松本純の国会奮戦記2004-12

2004(平成16)年12月

トップへ 目次へ 前のページへ 次のページへ 「まちかど政治瓦版」12月号

12/22本牧ジャンクション改良工事完成・開通式

12月31日(金)

●この一年、多くの皆さんに大変お世話になりました。感謝!

今日は21年ぶりの大晦日の雪だそうです。寒い日でしたが、まだ終わらぬ事務所の整理をしながらの充実した一日になりました。この一年夢中になって麻生大臣の足を引っ張らないように全力で国政に取り組んできましたが、仕事納めの時の大臣の訓示にもありましたように、まさにこの国が大きく変動しようとする時に、大臣政務官としての立場で仕事ができることに深い喜びと感謝で一杯です。来年も引き続きしっかり仕事をしていきたいと思います。お世話になりました多くの皆さんに心から感謝申し上げます。
今晩は私の倅たちが帰ってきました。久しぶりに家族の団欒を楽しみます。皆様には良いお年をお迎えいただきますようお祈り申し上げます。


12月30日(木)晴れ

0800〜聖光同窓生とゴルフの集い/ニュー南総ゴルフ倶楽部

恒例の年末ゴルフ大会になった國容会コンペで母校聖光学院の同窓生らと久しぶりに会いました。普段練習もせず、年間数回のプレーしかできませんので成績は期待できませんが、気の置けない仲間との語らいや主催者の中西國容氏(ブルーミング中西専務)との懇談が楽しみです。結果は最初のハーフが50点、後半が45点で、目標100点にしている自分としては満足でした。


12月29日(水)初雪

●インド洋津波被害甚大!死者は最悪7万人を超える予測も・・・

犠牲者のご冥福とご遺族に心よりお悔やみ申し上げます。マグニチュード9.0という史上最大規模の巨大地震がスマトラ沖で発生し、この地震により大規模な津波が発生しました。スリランカ、インド、タイ、マレーシアなどインド洋沿岸諸国で大きな被害が発生しており、最悪のケースでは7 万人を超える死者を出すと予測されています。タイ南部の観光地プーケット島、カオラック、ビビなどでも一部の日本人観光客と連絡が取れない状況が続いています。
消防庁の報告によると第1次緊急出動が指示され、各自治体消防なども動員されました。詳細は追ってご報告します。

●0900〜終日事務処理

外は雪です。寒い一日ですが、事務所にて引き続き事務処理です。東京の会館と二箇所の整理ですからボリュウムは相当なものです。ああ、早く机の周りをすっきり綺麗にしたい。


12月28日(火)

●1100〜消防救急自動車お披露目

午前11時過ぎから総務省の1階玄関前にて「消防救急車」のお披露目がありました。この新型車は、「救命(救急車)」と「消火(消防車)」の二つの仕事を一台で可能にするものです。
近年、高齢社会、世帯人数の減少から救急車の出動回数は増加。国内各地に救急車は約5,600台配備され、年間480万回出動しています。これは1台あたり857回の出動回数にあたります。救急車が足りない状況を解決する方策として、世界初の「消防救急車」が誕生しました。

まずはじめに、救急車としての機能の紹介です。中央部分に担架ごと収容できるスペースと救命活動ができる室内の高さを確保した救命活動の実演がありました。

次は消防車としての機能の紹介です。車の後部に操作盤や機材が収納されており、手際の良い放水活動が実演されました。

これは、かねてより麻生大臣が提案されていたアイディアですが、やっと実現しました。林消防庁長官らと共に新型車の能力を拝見しましたが、周辺から出た意見は、現在1台3,400万円もする高価な特注車ですが、仕様の標準化を進め、大量発注によりコストを下げることが全国への普及の条件だろうとの声でした。

●1400〜御用納め式/総務省講堂

午後2時から総務省地階講堂で「御用納め式」が執り行われました。総務省幹部職員に対して、麻生太郎総務大臣より訓示がありました。その概要は次の通り、「9月27日第二次小泉改造内閣で引き続き総務大臣の任命を受け、総務省で二回目の年越しになるが、この一年間皆さんの支えもあり実によく仕事をさせてもらった。この国の形を変えていく諸改革を着実に推進することができた。郵政民営化、三位一体、市町村合併(大臣就任時3,181→大臣決済済みまでで2,445)、国民保護法、緊急消防援助隊(4月に消防組織法を改正して法制化)、政策評価、史上最高率(1.66%)の定員削減及びメリハリのついた増員、U−Japan、電子政府及び電子自治体、地上デジタルなど。特に相次ぐ緊急消防援助隊の活躍は、7月の新潟・福島豪雨、7月の福井豪雨、10月の台風第23号兵庫県豊岡市水害、10月27日の新潟県中越地震(緊急消防援助隊が皆川優太ちゃんを地震発生以来4日ぶりに救出)の活躍があった。来年は総務省発足5年目という、一つの節目を迎える。国民に一番身近な役所として、また、内閣の大きな課題を担当する役所として、国民の生活がますます豊かなものになるよう、来年も全員一丸となって頑張って欲しい。本年1年間、大変ご苦労であった。」

●1500〜日経ラジオ放送録音

午後3時に日経ラジオに飛んでいきました。恒例の新春薬学講座の収録です。今年は薬学教育6年制が実現し、平成18年から新しい制度で大学教育が始まります。それに向けて取り組まなければならない諸課題について述べました。11分ぴったりで話すのですが、これがなかなか難しい芸当で、途中で舌をかんでしまったり、原稿の読み間違えをしたりで冷や汗いっぱいでした。うまくいかなかったのですが、気が向いたら聴いてみてください。

放送日時:平成17年1月6日(木)午後8時10分〜8時25分、ラジオNIKKEI「薬学の時間」、
周波数3925MHz、6055MHz、9525MHz

●1600〜河野洋平衆議院議長に年末ご挨拶/議長公邸

この1年間の活動の報告のために衆議院議長公邸にお邪魔し、河野洋平議長にお目にかかりました。わが国の形が大きく変わるとき、政務官として大いに勉強し、頑張るようにとご指導いただきました。特に麻生太郎総務大臣ついては「実に良く働いたと思う」と述べられ、私には「その下で、しっかり大臣を支えることが君の仕事だ」と強調されました。河野洋平議長の体調は極めて良い様で、お元気そのものでした。中国はじめ外交の難しさを改めて感じていらっしゃるようでしたが、これらについても議長として大いにご活躍いただけると確信しました。


12月27日(月)

●0900〜事務所打ち合わせ/野毛事務所

事務所の大掃除でてんやわんやです。あっという間の一年間でしたが、それだけに整理しきれず机の上に溜まった仕事は山盛りです。事務所は28日まで、来年は4日から仕事始めです。

●1830〜JUNCLUB定例会及び忘年会

年内最終の忘年会です。青年会議所時代からの友人らが集まりました。話題はやはり景気経済です。今年の後半から明るさを見つけられないでご苦労されている様子でした。早く不良債権の処理が進み、再スタートができる状況を作り出さなければなりません。また、時代の変化は極めて大きく、変化に対応する力が必要です。いままでのやり方で儲けさせろと言われても、これ以上国や地方の長期債務残高を増加させることはできません。経済学者も答えを出せず困っている経済環境ですから、個別に現場の力で現状を克服する方法を見つけなければなりません。みんなで知恵を出して生きたいと思います。


12月26日(日)

●1000頃〜スマトラ沖地震発生!

2004年12月26日(日)午前8時(日本時間26日午前10時)ごろ、インドネシア西部、スマトラ島沖で大地震が発生したとの情報が飛び込んできました。だいぶ大きな地震らしいのだが、消防庁からはまだ詳細情報が取れないようです。

●1830〜池田町交流会忘年会

午後6時半から全国池田町横浜会報告会が南区蒔田の松風苑で開催されました。磯子区岡村の渡部会長らが大事に育ててきた相互交流会です。本年の活動報告と来年度の活動計画が説明されました。それによると「市町村合併」などにより「池田町」が無くなってしまうところがあったり、「三位一体の改革」により市町村の財政状況が悪化し、交流事業そのものが計画できない状況に置かれたりしており、今後のこの事業の継続については大変難しい時代を迎えていました。しかし、これまでの歴史を大事にして、「池田町交流会」を是非継続していただきたいものだと思いました。

●2000〜各地で夜警開始

午後8時に石川町5丁目夜警の激励に庁内会館に行きましたが、夜警開始は8時45分からとのことで、まだ準備ができていませんでした。婦人部の皆さんがおでんやお餅の準備をあわててしてくださいました。その後9時から伊勢佐木消防団本部 が連合町内会長らと第2分団激励するとのことで坂東橋にある機材庫に飛んでいきました。左の写真がその様子。その後、打越町内会夜警に向かいましたが、ちょうど町内警備が終わって戻ってきた皆さんとお汁粉に舌鼓を打ちました。皆さんから聞こえる声は「景気経済」がほとんどで、大変厳しい状況が伝わってきました。


12月25日(土)

●1130〜野毛柳通り会もちつき大会

お昼近くになると野毛柳通りの皆さんが集まってきました。恒例の餅つき大会です。何といっても周辺は飲食店の皆さんばかりですから、手際の良いことは天下一品。餡子や黄粉や磯辺まきはじめ、つきたてのもちをほお張って皆さんご機嫌。些細なことですが準備は大変な様子でした。そんな中で近所の皆さん同士の連携が取れてくるのですね。

●1600〜クリスマスに音楽を聴く会/向山小児科医院

午後4時から7時半にかけて向山先生の診療所はコンサートホールに変わりました。日ごろから親しくしている仲間たちが大勢集まりました。写真はチェロの渡部宏氏とヴィオラの安田貴裕氏です。東京ヴィヴァルディ合奏団の代表らです。ベートーベンのヴィオラとチェロのための二重奏曲「眼鏡付き」などが演奏されました。豊かな弦の音色に集まった皆さんはうっとりしていました。演奏終了後懇談会が開催され、音楽好きの皆さんにはたまらないクリスマスとなりました。向山先生の恒例の勉強会がますます発展されることを祈ります。


12月24日(金)

●北朝鮮に対し厳しい対応を取らざるを得ない!と細田官房長官/記者会見報道

北朝鮮から提出され持ち帰った安否不明の10名の拉致被害者の資料を分析した結果、「再調査は信頼性を欠き、白紙に戻しての徹底した再調査と呼べるものではない」と政府の見解を示し、再び真相究明や生存者の帰国を求めるが、「迅速かつ誠意ある対応がない場合には、政府として厳しい対応を取らざるを得ない」と述べ、北朝鮮が要求に応じない場合は、経済制裁の発動に踏み切る方針を示した、と報道されました。私もまったく同感で、拉致議連を通じて意思表明しているように、誠意を持って応えてくれなければ経済制裁もやむを得ないと考えます。国家主権を侵害したのは北朝鮮で、拉致そのものを認めたのですから、当然事実を伝えるべきでしょう。経済制裁を発動しなくても良いように北朝鮮側はきちんと対応しなければなりません。


12月23日(木)

●1830〜空手道拳流館クリスマス会/山元小学校コミハウス研修室

恒例の空手道拳流館クリスマス会が山元小学校のコミハウスで開催されました。空手は今ブームなのでしょうか?いつもよりたくさんの子供たちが参加していました。榎本館長の指導で日ごろから厳しい練習を積んでいるようで、みんな頼もしく見えました。ますますのご発展をお祈りします。


12月22日(水)
●1030〜本牧ジャンクション改良工事完成・開通式/パシフィコ横浜アネックスホール〜

10時30分からパシフィコ横浜アネックスホールで式典が開催された後、現地へ移動しテープカットなどが行われました。横浜の中心部の重要な改良工事で、経済的にも環境改善にも資する事業です。横浜港に最も近い選挙区の同志である菅義偉、小此木八郎議員と共に記念写真。

また一つ夢が実現した!

何度も何度も「東京湾開発委員会」で訴えてきた本牧ジャンクション改良工事が、みんなの力で一年工期が短縮されたばかりか、さらに3ヶ月前倒しで早期完成した。地元の皆さんにとっても良いクリスマスプレゼントになったのではないだろうか。
一つ一つ、着実に成果をあげていきたい。横浜の経済の活性化のために、また横浜で生活する人々の環境を守るために・・・。

「本牧ジャンクション」の完成が早まりました。私の選挙区でもあり、自民党の東京湾岸開発委員会や首都圏整備委員会で何度となくその重要性を訴えてきただけに大変嬉しい報告でした。
これによって、
○横浜都心部と市南部地域との連絡が強化。交通利便性が向上し、横浜都心部が活性化します。所要時間の短縮を見てみると、例えば、八景島からみなとみらいまで供用前は(三渓園出口利用)35分→供用後(本牧ジャンクション経由)18分になります。
○横浜横須賀道路や狩場線、国道16号、さらに本牧産業道路などの混雑緩和に有効です。時間短縮による便益額は年間100億円と推計されています。
○交通の流れがスムーズになり、環境改善に貢献します。窒素酸化物は年間13トン削減、浮遊粒子状物質は年間2トン削減、二酸化炭素は年間2,900トン削減されると推計されています。
その次は、石川町出口を早期完成させていかなければなりませんね。

●1500〜総務関係合同会議/リバ2・3

午後3時より自民党総務部会関係・消防議連合同会議が党本部8階のリバティ2・3号室で開催されました。党政調会役員や地方六団体代表、消防関係代表らから激励を受けた麻生総務大臣は決意を述べ、全員の大きな拍手により財務大臣との最終の折衝に向かい出発されました。

●1545〜大臣折衝出陣式/総務省大臣室

引き続き午後3時45分からは総務省副大臣応接室において、出陣式が執り行われ、総務省幹部を代表し香山事務次官から「魔法の二本の杖で復活要求額を満額で確保して欲しい」と激励の挨拶がありました。それを受けて、麻生大臣は「獲得するまでは帰らない」との意味の歌で返し、決意を表明され財務省に向け出発されました。

●1616頃〜大臣折衝/財務省大臣室

財務省の控室では余裕の笑顔、周辺の皆さんはどんな秘策があるのか分かりません。いよいよ大臣折衝の呼び込みがありました。麻生大臣は右手に白いステッキ、左手にユビキタス・コミュニケ-ター(読み取り機)を持ち、財務大臣室に敷き詰められた模擬展示ブロックの上を歩くと、コミュニケ-ターから「右手には谷垣財務大臣・・・。こちらが麻生大臣の席です。」とコメントが流れてきます。緊張感漂う財務大臣室の空気が和みました。去年の大根の電子タグの進歩を披露したのに続き、インターネット通信量急増等に対応するための次世代バックボーンに関する研究開発に必要な予算について、電気点滅型の最新説明ボードを活用し、20億円の必要性を訴えました。また、緊急消防援助隊装備の充実を図るための追加予算2億400万円の復活を求めて、被災個所内部を調査する「棒カメ」を財務大臣に実際に触れていただき理解を深めて頂きました。その結果、財務大臣からは「了承いたします」との答えで、復活折衝は総務省希望通りの満額22億400万円を得ることが出来ました。

●1640頃〜記者会見/財務省会見室

麻生大臣は財務大臣との復活摂政の様子を報告し、説明に使った道具で記者の皆さんにも丁寧に必要性を訴えました。

●1800〜総務省予算報告会/総務省B2F第1・2・3会議室

総務省幹部の皆さんと総務部会・消防議連など関係議員がぞくぞくと総務省地下2階の会議室に集まり、麻生大臣から復活折衝の報告がなされました。これで平成17年度予算に関するすべての手続が終了したことになります。この出来上がった平成17年度予算は来年1月21日からスタートする通常国会で3月までに衆参共に通過しなければなりません。これから予算はは国会の場に移ります。


12月21日(火)

●1030〜自民党消防議連・予算/702

午前10時30分から党本部702号室にて自民党消防議連会議が開催されました。木村仁事務局長の司会で、瓦会長代理挨拶、麻生総務大臣挨拶に続き、徳田日本消防協会会長、河内輝雄全国消防長会副会長(横浜市消防局長)、関口全国消防機器協会会長から要望の発言がありました。総務大臣と要望団体が退席された後、平成17年度消防関係予算等について林消防庁長官から説明がなされ、質疑に入りました。平成16年度補正予算は53.3億円、平成17年度予算は大臣復活折衝2億円分を除き総額193億円となりました。かねてより主張していた消防庁ヘリコプターが設置できるようになったことは大変うれしいことです。

●1100〜厚生労働部会社会保障制度調査会他合同会議/予算

午前11時から党本部901号室で厚生労働部会・社会保障制度調査会・労働調査会合同会議が開催されました。議題は勿論平成17年度予算内示です。前年予算額20兆1,910億円に対し20兆8,153億円と6,243億円の増加でした。社会保障関係費202,218億円の内訳は、医療80,862億円、年金62,695億円、介護19,518億円、福祉等34,495億円、雇用4,648億円となっています。少子高齢社会を乗り越えていくためには、さまざまな困難をも乗り越えなければなりません。皆さんからいただいている声を大切に、しかし各種制度堅持のための本質的な議論を深めてまいります。

●1115〜総務部会関係合同会議/予算

午前11時15分から党本部リバティ2・3号室にて総務関係合同会議が開催されました。大野総務部会長の司会で開会され、中馬地方行政調査会長、亀井電気通信調査会長の挨拶に続き、麻生総務大臣からお礼と挨拶が述べられました。地方六団体等からの要望では梶原全国知事会会長(岐阜県知事)、松原指定都市市長会会長(名古屋市長)、光武全国基地協議会会長(佐世保市長)の三名が代表し平成17年度予算について要望を述べました。そして来年度地方財政対策などについて瀧野自治財政局長らから説明がなされました。地方財政計画の規模は83.7兆円、地方一般歳出は67.3兆円、地方税+地方交付税+臨時財政対策債は53.4兆円、地方交付税は16.9兆円で、地方六団体の皆さんと約束した交付税を確保することができました。三位一体の改革の推進では養護老人ホーム運営費等の一般財源化で所得譲与税6,910億円、義務教育費国庫負担金の暫定的な減額措置として税源移譲予定特例交付金4,250億円とし、財政力格差の拡大への確実な対応として、税源移譲に伴う増収分を当面基準財政収入額に100%参入(通常75%)することとしました。また、ハードからソフトへの決算乖離の一体的是正として、投資的経費(単独)▲7,000億円(一般財源ベースでは▲3,500億円)と経常的経費(単独)+3,500億円の一体的是正がうたわれました。

●1700〜東京湾開発委員会/横浜の道路整備に関して発言

平成17年度予算に対する要望のため東京湾開発委員会が開催されました。永年にわたり「本牧ジャンクションの改良事業」を訴えてきた委員会ですので、いよいよ明日完成で午後3時から供用開始となりますので、関係各位にそのお礼を述べました。そしてさらに、石川町オフランプの平成17年度着工の予算措置と圏央道の一部でもある横浜環状南線の整備促進を主張しました。


12月20日(月)

●0900〜平成17年度予算財務省原案承認/官邸臨時閣議

平成17年度予算がようやくまとまりました。財務省原案が承認されると各省庁に内示されます。

●1545〜省議/総務省省議室

●1800〜全国知事会意見交換会/都道府県会館知事会議室


12月19日(日)

●1800〜地元会合・忘年会

今日は日曜日で公務はありませんでした。地元では例会や忘年会。午後6時には商和会12月夫婦同伴例会 が馬車道十番館で開催され、家内と共に参加しました。久しぶりにフランス料理に舌鼓。

その後、中区本牧に向かい、午後7時から始まっていた山手薬友会 の恒例の忘年会に出席し、この一年のお礼と年末のご挨拶を申し上げました。


12月18日(土)

●0900〜柴シーサイドファーム収穫祭

小柴の皆さんと久しぶりに会いました。今日は収穫祭です。アナゴの天ぷらが次々に揚がっています。また聖護院大根はじめ見事な野菜たちが二階の展示場に並んでいました。海の幸、山の幸に囲まれた収穫祭に大勢の地元のお客さんが集まっていました。大成功ですね。

●1200〜円福寺総代会〜

正午から円福寺の総代会で新たに釣鐘を設置することが了承されました。30分ほどで退席し午後1時から野毛事務所で来客。午後3時からの東京薬剤師会平成16年度各受賞者祝賀会 がホテルグランドパレスで開催されましたが残念ながら地元の日程が立て込み出席は叶いませんでした。午後4時からは「まちかど誠治瓦版」の来年1月号の広報企画会議 が開催され、今年の反省も含め議論されました。その後打ち上げが行われ、本町小学校の同級生の忘年会に出席。

●1800〜金澤廣友会納会

慌しく金沢区へ向かい、神輿会金澤廣友会の納会にお邪魔しました。皆さん料理もお酒も進み上機嫌でした。今年お世話になったお礼のご挨拶の後、同じく神輿会のえびす会にも出席しました。友好団体忘年会にも大勢出席していただき感謝、感謝です。同じ時間に中区では誠友会の忘年会が開催されていましたが、残念ながら時間が重なり移動しきれませんでした。神輿を通じて地域の輪が培われていくことは、お祭りばかりでなく地域で起きるさまざまな問題にも前向きに取り組むことにつながりますから大変大事な交流だと思います。また来年の皆さんのご活躍をお祈りします。

●1830〜磯子区商店街連合会理事会

磯子区へ移動しました。ぎりぎりで磯子区商店街連合会理事会に出席することができました。最近地元で顔が見えないぞ、とありがたいご意見をいただきました。申し訳ないと思いながらも本当に日程の調整が難しく、頭の痛い課題です。その後熱心に商店街の活性化について議論されました。予定の時間を大幅に超過して終了しましたが、帰りがけにその店で中原睦の皆さんと遭遇。元気いっぱいの忘年会でしばらく話し込んでしまいました。残念ながらその後の中区の松実会には間に合いませんでした。すみません。


12月17日(金)

●0930〜新理念綱領に関する委員会/707

自民党は結党50周年を来年迎えます。それに向けて党の理念、党の綱領について見直しを進めています。朝9時半から新理念綱領に関する委員会が開催され出席しました。武部幹事長、与謝野政調会長、青木参議院会長、安倍前幹事長らと共に審議されましたが、今日提出された原案については再度検討されることになり、小委員会作業部会を設置することになりました。安倍さんに作業部会で勉強したいと申し入れましたが、どうも役員によって構成されるようで 、作業部会には入れませんでした。

●1130〜社会保障を考える薬剤師の会勉強会/キャピトル東急

ICタグの現状と課題についての勉強会を開催しました。現在国内では、業界等でのインフラとしてICタグ導入を図るため実証実験を推進中で、企業レベルでは内部の物流管理や生産管理などクローズシステムで実用導入が開始されています。一方海外では、大規模小売チェーン内で実証実験から実用化へ移行開始しており、用途はパレット、ケース単位の入出荷、検品管理(盗難や欠品防止が目的)などで実際に動き始めています。また、課題としては標準化を進めることで流通全体が情報を共有すると共に、プライバシー保護などを検討していかなければならなりません。

●1200〜総務部会・恩給制度調査会ほか合同会議/701

正午から党本部701号室で総務部会・恩給制度調査会・地方行政調査会合同会議が開催されました。大野松茂総務部会長の司会で、中村正三郎恩給制度調査会会長、中馬弘毅地方行政調査会長、片山虎之助地方税財政改革PT座長からそれぞれ挨拶があった後、平成17年度地方財政対策について地方六団体を代表し石井富山県知事から16.9兆円の交付税を確保するよう要望が述べられました。来年度地方財政対策については瀧野自治財政局長から@一般財源総額(16年度53.4兆円)の確保、A交付税(16年度16.9兆円)の確保、B決算乖離の一体的是正について説明がなされ、引き続き平成17年度恩給予算について戸谷人事・恩給局長から状況に変化あるものの据え置きを求めていく旨決意が述べられました。そして最後に、財務大臣折衝に向けて麻生太郎総務大臣から決意表明がなされ、昨年のような地方の信頼を失うことにならぬよう頑張ると延べました。

●1245〜総務部会郵政政策小委/701

同会場で引き続き総務部会・郵政政策小委員会合同会議に切り替えられました。大野松茂総務部会長の挨拶の後、北岡秀二郵政・総務専任部会長の司会で、川崎二郎郵政政策小委員長から挨拶がなされました。議題はもちろん「郵政事業改革」についてです。12月7日に「郵政事業改革についての意見」をまとめましたが、各部会から提出された意見をもとに、昨日「郵政改革に当たっての方針(案)」が出されました。しかし昨日は反対意見多く修文することになり今日改めて合同会議を持つことになりました。その事前打ち合わせが議題となりました。

●1330〜郵政改革関係合同会議/901

午後1時半から自民党本部901号室で、第10回郵政改革に関する関係合同部会が開会されました。今日も国会議員のみ入室が許される形式でした。宮澤洋一事務局長の司会で開会され、与謝野馨政調会長の挨拶に続き、園田博之座長の挨拶がなされ、審議に入りました。修文された「郵政改革に当たっての方針(案)」はまだ了解を得ることができず、さらに一部修正されて、合同会議の了承を得ることができました。

●1800〜地元会合・忘年会へ

これら郵政改革の党の動きを正確に捉え、地元で横浜南部地区特定郵便局長さんらとの忘年会に出席しました。状況を報告し、宴会に入りましたが、先行き将来を心配されている局長さん方に、今すぐ確定した答えをお届けすることはできず歯がゆい思いがつのるばかりです。来年は予算審議が終わったあと、5月連休明けくらいに大きな山を迎えることになるのでしょう。心配している局長さん方が安心して働けるよう、また国民にとって最もよい選択をしていきたいと思います。今日は二次会のカラオケまで付き合っちゃいました。


12月16日(木)

●1100〜故川本譲次氏告別式/妙蓮寺

私の一つの後援会の会長を務めていただいている川本守彦氏の父上が逝去されました。父上の故川本譲次氏にも後援会顧問を務めていただいてきただけに急逝に大きな衝撃を受けています。守彦氏は「突然父を失い、今、頭は真っ白です」とお礼の挨拶を述べ始められましたが、昨年亡くなった奥様のもとへ行き雲上にて仲良くして欲しいと結んだ話に参列された多くの方々は目頭を押さえておられました。ご冥福を祈ります。

●1430〜郵政改革関係合同会議/901

いよいよ郵政民営化について、自民党としての態度を決めなければなりません。自民党本部の901号室には国会議員以外入室禁止としたうえで、与謝野政調会長も出席される中、丁々発止の議論が続きました。合同会議幹部としては今日中のとりまとめを求めましたが、まとめ文書の修文要求が次から次へ出され、結局今日はまとまらず、明日再び開催されることになりました。

●1830〜神奈川県薬剤師連盟評議員会・総会/神奈川県薬事保険センター

神奈川県薬剤師会の政治部門をつかさどる薬剤師連盟の総会が開催されました。決算承認と共に次期参議院議員選挙における候補者として現職の藤井基之参議院議員を推薦することが決定しました。審議終了後、入室し現在の国会の状況について私から報告しました。特に今年度の通常国会で薬学教育6年制が成立したことによる学生受け入れや、その後の社会の受け入れ態勢を心配する声が多くありました。


12月15日(水)

●0900〜会館事務所資料の大掃除始まる

資料の山。たった1年なのですがその間に勉強した資料が事務所いっぱいになってしまいました。新たな年を迎える前に整理しようと、事務所のスタッフと共に大忙しです。

●1030〜来客

年末のご挨拶に次から次へとお客様です。大変ありがたいことで感謝申し上げます。また、今年度に解決できず持ち越しになった案件も数多くあり、皆さんから頂戴した声を大切に頑張って行きたいと思います。

●1830〜各後援会忘年会

故川本譲次氏のお通夜の後、地元の女性後援会の皆さんとの忘年会、そして掛け持ちで山元町の後援会の皆さんと今年最後の例会へ飛び回りました。


12月14日(火)

●0800〜Small Group 朝食会/KKRホテル東京

久しぶりにスモールグループの勉強会に出席しました。ヨルダン国王のアドバイザーが今日のメインゲストで中東情勢が議題です。河野太郎衆議院議員も出席していましたが、故アラファト議長とも面識のあるところで地域事情もよく承知しているようでした。

●1030〜米国の医療制度の現状等についての勉強会/参第3会議室

社会保障制度改革はまだまだ続きます。今年から来年の秋にかけて医療制度改革が進められます。そこで今日は米国の状況をもっと知ろうという武見敬三先生主催の勉強会になりました。そこに講師として出席されたのがハワイでご活躍の町淳二教授。なんとドクター町は私の同級生(聖光学院7期生)ではありませんか。驚きました。日本とはまったく違う価値観で医療が提供されていることに改めて驚かされました。日本では国民皆保険制度があって、誰でも、いつでも、どこの病院へ行っても保険が適用されて一部負担で医療が受けられますが、米国では民間医療保険会社と契約してそれによって医療を受けますから、4000万人とも言われる無保険者が医療を受けるときは医療サイドは医療費を踏み倒されたりして大変だそうです。日本の仕組みは相当にレベルが高いのではないでしょうかね。

●1200〜大臣政務官会議/官邸4階

正午から定例の大臣政務官会議です。今日は出席者が少ないようでしたが、総務省を代表し山本政務官がユビキタスネットワークや国土交通省などと連絡を取りながら進めているITSについて丁寧に取り組みの現状が報告されました。ETCなどは皆さんも実際に使っているので便利なことはご理解いただけると思いますが、周辺の車同士が自動的に話し合うことができるシステムや車間距離を保つために自動的にブレーキがかかり危険を回避できるなどこれから実用化されるにはそんなに時間はかからないだろうと思われる仕組みがたくさんありました。

●1400〜米国製薬工業会日本代表来訪/1-209

日本の治験、医薬品承認審査などの期間が長すぎる、また薬価制度により巨額の開発費をかけて作り上げた新薬を毎回値下げされてはたまらない、といったような基本的な問題意識を持ちつつ、日本の市場には大きな魅力があるようで、これからの医療制度改革がどの方向に進んでいくのかに興味があるようでした。


12月13日(月)

●0900〜事務所

いよいよ終盤戦に入り、来年に向けた活動計画等の準備に入りました。またホームページの整理など課題は山積です。そして何よりも税調が終わると来年の予算案が完成しますので、三位一体改革を進めるにあたり地方に約束した、税源移譲や交付税の見直しをしっかりやり、去年のように地方の予算が組めないと言うような状況にならないよう注意してかなければなりません。

●1800〜地元各種会合に飛び回る

午後6時からは横浜JC歴代専務理事会が江戸徳で開催され、次年度理事長の黒川勝さんから来年の横浜青年会議所の活動方針についてお話しをいただきました。その後、金沢区の土建組合の忘年会に向かったのですが横横道路がまったく動かず到着できないまま、中区に逆戻り、中華街の順海閣本館で開催されていた横浜第1地区倫理法人会合同忘年会に出席しご挨拶させていただきました。そして今度はみなとみらい地区のトラットリア・コルティーレで純心会の忘年会に出席し、二次会のカラオケまでお付き合いさせていただきました。これ以上お酒はいらな〜い!


12月12日(日)

●1030〜茨城県「県南薬剤師会合同研修会」で講演/つくば市国際会議場

私の東京薬科大学時代の同級生、沼野啓一さんから地元の若手薬剤師を集めるので、国政で議論されている薬剤師問題について説明し、さらにこれからの薬剤師の社会貢献について話してほしいと要請を受けました。会場には現場で活躍している若い薬剤師さんらが300名ほど集まっていました。今年の通常国会で成立した「薬学教育6年制」が平成18年4月から始まりますので、医療制度改革とあわせ、今後の薬剤師の取り組むべき課題についてお話しました。

●1300〜浜睦会納会/ブリーズベイホテル

私も会員になっている伊勢山皇大神宮、野毛地区子乃大神例大祭などで活躍している神輿会の納会に出席しました。茨城からの移動で大遅刻してしまいましたが、なんとか間に合って皆さんに会うことができました。

●1800〜松風会/金沢区

金沢区で1700人の会員を持つ私の後援会の役員会が開催されました。来年の事業計画について相談がなされ、組織のあり方と強化を目的として、来春拡大役員会を開催することで話し合いは終わりました。その後、懇親会に入り言いたい放題の楽しい会になりました。


12月11日(土)

●1100〜もちつき大会/川町内会

金沢区の川町内会のもちつき大会です。大人たちが準備を担当し、主役はもちつき体験をする子供たちです。ただ子供たちにご馳走すれば良いではなく、実際に子供たちにもちつきに挑戦してもらう企画です。子供たちは興味津々で目を輝かせて順番を待っていました。

●1430〜第19回国際消火器外科学会/パシフィコ横浜

一般市民講座が開催され、河野洋平衆議院議長に講演をお願いしました。生体肝移植手術を実際に受け、大変お元気になられた議長の体験談を1時間にわたり講演していただきました。

●1730〜国際ソロプチミスト横浜X'マスチャリティパーティー/ホテル・ニューグランド

社会的弱者といわれる女性や子供たちに手を差し伸べることを目的としたソロプチミストの恒例のクリスマス・チャリティー・パーティーに出席しました。私の家内が実行委員長で、その亭主は乾杯の音頭をとることがしきたりだそうです。会場には来賓として横浜ベイスターズの三浦大輔選手らも参加していました。

●1800〜東朝比奈ソフトボールチーム納会/相生

東朝比奈ソフトボールチームの皆さんの納会です。今年はリーグ優勝を果たして、活躍した選手がそれぞれ表彰されました。また来季に向け英気を養う納会となりました。地域活動はもとより共通の趣味を通して仲間の輪を広げていくことは大変意義あることと思います。なによりもピッチャーの活躍が優勝に貢献したそうですが、来年も今年の成績に負けないよう頑張ってください。

●1900〜金澤扇会納会/すし亀

金沢八景にある瀬戸神社を支える神輿会、金澤扇会の納会に出席しました。瀬戸神社の佐野宮司は聖光学院で私の先輩にあたり政教分離は当然でありますが、地域の中、自然の中に生かされる我々人間の生き方についてご指導いただいており、その造詣の深さに驚きを禁じえません。

●1900〜川口無尽忘年会/ゆき

富岡の皆さんの無尽会の忘年会に駆けつけました。地域の町づくりにも積極的に参加されている皆さんで、地元の問題点などさまざまな情報をいただくことができます。私が何年もかけて、その必要性を訴えてきた首都高速道路本牧ジャンクション改良工事が終了し、まもなく供用開始される報告をしましたが、皆さん大変喜んでいただきました。具体的に見える政治も重要です。特に時間の短縮によって得られる経済的効果があがることは勿論ですが、周辺の交通渋滞緩和や排気ガス等による環境改善に資することは大きな喜びです。


12月10日(金)

●0830〜整備新幹線に係る政府・与党WT会議/官邸

官邸で整備新幹線に係る政府と与党ワーキング・チームとの折衝が行われました。総務副大臣の代理として出席しました。計画を進めてきたそれぞれの地域の代表格の議員がワーキング・チームのメンバーになっており、大変熱心に各地域の必要性について訴えられました。久間総務会長が要請側の代表として最終のまとめを報告され、政府側も検討を約束し、今日の会議は終了しました。

●1100〜衆議院北朝鮮拉致特委/第16委員室

衆議院に北朝鮮拉致特委が設置され、初めて委員会に出席しました。佐藤剛男衆議院議員から総務省に質問がありました。それは、朝鮮総連の関係する土地建物などの財産に対する固定資産税が東京都では免除されているのではないかとの質問でした。東京都ばかりかわが国では、固定資産税については地方自治体の首長が必要と認めたとき条例により減免することができますが、国が直接関与すべきものではなく、今まではその状況について積極的に調査はしていませんでした。しかし、今般の状況も踏まえ、来年3月末までの年度内にできる限りの手を尽くして調査する旨答弁しました。そしてその後、委員会では拉致事件の早期解決を図るための決議がなされました。


12月9日(木)

●0800〜自民党消防議連/リバ4

平成17年度予算について、その進捗状況について報告がなされた後、消防白書について案が提出され、その構成や内容について各議員に意見が求められました。

●0830〜総務部会/702

午前8時30分から自民党本部702号室で総務部会が開催されました。議題は来年度予算の重点要求事項についてです。特に三位一体改革が進められている中で、地方自治体としては交付税をしっかり手当てしてもらわなければ市町村の運営がままなりません。特に財政基盤の弱い地域に対しての配慮を求める意見が強くありました。

●1030〜治安関係予算に関する要請/麻生総務大臣室

菅義偉衆議院議員らが治安関係予算について麻生大臣に要請にお見えになりました。前回の選挙の自民党公約にもあがっていた警察官の増員などはじめ、日本の治安回復のための各種施策が提案されていますが、予算がつかなければ何もできません。来年度予算に向けて最後の詰めの段階を迎えています。


12月8日(水)

●0810〜沖縄県久米島町(旧具志川村・旧仲里村)の合併事情視察

那覇空港に到着すると、沖縄県薬剤師会の大城桂子会長らと遭遇しびっくりしました。小型ジェット機に乗り換えて久米島空港に到着すると、空港には「東北楽天ゴールデン・イーグルス」が2005年2月に久米島に春季キャンプをはると横断幕が掲げられていました。

今回のキャンプでは旧球場改修で間に合わせるそうですが、将来に向けては、合併特例債で立てた「久米島ホタルドーム」の隣に本格的新球場を建設する計画だそうです。

久米島の合併は成功した例として全国に知れ渡っています。久米島町の高里久三町長らからその成功の秘密を探ろうというのが今回の目的でもあります。合併経過について細かく説明していただきました。

高里町長らが仕掛けたメニューのひとつが「海洋深層水」の研究と利用です。母体である沖縄県海洋深層水研究所を誘致することに成功し、一日深層水(612m・9℃位)13,000トン、表層水(15m・30℃位)13,000トンを利用して、ミネラルの豊富な深層水と温かい表層水を混合することで温度調整し、車えびやヒラメやトラフグや海ぶどうの早期成長、地熱をさました土壌でのほうれん草栽培などが行われていました。また沖縄米軍基地所在市町村活性化特別事業を使った海洋深層水体験交流施設「バーデハウス久米島」(海洋深層水温浴施設)も整備され、たくさんのお客様が詰め掛けているようです。海洋深層水研究所の周りには関連企業が誘致されていて、第2期の整備に入っています。

 そのほか、久米島紬、五枝の松など地元の名産・名物を上手に売り出しています。

1 合併経緯・成功の要因

○ 平成8年の住民発議を契機に両村で検討。平成14年4月1日に合併
○ 経済活動が島単位
(観光協会、農協、漁協は島にひとつ、商工会も合併)
○ 両村の職員の90%以上が久米島高校の同窓生
○ 県の積極的関与
(合併協議会の委員として参画)
○ 過去の破談の経験を踏まえ、庁舎の位置は合併後に決定

2 合併のメリット・合併後の課題

○ 28年ぶりに、純粋島出身の県議会議員の誕生(旧具志川村長)
○ 役場間の足の引っ張り合いがなくなり、島全体を考えた施策を展開
   Ex. 楽天の春季キャンプ誘致成功(キャンプ地は旧具志川村、宿泊は旧仲里村)
○ 行政のスリム化
   Ex. 2人辞めたら1人採用の計画。現在は財政難のため5年に1人採用
○ 電算システムの統合、新庁舎建設等の問題はあるが概ね順調。旧村単位の感情のしこりもなし。
◎ 現在の職員は250名であるが、適正な職員の規模は170〜80人。雇用の場の確保という要請もあるが、職員数の迅速なスリム化により合併効果を早期に発現させるための仕掛けが必要
cf. 議会議員の在任特例)

3 「三位一体の改革」による影響

○ 合併時には想定せず。交付税の大幅削減に伴う財政難のため、合併時に住民に約束した各種事業を中止したため、住民から約束が違うとの批判の声。
   Ex. 予算規模 M118億円→N91億円→O当初69億円
○ 公共事業の削減により、建設業界は厳しい(倒産の増加、自殺者も)

4 久米島の自立に向けた取組み

○ バランスの取れた産業構造
・ 農業
(サトウキビ、野菜)、漁業(車海老の養殖等)の振興
・ 観光業の発展
(町内総生産の約1/3、久米島マラソン等)
・ 久米島紬(国の無形重要文化財、500年の歴史)の振興
○ 県立「沖縄県海洋深層水研究所」を核とした産業振興
・ 各種企業の進出
(養殖業(海ぶどう)、化粧品会社等々) ← 現在は人手不足
・ 企業用地を企業のニーズに応じて段階的造成


12月7日(火)

●1100〜トロンショー2005/東京国際フォーラム

昨年もお邪魔した「トロンショー」が今年も開催されました。麻生大臣、今井副大臣と共に視察です。前回に比較すると電子タグの読み取り機が小型化され、また反応が大変早くなっていました。また展示されたメニューも充実されていて、ますますユビキタスネットワーク社会が近づいてきたと実感しました。

●1300〜税制小委員会/701

●1830〜トロンショー2005レセプション/東京會舘ローズルーム

「トロンショー2005」レセプションで総務大臣政務官としてご挨拶しました。

松本純総務大臣政務官挨拶

ただいまご紹介にあずかりました総務大臣政務官の松本でございます。

今般、「トロンショー2005」が開催されますことを心よりお喜び申し上げます。

さて、我が国においては、少子・高齢化社会の進展や生活の安心・安全レベルの低下など将来に向けて解決すべき多数の課題に直面しています。いつでも、どこでも、だれでも、何とでも、ネットワークを利用した情報の流通を可能とするユビキタスネット社会の実現は、我々が直面する様々な課題の解決に寄与できるものです。総務省では、これを2010年に実現するとの目標のもと、中長期ビジョンとして「u−Japan」構想を掲げ、その具体的な姿と実現方策等について検討を行っています。

また、研究開発プロジェクトとして、総務省では、身の回りのあらゆる物に超小型チップが組み込まれ、それらが国民生活をサポートし、一層便利で安全なものにするための通信技術等の研究開発を坂村先生の協力を得て、推進しております。坂村先生が最近の著書の中で、「ユビキタスは、関係者の連携の必要性が非常に高く、これからの10年の間に、産学官の連携戦略をどう作り上げるかが、日本がこの分野で世界に貢献できるかどうかのまさに瀬戸際である」と書かれています。日本が新しい技術で世界に貢献する道を探したいという坂村先生の強い思いを我々も共有し、総務省としても、本日お越しの関係府省と連携して、日本発のユビキタスネット技術の開発に強力に取り組んでいく考えです。

坂村先生にはユビキタスネット社会の実現に向けて、今後とも我が国のそして世界の情報通信関係者を叱咤激励して引っ張っていって頂ければと考えています。 最後に、お集まりの関係者各位の一層のご活躍と、今回のトロンショーが成功裏に行われることを祈念して、ご挨拶とさせていただきます。

 


12月6日(月)

●1530〜自民党神奈川県連各種団体懇話会

自民党神奈川県連の各種団体懇話会が開催され河野太郎会長からは、次期衆議院選挙に向けた決意表がなされ各種団体の支援と国民政治協会への協力要請がなされました。また当日出席した国会議員からも挨拶の機会があり、近況の報告をしました。

1800〜松本純と友好団体忘年会/ロイヤルパークホテル

日ごろよりご支援いただいている各種団体代表者の皆さんとの恒例の忘年会です。

麻生太郎総務大臣も到着され、主催者を代表し川本守彦氏から開会後挨拶。

東京からも国会議員が応援に駆けつけてくれました。左から今井宏総務副大臣、森英介衆議、藤井基之厚労大臣政務官。

小林温参議、有村治子参議、皆さんから激励のご挨拶をいただきました。

麻生太郎総務大臣からは特別講演。わが国のおかれている状況を再認識し、これからの国の在り方についてお話をいただきました。

最後に私からお礼のご挨拶、感謝をお伝えし、クリスマス特別プレゼントの争奪ジャンケンポン、そしてお見送りの私の歌で無事忘年会は終了しました。今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


12月5日(日)台風以上の強風

●講演で東奔西走

今日はすごい風が吹きました。横浜でも観測史上最大の秒速40メートルを超える風が吹いたそうです。今日は名古屋に午前中は入り、午後熱海へ入る講演三昧の予定です。しかし出発から大慌て。午前8時20分新横浜発の新幹線で名古屋に向かうつもりでしたが、強風によって新幹線の架線にビニールが巻きつき不通となっていたため、解除後も全列車が遅れていたのです。幸いにも私の乗る予定よりも早い時間の新幹線が遅れて入ってきたので、それに飛び乗ってしまいました。名古屋に到着したのは予定より10分程度の遅れで、10時30分スタートの第37回東海薬剤師学術大会の次第には間に合うことができました。11時に終了して会場を後に、再び名古屋駅へ向かい、12時1分発こだまで14時01分に熱海到着。14時30分からの埼玉県薬剤師会・薬剤師連盟合同研修会で講演し、懇親会にも出席しました。帰りは私の車が迎えに来てくれたのですが、今度は東名高速が不通。帰宅は深夜になってしまいました。


12月4日(土)

●0900〜「友好団体忘年会」の準備

12月6日(月)午後6時から「松本純と友好団体忘年会」が開催される予定となっており、その準備の最終確認です。ご登録いただいている各種団体の皆さんとの意見交換が目的ですが、間近かに迫ったクリスマスの雰囲気もかもし出したいやら、さまざまなアイディアが出て準備は超混乱。大丈夫かな?

●1800〜地元会合4件

県会・市会の議員忘年会にお邪魔しました。楽しい4件の各会合をはしごですから家に到着したら目の前がクラクラの状態でした。しかし、皆さんからたくさんのご意見をいただける機会がもっと欲しいですね。


12月3日(金)臨時国会最終日

●0800〜総務部会郵政政策小委合同会議/704

12月3日(金)午前8時から党本部704号室にて総務部会・郵政政策小委員会の第9回合同会議が開催されました。大野松茂総務部会長、川崎二郎郵政政策小委員長の挨拶があり、北岡修二郵政・総務専任部会長の進行で「郵政事業改革」について審議されました。第8回(12月1日)で「議論の整理」がなされたことを受けて本日は各議員から意見表明がなされました。全体の流れは「民営化の意味が明確でない」「郵政公社のままでいくべき」との意見が多く出され、まったく議論は進んでいない状況にあります。

●0900〜真の年金制度を進める議員の会/510

社会保険庁のあり方について勉強しました。「社会保険庁改革について」では「社会保険は国民の信頼があってこそ成り立つものであり、効率的で質の高い社会保険サービスの実現と国民の信頼回復に向けて、社会保険庁の抜本的な改革を推進」としており、早急な対策が求められています。この議論のために、@庁内の社会保険庁改革推進本部、A長官にアドバイスする最高顧問2名の設置、B長官の下に社会保険事業運営評議会設置、C内閣官房長官の下に社会保険庁のあり方に関する有識者会議を設置、来年の夏までに最終的な改革案をまとめる予定になっています。しかし、我々の勉強会では、社会保険庁解体、早急な対応を声高に主張しており、国民の信頼に応えるためにはゼロからの出発を求めています。

●1030〜総務委員会/第17委員室

今日は臨時国会最終日を向かえ、最終の委員会が開会されました。請願採択の処理と閉会中継続審査すべき案件について審議され10分ほどで総務委員会は終わりました。

●1040〜第49回簡易水道整備促進全国大会/砂防会館別館

午前10時から始まっていた簡易水道整備促進全国大会に遅れて到着。総務大臣代理として挨拶を述べました。わが国の水道普及率は96.8%に達しますが、今なお407万人の国民が水道の恩恵を受けていません。人口が増えないこと、また給水地域が山間部や人家の散在している地理的条件に恵まれない農山漁村のため建設コストも高額化していることなどから、財政力の脆弱な市町村ではその財源の捻出が課題となっています。総務省としてもできる限りの応援をしなければなりません。

●1130〜郵政事業懇話会総会/キャピトル東急

午前11時30分からキャピトル東急にて郵政事業懇話会総会が開催され出席しました。いよいよ郵政民営化の問題について党としても考え方を明確にしなければならない時期を迎えました。山口俊一事務局長の司会で、綿貫民輔会長の挨拶、亀井久興幹事長の提案がなされました。すでに総務部会・郵政政策小委員会合同会議にて取りまとめられた概要をもとに議論がなされました。私は次の会合が重なっていたため最終のまとめを聞くことはできませんでしたが、今日の雰囲気では恐らく郵政公社維持との答えになったのではないかと思います。後日確認します。

●1145〜日本看護連盟神奈川支部国会見学/901

神奈川県の看護士さん方が恒例の国会見学にお見えになりました。党本部の901号室で推薦された県下の国会議員が次から次へ顔を見せ、今の取り組み課題について国政報告を行いました。

●1200〜社会保障制度調査会医療委員会/702

引き続き「混合診療」についての議論です。今日は医師会、規制改革・民間開放推進会議、大学病院の三者がそれおぞれの立場で意見表明され、意見交換に入りました。三者がそれぞれ10分程度の説明になりましたので十分意図を伝えることはできなかったのかも知れませんが、それに対して議員側も相当勉強して臨んでいますので、白熱した意見交換の場になりました。私は、国民の安全安心を担保すること、医療費の高騰を抑えることが基本と考えており、特定療養費制度の改革と治験や新薬承認審査の期間短縮を目指していくことでこの問題は解決されると思います。

●1300〜本会議

本日は臨時国会の最終日です。日米交流百五十周年を記念し、日米関係の増進に関する決議案が採択され、小泉総理大臣から決議に対して最大限の努力をすると所信が述べられました。その後、300件を超える請願が採択され、河野議長から挨拶がなされ閉会となりました。

●1500〜横浜市要望/政務官室→大臣室

中田横浜市長が私の大臣政務官室へ来られ、横浜市からの「国の制度及び予算に関する追加提案・要望書」の説明と要望を受けました。三位一体改革の推進をはじめ大都市横浜にかかわる諸課題について真剣に取り組んでいる熱意が伝わってきました。その後、麻生総務大臣の時間がとれ大臣室へ表敬訪問。「生活保護負担割合の変更」があれば事務返上を辞さないとする中田市長に対し、大臣はなお流動的とし、もしそうなった場合の対応代替案の知恵を出すよう逆に要請されました。いずれにしても総務省は地方の味方の立場にありますので十分な情報交換も必要になります。


12月2日(木)

●0800〜治安対策特委/リバ4

治安対策についてその取組状況が各省庁から報告されました。その中で議員の「おれおれ詐欺」経験者からの報告があり、それも一人ではなく、何人かの方が実際に経験されているのに驚きました。私自身も「おれおれ詐欺」の電話を直接受けてしまい、倅の声にそっくりなことにあせった事を思い出してしまいました。確かに災難といえば災難かもしれませんが、最近では新潟の被災者の安否情報を悪用する手口も現れているとのことで、この卑劣な詐欺行為を許すわけにはいきません。徹底的に対策を講じていく必要があります。

●1030〜スペシャル・オリンピックス2005冬季長野大会支援議員連盟総会/第1-第三会議室

12月2日午前10時30分から衆議院第1議員会館第3会議室で「スペシャルオリンピックス冬季長野大会(2005)支援議員連盟」の総会が開催されました。小坂憲次幹事長の司会で始まり、河野洋平会長のご挨拶がなされ、今日に至るまで開催資金の話しばかりであったが、残すところ100日を切った今、大会の準備状況を聞き、我々のなすべきことを明確にしたい、と述べられました。このスペシャルオリンピックス(SO)の意義は国際的に広く認知されているところで、知的発達障害者がアルペンスキー、クロスカントリー、スノーボード、スノーシューイング、フィギュアスケート、スピードスケート、フロアホッケーの7競技79種目を競う大会です。世界約80ヶ国から約3,150人が集まる大会となる予定で、来年の2月26日の開会式に続き8日間の競技日程になっています。私達の応援は独立行政法人福祉医療機構法の一部を改正するという大変難しい法律改正を行い、助成することでしたが、その所期の目標通りに必要額を得ることが出来ました。しかし、まだまだ全体額には達しておらず、現在各種企業団体に支援のお願いをしているところです。もし、関心がありましたら、私の事務所までご連絡ください。手続などについてお知らせいたします。

●1235〜参議院倫選特委員会/参第8委員室

参議院の「政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会」が開催され、初めての出席のため、総務大臣、副大臣、政務官の挨拶がなされ、麻生総務大臣より先に実施された参議院選挙の報告がなされました。


12月1日(水)

●0900〜友好団体との忘年会打合せ

12月6日に予定されている恒例の「各種友好団体」との忘年会の準備が大詰めを迎えており、最終打合せをしました。殺伐とした時代にあるからこそ明るく楽しい会にしたいと考えています。今回は団体への案内でしたが、後援会全体にお声掛けする総会・セミナーは来年2月末頃に予定しています。どうぞお楽しみに!

●1800〜関東島原半島会/赤坂プリンスホテル

日ごろご指導いただいている久間章生先生の総務会長就任祝いを兼ねた会合にお招きいただきました。島原半島出身者500人を超える大会でした。私からのご挨拶は久間先生の日ごろの政治への取組みについてご報告することでした。

●1830〜神奈川県病院薬剤師会平成16年度冬季合同懇親会/横浜ベイシェラトンホテル

大遅刻になってしまいましたが、毎年ご案内いただいている合同懇親会に伺いました。医療制度改革や混合診療などが議論されている中で、会は盛り上がっていました。薬学教育6年生が平成18年からスタートしますが、その後の新薬剤師の受け入れ態勢なども今から考えておかなければなりません。これからの一年間が重要になってきます。


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