松本純の復帰奮戦記2003-05 |
2003(平成15)年5月 |
ウッドベースを引っ張り出しました |
5月30日(金)
●JR新杉田駅
今日も良い天気です。
チラシは作成して一週間ほどなのですが、SARS関連のニュースが次から次へと入ってくるために、すぐに古臭い「復帰奮戦記」になってしまいます。
もっとこまめに書き直さないとだめですね。
皆さんの反応は、あまり芳しくありませんでした。
5月29日(木)
●京急富岡駅西口
今朝もお天気は晴れ。
しかし、場所取りでM県議に先を越され、東口をあきらめ、西口へ。
今日もSARSについて、国政報告。特にトロントが一度対象地域から外れたのに、再度指定され、5000名もの隔離者が出ていることの驚きと、ロシアで初めての感染者が確認されたことについて報告しました。日本も安心していられない。
5月28日(水)
●京急能見台駅
今朝は良い天気で、さわやかでした。
駅頭では、SARSについて皆さんと共に認識を一つにしようと訴え続けました。しかし、ここも他の駅と同様で「もう、そんなことは知っとるわい」といった感じの方が多かったです。
皆さんが、いざというときに本当に適正な手続きを実行してくれたら良いのですが・・・。
台湾では、国民全員の体温測定をやるとか、ニュースが入ってきました。
5月27日(火)
●雨のため中止
能見台駅を予定していましたが、残念ながら今朝は雨のため中止しました。
5月26日(月)
●京急金沢文庫駅
今朝も雨が降り出しそうなお天気でした。気温も低く、ちょっと寒かったですね。駅頭はいつもの通り賑やかで、たくさんの方が通勤通学で慌しく駅に入っていきました。
報道によると、東京消防庁の出動回数が、先月から今月24日までで40回にも上ったそうで、救急隊員は、その都度防護服に身を固めて、緊張した面持ちで対応しているとのことでした。
「金沢区の中でSARSに関し、心配が生じたときははお手元の紙に書かれた連絡先へ!」と伝えると、チラシを取っていただけるようでした。皆さん心配しているのですね。
5月23日(金)
●京急金沢八景駅
今朝は曇り。今にも雨が降り出しそうでしたが、なんとかもってくれました。懸命にSARSのことを伝えるのですが、やはり関心はあまり高くないようです。チラシの受け取り率も低く、テーマを間違えたかなと、考えてしまいました。
しかし、万が一、金沢区で感染症が発生した場合には、早い発見と適切な対応によって2次感染拡大を食い止めることができるのですから、かってに直接病院や診療所に行かず、福祉保健センターに、まず連絡するといった基本的なことは是非伝えたいと思います。
5月22日(木)
●京急六浦駅
ようやく統一地方選挙も終了し、一段落したところで自分の早朝駅頭演説会を再開しました。
今日は、SARS問題について、国の対応と横浜市地元の対応について報告しました。反応はあまり良くありませんでした。身近な問題に感じていない様子です。しかし、関心のある人はわざわざ引き返してきて報告書を持っていっていただきました。
みんなで注意し、感染者が出ないよう、少しずつの努力で日本の安全を守りたいものですね。
5月19日(月)
●安倍晋三内閣官房副長官訪問
本日午後2時、初めて官邸に訪問しました。勿論事前に、訪問者の名簿などを提出し、当日を迎えるのですが、なんと言っても初めてのこと、どこが入り口かも分からずオロオロ。
以前は目の前に玄関広場が広がっていましたから、先が読めました。今は、一般道路から官邸入り口道路に入る時に身分証明、新たな官邸に向け坂を車で登ると、坂の途中に受付があり、そこで再び身分証明「2時に安倍副長官面会!前衆議院議員の松本純!同行者は○、○、運転手○!」「了解、承っております」と、写真のようなVISITORプレートが渡され、さらに車を進めます。登りきって左に曲がると右手に玄関口。また、そこで身分証明。ようやく玄関を入るとエレベーターに案内され5階へ。玄関口は3階でした。5階に到着すると、また守衛さんがいて、行き先を述べるとおもむろにドアの鍵を開けて中へ案内してくれる。すると目の前には広い廊下とガラス張りの中庭が吹き抜けで目に飛び込んできます。廊下壁側木製で、ドアだけがいくつか並んでいるシンプルなデザイン。副長官室の前に着くと、またまた鍵でドアを開ける要領。
久しぶりに安倍先生にお目にかかりましたが、お元気な様子。早速地元で私が取り組んでいるブルーリボン運動の取り組みを報告し、盛り上げにかけていることを報告しました。そして、国の取り組みとともに、地元からなすべき具体的な支援についてご指導いただきましたが、5人はもとより、当初の8人のことが心配でならない。それらを解決するために180の課題を抱え考えているので協力して欲しいとのことでした。そして改めて地元対策メニューが当方へ届けられることになりました。到着次第皆様にご報告します。
5月15日(木)
●久しぶりに 「党再生と復帰を期する会」(いわゆる落選議員の会)に出席
午後11時から自民党本部で開催された「党再生と復帰を期する会」(いわゆる落選議員の会)で、松永光会長(元大蔵大臣)らと久しぶりに会いました。古賀誠前幹事長の講演では、政党政治の仕組みが議院内閣制のくずれから崩壊に向かっているという危機感が伝えられました。また、各会員からの選挙区情勢報告や意見交換がなされました。しかし、元気が出るような良い話はあまり聞けませんでした。
その後、懐かしいカレーライスをご馳走になりました。自民党の政策会議は毎朝8時から始まりますが、食事の時間ももったいないとのことで、朝は生玉子、のり、焼き魚、味噌汁、ご飯の朝食、昼はカレーライスをほおばりながら会議を進めます。毎日のことですから、その当時は飽き飽きしていましたが、久しぶりだと懐かしいものです。
●大勇会
終了後、大勇会の例会にもお邪魔しました。メンバーの相沢英之代議士らと経済、金融、株価対策などについて議論されていましたが、即効性があるといわれる予算の前倒しや財投システムの活用などを小泉総理に提案しても政府サイドには理解されないとのことで頭を抱えていました。
河野太郎代議士も元気そうで、相変わらず威勢の良い発言を繰り返しているようです。若手の考え方が先輩方に理解を得られるよう、もっともっと頑張って欲しいと思います。
5月12日(月)
●ゴルフ大会無事終了
昨晩からの天気予報によると、月曜日は70%以上の降水確率。ほとんどあきらめ状態で翌朝を迎えましたが、なんと曇ってはいるものの雨は降っていないではありませんか。朝6時半に磯子カンツリークラブに到着すると、既に何人かのお客様も到着しており、お天気が持つようにと、お互いに祈りました。
結果、最後まで涼しい中で、雨にも降られず無事に終了。幸運に感謝です。
参加者は179名Wぺリア方式ハンディキャップ戦。男子優勝は福田和明さん(グロス85、ハンデ15.6、ネット69.4)、女子優勝は板山寿美江さん(グロス90、ハンデ15.6、ネット74.4)、ベストグロス賞は福田幸雄さん(アウト39、イン35、グロス74)でした。
いつもの通り、私は家内と共に6番ショートホールで全参加者をお迎え、思い出になる記念写真を皆さんと撮影しました。
5月9日(金)
●時局講演会延期
なんと統一地方選挙前から告知していた自民党神奈川県連主催の時局講演会が延期のため、本日は中止。なんでだよう!と怒るも、その日程を広告してしまった自分が愚かだったのか。
本日午後2時からロイヤルホール横浜で開催予定だったので、午後1時から看板のぼりを持って現地へ行った。もし、来場される方があったらお詫びをしなければ、と思って待機したのですが、やはりお客様がおいでになりましたね。一番乗りはちょうど午後1時にいらした女性。川崎からわざわざおいでになったそうだ。ただひたすらにお詫びし、連絡先を教えていただいた。
その後も、何人かの方がお見えになり、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
自分の主催だったら、どんな理由があろうとも開催しただろう。
情けないぞ、自民党。しっかりしろ。信頼は、小さなことの一つひとつの積み重ねだ!
5月6日(火)
●今日は 選挙用写真撮影日
こだわりのポスター写真に挑戦しました。今回は、「基本が大事」ということから、ウッドベースを引っ張り出しました。ベースは、曲の始めから終わりまで、休むことなく基本の音を刻みつづけなければ、ハーモニーは生まれません。社会の基本、経済の基本、政治の基本、当たり前のことを当たり前にやる、一番易しくて一番難しい「基本」に挑戦したい。もっとも、このアイデアが日の目を見るかどうかは疑問ですが・・・。(そんなポスター止めろ!または、面白いからやれ!など皆さんのご意見をください。)
5月7日(木)
●WHO、死亡率を大幅修正
7日、世界保健機関(WHO)は新型肺炎(SARS)の死亡率が14〜15%になるとする推計値を発表したそうで、特に65歳以上の高齢者の死亡率は高くなっているようです。日本も十分な対応策をとる必要があります。
5月5日(月)
●新型肺炎死亡率が7%突破
共同通信によると、死者は中国と香港を中心に461人、可能性例も含む感染者は6583人。世界保健機関(WHO)は5日、新型肺炎(SARS)で同日午後6時(日本時間6日午前1時)現在の世界まとめを発表、当初4%前後で推移していた死亡率は7・003%に達し、初めて7%の大台を突破したと伝えた。
新規感染者の85%は中国で、香港、台湾を加えると、新規感染者のほとんどがこの地域に集中しており、WHOの担当官によると、今後も死亡率は上昇すると予測しているそうだ。
日本ではまだ報告がないが、いざというときにどこまでの対策が取れる準備が進んでいるのか危機管理体制を 検証してみたい。また国が警告しているように今は不要不急の旅行は差し控え、日本にウイルスを持ち込まないよう私たちも注意しなければならない。
SARSとは
新型肺炎は英語で「SARS (Severe Acute Respiratory Syndrome)」とう。日本語では「重症急性呼吸器症候群」。急に肺などの呼吸器が重い病気になるコロナウイルスには、人間にうつるものや動物にうつるものなど4種類があるが、人間に感染するコロナウイルスは、「鼻かぜ」のような軽い風邪を引き起こすもの。ところが、今回の肺炎の原因の新型コロナウイルスは、重い病気を引き起こす。WHO(世界保健機関)は、このウイルスに「SARSウイルス」という名前をつけた。感染してから発病するまで2日から7日程度かかる。「致死率」は、5%程度だと考えられています。いまのところ、「この薬を使えば治る」とか、「この薬で予防できる」とかいうものはない。専門家が、ワクチンを作るための研究を進めている。
5月3日(土)
●憲法記念日に思う
皆さん、こんにちは! 松本純です。
今日は憲法記念日。
私は1947年に制定された日本国憲法は、双方の主張を盛り込むための努力がなされたと聞いていますが、基本的には押し付けられた憲法と言わざるを得ないと思っています。
すでに半世紀以上経過し、時代は変わりました。
同じ敗戦国であったドイツは51回、アメリカは18回、そしてフランスが17回の憲法改正を行っているのですから、わが国も、押し付け憲法から自主的に改正した憲法を作り上げる時期に入っていると思います。
特に今日のTVなどでは第9条について、時代と現実に合っていないとの意見が多く聞かれたように感じます。
一方、国民投票法もできていないのに、多大なエネルギーを費やして、実態が変わらないのであれば、他の重要課題の処理に力を注ぐべきとの先輩国会議員の意見もあります。
しかし、一番の基本事項を問題先送りにすべきではないと私は思います。
わが国とわが国民の生命・財産をしっかり守ることができる自立国家を目指し、大いに議論すべきです。
皆さんはどのようにお考えですか?
日本国憲法
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を祈念し、人類相互の関係を支配する崇高な理念を深く自覚するものであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
第1章 天皇
第1条【天皇の地位・国民主権】
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
第2条【皇族の継承】
皇位は、世襲のものであって、国会の決議した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。
第3条【天皇の国事行為に対する内閣の助言と承認】
天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。
第4条【天皇の権能の限界、天皇の国事行為の委任】
@天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。
A天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。
第5条【摂政】
皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。この場合には、前条第一項の規程を準用する。
第6条【天皇の任命権】
@天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
A天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。
第7条【天皇の国事行為】
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
1.憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
2.国会を召集すること。
3.衆議院を解散すること。
4.国会議員の総選挙の施行を公示すること。
5.国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
6.大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
7.栄典を授与すること。
8.批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
9.外国の大使及び公使を接受すること。
10.儀式を行ふこと。
第8条【皇室の財産授受】
皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない。
第2章 戦争の放棄
第9条【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】
@日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を確実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
A前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦
権は、これを認めない。
第3章 国民の権利及び義務
第10条【国民の要件】
日本国民たる要件は、法律でこれを定める。
第11条【基本的人権の享有】
国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
第12条【自由・権利の保持の責任とその乱用の禁止】
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを乱用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
第13条【個人の尊重・幸福追求権・公共の福祉】
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
第14条【法の下の平等、貴族の禁止、栄典】
@すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
A華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
B栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。
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・(省略)
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第9章 改正
第96条【改正の手続、その公布】
@この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
A憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。
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・(省略)
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第103条【同前―公務員の地位】 ← 最終(前文+第1章〜第11章第103条)