幹事長室2006

2006(平成18)年12月

トップへ 目次へ 前のページへ 次のページへ

12月25日(月)曇り

●1400〜幹事長室当番/院内幹事長室

この部屋は自民党本部の幹事長室です。今日は朝9時から当番なのですが、ちょっとサボって午後2時ころ幹事長室に到着しました。近江屋副幹事長がすでに到着しており明日から中川幹事長が外遊に出発しますので、留守中の対応方法などについてしっかり準備を進めていました。国会が終了して地元にお帰りのようで、議事堂や議員会館などには国会議員の顔はあまり見かけません。幹事長と相談事のある逢沢一郎議運委員長や佐田玄一郎大臣が訪問され、慌しく個別面談を行っていました。午後3時10分に当番終了を小幡都さんに告げ会館事務所へ移動しました。


12月19日(火)晴れ 国会閉会、麻生派旗揚げ

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

今国会最終日を迎えました。自民党の役員連絡会も今年最後の会議になりました。今国会では教育基本法が半世紀ぶりに改正されたり、防衛庁の省昇格が決定したり、大変大きな変化のあった国会といっていいのではないでしょうか。昨日の役員会で安倍総理から歴史の潮目となる実りの多い国会だったとして感謝の言葉が述べられたと幹事長から報告がありました。また安倍政権初めての国会、各種選挙に一丸となって取り組んでくれた役員連絡会各位に幹事長から感謝・お礼が述べられました。今後役員連絡会は新年1月9日からスタートすることになります。なお、12月17日投票の和歌山県知事選で見事に当選を果たした仁坂吉伸氏がお礼に訪れました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

安倍政権下で30を超える各級選挙が実施されたが、副幹事長の皆さんの自主的・自発的協力により大きな成果を上げることができた、と中川秀直幹事長からねぎらいの言葉をいただきました。そして年を明けると来年も愛媛、宮崎、愛知、北九州と各級選挙が目白押しになっており、特に4月に行われる補欠選挙は参議院選挙を占う大変重要な闘いになる、わが党が結束してこれらに取り組んでいかなければ日本の未来はない、と幹事長から檄が飛ばされました。来年は1月9日からスタートするが、休みの間の連絡体制をしっかりとっておくよう指示がありました。

●1100〜党改革実行本部公募制度小委員会/702→●1130〜党改革実行本部総会/701

参議院議員選挙を来年迎えますが、空白区への候補者擁立について公募制度を活用することで意見は一致し、その手続きなどについて審議され、詳細な詰めが行われました。

●1315〜「臨時国会、お疲れさん!」/幹事長室

小泉前総理と武部前幹事長が幹事長室に激励に訪れました。オーラは変わらず、しかし終始にこやかに。

安倍晋三総理はじめ塩崎恭久官房長官らが無事に国会閉会し、御礼のために幹事長室を訪問され、全員と握手し感謝の言葉を述べられました。


12月18日(月)晴れ

●1800〜中川幹事長主催懇親会/赤坂プリンスホテル

今日の主役は自民党の職員の皆さんです。中川秀直幹事長はじめ自民党国会議員らがホスト役になり、職員の皆さんをねぎらうのが目的なのです。くれぐれも趣旨を誤解しないように事前に説明がありました。しかし、こんなに細かく指示を受ける議員もいませんから、会場内の様子は逆に、政治家の方がお客様になってしまっているような様子になっていました。今年一年の総裁選をはじめとする様々な取り組みや、来年の統一地方選挙、参議院議員選挙に向けての準備などみんなで力を合わせて頑張らなければなりません。国民の信頼を得る自民党づくりに執行部の一員として私も頑張ります。


12月16日(土)曇り雨

●1530〜北九州市長選挙選対会議

午後3時半に自宅を出発し、羽田空港に4時半ころ到着。麻生太郎大臣と合流して、スターフライヤーで北九州空港へ。午後6時50分に空港に到着し午後7時20分に選対本部事務所に到着しました。早速事務所の皆さんに激励挨拶、麻生大臣は全員と握手。お茶を飲む間も無く、会議室へ移動し、地元の県市会議員さんらと選対会議がもたれました。後援会会長の挨拶に続き、現状の取り組み状況が報告されました。そして各議員から意見を聞き、県市会議員にお願いすべき課題、後援会や候補予定者本人が取り組むべき課題など整理して取り組むことになりますが、最大の問題は今までの市長選挙と選挙の環境が大きく違っていることで、その変化を当事者である私たちがしっかり理解することだとまとめられました。


12月15日(金)曇り 国会会期末・会期延長、大勇会(河野グループ)解散

●0910〜国対正副/第22控室

今日は国会最終日の予定でしたが、そうは問屋が卸しません。二階国対委員長からは「連日ご苦労様。野党対応で会期延長はやむなし。参議院と連携してしっかりやっていこう」との趣旨の挨拶がなされました。内閣不信任案が提出され、委員会は写真の通り閉会中審査に関する件を処理するためにほとんど委員会がセットされていましたが、すべてストップとなりました。

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

自民党の役員連絡会は大変緊張した雰囲気です。本日会期末を迎えましたが、昨日から外務大臣、文部科学大臣、内閣などに対する不信任案などが提出されるとのことから、その対応のために粛々と次の手を打つ検討がなされています。閉会中審査に関する件を処理するためには何日か会期を延長しなければなりませんので、幹事長と官邸で検討した結果を持って両院議長と相談しなければなりません。これから慌しく処理のために執行部が飛び回ります。しかし、不信任案は当然否決されることになりますし、今国会の重要案件はすべて処理され、安倍政権の船出は良いスターといっていいのではないかと思います。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

石原伸晃幹事長代理から挨拶がなされ、茂木筆頭副幹事長から役員連絡会の内容について報告がなされました。また、私からは出席した国対正副委員長打合せの様子を報告しました。選挙関連については、和歌山県知事選挙について田野瀬総括副幹事長から報告がなされ、各議員が随時入っていただいていることに感謝、データでは優勢に闘いを進めていること、しかし最後まで気を抜かないで頑張らなければならないことが伝えられました。北九州については明日16日に現地に入り状況を調査してくる旨、私から報告しました。


12月14日(木)曇り

●0900〜幹事長室当番/院内幹事長室

本日は当番日。静かな幹事長室を一人で守ります。お客様はゼロでした。


12月12日(火)曇り

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

はじめに中川秀直幹事長から報告があり、昨日安倍総理から、会期も最終盤であり教育基本法改正など宜しくお願いしたい、残すところわずかで国対をはじめ現場皆様にご苦労いただいていることに感謝、安倍政権初の税制大綱はスローガンにそうものにして欲しい旨の話があったとのことでした。二階俊博国対委員長からは法案審議の状況について報告がありました。会期末を15日に控え大変厳しい日程になっています。党紀委員会の笹川委員長からは第74回党大会の表彰者名簿(個人・団体計728件)が示され了承されました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

石原幹事長代理から挨拶があった後、茂木筆頭副幹事長から役員連絡会報告がなされました。そして竹下副委員長からは国対報告がなされ、15日の会期末を前に緊張していること、また麻生外務大臣に対する不信任案が提出される可能性が高いことが報告されました。引き続き田野瀬総括副幹事長からは17日投票の奈良県知事選挙の状況について報告がなされました。関心が低く投票率低下が心配されています。また私の担当する北九州市長選挙については本日現地調査の報告を受けて対応を検討するよう指示をいただきました。

●1300〜第2回党大会実行委員会/党総裁室

来年1月17日(水)午前10時から高輪プリンスホテルで行われる第74回自民党大会進行概要について案がまとめられたことから、それについて意見交換が行われました。参議院選挙や統一地方選挙が実施される年でもあり、その候補者の紹介方法について様々な意見が出され、改善の余地ありとのことから修正を検討することになりました。また、スペシャルスピーチについては現在その候補者に当たっているところですが、なかなか決定には至らないようで苦労している様子でした。最も注目される部分ですから慎重により良い講師にお願いしなければなりません。これ以降は幹事長代理に一任することとなりました。

●1330〜神奈川県選出国会議員幹事長要請/総裁室

中川幹事長と自民党神奈川県連執行部との意見交換になりました。次期神奈川県知事選挙の候補者推薦については本日結論は出ず、さらに努力を重ねていくことになりました。


12月8日(金)晴れ

●0910〜国対正副/第22控室

二階国対委員長からは、いよいよ終盤に入ったが気を緩めることなく最後まで頑張ろうと檄が飛ばされました。原田議運筆頭理事からは本日午後1時に開会される本会議の議題について説明がなされ、野党ともめている国会同意人事案件についても決着し、他の4法案と共に本会議にかけられる見通しであることが報告されました。そして参議院の状況報告と各委員会担当副委員長から委員会の審議状況についての報告がなされました。神経を使っているところは教育基本法の参議院での可決成立。安倍総理の外交日程により空白期間があり、残された最終2日間の勝負になります。緊張しています。

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

国会対策正副委員長打合せを終えて役員連絡会に走ります。幹事長からは間も無く閉会を迎えるので結束して取り組んで欲しい旨挨拶がありました。国対・議運からの報告があり、審議案件以外に12月14日午後4時からインドのシン首相が衆議院本会議場で演説を行うので出席動員を図るよう要請がありました。そして道路特定財源の一般財源化については政府・与党の合意について中川昭一政調会長から報告がなされました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

役員連絡会に引き続き副幹事長会議が開催されました。茂木筆頭副幹事長から役員連絡会報告、私からは国対正副委員長打合せ会の報告をしました。また、道路特定財源の処理について報告があり、その他意見交換になりました。写真右は幹事長室の小幡都さんです。いつも会議の整理をしていただいています。ありがとう。


12月7日(木)晴れ

●0910〜国対正副打合せ会/第22控室

国会対策委員会正副委員長の打合せ会が毎朝開催されています。本日は高木副幹事長の代理で参加しました。幹事長室からは特に報告すべきことはありませんでしたが、会期末を迎え国対は慌しい雰囲気になっています。二階委員長からは「復党により衆議院でわが党は305議席を得て、その責任はさらに増している。会期は少なくなっており個々の法案はしっかり対応されたし。国会延長ついて話すつもりはまったくない。15日までにすべての法案を上げるので、参議院との連携を大切にするよう。また14日にはインド首相の挨拶がある予定だが失礼のない様に注意されたし」(要旨)とのお話でした。


12月5日(火)晴れ

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

役員連絡会では、中川幹事長からは復党問題についての報告、二階国対委員長からは教育基本法改正案、防衛庁省昇格法案などの進捗状況について慎重な取り組みの必要性などが報告されました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

石原幹事長代理の挨拶に続き、茂木筆頭副幹事長から役員連絡会の報告、竹下副幹事長から国対正副委員長打合せ会の報告、田野瀬総括副幹事長から和歌山県知事選挙の取り組み状況の報告がそれぞれなされました。


12月4日(月)晴れ

●0900〜幹事長室当番/院内幹事長室

今日は幹事長室の当番です。当番といっても一日中一人でポツンとこの部屋に居るわけにはいきませんが、極力滞在時間を長くして、突発事件に対応できるように努力しています。写真のお嬢さんは幹事長室の事務をサポートしてくれる新家妙季(あらいえ・みき)さんです。毎朝到着する新聞全紙3セットを仕分けして朝から大忙しの様子でした。中川秀直幹事長は本日メキシコから帰国されますので、例の委員会無断欠席問題について、国対幹部と相談して決着を図ることになるでしょう。また党紀委員会が開催され11名の自民党復帰も決定される予定です。


12月1日(金)

●0910〜国対正副委員長打合せ会/第22控室

二階委員長からは、防衛庁の省昇格法案については衆議院を通過しましたが、その間の取り組みに対してねぎらいの言葉がありました。また気を抜くことなく今後の重要法案に対し、慎重に取り組んでいくよう指示がありました。なお、議運からは、本日の本会議は無し、来週の月曜日の夕刻議運理事会を開催し、来週の審議日程について詰めていくことになると報告がなされました。また、委員会無断欠席問題については来週月曜日に役員と相談する中で結論を出すことになる。そして本日の国対委員会でもこのような無責任な対応が再発しないように厳重に注意する、と筆頭副委員長から報告がなされました。

●0930〜自民党役員連絡会/院内総裁室

本日は中川秀直幹事長がメキシコの大統領就任式に出席するために出張しており欠席でした。石原伸晃幹事長代理により議事は進められました。私が到着した時間には既に参議院の役員は本会議出席のため会場を出ており、閑散とした様子でした。ちょうど二階国対委員長から和歌山県の知事選挙についての状況説明がなされており、自民党国会議員は積極的に現地に入り対応されたいと要らされました。また、丹羽雄哉総務会長からも茨城県の県議会議員選挙がスタートしたこと、また応援依頼がなされました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

当事者である佐藤ゆかり副幹事長も出席する中で、委員会無断欠席について厳しい指導がありました。


前のページへ