幹事長室2011 |
2011(平成23)年11月 |
11月30日(水)曇り晴れ
●0800〜全議員・選挙区支部長懇談会/901
全議員・選挙区支部長懇談会が党本部9階の会議室で開かれました。全国各地から支部長も参加され、地域の党員の声を届けました。自民党が国民に責任を果たすということは「政権奪還」を実現させることだと強い意見が多く出されました。一方震災後の復興に向けて与党への協力も必要で、はざまで苦しんでいる状況が「顔が見えない」といわれることにつながっています。
●今日の国会
■1553〜党首討論後 谷垣禎一総裁ぶら下がり
党首討論後 谷垣禎一総裁ぶら下がり 【質疑応答】
Q:野田総理の政治姿勢を正すということで臨んだ党首討論を終えてのご感想をお聞かせください。
Q:今日の党首討論を経て、野田政権にどのように対峙されますか。
Q:沖縄防衛局長の普天間基地問題関連の不適切発言との関連で、公明党から一川防衛大臣の問責に発展するとの発言が出ていますが、総裁のご所見をお聞かせください。
Q:場合によっては、問責を提出する可能性を検討するということでしょうか。
Q:野田総理は討論の中で、自民党政権下で作った財政健全化法に基づくと、素案ができた時点で与野党協議会を作ることになっているという主張をして、それに基づいて、民主党も素案の時点で、自公に協力、議論をお願いしたいということでしたが、総裁のご所見をお聞かせください。
Q:今日の野田総理は、谷垣総裁に対して質問する姿勢が目立ったのですが、今日の野田総理の答弁姿勢について、総裁のイメージをお聞かせください。 |
11月29日(火)曇り
●今日の国会
●0910〜国対正副/院内第24控室
いつもの通り国会対策委員会正副委員長打合せが行われました。内容をここで明らかにすることはできませんが、これからの国会対応について今日も真剣な打合せが行われています。
●0940〜国対法案説明会/院内第24控室
外務省からの法案説明を聴取し、これからの国会の日程の載せる手続に入りました。久しぶりに議運理事の高木毅代議士のお顔を拝見しましたが、元気いっぱいです。
■1038〜役員会後 石原伸晃幹事長記者会見
役員会後 石原伸晃幹事長記者会見 【冒頭発言】 −役員会の内容説明− 明日、党首討論が開催される。野田政権になって、一回も開かれていない。谷垣総裁、公明党の山口代表と野田総理の間で、全く公約に触れていなかった消費税の問題や、突如大きな政治課題に浮上したTPPなどの問題について、一問一答でしっかりと追及したいと谷垣総裁も申しているので、大変期待している。
《谷垣禎一総裁発言》
《大島理森副総裁発言》
《石原伸晃幹事長発言》
《岸田文雄国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《茂木敏充政調会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《塩崎恭久報道局長発言》
《遠藤利明幹事長代理発言》
《菅義偉組織運動本部長発言》 【質疑応答】
Q:自民党としての大阪維新の会への評価と今後の距離感について、石原幹事長のお考えをお聞かせください。
Q:関連で、民主党内には消費税について発言しているから負けたとの見方もあるようですが、今回の大阪の選挙結果が今後の消費税論議に与える影響をどのようにお考えですか。
Q:昨日、石原幹事長は大阪のパーティで、大阪府連が橋下さんと勉強会を作って研究していけばいいとの趣旨の発言をされました。大阪都構想への対応ですが、最終的に自民党の大阪府連が出した結論がそのまま自民党本部としての決定になるのか、そのプロセスについてお聞かせください。
Q:大阪都構想には法改正が必要になってくると思いますが、自民党としてどのように対応をすることになりますか。
Q:郵政改革法案について、民主党は野党の審議時間を20時間とすることを要求してきましたが、石原幹事長の受け止めをお聞かせください。また今後、民主党が国会会期の延長を考える場合、郵政関連が含まれてくると思いますが、自民党としてはどのように対応されますか。
Q:一部報道によると、昨日、沖縄県の防衛局長が報道陣との非公式会合で、辺野古の環境評価書の提出時期をめぐって、一川防衛大臣の方針が明確ではないことについて、これから犯す前に犯しますと言うのかと、不適切な発言をしていたようですが、石原幹事長の受け止めをお聞かせください。 |
●1000〜第2回運動方針案起草委員会/党508
菅義偉組織運動本部長のもと、第2回運動方針起草委員会が党本部で開催されました。来年1月に開催される自民党大会の運動方針案の起草について各委員からご意見をいただきました。時間のない中で、いかに党員の皆さんに理解していただける方針を示すことができるか、議論は続きます。
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議/本会議場
いつもの通り、代議士会で高木毅議運理事より今日の議題の流れについて説明がなされ、全会一致で了承されました。その後本会議場に移動し下記案件が審議されました。
【本日の案件】
○東日本大震災復興特別区域法案(内閣提出)(修正)→東日本大震災復興特別委員長より報告→異議なし採決→全会一致→修正議決
●1330〜幹事長室会議/院内第23控室
本日午前中開かれた役員会の様子が報告され、これから取り組むべき課題について意見交換が行われました。
11月25日(金)晴れ
●今日の国会
11月24日(木)晴れ
●今日の国会
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議/衆院本会議場
高木毅議運理事から本日の本会議にかけられる案件について説明がなされ、了承されました。代議士会終了後は直ちに本会議場に移動し2時間40分ほどの本会議に入りました。議事は下記の通りです。
【本日の案件】
@永年在職議員として表彰された元議員谷洋一君逝去につき弔辞贈呈報告(10月24日逝去・11月18日弔辞贈呈)
A各種委員の選挙(選挙手続省略、議長指名)
・検察官適格審査会委員、同予備委員
・国土開発幹線自動車道建設会義委員
B経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案(第177回国会、内閣提出)(修正)
C東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案(内閣提出)(修正)
・BCを一括して審議、財務金融委員長報告→討論→起立採決→賛成多数(自民党賛成)→可決
D平成23年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)
E東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律案(内閣提出)(修正)
F経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法等の一部を改正する法律案(第177回国会、内閣提出)(修正)
・DEFについて一括して総務委員長より報告
・D異議なし採決→全会一致→可決
・EF一括して起立採決→賛成多数(自民党賛成)→可決
G復興庁設置法案(内閣提出)
・復興担当大臣より趣旨説明の後、質疑が行われました。
■1630〜谷垣禎一総裁 定例記者会見
谷垣禎一総裁 定例記者会見 【冒頭発言】 第3次補正予算が成立したわけですが、私ども自民党は、3月11日以来、被災地の復旧・復興については、政府への協力は惜しまないとの考え方で、今までの第1次・第2次補正予算、各種法律案(の成立)に全面的に協力をしてまいりました。第3次補正予算が成立いたしまして、本格的な復興予算ということですが、遅滞なく実施されて、被災者の皆さんの生活が一日も早く安定するように、我々もこの政府を督励していなければならないと思っています。引き続き、被災地の声に我々も真摯に耳を傾けながら、こういった作業を追求してまいりたいと思います。 今日、復興庁設置法案が、衆議院本会議に上程され、審議入りしたわけですが、第3次補正予算も本来夏に提出されなければならなかったものでありますが、対応があまりに遅すぎると思います。我々は、現場主義ということで、被災地の現場で、何を問題にしているのか、苦しんでいるのか、困っているのか。そういったことに真摯に対応していく必要がある。こういったことを念頭に被災地に真に役立つ議論を、これからもしてまいりたいと思っています。 【質疑応答】
Q:郵政改革法案について、国民新党の下地幹事長が本国会での審議入り、法案成立を強く求めています。本国会での審議入り、法案成立の要請に対し、自民党はどのように対応されますか。
Q:それが示されるまでは、審議に応じないということですか。
Q:公明党は、郵政改革法案の審議入りに前向きな方向を示しており、自民党との温度差があるように思われますが、総裁はどのようにお考えですか。
Q:民主党の対応如何ということでしょうか。
Q:党首討論について、今朝の自公の幹部の会談でも、30日を念頭に、野田政権初の党首討論を行うべきとの意見が出たようですが、党首討論への意気込みと、どのようなことを聞きたいのか、お聞かせください。
Q:TPPの議論のあり方について、TPP参加の是非も含めて自民党の考え方を明確にするのか、あるいは、参加することは政府の判断だから、これからどのように対応するのか、その辺の意見の取りまとめの仕方についての所見をお聞かせください
Q:自民党をはじめ、多くの野党は、APECでTPP参加表明には反対していますが、実際、APECでの日本の態度を、各国は参加表明と見て、動き始めています。この状況をどのようにお考えですか。
Q:先ほどの郵政関連の質問に対して、政府・民主党が国会の全体の計画を打ち出すべきだと発言されましたが、審議のスケジュールという意味ですか。
Q:TPPの影響について、野田政権、外務省を含めて、このアジア太平洋地域においてどういう影響があるかなど、何の戦略のないままに前のめりになり突っ込んでいったとお考えですか。
Q:関連で、自民党内の議論では、参加する、しないの賛否を決めようとお考えですか。
Q:野田政権に対して、TPP参加そのものをやめるべき、撤退すべきと方向転換を求めることに、自民党としてはならないということですか。
Q:個別の交渉内容の話で、参加そのものに関しては。
Q:先日、石原幹事長が話し合い解散について言及されましたが、今後は、どのように野田政権に対峙していくおつもりですか。
Q:関連で、石原幹事長は、消費税の与野党対立の中から政界再編に進む可能性について言及されていますが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。
Q:それは自民党が割れることはないという。
Q:尖閣諸島の近海で採れた魚を尖閣ブランドとして売り出すべきと、石垣市長などが提唱していますが、それについて中国、台湾とのトラブル、はえ縄の被害、燃料の補償なども国に求めているようですが、これに対して民主党の輿石幹事長は「外交問題に発展する可能性があるので、慎重に検討」と発言しています。谷垣総裁のお考えをお聞かせください。
Q:公明党は、来年中の解散選挙を睨んで、選挙対応を進めているようですが、今後の自公協力について、谷垣総裁のお考えをお聞かせください。また、望ましい解散総選挙の時期については。
Q:震災対応には、与党に全面的に協力すると言ってこられましたが、3次補正が成立、まだ復興庁関連なども残っているようですが、どこまでを協力の範囲だとお考えですか。
Q:国会対策上で、強い姿勢で対応することについて、縛るものはないということですか。
Q:消費税増税法案について、政府民主党は、与野党間の協議を進めるために、年内の閣議決定は見送る方針のようですが、法案提出前に事前協議には応じられないという認識ですか。 |
11月22日(火)曇り
■1045〜役員会後 田野瀬良太郎幹事長代行記者会見
役員会後 田野瀬良太郎幹事長代行記者会見 【冒頭発言】 −役員会の内容説明−
《谷垣禎一総裁発言》
《大島理森副総裁発言》
《岸田文雄国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《茂木敏充政調会長発言》
《塩谷立総務会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《塩崎恭久報道局長発言》 【質疑応答】
Q:第3次補正予算と関連法案が成立する見込みですが、今後は、野田政権に対して、対決姿勢に転じるということは、今日の役員会で確認されましたか。
Q:社会保障と税の一体改革について、消費税の増税法案に対する対応に関しては、何かご発言はありましたか。
Q:大阪府知事選や大阪市長選に関しては、何か議論はありましたか。
Q:選挙制度改革について、民主党の樽床幹事長代行が訪米しているなど、議論が進んでいないようですが、今国会における対応はどのようなものになりますか。
Q:中選挙区制に変えるべきだとの声もありますが。
Q:昨日、関東ブロックの幹事長会議が開催され、また30日には、全議員・選挙区支部長懇談会が行われますが、落選中の全議員の声、執行部に対する地方の声に対してはどのように対応していくおつもりですか。 |
■今日の国会
●1330〜幹事長室会議/院内第23控室
副幹事長会議が行われました。午前中の役員会の様子が報告され、各部署からの報告を受けました。投票率は低かったものの、福島県の県議会選挙も無事に終わりましたので、地域の秩序を取り戻し早い復興対策に取り組んでいただきたいと思います。
11月21日(月)晴れ曇り雨晴れ
●1300〜緊急市連執行部会/市連会館
山本たかし氏
▼公認証手交式
谷垣禎一総裁からの公認証を12月に実施される磯子区横浜市議補欠選挙の公認候補予定者である山本たかし氏に手交されました。山本氏から決意が述べられました。
11月18日(金)曇り
●1030〜第1回運動方針案起草委員会/党508
来年の1月に開催される党大会で発表する運動方針案について第1回めの委員会が開催され、意見交換が行われました。来月中旬くらいまでにまとめて行きたいと意気込んでいます。
●1100〜TPPに関する副幹事長勉強会/院内第23控室
TPPの議論が進められています。自民党は情報も少ない中であわてて結論を出すことには慎重な姿勢を示していましたが、何もしない訳ではありません。今、持っている情報を整理して、具体的な問題点を整理しています。
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議・東日本大震災復興特区法案/本会議場
高木毅議運理事から今日の国会の流れについて説明がなされ了承されました。本会議では西岡武夫先生に対する弔詞贈呈が行われ、引き続き東日本大震災復興特区法案の趣旨説明と質疑がなされました。
11月17日(木)晴れ
●1200〜ブータン王国国王陛下国会演説/衆院本会議場
今日の国会
衆議院本会議場でジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク・ブータン王国国王陛下が国会演説を行いました。「幸福」について考えさせられる演説に感動しました。 その内容は下記の通りです。
ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク・ブータン王国国王陛下 2011/11/17 天皇皇后両陛下及び日本国民の皆様に対し深い敬意を表しますとともに、このたび日本国国会で演説を行う機会を賜りましたことを、謹んでお受けしたく存じます。
衆議院議長閣下、 世界史において、かくも傑出した重要性を持つ機関である日本国国会の中で、その偉大なる英知、経験及び功績を目の当たりにした一人の若者として、私は皆様の前に立っております。皆様のお役に立てるようなことを私から多く申し上げられるとは思いません。それどころか、この歴史的瞬間から大変多くを得ようとしているのは、私の方です。このことに感謝致します。 妻ジツェンと私は、結婚の僅か一か月後に日本にお招きいただき、ご厚情を賜りましたことに感謝申し上げます。これは両国間の長年の友情を支える皆様の寛大な精神の表れであり、特別のおもてなしであると認識しています。 ご列席の皆様、演説を進める前に、先代国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下並びにブータン政府及びブータン国民から皆様へのお祈りと祝福の言葉をお伝えしなければなりません。ブータン国民は常に日本に強い愛着を持ち、何十年もの間、偉大な貴国の成功を心情的に分かち合ってまいりました。 3月の壊滅的な地震と津波の後、ブータンの至る所で、かくも多くのブータン人が寺院や僧院を訪れ、日本国民に慰めと支えを与えようとして、供養のための灯明を捧げつつ、ささやかなるも心のこもった勤めを行うのを目にし、私は深く心を動かされました。私自身、押し寄せる津波のニュースを為す術もなく見つめていたことを覚えています。その時からずっと私は、愛する人を亡くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者達、そして大災害から復興しなければならない日本という国に対する私の深い同情を、直接お伝えすることのできる日を待ち望んでまいりました。 いかなる国も国民も、決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮に、このような不幸からより強く大きく立ち上がることができる国が一つあるとすれば、それは日本と日本国民である、私はそう確信しています。皆様が生活を再建し復興に向けて歩まれる中で、我々ブータン人は皆様と共にあります。我々の物質的な支援はつつましいものですが、我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実であるものです。 ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に、日本国民を親愛なる兄弟姉妹であると考えてまいりました。家族、誠実さ、そして名誉を守り、個人の欲望よりも地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちによって、両国民は結ばれています。 2011年は両国の国交樹立25周年に当たる特別な年です。しかし、ブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に抱いてまいりました。私は、我が父とその世代の者が何十年も前から、日本がアジアを近代化へと導くのを誇らしく見ていたのを知っています。すなわち日本は、当時開発途上地域であったアジアに自信とその進むべき道への自覚をもたらし、以降、日本の後に続いて世界経済の最前線に躍り出た数多くの国々に希望を与えてきました。日本は過去も、そして現在もリーダーであり続けます。このグローバル化した世界において日本は、技術と革新の力、勤勉さと責任感、強固な伝統的価値観における模範であり、これまで以上にリーダー相応しいのです。 世界は常に日本のことを、大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへの願望をもって何事にも取り組む国民、知行合一の国民、兄弟愛や友愛、揺るぎない強さと気丈さを併せ持った国民であると認識してきました。これが神話ではなく、現実であると謹んで申し上げたいと思います。それは、近年の不幸な経済不況や3月の自然災害への皆様の対応において示された事実です。皆様は、日本及び日本国民のすばらしい資質を示されました。他国であれば、国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は、最悪の状況下でさえも、静かな尊厳、自信、規律、心の強さをもって対処されました。文化、伝統及び価値にしっかりと根差したこのような卓越した資質の組合せは、我々の現代の世界で他に見出すことはほぼ不可能です。全ての国がこれを熱望しますが。これは日本人の特性の不可分の要素です。このような価値観や資質は昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれたものです。それが数年、数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。 この力により日本は、歴史を通じてあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、世界で最も成功した国の一つとしての地位を築いてきました。更に注目に値すべきは、日本がためらうことなく、世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたことです。 ご列席の皆様、私は、全てのブータン人に代わり、心から申し上げています。私は専門家でも学者でもなく、日本に深い親愛の情を抱く普通の人間に過ぎません。 私が申し上げたいのは、卓越性や技術革新が何たるかを体現する日本、偉大な決断と業績をなしつつも静かな尊厳と謙虚さを兼ね備えた日本国民、そして他の国々の模範となる国から、この世界が非常に大きな恩恵を受けるであろうということです。日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が日本国民の偉大な業績と歴史を反映するに際して、ブータンは皆様を応援し支持してまいります。ブータンは、国際連合安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、日本がその中で指導的な役割を果たさなければならないと確信しています。日本は、ブータンの全面的な約束と支持を得ています。 ブータンは、人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。国の魅力的な外形的特徴と豊かで人の心を捉えて離さない歴史が、ブータン人のあらゆる性質を形作っています。ブータンは美しい国であり、面積は小さいながらも、国土全体に広がる多様な地形に数々の寺院、僧院及び城塞が点在し、何世代ものブータン人の精神性を反映しています。手つかずの自然があり、我々の文化と伝統は強靭で活気を保っています。ブータン人は、何世紀も続けてきたように、人々の間に深い調和の精神を育む、質素で謙虚な生活を送り続けています。 今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気及び品位を持ち、先祖の価値観によって導かれる社会、そうした思いやりのある社会で生きる我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は、有能な若きブータン人に懸かっています。我々は、歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国でありますが、強い国でもあります。 それゆえ、ブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。日本からは、我々が独自の願望を満たすべく努力する中で、貴重な援助や支援だけでなく、力強い励ましもいただいてきました。日本国民の寛大さと、両国民の間を結ぶより高次で大きな自然の絆、言葉に言い表せない、しかし非常に深く精神的な絆により、ブータンは常に日本の友人であり続けます。 日本は、かねてよりブータンの最も重要な開発パートナーの一つです。それゆえ、日本政府及びブータンで暮らし我々と共に働いてくれた日本人の方々のブータン国民への揺るぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。私はここに、両国民の間の絆をより強め、深めるための不断の努力を行うことを誓います。ブータン国民から日本国民の皆様への祈りと祝福の言葉を改めて申し伝えます。 ご列席の皆様、ご清聴ありがとうございました。 |
●1345〜代議士会/院内第24控室→●1400〜本会議/衆院本会議場
高木毅議運理事より本日の議事日程について説明がなされ了承されました。本日の案件は下記の通りです。
【本日の案件】
@難民の保護と難民問題の解決策への継続的な取り組みに関する決議案(小平忠正君他17名提出)→動議により委員会審査省略→趣旨弁明/提出者・逢沢一郎君(自民)→異議なし採決→全会一致→可決→政府の発言/野田佳彦内閣総理大臣
Aアジア太平洋経済協力(APEC)会議出席等に関する報告について→野田佳彦内閣総理大臣から報告の後、質疑が行われた。谷垣禎一君(自民)→総理、遠山清彦君(公明)→総理、笠井亮君(共産)→総理、服部良一君(社民)→総理、柿澤未途君(みんな)→総理、財務大臣、中島正純君(国民)→総理
11月15日(火)晴れ
■1025〜役員会後 石原伸晃幹事長記者会見
役員会後 石原伸晃幹事長記者会見 【冒頭発言】 −役員会の内容説明− 本日、午前中の参院予算委員会を見ていてびっくりした。野田総理は、事ここに至っても、またTPPへの参加のための各国との協議を開始すると言っている。世界がどう見ているか。日本はTPPにエントリーした。入れるか、入れないかはこれから。そういう状態なのに、まだ国会ではこのような答弁をしているので、当然のごとく、週末の世論調査では、各社とのも内閣支持率が急落している。 私は自由貿易論者だが、今回のやり方は稚拙だ。すでに日本の外務省とアメリカの国務省とで、野田総理のオバマ大統領への発言をめぐって、内容の食い違いがある。後から入っていて、良いことはありません。GATTウルグアイ・ラウンド交渉の二の舞になると危惧している。国益がかかっているので、注視をして国益を損ねないように、野田総理が表明してしまったので、腹を決めていくしかないのではと思っている。
《谷垣禎一総裁発言》
《大島理森副総裁発言》
《石原伸晃幹事長発言》
《岸田文雄国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《中曽根弘文参議院会長発言》
《茂木敏充政調会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《菅義偉組織運動本部長発言》
《古屋圭司中央政治大学院長発言》
《塩崎恭久報道局長発言》 【質疑応答】
Q:TPPについて、野田総理のいい加減な対応が続いていますが、これに関して党内からは野田総理の問責を提出すべきとの声が上がっていますが、役員会ではどのようなお話がありましたか。また執行部としての現在の検討状況をお聞かせください。
Q:TPPについて、野田総理がAPECで参加表明をした以上、反対というよりも政府が有利に交渉を進めるために、自民党として知恵を出すということも考えられると思いますが。
Q:野田総理への問責について、石原幹事長のお考えをお聞かせください。
Q:11月30日に、全議員・選挙区支部長懇談会を開くとのことですが、どのような狙いで開催するのですか。
Q:TPPについて、本日の役員会の出席者からはどのようなお話がありましたが。
Q:TPPに関する野田総理の対応を受けて、各社世論調査では内閣支持率が低下していますが、これに関しては役員会で何か発言はありましたか。
Q:TPPについて、今後、自民党として参加の是非に関するスタンスを決めるお考えはありますか。 |
●今日の国会
●1215〜代議士会/院内第24控室→●1230〜本会議/本会議場
高木毅議運理事は今日も元気いっぱいです。本会議の議事内容について説明がなされ、代議士会で了承されました。引き続き本会議が開かれ、下記案件が審議されました。
【本日の案件】
@株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案(第177回国会、参議院提出)(修正)→上記議案について、東日本大震災復興特別委員長より審議の経過の説明の後、議決されました。→起立採決(自民党賛成)→賛成多数→可決
●1330〜副幹事長会議/院内第23控室
役員会の内容が報告され、その後各部署からの報告がなされました。
11月11日(金)雨
●0900〜予算委員会/院内第1委員室
TPPに関して集中審議が行われました。野田総理はTPPについて十分な説明をされないまま終了しました。昨日の総理記者会見は延長されたままです。
■1400〜緊急執行部会/市連会館→■1430〜緊急総務会/市連会館
磯子区選出の民主党横浜市会議員の議員辞職による補欠選挙が実施されることになりました。自民党横浜市連では、基本問題調査会答申に基づき公認候補者を擁立しなければなりません。すでに執行部会・総務会でその決定がなされていますが、その手続きに則り本日候補者の選考が行われました。残念ながら私はその席に出席することはできませんでした。報告によると候補者には山本尚志(やまもと・たかし)氏が選ばれたとのことでした。
横浜市磯子区市議補選 自民党公認決定 (報告) 平成23年11月11日、自民党神奈川県連・横浜市連は、12月9日告示・18日投票の横浜市議磯子区補欠選挙の自民党公認候補予定者を山本たかし氏に決定した。この補選は民主党議員の辞職によるもの。 山本たかし氏
《プロフィール》 山本たかし(57) |
■2040〜大島理森副総裁 記者会見
大島理森副総裁 記者会見 【冒頭発言】 野田総理の会見を拝見しました。野田総理から、「関係各国との協議を開始し、更なる情報収集に、国民的な議論を経て、国益の観点から結論を得たい」という、何か訳のわからない会見でした。しかし、昨日結論を出そうと会見まで用意して、今日までまた延ばして、こういう言い方をすることは、党内のガス抜きのためだけにやった話である。その結果、いっそう野党はもとより、国民の不満、怒りが増したことになると思います。我々は、APECでのTPPへの参加表明は反対で、もっと説明し、議論し、国民の理解と共感を得るようにしてから判断せよと申し上げ、度々に渡ってお話しをしてまいりました。加えて、本日、ここにおられる加藤紘一先生をはじめ、6党の皆さま方が揃って総理に対して、同じような趣旨の表明をしようとしたところ、いったんそれを了解したにもかかわらず、「民主党内の反対派とも会っていないから、総理が会うわけにはいかない」ということで、官房長官がお会いして、加藤先生はじめ6党の代表から厳しい反対表明を致したところです。 冒頭に申し上げましたように、参加でなく、「協議に入ること」と言い、「協議を開始し、結論を得ていく」という言葉を使うことは、これは逃げ、ごまかし以外の何物でもありません。すなわち野田総理の準備も覚悟もない、説明もない、共感もない今日の会見は、総理の資質としての、その有り様の問われることになるのではないか。野田総理はAPECに行って、同じことを言うのではないでしょうか。言えば、世界の人は何を言っているのかわからないということになるのではないでしょうか。我々は、APECが終わった後、当然にこの総理会見の趣旨、APECでの話し合いの内容、これらを質すべく、予算委員会での集中審議、本会議での説明はもちろんですが、特別委員会の設置を求め、そこでも徹底的にこの議論をしてまいる所存です。6党の強い要請と、民主党内でも多くの反対者がいるにもかかわらず、参加表明、それもごまかすような参加表明をすることは、今後の政権運営にも非常に大きな影響が出てくるものと思われますし、私どもそれぞれの委員会、あるいはそれぞれの場での議論を通じて、いろいろな手法をもって、最後は大きな判断を含めて、考えていかなければならない会見だったと思います。 逃げるな。今日まで野田総理は、国会でも逃げまくり、そして党内においても、一日延ばしてガス抜きをやったり、国民に対しての今日の会見も、まさに逃げるために、民主党内の融和だけを考えている総理であるならば、もはやその任を問うことも考えていかなければならないという思いを強くした会見でした。我々は、これからある意味で、本当のこの問題に対する、国民のために、しっかりと説明をいただかなければならない戦いが始まると思っています。 【質疑応答】
Q:党内には、不信任案や問責を出すべきだとの声がありますが、そのようなことを考えているのですか。
Q:今日の会見やこれまでの政府・民主党内の議論を見ても、国民への説明が十分ではないとの声がありますが、その点をどのように受け止めていますか。
Q:自民党としてのTPPへの対応は、いつまでに決められるということですか。
Q:野田総理はAPECで参加表明をすることになると思いますが、その後の対応はどのようなものになるのでしょうか。
Q:交渉に参加するということを。
Q:TPPへの参加について、今後も、自民党内でも議論していくということですか。 |
11月10日(木)曇り
●今日の国会
国対の控室で予算委員会の流れを確認。ちょっと元気のない高木毅議運理事は「昨日飲み過ぎました」と、つらそうでした。頑張れ、頑張れ、タカギ!
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議/衆院本会議場
代議士会が12時45分過ぎに開会されました。高木毅議運理事より本会議の流れが説明され了承された後、各議員よりウルグアイランドの件、TTP反対決議の件などについて意見が述べられました。
【本日の案件】
@平成23年度一般会計補正予算(第3号)
A平成23年度特特別会計補正予算(特第3号)
B平成23年度政府関係機関補正予算(機第2号)
上記三案について予算委員長報告の後、自民、民主、公明、社民が賛成の立場から、共産は反対の立場から討論を行いました。三案一括起立採決(自民党賛成)→賛成多数→可決、となりました。
■1500〜谷垣禎一総裁 定例記者会見
谷垣禎一総裁 定例記者会見 【冒頭発言】 本日、衆議院において第3次補正予算が通過しました。厳しい冬が目前に迫っているわけですので、被災地の復旧、復興については、政府への協力を惜しまない。従来からの姿勢には変わりはありません。わが党は、賛成をさせていただきました。ただ、私たちは被災地の復旧、復興には、より大規模な編成をすべきと政府に申し入れ続けてきましたので、野田総理は予算の後押しなき支援策が、被災者の不安と現場の混乱を招き、結果的に復旧、復興を遅らせてきたということに、猛省をしなければならないと考えています。そのうえで、第3次補正予算を一刻も早く成立させて、迅速に実行してもらいたいと思っています。予算委員会が行われてきましたが、依然として野田政権として何がしたいのか、どういう方向性で進むのか。日本をどのような方向に導いていくのか。こういう方向性が予算委員会の質疑の中からは、まったく出てこない。説明は皆無であるということです。特に、TPPの問題などは、本来、貿易自由化の手段であるはずですが、この参加表明が政権の目的化しているという感じがしています。国民への十分な情報開示も行われない。それから不利益を被る部分を隠しているかのような印象もある。8割近い国民が説明不十分とするなかで、拙速に参加表明の決断をしようとする野田総理の姿勢は、あまりにも国民の民意を無視していると考えています。国民新党、民主党内においても、依然として反対意見が多数を占める現況を見ていると、与党議員すら説得できない状況で、どうして国民に協力を要請できるのか。我々、自民党も政府民主党の議論も、情報が不十分な中で、総理がAPECで参加を表明することには、断固として反対だということを申しあげなければなりません。 【質疑応答】
Q:TPPについて、本日、衆議院で野党5党などが「APEC首脳会議におけるTPP交渉参加表明に反対する決議案」を提出し、民主党の反対により本会議における採決は見送りになりましたが、今後、自民党としてはどのような対応をとっていくのですか。
Q:本日、野田総理が第4次補正予算の編成について言及があり、復興名目により野党の協力を取り付けることが目的とも取れますが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。
Q:本日、野田総理はTPP交渉参加の表明を行う見通しですが、これを受けて自民党としてはどのような対応を行っていきますか。一部からは、参院における問責に加え、不信任案について言及する人もいるようですが。
Q:大阪府知事選挙が告示されましたが、自民党本部としては推薦を出していないようですが、その理由についてお聞かせください。
Q:大阪府知事選挙では、既成政党と大阪維新の会との対立の構図になっているようですが、この大阪維新の会の勢力について、どのように見ていますか。
Q:三党の税調協議について、タバコ税の取り扱いをめぐりまだ隔たりがあるようですが、あらためて自民党としての考え方を聞かせていただきたいのと、いつ頃までに税調の議論をまとめたいとお考えですか。
Q:与党もTPPに関してサポートがしっかりしていないとおっしゃいましたが、内紛ばかりしていると思われる民主党の状況について、野党として、どのように思われますか。 |
11月9日(水)曇り
●0900〜予算委員会〜1700/院内第1委員室
●1330〜第79回定期党大会第1回運営委員会/党本部510
来年1月に実施される自民党大会の内容について第1回運営委員会が開かれ基本的な方向性が協議されました。これからはそれぞれの担当に分かれて具体的な準備に入ります。来年は解散総選挙に向けてさらに結束を高める重要な大会になると思います。
11月8日(火)晴れ
■0900〜予算委員会/院内第1委員室
午前9時から予算委員会が開催され、復興予算・財源をはじめ広範な質疑が行われました。予算委員以外の自民党国会議員もテレビでその状況を注視しています。
●1130〜副幹事長会議/院内第23控室
今日の役員会の報告がなされ、引き続き各部署からの報告がありました。また石原伸晃幹事長からは復興財源の議論を与野党幹事長で協議しており、わが党の主張する償還期間について延長する姿勢を与党が示したことから、その修正を受け入れる方向であることが報告されました。
■1245〜役員会・三党幹事長会談後 石原伸晃幹事長記者会見
役員会・三党幹事長会談後 石原伸晃幹事長記者会見 【冒頭発言】 −役員会・三党幹事長会談の内容説明− 今日の3党幹事長会談は、昨日の民主党の輿石幹事長の提案を受けての会談だったが、結論から言うと、昨日の提案を了とすると申し上げた。私からは3点申し上げた。東日本大震災の特別会計、これはもうすでに政調会長間で大枠については合意しているが、その制度設計について、三党政調会長間で協議して結論を得る。復興債の償還期間は25年とする。復興債の償還財源に充てるための税制措置のあり方は、三党の税調会長の間で協議して結論を得る。これに伴い、実務者の話し合いを早くしないと、今国会は日程が窮屈なので、法律案の修正などもあるので、早く合意を得るべく努力をお願いしたいという話をした。自民党と公明党で、今回のこの合意に基づいて、実務者のレベルでの方々に申し送っていただきたいという紙を輿石幹事長に手渡して、輿石幹事長は実務者に申し送ると確約をいただいたところである。
《谷垣禎一総裁発言》
《石原伸晃幹事長発言》
《岸田文雄国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《中曽根弘文参議院会長発言》
《茂木敏充政調会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《塩崎恭久報道局長発言》 【質疑応答】
Q:復興債の償還期間について、三党間で25年ということで合意されましたが、これを了とした理由についてお聞かせください。
Q:第3次補正予算に関する今後のスケジュールについて、今日の会談で説明、提案があったのでしょうか。また、それに対して、どのような回答をされたのですか。
Q:たばこ税の増税について、自民党の考え方をお聞かせください。
Q:3党幹事長会談の中で、予算関連法案についても今月中に成立させることで合意したと理解してもよろしいですか。
Q:先ほど、野田毅税調会長などと打ち合わせをされていたようですが、どのようなお話をされたのでしょうか。
Q:申し送り事項の中にありますが、23年度中に特別会計を新設するということですか。
Q:復興債の償還期間が25年ということで合意しました。当初、自民党としては建設国債に準じる期間という考え方だったと思いますが、25年は、その考え方の範囲内という認識でしょうか。
Q:予算とその関連法案について、10日(木)の時点では、予算本体の衆院通過には応じるが、関連法案については応じないということでよろしいですか。
Q:申し送り事項の3つ目にある、今後見込まれる復興経費に対応する財源の確保のために、新たな増税は行わないものとするとありますが、これについても合意できたということですか。
Q:TPPの交渉参加問題について、自民党の対応をお聞かせください。 |
11月7日(月)曇り晴れ
●1145〜代議士会/院内第24控室→●1200〜本会議〜1340/衆院本会議場
代議士会では高木毅議運理事から議事の流れについて報告があり、了承されました。終了後本会議場に移動し下記の案件が審議されました。
【本日の案件】
@東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案
A平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案
B東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律案
上記3件の内閣提出法律案について、それぞれ、安住淳財務大臣、川端達夫総務大臣からの趣旨説明聴取の後。自由民主党西村康稔議員。公明党竹内譲議員。共産党佐々木憲昭議員。社民党阿部知子議員から質疑がなされました。
11月1日(火)晴れ
●今日の国会
●こちら国対控室
国対控室では田村憲久、小里泰弘、小野寺五典、各代議士が時間調整中。しかし頭と口が休む暇はありません。次から次へ起きる問題・課題への対応について意見交換が続きます。
●0940〜自民党国会対策委員会法案説明会/院内第24控室
政府等から提出される法案を提出者から説明を受けます。説明を受けるということは、審議に応じることにつながりますから真剣勝負の質疑応答が繰り広げられます。
●0950〜役員会後 石原伸晃幹事長記者会見
役員会後 石原伸晃幹事長記者会見 【冒頭発言】 −役員会の内容説明− 私は、昨日の為替介入は評価しています。一点、言わせていただくなら、これをどのように継続していくのか。次なる施策を政府与党が、しっかりと責任を持って出していただきたい。必要であれば、我々の知恵をお貸ししたいと思います。 《谷垣禎一総裁発言》 《大島理森副総裁発言》 《石原伸晃幹事長発言》 《岡田広人事局長》 《岸田文雄国対委員長発言》 《脇雅史参議院国対委員長発言》 《溝手顕正参議院幹事長》 《茂木敏充政調会長発言》 《塩谷立総務会長発言》 《河村建夫選対局長発言》 《菅義偉組織運動本部長発言》 《甘利明広報本部長発言》 《塩崎恭久報道局長発言》 【質疑応答】
Q:第3次補正予算の3党協議について、今後、幹事長レベルで議論を進めるお考えはありますか。
Q:関連で、与党側からは、APECまでに第3次補正予算とセットで財源確保法案もあげたいとの意向があるようですが、石原幹事長の受け止めをお聞かせください。 Q:TPPについて、民主党内では、仙谷政調会長代行の発言をめぐり紛糾していますが、このような状況をどのように見ていますか。また、政府・民主党の議論の進め方のあり方として、今後はどのようにあるべきだとお考えになりますか。
Q:一部報道で、自民党本部の駐車場に関する記事が掲載されていますが、今後の対応をお聞かせください。 Q:今後、この取り決めは継続するということですか。 |
●1315〜副幹事長会議/院内第23控室
本日開かれた役員会の様子などについて報告がなされました。一方、各副幹事長からも担当課題について報告を挙げます。
●1345〜代議士会/院内第24控室→●1400〜本会議・代表質問〜1700/本会議場
代議士会では、高木毅議運理事からの議事内容について報告を受け、了承し、衆院本会議に向かうことになります。
【議事次第】
○動議により委員会審査省略、趣旨弁明
東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会の合同協議会規程案(議院運営委員長提出)→異議なし採決→全会一致→可決
○国務大臣の演説に対する質疑
・斉藤鉄夫君(公明) → 総理
・志位和夫君(共産) → 総理
・重野安正君(社民) → 総理
・渡辺喜美君(みんな) → 総理
・田中康夫君(国民) → 総理、財務、経産