幹事長室2012 |
2012(平成24)年8月 |
8月30日(木)晴れ曇り
●1100〜緊急幹事長室会議/党510
昨日の参議院における野田総理問責決議案採決に関し報告を受け、その後意見交換となりましたが、参議院自民党のとった行動に対して様々な意見が出されました。ねじれ国会の運営や野党各党の思惑の違いなど難しさを痛切に感じました。
8月28日(火)晴れ
●1015〜幹事長室会議/院内第23控室
8月24日(金)晴れ
●今日の国会
●1155〜代議士会/院内第24控室→●1210〜本会議/衆院本会議場
何故か高木毅議運理事がネクタイをしてビシッと決まっています。聞いたところ、本会議で出番があるとのことでした。今日の本会議の議事の流れが高木議運理事から説明され了承されました。
【本日の議事】
@永年在職議員として表彰された元議員伏木和雄君逝去につき弔辞贈呈報告
・7月28日逝去、8月20日弔辞贈呈
A決議案:李明博韓国大統領の竹島上陸と天皇陛下に関する発言に抗議する決議案(小平忠正君外11名提出)
・趣旨弁明:笠浩史(提出者・民主)→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
・政府の発言:内閣総理大臣
B決議案:香港の民間活動家らによる尖閣諸島不法上陸に関する決議案(小平忠正君外11名提出)
・趣旨弁明:木毅(提出者・自民)→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
・政府の発言:内閣総理大臣
C古典の日に関する法律案(文部科学委員長提出)
・文部科学委員長趣旨弁明(委員会審査省略)→異議なし採決→全会一致→可決
Dカネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律案(厚生労働委員長提出)
・厚生労働委員長趣旨弁明(委員会審査省略)→異議なし採決→全会一致→可決
李明博韓国大統領の竹島上陸と天皇陛下に関する発言に抗議する決議案 (小平忠正君外11名提出)
島根県の竹島は、我が国固有の領土である。これは歴史的にも国際法上も疑いはない。 香港の民間活動家らによる尖閣諸島不法上陸に関する決議案 (小平忠正君外11名提出)
尖閣諸島は我が国固有の領土である。これは歴史的にも国際法上も疑いはない。また、現に我が国は尖閣諸島を有効に支配している。したがって、尖閣諸島を巡り解決すべき領有権の問題はそもそも存在しない。 |
■1458〜石原伸晃幹事長 ぶら下がり
石原伸晃幹事長 ぶら下がり 【質疑応答】
Q:衆議院の財務金融委員会で、民主党は特例公債法を強行採決しました。幹事長の受け止めをお聞かせください。
Q:また、衆議院の政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会では、野党が欠席する中、審議が行われています。そうした現状について、どのような認識をお持ちですか。
Q:野田政権に警告とのことですが、問責決議案の提出については、どのようにお考えですか。
Q:また、不信任決議案について、幹事長のお考えをお聞かせください。
Q:本日の本会議で、李明博韓国大統領の竹島上陸と天皇陛下に関する発言に抗議する決議案が採択されました。自民党として、その意義についてどのようにお感じですか。また、今、日韓関係がゴタゴタしている状況について、幹事長のご所見をお聞かせください。
Q:自民党が仮に政権に復帰した場合、今の民主党政権で悪化した日中、日韓関係の改善に向けて、どのように取り組むお考えですか。
Q:今回の強行採決を受けて、国会は不正常になったという認識でしょうか。また、今後審議に応ずるかも含めて、国会対応についてのお考えをお聞かせください。
Q:問責や不信任案の提出時期は、いつ頃を念頭に置いているのですか。 |
8月21日(火)晴れ
■1040〜役員会後 石原伸晃幹事長記者会見
役員会後 石原伸晃幹事長記者会見 【冒頭発言】 −役員会の内容説明− 民主党の国会対応について、外交案件がこれだけ目白押しである。韓国の李明博大統領の竹島訪問、さらには香港の活動家の尖閣列島への上陸、こういうものを起因させたのは、そもそも、日米関係を損ねたあの鳩山総理の「トラストミー」発言である。まさに民主党外交の破綻が、今日を招いている。この改善しなくして、国益を守ることは絶対にできない。こういうものを正すべく、予算委員会の集中審議を、衆参共に要求しているが、ゼロ回答である。自分たちのボロをこれ以上表に出すことを恐れてか、応じない。その一方で、これとは全く別の、衆議院の選挙制度を変える選挙制度改革の法案を、民主党の案だけを審議する。野党第1党の、私たちの話を聞かないで、さらにはどういう出口にするかというような幹事長会談にも一切応じないまま、強行採決をしようとしているその姿勢は、まさに国会軽視、国会が要らないということを意味している。憤りさえ覚える今日である。
《谷垣禎一総裁発言》
《大島理森副総裁発言》
《石原伸晃幹事長発言》
《岸田文雄国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《中曽根弘文参議院会長発言》
《茂木敏充政調会長発言》
《塩谷立総務会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《塩崎恭久報道局長発言》
《細田博之党・政治改革実行本部長発言》
《甘利明広報本部長発言》 【質疑応答】
Q:問責と不信任案の提出に関して、党内には月内にも提出すべきだという声があるようですが、提出のタイミングについて、現時点でどのようにお考えですか。
Q:社会保障と税の一体改革について、先般成立した社会保障制度改革推進法がまもなく施行となり、国民会議を設置する環境が整います。政府は速やかに設置する方針ですが、設置のタイミングについて、自民党として、どのようにお考えですか。
Q:問責の関係で、脇参院国対委員長から「(予算委員会の開会要求への)民主党の対応如何では、問責も視野に入ってくる」との発言があったということですが、幹事長ご自身も似たお考えをお持ちなのでしょうか。
Q:「近いうちに解散」について、与党内から年内解散はあり得ないとか、来年の衆参ダブル選に言及するような発言が相次いでいますが、幹事長はどのようにお考えですか。
Q:選挙時期について、与党側から「選挙制度の1票の格差是正がなされるまで、特に、区割りを直した後の周知期間等も置いてから選挙すべき」との声がありますが、どのようにお考えですか。
Q:1票の格差是正は、どこまでやれば、立法の不作為に当たらないと認識しているのですか。
Q:現職の国会議員が大阪維新の会との合流を検討していると報道されています。この動きについて、自民党の議員にもそういう気持ちを持っている方もいるとされていますが、この動きについて、幹事長のご所見をお聞かせください。また、今後の大阪維新の会と自民党の連携について、どのようにお考えですか。 |
●今日の国会
●1330〜幹事長室会議/院内第23控室
お盆中も外交案件の処理などをめぐり予算委員会を求めてきたが政権政党民主党からは未だに回答が無い状態が続いており、厳しいせめぎ合いが続いていることが石原伸晃幹事長から報告がなされました。午前中の役員会の報告の後、各部署から取り組み状況の報告がなされ意見交換に入りました。
8月10日(金)晴れ
■0900〜参)社会保障と税の一体改革に関する特別委員会/参院第1委員室
【案件】
@公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案(閣法第74号)(衆議院送付)
A被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案(閣法第78号)(衆議院送付)
B子ども・子育て支援法案(閣法第75号)(衆議院送付)
C子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(閣法第77号)(衆議院送付)
D社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案(閣法第72号)(衆議院送付)
E社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案(閣法第73号)(衆議院送付)
F社会保障制度改革推進法案(衆第24号)(衆議院提出)
G就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案(衆第25号)(衆議院提出)
▼委員長不信任動議
・趣旨説明:大門実紀史(提出者を代表して)
・起立採決→起立少数(自民党反対)→否決
▼締め括り総括的質疑(出席大臣:総理、岡田国務、総務、財務、厚労・少子化+要求大臣)
・櫻井充(民主)→総理、財務
・吉川沙織(民主)→総理、総務、財務
・衛藤晟一(自民)→総理、岡田国務、財務、文部科学、厚生労働
・荒木清寛(公明)→総理、財務
・中村哲治(生活)→総理、財務、厚生労働
・中西健治(みんな)→総理、岡田国務、財務
・大門実紀史(共産)→総理
・福島みずほ(社民)→総理
・行田邦子(み風)→総理
▼質疑終局
・起立採決→起立多数(自民党賛成)→質疑終局
▼討論
・姫井由美子(生活):反対
・金子洋一(民主):賛成
・桜内文城(みんな):反対
・石井準一(自民):賛成
・田村智子(共産):反対
・竹谷とし子(公明):賛成
・福島みずほ(社民):反対
・亀井亜紀子(み風):反対
▼採決(番号は案件に付したもの)
@起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
A起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
F起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
・Fに対して附帯決議:民自公共同提案→起立採決→起立多数(自民党賛成)→議決
・発言:岡田国務大臣
B起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
G起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
C起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
・BGCに対して附帯決議:民自公共同提案→起立採決→起立多数(自民党賛成)→議決
・発言:厚生労働・少子化担当大臣
D起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
・附帯決議:民自公共同提案→起立採決→起立多数(自民党賛成)→議決
・発言:財務大臣
E起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議/本会議場
【議事日程】
@各種委員の選挙(選挙手続省略、議長指名)
・検察官適格審査会委員:岡島一正(生活)、同予備委員:川島智太郎(生活)岡島一正君の予備委員(現に予備委員である階猛君は、辻惠君の予備委員とする。)
・日本ユネスコ国内委員会委員:萩原仁(生活)
・国土審議会委員:古賀敬章(生活)
・国土開発幹線自動車道建設会議委員:樽床伸二(民主)、松和夫(生活)
A海上保安庁及び領海等における外国船舶の航行に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)
・国土交通委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
B特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
・環境委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
C特定商取引に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
D消費者教育の推進に関する法律案(参議院提出)
E消費者基本法の一部を改正する法律案(参議院提出)
・C〜E一括して審議:消費者問題に関する特別委員長報告
→C異議なし採決→全会一致→可決
→DE起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
F地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提出)(修正)
G大都市地域における特別区の設置に関する法律案(逢坂誠二君外八名提出)
・FG一括して審議:総務委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
8月9日(木)晴れ
■1042〜臨時役員会後 石原伸晃幹事長記者会見
臨時役員会後 石原伸晃幹事長記者会見 【冒頭発言】 −臨時役員会の内容説明− 本日は、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に、谷垣総裁が出席しているので、谷垣総裁は欠席であった。
《石原伸晃幹事長発言》
《大島理森副総裁発言》
《その他の意見》 【質疑応答】
Q:「近いうちに信を問う」という合意内容について、自民党内では今国会中を指すとか、民主党内では秋の臨時国会以降を指すとか、いろいろな意見がわかれていますが、幹事長の所見をお聞かせください。
Q:自民党としては、今国会中の解散を求めていたと思いますが、幹事長の認識は、「近いうち」というのは今国会中という理解でよろしいでしょうか。
Q:輿石幹事長が「無視すればいいんだ」という発言したことについて、幹事長の受け止めをお聞かせください。また、その発言の真意、なぜそのような発言をされたとお考えですか。
Q:幹事長としての受け止めをお願いします。
Q:党首会談によって、視界良好な状態には、なってきていると思いますが、幹事長の視界にはいつごろの景色が見えているのでしょうか。
Q:役員会での発言の中で、解散の確約が取れているのかという発言は出席者の方からあったのですか。
Q:そうすると、合意内容については了承ということで、異論はなかったのですか。
Q:輿石幹事長は「特例公債法や選挙制度の法案が残っており、解散できる状況ではない」と言っていますが、この2案件について、今後どう対処していくのでしょうか。
Q:今国会で成立させるべきとお考えでしょうか。
Q:役員会の中で、「近いうちに」という表現に関して、意見はあったのですか。
Q:不信任案について欠席することを、役員会で確認されたとのことですが、先ほど幹事長は内輪揉めとおっしゃられました。これ以外に欠席する理由はあるのでしょうか。
Q:先程、「不信任案、問責決議案の提出権は、明確に留保されている」との発言がありましたが、一時不再議に当たらないという認識ですか。 |
●1100〜緊急幹事長室会議/党510
昨日の党首会談の様子について報告がなされました。谷垣禎一総裁は、一体改革関連法案を成立させると同時に解散を求めることが狙いであったが、その双方とも一定の成果を挙げたとのことから、我が党からの不信任・問責の提出を待ち、まずは一体改革を成立させる方向で動き出しました。
●今日の国会
●1730〜両院議員総会/院内第24控室
このたびの党首会談の経過・内容について石原伸晃幹事長から報告がなされ、今後の取り組み姿勢について谷垣禎一総裁から決意が述べられました。
●1745〜代議士会/院内第24控室→●1800〜本会議等・不信任決議案対応/本会議場
今日の本会議は長崎・広島の原爆によりお亡くなりになった方々へ黙祷が捧げられ、その後不信任決議案の審議に入りますが、黙祷後退席し不信任案に対しては「欠席」で対応することになりました。議事の流れについては高木毅議運理事から説明がなされ了承されました。
本会議【議事日程】
@原爆犠牲者に対する黙祷(一分間):総員起立
A野田内閣不信任決議案(渡辺喜美君外五名提出)
▼趣旨弁明
・提出者:渡辺喜美(みんな)
▼討論
・笠浩史(民主):反対
・鈴木克昌(生活):賛成
・中島正純(国民):反対
・志位和夫(共産):賛成
・重野安正(社民):賛成
・浅尾慶一郎(みんな):賛成
▼採決
・記名採決→賛成86票/反対246票→否決
8月8日(水)晴れ 政局緊張
●終日〜問責・不信任対応/院・党)幹事長室
こちらは自民党本部、総裁・幹事長室の控室です。岸田文雄国対委員長、遠藤利明幹事長代理が閉じこもり、少数野党から提出された不信任・問責への対応や一体改革法案処理対応のため、情報収集に努めています。
■1118〜石原伸晃幹事長 ぶら下がり
石原伸晃幹事長 ぶら下がり 【質疑応答】
Q:今の十役会議で決まったことをお聞かせください。
Q:民主党から新たな提案があるのは、何時頃という目途はありますか。
Q:自民党としての期限はいつまでですか。
Q:今の会議で、谷垣総裁からどのような発言がありましたか。
Q:出席者の方から、「近い将来」とかそういった提案について、党首会談の申し入れもあったと思いますが、どういった意見があったのでしょうか。
Q:向こうから党首会談の要請があったと思いますが、それについて自民党はどのように対応されますか。
Q:今後、幹事長会談は調整されているのでしょうか。
Q:「近い将来」という言葉について、幹事長の受け止めをお聞かせください。
Q:誠意というか、真剣な態度は感じられたでしょうか。 |
●1230〜幹事長室会議/党910
副幹事長が緊急招集されました。午前中、国対委員長会談が行われ、民主党側からは「@少数野党からの不信任、問責を否決し、A一体改革を成立、B近い将来国民に信を問いたい」と、三党首会談の申し出を受けました。これに対し自民党はさらに突っ込んだ文言で文書の提出を求め、この場では結論を得ることはできませんんでした。田野瀬幹事長代理から「わが党は一体改革法案の成立、かつ解散を求めている。解散なしで、この事態を打開できないと訴えている」と自民党の立場が説明されました。そして今後の党首会談を見守ることとなりました。
●夜〜三党党首会談/国会内
民主党野田佳彦代表との党首会談が開かれ、谷垣禎一総裁は次の結論を受け入れました。「社会保障・税一体改革関連法案の早期成立と、法案が成立した暁には、近いうちに国民に信を問う」。これにより、明日から国会が動きはじめます。
8月7日(火)晴れ
●今日の国会
■1000〜参)社会保障と税の一体改革に関する特別委員会/参院第1委員室
【案件】
○公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案(閣法第74号)(衆議院送付)
○被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案(閣法第78号)(衆議院送付)
○社会保障制度改革推進法案(衆第24号)(衆議院提出)
▼公述人の意見陳述(1時間)
・伊藤清彦:公益社団法人経済同友会常務理事
・菊池馨実:早稲田大学法学学術院教授
・田中秀明:明治大学公共政策大学院教授
・小黒一正:一橋大学経済研究所准教授
・渡部記安:社会保障担当官庁国際研究機構(ISSA)準会員・国際年金比較研究所理事長
▼公述人に対する質疑(1時間36分)
・川上義博(民主)
・階恵美子(自民)
・荒木清寛(公明)
・中村哲治(生活)
・桜内文城(みんな)
・田村智子(共産)
・山内徳信(社民)
・行田邦子(み風)
●1015〜幹事長室会議/院内第23控室
役員会の様子が報告され、各部署の報告がなされました。また、大変緊張した政局の山場を迎えており、状況は流動的で情報交換が重要になっています。一日中党本部の幹事長室にへばりつきになります。
■1112〜役員会後 石原伸晃幹事長記者会見
役員会後 石原伸晃幹事長記者会見 【冒頭発言】 −役員会の内容説明− 今日にも、中小野党の皆様方が内閣不信任案を提出するという異例の事態が予想されている。中小野党の皆さま方の中には、民主党として活動を続けられた方々がかなりの人数含まれる。すなわち野田内閣と共に活動をしてきた方たちから、不信任案を突き付けられるということに対して、社会保障と税の一体改革の採決をめぐって大きな混乱が予想される。この事態を打開することができるのは、一に、野田総理の決断であると考えている。
《谷垣禎一総裁発言》
《大島理森副総裁発言》
《石原伸晃幹事長発言》
《岸田文雄国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《中曽根弘文参議院会長発言》
《溝手顕正参議院幹事長発言》
《茂木敏充政調会長発言》
《塩谷立総務会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《三原じゅん子女性局次長発言》 【質疑応答】
Q:先程の役員会の中で、民主党が提案してきた社会保障と税の一体改革法案の8日の参議院採決を受け入れてもいいのではないかという意見があったと聞いていますが、採決に関する結論をお聞かせください。
Q:関連して、総理が解散の確約をしなくても、もし波が静かであり、正式な要請があれば8日の採決に応じて、賛成するということですか。
Q:内閣不信任案と問責について、自民党としては、今日出す構えで一致されたということでよろしいのでしょうか。
Q:昨日の十役会議では、「8日の採決には応じられない。解散の確約がなければ応じられない」ということだと思ったのですが、それが180度、8日採決を受け入れる、基本的には受け入れるということになったという理由を教えてください。
Q:公明党が採決すべきだと主張されたところがありますが、それに配慮されたということはあるのでしょうか。
Q:本日、野党5党が不信任案を出してこなければ、自民党として、それに対抗して出すということないのでしょうか。
Q:仮に野党5党が不信任案を出してきた場合は、自民党も不信任案を出して、明日の採決が行われない可能性もあるということですか。
Q:波静かでも、参議院に問責を出すということがあるのでしょうか。
Q:波静かで視界良好というのは、総理が解散を確約するというか、全く別の要素であるということでしょうか。
Q:昨日の十役会議の後の幹事長のブリーフでは、総理が解散の時期を確約することが最低条件とおっしゃっていましたが、その思いに変わりはないのでしょうか。
Q:党首会談等について、官邸側から何らかのアプローチはあるのでしょうか。
Q:役員会で、幹事長の方から、波静かであり、現場の理事会で提示があれば8日を受けたいという話を提案されたと思いますが、それに対して、役員会の出席者から何か意見はありましたか。
Q:賛成・反対について、何かありませんでしたか。
Q:3党合意と不信任案、問責決議案の関係についてお伺いします。採決前の不信任案、問責決議案の提出が3党合意の破棄を意味するという見方が党内にもありますが、執行部として、どのように考え方を整理しているのですか。
Q:仮に、今後3党合意破棄となった場合、国民世論の批判が出てくると思いますが、それに対してどのように説明されるのですか。また消費税法案が通らなかった場合、今後長いスパンでみた場合、消費税を上げる機会が失われるという指摘があると思いますが。
Q:役員会終了後、谷垣総裁はじめ石原幹事長も部屋に残られたかと思いますが、どのような話をされたのか。
Q:「9月10月の景色が見えていれば」ということをおっしゃっていましたが、これは秋までの解散ということを求めているのか、それとも秋までに選挙をすることを求めているのか。 |
●1400〜新人支部長支援担当役員会議/党リバ4
河村建夫選対局長から衆院選準備の取り組む状況が報告された後、各ブロック単位で新人支部長の活動の様子や抱える悩みや問題点の報告がなされました。
■1923〜石原伸晃幹事長 ぶら下がり
石原伸晃幹事長 ぶら下がり 【質疑応答】
Q:今の十役会議で決まったことをお聞かせください。
Q:官邸から何らかの回答ということですが、自民党として、具体的な期限はいつなのか、決まっていますか。
Q:それまでに回答がなければ、内閣不信任案、問責決議案を提出することになるのですか。
Q:複数のルートで官邸から連絡があるということですが、その中には、党首会談を模索する動きはあるのですか。
Q:その条件は、解散の確約ということになるのですか。
Q:明日の午前中までに回答がなければ、内閣不信任案、問責決議案を同時に出すのでしょうか。
Q:(回答がない場合、)内閣不信任案、問責決議案は、自民党単独での提出となるのでしょうか。
Q:公明党と連携して出すということになるのでしょうか。
Q:不信任を提出した段階で、3党合意は破棄されたことになるという認識なのでしょうか。
Q:明日、不信任、問責を出す場合は、自民党としては採決の前に出すということになるのでしょうか。
Q:3党合意を巡って公明党との溝があったと認識はお持ちでしょうか。
Q:不信任案を共同で出せないというのは、公明党との思いと自民党側の思いの差があったと思われますが、幹事長の見解をお聞かせください。 |
8月6日(月)晴れ 広島原爆の日
■1000〜参)社会保障と税の一体改革に関する特別委員会/参院第1委員室
【案件】
○社会保障制度改革推進法案(衆第24号)(衆議院提出)
○子ども・子育て支援法案(閣法第75号)(衆議院送付)
○就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案(衆第25号)(衆議院提出)
○子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(閣法第77号)(衆議院送付)
▼公述人の意見陳述(1時間)
・菅家功:日本労働組合総連合会副事務局長
・吉田正幸:兜ロ育システム研究所代表
・池本美香:鞄本総合研究所調査部主任研究員
・鳫咲子:跡見学園女子大学マネジメント学部准教授
・永井聖二:東京成徳大学子ども学部学部長
▼公述人に対する質疑(1時間36分)
・林久美子(民主)
・山谷えり子(自民)
・渡辺孝男(公明)
・姫井由美子(生活)
・桜内文城(みんな)
・田村智子(共産)
・吉田忠智(社民)
・谷岡郁子(み風)
【案件】
○社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案(閣法第72号)(衆議院送付)
○社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案(閣法第73号)(衆議院送付)
▼公述人の意見陳述(1時間15分)
・中村豊明:日本経済団体連合会税制委員会企画部会長
・飯田泰之:駒澤大学准教授
・長谷川聡哲:中央大学経済学部教授
・植草一秀:スリーネーションズリサーチ椛纒\取締役
・醍醐聡:東京大学名誉教授
▼公述人に対する質疑(2時間)
・梅村聡(民主)
・塚田一郎(自民)
・竹谷とし子(公明)
・中村哲治(生活)
・中西健治(みんな)
・紙智子(共産)
・吉田忠智(社民)
・亀井亜紀子(み風)
■1513〜石原伸晃幹事長 ぶら下がり
石原伸晃幹事長 ぶら下がり 【質疑応答】
Q:先程の会合で、決まったことをお聞かせください。
Q:具体的に、8日の委員会採決の提案があったと思いますが、それに対して、自民党はどのように対応されますか。
Q:それは受けられないという理解でよろしいですか。
Q:そうしますと問責・不信任案の提出になると思いますが、提出の時期や出す、出さないについて、対応をお聞かせください。
Q:出す方向性ということでよろしいでしょうか。
Q:総理大臣の決断というのは、解散の確約という理解でよろしいでしょうか。
Q:公明党が、問責・不信任案の提出には、慎重な構えを見せていますが、自民党はどのように対応されますか。
Q:総理の決断ということになれば、今夜、党首会談は行われるのですか。
Q:野田総理と谷垣総裁との党首会談をやらずに、解散の確約はあるのでしょう。
Q:問責・不信任案の提出となれば、明日の提出になるのでしょうか。
Q:総理、民主党の判断次第では、消費税法案は廃案となってしまいますが、このことについて、どのようにお考えですか。
Q:もし総理が解散の確約に応じなければ、自民党はどのような対応をされるのですか。
Q:内閣不信任案の提出もあり得るということですね。 |
8月3日(金)晴れ
●今日の国会
●0900〜自民党政調全体会議・公約検討/党901
政調全体会議では次期衆院選に向けた公約作りが進められています。全体の概要、またどのような政策を国民有権者の皆さんにお伝えすれば我が党の理念や考え方が理解していただけるか、真剣な議論が続いています。
■1030〜参)社会保障と税の一体改革に関する特別委員会/参院第1委員室
【案件】
○公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案(閣法第74号)(衆議院送付)
○被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案(閣法第78号)(衆議院送付)
○子ども・子育て支援法案(閣法第75号)(衆議院送付)
○子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(閣法第77号)(衆議院送付)
○社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案(閣法第72号)(衆議院送付)
○社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案(閣法第73号)(衆議院送付)
○社会保障制度改革推進法案(衆第24号)(衆議院提出)
○就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案(衆第25号)(衆議院提出)
▼質疑(出席大臣:岡田国務、総務、財務、厚労・少子化+要求大臣)
・姫井由美子(生活)→厚生労働
・中村哲治(生活)→財務、厚生労働
・中西健治(みんな)→岡田国務、財務、厚生労働
・桜内文城(みんな)→厚生労働
・小野次郎(みんな)→岡田国務、総務、財務、厚生労働、国土交通
・田村智子(共産)→厚生労働
・亀井亜紀子(み風)→岡田国務、財務、厚生労働、五十嵐財務副、中根経産政務官
・福島みずほ(社民)→厚生労働、園田内閣府政務官、城井文科政務官
8月2日(木)晴れ
■1000〜参)社会保障と税の一体改革に関する特別委員会・一般質疑/参院第1委員室
【案件】
○公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案(閣法第74号)(衆議院送付)
○被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案(閣法第78号)(衆議院送付)
○子ども・子育て支援法案(閣法第75号)(衆議院送付)
○子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(閣法第77号)(衆議院送付)
○社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案(閣法第72号)(衆議院送付)
○社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案(閣法第73号)(衆議院送付)
○社会保障制度改革推進法案(衆第24号)(衆議院提出)
○就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案(衆第25号)(衆議院提出)
▼地方公聴会派遣委員報告
▼質疑(出席大臣:岡田国務、総務、財務、厚労・少子化+要求大臣)
・牧山ひろえ(民主)→厚生労働、藤田財務副、牧野経産副
・安井美沙子(民主)→岡田国務、財務、厚生労働、藤田財務副
・水落敏栄(自民)→岡田国務、総務、文部科学、厚生労働、
・片山さつき(自民)→総務、財務、厚生労働
・横山信一(公明)→岡田国務、財務、厚生労働、国土交通、古川国務、藤田財務副、辻厚労副、仲野農水政務官
・秋野公造(公明)→岡田国務、文部科学、厚生労働、国土交通、中塚内閣府副
・姫井由美子(生活)→岡田国務、財務、古川国務
・桜内文城(みんな)→財務
・山下芳生(共産)→厚生労働
・吉田忠智(社民)→財務、細野国務
・谷岡郁子(み風)→岡田国務、文部科学、厚生労働
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議/本会議場
【議事日程】
@在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)(修正)
・外務委員長報告→異議なし採決→全会一致→修正議決
A消費者安全法の一部を改正する法律案(内閣提出)(修正)
・消費者問題に関する特別委員長報告→異議なし採決→全会一致→修正議決
B高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)(修正)
・厚生労働委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→修正議決
C株式会社農林漁業成長産業化支援機構法案(内閣提出)(修正)
・農林水産委員長報告→異議なし採決→全会一致→修正議決
●1400〜選挙対策本部会議/党702
いつ解散総選挙が行われてもおかしくない時期に入りました。党本部の選対会議が開催され、支部長の選任状況報告や来年実施される参議院選挙の公認状況が報告され了承されました。
8月1日(水)晴れ曇り
●今日の国会