世界経済、テロ・難民の問題、海洋安全保障と法の支配、北朝鮮はじめ地域情勢など広範なテーマについて、相当突っ込んだ意見交換を行うことができた。G7が結束して、明確かつ力強いメッセージを世界に発信することができた。
最大のテーマであった世界経済について、私が、「リーマンショック前の状況に似ている」との認識を示した、との報道があるが、まったくの誤りである。私から、中国など新興国の経済を巡るいくつかの重要な指標でリーマンショック以来の落ち込みを見せているという事実を説明した。これは、世界経済が「成長のエンジン」を失いかねないということであり、この状況を放置すれば大きなリスクがあるとの認識で、G7は完全に一致した。その上で、G7として新たな危機に陥ることを回避するため、適時に全ての政策対応を行うことを合意した。日本は、議長国としてこの合意に従い、率先して世界経済の成長に貢献する。G7は、世界経済が危機に陥るリスクに立ち向かうため、あらゆる政策を総動員する「新しい責任」を負った。日本もアベノミクスのエンジンを最大限にふかす、そういう決意を世界に発信した。
そのなかで、消費税率10%への引上げについて、2年半延期したいと考えている。新興国経済の落ち込みは、長期化することも懸念される。世界経済の不透明感が増すなかで、日本を再びデフレのトレンドに戻すわけにいかない。そのためには、できる限り長い延期が望まれる。他方、経済再生と財政再建を同時に達成するとの方針に変わりなく、ギリギリのタイミングとして2019年10月まで延期する考えに至った。近日中に会見を開き、私から国民の皆様に直接ご説明する考えである。役員には、ご理解いただき、党内とりまとめに協力よろしくお願いする。世界経済のリスクに立ち向かい、党一丸となって、経済の再生、デフレ脱却に向けた、国民への責任を毅然と果たす。その決意を持って、来たる戦いに臨みたい。
それから、オバマ大統領と、被爆地・広島を訪問した。米国のリーダーとして初めて被爆の実相に触れ、「核兵器のない世界」への決意を新たにする歴史的な訪問になった。核兵器を使用した唯一の国のオバマ大統領の心のこもったスピーチの後、被爆者の方々と握手、抱擁を交わす姿は、本当に感動的だった。戦後70年、日米同盟の絆をここまですることができた。日米同盟を希望の同盟としていかなくてはならない。民進党や共産党は、この日米の絆を破壊する、平和安全法制を廃止するという主張を繰り返しているが、自民党には大きな責任がある。その重みを改めて噛みしめ、来たるべき選挙では、党一丸となって勝利を勝ち取りたい。
高村副総裁からは、サミット大成功お疲れ様でした。参議院選挙に向けて意見をしっかりすり合わせていきたいということでした。
私(谷垣幹事長)からは、サミット、オバマ米大統領の広島訪問、ともに成功裡に終えることができて、国民からも高い評価をいただいている。安倍総理はじめ政府関係者のご努力に心から敬意を表する。また、サミットを踏まえて、消費税の引き上げについて、総理より2年半の再延期の意向が表明された。安倍総理ご自身も今、取りまとめのためにご努力をいただいているが、いずれにせよ最後は党が一致結束して参議院選挙に臨む態勢を築いていくことが重要で、各位のご協力をよろしくお願いする。それから、1月4日から開会した通常国会も、明後日6月1日(水)で会期末となる。この間、平成28年度予算と2つの補正予算の成立、衆院選挙制度関連等の重要法案の成立にご尽力いただき感謝申し上げる。また、今国会は延長しないということで、「総裁よろしいですね」と申し上げたら「結構です」ということでありました。その通り、今国会は延長しないこととしたいので、各位のご了解をよろしくお願いする。それから、明日は、内閣不信任決議案が提出される見込みだが、内閣支持率が高いなかでの、民意と矛盾した野党の行動に対して、粛々と否決をしていきたいのでよろしくということを申しました。
佐藤国対委員長からは、野党党首会談で内閣不信任案提出を決めたという報道があった。野党の動向を見て対応したい。最後まで緊張感を持ってやっていきたいというお話でした。
吉田参議院国対委員長からは、委員会日程、細心の注意を払ってやっていきたいということでした。
溝手参議院議員会長、広島お疲れ様でした。大変ありがとうございました。数少ない被ばく手帳を持っている議員として御礼を申し上げるというようなご趣旨でした。
伊達参議院幹事長からは、サミット、広島お疲れ様でした。参議院選挙しっかりやっていきたいということでした。
茂木選対委員長からは、沖縄県議選しっかりやっていきたい。参議院選挙も一丸となってやっていきたいということと、参議院選挙の取り組み状況についてご報告がありました。
稲田政務調査会長からは、明日午後、政調全体会議でG7サミットの報告を受けるということでした。
二階総務会長からは、国会や選挙戦前の区切りのなかで、参議院選挙の公認あるいは復党等の問題について速やかに扱っていくべきであるというご発言がありました。
以上です。
5月27日(金)雨曇り G7伊勢志摩サミット/オバマ大統領広島訪問
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
会期末を迎えるため緊張した国会対策委員会の正副委員長打ち合わせが行われました。佐藤勉国対委員長は「刻々と状況は変わる。来週月曜日も昼に打ち合わせを行いたい」と挨拶されました。各委員会の状況について報告がなされ、情報交換が行われました。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月27日(金)10:30〜10:39於:院内平河クラブ会見場)が行われ、谷垣幹事長は下記の通り発言されました。
【冒頭発言】
本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、サミットで世界経済についてリスクを共有できたことはよかった。会期末まで1週間足らず、しっかり有終の美を飾って、参議院選挙で勝利するよう頑張ろうということでした。
私(谷垣幹事長)からは、サミットも順調に行われている。また、本日はオバマ米大統領が広島を訪問されるということで歴史的な日となるわけで、引き続き与党もしっかり政府をバックアップしていこう。また、本日から沖縄県議選が告示されるわけですが、痛ましい事件後の選挙であって、厳しい選挙戦が予想される。基地負担軽減問題をはじめ、雇用、産業、観光、子育て支援等々、沖縄が抱える課題にしっかり結果を出せるのは自民党だということを訴えていきたい。各位のご協力をよろしくということを申しました。それから、来週、会期末であるが、最後まで気を引き締めて対応していこう。そして参議院選挙を頑張ろうということを申しました。
吉田参議院国対委員長からは、本会議日程、委員会日程についてお話がございました。
溝手参議院議員会長からは、会期が残り少なくなってきたので遺漏なきようやっていきたいということでした。
伊達参議院幹事長からは、最後までしっかりやっていこうというところでした。
佐藤国対委員長からは、今国会で処理すべき法案は全て参議院に送付した。また、内閣不信任案の提出などに速やかに処理できるよう備えていきたいというお話でした。
河村議運委員長からは、国立公文書館の候補地について昨日、小委員会を開いて憲政記念館の土地を候補地として進めたいということを決めたというご報告がありました。
茂木選対委員長からは、沖縄県議選は本日、告示であるが、20名の公認・推薦候補者の全員当選を目指していきたいというお話がございました。また、6月1日(水)に選挙対策本部会議を開くというご報告がございました。
稲田政務調査会長からは、骨太の方針、成長戦略、規制改革について本日、総務会で審議していただくというお話でした。
二階総務会長からは、総務会は最終盤、案件が多いがよろしくお願いするということでした。
木村広報本部長からは、参議院選挙用のポスターについてご報告がありました。
以上です。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
谷垣禎一幹事長はじめ幹部より、来週会期末となるが緊張感を持って対応していきたい、との発言が続きました。またサミットやオバマ大統領の広島訪問に関しても言及がありました。
●1030〜参院選公約打合せ/党本部
参議院選挙公約の取りまとめを行っています。
●1500〜与党政策責任者会議/第2会館与党政策第一会議室
15時より与党政策責任者会議が開かれ、下記の議員立法、基本方針等について与党間で確認がなされました。(秘書鈴木報告)
【議事】
▽議員提出法案について
@チーム学校運営の推進等に関する法律案《議法》
A経済財政運営と改革の基本方針2016(案)
B日本再興戦略2016(案)
Cまち・ひと・しごと創生基本方針2016(案)
Eニッポン一億総活躍プラン(案)
▽その他
5月26日(木)曇り時々晴れ G7伊勢志摩サミット
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
佐藤勉国対委員長は衆議院は参議院をしっかりサポートし、事故なく国会を閉めるように、と述べられました。そして会期末処理をきちんと行うよう指示を出されました。
●1000〜政調審議会/院内第20控室
本日の案件は下記の通りです。国の税財政や経済政策の基本方針をまとめたいわゆる骨太の方針や、経済成長を促す「日本再興戦略」などが審議され、全て了承されました。(秘書鈴木報告)
【案件】
@チーム学校運営の推進等に関する法律案(議員立法)について(福井照衆議院議員)
A経済財政運営と改革の基本方針2016(案)(鳥修一内閣府副大臣)
B日本再興戦略2016(案)(鳥修一内閣府副大臣)
C規制改革実施計画(案)(羽深成樹規制改革推進室長)
Dまち・ひと・しごと創生基本方針2016(案)(谷公一地方創生実行統合本部事務局長)
Eニッポン一億総活躍プラン(案)(逢沢一郎一億総活躍推進本部長)
F差別解消に向けた施策の積極的な推進についての申入れ決議(案)(平沢勝栄差別問題に関する特命委員長、葉梨康弘 〃 事務局長)
G雇用における年齢差別禁止のビジョンに関する提言( 〃 )
H国際機関への出資・拠出に対する評価及び外交力強化に資する人材の育成に関する提言(案)(あべ俊子国際機関の評価に関するPT座長、小田原潔 〃 事務局長)
Iその他
5月25日(水)曇り時々晴れ
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
佐藤勉国対委員長は、衆議院で審議する法案は終了し、参議院をサポートすること、さらにサミットが無事に開催されることを見守りたい、との趣旨の挨拶をされました。
5月24日(火)晴れ時々曇り
●今日の国会
●0800〜政調全体会議・日本経済再生本部合同会議/901
政調全体会議・日本経済再生本部合同会議が、党本部901号室で開催され、塩谷立政調会長代行(本部長代行)の開会で進行されました。稲田朋美政務調査会長(本部長)、高鳥修一内閣府副大臣、酒井庸行内閣府大臣政務官からの挨拶の後、議題の「骨太方針2016」(案)については、内閣府前川守政策統括官から、『「日本再興戦略」改訂2016」(案)については、内閣府鳥巣英司審議官から、「規制改革実施計画」(案)には、内閣府規制改革推進室刀禰俊哉推進室次長からの説明聴取に引き続き、質疑応答、意見交換にうつりました。シェアリングエコノミ-のうち、特にライドシェアリングと民泊について議論がかわされました。また、法曹人材の充実・強化について司法修習生への支援、中心市街地の活性化、介護施策の費用負担等についての発言もありました。今後の取り扱いについては、伊勢志摩サミットの動向も踏まえ、政務調査会長に一任されました。( 秘書渡部報告)
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
佐藤勉国対委員長は挨拶で、26日からサミットが開催されるため、国会日程が制限されることが伝えられました。また不信任決議案が提出された場合の対応の心構えについても触れられました。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月24日(火)10:30〜10:37於:院内平河クラブ会見場)が開かれ、谷垣幹事長は下記の通り発言されました。
【冒頭発言】
本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、野党から内閣不信任案が出たら国民に聞いてみようというのは立派な解散の大義名分になるのではないかというご趣旨のご発言がございました。
私(谷垣幹事長)からは、先週、補正予算を速やかに成立させることができた。各位のご尽力に感謝申し上げる。当然のことながら早期執行をやって生活者支援、あるいは復旧・復興に、政府・与党協力しながら引き続き万全を期していこう。また、残る法案の処理については、特に参議院で今、一番苦心をしておられるわけですが、できるだけきちんと成立させなければいけないということでよろしくということを申しました。それから、今週はサミットでございます。議長国としてしっかり責任を果たして、充実したサミットにしていくことが必要でございますので、与党もしっかり政府をバックアップしていきたい。また、沖縄の米軍属による女性死体遺棄事件、これは非常に残忍な事件であります。政府において、再発防止に向けて強く取り組んでほしいということを申しました。それから、1週間余りで会期末ですが、最後まで気を引き締めて政府・与党連携しながら対応して、参議院選挙に臨もうということを申しました。
佐藤国対委員長からは、本会議日程について、本日と26日(木)にあるということ、それから今週、参議院に送付する法案が処理すべき最後の法案となる。また、沖縄の事件を受けて本日、安保委員会の質疑を行う。それから、野党の動向を注視しながら対応していきたいということでした。
吉田参議院国対委員長からは、各委員会での法案処理に全力を挙げていきたいということでした。また、本会議の日程についてもお話がございました。
茂木選対委員長からは、参議院選挙について、各県との協議を行っている。万全の選挙態勢を構築していきたい。また、沖縄県議選は27日(金)に告示であるが、候補者の全員当選を目指していくというお話がございました。
本日は政調全体会議が長くなっておりましたので、松本政務調査会長代理から政調全体会議について、それから参議院選挙の公約づくりの状況についてお話がございました。
木村広報本部長からは、報道機関の世論調査についてご報告がありました。
以上です。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
幹事長はじめ幹部より、気を引き締めていこうとの発言が続きました。他に沖縄での事件や、都知事の政治資金問題への対応に関して意見交換がなされました。
●1000〜政調審議会/院内第20控室
政調審議会では下記の計画案等が審議され、全て了承されました。案件の中の外国人労働者受け入れの基本的考え方では、我が国の人口が減少する中での労働力の在り方が、国内の雇用や技能実習制度、いわゆる移民政策など様々な観点から精査しまとめられています。その他いずれも国民生活に深く関わる提言や計画案が真摯に議論されました。(秘書鈴木報告)
【案件】
@下水道分野の国際展開に向けて(提言)(渡辺博道下水道・浄化槽対策特別委員長、うえの賢一郎 〃 事務局長)
A「共生の時代」に向けた外国人労働者受入れの基本的考え方(案)(柴山昌彦労働力確保に関する特命委員会事務局長)
B司法制度調査会中間報告(案)(上川陽子司法制度調査会長、宮崎政久 〃 事務局長)
C国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する基本計画案(古川俊治厚生労働部会長)
D戦没者の遺骨収集の推進に関する基本的な計画案(水落敏栄戦没者遺骨帰還に関する特命委員長)
Eその他
●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場
御法川信英議運理事から日程の説明を受けた後、本会議に臨みました。会期末も近いことから、各委員会で議決された法案が次々本会議で採決されています。本日は容疑者の取り調べ録音・録画(可視化)や司法取引の導入などを盛り込んだ民事訴訟法改正案、ヘイトスピーチ対策法案などが賛成多数で可決・成立しました。(秘書鈴木報告)
【議事日程】
▽農林水産委員会
@真珠の振興に関する法律案(農林水産委員長提出、委員会審査省略)
・小里泰弘委員長趣旨弁明→異議なし採決→全会一致→可決
▽経済産業委員会
A中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
・木美智代委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
▽厚生労働委員会
B確定拠出年金法等の一部を改正する法律案(第189回国会、内閣提出)(参議院送付)
・渡辺博道委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
▽国土交通委員会
C都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
D特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認を求めるの件(承認第二号)
E特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認を求めるの件(承認第三号)
・谷公一委員長説明
・C起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
・DE異議なし採決→全会一致→承認
▽法務委員会
F民法の一部を改正する法律案(内閣提出)(修正)
G刑事訴訟法等の一部を改正する法律案(第189回国会、内閣提出)(参議院送付)
H本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律案(参議院提出)
・葉梨康弘委員長報告
・F異議なし採決→全会一致→修正議決
・GH起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
5月23日(月)晴れ時々曇り
●1645〜役員会/院内総裁室
役員会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月23日(月)17:12〜17:20於:院内平河クラブ会見場)が行われ、谷垣幹事長は下記の通り発言されました。
【冒頭発言】
本日の役員会ですが、安倍総裁からは、先週、補正予算が成立した。役員各位のご努力に御礼申し上げる。この予算を十二分に活用して、政府・与党で引き続き緊密に連携しながら被災地の一日も早い復旧・復興に全力を挙げたい。会期末が近づき、今後、様々な政局的な動きが想定されるが、最後まで国民への責任を全うしていきたい、その決意を持って、政府・与党一枚岩となり気を引き締めて終盤国会に取り組んでいきたい。それから、今週のサミットでは世界のリーダーたちが日本を訪れる。世界経済あるいはテロ、難民の問題、アジア情勢等々広範なテーマについて議論し、結果を出したい。議長国としてリーダーシップを発揮し充実したサミットにしたい。特に、世界経済が不透明さを増すなかで、G7こそがしっかり経済をけん引しなければならない。いかなるリスクにも対応できるよう、G7として政策協調していくとの力強いメッセージを発信していきたい。議長国としてしっかりその責を果たしていけるよう役員各位の理解、協力をお願いするということでした。
高村副総裁からは、デフレ脱却と財政再建について山本幸三先生たちが提言を出したが、個人的に素晴らしいものだと思っているということでありました。
私(谷垣幹事長)からは、一つは補正予算を速やかに上げていただいたことへの御礼を申し上げまして、早期執行をして生活支援、復旧・復興、引き続き政府・与党協力しながら万全を期してやっていこうということを申しました。また、残る法案の処理について、特に参議院にいろいろご苦労をおかけするが、成立に向けてよろしくということを申しました。それから、サミットについて、政府は着実に準備を進められておられるが、成功に向けて与党もしっかり政府をバックアップしていきたい。また、沖縄の米軍属による女性死体遺棄事件は、非常に残忍な事件であるので、政府においては再発防止に向けて強く取り組んでほしい。それから、1週間余りで会期末となるが、政府・与党連携しながら最後まで気を引き締めて対応し、参議院選挙に臨んでいきたいということを申し上げました。
佐藤国対委員長からは、補正予算の御礼について、それから沖縄の事件について安保委員会開催の要請があるので検討していく。あとは本会議日程について、また会期末、野党の動向に注意したいというようなお話でした。
吉田参議院国対委員長からは、決算委員会、本会議日程についてのご報告がありました。
溝手参議院議員会長、伊達参議院幹事長からは、いずれも会期末しっかりやっていこうということでした。
茂木選対委員長からは、参議院選挙に向け各県連と協議している。沖縄県議選は27日(金)に告示だが、全員当選を目指したいということでした。
稲田政務調査会長からは、明日、政調全体会議を開き、骨太の方針などを審議するということでした。
二階総務会長からは、同和対策の法案をしっかり成立させていこうというお話がありました。
以上です。
5月20日(金)晴れ時々曇り
●今日の国会
●0800〜政調全体会議・日本経済再生本部合同会議/901
政調全体会議・日本経済再生本部合同会議が、党本部901号室で開催され、塩谷立政調会長代行(本部長代行)の開会で進行されました。稲田朋美政務調査会長(本部長)、高鳥修一内閣府副大臣、酒井庸行内閣府大臣政務官からの挨拶の後、議題の「骨太方針2016」素案について、内閣府前川守政策統括官から、『「日本再興戦略」改訂2016』素案について、内閣官房日本経済再生総合事務局岡本直之次長から、「規制改革実施計画」素案について、内閣府規制改革推進室刀禰俊哉規制改革推進室次長でからの説明聴取の後、質疑応答、意見交換にうつりました。部会長を中心に活発な議論がかわされました。検討をする項目について、本文中に、検討の方向性が記載されていることについて問題が指摘されました。財源のあり方についての議論も提起されました。シェアリングエコノミ-についても、例えば、ライドシェアについては、責任問題は民間保険に任せるとの内容まで書き込があることの問題が提起される等活発な議論がかわされました。規制改革については、前提として、企業の活性化の視点だけではなく、国民の安全・安心の視点からも検討すべきとの意見が表明されました。本日は、素案並びに案なので持ちかえり検討するとのことでした。5月24日に開催することとなりました。(秘書渡部報告)
●0910〜国会対策正副委員長打合せ/院内第21控室
佐藤勉国対委員長の挨拶に続き、各委員会から取り組み状況が報告され情報交換がなされました。
●0910〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月20日(金)10:30〜10:47於:院内平河クラブ会見場)が行われ、谷垣幹事長は下記の通り発言されました。
【冒頭発言】
本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、会期末までしっかりやっていこうというご趣旨のご発言がございました。
私(谷垣幹事長)からは、一つは堀内光雄元衆議院議員が5月17日(火)にご逝去されまして、すでに通夜・密葬は近親の方で済んだわけですが、党葬にあたられますので、ご遺族のご意向も確認したうえ、「堀内家・自由民主党・富士急行株式会社」の合同葬として5月30日(月)に執り行われるということをご報告しました。葬儀委員長は、安倍総理・総裁でございますが、その日は公務で参列が難しいので、党代表としては高村副総裁に参列をいただくということになったという報告をいたしました。それから、会期末、残る法案の処理について、特に参議院で今、ご苦労の最中ですが、成立に向けてよろしくということ、あとは会期末まで弛みなくやっていこうということを申しました。
吉田参議院国対委員長からも、本会議日程について、それから各委員会の法案処理に全力を挙げたいということでした。
溝手参議院議員会長からは、しっかりやっていこうというご発言でした。
伊達参議院幹事長からも同様の趣旨、加えて参議院選挙の準備もしっかりやっていこうということでした。
佐藤国対委員長からは、本会議日程、それから法案処理に向けては衆参連携してやっていきたいということに加えて、会期末に向けて野党が様々な仕掛けをしてくるがきちんと注視をして対応していきたいということでありました。
茂木選対委員長からは、参議院選挙について、一人区を重点に県連と連絡調整をしていきたいというご報告がありました。
稲田政務調査会長からは、骨太の方針などの審議を始めたということと、民進党の消費税増税延期、赤字国債でやりなさいというのはまったく道筋の具体案がない。政権与党として責任を持ってやっていきたいというご発言でした。
鈴木総務会長代理からは、本日の総務会は予定通り行うというご報告がございました。
木村広報本部長からは、報道機関の世論調査についてご報告がありました。
以上です。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
谷垣幹事長はご発言の中で沖縄の事件に触れ、色々と影響も考えられるので脇を締めていこうと述べられました。また会期末に向けての取り組みの確認があり、他に衆院選挙制度改革、選挙年齢引下げなどについて報告や情報交換が行われました。
●1200〜財政再建に関する特命委員会/704
財政再建に向けた考え方を取りまとめました。
●1300〜与党政策責任者会議/第2会館与党政策第一会議室
与党政策責任者会議が開かれ、下記議員提出法案等について与党間で確認がなされました。(秘書鈴木報告)
【議事】
▽議員提出法案について
@幼児教育振興法案
Aがん対策基本法の一部を改正する法律案
B再犯の防止の推進に関する法律案
▽その他
●1330〜一億総総活躍推進本部/704
第13回一億総活躍推進本部が、党本部704号室で開催され、西村康稔事務総長の開会で進行されました。逢沢一郎本部長、高鳥修一一億総活躍担当副大臣からの挨拶の後、議事の「一億総活躍プラン」(案)について、木下賢志内閣官房一億総活躍推進室長代理補からの説明聴取に引き続き、質疑応答、意見交換にうつりました。奨学金、スクールカウンセラーの取り扱い、女性活躍、高齢者活躍等の取り扱いについての意見が表明され、逢沢本部長に一任し、了承されました。(秘書渡部報告)
●1445〜安倍晋三総理総裁面談・公約説明/官邸
私は次期参議院選挙の公約を作成する委員長を拝命しています。基本的な作業が進められてきましたが、今後の日程と内容について安倍晋三総理総裁のご意見をいただきました。
5月19日(木)晴れ 東日本大震災発災時の政府の初動に関する政府への申入れ
●今日の国会
■0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
冒頭に佐藤勉国対委員長より、「会期末も近づき来週にはサミットも開催されます。委員会など円滑に運営できるよう頑張ってまいりましょう」と挨拶がありました。(秘書庄内報告)
●1000〜政調審議会/院内第20控室
下記案件を議題として政調審議会が開かれました。議員立法3案はそれぞれ、人格形成の基礎を築く幼児教育の一層の充実を図る、犯罪を犯した者の再犯防止のため社会復帰の支援を行う、がん患者が各々の置かれている状況に応じた支援を受けながら社会生活が営めるよう環境整備を図る、といった目的に則り措置が講じられています。その他の提言案など、審議の上全て了承されました。(秘書鈴木報告)
【案件】
@幼児教育振興法案《議法》(松野博一文部科学部会・幼児教育振興法検討チーム座長)
A再犯の防止の推進に関する法律案《議法》(保岡興治刑務所出所者等就労支援強化特命委員会顧問、田中和徳 〃 委員長、山下貴司 〃 事務局次長)
B科学技術イノベーション総合戦略2016(案)(渡海紀三朗科学技術・イノベーション戦略調査会長)
Cアルコール健康障害対策推進基本計画(案)(中根一幸内閣部会長)
D防衛装備・技術政策に関する提言(案)(大塚拓国防部会長)
Eがん対策基本法の一部を改正する法律案《議法》(古川俊治厚生労働部会長)
Fその他
●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場
御法川信英議運理事から本日の議事の説明を受け、了承となった後に本会議場に移動し審議が進められました。熊本地震対策の法案や昨日厚生労働委員会で議決された児童福祉法など、5件の法案は全て全会一致で可決となりました。(秘書鈴木報告)
【議事日程】
▽災害対策特別委員会
@平成28年度熊本県地震災害関連義援金に係る差押禁止等に関する法律案(災害対策特別委員長提出、委員会審査省略)
・野田聖子委員長趣旨弁明→異議なし採決→全会一致→可決
▽文部科学委員会
A平成32年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法の一部を改正する法律案(文部科学委員長提出・委員会審査省略)
・谷川弥一委員長趣旨弁明→異議なし採決→全会一致→可決
▽内閣委員会
B国外犯罪被害弔慰金等の支給に関する法律案(内閣委員長提出・委員会審査省略)
C特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案(内閣委員長提出・委員会審査省略)
・西村康稔委員長趣旨弁明→異議なし採決→全会一致→可決
▽厚生労働委員会
D児童福祉法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
・渡辺博道委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
●1335〜東日本大震災発災時の政府の初動に関する政府への申入れ/首相官邸官房長官室
私が座長を務めていた「東日本大震災発災時の政府の初動に関する検証チーム」の報告書がまとまり首相官邸に申し入れに行きました。谷垣貞一幹事長・根本匠先生・竹下亘先生・棚橋泰文先生・谷公一先生・菅原一秀先生・牧野たかお先生、と私の8人で「東日本大震災発災時の政府の初動に関する報告書」を菅義偉官房長官にお届けにあがりました。(秘書庄内報告)
5月18日(水)晴れ
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
国対正副打ち合わせでは会期末に向けての確認がなされています。内閣提出法案は確実に上げる、議員立法については参議院で迷惑かけないよう丁寧な事前調整が必要になることなどが指示されました。
●0920(0900)〜労働力正副委員長打合せ/党本部5Fブロック第4
労働力不足に対する対応について真剣な議論が続いています。今後の提案方法などについて打ち合わせが行われています。
●1100〜参院選公約作成事務打合せ/1-302
参院選公約作成委員長として全体の流れを確認しました。
※1500〜第190回国会国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)/衆院第1委員室
今国国会初めてとなる党首討論が行われ、民進、共産、維新の各党首との討議がなされました。議論の中で総理は、消費増税の時期については適時適切に判断する、自民党の憲法改正草案は議論のためのたたき台の役割を果たす、と述べ、安全保障政策や地方の活性化に関しても激しいやりとりがありました。(秘書鈴木報告)
◎国家の基本政策に関する件
○討議(45分)
・岡田克也(民進)
・志位和夫(共産)
・片山虎之助(維新)
●1930〜実務四者会政務懇談会/都内
今後の党運営について情報交換がなされました。
5月17日(火)雨曇り
※0855〜参院予算委員会/参院第1委員室
参院予算委員会が開かれ、昨日衆院を通過した補正予算の審議が7時間にわたり行われました。熊本地震の対応に関して具体的な事案をまじえた熱心な議論が交わされた結果、各党総員の賛成で委員会の可決を得ました。続いて開かれた参院本会議でも全会一致で賛成され、熊本地震の復旧・復興に向けた7780億円の平成28年度補正予算は成立しました。(秘書鈴木報告)
◎平成28年度補正予算(第1号)(特第1号)
○質疑(総括質疑方式)
・櫻井充(民進)→総理、財務、官房、防災、総務、経済産業、農林水産、国土交通、厚生労働
・福山哲郎(民進)→総理、財務、環境、防災、JOC会長(参考人)
・松村祥史(自民)→総理、石原国務、経済産業、厚生労働、山本国土交通副
・秋野公造(公明)→総理、文部科学、防災、国土交通、厚生労働
・仁比聡平(共産)→総理、経済産業、防災、環境
・片山虎之助(維新)→総理、財務、防災、国土交通
・山田太郎(元気)→財務、防災、文部科学
・中山恭子(日本)→総務、国土交通、文部科学、厚生労働
・福島みずほ(社民)→総理、財務、防災、厚生労働、環境、原子力規制委員長(参考人)
・薬師寺みちよ(無ク)→総理、防災
・平野達男(改革)→総理、総務、国土交通
○質疑終局
○討論
・長浜博行(民進):賛成
・河野義博(公明):賛成
・辰巳孝太郎(共産):賛成
・東徹(おおさか維新の会):賛成
・福島みずほ(社民):賛成
・荒井広幸(改革):賛成
○採決
・起立採決→起立総員→可決
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
佐藤勉国対委員長は、「毎日同じようなことを言い続けているが、最後の仕上げの大事な時を迎えています。時間はあるようでありません。参議院審議にも影響しますので衆院では綺麗な仕上がりを求めます」との趣旨の発言をされました。各委員会などから報告がなされ、情報交換が行われました。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月17日(火)10:30〜10:38於:院内平河クラブ会見場)が行われ、谷垣幹事長は下記の通り発言されました。
【冒頭発言】
本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、本日、補正予算が成立するが、執行作業を早く進めて被災者支援に全力を挙げていきたいということでした。
私(谷垣幹事長)からは、補正予算について、昨日は衆議院ご苦労様でした。本日は参議院でよろしくお願いします、ということを申しました。また、地震から1か月が経ちましたが、被災された方々が安心して生活できるように、引き続き政府・与党一致協力して生活者支援、復旧・復興に全力で取り組んでいきたい。それから、会期末まであと2週間、補正予算を成立させて、それからサミットになり、その後国会がとじられれば参議院選挙に入っていくわけだが、脇を締めてやっていこうということを申しました。
佐藤国対委員長からは、補正予算通過の御礼と、明日、QT(党首討論)がある。会期末に向けて残った法案処理に全力を挙げたいということでありました。
河村議運委員長からは、本会議日程についてのお話がございました。
吉田参議院国対委員長からも、予算委員会や本会議の日程についてご報告がありました。
溝手参議院議員会長からは、民進党と共産党が共闘のためにこれまでの積み重ねを壊して、つまり法案処理等々、それぞれの党の意見があったが、民進党・共産党共闘のために、共産党の要求を民進党が丸呑みをしているような状況があって、運びにいろいろなことがあるが頑張るということでした。
伊達参議院幹事長からは、最後までしっかりやっていこうというご発言がありました。
茂木選対委員長からは、沖縄県議選が5月27日から行われますが、沖縄県議選それから参議院選挙のために沖縄に行っておられた、その報告がありました。
稲田政務調査会長からは、緊張感を持ってやっていきたいということでした。
二階総務会長からは、同和対策関連法案について、しっかり成立させるよう努力していこう。
木村広報本部長からは、18歳選挙権のパンフレットを作ったということと、報道機関の世論調査についてご報告がありました。
以上です。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
幹事長からは会期も残りわずかであるので、脇を締めていこうとのご発言がありました。また衆院選挙制度改革、18歳選挙、補正予算の衆参予算員会審議、などについて報告や情報交換がなされました。
●1000〜政調審議会/院内第20控室
10時からの政調審議会では下記の議員立法2本について審議が行われました。ひとつはNPO法人の適正な運営のため規定を見直す法案です。熊本地震に関する法案は、被災者の生活再建支援を目的として、東日本大震災で取られた措置と同様に、住宅ローンなどがある被災者に配られる義援金について、金融機関等による差し押さえを禁じるものです。両案共に了承されました。(秘書鈴木報告)
【案件】
@特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案《議法》(加藤鮎子、阿部俊子、逢沢一郎、西村康稔、各衆議院議員)
A平成28年熊本地震災害関連義援金に係る差押禁止等に関する法律案《議法》(丸山和也法務部会長)
Bその他
●1320〜宮崎県知事、宮ア県議会議長要望/党本部幹事長サロン
河野俊嗣 宮崎県知事、星原透 宮崎県議会議長が党本部においでになり、幹事長の代理として松本純筆頭副幹事長が、宮崎県の重要施策についての説明を受けご要望書をお預かりしました。要望内容は、@真の地方創生の実現に向けて、A東九州自動車道及び九州中央自動車道のミッシングリンクの早期解消と安全性・利便性の向上について、B環太平洋パートナーシップ(TPP)協定への対応について、の三件でした。松本筆頭からは、「地方創生は、安倍政権にとって最も重要な政策の一つだ。アベノミクスの効果が地方の隅々まで届くよう、政府の政策を党としてバックアップしていくとともに、党としても必要な施策を講じていく。宮崎県は「宮崎県まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、人口規模の確保や持続的で活力のある社会経済システムの構築を目指し、様々な施策を打ち出しているということだが、そうした地方の活力を全力で後押しすべく、掲げられた政策の実現に向けて、政府と協力しながら結果をが出せるよう努力していきたい。ミッシングリンクの解消は、地域住民の利便性向上、都市間交流の拡大や物流の効率化、災害時の復旧活動や物資輸送等のための広域ネットワーク機能の強化が期待される。住民がより安心・安全な暮らしができるよう、党として必要な施策を打ち出していく。特に先般、熊本県を震源とする大地震が起こり、熊本県をはじめ九州地方は大きな被害を受けた。今後、南海トラフ地震など大災害の危険性も高まっているなかで、インフラ整備は不可欠だ。被害を最小限にとどめるためにも、ハードとソフトを組み合わせ、優先順位をつけながら、計画的に「災害に強い国づくり」を進めていく。自民党としても、速やかにかつ着実に、できる限りの対策を講じていきたい。TPPについては今後、次期国会で引き続きTPPの意義や、不安や、懸念を払拭できるような審議を進めていくとともに、皆様方の ご理解が得られるよう丁寧な説明を行っていきたい。日本再生のため、今後ともあらゆる課題に全力であたっていく所存なので、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。幹事長に提言内容はしっかりお伝えいたします」と挨拶されました。(秘書庄内報告)
●1620〜与党政策責任者会議/第2−B2F与党政策第一会議室
下記議員提出法案2案について与党間で確認がなされました。(秘書鈴木報告)
▽議員提出法案について
@平成28年熊本地震災害関連義援金に係る差押禁止等に関する法律案
A特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案
●1900〜東日本大震災発災時の政府の初動に関する検証チーム事務局反省会/都内
一仕事を終えて、協力してくれた事務スタッフの皆さんと反省会を開きました。
5月16日(月)曇り
※0855〜衆院予算委員会/院内第1委員室
衆院予算員会は総理をはじめG7会合出席大臣を除く全大臣の出席を得て、熊本地震対応のための補正予算案が審議されました。委員より様々な意見が述べられましたが、甚大な被害への迅速な対処が各党から評価され、総員の賛成をもって原案の通り可決となりました。
◎平成28年度補正予算(第1号)(特第1号)
○基本的質疑(5時間)(出席大臣:全大臣、ただし丸川大臣及び島尻大臣はG7大臣会合出席のため不在)
・坂本哲志(自民)→総理、財務、総務、文部科学、厚生労働、国土交通、防災
・江田康幸(公明)→総理、厚生労働、経済産業、国土交通、防災、井上環境副
・岡田克也(民進)→総理、外務、内閣法制局長官
・松野頼久(民進)→全大臣
・山尾志桜里(民進)→総理
・玉木雄一郎(民進)→総理、文部科学、遠藤国務、JOC会長(参考人)
・後藤祐一(民進)→総理
・大西健介(民進)→総理、厚生労働、国土交通、UR理事長(参考人)
・藤野保史(共産)→総理、防災
・馬場伸幸(おおさか)→総理、財務、防災
○締めくくり質疑(1時間30分)(出席大臣:全大臣、ただし丸川大臣及び島尻大臣はG7大臣会合出席のため不在)
・岩屋毅(自民)→総理、経済産業、国土交通
・赤羽一嘉(公明)→総理、国土交通、防災
・大島敦(民進)→総理、財務、厚生労働、農林水産、経済産業、国土交通、官房、防災、石原国務
・田村貴昭(共産)→総理、国土交通、防災
・松浪健太(おおさか)→総理、財務、石原国務
○質疑終局
○討論
・野田毅(自民):賛成
・石関貴史(民進):賛成
・吉田宣弘(公明):賛成
・高橋千鶴子(共産):賛成
・丸山穂高(おおさか):賛成
○採決
・起立採決→起立総員→可決
●1645〜代議士会/院内第14控室→●1700〜本会議(禁足)/本会議場
衆院予算委員会の後、代議士会、本会議が開かれました。委員会議決を経て本会議に緊急上程された7780億円の補正予算案は、各党賛成のため討論は行われず直ちに採決となり、全会一致で可決されました。直ちに参院に送付され、明日は参院で審議が行われます。(秘書鈴木報告)
【本日の議事】
▽鄭義和(チョン・ウイファ)大韓民国国会議長一行本会議傍聴につき紹介
◎動議(緊急上程)
▽予算委員会
○平成二十八年度一般会計補正予算(第1号)
○平成二十八年度特別会計補正予算(特第1号)
・竹下亘委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
●1710〜総理ご挨拶廻り/院内幹事長室
本日の衆議院予算委員会で、@平成二十八年度一般会計補正予算(第1号)、A平成二十八年度特別会計補正予算(特第1号)が無事に可決し、参議院に送られました。そのお礼のために安倍晋三総理大臣他関係大臣らが自民党役員にお礼にお見えになりました。
5月13日(金)晴れ
●0800〜東日本大震災発災時の政府の初動に関する検証チーム(検証結果報告書幹事長提出)打合せ/党本部603
東日本大震災発災時の政府の初動に関する検証チームの検証結果を昨日発表しました。今日はその報告書を幹事長に提出し報告することになります。報告内容について最後の点検が行われました。
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
佐藤勉国対委員長は挨拶の中で、暑くなってきたが健康管理に注意されたい、まだ今日は13日(金)なので通すべき法案はあきらめずに努力すべし、と語りました。各委員会の動きについて各担当者から報告がなされました。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月13日(金)10:30〜10:46於:院内平河クラブ会見場)が行われ、谷垣幹事長は下記の通り発言されました。
【冒頭発言】
本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、補正予算審議が始まるが、迅速に成立させて執行していくことで被災者に寄り添いながら対応していこうということでした。
私(谷垣幹事長)からは、補正予算について速やかに成立させてしっかり執行していこうということと、会期末も迫っており、参議院選挙も近づいてきているので、法案処理はじめ諸事万端あらゆることに対して細心の注意を払って政府・与党、衆参連携をしながら対応していこうということを申しました。
参議院は本日、本会議がございましたので、参議院の方からいろいろ国会対策等お話ししていただきました。遺漏なきようやっていきたいということでございました。
佐藤国対委員長からは、本会議日程や予算委員会日程についてと、法案審議に全力を挙げていくということでありました。
茂木選対委員長からは、週末は沖縄に入る。沖縄県議選あるいは参議院選挙の打ち合わせをしてくる。オープンエントリーの結果については、伊藤洋介氏の公認手続きを進めるということでした。
稲田政務調査会長からは、補正予算の早期成立を図りたいというご発言がありました。
二階総務会長も同様のご趣旨でした。
木村広報本部長からは、広報のあり方、それから沖縄県議選についての広報、また報道機関の世論調査等々についてご報告がありました。
以上です。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
幹部からそれぞれ挨拶があり、現在の課題について意見交換がなされました。
●1030〜政調審議会/院内第20控室
政調審議会では下記案件が諮られ、全て了承されました。議員提出の2法案は、今なお存在する部落差別のない社会を目指すための法案と、東京五輪大会に関する懸念を払拭するため、準備、運営に関する政府の取組を公表する、という法案です。提言案は、日本の今後の繁栄には女性の活躍が不可欠である、との観点からまとめられたました。今後の成立、完成を目指して手続きが進められます。(秘書鈴木報告)
【案件】
@部落差別の解消の推進に関する法律案《議法》(山口壯差別問題に関する特命委員会部落問題に関する小委員長、門博文 〃 事務局長)
A平成32年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法の一部を改正する法律案《議法》(木原稔文部科学部会長)
B2016年新たな飛躍へ、三つの挑戦(女性活躍推進本部提言案)(上川陽子女性活躍推進本部長)
Cその他
■1200〜財政再建に関する特命委員会/704
財政再建に関する特命委員会が、党本部704号室で、三ツ矢憲生事務局長の開会で進行されました。稲田朋美委員長の挨拶の後、議題の@アドバイザー論点整理について、A内閣府から説明聴取(骨太の方針骨子案等)に引き続き、質疑応答、意見交換にうつりました。PBの目標達成、対策等を講じた上での消費税率引き上げの実施、社会保障制度の維持のための制度改革等が提示されました。金融政策・財政政策等を講じての景気の回復への重点化の必要性についての意見が表明されました。今月中の閣議決定を目指しさらに議論を深めることとなりました。(秘書渡部報告)
●1230〜与党政策責任者会議/第2会館与党政策第一会議室
与党政策責任者会議が開かれ、議員提出法案等について与党間で確認がなされました。(秘書鈴木報告)
【議事】
▽議員提出法案について
@公職選挙法の一部を改正する法律案《議法》
A部落差別の解消の推進に関する法律案《議法》
B平成32年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法の一部を改正する法律案《議法》
▽その他
●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場
代議士会で御法川信英議運理事より議事の説明を受け、本会議に臨みました。平成28年度補正予算案の国会提出を受けて行われた財政演説で、麻生太郎財務大臣は熊本地震にいっそう機動的に対応するための補正予算であり、被災者への支援、被災地域の復旧・復興に政府の力を結集すると述べました。その後演説に対する質疑が行われ、来週予算委員会で審議される予定です。
(秘書鈴木報告)
【議事日程】
▽国務大臣の演説
◎財政について
・麻生太郎財務大臣
○質疑
・福島伸享(民進)→総理、財務、農林水産
・木原稔(自民)→総理、財務、文部科学
・石田祝稔(公明)→総理、国土交通、農林水産、経済産業
・真島省三(共産)→総理
・河野正美(おおさか)→総理、河野国務、厚生労働
●1510〜全国知事会要望/党本部政調会長代理室
全国知事会・古尾谷光男事務総長(元神奈川県副理事)から、国と地方が一体となって我が国が直面している諸課題を解決するべく、「日本創成の実現に向けた十の提言」としてまとめたご要望をお預かりしました。格差の是正、地方総活躍の時代を目指して、例えば企業の地方への本社機能移転が地方への新たなひとの流れを創り出すこと等についてご説明いただきました。(秘書鈴木報告)
●1540〜幹事長面談「東日本大震災発災時の政府の初動に関する検証チーム(検証結果報告書幹事長提出)」/党本部総裁応接室
東日本大震災発災時の政府の初動に関する検証チーム(検証結果報告書幹事長提出)
※1710〜衆院予算委員会/院内第1委員室
委員会に先立ち、熊本地震で亡くなられた方々に黙とうが捧げられました。本日の短い委員会では、来週の審議に向けて補正予算の趣旨の説明と、審議のための参考人出頭要求決議がなされました。(秘書鈴木報告)
◎黙禱
◎理事の補欠選任
◎平成28年度補正予算(第1号)(特第1号)
○趣旨説明聴取
・麻生太郎財務大臣
○参考人出頭要求に関する件(決議)
・日銀及び独立行政法人等の参考人について委員長一任
5月12日(木)晴れ
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
会期末に向けた国会運営について情報交換が行われました。
●1000〜政調審議会/院内第20控室
本日の政調審議会では下記案件が諮られました。補正予算案は熊本地震からの復興に向けたもので、被災者の生活再建支援金や、避難所の運営・仮設住宅の建設などに充てる災害救助費等負担金などが盛り込まれています。また様々に成果をあげている外交をより発展させ、同時に国際テロや北朝鮮の核開発等、山積している課題に対処するための決議も報告されました。審議の上いずれも了承となりました。(秘書鈴木報告)
【案件】
@平成28年度補正予算案(大岡敏孝財務省大臣政務官)
A公職選挙法の一部を改正する法律案(末松信介参議院倫選特筆頭理事)
B国際社会を主導する外交を求める決議(報告)(橋本岳外交再生戦略会議事務局長)
Cその他
●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場
代議士会で議事日程について御法川信英議運理事の説明を受け、その後本会議に臨みました。まず国家公務員等の任命に関する議決を行い、その後各委員会で審議を終えた法案等が採決されました。昨日厚生労働委員会を通過した障害者総合支援法、発達障害者支援法を含めて、全ての案件が委員長報告の通りに可決、承諾されました。(秘書鈴木報告)
【議事日程】
▽国家公務員等任命につき同意を求めるの件
○国家公務員倫理審査会委員
○原子力委員会委員
○公害等調整委員会委員
○日本放送協会経営委員会委員
○日本銀行政策委員会審議委員
○労働保険審査会委員
○社会保険審査会委員
※採決:採決順(採決7回)
@起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
(官房)○国家公務員倫理審査会委員:相原佳世
A起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
(科技)○原子力委員会委員:中西友子
(総務)○日本放送協会経営委員会委員:上田良一
(厚労)○労働保険審査会委員:木村享
B起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
(総務)○公害等調整委員会委員:松田隆利
(官房)○日本銀行政策委員会審議委員:西田貴子
C起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
(総務)○公害等調整委員会委員:橋滋
D起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
(総務)○日本放送協会経営委員会委員:小林いずみ、堰八義博、宮原秀夫、渡邊博美
E異議なし採決→全会一致→同意を与える
(厚労)○労働保険審査会委員:品田充儀
F起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
(厚労)○社会保険審査会委員:瀧澤泉
▽財務金融委員会
@酒税法及び酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案(財務金融委員長提出、委員会審査省略)
・宮下一郎委員長趣旨弁明→異議なし採決→全会一致→可決
▽文部科学委員会
A国立大学法人法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
・谷川弥一委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
▽国土交通委員会
B海上交通安全法等の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
・谷公一委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
▽農林水産委員会
C漁業経営に関する補償制度の改善のための漁船損害等補償法及び漁業災害補償法等の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
・小里泰弘委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
▽決算行政監視委員会
D平成26年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求める件)(第189回国会、内閣提出)
E平成26年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求める件)(第189回国会、内閣提出)
F平成26年度一般会計国庫債務負担行為総調書(その1)
・松木けんこう委員長報告
・DE起立採決→起立多数(自民党賛成)→承諾
・F起立採決→起立多数(自民党賛成)→議決
▽厚生労働委員会
G障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律案(内閣提出)
H発達障害者支援法の一部を改正する法律案(厚生労働委員長提出、委員会審査省略)
・渡辺博道委員長報告
・G起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
・H異議なし採決→全会一致→可決
▽経済産業委員会
I電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
・木美智代委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
●1600〜東日本大震災発災時の政府の初動に関する検証チーム(検証結果発表)/リバティ2・3号室
▼記者会見の様子
東日本大震災発災時の政府の初動に関する検証チームが、リバティ2・3号室で開催され、谷公一事務局長の開会で進行されました。松本純座長の挨拶の後、議題の「幹事長・政調会長への報告書案について」谷事務局長からの説明聴取に引き続き、質疑応答、意見交換にうつりました。熱心な意見表明がなされました。取り扱いについては、座長に一任されました。引き続き、記者さんへの説明をさせて頂きました。(秘書渡部報告)
5月11日(水)曇り時々雨 参議院選公約作成責任者へ
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
佐藤勉国対委員長からの挨拶に続き各部署からの報告が行われ、情報交換がなされました。今朝は二幹二国が行われ国対の進め方について協議されたとのこと。今月は間もなく26日、27日にサミットが開催されることから、それまでの間にどこまで法案を仕上げることができるか、調整が進められています。
●1330〜日本経済再生本部/704
日本経済再生本部が、党本部704号室で開催され、後藤茂之幹事長の開会で進行されました。稲田朋美本部長の挨拶の後、議題の「マイナス金利の評価と活用方法」について、熊谷亮丸・大和総研執行役員 チーフエコノミスト、河野龍太郎・BNPパリバ証券 チーフエコノミストからのヒアリングに引き続き、質疑応答、意見交換にうつりました。金融政策、財政政策等についての評価と論評がなされました。消費税率の引き上げについては、少子化対策、高齢者対策、困窮者対策、駆け込み需要による反動減対策等を講じた上で引き上げをすべきとのご意見を表明されていました。(秘書渡部報告)
●1530〜政調会長面談(公約打ち合わせ)/党本部政調会長室
稲田朋美政調会長らと参院選公約について意見交換が行われました。
5月10日(火)雨時々曇り
●今日の国会
●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室
佐藤勉国対委員長より「今週いっぱいが大きな山になる。16日の衆議院予算委員会審議、17日参議院予算委員会審議、18日党首討論が開かれる予定。また延長にはならないので会期末に向けた各員会の対応について状況をしっかりつかむこと」と指示が出されました。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月10日(火)10:30〜10:43於:院内平河クラブ会見場)が開かれ、谷垣幹事長は下記の通り発言されました。
【冒頭発言】
本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、地震対応は迅速かつ適切に対応していただいている。復興に対応している人が憂いなくできるように総務会長はじめご対応いただいている。会期末を迎え、小さなミスが大きなミスにならないようにしていこうということでした。
私(谷垣幹事長)からは、すでにご案内のとおり、5月3日(火)に佐藤信二元衆議院議員がお亡くなりになりました。佐藤先生は衆議院当選8回、参議院当選1回、通産大臣、運輸大臣、衆議院商工委員長、党組織本部長、党財務委員長等を歴任されて、在職年数は27年1か月でございます。準党葬に該当しまして、ご遺族の意向を確認して、自由民主党・佐藤家の合同葬として執り行うということになりました。葬儀委員長は安倍総理・総裁でありますが、当日、その時刻に衆議院本会議開催が予定されておりますので、党代表としては山東昭子先生にご参列いただくことになりました。なお、山東先生は、昭和49年の第10回参議院選挙でお出になったのですが、佐藤先生と当選同期ということで、お引き受けいただいたわけであります。また、国会は会期末までに3週間余りというころでございます。まずは13日(金)に補正予算が提出されます。速やかに成立させて、生活者支援、あるいは復旧・復興に全力で取り組んでまいりたいと思います。それから昨日、チームくまもと、これは熊本県、県議会、自民党熊本県連から成っているものでございますが、特措法で国の財政負担措置の手当てをしてほしいというご要望がありました。財政基盤の弱い市町村が多いわけですので、どういう手当てを講じていくか、これは今国会中の課題ではございませんが、検討していかなければいけないなと思っております。その他法案でも、今、参議院で精力的に審議を進めていただいているわけですが、成立に向けてよろしくお願いする。政府・与党連携しながら、緊張感を持ってあたっていこうということを申しました。
北川人事局長からは、北海道5区で当選されました和田義明衆議院議員の人事についてのご報告がありました。
佐藤国対委員長からは、昨日、自民・民進国対委員長会談を行って、補正予算処理と党首討論について合意した。あとは本会議日程と、会期末にあたって法案処理をよろしくということでありました。
吉田参議院国対委員長からは、今週は法案処理に全力を挙げるということでした。
溝手参議院議員会長からは、小さなミスのないようにやっていこうというご発言がありました。
伊達参議院幹事長からも同様のご趣旨でした。
茂木選対委員長からは、参議院選挙の準備状況と、オープンエントリーについて、昨日締め切って明日発表するというご報告がありました。
稲田政務調査会長からは、6日(金)に熊本県を視察されて、避難施設のいろいろな問題を見てきた。きめ細かに対応していきたい。また、参議院選挙の公約づくりもしっかり進めていくというご発言がありました。
二階総務会長からは、熊本の要望に対して総務会としても対応していきたいということでした。
木村広報本部長からは、報道機関の世論調査についてご報告がありました。
それから、熊本視察をされた方々から、災害時、窃盗等がある。これは重罰化できないかというような話が地元であった。それからヘリコプター音が救助活動の妨げになるのではないかという意見があったというようなお話が、それぞれ現地で聞いてこられたことのご報告がありました。
以上です。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
緊張した場面を迎えることとなることから、しっかり脇をしめてことを進めるよう注意がありました。
●1000〜政調審議会/院内第20控室
10時から開かれた政調審議会では下記の案件が諮られました。前回に引き続き細かい点まで確認が行わた都市農業基本計画案を含め、全て了承となりました。(秘書鈴木報告)
【案件】
@都市農業振興基本計画(案)(小泉進次郎農林部会長、秋元司国土交通部会長、山田俊男都市農業振興に関する小委員長)
A性的指向・性自認の多様なあり方を受容する社会を目指すためのわが党の基本的な考え方・政府への要望(案)(古屋圭司性的指向・性自認に関する特命委員長、橋本岳 〃
事務局長)
B臨床研究法案(古川俊治厚生労働部会長)
Cその他
●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場
代議士会で御法川信英議運理事より本日の議事の説明を受け、その後直ちに議場に移り本会議に臨みました。委員会での議決を経たいわゆる上がり法案が審議され、消費者の保護に関する2法案がいずれも全会一致で可決されました。
【議事日程】
▽消費者問題に関する特別委員会
@特定商取引に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)
A消費者契約法の一部を改正する法律案(内閣提出)
・江ア鐵磨委員長説明→異議なし採決→全会一致→可決
●1500〜東日本大震災発災時の政府の初動に関する検証チーム打合せ/党本部603
間もなく取りまとめの締め切りを迎えるため内容の確認が続けられています。
■1530〜日本経済再生本部/702
消費喚起策についての勉強会が開かれました。
●1715〜与党政策責任者会議/第2会館与党政策第一会議室
与党政策責任者会議が開かれ、下記議員提出法案等について与党間で確認がなされました。
【議事】
▽議員提出法案について
○生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律案《議法》
▽その他
●1900〜幹事長室政務懇談会/都内
幹事長室幹部の情報交換が行われました。
5月9日(月)曇り雨
●1700〜役員会/院内総裁室
役員会後、谷垣禎一幹事長記者会見(平成28年5月9日(月)17:47〜17:56於:院内平河クラブ会見場)が行われ、谷垣幹事長は下記のとおり月減されました。
【冒頭発言】
本日の役員会ですが、安倍総裁からは、欧州・ロシア訪問から一昨日の夜、帰国した。2週間後に迫った伊勢志摩サミットにおける最大のテーマは世界経済である。そこで、原油価格下落等で新興国経済が打撃を受けるなかで、通常の景気循環を超え、危機に陥るリスクを回避するためにG7には構造改革の加速化や金融政策と併せ機動的な財政出動が求められている。その強い問題意識を欧州の首脳たちと十分に共有することができたと思う。また、ロシアのプーチン大統領とは平和条約について、これまでの交渉の停滞を打開し、突破口を開く大きな手ごたえを得ることができた。今後も首脳同士の直接のやり取りを重ねることで粘り強く交渉を進めていきたい。それから、熊本地震では危険と判定された建物がすでに1万4000棟を超えるなど甚大な被害が
発生している。未だ地震も続くなか、被災者の皆さんの不安な気持ちに寄
り添いながら住まいの再建、生業や産業の復興など、できることはすべてやる、一日も早い復旧・復興に全力を挙げていきたい。そのためにも今週中に補正予算を国会に提出して早期の成立を図りたいと考えているので、国対はじめ役員各位の協力をよろしくお願いするということでした。
高村副総裁からは、サミットをしっかり成功させてほしい。党としても残り少ない会期をしっかりやっていこうということでした。
私(谷垣幹事長)からは、会期末まで4週間余りとなったわけですが、まずは今週、補正予算が提出されるので、速やかに成立させて、生活者支援あるいは復旧・復興に全力で取り組んでいきたい。また本日、チームくまもと、これは熊本県、県議会、自民党熊本県連の三者がご一緒になって見えたわけですが、特措法などをつくって国の財政負担措置の形をきちんと整えてほしいというご要望を受けた。財政基盤の弱い市町村が多いなかで、国としてどのような手当てを講じていくべきか、政府・与党として検討・対応していきたい。それから、そのほかの法案についても、参議院で審議を進めていただいているが、成立に向けてよろしくお願いする。引き続き政府・与党連携しながら、緊張感を持ってこの国会をやっていこうということを申しました。
佐藤国対委員長からは、自民・民進国対委員長会談を開いた。予算委員会の日程について要請し、合意した。16日(月)、17日(火)ですね。それから18日(水)にQT(党首討論)も行うということでした。あとは本会議日程についてご報告がありました。
吉田参議院国対委員長からは、決算委員会、本会議日程についてのご報告があり、補正予算については、衆議院の様子を見て対応していくということでした。
溝手参議院議員会長からは、残り少ない会期しっかりやっていこうということでした。
伊達参議院幹事長からも同様の趣旨でありました。
茂木選対委員長からは、参議院選挙の状況について、それからオープンエントリーの投票は本日締め切りで、11日(水)に発表するというお話でした。
稲田政務調査会長からは、6日(金)に熊本視察を行ってきた。罹災証明、トイレの問題などきめ細かい対応が必要だ。それから、参議院選挙の公約づくりも進めていくということでした。
二階総務会長からは、熊本地震の要望について総務会としても決議を行っていきたいというお話がありました。
以上です。