幹事長室2012 |
2012(平成24)年10月 |
10月31日(水)晴れ
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議・代表質問〜1700/本会議場
坂本哲志議運理事より今日の本会議の議事日程について報告があり、了承されました。また鹿児島3区衆議院議員補欠選挙で勝利した宮路和明代議士が初登院です。
衆院本会議【議事日程】
@新議員紹介:宮路和明(第255番、鹿児島県第三区選出)
A国務大臣の演説に対する質疑
・安倍晋三(自民)→総理
・仙谷由人(民主)→総理、財務、復興
・甘利明(自民)→総理
・東祥三(生活)→総理、経産
○動議:国務大臣の演説に対する残余の質疑は延期して散会
10月30日(火)曇り晴れ
●0950〜幹事長室に本間さん/院内幹事長室
人事異動で幹事長室に本間さんが入りました。江渡聡徳副幹事長も「どうぞ宜しく」と最敬礼。
●1000〜幹事長室会議/院内第23控室
直前に開会された役員会の内容について鴨下一郎幹事長代理から報告がありました。各部署からの報告があり、意見交換に入りました。
■1040〜役員会後 石破茂幹事長記者会見
役員会後 石破茂幹事長記者会見 【冒頭発言】−役員会の内容説明−
《安倍晋三総裁発言》
《石破茂幹事長発言》
《浜田靖一国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《甘利明政調会長発言》
《細田博之総務会長発言》
《西村康稔選対局次長発言》
《加藤勝信報道局長発言》 【質疑応答】
Q: 時事通信の西垣です。国会に臨むわが党の考え方について、具体的にどのように発言されたのですか。
Q: 産経新聞の水口です。特例公債法に関わる減額補正について、12月9日もしくは16日に標準を絞っている解散総選挙が見えてくることが、減額補正の与野党の交渉に応ずる条件となり得るのか、もしくは解散と切り離して与野党の交渉自体は進めていくのか、幹事長の所見をお聞かせください。
Q: テレビ東京の内田です。前原国家戦略担当大臣の事務所費について、前原大臣の政治団体は、私設秘書の自宅マンションを主たる事務所として届け出ていて、1000万円を計上しており、それについて、前原大臣は「事務の実態があり、問題ない」と記者団に説明していますが、この問題に対し、自民党はどのように対応されますか。
Q: 日本経済新聞の地曳です。今朝、首相官邸で、予算編成に関する政府与党会合が開かれ、来年度予算編成を本格化しています。これは、自民党の「来年度予算編成は新しい政権でするべきである」という主張と逆の動きをしていますが、幹事長のご所見をお聞かせください。
Q: 日本経済新聞の地曳です。社会保障国民会議ですが、解散時期が明確にならない以上、現政権の中でもスタートさせるべきだという意見も党内にあるのですが、国民会議は新政権でという考えはお変わりありませんか。
Q: テレビ朝日の倉永です。先程質問があった来年度予算編成の会議を今朝行ったわけですが、わざわざ12月にやるべき会議を11月に前倒したということについて、解散を先送りしたという見方もあります。どのように解散の日程をお考えでしょうか。
Q: フジテレビの鹿嶋です。野田総理の所信表明演説が行われたその日に、民主党から2人の離党者が出ましたが、この現状についての受け止めをお聞かせください。また、今後も不信任が現実味を帯びてくる中で、自民党として不信任決議案をどのように使っていくお考えでしょうか。
Q: 読売新聞の田島です。民主党内から予算委員会の開会は不要という声がありますが、この声について、どのようにお考えですか。また、予算委員会の日程をある程度確保した場合、幹事長の言われる11月中旬の期限が迫り、特例公債法案等の審議時間を確保できないというジレンマもあると思いますが、その辺をどうお考えですか。
Q: NHKの西井です。そうなると予算委員会の開催と特例公債法の審議の呼びかけがあると思いますが、これはどっちを先にやるかということを絡めていくお考えですか。
Q: TBSの岩田です。予算委員会に先だって、倫選特で0増5減の法案をやるべきだというお考えでしょうか。 |
10月29日(月)曇り晴れ 第181回臨時国会召集
●1000〜第181回臨時国会応召手続/衆議院玄関
臨時国会の召集に対する応召手続の様子です。名刺を受付に提出し、天皇陛下からの召集に応じましたとする手続です。その後、出欠ボードにある自分の名札のボタンスイッチを押します。仮議席を確認し、本会議の開会を待ちます。
●1130〜両院議員総会/院内第24控室
本会議会開会にあたり、両院の自民党衆議院議員・参議院議員が出席する「両院議員総会」が開かれ、安倍晋三総裁、石破茂幹事長、中曽根弘文参議院会長から挨拶がなされました。
●1145〜代議士会/院内第24控室
引き続き自民党衆議院議員による「代議士会」が開催され、今日の本会議の議事内容について報告がなされ、了承されました。本会議を担当する議運理事は高木毅筆頭理事と坂本哲志理事の二名が担うことになりました。
●1200〜本会議@/本会議場
一回目の本会議は所要時間10分ほどで、下記の案件が審議されました。
【案件】
@議席の指定
A新議員紹介:渡部一夫(第206番、東北選挙区選出)
B会期の件:11月30日(金)まで33日間→起立採決→賛成多数(自民党反対)→議決
C常任委員長辞任の件→異議なし採決→全会一致→許可
・内閣委員長:荒井聡(民主)
・法務委員長:鉢呂吉雄(民主)
・財務金融委員長:海江田万里(民主)
・文部科学委員長:石毛^子(民主)
・厚生労働委員長:池田元久(民主)
・経済産業委員長:中山義活(民主)
・安全保障委員長:笹木竜三(民主)
・決算行政監視委員長:新藤義孝(自民)
・懲罰委員長:山本有二(自民)
D動議1:常任委員長の選挙(選挙手続き省略、議長指名)
議院運営委員長外15常任委員長
・議院運営委員長:木義明(民主)
・内閣委員長:古川元久(民主)
・総務委員長:小宮山洋子(民主)
・法務委員長:平岡秀夫(民主)
・外務委員長:中山義活(民主)
・財務金融委員長:五十嵐文彦(民主)
・文部科学委員長:川内博史(民主)
・厚生労働委員長:長妻昭(民主)
・農林水産委員長:小宮山泰子(生活)
・経済産業委員長:海江田万里(民主)
・国土交通委員長:平野博文(民主)
・環境委員長:横光克彦(民主)
・安全保障委員長:神風英男(民主)
・国家基本政策委員長:古賀一成(民主)
・決算行政監視委員長:後藤田正純(自民)
・懲罰委員長:山本拓(自民)
E特別委員会設置の件
種類及びその員数(9特別委員会)
1.災害対策特別委員会(40人)
2.政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会(40人)
3.沖縄及び北方問題に関する特別委員会(25人)
4.青少年問題に関する特別委員会(25人)
5.北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会(25人)
6.消費者問題に関する特別委員会(40人)
7.科学技術・イノベーション推進特別委員会(40人)
8. 東日本大震災復興特別委員会(45人)
→1〜8を一括して採決→異議なし採決→全会一致→議決
9.海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会(45人)
→起立採決→起立多数(自民党賛成)→議決
●1300〜第181回臨時国会開会式/参院本会議場
国会召集日には必ず天皇陛下のご臨席を仰ぎ開会式を開きます。天皇陛下お迎えのために衆参議員が国会正門に整列します。参議院の本会議場で司会者も無い中、静かに、整然と、そして粛々と進められます。終了すると同様にお見送りのために衆参議員が整列します。
●1400〜本会議A/本会議場
【案件】
○国務大臣の演説
・野田内閣総理大臣:所信について
○動議2:国務大臣の演説に対する質疑は延期して散会
10月26日(金)晴れ曇り
●今日の国会
●1100〜総務会/601
総務会が開かれ担当副幹事長として陪席しました。安倍晋三総裁からの挨拶に続き、石破茂幹事長からは党務報告、そして人事案件の審議がなされました。
10月25日(木)曇り
●今日の国会
■1825〜石破茂幹事長 ぶら下がり
石破茂幹事長 ぶら下がり 【質疑応答】
Q: (代表質問)日本テレビの菅原です。先程、石原都知事が都知事職を辞して、新たに新党を立ち上げて国会に戻りたいと発言しましたが、幹事長の受け止めをお聞かせください。
Q: (代表質問)日本テレビの菅原です。石原都知事は、官僚政治の打破、中央集権を変えるということもおっしゃっていますが、考え方として、自民党とどのような関係になるのでしょうか。
Q: (代表質問)日本テレビの菅原です。石原都知事は日本維新の会との連携もお話しされましたが、第3極として、日本維新の会と石原新党と手を組む場合、自民党にとって、どのような存在になりますか。
Q: (代表質問)日本テレビの菅原です。話題が変わりますが、米国のキャンベル国務次官補と会談されました。どういったやり取りがあったのですか。
Q: 時事通信の西垣です。石原新党が出てきて、第3極が国民の期待を集めるかもしれませんが、総選挙に向け、ライバルなのか、脅威と映っているのか、自民党にとって、どのような存在だとお考えですか。
Q: 読売新聞の田島です。石原都知事の辞任に伴う都知事選について、今日石原都知事は猪瀬副知事を後継指名したわけですが、自民党としての独自候補を擁立することはお考えですか。
Q: 毎日新聞の佐藤です。民主党内には新党に警戒する声も既にありますが、これが結果として解散先送りに繋がる懸念はありますか。
Q: 読売新聞の田島です。国会ですが、29日の開会が迫っていますが、自民党としてどのような対応をされますか。 |
10月23日(火)曇り雨
●今日の国会/いまだ開かず・・・
10月29日の臨時国会開会が政府・民主党サイドから19日の党首会談後にようやく提案されました。
●1000〜幹事長室会議/510
役員会の様子が報告された後、石破茂幹事長から今後の国会への取り組み姿勢についての考えが示されました。また鹿児島3区衆院補選の状況について報告がなされ、次の日曜日の投票日に向けやり残しの無いよう全力での対応が求められました。広報からは新たなポスターが完成し配布が始まることが報告されました。
■1040〜役員会後 石破茂幹事長記者会見
役員会後 石破茂幹事長記者会見 【冒頭発言】−役員会の内容説明−
《安倍晋三総裁発言》
《高村正彦副総裁発言》
《石破茂幹事長発言》
《山崎力人事局長発言》
《浜田靖一国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《中曽根弘文参議院会長発言》
《甘利明政調会長発言》
《細田博之総務会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《加藤勝信報道局長発言》
《高市早苗広報本部長発言》
《その他の発言》 【質疑応答】
Q: 産経新聞の水内です。田中法務大臣が9時に辞表を出し、受理されたとのことですが、幹事長の受け止めをお聞かせください。
Q: 時事通信の西垣です。この件に関する総理の責任について、幹事長はどのようにお考えですか。
Q: NHKの西井です。臨時国会に対応について、田中法務大臣の問題も追及するとのことですが、このまま解散の確約を求める条件が満たされない場合、自民党はどのような対応をされるのですか。
Q: 読売新聞の田島です。先程役員会の発言として、参議院の幹部から問責の対応についてあったと思いますが、国会対応が衆参で党として対応が異なってくるということが考えられるのかということと、共産党、社民党は早くも審議に参加することを表明されていますけれども、他の野党と共闘関係も考慮されるのか、幹事長の所見をお聞かせください。
Q: 毎日新聞の念佛です。支部長の公募について、公募にあった人は一人であったとしても投票を行う要請をされましたが、群馬県連や広島県連は党員投票を行わない見通しとなっております。党本部としての見解を改めてお聞かせください。
Q: 最終的に一人しかいない状況の中での党員投票に対して、これは世襲批判への隠れ蓑ではないかという意見についても、ご見解をお聞かせください。
Q: 産経新聞の水内です。本日15時半から与野党国対委員長会談があるそうですが、党首会談の中身をもう一回問いただすという話を聞いています。民主党が先の党首会談と同じように、国会日程のお願いベースだけに終わるであるならば、明日以降、議院運営委員会などの手続きがありますが、そこから先は応じられないということになるのでしょうか。 |
●1100〜総務会/601
安倍晋三総裁から三党首会談の様子について報告がありました。概要は次の通りです。▼18日(木)の3党幹事長会談で、「『近いうち』について、総理から具体的な新しい提案がある」ことを確認した上で、19日(金)の三党首会談となった。▼総理から@特例公債法、A定数削減を含む1票の格差是正、B社会保障国民会議についての要請があったが、「近いうち」に関しては、「重く受け止めている。責任は自覚している。解散時期を明示することは控えたい。私を信じて欲しい」と、具体的な新しい提案は無かった。▼8月8日党首会談での谷垣総裁と総理の間で「予算編成をするつもりはない」と発言したことも質したが、総理は「私は知らない。言った言わないの議論はしない」と発言し、それ以上何も無いので、席を立った。
10月19日(金)曇り晴れ
■1050〜石破茂幹事長 ぶら下がり
石破茂幹事長 ぶら下がり 【質疑応答】
Q: (代表質問)日本テレビの槻木です。今日、田中慶秋法務大臣が辞任の意向を固めるとの報道がありました。幹事長の受け止めをお聞かせください。
Q: (代表質問)日本テレビの槻木です。野田総理の任命責任を問うということで、今日の党首会談でも話題に出すなど、どのように追及されるのですか。
Q: (代表質問)日本テレビの槻木です。自民党は、田中法務大臣を外国人献金問題で追及していましたが、幹事長ご自身の外国人献金問題も明らかになりました。この整合性について、所見をお聞かせください。
Q: 産経新聞の水口です。今回の内閣改造人事では、田中法務大臣の他にも、疑惑を持たれる議員がたくさんいます。論功行賞で人事を行ったツケが来ているとの指摘もありますが、幹事長の所見をお聞かせください。
Q: 時事通信の西垣です。このようなケースが起きたことで、より解散して国民に信を問うべきだという声も強まると思いますが、幹事長のご所見をお聞かせください。
Q: 朝日新聞の石井です。幹事長としては、党首会談に影響が出る事案とお考えですか。 |
●1100〜自民党総務会/党601
今日の総務会は人事案件が中心となりましたが、本日夕方三党首会談が行われ、野田総理が「近いうち」を説明する新たな発言がなされると民主党輿石幹事長が述べたとの報告がありました。夕方の三党首会談に注目です。
10月18日(木)雨
●今日の国会
冷たい雨が降る中、国会議事堂はじっと臨時国会の開会を待っています・・・。
■1445〜石破茂幹事長 記者会見
石破茂幹事長 記者会見 【冒頭発言】 本日13時半より、民主党・輿石幹事長、公明党・井上幹事長、私の3者で、2回目の3党幹事長会談を30分間行ったところです。結論から申し上げれば、輿石幹事長から、明日、総理から新しい具体的な提案があるということですので、そうであれば、党首会談を受けようとなった次第です。結論はそういうことであります。 いろいろなやり取りはありましたが、最初、輿石幹事長から、「先般、石破幹事長、井上幹事長からこのような話があったということを総理に報告した。すなわち、『近いうちということについて、2か月以上も経っているが、そのことについて、どのように考えているか。また問責を重く受け止めると発言し、その後、内閣改造もあったが、重く受け止めているとは具体的にどのようなことだと考えているのか。そういう認識を示されたい』ということを、石破幹事長と井上幹事長から申された。そのことを総理に報告した。総理からは『私の発言は重い。真摯に受け止めている。専権事項である解散のことについて、具体的なことを明示することはできない。そのことを踏まえ、党首会談を行い、一日も早く臨時国会を開き、諸課題を解決したいと考えていることを伝えてほしい』のとのことであった」 「重く受け止めている。真摯に受け止めている。しかし、専権事項なので、具体的なことは言えない。そのことを踏まえて」という話ですから、これは前回から何ら前進はないということで、それではお受けはできないということになったわけです。私の方から、今、申し上げたお話をして、「何月何日解散、何月何日投票という具体的なことを言ってくださいということを言っているのではない。解散が総理の専権事項であることなど、百も承知している。しかし、今日に至った経緯とは一体どのようなことであるかと言えば、本来国民に対してやらないと約束をした消費税を上げること自体、公約違反なのであり、その時点で国民に信を問うべきであった。しかし、極めて重要なことであり、わが自由民主党としては、参議院選挙で公約したことでもあるので、3党合意に達したものであるが、それとセットとなっているのは、近いうちに国民に信を問うということであったはずだ。そして、3党合意の後、税と社会保障の一体改革の関連法案が衆議院本会議で採決に付され、民主党から多くの反対者が出て、総理が政治生命をかけると言った税と社会保障の一体改革の関連法案は、自民・公明の賛成なくして、成立しなかったものである。『近いうちに信を問う』と言い、『政治生命をかける』と言った法案が自民・公明両党の協力によって、はじめて成立したものである。その時点においては、政治生命をかけると言い、今日ただ今の状況においては、具体的なことは言えない。なぜならば、専権事項だからだということでは全く筋が通らないものである」、そのことを再度強く申し上げたところである。 そこで、井上幹事長から「『真摯に受け止める』というだけでは、全く前進もなく、幹事長会談の意味もないのである。総理から、党首会談を開きたいというのであれば、何か新しい具体的な提案があるという理解で良いか」という問いがありました。 輿石幹事長からは「具体的なことは言えないが、総理から何らかの新しい提案があるのではないか」という発言があり、重ねて井上幹事長から「新しい具体的な提案があるのか」と問うたところ、「そう、そう、そう」と首を縦に振り、「そう、そう、そう」という発言が輿石幹事長からありました。情景はご想像していただきたいと思います。井上幹事長も私も確認したことですが、「総理から新しい提案があるのか」という我々の質問に対して、「そう、そう、そう」というような返事がありました。 新しい提案、具体的な提案が総理からあるということで、それぞれ持ち帰り、山口代表、わが安倍総裁に報告することで、3党幹事長会談を了したものです。 その後、私は党本部に帰りまして、総裁にご報告し、また、副総裁・総務会長・政調会長・参議院会長・参議院幹事長・衆参国対委員長等々の会合でも、その旨ご報告いたしました。総裁からは、「新しい具体的な提案があるということであれば、党首会談をお受けしよう」というご発言があり、この後、3党で、明日の具体的な時間を設定したいと考えています。 本日、参議院において、決算委員会が開かれています。わが党として、田中慶秋法務大臣の出席を要求し、山本順三委員長からも田中法務大臣が出席するべきであるという要請がありましたが、本日は重要な会議があるので、国会には出席できないということで、この時間に至るまでなお田中法務大臣の出席はないということだそうです。この報告が、脇参議院国対委員長からありました。国会に勝る重大な会合と言えば、「第60回全国調停委員大会」があるので、国会には出席できないということだそうです。もう一つ、国会に勝る重大な日程があるという説明があったのは、本日ドイツ連邦司法省刑事局長の表敬がある。司法大臣と会うのではなく、刑事局長の表敬があるので、そのような重大な公務があるので、国会には出席できない。そういう旨の出席しない理由の表明があったということです。 これは、私どもも閣僚を務めていた時に、全ていろいろな省内の用務は国会出席に劣後するものである。国会出席がすべてに優先するということでやってまいりました。これは外交日程等々で、どうしても防衛大臣会談を行わなければならないとか、農業大臣会談を行わなければならないとか、そういう日程があった場合に、国会出席しないことは1回か2回はあったかと思いますが、大体国会があるということで、そういう大臣同士の会談も延期し、時間の調整は真夜中とか、そういう時間に行ったものです。今まで全く例のない対応でして、「このような行事が国会に優先するのは、誠にもって理解し難いものだ」との脇参議院国対委員長の発言があり、皆「それはその通りだ」と。とにかくいかなる理由を使ってでも、田中法務大臣は国会に出席させないという内閣の強い意思があると思わざるを得ないところです。 【質疑応答】
Q: NHKの西井です。明日の党首会談について、自民党・公明党は年内の解散を要求していましたが、新しい具体的な提案は年内解散と矛盾しない提案だとお考えですか。
Q: 時事通信の西垣です。輿石さんのいうところの具体的な提案はわからないとのことですが、幹事長会談でもう少し詰めるという選択肢もあったと思われます。そのようにされなかった理由をお聞かせください。また、これに関して、友党である公明党の理解は得られているのですか。
Q: 読売新聞の田島です。新しい具体的な提案について、それは輿石幹事長からは、解散に関する具体的な提案と受け取れるニュアンスだったということでしょうか。
Q: 臨時国会召集日について、他の具体的な提案はあったのでしょうか。
Q: TBSの蓮見です。具体的な提案に対して、「そう、そう、そう」という3つの言葉の中に、当然明日解散に関する話が出てくるんですよという感触はあったのでしょうか。
Q: 毎日新聞の念佛です。石破幹事長自身が外国人から献金を受けていたということが報道され、お認めになっています。それに関しての事実関係をお聞かせください。また、野田総理や前原外務大臣(当時)にもそういうことがありましたが、野田総理はお辞めにならず、前原さんは外務大臣を辞められたという経緯がございます。田中法務大臣を追及しているお立場からの整合性を踏まえて、その経緯についてどのようなことなのか、ご説明をお願いします。 |
10月16日(火)晴れ
●1000〜幹事長室会議/党510→●1100〜総務会/党601
先約会合によりやむを得ず欠席となりました。なお自民党国対からの連絡が入り、衆議院厚生労働委員会の自民党筆頭理事を務めるよう要請があり受諾しました。副幹事長(総務会担当)と院の仕事に取り組むことになりました。
■1030〜役員会後 菅義偉幹事長代行記者会見
役員会後 菅義偉幹事長代行記者会見 【冒頭発言】−役員会の内容説明−
《安倍晋三総裁発言》
《高村正彦副総裁発言》
《山崎力人事局長発言》
《浜田靖一国対委員長発言》
《関口昌一参議院国対委員長代理発言》
《中曽根弘文参議院会長発言》
《甘利明政調会長発言》
《細田博之総務会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《古屋圭司党・政治制度改革実行本部長発言》
《世耕弘成参議院政審会長発言》 【質疑応答】
Q: テレビ東京の宇井です。本日、衆議院鹿児島3区補欠選挙が告示されますが、改めて補選の位置付けについて、所見をお聞かせください。
Q: 毎日新聞の佐藤です。補選について、河村選対局長から情勢についてどのような報告があったのですか。
Q: 北海道新聞の村田です。甘利政調会長から日本経済再生本部の話があったかと思いますが、日本経済再生本部をどのような形で進めていくかというお話はありましたか。
Q: 朝日新聞の今野です。日本経済再生本部の事務総長に茂木前政調会長を選んだ理由をお聞かせください。
Q: 毎日新聞の佐藤です。今日の冒頭の総裁発言の中で、3党幹事長会談で、輿石さんから「近いうちの約束は生きている」との説明があったという意味でしょうか。
Q: フジテレビの鹿嶋です。昨日の幹事長会談の中で、輿石幹事長から「野田総理も私も真剣に考えている」と、問責可決と近いうちの解散の約束の2つを指していると思いますが、こうした発言をされたことについて、菅幹事長代行はどのような評価されているのですか。また、近く行われる党首会談で、「近いうち」に関して、野田総理にどのような姿勢を求めているのか、所見をお聞かせください。
Q: TBSの川西です。党首会談ではどのような話し合いになるのでしょうか。また、安倍総裁からどのようなことを発言されるのでしょうか。 |
10月15日(月)晴れ曇り
■0700〜第114回早朝駅頭演説会/新杉田駅
今朝はスタッフによる早朝駅頭広報活動を新杉田駅で開催しました。本日のまちかど政治瓦版配布枚数は120枚/累計1430枚、古正(30枚/累計394枚)、渡部(0枚/累計0枚)、斎藤(12枚/累計381枚)、森(9枚/累計274枚)、大木(13枚/累計276枚)、庄内(23枚/累計94枚)、関口(33枚/累計308枚)でした。(秘書関口報告)
■1357〜石破茂幹事長 記者会見
石破茂幹事長 記者会見 −3党幹事長会談の内容説明− 【冒頭発言】 先程、13時から常任委員長室において、民主・自民・公明3党の幹事長会談を行った。 冒頭、輿石幹事長より「11日に自民党に挨拶へ赴いた際、総理から党首会談をお願いした。また、しかるべき時に臨時国会をやりたいとの要請もした。その後、総理と打合せをし、お願いの段取りをさせていただいた。昨日のテレビ番組で踏み込んだ発言をしたとの指摘も受けているが、今週中に党首会談、今月末までの臨時国会をお願いしたいと考えている」という旨の冒頭発言があった。大意、このようなことであったと記憶している。 私(石破幹事長)から「総理からそのような話があり、わが党の安倍総裁からも実りのある議論をしたいとの話があったとの認識している。国会を開くにあたっては、環境整備が必要である。すなわち8月8日の3党党首会談で、総理から『近いうちに国民に信を問う』との発言があった。そして、前国会において、参議院における問責決議案が可決されたことを踏まえ、野田総理から『これを重く受け止める』との発言があった。この問責の効力は、今の国会においても有効である。8月8日から2か月が経過している。ただ今の段階において、この『近いうち』について、どのように考えているか、『重く受け止めている』をどのように考えているか。その2点についての認識の表明があるべきである。『近いうち』との発言が、『しかるべき時』に変わっていると私は認識している。『近いうち』についての認識如何、『重く受け止める』の認識如何という表明があるべきである。なお、『近いうちに信を問う』ということは、主権者たる国民に対し信を問うということであり、わが党並びに公明党に対する約束であるのみならず、主権者たる国民に対する約束もあると認識されたい」と申し上げた。 公明党の井上幹事長からは、私に知る限りにおいて「税と社会保障の一体改革の法案を、8月8日の3党首による合意において成立させたのであり、この責任は我々3党が負わなければならない。しかし、『近いうちに信を問う』という総理の発言は重いものであり、2か月が経っている現在を考えるに、投票日が年を越すことはありえない。この約束を確認したい」という旨の発言があった。 それを受け、輿石幹事長から「8月8日の合意、すなわち『近いうちに国民に信を問う』ことは生きているのである。参議院の問責も引き続き有効であるという指摘を頂いた。総理もそのことを真剣に考えているだろうし、そうでなければいけない。3党党首会談を実現したい。単なる3党の合意というだけではなく、有権者への責任でもあるという理解もしている。解散は総理の専権事項であることも踏まえ、これからの方向付けをして、党首会談を実現したい。今日のところは各党持ち帰り、来たる18日(木)13時30分から、もう一度幹事長会談を開きたい」とのことであった。 井上幹事長から「総理の専権事項との話があったが、それは総理の専権事項であるので、その場で幹事長たる輿石東氏からは答えられないという意味なのか」との質問があり、輿石幹事長から「その通りである」との答えがあった。ということは、すなわち、それを持ち帰って、解散権者である総理大臣と協議した上で、我々が指摘したことについての答えが、18日の幹事長会談において、先方から提示されると認識している。 【質疑応答】
Q: NHKの西井です。石破幹事長からは、年内、12月9日までの総選挙という日程を要求したのですか。
Q: 日本テレビの槻木です。18日(木)の会談で向こうからの回答を待つとのことですが、自民党から、解散時期等について新たに提案するお考えはありますか。
Q: また今週中に、党首会談を行うべきという認識で一致はしたのですか。
Q: 産経新聞の水内です。国会を開くにあたって環境整備が必要だと伝えたとのことですが、年内解散とかクリアにならない形にならない限り、国会審議は厳しくなるなど、はっきりした形で伝えたのですか。
Q: 読売新聞の田島です。今日は1票の格差についてのやり取りはなかったのですか。
Q: 時事通信の西垣です。幹事長会談を終えて、総裁へのご報告はされたのですか。その場合、総裁から、どのようなお話があったか、お聞かせください。また、先程、「(党首会談を)行うべきであるということは一致しておりますが、行われるかどうかは別の話」との発言がありましたが、回答が不十分であった場合、党首会談に応じないことはあり得るのですか。
Q: 産経新聞の水内です。臨時国会の召集時期について、輿石幹事長から発言はありましたか。また、特例公債法については、石破幹事長からお話されたとのことですが、輿石幹事長からは臨時国会中に特例公債法を通したいとの要望はあったのですか。
Q: NHKの西井です。昨日のテレビ番組で、輿石幹事長は0増5減の先行実施も検討するとの発言もありましたが、今日お会いして、どのような印象をお持ちになりましたか。
Q: 関連で、民主党内から、輿石幹事長の変化、若干解散に傾斜しているとの見方も出ていますが、そういった期待感はお持ちですか。 −現職引退に伴う新たな選挙区支部長の選任について− 【冒頭発言】 お手元に「現職引退に伴う新たな選挙区支部長の選任について」のペーパーをお配りしました。12日(金)付で、既に発出済みの文書です。宛先は、都道府県支部連合会の会長・幹事長となっています。差出人は幹事長たる私、参議院幹事長たる溝手顕正議員、幹事長代行たる菅義偉議員、組織運動本部長たる竹下亘議員、選挙対策局長たる河村建夫議員でございます。この差出人はどういうことなのかと言いますと、支部長選任委員会のメンバーです。自由民主党党則第11条7項の支部長選任委員会のメンバーが、今、申し上げた石破から河村です。 この支部長選任委員会なるものは、いかなる権能を有するのかと言いますと、選挙区支部長の選任等と選挙区支部長の見直し、この2つが所管事項と定められております。この「選挙区支部長の選任等」の等に基づきまして、この権限によって、この文書を発出したものです。この文書の性格はただ今申し上げた通りです。 内容につきましては、ここがポイントであって、「現在選挙区支部長の任にある現職衆議院議員の引退表明に伴い、その後継となる新たな選挙区支部長を選考する事例も生じております。党本部としては、可能な限り多くの党員の意思が反映された公正で透明感のある選考作業を行うべきとの観点から、今後、現職衆議院議員の引退表明に伴って新たな選挙区支部長を再選考する際には、各支部連合会において公募を行うことはもちろんのこと、最終決定に当たっては、対象者が1人であったとしても、必ず当該選挙区の党員による投票を実施するよう要請する」いうことです。これは解説の要はないと思っておりますが、今、現職の選挙区支部長がいる。次の選挙は、この人が出るのよとなっているが、いろいろな事情で次の人を見つけなければならないという事情が、いくつかの選挙区で生じております。その後継を選ぶにあたっては、公募はもちろんのこと、最後に決めるのは選挙区の党員の投票によるという要請をしたものであります。仮に1人しか手を上げませんでした。或いは選考委員会のようなものを、そこに作っていろいろな過程を経て1人しか残らなかった場合でも、総裁選挙が終わったばかりですので、直近の党員の名簿というものを各選挙区支部が持っているわけですから、これに基づいて、その人で良いですかということは、それぞれの地域党員が決めるということを決め、各都道府県宛に発出したものであります。 これはいわゆる世襲についても、いろいろなご意見があります。3親等以内の直系卑属あるいは配偶者であるから、即駄目だということにはなりません。その人が本当にふさわしいかどうか、わが党の党員によって決めるという原則、ルールを明らかにしたものです。これはいわゆる世襲と言われる人たち以外の候補者も一緒です。これはいつから有効になるかと言えば、10月12日以降ということです。正確に申し上げれば、このペーパーが向こうに到達し、向こうが認識した時からかもしれません。今後支部長が欠けた場合に、それを補う場合のルールです。 【質疑応答】
Q: 日経新聞の地曳です。対象者が一人であったとしても、ルールに基づくというのは、どのような意味ですか。
Q: 東京新聞の上野です。いわゆる世襲については、2009年の政権公約においても検討されたと思いますが、改めてこの文書をこのタイミングで発出された意図を教えてください。
Q: 毎日新聞の念佛です。いわゆる世襲で、引退表明に伴う新たな選挙区支部長の選任がまだ行われていない選挙区、現段階で対象になるのは、例えば福田康夫さんや中川秀直さんだと思われますが、そういう選挙区はいくつになるのですか。午前中に、日本維新の会の方々とお話をされたと思いますが、選挙区調整のことについて鋭意検討するとの話があったと報道されています。どういったやり取りがあったのか、選挙後の維新の会との連携について、幹事長がどのようにお考えなのか、お聞かせください。
Q: 読売新聞の田島です。候補者が一人の時の発言がありました。仮に候補が2人にいて党員投票の結果と支部の判断が異なった時、党員投票の結果が覆されることも想定されますが、党員投票の拘束力についてどうお考えですか。
Q: 東京新聞の上野です。選挙制度改革について、自民党は年内の解散総選挙を求めていると思いますが、0増5減含む定数是正が改正されなければ、年内解散になった場合、違憲状態の選挙となります。井上幹事長は、テレビでやむを得ないと発言をされていますが、自民党はどのような見解かお伺いします。
Q: 時事通信の西垣です。党員投票のルールはあくまで次期衆議院選挙に限ったことなのでしょうか。あるいは更にその次、次々回以降も反映させていこうとするものなのでしょうか。 |
10月9日(火)曇り晴れ
●1000〜幹事長室会議/党510
石破茂幹事長から挨拶がなされ、引き続き鴨下一郎幹事長代理から本日の役員会の様子が報告されました。そして鹿児島3区の衆院補欠選挙の状況が報告され、今後の対応について意見交換が行われました。
■1035〜役員会後 石破茂幹事長記者会見
役員会後 石破茂幹事長記者会見 【冒頭発言】−役員会の内容説明−
《安倍晋三総裁発言》
《高村正彦副総裁発言》
《石破茂幹事長発言》
《浜田靖一国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《中曽根弘文参議院会長発言》
《衛藤晟一政調会長代理発言》
《細田博之総務会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《菅義偉幹事長代行発言》
−日本経団連との懇談会の内容説明−
《安倍晋三総裁》
《渡辺捷昭(かつあき)経団連副会長・トヨタ自動車相談役》
《石原邦夫経団連副会長・東京海上日動火災保険会長》
《西田厚聰(あつとし)経団連副会長・東芝会長》
《勝俣宣夫経団連副会長・丸紅会長》 それらに対し、総裁・副総裁・出席したわが党役員から回答を申し上げ、意見交換を行った次第である。 【質疑応答】
Q: 日本経済新聞の地曳です。幹事長が言及された党首会談の事前の幹事長会談について、輿石幹事長から開催の要請はありましたか。また、自民党側から開催を要請するお考えはありますか。また、野田総理からは、「与野党の党首間で解散時期を具体的に決める性質のものではない」と発言していますが、自民党と民主党で温度差があることについて、幹事長のご所見をお聞かせください。
Q: 読売新聞の田島です。先ほど幹事長から発言のあった11日の野党への挨拶回りですが、その日は民主党からも挨拶に行きたいという打診があったと思います。その辺の整理について、民主党にも挨拶に行くのかどうか、お聞かせください。また、3党合意の中の社会保障国民会議ですけど、今日の経団連との会合で早期の設置要請があったと思いますが、幹事長としてどのようにお考えでしょうか。
Q: 産経新聞の水内です。脇参議院国対委員長から問責を重視する発言がありました。党首会談の中身次第だと思いますが、もし向こう側から、「近いうち」について、全回答に近いようなものがあった場合は、参議院で問責を受けていますが、衆議院でも足並みを揃えて、一致結束して国会対策に進んでいくということになるのでしょうか。
Q: 時事通信の西垣です。近いうち解散について、何月何日まで言えといるわけではないということですが、であれば党首会談が仮に行われた場合、総理がどの程度まで言うのか、自民党として認めていくのか、ご所見をお聞かせください。
Q: 共同通信の下山です。政党交付金について、10月19日に各政党に支出されますが、財務省が公債特例法案とリンクする形で、この法案が通らない限り削減することも検討するという形になっています。明日請求締め切りですが、自民党としては、満額を申請するのか、あるいは減額して請求するのでしょうか。
Q: NHKの西井です。昨日、山中教授がノーベル賞を受賞されることが決まりましたが、幹事長の受け止めをお聞かせください。 |
●1500〜全国幹事長会議/党901
久しぶりに全国幹事長会議が開催されました。木村太郎筆頭副幹事長の司会で開会すると次の順に挨拶がなされました。安倍晋三総裁、高村正彦副総裁、細田博之総務会長、中曽根弘文参議院会長、浜田靖一国会対策委員長、脇雅史参議院国会対策委員長、世耕弘成参議院政策審議会長、竹下亘組織運動本部長、高市早苗広報本部長。議事に入り鴨下一郎幹事長代理の座長となり、まずは石破茂幹事長から党運営の基本方針について説明がなされました。引き続き次期総選挙に向けた選挙態勢について、政権公約については衛藤晟一政務調査会長代理から、また選挙区支部長の選任状況等については河村建夫選挙対策局長から報告がなされました。そしてその後、各都道府県連幹事長から提案、質疑応答がなされました。
●1730〜全国幹事長会議・懇親会/ルポール麹町2Fロイヤルクリスタル
全国幹事長会議が終了した後、党本部役員らと全国幹事長との懇親が図られました。最後に菅義偉幹事長代行によりガンバローコールでお開きとなりました。
10月4日(木)曇り晴れ
●今日の国会
活動を休止し静かな国会ですが、国会見学には多くの皆さんがお見えです。
■1004〜役員会後 石破茂幹事長記者会見
役員会後 石破茂幹事長記者会見 【冒頭発言】 −役員会の内容説明−
《安倍晋三総裁発言》
《高村正彦副総裁発言》
《石破茂幹事長発言》
《浜田靖一国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《細田博之総務会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《加藤勝信報道局長発言》 【質疑応答】
Q: 党首会談について、現時点で呼び掛けはありますか。また、呼び掛けがないのであれば、民主党がなかなか呼び掛けないのは、自民党が近いうちの解散を強く求めているからとも言われていますが、このことについて、幹事長の所見をお聞かせください。
Q: 冒頭の安倍総裁の発言で、「近いうちという約束を確認した上で、必要な法案の処理を行う」ということでした。「近いうち」というのは総裁の発言では年内と思われますが、そういう確認ができないならば、国会冒頭から審議拒否するとか、ある程度ターゲットを絞ってそこは止めておくとか、何か考えていることはありますか。
Q: 「近いうち」に国民に信を問うという約束を確認すれば、自民党としては、審議に応ずるのですか。また、そのことが確認できない場合は、その後の対応に影響が出るのでしょうか、
Q: 今回の人事について、幹事長が考えたポイントと、党運営について、幹事長として具体的に担っていきたいことをお聞かせください。
Q: 党運営について、今回の総裁選で、安倍総裁、石破幹事長がこれまでと違った形で誕生したとも言え、改革するという方向に期待があるとも受け取れます。自民党を良い方向に改革していくという点で考えておられることがあれば、その点をお聞かせください。
Q: 次期衆議院選挙での目標議席をお聞かせください。
Q: 関連で、今現在活動が不十分な支部長については、支部長の差し替えということもあり得るのでしょうか。
Q: 党首会談の話に戻りますが、野田さんと安倍さんの党首会談で決めるということになっていますが、そもそも党首会談に入る前に石破幹事長と輿石幹事長との間で、もし向かうから申し出があれば、前さばきの会談を行うという考えはあるのでしょうか。つまり党首会談が実りあるものにするために、事前の前さばきの環境整備が必要なのか。それが、ちゃんと行われなければ党首会談は行われないのか、その辺の段取りについてはどのようにお考えでしょうか。
Q: 国民の生活が第一などが早期解散を嫌って、民主党が過半数割れしない段階で、臨時国会冒頭で内閣不信任案を出そうという動きがあります。そうなれば自民党は一事不再議でいざ不信任を提出しようとする場合、ハードルが高くなってしまいます。中小政党との横の連携をどのようにお考えか。また、教育再生本部を立ち上げるとのことですがこの具体的な内容についてお伺いします。
Q: 全国幹事長会議ですが、選挙対策の上でどのように位置付けているのですか。
Q: 党首会談や臨時国会の打診がない中、自民党が年内に解散を追い込む戦略は、具体的に今のところ考えていないのでしょうか。
Q: 2009年の総選挙の際、公認候補の世襲に厳しい制限が設けられました。世襲についてどのようなお考えをお持ちでしょうか。 |
●今日の党本部
こちらは党本部の幹事長室控室です。愛知県第8区の伊藤忠彦支部長が来訪されていました。お元気な様子を久しぶりに見ました。「近いうち」に解散総選挙になるはずです。準備万端で総選挙に望んでいただきたい、そして国政復帰を果たしていただきたいと願っています。
●1130〜副幹事長会議/党本部501
初めての副幹事長会議が開かれました。私は副幹事長に再び指名され、内閣官房副長官時期を挟んで8代の幹事長にお仕えすることになりました。まず始めに、石破茂幹事長から力強い挨拶があり、解散総選挙に向けた体制をさらに強化していくこと、「近いうち」発言・野田総理の参院問責決議に対する責任を明確にすること、早期解散を求めることなど今後の方針について幹事長の考えが明確に打ち出されました。