幹事長室2011 |
2011(平成23)年4月 |
統一地方選挙結果・選挙アルバム トップへ 目次へ 前のページへ 次のページへ
4月30日(土)晴れ
●0830〜予算委員会/院内第1委員室
衆議院予算委員会が院内の第1委員室で開会され、平成23年度第1次補正予算案が審議されました。今日は「締め括り総括」といわれる質疑が行われますが、採決に入る前の最終の質疑が行われます。ここで決まった第1次補正予算案は直ちに本会議に上程されて、午後には衆議院を通過する見込みです。そしてその後、参議院に送られます。
その内容は東日本大震災の復旧・復興費4兆153億円。
道路、港湾の復旧などに充てる公共事業関係費1兆2019億円のほか、がれきなど災害廃棄物の処理費、仮設住宅整備費、被災者生活再建支援金などが盛り込まれています。自民党が問題だと指摘し議論になった23年度当初予算に盛り込まれた基礎年金の国庫負担分約2.5兆円の転用などによって財源を捻出することになります。
■1100〜谷垣禎一総裁 記者会見
谷垣禎一総裁 記者会見 【冒頭発言】
ちょうど今、衆議院の予算委員会で、第1次補正予算が通過しまして、私どもは、結論として、これに賛成いたしました。これについて、申し上げたいと思います。 【質疑応答】
Q:歳入面での問題を3点指摘されましたが、3党の合意で問題点が解決されていくという認識で、賛成されたのですか。
Q:3党合意の中で、復興債償還の枠組みの担保という点と、税と社会保障の一体改革の議論についての言及がありますが、2次補正のタイミングを考えると、政府が、6月を目途に、復興の財源と税と社会保障についての考えを出すとすれば、自民党も同じ時期に考えを出すのでしょうか。また、自民党内での議論の日程についてお考えをお聞かせください。
Q:総裁は菅総理に対し早期退陣を求めていますが、そのような民主党と合意を結んだことに意味合いについて、総裁のお考えをお聞かせください。
Q:昨日、東大の小佐古敏荘教授が内閣官房参与を辞任しましたが、総裁のお考えをお聞かせください。
Q:菅総理は、専門家としての認識の違いとの見解を示し、事故対応の問題が浮き彫りになりました。総裁は、具体的に、どのような点で菅総理に問題があるとお考えですか。
Q:補正予算については、今回賛成しますが、大型連休後、菅政権にどのように対峙するのですか。
Q:派閥の会長から、内閣不信任案提出についての発言が相次ぎましたが、提出のタイミングについて、ご所見をお聞かせください。 |
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議・第1次補正予算審議/本会議場
代議士会では谷垣禎一総裁より、この度の東日本大震災に対する復旧復興対策としての第一次補正予算を受け入れることとした経緯についての見解が述べられました。引き続き内容については石破茂政調会長から説明がなされました。そして今日の本会議の流れについて高木毅議運理事から説明がなされ、了承されました。
▼本会議で審議された案件
@ 平成二十三年度一般会計補正予算(第1号)、平成二十三年度特別会計補正予算(特第1号)、平成二十三年度政府関係機関補正予算(機第1号)
の3案一括→予算委員長報告→各会派代表による討論(自民党は馳浩君が賛成討論)→異議なし採決(全会一致)→可決
A地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案(内閣提出第41号)→総務委員長報告→異議なし採決(全会一致)→可決
B平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律案(内閣提出第64号)→総務委員長報告→異議なし採決(全会一致)→可決
C東日本大震災に対処するために必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案(内閣提出第67号)→財務金融委員長報告→討論(自民党後藤田正純君より賛成討論)→異議なし採決(全会一致)→可決
D東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律案(内閣提出第65号)→農林水産委員長報告→異議なし採決(全会一致)→可決
E東日本大震災に伴う海区漁業調整委員会及び農業委員会の委員の選挙の臨時特例に関する法律案(内閣提出第66号)→農林水産委員長報告→異議なし採決(全会一致)→可決
F東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律案(内閣提出第63号)→災害対策特別委員長報告→異議なし採決(全会一致)→可決
4月29日(金)晴れ
●0850〜国対正副打合せ/院内第24控室→●0900〜予算委員会/院内第1委員室
衆議院の予算委員会が開会され、東日本大震災関連の第1次補正予算について審議が進められました。被災地を地元とする議員や危機管理を学んできている議員らがそれぞれの立場で質疑に立ちました。第1次補正予算いついては緊急性を尊重し、自民党は賛成の立場で対応しますが、問題点は問題点として明確にしておくことが重要です。
4月28日(木)雨晴れ
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議@〜1320/本会議場
本日第1回目の本会議が、午後一時から開会されました。本会議の冒頭に、新議員丹羽秀樹君の紹介がありました。続いて、平成23 年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案(内閣提出第1号)の修正が全会一致で諾されました。
▼審議された案件
@民法等の一部を改正する法律案(内閣提出第31号)→法務委員長報告→異議なし採決→可決
A民事訴訟法及び民事保全法の一部を改正する法律案(第176回国会閣法第8号)(参議院送付)→法務委員長報告→起立採決→賛成多数(自民党賛成)→可決
B図書に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(第176回国会条約第5号)→外務委員長報告→起立採決→賛成多数(自民党反対)→承認
C東日本大震災による被害を受けた公共土木施設の災害復旧事業等に係る工事の国等による代行に関する法律案(内閣提出第61号)→国土交通委員長報告→異議なし採決→可決
D東日本大震災により甚大な被害を受けた市街地における建築制限の特例に関する法律案(内閣提出第62号)→国土交通委員長報告→異議なし採決→可決
E職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案(内閣提出第23号)→厚生労働委員長報告(修正議決)→異議なし採決→修正議決(付帯決議)
F雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第24号)→厚生労働委員長報告→異議なし採決→可決(付帯決議)
G産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第25号)→経済産業委員長報告(修正議決)→起立採決→賛成多数(自民党賛成)→修正議決
●1700〜本会議A/本会議場
東日本大震災への対応のため第1次補正予算案が提出され、その審議に入りました。財務大臣の財政演説に続き我が自民党を代表し石原伸晃幹事長が質問に立ちました。
4月27日(水)晴れ曇り
●今日の国会
ツツジは元気です。
●0900〜厚生労働委員会〜1630/分館第16委員室
今日の厚生労働委員会の案件は、前回に続き、「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案(内閣提出第23号)」、「雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第24号)」の2件についてです。6時間30分の質疑が行われました。自民党からは、田村憲久議員、長勢甚遠議員、松浪健太議員、菅原一秀議員、阿部俊子議員が質問に立ちました。
「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案(内閣提出第23号)」は、雇用保険の失業等給付を受給できない求職者であって、職業訓練その他の就職支援を行う必要があると認める者(特定求職者)に対し、職業訓練の実施、職業訓練を受けることを容易にするための給付金の支給その他の就職に関する支援措置を講ずることにより、特定求職者の就職を促進し、もって、その職業及び生活の安定に資することを目的とする、という内容。
「雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第24号)」は、最近の雇用失業情勢等を踏まえ、労働者の生活の安定、再就職の促進等を図るため、賃金日額の引上げなど失業等給付の充実を図るとともに、失業等給付に係る法定の保険料率を、「1.6%」から「1.4%」に引下げ※平成23年度の保険料率は、弾力条項を用いて、下限の「1.2%」と告示で規定予定※平成24年度以降の保険料率は、弾力条項を用いて、下限の「1.0%」とすることが可能失業等給付に係る保険料率を引き下げる等の改正を行う、との内容です。
質疑の後、修正案の趣旨説明、採決になり、全会一致で可決しました。なお、次の付帯決議がつけられました。
▼「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案」及び「雇用保険法及び労働保険の保健料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案」に対する附帯決議
政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。
1.現下の厳しい雇用失業情勢にかんがみ、求職者支援制度が第二のセーフティネットとして、就職の促進を図るべく、その機能を十分に発揮することができるよう制度の運営に万全を期すること。特に、職業訓練の対象者については、意欲と能力を有し、職業訓練等の支援の必要性が認められる者とすること。また、職業訓練の認定に関しては、技能の向上が図られ、就職に資するものとなっているなど訓練内容などについて適切に審査を行うとともに、不正受給の防止策を講じること。
2.「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案」の附則の規定に基づく施行後の見直しにおいては、雇用保険制度や生活保護制度の在り方をも見据え、雇用保険の被保険者も含めた求職者全体について、職業訓練や各種の給付制度など就職支援施策全体の在り方を財源も含め総合的に検討し、必要な対応を図ること。
3.雇用保険制度については、激甚災害の特例措置が適用された場合の取り扱いなど委員会での指摘を踏まえ、被保険者の立場に立った対応を検討すること。
4.雇用保険の国庫負担の本則復帰については、雇用保険制度の安定的な運営を確保するため、早期に安定財源を確保し、その実現を図ること。
5.未曾有の被害をもたらした東日本大震災は、雇用面においても甚大な影響を及ぼしていることから、雇用対策に係る特例措置の周知徹底に努めるとともに、被災者が早期に生活再建ができるよう、被災者に対する就労支援など雇用対策の一層の充実・強化を図ること。
●1200〜外務委員会/分館第12委員室
4月27日(水)外務委員会。河野太郎議員との差し替えで出席しました。図書に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(第176回国会条約第5号)の質疑がなされました。自民党からは、秋葉賢也議員、平沢勝栄議員が質問をしました。我が党の小野寺五典議員の反対討論の後、採決となり、我が党は反対をしましたが、賛成多数で承認されました。なお、小野寺五典議員の反対討論の反対討論の内容は、次の通りです。
「自由民主党の小野寺五典であります。私は、自由民主党・無所属の会を代表し、日・韓図書協定の締結につきまして、反対の討論を行います。まず今回の震災に対して、協定の対象となった韓国からも、官民を挙げての多大な支援を頂きました。被災地選出議員の一人として、厚く御礼申し上げます。韓国は基本的価値を共有する最も重要な隣国であります。今回の協定の目的である「相互理解に基づく文化交流及び文化協力」は、両国関係にとって誠に重要であり、わが党としても大いに推進すべきものと考えます。しかしながら、今回の協定はその目的を達成するには、あまりにも拙速かつ無定見に進められたものであり、我々がとても看過できるものではありません。まず、この図書引き渡しは、昨年の総理大臣談話において、「日韓併合百年」に関連付けて「反省と謝罪」の文脈の中で盛り込まれたものです。そもそも請求権や、文化財引き渡しに関する問題は、日韓基本条約と同時に締結された諸協定により解決済みであります。にもかかわらず、解決済みの事案を今一度俎上に載せることは、「未来志向の日韓関係の構築」を阻害する可能性があります。また、協定の対象となる図書は、文化性・専門性が高く、図書の価値やそれを引き渡すことへの是非を判断するには、綿密な調査や専門家等の意見聴取が不可欠であります。しかし、政府はこのような必要な手続きを全く行わず、重要な国有財産を引き渡すことを極めて安易に決定しました。しかも最終的に引き渡す図書は、韓国国会が返還要求をした167冊の朝鮮王朝儀軌の他に1038冊が加わっております。誰が如何なる意図で、この基準を作成したのか、政府から明確な説明はありません。さらにこの協定は、わが国が一方的に図書を引き渡す片務的な内容となっています。文化交流と言うのなら、相互主義に基づいて日韓双方がその所有する図書を譲り合い、両国が容易に図書へ相互アクセスできるようにすべきではないでしょうか。しかしながら、外務省は、韓国にわが国の図書が存在することを、署名直前にわが党議員が指摘するまで、全く知らなかったのであります。始めから、わが国の図書の引き渡しありきで、一片の疑念も抱かず、調査もしなかった政府は不作為の罪を問われるべきです。さらに、政府にはこの状態を是正すべく、韓国側に対しわが国由来の図書を引き渡してもらう旨の申し入れ等に関して、今後行う予定が無いという立場を崩しておりません。繰り返しますが、我々は決してこの協定の趣旨に異議を唱えるものではありません。長らく政権政党として、わが党は日韓両国民の友情に基づく関係発展に努めて参りました。これからも変わらず韓国との絆をさらに深め、未来志向の関係構築のために務める意思は変わりません。しかし、以上申し上げたように、この協定は外交の「双務性」という原則を履行せず、あまりにも拙速に無定見に進められたもので、全くもって、民主党菅直人政権による得点稼ぎのための思いつき外交パフォーマンスとしか思えません。以上の理由から、本来の目的が大きく捻じ曲げられてしまった、この協定に我々は強く反対であると申し上げて、私の反対討論を終わります。」
●1800〜幹事長懇談会/都内
幹事長を囲んで今回の統一地方選挙の反省、今後の自民党が取り組むべき課題について意見交換がなされました。
4月26日(火)晴れ
●0800〜全議員・選挙区支部長懇談会@/901
自民党全議員支部長懇談会が党本部9階会議室で開催されました。自民党の現職衆参議院、そして全国から支部長の皆さんが集まりました。谷垣総裁、石原幹事長、石破政調会長、河村選対局長からの挨拶、報告が続きました。一次補正の考え方、統一地方選挙後半戦の結果などについて話が進められていたところ、館内放送で「9階で火災が発生。ただちに避難してください」と繰り返されましたが、慌てることなく皆さんは整然と階段を使って館外へ避難を開始しました。
▼火災報知器アナウンス→館外へ非難
谷垣総裁も駐車場に避難し、しばらく様子を見ましたが原因がわからず、結局一時休憩で午後再開することになりました。こんなことは初めての経験です。
■1025〜役員会後 石原伸晃幹事長記者会見
役員会後 石原伸晃幹事長記者会見 【冒頭発言】 −役員会の内容説明−
今朝の全議員・選挙区支部長懇談会で、火災報知機が作動し、会議が中断したことをお詫び申し上げたいと思う。現在調べたところ、報知器が作動したのは、配膳室であった。現実には火災は発生していない。誤作動の可能性も含めて、今、調査中である。大変失礼した。この会議は、本日12時に再開する。
《谷垣禎一総裁発言》
《大島理森副総裁発言》
《石原伸晃幹事長発言》
《逢沢一郎国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《中曽根弘文参議院会長発言》
《石破茂政調会長発言》
《小池百合子総務会長発言》
《河村建夫選対局長発言》
《茂木敏充広報本部長発言》
《石井みどり女性局長発言》 【質疑応答】
Q:役員会では、内閣不信任案や首相問責決議案の取り扱いについて議論はありましたか。また今後の方針についてお聞かせください。
Q:大島副総裁の発言で、是々非々ではなく、「非々是々」との発言があったようですが、幹事長はどのように受け止めていますか。
Q:一日も早く菅政権を退陣に追い込むという意味が込められているのでしょうか。
Q:是々非々と意味は同じではないでしょうか。
Q:統一地方選の結果、世田谷区・台東区長選挙では、自民党の候補者が敗れる結果となりましたが、幹事長の受け止めをお聞かせください。
Q:昨年の参院選以降、自民党にとっては好調な選挙結果が続いていますが、この一年間、党勢が回復しつつある現状や党改革について、どのようにお考えですか。
Q:昨夜、小沢一郎元代表は自らに近い参院議員と会談し、「菅総理は官僚もそっぽを向いている。野党も仕掛けるなら今しかない。このまま黙って見ていたら、後世にどう説明するのか」と発言していますが、このような動きをどのように見ていますか。
Q:亀井国民新党代表が提唱していた、復興実施本部には参加しないということでよろしいですか。
Q:昨日、自民党と公明党の幹事長と国対委員長が会談されましたが、今後の国会対応について、幹事長のお考えをお聞かせください。 |
●1150〜愛知6区で当選した丹羽秀樹氏来訪/1-302
愛知6区の衆院補選で勝利した丹羽秀樹さんが私の事務所に挨拶に来られました。よかったよかった、と握手。
●1200〜全議員・選挙区支部長懇談会A/901
出席議員・支部長からたくさんの意見が出ました。最後に大島副総裁、谷垣総裁から力強いまとめのお話がありました。
●1330(1300)〜予算委員会・東日本大震災関連集中審議/院内第1委員室
国会では予算委員会・集中審議が開かれ、自民党からは小野寺、額賀両議員から東日本大震災への対応、福島原子力発電所事故についての質疑が行われました。
●1330〜副幹事長会議/510
役員会の内容についての報告、内閣支持率・政党支持率などの世論調査の報告、今後の取り組むべき課題などについて意見交換が行われました。
4月25日(月)晴れ
ツツジが元気に咲き出した!
●1200〜国対正副委員長打合せ/院内第24控室
28日に第1次補正予算案が政府から提出されることから、その対応と事前に明日開かれる予算委員会・東日本大震災関連集中審議への準備に慌しい打ち合わせになりました。明日午後1時から開会されるTV入り予算委員会の小野寺五典議員の質疑はぜひ聞いて欲しいと思います。ご自身の事務所や自宅が流され、ご家族三名がおにぎり一個を分け合い一日を過ごした経験からの訴えがなされるでしょう。
4月24日(日)晴れ
■統一地方選挙・衆議院議員補欠選挙
▼愛知県6区は丹羽ひでき当選
前期一緒に活動してきた丹羽秀樹氏が当選。衆議院議員に返り咲きです。愛知6区は民主党が候補者を立てられず、相手は減税日本との戦いといわれていましたが、大勝しました。
■2015〜衆議院愛知6区補欠選挙の結果を受けて 谷垣禎一総裁記者会見
衆議院愛知6区補欠選挙の結果を受けて 【冒頭発言】
この度の衆議院愛知6区の補欠選挙は、おかげさまで、わが党公認の丹羽秀樹候補が圧倒的なご支持とご声援を受けまして、当選確実ということになりました。皆さまに心から厚く御礼申し上げたいと思います。 【質疑応答】
Q:愛知6区補選の結果を受けて、今後、菅政権に対してはどのように対峙していくのですか。
Q:統一地方選、後半戦の手ごたえについて、お聞かせください。
Q:この結果を受けて、自民党の今後の国会戦略で変わりはありますか。何か方針があれば、お聞かせください。
Q:第1次補正の賛否を決めるにあたっての観点について、ご所見をお聞かせください。また、いつ頃までにお決めになりますか。
Q:与野党内からは、菅総理には震災復興は任せられないとの声が出ていますが、今回の選挙結果を受けて、谷垣総裁もそのお気持ちは強まるのですか。
Q:菅総理が提案している復興実施本部について、菅総理は責任と役割のあり方を議論してから、進めたいとの意向を持っているようですが。
Q:内閣不信任案や参議院の問責決議案の取り扱いについて、どのようにお考えですか。 |
4月22日(金)晴れ
■今日は妻の誕生日、しかし痛々しい・・・
昨晩遅くに妻が骨折し、病院に付き添った三男から次のメールがありました。「検査の結果、左とう骨遠位端骨折でした。床に置いてあったごみ箱の蓋にけつまずいて転んで、どうも打ち所が悪かったみたい。手術すればキレイに元通りになるそうです」。今朝の妻は痛々しい・・・。
●今日の国会の様子
東日本大震災の復旧を急ぐ一次補正の対応について与野党協議が続いています。対応が遅いのではないかと心配しています。
●0900〜厚生労働委員会/分館第16委員室
厚生労働委員会は「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案(内閣提出第23号)」、「雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第24号)」についての質疑が三時間行われました。自民党を代表しての質疑者は加藤勝信議員(40分)でした。
●0910〜国対正副打合せ/院内第24控室
逢沢一郎国対委員長から28日夕刻に第一次補正予算案が提出されることが正式に民主党側から伝えられたと報告がありました。休日返上で取り組むことになります。
●0940〜国会対策委員会・法案説明会/院内第24控室
「東日本大震災による被害を受けた公共土木施設の災害復旧事業等に係る工事の国等による代行に関する法律案」、「東日本大震災により甚大な被害を受けた市街地における建築制限の特例に関する法律案」の二本の法案の説明を国交省から受け質疑がなされました。
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議/本会議場
日独交流150周年に関する決議案の取り扱いについて各議員から意見が出され、経緯をよく知らない議員は何事かとその議論を見守りました。結果、党議拘束するものではないとの石原幹事長の発言により、さらに判断に迷ったまま本会議場に移動することになりました。本会議では下記の案件が審議されました。
@東日本大震災に関する決議案(川端達夫君外24名提出)→異議なし採決→可決
A東日本大震災への国際的支援に対する感謝決議案(川端達夫君外24名提出)→異議なし採決→可決
B日独交流150周年に当たり日独友好関係の増進に関する決議案(川端達夫君外15名提出)→(私は退出)→起立採決→賛成多数→可決
C犯罪による収益の移転防止に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第39号)→内閣委員長報告→起立採決→賛成多数(自民賛成)→可決
D環境影響評価法の一部を改正する法律案(第174回国会内閣提出第55号)(参議院送付)→環境委員長報告→異議なし採決→可決
E株式会社国際協力銀行法(内閣提出第28号)→財務委員長報告→起立採決→賛成多数(自民賛成)→可決
F預金保険法の一部を改正する法律案(内閣提出第40号)→財務委員長報告→起立採決→賛成多数(自民賛成)→可決
G東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律案(内閣提出第57号)→財務委員長報告→異議なし採決→可決
H独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案(第176回国会閣法第9号)(参議院送付)→厚生労働委員長報告→起立採決→賛成多数(自民賛成)→可決
I高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出第20号)→国土交通委員長報告→異議なし採決→可決
J地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案(第174回内閣提出第56号、参議院送付)→総務委員長報告→起立採決→賛成多数(自民賛成)→可決
K国と地方の協議の場に関する法律案(第174回国会内閣提出第57号、参議院送付)→総務委員長報告→起立採決→賛成多数(自民賛成)→可決
L地方自治法の一部を改正する法律案(第174回国会内閣提出第58号、参議院送付)→総務委員長報告→起立採決→賛成多数(自民賛成)→可決
M地方税法の一部を改正する法律案(内閣提出第58号)→総務委員長報告→異議なし採決→可決
N防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律の一部を改正する法律案(第174回国会閣法第27号)(参議院送付)→安全保障委員長報告→起立採決→賛成多数(自民賛成)→可決
日独交流150周年に当たり日独友好関係の増進に関する決議案 (川端達夫君外15名提出) 今から150年前の1861年、我が国は日・プロイセン修好通商条約に調印し、日本とドイツの前身であるプロイセンとの間に公式な関係が樹立された。 1871年にプロイセンを中心に統一を達成したドイツは、我が国が近代化に当たり模範とした国の一つであり、日独両国はお互いに影響を及ぼし合いながら、友好関係を築いてきた。 両国は、第一次世界大戦で敵対したものの、先の大戦においては、1940年に日独伊三国同盟を結び、同盟国となった。その後、各国と戦争状態に入り、多大な迷惑をかけるに至り、両国も多くの犠牲を払った。 しかし、両国は奇跡の経済復興を遂げ、同時に戦争への反省に立ち、今日、自由、民主主義、人権の尊重という基本的な価値観を分かち合いつつ、世界の平和と繁栄のために緊密に協力している。さらに、両国の国民は、相互の文化と価値観に対する尊敬の念を基礎に、広範多岐にわたる交流を着実に進めている。 本院は、日独交流150周年に当たるこの機会に、今後とも我が国は、信頼関係に基づくパートナーであるドイツと共に、国際平和の実現に向けて最大限の努力を継続する所存であることを、ここに銘記する。 右決議する。 |
4月21日(木)曇り晴れ
●1000〜統一地方選挙報告会/自民党横浜市連会館
午前10時から自民党横浜市連の統一地方選結果報告会に会長として出席しました。県知事には自民党も推薦した黒岩氏が当選。神奈川県議(市内定数42)は19名公認し17名当選。横浜市議(定数86)は31名公認し30名の当選でした。県会、市会ともに第一党として秩序ある政治を目指します!
■1000〜政調全体会議/704
政府民主党が提出する第一次補正予算案の内容の説明がなされました。
●1700〜平成23年東日本巨大地震・津波緊急災害対策本部事務局会議/709
自民党の東日本大震災に対応する災害対策本部も、復旧から復興へ対策が徐々に移行することに伴い、政策提言に軸足が移ってきます。今後の対応について意見交換がなされました。
●1800〜幹事長室にて/党本部
東日本大震災の復旧、福島第1原発事故の対応、国会の流れなどを見ながら今後の対応が検討されます。情報収集が欠かせません。
■2056〜緊急メール/自宅から
家内の真純(ますみ)からメールが届き、内容を見て飛び上がりました。なんと「台所でゴミ箱につまづいて転倒。左手首を骨折したらしい」とあるではありませんか。直ちに受け入れ可能な病院を手配し、三男の獣医に付き添わせ応急処置を済ませました。明日詳しく診察することになりました。
4月20日(水)曇り
●今日の国会
ご覧のとおり各委員会が一斉に開かれ審議が進められています。
●0900〜厚生労働委員会/分館第13委員室
今日の厚生労働委員会の議事は、厚生労働関係の基本施策に関する件、いわゆる一般質疑です。自民党からは河井克行、木村太郎両議員が質問に立ちました。多くの質問は東日本大震災への政府の対応についてでした。
三時間の質疑終了後、下記の議事が処理されました。
@独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案(第176回国会閣法第9号)(参議院送付)→趣旨説明(省略)→修正案趣旨説明(みんなの党)→内閣の意見(反対)→修正案起立採決→修正案賛成少数にて否決→原案採決→賛成多数→可決(附帯決議)
A職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案(内閣提出第23号)→厚生労働大臣趣旨説明
B雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第24号)→厚生労働大臣趣旨説明
■石破政務調査会長 定例記者会見(4月20日(水))
石破政務調査会長 定例記者会見(4月20日(水)) 【冒頭発言】 石破会長:先程政策会議を行いました。補正予算案については意見交換を行ったところでございます。その他、多くの案件につきましては、了承をみたところでございます。エネルギーに関しては、この後、甘利先生からご報告がございます。特に23年度第一次補正予算案につきましては、それぞれの部会に、意見集約をお願いしているところでございます。いくつか「これでは足りない」等々のご意見がございます。これは、今後さらに取りまとめまして、今後の予算審議の場で反映をしていきたいと思います。また、入りにつきましても、ODAを2割削減というところが1割削減になっているわけでありますが、このことについても意見がございました。これは2国間に関したものは、これは重要であると、他国との信頼関係等々もございますので、これを削らないということは、当然了とするべきものでありますが、国際機関等々に対します支出金というものも、これはわが国の責任というものがございますので、これは二次補正に向けて更なる検討が必要である等々のお話しがございました。また、基礎年金の国庫負担分の流用と言いますか、いわゆるワン・ショットのお金を向こうのほうへ使うということでございますが、この2分の1ということは維持をされなければならないと、そのことの手当について、更に政府・与党側の考え方を質していかなければならないということでございます。今日は賛否につきましては、議論があったわけではございません。これは、今後のお話かという風に承知を致しているところでございます。それから、日・韓の図書協定でございます。今朝7時半から外交部会を開きました。このことにつきまして、どうするかということは、実際に委員会の現場におきまして、いわゆるお経読み行われたところでございます。このことについて、審議入りということ、わが党も反対でございますが、仮に審議に入ったとしまして、このことの賛否につきましては、今日部会で結論が出たわけではございません。もう一度、部会を開き、意見集約をするというようなことになっているところでございます。 【質疑応答】
Q:日・韓図書協定の件ですが、外交部会のほうで審議入りに反対ということで、かなり異論が強まっておりますが、このことについて、どのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。
Q:ガソリン税のトリガー条項について、民主党内から廃止に対して、反対論が出ておりますが、このことについてどう思われますか。
Q:先日、復興の基本法案について、石破政調会長から民主党の玄葉政調会長に共同提案を持ちかけたということがあったのですが、それに対して、政調会長の先走りであるとか、大連立につながる案件でもあるので、警戒するような声が多数あがってきていることについては、どのようにお考えでしょうか。
Q:復興基本法案や一次補正の考え方についても、今朝、二幹二国二政もありましたが、公明党との足並みの揃え方についてはどのようにお考えでしょうか。
Q:復興院、復興庁の関係でお伺いいたします。プラスの面はよく分かりますが、権限と財源を移さなければ意味がありません。ただし、そうなった場合に権限の切り分け、仕分けは大変な作業になります。菅総理は二重行政になるかもしれないと否定的な考えのようですが、各省庁の切り分けについては具体的な考えはありますでしょうか。 以上 |
4月19日(火)曇り晴れ雨の荒天
●0930〜地域を守る、元気な薬剤師さんを激励訪問
●1230〜昼食/犬山駅西・志乃ぶ
犬山駅西の「志乃ぶ」という店にお客さんが次から次へと吸い込まれていくのを見て、その後を追いました。何でもやさんで懐かしのオムライスからラーメンから魚まですべてが揃っています。ご一緒した安達さんは「から揚げ定食」、私は「ヒレカツ定食」をいただきました。行列のできるほどのお店だけあり、とても美味しかったですよ。
●1353〜名古屋駅発のぞみ24号→1514〜新横浜駅着
横浜の事務所にて事務処理を終えて、東京に向かいました。
4月18日(月)晴れ→曇り雨
●1109〜新横浜駅発のぞみ105号→1234〜名古屋駅着
●1302〜名古屋駅発JR中央本線快速多治見行き→春日井駅着
●1430〜地域を守る、元気な薬剤師さんを激励訪問
●1830〜政務懇談会/HOTEL PLAZA KACHIGAWA
愛知県薬剤師会の会長、専務理事らとの政務懇談会が開かれました。どのように社会貢献するか、特に薬剤師の地域貢献について意見交換し、また災害対策についても県薬として福島県に医療サポートに間も無く出発するとの積極的な考えを聞きました。また今回のような災害時にはOTCを上手に使うことの重要性についてもたくさんのご意見をいただきました。
4月15日(金)曇り
●0840〜今日の国会
今日は各委員会がいっせいに開議。自民党国対の逢沢一郎委員長はいつも一番のりで国会に到着し、まずは全紙の新聞記事チェックから業務が始まります。
●0910〜国対正副打合せ/院内第24控室
国対の正副委員長が毎朝9時10分に集まり、国会の情勢分析と今後の対応がカレンダーをにらみながら進められます。今日の議論は与党民主党は第1次補正予算案をいつ提出してくるのか、支出はともかく歳入の考え方に大きな違いのある与野党がどのように折り合いをつけていくのか、連休前の慌しい動きに緊張しています。災害対策には迅速に対応しなければなりませんが、ドサクサに紛れ何でもありで無秩序に予算を組んでしまうと将来に禍根を残します。
●1010〜厚生労働委員会/分館第16委員室
今日の厚生労働委員会の案件は、「戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案(内閣提出第10号)」です。自民党を代表して田村憲久理事が質問に立ちました。委員会では全会一致で可決しました。
●1200〜平成23年度看護問題対策議員連盟総会/第1議員会館B1大会議室
平成23年度看護問題対策議員連盟総会が議員会館の会議室で開催されました。伊吹文明会長の挨拶に続き、事業報告・決算など一連の総会議題が審議されました。
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議/本会議場
本会議の直前に代議士会が開かれ、今日の議事内容と自民党の対応について確認がなされ了承されました。本会議で審議された案件は下記の通りです。
@独立行政法人日本学術振興会法の一部を改正する法律案(内閣提出第16号)→文部科学委員長報告→異議なし採決→可決
A在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外交公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第11号)→委員長報告(修正議決)→異議なし採決→修正議決
B所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件(条約第15号)(参議院送付)→外務委員長報告→起立採決(自民党賛成)→賛成多数→承認
C所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とオランダ王国との間の条約の締結について承認を求めるの件(条約第16号)(参議院送付)→外務委員長報告→起立採決(自民党賛成)→賛成多数→承認
D日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第17号)(参議院送付)→外務委員長報告→起立採決(自民党賛成)→賛成多数→承認
E戦傷病者等の妻に対する特別給付金法の一部を改正する法律案(内閣提出第10号)→厚生労働委員長報告→異議なし採決→可決
F都市再生特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第19号)→国土交通委員長報告(可決・附帯決議あり)→起立採決(自民党賛成)→賛成多数→可決
4月14日(木)晴れ
●1000〜平成23年東日本巨大地震・津波緊急災害対策本部会議/901
各党と政府の打ち合わせでご苦労いただいている状況が石破政調会長から報告があり、引き続き森組織本部長から義援金総額の報告と本日日赤へ届けることが報告されました。また災害事務局からは救援物資の搬入状況について報告がなされ、その合計は500トンにもなるとのことでした。政府に助言・提言することと自民党自らが行うことをきちんと分離して活動が続けられています。
●国会の様子
●1200〜障害者特別委員会・厚生労働部会合同会議/901
私は障害者特別委員会事務局長として司会を務めました。各種障害者団体からこの度の東日本大震災・原発事故に関わるさまざまな問題点について実態や要望を聞かせていただきました。明日の年金支給日にきちんと受給者に年金を渡すことができるのか心配の声が上がりました。また、ボランティアということだけでは長期の対応ができません。財政的な裏付けを政府・地方自治体からとれるのかという課題も見逃すわけにはいきません。課題は山積です。
■1500〜谷垣禎一総裁 定例記者会見
谷垣禎一総裁 定例記者会見 【冒頭発言】 震災発生以降、わが党として救援募金、救援物資提供のお願いをいたしまして、救援募金は、今日、私が日本赤十字社に出向きまして、全額を寄託してまいりました。それから救援物資につきましても、今日、党本部からのトラック最終便が出発しまして、水22万リットルをはじめ、合計すると500トンを各被災地へ搬送することができました。皆さま方のご支援とご協力に、改めて感謝を申し上げたいと存じます。 震災発生以来、一貫して被災地の支援、復旧には、与党野党ということなく、政府への協力を惜しまない。こういう考えで、累次にわたって、対応策を提言するといった積極的な取り組みを今日まで続けてきたところです。しかし、現在、政府のこの問題に対する体制を見ますと、20近くに及ぶ会議、あるいは対策本部、これが乱立している。そして権限が不明確な、不明瞭な特命担当大臣、内閣官房参与の任命が、情報の錯綜と指揮命令系統の混乱を招いているのではないか。私どもは、これを深く憂慮しております。 昨日、総理が松本健一内閣官房参与に対して、福島第一原子力発電所周辺の避難対象地域について、当面住めないと発言されたと言われていますが、厳しい避難生活を続けておられる地元住民の皆さまの気持ちを深く傷つける、いたずらに不安をあおる結果となっております。この点は、私どもは深く遺憾に思っています。 阪神・淡路大震災の際は、40日以内に、16本以上やった半数以上の特別立法が成立しています。今日現在、東日本大震災に関する復旧・復興の特別立法は、提出すらなされていないのが現状です。加えて福島第一原発事故評価のレベル7への引き上げであるとか、各国大使館への汚染水放出後の連絡等々、後手後手にまわる政府の対応の遅さは、政府だけではなく、日本国そのものの国際的な信用の失墜を招いております。先日の統一地方選挙の結果からも、国民は既に、菅政権に、復興の舵取りを委ねることはできないという意思を示しているわけでして、総理自ら出処進退について、判断する時期に来ていると考えます。 統一地方選挙ですが、各地で奮闘していただきました。改めて、御礼を申し上げたいと存じます。引き続き、この後半戦並びに愛知6区補欠選挙の必勝に向けて、全力を挙げて取り組んでいきたいと考えております。 【質疑応答】
Q:これ以上、菅総理には任せられないとのことですが、具体的な行動をとられるおつもりはありますか。
Q:つまり、それは菅総理自ら退陣しろ、辞めるべきだとおっしゃっているのですか。
Q:このままの体制であった場合、これからの1次補正などの議論にはどのような影響があるとお考えですか。
Q:2次補正の議論では、徹底的に正していこうとお考えですか。
Q:民主党内では、小沢一郎元代表が菅政権を批判するなど、「菅おろし」が表面化しつつありますが、このような動きをどのように見ていますか。
Q:小沢一郎元民主党代表が「民主党がだめなら、憲政の常道として、谷垣総理でもいい。理念も自分に近い」との趣旨の発言をしていますが、小沢グループとの連携などはどのようにお考えですか。
Q:小沢元代表が谷垣総裁と考えが近いと発言していることに関してはいかがですか。
Q:菅政権では、震災復興はもう駄目だと思われた出来事、きっかけはありますか。
Q:政府の震災復興会議が立ちあがり、地元の知事は加わっていますが、中央の政治家はメンバーに含まれていませんが、どのように評価していますか。
Q:菅総理のこれまでの行動等を考えると、有事だから自分が震災対応をやるということでやってこられた。菅総理のサイドからは、先程の谷垣総裁の発言に対して、有事にリーダーを変えるデメリットで反論すると思われますが、これに対して、どのようにお答えされますか。
Q:1次補正予算について、政調会で考えをまとめていますが、財源を見ますと、4Kへの切り込みが不足しているとか、年金財源を流用しているとか、いろいろ問題点がかなりあると思います。そういう点を鑑みて、反対する可能性もあるとお考えですか。
Q:総裁としては、今、政府側から提案されている内容は良くないとお考えですか。
Q:菅総理が辞める決意をした後に、総理が代わりますが、現段階では、与野党でどのような体制であたっていくべきだとお考えですか。 |
●1530〜黒岩神奈川県知事が谷垣総裁にご挨拶/党本部
この度の神奈川県知事選で当選を果たした黒岩新知事が谷垣総裁に挨拶にこられました。自民党神奈川県連の菅会長と自民党横浜市連会長の私が同道しました。
4月13日(水)晴れ
●1200〜河野太郎水曜会/510
今日の河野太郎勉強会は竹中平蔵先生をお迎えして、大震災を乗り越え、今後の日本の経済をいかに立て直すのか、その考え方についてお話をいただきました。
●1200〜厚生労働部会・厚生関係団体委員会合同会議/702
医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会などの今般の災害対策への取り組みについてご説明をいただきました。救命救急から慢性疾患対応まで幅広い活動が求められており、その取り組みは多岐にわたっています。まだまだ長期にわたり被災地への支援を続けていかなければなりませんが、その体制作りを政府の責任で築き上げなければなりません。
●1230〜自民党鳥獣捕獲対策議員連盟/706
鳥獣被害にあう地域でその対策に取り組むため銃砲等の所持のあり方などについて各省に投げかけた答えを受けて、質疑に入りました。原則を変えられないと主張する各省との隔たりは大きい。
●1300〜厚生労働委員会〜1700/分館第16委員室
今日の国会
東日本大震災に対する取り組みについて一般質疑が行われました。加藤勝信理事からは災害対策財源を基礎年金三分の一から二分の一へ引き上げる予算から出すことについて細川厚労大臣に質したところ、大臣からは明確な答えは聞き出せませんでした。
4月12日(火)晴れ 余震続く
■1040〜役員会後 石原伸晃幹事長記者会見
役員会後 石原伸晃幹事長記者会見 【冒頭発言】 −役員会の内容説明− 昨日、議院運営委員会で、委員長の職権により、本日の本会議がセットされ、郵政特別委員会の設置が決まることになる。何を考えているのか。特別委員会を設置するということは、総理以下全大臣が並んで、郵政の法案を審議する。そんな余裕が日本にあるのか。ないのではないか。1次補正予算の審議、2次補正予算の審議、復興・復旧、これを全党挙げてやろうとしている時に、連立政権を維持するためだけに、こんなことをやろうとするのは、本当にどうかしている。先は見えてしまう。 また、パフォーマンスにも程があると、私も各党・政府合同会議でも申し上げたが、節電協力メール、こういうけしからんことはどうなったのかと尋ねたら、さすがにその後やらなくなったが、今日も各国の有力紙に、菅総理の感謝が掲載されていた。感謝する前に、やるべきことがたくさんある。福島原発の問題にしても、官房長官の会見も、地域の方々は、累積とか言われたら、非常に不安に思っているのではないか。そういうことを地元の方に、何の相談もなく、ああいう形で言ったら、そこに暮らす方がどのように考えられるのか。非常に危惧している。
《谷垣禎一総裁発言》
《大島理森副総裁発言》
《石原伸晃幹事長発言》
《逢沢一郎国対委員長発言》
《脇雅史参議院国対委員長発言》
《中曽根弘文参議院会長発言》
《小坂憲次参議院幹事長》
《石破茂政調会長発言》
《小池百合子総務会長発言》
《林幹雄選対局長代理発言》 【質疑応答】
Q:郵政特別委員会設置に関する本会議への自民党の対応は。
Q:愛知県6区の衆院補欠選挙について、民主党は候補者を擁立しないようですが、自民党の対応は。
Q:愛知6区衆院補選の構図としては、自民党と減税日本との戦いになりますが。
Q:一次補正の中身が提示されたと思いますが、石原幹事長の評価をお聞かせください。
Q:政府の原発への対応について、昨日、枝野官房長官は計画的避難区域を設定することを発表しましたが、一連の政府の対応は、二転三転、場当たり的に言ったことがどんどん変わっている状況にあると思いますが、石原幹事長の受け止めをお聞かせください。
Q:政府の復興構想会議がスタート。官僚OBがまったくいない。会議ばかりやっているとの批判がありますが、受け止めをお聞かせください。
Q:東京都知事選に石原慎太郎氏が4選を果たしましたが、受け止めをお聞かせください。
Q:都議補選について、結果の感想と都政運営に与える影響は。 |
●1130〜幹事長室/党本部
幹事長室控室にて田野瀬良太郎幹事長代理や梶山弘志先生が災害対策で情報交換。梶山先生は大変なご苦労をされている地元と国会を毎日のように往復している様子です。
●1200〜厚生労働部会・厚生関係団体委員会合同会議/702
各種団体の東日本大震災対応についてご意見を聴取しました。出席された団体は全国社会福祉協議会、全国老人福祉施設協議会、日本介護支援専門員協会、日本在宅介護協会です。いずれも熱心な取り組みを進めていただいていますが、情報の共有や実際に活動する際の財政的裏付けなどに不安を持ちながらの対応になっていることが気にかかります。政府の責任を明確にしていかなければなりません。
●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議・郵政特別委員会設置/本会議場
何故この時期に郵政特別委員会の設置が必要なのか、その理由や国会手続きの強引さなどから自民党は承服できないという立場にありました。結局本会議に出席し、菅義偉議運理事から反対討論を行い、採決には反対する立場をとりました。
●1330〜副幹事長会議/院内第23控室
副幹事長会議の始まる前、三重県知事選に勝利した三ツ矢憲生副幹事長(三重5区)の満面の笑みで会議室は大変明るくなりました。副幹事長会議では統一地方選挙の結果を受けて、今後の取り組みについて意見交換が行われました。
4月11日(月)晴れ 61歳の誕生日
■余震続く
東日本大震災から一ヶ月、国会の責任は!
●1200〜国会対策正副委員長打合せ/院内第24控え室
統一地方選挙のため先週は国会の動きが止まっていました。久しぶりに国会対策正副委員長打合せ会に出席し、今後の対応について情報交換がなされました。逢沢一郎委員長は「統一地方選挙対応お疲れ様。自民党・民主党の候補がぶつかった3知事選はすべて勝利、地域政党勝利は部分的で、全体的には良い結果を得られた。これを礎に自民党が国会を主導していきたい。国民は菅政権にノーを突きつけ、震災の復旧復興を任せるには心配、無理ではないか、との意思表示を示した。震災対策には超党派で臨む姿勢に変わりはないが、日本再生は菅さんに任せられない。まだ説明も受けていない4兆円の補正案について確認し、適切に対応していく。また12日からは愛知6区での衆院補欠選挙があるので頑張ろう」と挨拶されました。
●1230(1200)〜立ち直れ福島・チャリティ産地直売/自民党本部玄関前
国対正副が終了し党本部に飛んでいきましたが、玄関には何もありません。聞くと、15分ほどで山積みだった農産物は売切れてしまったそうで、皆さんの意識の高さに驚かされました。
■1500〜谷垣禎一総裁 記者会見
谷垣禎一総裁 記者会見 【冒頭発言】
先程、2時46分、私も黙祷を致しました。ちょうど1か月前の3月11日、東日本を大地震と大津波が襲い、わが国に甚大な被害と不幸をもたらしたわけです。皆さんとともに、亡くなられた方に謹んで哀悼の誠を捧げ、また被災された方々に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。日本中の国民が、わが身の被災も顧みず、被災地支援に立ちあがっているこの「絆」の力に、私は大変感銘を受けています。自衛隊、警察、消防、海上保安庁をはじめとする国、地方自治体の方々、そしてボランティア等の皆さんだけでなく、世界中の国々から様々な支援を頂き、心から敬意と感謝を申し上げる次第です。今もなお余震が続きまして、多くの被災地は、未だ復旧のメドも、将来の見通しもつかず、原発への不安や、風評被害等もまだ沈静化していません。その影響は、被災地ばかりではなく日本中に広がっています。この国難に際して、我々は、子供や孫の世代に、この復興が新しい日本を創ったと言ってもらえるようなことをしなければならないわけです。そのためにも、被災地だけではなく、オールジャパンで立ち向かう必要があります。わが国全体の経済を活性化し、企業や街が元気を取り戻すことが被災された方々を支えることになります。積極的な行動や消費が早期の復興を助けることにつながります。節電などに配慮しながら、我々は被災地の分まで、これまで以上に頑張らなければなりません。 こうした大震災の中での統一地方選でしたが、こういう災害が起きたこともあり、いかにして暮らしの安心・安全を作り、確保していくか、地域経済の活性化を図っていくか、こういったことを基本に訴えてまいりました。昨日、前半戦の結果が出されましたが、大半の地域で、わが党候補者が地域のリーダーとして選出されており、草の根から生まれ地域に根差した国民政党として再評価を頂いたと思っております。地域のリーダーの集合体として、全国津々浦々の草の根の声を国政に反映できる政党である。その誇りと責任感を持って、地に足の着いた政治、国家観を持った政策を進める所存です。今回の結果は、我々に、まだ道半ばでありますが、この国難を乗り越える上で果たすべき責務は大きいと、改めて確認した次第です。一方、民主党の敗北は、これまでの失政に加えて、震災対応を行う菅政権への国民の不信が表れたものです。菅総理には、国民の厳しい声にどう応えていかれるのか、自ら判断されるべきことと考えます。我々は、国民の声をしっかり受け止めて、菅政権に対して、震災対応など協力できることには徹底的に協力して、危機を乗り切るために全力を尽くす一方、健全野党として問いただすべき点は厳しく問いただして、国家国民のためにならぬことには断固、筋を通して姿勢で、これからも臨んでまいります。 政策論のない野合は国民への裏切りであると考えます。今後、累次にわたって補正予算が編成ると思いますが、民主党においては、マニフェストの不履行の原因を今回の震災とするような詭弁を弄さず、まずは素直にその非を認めた上で、バラマキを廃して復旧・復興財源に充てることを強く求める次第です。 【質疑応答】
Q:統一地方選挙の前半戦は、菅政権にノーを突きつけた結果だと思われます。菅政権の批判も、自民党はある程度抑えてきた部分もあったと思いますが、震災後、菅政権の退陣を求めて行く方向に転換されるのでしょうか。
Q:先程、総裁は「自ら判断すべきと考える」と発言されましたが、この現状が続く場合、野党として、不信任決議案や問責決議案というアクションも考えられると思います。先週末、大島副総裁が記者会見で、6月以降の不信任決議案、問責決議案の提出の可能性について言及していましたが、総裁は、この現状が続く場合、会期末といった時期に、そういった対応があり得るとお考えですか。
Q:明日から、国政選挙である愛知6区補欠選挙が始まります。減税日本が候補者を擁立しますが、総裁は、この選挙をどのように位置付けているのでしょうか。
Q:今回、大阪維新の会が躍進したり、減税日本が議席を獲得したり、このような地域政党が躍進しています。例えば、減税日本の減税というようなイシューに対して、どのように対峙するのですか。
Q:統一地方選挙で菅政権の対する国民の批判・不満が表れたと思います。これを受けて、「菅総理は自ら判断すべき」とのことですが、総裁は、菅総理は自ら責任を取って辞めるべきだとお考えか、それとも、それを踏まえてきちっと対応を取るべきだとお考えですか。
Q:原発の問題など現在進行形で、全体の国益を考えると、その体系が整っていないのであれば、一刻も早くそれを整える方が、長い目で見るとプラスになるとの考え方もあると思います。菅総理サイドが、それをどうするかという判断は、どの程度待てるものだとお考えですか。
Q:郵政の特別委員会の件について、明日、本会議があった場合、衆議院で郵政の特別委員会を設置する動きがありますが、賛否について、総裁のお考えをお聞かせください。また、震災に対して与野党で協力しなければいけない現状で、自民党が反対であるならば、そういった行為をすることをどのようにお考えか、強引にやってきた場合の対応について、お聞かせください。
Q:昨日、政府与党が補正予算に関して、与野党協議を始めることを決めたようですが、与野党で協議したいという方針に対して、自民党はどのように対応するのですか。
Q:与党側は、4兆円規模の補正予算を組みたいということで、高速道路の財源や年金の国庫負担分を充ててというお話をしています。国債を発行しないということで、このような財源の構成について、総裁のご所見をお聞かせください。また、マニフェストのバラマキを廃してとおっしゃいましたが、一次補正の段階で、その点追及して対峙するのでしょうか。 |
●1600〜災害対策本部事務局会議/党709
ちょうど東日本大震災が発生して一ヶ月になりました。これまでの活動を総括し、今後の対応を話し合いました。この事務局の基本的なスタンスは、@政府が果たすべき役割に助言を与える、A自民党独自に、できることを、政府の手の届かないところへの支援実施、以上の二点から取り組んできました。すでに自民党国会議員は100名以上が被災地に入り、自民党本部から搬送した救援物資(飲料水約22万リットル、マスク約200万枚、携帯カイロ約50万個など)は450トンを越えました。
どうぞ、ご覧ください!
4月10日(日)晴れ 統一地方選挙投開票
●1000〜家族そろって投票/本町小学校
●2000〜知事選開票/黒岩祐治事務所
午後8時に投票が締め切られると、テレビ局の出口調査などにより直ちに「当選確実」が打たれました。直ちに選挙事務所に到着した黒岩祐治候補から当選の弁が述べられ、これからの神奈川県政に対する取り組みの抱負が披露されました。
●2300〜開票速報/自民党横浜市連
自民党横浜市連会長として市連会館事務所で全員の当選を祈りつつ花を飾りました。テレビ以外にもそれぞれの開票所からも情報が入ってきます。最後の最後まで最終結果を見届けましたが、残念ながら全員当選にまでは至りませんでした。お蔭様で私の神奈川第1選挙区支部では神奈川県議会議員3名、横浜市会議員5名全員が無事に当選を果たしました。
4月7日(木)晴れ 宮城県で震度6強の余震発生
■1500〜谷垣禎一総裁 定例記者会見
谷垣禎一総裁 定例記者会見 【冒頭発言】 東日本巨大地震・津波の件ですが、岩手県・宮城県・福島県の被害の大きかった3県を2回に分けて訪問しました。家屋が倒壊したり、森林・樹木、庁舎、自動車、船舶、あるいは、場合によると馬や牛の死骸もある。大量の瓦礫も山積している。廃墟のような街並みに愕然とする一方、共に手を取って、力を合わせて、懸命に自分たちの町を、ふるさとを復興しようという被災地の皆さんの絆の力を目にしまして、改めて再建に向けた日本の底力を感じた次第です。 復旧支援にあたりましては、まずは被災者の安心・安全を確保するように、自治体等が迅速に、的確に事業を実施していただかなければなりませんが、予算措置をはじめ、国が最後まで責任を持つ姿勢を示していかなければなりません。そして、従来の制度の枠を超えて、政治決断を持って事態に迅速に対処していくことが必要だと考えています。 福島第一原子力発電所の状況を一刻も早く終息させなければならない。これは当然のことです。政府においては、各省間、関係機関との連携、連絡、情報共有を緊密にするとともに、内外の衆知を集めて、既存の法律の枠組みを超えた仕組みを作って、迅速な対応を図るべきです。同時に、各種数値の調査方法、それから調査結果の正確かつ綿密な説明に努めて、無用な国民の不安を取り除いて、そして風評被害の拡大を食い止める。それに強い意思であたっていただきたいと思います。また、事前連絡なく汚染水が放出された等々の問題、これは沿岸漁業の関係者はもとより、近隣諸国からも問題を指摘する声が上がっています。政府には、冷静かつ慎重に事に対処していただきたいと考えております。 【質疑応答】
Q:午前中に、枝野官房長官や玄葉政調会長らが、自民党の政調会長応接室を訪れて、自民党の緊急提言に対する回答を持って来ました。総裁に報告があったと思われますが、総裁のご感想等をお聞かせください。
Q:政府与党が、野党である自民党本部を訪れることは異例なことだと思いますが、そのことについて、どのように思われますか。
Q:何か意図を感じたりはしませんか。
Q:1次補正予算の財源について、政府与党内で年金の国庫負担の充当分を回すという議論が起こっていますが、総裁のご所見をお聞かせください。
Q:財源について、赤字国債の発行が必要になった場合、国会で審議中になっている平成23年度の特例公債法を通してくださいという議論も起こると思われますが、その要求があった場合、どのようにお考えになるのですか。
Q:1次補正は、無駄の撤回で組み直せるということですか。
Q:財源については、まず無駄の削減、その次に建設国債を出す、赤字国債を出す、足りなければ増税というのが、基本的な考えでしょうか。
Q:谷垣総裁は、震災直後に、菅総理への批判を控えるということをおっしゃっていましたが、今度の月曜日で、震災1か月になります。改めてこの1か月間の菅政権の対応について、どのような点で問題があったとお考えですか。
Q:昨日、愛知県で石原幹事長が菅総理の震災対応を批判し、「震災が一段落したら、一日も早く退場してもらわないといけない」と発言されましたが、総裁の受け止めをお聞かせください。
Q:是々非々というのは。
Q:震災が一段落した場合、菅総理は退陣すべきだとお考えですか。
Q:3月30日から、総理・総裁経験者の方々に、政局対応等について意見をお聞きになったと思います。菅総理が呼び掛けた大連立について、現段階での谷垣総裁のお考えをお聞かせください。
Q:総理・総裁経験者にお会いされて、大連立についての考え方が補強されたのでしょうか。
Q:「創生日本」が菅政権とは大連立を組まない方針を決めたのですが、総裁の大連立はないという発言は、菅総理がその原因とお考えでしょうか。
Q:海部元総理は、「菅総理を信頼できるか、その一点だ」とアドバイスされたと思いますが、谷垣総裁は、菅総理のことをどのように思われていますか。
Q:総裁は「官邸の中で、誰が責任を取って、どのように実行していくのか、一元的な筋が通っていない」とおっしゃっていましたが、そういうことが菅総理のスタイルということなのでしょうか。
Q:2013年に、今の衆議院議員の任期満了となりますが、それまでずっと是々非々という態度なのでしょうか。それとも、今の政権が復興に役に立たないということになると、倒閣に動くことになるのでしょうか。
Q:財源の問題について、与野党の一部の議員の間で、日銀の国債引き受けを検討したらどうかという意見がありますが、総裁のご所見をお聞かせください。
Q:将来的な選択として、日銀の国債引き受けはあるとお考えですか。 |
●2330頃〜宮城県で震度6強の余震発生
深夜に宮城県で震度6強の余震が発生し、我が家横浜でも大きな揺れを感じた。まだまだ緊張感を解いてはならない。
4月6日(水)晴れ
●1200〜大島副総裁懇談会/都内
現状について意見交換が行われました。民主党と自民党が大連立に協力できるのか、様々な角度から議論が進められていますが、基本的には困難な民主党側からの注文です。
4月5日(火)晴れ
●1600〜緊急災害対策本部事務局会議/党本部709
現状の取り組みについて報告を聞きました。緊急災害対策本部は4月11日を目途に活動を続けてきましたが、この後は支援が復旧復興対策に変わってきますので、体制を改めて検討しなければなりません。
4月1日(金)晴れ 統一地方選挙告示
統一地方選挙スタート! 政治は謙虚であるべきだ! 地元有権者の声に耳を傾け、共に行動し、地域の秩序を保つことができる政治家を育てることが肝要です。 |