幹事長室2007

2007(平成19)年10月

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10月26日(金)

●0700〜第46回早朝駅頭演説会/京急屏風浦駅

残念ながら雨のため中止・順延となりました。今月中に全駅終わることは出来なくなりました。

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

伊吹文明幹事長から、まずはじめに昨日の全国幹事長・政調会長会議の概略について報告がなされました。そして国会運営については、「政治資金、新テロ特措法に関わる付随的な諸問題、薬害肝炎等について、国民に誤解を受けるような答弁、言動によって、問題が出ることがないように、お互いに慎重にやっていただきたい」と述べました。引き続き大島理森国対委員長からは、「与党として、しっかりと防衛省のあり方を正していきたい。党首討論は31日(水)に実施する。政治資金については政党間協議を申し入れ、持ち帰っているが、さらにお願いをしたい」と報告がなされました。次に笹川堯衆院議運委員長から「今日10時半から理事会を行う。野党が出席するかどうかはわからない」との報告がありました。次に鈴木政二参院国対委員長から「同意人事は今までのルールに従ってやっていきたい。これは参議院だけの問題ではない。衆参両院国会の問題であるので、参議院だけ、参議院議運委員長の意向だけで左右されるものではないだろう」との発言がりました。次に世耕弘成参院議運筆頭理事から「11時から理事会を行う。議員立法について協議していく」との報告がなされました。次に谷垣禎一政調会長から「昨日の全国幹事長・政調会長会議を踏まえ、地方での声を政策に反映させる。地域活性化特命委員会(野田毅委員長)でアンケートを出しているが、そういったことも参考にしながら、今後工夫をしてきたい」また、「道州制調査会の審議がある程度方向性が出てきているので、総裁の直属機関に格上げしていきたい」との報告がありました。そして武部勤党改革実行本部長からは、「民主党案を検討して、真面目に成立させるかどうかをうかがうために、いろいろ質問したが、今のところ特段ご返答はない。そして、自民党は1円以上の領収書をつけるという方針なので、どうしたらそのようになるのか、どれだけの負担を国民が甘受されるのか、そのことを含めて、政党間協議の場で協議したいと言っているのにも関わらず、はかばかしい返事がないということは、民主党がこの法案を提出する意思があるのか疑わしい」との報告がありました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

細田博之幹事長代理の報告で副幹事長会議が始まりました。昨日の全国幹事長・政調会長会議について、大阪市長選挙について、選挙対策委員会活動状況について、同意人事案件について、などが議題となりました。現在の国会の運営状況は野党側が協議にのってこないケースが多いようで、同意人事の承認方法や政治資金規正法改正内容などさまざまな案件が前に進みません。それぞれの担当者は本当に困っていますが、これが参議院選挙に負けた当然の報いなのでしょうか・・・。


10月25日(木)晴れ

●0930〜全国幹事長政調会長会議/グランドプリンスホテル赤坂

全国の自民党都道府県連の幹事長・政調会長・事務局長が一堂に会し、昨晩は懇親会が開催されましたが、今日は二時間の予定で会議が開催されました。細田博之幹事長代理の司会により開会され、まずはじめに福田康夫総裁から「参議院選挙の大敗から反省し、国民の目線に立った政治を進めていく。衆参ねじれ現象の情勢は長期間続く。よって新しい政治の道筋を立てることが必要だ。この新しいルールを作ることが私に与えられた大きな使命の一つ。理解と協力を願う。」との趣旨の挨拶がなされました。そして伊吹文明幹事長、二階俊博総務会長、古賀誠選挙対策委員長、尾辻参議院会長、山崎参議院幹事長から挨拶がなされた後、谷垣 禎一政調会長から政策全般について考え方が示されたのち各担当役員から、政治と金、新テロ特措法、地域再生、組織強化、広報活動についてその取り組みが紹介されました。


10月24日(水)晴れ

●1730〜全国幹事長・政調会長会議懇親会/グランドプリンスホテル赤坂

明日開催される全国幹事長・政調会長会議に出席するために、全国の都道府県連から幹事長・政調会長・事務局長がいっせいに上京して来られました。今夜は福田総裁をはじめ党幹部の皆さんとの懇親会です。


10月23日(火)晴れ

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

伊吹文明幹事長からは、昨日の役員会で福田総裁から政治家が信頼を失うような疑念をもたれないよう、またテロ新法は是非宜しくと、国会審議が進むよう与野党調整が求められたとのこと。また政治資金規正法については与党案がまとまってきたので国対で今後の協議の場を調整中。消費税の話があちこちで出ているが、議論を積み重ねる次期がバラバラのままマスコミ報道され混乱しているように思うのできちんと整理された話が国民の皆さんに伝わるよう注意して欲しいと各般の報告がなされました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

細田博之幹事長代理からは大阪市長選挙について報告がありました。応援の体制作りも必要になりそうです。また、一部予備選挙が実施されるような話が流れているが、それはうわさレベルの話で混乱しないよう、基本的にはその後の本選挙にしこりを残さない方法をとるべきと考えていると注意がありました。

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議〜1450/本会議場

代議士会では本日の本会議の流れについて説明があり了承されました。特に他の発言はなく、本会議に移りました。今日は日程がすれ違いで、会う機会のない麻生太郎先生と本会議場裏のトイレの前でバッタリ遭遇。今日も本会議後、地方へ講演に行かれるそうです。
本会議ではまずはじめに「テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案(内閣提出第六号)」の趣旨説明が行われ、各党から質疑がなされました。今後は委員会に審議の場が移されることになります。


10月19日(金)雨曇り

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

厚生労働委員会と日程が重なったため欠席しました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

10時に開会された副幹事長会議には間に合いました。各委員会がいっせいに開会されたため、ご覧の通り副幹事長は欠席者が多くいました。今日の議題は政治と金の問題についての取り組み状況の報告、国会人事についての審議のあり方、神奈川県多選禁止条例の成立を受けた全国自治体のあり方についてなどが議論されました。


10月18日(木)曇り晴れ

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場

今日は人事案件、決算監視行政委員会報告の二件について審議されました。人事については議長指名が了承され、委員会報告は賛成多数で了承されました。なんとなく元気の無い本会議でした。これからの新テロ特措法の審議などが活発に行われ、国会審議を通じて国民の皆さんにその本質を伝えることが出来るのか心配になりました。

●1500〜行政改革推進本部総会・規制改革委員会合同会議/702

なかなか厄介な課題が議論されました。議題は「公共サービス改革基本方針の改定について」です。役所で行っている行政サービスを官民が競争入札で請負、コスト削減・サービスの向上を図ろうとする考えが形になりました。平成18年6月2日に公共サービス改革法案が公布され、平成19年10月の基本方針会提示には49事項が対象事業になっています。施行状況を見ると入札済みの8事業では、従来の実施に要した人員約1,350人(常勤約340人)、従来の実施に要した経費約65億円が、民間事業者の落札価格約25億円になってることなどが報告されました。意見が出されたのは、包括的に落札することが出来る業者となると小さな業者の参画が困難、また、これにより本体の人員削減につながらなければ意味が無いことなどでした。


10月16日(火)雨曇り

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

伊吹幹事長からは参議院の予算委員会が終了後、直ちにテロ特措新法を提出する予定で重要な時期を迎えていることが報告されました。政治資金についても武部党改革実行本部長のもと与党協議を進めていただいているが、民主党が法案を提出したら即座に対応できるよう準備を進めていただきたいとのことでした。また浅野人事局長からは情報調査局次長等の人事報告がなされました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

副幹事長会議では次期衆議院選挙の準備も進められています。現時点での空白区、コスタリカ、復党関係など選挙区事情について調査が始まりました。全体の300という選挙区を見ると、その特殊事情は一部に限られ、全体的には現支部長がしっかり自分の選挙区を守りきることが求められます。常在戦場といわれる衆議院の解散総選挙に向けて、徐々に緊張が高まってきています。


10月12日(金)晴れ曇り

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

伊吹文明幹事長からは、@衆議院予算委が終わり来週からは参議院に移ること、A政調会にテロ特措新法の提出の手続きを急ぐよう支持あり、B10月25日(木)に全国幹事長・政調会長会議を開催すること、などが報告されました。その後、各役員からそれぞれの取り組みについて報告がなされました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

副幹事長会議では細田博之幹事長代理が中心となって、古賀誠選対委員長と副幹事長が協力して行っている自民党各都道府県支部連合会訪問の取り組み状況について確認がなされ、今後の活動方針について協議されました。また、政治資金の問題で1円以上の領収書の添付提出と公表方法について議論が進められていることが報告されました。


10月10日(水)曇り晴れ

●1900〜幹事長室懇談会/ANAホテル東京

伊吹文明幹事長のお招きで、副幹事長との懇談会が開催されました。一期一会という言葉をかみ締めながら、我が党の置かれた窮状を克服するために一致団結して頑張っていこうと誓い合いました。 私は伊吹幹事長の隣の席に着きましたが、幹事長の健啖ぶりに驚かされてしまいました。もとより美食家であることは、10年前に山椒の花なべを幹事長にご馳走になって以来よく承知しておりましたが、食べるスピードとアルコールを飲むスピードの速いことにもびっくりしました。しかもお酒の話も食べ物の話も、当然政治についての話についても大変広い知識を持っておられ、隣りでその話を聞いているだけでも儲かってしまいます。大変ご馳走になりました。感謝!


10月9日(火)雨

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

先週、総理所信表明演説及び代表質問が終了し、今日から予算委員会が始まり本格的な国会審議が始まりますが、伊吹文明幹事長からは如何なる状態にも対応できるチーム自民党として取り組んで欲しいと挨拶がなされました。引き続き党紀委員会メンバーほか人事案件の報告、国対報告、地域活性化特命委員会、第5回国際政治・外交論文コンテスト開催実施要綱、海上自衛隊補給活動特集自由民主号外の説明などがありました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

自民党ばかりではなく民主党小沢党首の政治資金問題など、いわゆる「政治とかね」の問題が次から次へとマスコミにより追及されています。各党でその解決策を盛り込んだ改正法案の検討がなされていますが、その取り組み状況などについて確認がなされました。また、古賀誠選対委員長とともに林幹雄筆頭副幹事長が千葉県で地方行脚のスタートを切るとのことでした。


10月5日(金)晴れ

●0930〜役員連絡会/院内総裁応接室

伊吹文明幹事長の報告は国対の代表質問状況、来週からの予算委員会を迎えるに当たって心一つに、またテロ対策新法、政治資金規正法改正案などの与野党協議を大切に頑張ろうと呼びかけました。浅野人事局長からは国際局次長、財務委員会委員、女性局次長、青年局次長、政務調査会審議委員などの人事が発表されました。また古賀選対委員長からは委員が決定し今日第1回会合を開催することが、そして谷垣政調会長はテロ対策新法については党の部会でも議論し方向性を確認していきたい旨の報告がなされました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

副幹事長会議では、幹事長室と選対委員会の連携方法について詳細な打合せが行われました。連携をとって具体的な動きについては手足のある幹事長室が協力していくことになると細田幹事長代理から説明がなされました。

●1200〜第1回選挙対策委員会/党本部選対委員長室

私は為公会を代表して選対委員に選出されました。いつか、300ある小選挙区あるいは比例代表での公認決定を行う時期を迎えます。それまでの間、各選挙区の状況をしっかり把握して準備を進めなければなりません。古賀委員長からは、「衆参逆転の厳しい状況。我が党の命運を賭けた総選挙になる。政権政党として公明党と共にその責任を果たさなければならない。選挙勝利には挙党体勢が作り上げられるかだ。伊吹幹事長と連携をとり、おのれを捨てて国民の期待に応えよう。」(要旨)と挨拶がなされました。
▼メンバー
(委員長)古賀 誠
(委員長代理)細田博之
(副委員長)菅 義偉
(委 員)佐田玄一郎(総括)、保岡興治、村上誠一郎、石原伸晃、中山成彬、村田吉隆、江崎鐵麿、遠藤利明、西川公也、松本 純、佐藤昭郎、市川一朗、谷川秀善
以上16名


10月4日(木)晴れ

●1345〜代議士会/第14控室→●1400〜本会議〜1640/本会議場

今日の本会議は昨日に続き、公明党の太田代表はじめ各党代表による代表質問が行われました。


10月3日(水)曇り

●1000〜政治倫理審査会/議長応接室

政治倫理審査会の委員長等の互選が行われました。玉澤会長の辞任に伴い空席になっていた会長職を決定しなければなりません。片山さつき幹事が暫時進行役を務め、選挙を省略して愛知和男氏が選出され、その後会長から幹事が指名されました。あまり出番のないほうが良い審査会なのですが、政治の信頼を勝ち得るためにさまざまな難問を解決していかなければならない重要な仕事になります。

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議・代表質問〜1630/本会議場

一昨日の総理所信表明演説に対する代表質問が行われました。民主党の鳩山、自民党の伊吹、民主党の長妻、以上各氏の質疑が午後4時20分頃まで続きました。特に驚いたのは、民主党の長妻氏が短くまとめた質問を70項目以上連発したことです。その一つひとつに福田総理は丁寧に回答されていましたが、あまりにも質問項目が多く、その答えを次から次へ聞いているだけでは一体何を主張されたいのか、質問者の意図が分からなくなってしまいます。所信表明演説に対する質疑ですからもっと国家観などの議論が聞きたいなと思いました。


10月2日(火)曇り雨

●0930〜役員連絡会/院内総裁応接室

今日の役員連絡会で伊吹幹事長は、厳しい国会運営を乗り切るために誠意を持って野党対応をしていかなければならないこと、また政治と金の問題については具体的な真面目な取り組みが国民に見えるよう努力されたいと指示されました。そして浅野人事局長からは政調会役員人事を総務会に提出する旨の報告がなされました。武部党改革実行本部長からは政治家に対する税務署のような組織を作る必要性を与党内で議論していることが報告されました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

引き続き開会された副幹事長会議で細田代理は、・政治と金の問題対策について・代表質問への応援要請・国対日程についてそれぞれ報告がなされました。その後幹事長が入り、選対のあり方について議論されました。


10月1日(月)雨曇り 総理所信表明演説

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議・総理所信表明演説/本会議場

いよいよ今日から臨時国会の論戦が再開されることになります。代議士会では今日の本会議の議事次第について報告があり、了承されました。本会議場に移動して、大きな拍手で迎えられた福田総理大臣の所信表明演説に耳を傾けました。はじめに、自民党総裁選挙の実施に伴い国会運営に迷惑をかけたことを国会議員・国民に詫び演説が始まりました。国会運営について、政治と行政に対する信頼の回復、信頼できる社会保障制度の整備、国民の安心・安全を重視する政治への転換、子育てを支える社会の実現、改革の継続と安定した成長、いわゆる格差問題への対応、これからの環境を考えた社会への転換、平和を生み出す外交、そして「自立と共生」の社会に向けてを訴え結びとしました。


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