総務大臣政務官室2004

2004(平成16)年7月

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7月31日(土)

●0545〜平成16年度夏季巡回ラジオ体操会/南足柄市体育センター

いよいよラジオ体操の本番です。朝3時起きで準備し、4時に横浜を出発しました。さすがにこの時間ですと車は空いていて40分余りで南足柄市の会場に到着しました。少し時間があるので周辺をドライブしましたが、台風10号の余波でしょうか、雨が急に降ったり止んだり。その中でスタッフの皆さんは、駐車場の案内や道案内に汗を流しておられました。午前6時頃から式典が始まり、主催者を代表し総務省として挨拶をさせていただきました。南足柄市体育センター開設20周年の記念事業として実施されたラジオ体操会は、郵政事業の簡保が健康増進を目的に昭和3年に開始したそうで、それからながきにわたって国民に愛され続けているます。挨拶の後、事前説明が行われて6時30分にはNHKラジオ放送がぴったりスタートしました。わずか10分程度の放送でしたが、参加者は2,000人を超えていたそうで、準備のために取り組んできた皆さんも大盛会に満足されたことでしょう。朝ご飯を皆さんと一緒に食べて、横浜に向かいました。


7月30日(金)

●0830〜第160回臨時国会開会/登院手続

今日から臨時国会が始まりました。国会議員の選挙が終わった後の最初の国会初登院のときは、普段天皇陛下しか通れない正面正門が開けられ、そこから議事堂の正面玄関に向かいます。その間、新聞記者やマスコミ関係者がお目当ての議員を待ち伏せしています。私のときは誰も袖を引いてくれませんでしたが・・・。初登院のコメント取りが終わるといよいよ正面玄関から議事堂に入り、バッジを胸につけてもらう儀式があって、そこからメンバーとしての活動が正式に始まります。

●1230〜両院議員総会・代議士会・本会議

午後12時30分からはまず両院議員総会が開催されました。これは国会が召集されたときに冒頭1回だけ開催される全体会議です。その後は衆参別々に開催され、衆議院の場合は代議士会と呼ばれています。両院議員総会会長には山東昭子参議院議員が選出され、小泉総裁から選挙を振り返り、国民皆さんの声をしっかり受け止めながらも、小泉改革をさらに進めていかなければならない、と協力が求められました。そして、初めて当選した参議院議員が全員の前で紹介されました。


7月29日(木)台風10号

●1010〜第25回総務大臣と指定都市市長との懇談会/赤坂プリンスホテル

午前10時10分から赤坂プリンスホテルにおいて標記会合が開かれ、麻生総務大臣が指定都市市長会松原武久会長(名古屋市長)から「骨太方針2004を踏まえた三位一体改革の推進に関する指定都市の基本的な考え方」(提言)を受けとりました。そして各13指定都市の市長さんからそれぞれご意見をいただき、いよいよ平成17年度の予算編成に入っていくことになります。

●1150〜第19回内閣総理大臣と都道府県議会議長との懇談会/総理大臣官邸

今日は忙しい。その後11時50分に総理官邸に飛んでいって、都道府県議会議長らとの懇談会に出席しました。我が神奈川県からも新堀典彦議長が出席されました。特にペーパーは用意されておらず、小泉総理の挨拶、全国議長会上田信雅会長(富山県議会議長)の挨拶に続き、各議会議長から三位一体改革関係、その他に分けてフリーディスカッションになりました。各地域でそれぞれの問題を抱えていますが、基本的な「地方にできることは地方に」「税財源も一緒に移譲する地方分権」の骨子については理解をいただいている様子でした。

●1415〜省議/総務省7F省議室

午後2時15分からは総務省省議室で、省議が開催されました。議題は平成17年度の総務省所管予算概算要求(案)の概要及び平成17年度総務省重点施策(案)で、いずれも了承されました。総務省の重点施策は@行政改革の推進、A真の分権型社会の実現、B電子政府・電子自治体の推進、Cユビキタスネット社会(U−Japan)の実現、D郵政事業改革の推進、E国民の安心安全の確保です。

●1435〜インド視察報告の後、ラジオ体操練習/総務大臣室

麻生大臣に過日のインド報告を行いました。今後の日本の進めようとしているアジアブロードバンド計画を成功させるためにもインドと連携していくことの重要性が再認識されました。
終了後、間もなく実施されるラジオ体操の会の練習が、なんと大臣室で行われました。先生はNHKの体操のお兄さんとお姉さん、生徒は麻生大臣、田端副大臣、そして私。ラジオ体操第1だけでなく第2とみんなの体操の三種類。汗だくで練習しました。


7月28日(水)晴れ

●1000〜情報通信審議会/答申を受ける

午前10時から総務省第1特別会議室で情報通信審議会が開催され、10時30分に田端副大臣と共に入室し、デジタルへの取組みに関する諮問に対する答申を受けました。


7月27日(火)晴れ

●1100〜長陽村の町づくり/今村輝昭村長

熊本県視察の二日目は長陽村です。「坂本善三美術館」を見た後、長陽村役場を訪問しました。今村村長が熱心に取り組んでいるのは美術館町づくりで、「葉祥明美術館」「阿蘇大野勝彦美術館」を拝見しました。魅力的な立地とその芸術がマッチしお客様が殺到している理由が理解できました。


7月26日(月)晴れ

●1200〜熊本県到着/潮谷義子熊本県知事と打ち合わせ

今日も出張です。朝9時45分羽田発JAL1805便にて熊本空港へ飛びました。11時25分に空港へ到着し、ただちに知事との懇談会場へ移動。お目に掛かった潮谷義子知事からは熊本県の市町村合併の様子や三位一体改革の影響などについてご意見を伺いました。特に県内の特産品や市町村が取り組んでいる町づくりの具体の例をスミからスミまで承知していらっしゃったのには驚きました。またシンポジュウムの準備も順調に進んでいるようで、まさに時代が大きく変わる節目を正面から受け止め真剣に取り組んでいる姿を拝見しました。

●1330〜市町村合併をともに考える全国リレーシンポジュウム2004/挨拶

会場は熊本テレサ。私の挨拶ではいよいよ押し詰まった合併に小異を捨て大同につく高い政治判断で積極的に推進して欲しいこと、そして三位一体改革についても麻生総務大臣は3兆円の税源移譲を明言されており、各団体の意見を取りまとめ地方から補助金等削減案についての回答を待っている状況にあり、力を合わせて21世紀の国の形をつくり上げていきたいと訴えました。その後、関西学院大学の小西砂千夫教授の基調講演に続きシンポジュウムが開催されました。

●1545〜小国町の町づくり/宮崎暢俊(のぶとし)町長

小国町は「ゆうステーション」、「小国ドーム」、「小国ウッディ協同組合」の取組みについて視察させていただきました。


7月19日(月)〜23日(金)

●インド電気通信次官と最終調整/インドへ公務出張

麻生総務大臣は8月に第1回ASEAN+3(日中韓)電気通信及びIT担当大臣会合にて、インドの通信情報技術大臣と共同声明(協力文書の取り交わし)を発表する運びになっており、その事前打ち合わせのために、総務大臣政務官としてインド電気通信次官兼電気通信委員会議長のヌリペンドラ・ミシュラ氏と会って、8月に両大臣が署名できるように協力文書の内容を最終確認してくる外交交渉が役目となります。

●7月21日/デリーにてインド通信・IT省ミシュラ次官との会談

7月21日、インド・ニューデリーにおいてインド通信・IT省のミシュラ電気通信次官と会談。日印間のICT(情報通信技術)協力の合意文書の内容につき、意見交換を行い、概ね共通認識に至ることができました。今後は、8月のASEAN+3電気通信IT担当閣僚会合の日程を目指し事務的に細かな調整を行うこととなります。

また、会談中、私からは日本のICTの現状および総務省が中心となって進めている「アジアブロードバンド計画」の概略、進展状況について説明しました。ミシュラ次官からもインドのICTの現状につき説明がありましたが、今後、ブロードバンドの普及を目指すなかで、ブロードバンド先進国である日本の政策から多くを学びたいという発言がありました。人口10億人を擁し、21世紀の大国ともいわれるインドは、高度なICT専門家を多数輩出するICT人材大国でもあり、これから日印のICT分野での協力関係を強化することは両国だけでなく、アジア全体の発展につながるものですから、今回の会談が1つの礎となってくれれば、と願っています。


7月16日(金)晴れ

●1800〜テレビゲームとデジタル科学展開会式/挨拶・テープカット

午後6時から国立科学博物館で行われる「テレビゲームとデジタル科学展」の開会式に先立ち科学展の内容を拝見しました。上の写真の左にあるよう巨大な五円玉のようなものが最初のディスクドライブです。テレビゲーム開発の歴史を見てくると、最後はなんとゲームとユビキタスネットワークの融合がテーマとなっていました。時代の流れは本当に速いものです。様々な夢に挑戦していっていただきたいですね。午後6時からは開会式が行われ総務省を代表して私からご挨拶させていただきました。引き続きテープカットが行われ90日間の科学展がスタートしました。


7月14日(水)

●1315〜青森県議会議員から陳情/政務官室

今日の午後1時過ぎに江渡聡徳代議士とともに総務企画委員長の中谷純逸県議をはじめ青森県議会議員の皆さんがお見えになりました。三村申吾青森県知事、山内和夫青森県議会議長の名前での要望書を受けました。三位一体改革について、特に市町村の予算を予想を越える一方的な大きな削減はしないで欲しいとの陳情です。本年度の予算編成については決定の時期が遅かったことから、各地でそうとうの混乱を起こしてしまいました。今回は麻生太郎大臣のいわゆる「麻生プラン」にのとって実施して欲しい旨のお話でした。当然、総務省も混乱することを求めている訳ではありませんので、大臣の指示のもとしっかりやっていきたいと考えています。

●1330〜第3回総務省電子政府・電子自治体推進本部/省議室

午後1時30分より省議室において標記会議が開催されました。麻生大臣から挨拶がなされ、今後の電子政府・電子自治体推進方策について説明を受け、意見交換がなされました。2005年の世界最先端のIT国家実現に向け、当推進本部として、@住基ネット、公的個人認証サービスの普及、Aオンラインによる行政手続の利用率アップ、B基盤・環境整備等の推進を三つの柱として取り組むこととし、その成果について、C諸外国との比較分析等により定期的にレビューすることとする、と方向性が示されました。


7月13日(火)

●1200〜大臣政務官会議/総理官邸

久しぶりに官邸での大臣政務官会議に参加しました。皆さん選挙疲れも見せずに、今後の政権運営に熱心に取り組んでいます。この会場はいつもの地下1階ではなく、3階か4階にあたりますが、玄関のフロアからのぼりのエスカレーターで会場に着きました。すでに会議は始まっておりましたが、しっかり昼ご飯も頂戴しました。


7月8日(木)

●0832〜愛知県出張/日本オラクル・地方自治とデータベース

本日午前8時20分の新幹線で名古屋に向かいました。午後1時から日本オラクル樺部支社にて小笠原誠支社長から、e−Japanに関連し、公会計改革の動向と電子政府・電子自治体戦略会議への取組みなど、システムを提案する側の立場のご意見を聞かせていただきました。積極的な取組みを進めていることと、スタッフの皆さんが大変若いことにお驚きました。特に自治体が単式簿記から複式簿記に切り替えることは大変重要です。その機会を捉えて新しい財務会計システムを構築していくことに、ぜひご尽力賜りたいと思いました。それにしても名古屋の夏は暑いですね。


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