幹事長室2006 |
2006(平成18)年11月 |
11月28日(火)雨曇り
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会の開会の前に、沖縄県知事選挙で選対本部長を務めた稲峰前知事、当選を果たした仲井真新知事らが報告とお礼のために来訪されました。役員連絡会では中川秀直幹事長から復党問題についてこれまでの経過が報告され、この後は党紀委員会笹川委員長に審議をお願いすることになることが報告されました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
石原伸晃幹事長代理から復党問題についての経過報告がなされた後、茂木敏充筆頭副幹事長から役員連絡会の内容について報告、竹下亘副幹事長から国対報告、田野瀬良太郎総括副幹事長から和歌山県知事選挙対策について報告がなされました。和歌山知事選挙はマスコミ報道によると民主党が自主投票になったようで共産党との一騎打ちになりそう。県民には官僚出身候補者に対してアレルギーがあるのではないかと、私たちは心配していますが、責任を持って推薦する知事候補者を立てて選挙戦に臨み、その懸念を払拭したいと思います。
●1400〜和歌山知事選挙対策/都内
組織団体に対する協力依頼のために都内を飛び回りました。この知事選挙に対してどのような考え方を持っているか、また何をすることができるのか、一つ一つ団体を回り、直接声を聞くことが大切です。なかなか厳しそうですが・・・。
11月27日(月)雨曇り
●1530〜党改革実行本部緊急総会/101
本日15:30〜16:30、党本部101号室で党改革実行本部緊急総会が開催されました。これは復党問題について平場で議員からの意見を聞きたい、開かれた対応をしたいとの中川幹事長の考えで開催されたものです。石原伸晃幹事長代理より経過報告がなされた後、議員26名から意見が述べられました。その発言内容は速記者により記録され党執行部に報告されます。26名の意見はほとんどが「復党反対」。国民は復党を認めない、なぜこの時期なのか、段階を踏まずなぜ直ちに復党させるのか、国民の理解を求める総裁の説明がない、などさまざまな意見が出されました。私は担当副幹事長として役員席に着き議員皆さんからの意見聴取に徹し、必死にメモ取りに専念しました。
11月24日(金)曇り晴れ
●0830〜党選挙対策小委員会/党本部4階総裁応接室
各派閥事務総長格がメンバーに入る選挙対策小委員会が開催されました。鈴木恒夫事務総長の代理で私が参加することになりました。ここで議論されることは、自民党公認候補の審査と決定です。全国統一の書式になっている経歴書などを添付された公認申請がここにあがってきます。そして各派閥の事務局長らが、役員に対して候補者の紹介をしたり、良い点について盛んにPRしていくという大変重要な会議です。今日は参議院の選挙区候補や全国比例代表の候補者について審査されました。
●0900〜幹事長室当番〜1700/院内幹事長室
今日も一日当番です。用事を片付けると幹事長室に閉じこもる。この繰り返しの一日になります。
●0910〜国会対策正副委員長打合せ会/第22控室
幹事長室を代表し、国対正副委員長会議に出席しました。二階国対委員長の挨拶では、防衛庁の「省昇格」について進めていかなければならないこと、また入札談合防止に関し法律改正の必要性を説き、重要法案として前向きに取り組んでいく姿勢を示されました。議運からは今日の本会議は連休の谷間で開催には至らなかったこと、来週は各定例日を大切に審議の進捗を図る必要があると報告されました。道州制や地方分権など課題は山積しており、気を抜くことはできません。会期末を12月15日に迎えますので、真剣な調整が続けられていました。
●0930〜自民党役員連絡会/院内総裁室
役員連絡会は午前9時30分から総裁室で予定通りスタートしました。幹事長から、@元参議院議員田沢智治先生が11月21日に逝去されたこと、準党葬を受けていただけるか確認中との報告、A国会については、国会正常化への尽力に感謝、会期も残り少なくなってきたが教育基本法、防衛庁省昇格法など重要法案の成立に向けて全力で取り組みたい、B復党問題について、22日に平沼議員と会談し、復党申請の期日を27日(月)午前中までとし、条件(1)郵政民営化を含む政権公約2005の遵守及び実現を期す党の方針に従う、(2)郵政民営化を含む安倍政権の所信表明を支持する、(3)先の総選挙における反党行為の反省・総括と党紀党則の遵守、(4)地元有権者等へのオープンな説明、以上を示し、誓約することを条件としたことが報告されました。また、今回は落選議員の審査はしないそうです。そして各役員からの報告となりましたが、冒頭、青木参議院会長、片山参議院幹事長らから復党問題について意見が述べられました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
自民党役員連絡会を終えて、副幹事長会議に向かいました。茂木筆頭副幹事長から役員連絡会の報告、私から国対正副委員長会議の報告がなされ、各議題に入りました。田野瀬総括副幹事長からは11月30日告示、12月17日投開票日の和歌山県知事選挙について報告がなされました。地元の雰囲気は官僚出身県知事の不祥事で、官僚に対する嫌気が強いこと、候補者選定には他党も混迷している状況にあること、わが党としては各種組織団体に対する推薦依頼を進めており、体制作りを万全にしたいとの報告でした。
11月21日(火)曇り
●0930〜自民党役員連絡会/院内総裁室
定例の役員連絡会に出席しました。中川秀直幹事長から沖縄知事選挙について、延べ239名の我が党国会議員が応援に入り勝利した。沖縄選出5名の国会議員はじめ女性局など一丸となった皆さんの努力のお蔭、と感謝が述べられました。国会については二階国対委員長から報告されましたが、先週から国会は止まったままで先が見えないが、参議院に送られた教育基本法改正案の取り扱いについて今日与野党国対が開かれ正常化に向けて協議していくとのことでした。片山参議院幹事長からは午後に参議院与野党幹事長会議を開き前進できるよう協議する旨の報告がありました。
●1200〜副幹事長会議/院内幹事長室→●1300〜第74回定期党大会第1回実行委員会/院内幹事長室
いつもは午前10時から副幹事長会議が開かれますが、今日は正午から開催されました。役員連絡会の報告、国対の報告が終わり、中川幹事長からは「復党問題」について今後の取り組みについて考え方が示されました。既に記者会見などで幹事長から発言されている通りで、@郵政民営化法案に賛成したか否か、A首班指名に応じたか否か、B反党行為を行わない確約、以上が検討する上での基本的判断基準。そして重要なのは各位が復党の希望があるのかないのか、24日午前中までに意思を表明していただいた後に、党改革本部で皆さんの意見を聞き、幹事長としての判断をしたうえで総裁に報告し決断をいただく予定とのこと。そして最終的には党紀委員会で正式な決定がなされるのではないでしょうか。その後、第74回定期党大会の第1回実行委員会が開催され、当日の次第、司会、基調講演者などについて意見交換がなされました。
11月19日(日)曇り雨
●2230〜沖縄知事選挙に勝利!/NHK当確
応援に入った福島県知事選挙は敗退し、いやなムードになっていました。同様に沖縄知事選挙にも私は応援に入り地元の皆さんに大変お世話になり、この沖縄知事選挙の結果については大変心配していたのですが、マスコミの出口調査結果をひっくり返し、午後10時過ぎにNHKは当選確実を打ちました。するとAPECから帰国したばかりの麻生太郎外務大臣から電話があり、「よかったな、おめでとう!この勝利の意味は大きいなあ」と。負けだと思い込んでいましたから、NHKの当確を見逃した私は「えっ」。また菅義偉総務大臣、現地にへばりついている竹下亘副幹事長からも電話があり、昼間からの出口調査結果とは逆の、まさに逆転勝利になったことへの喜びを分かち合いました。
11月17日(金)曇り晴れ
●0910〜国対正副/第22控室
昨日は教育基本法改正案を衆議院で可決し参議院に送らなければならないといった大変緊張した場面がありました。今後会期末までの日程を考えると昨日の決断はやむを得ない状況と私は受け止めました。その粛々と進められた取り組みに対する感謝が二階国対委員長から述べられ、さらに今日からの参議院での審議が野党参加のもとで行われるよう丁寧に与野党協議に当たって欲しい旨指示がありました。残念ながら昨日の影響で今のところ委員会がストップしたり、今後の展開が読みきれない難しい状況にあります。国対役員さんらの尽力に期待します。私からはあと2日間になった沖縄知事選挙に対してさらなる取り組みを依頼しました。
●0930〜自民党役員連絡会/院内総裁室
課題は山積。幹事長は次々と難問に答えを出していかなければなりません。今日の幹事長報告では、昨日衆院本会議を通過した教育基本法改正案に対する取り組みにお礼が述べられました。衆院の審議には106時間16分をあて、郵政民営化の108時間に匹敵する慎重な審議を重ねてきました。そして後二日になった沖縄の知事選挙についてなんとしてもこの激戦に勝利したい、さらなるご尽力をと訴えました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
茂木筆頭副幹事長から役員連絡会の報告がなされ、私からは国対正副委員長会議の報告をしました。沖縄の選挙状況について大変厳しい戦いが続いていること、そのほか各副幹事長から提案された案件について協議されました。
●0900〜幹事長室当番〜1700
私は今日の幹事長室当番。朝9時から夕方5時までが担当時間です。午前中はバタバタとしていましたが、午後はお客さんもなく、議員も顔を出さず、大変静かな留守番になってしまいました。あまりにも退屈そうにしているので幹事長室事務局の森加菜さんが美味しいコーヒーを入れてくれました。美味しかったですよ。ありがとう。
11月14日(火)晴れ
●0930〜自民党役員連絡会/院内総裁室
定例の自民党連絡会が総裁室で開かれました。まず中川秀直幹事長から報告がなされ、福島県知事選挙については残念な結果だったが短い時間の中でよく全力を尽くしてくれたとお礼が述べられ、結果に左右されず沖縄県知事選挙についても引き続き全力で取り組むよう養成されました。また国会の動きについては教育基本法の扱いについて100時間を越える審議を尽くしており、会期の残り時間を見れば重要な局面を迎えている。全力で取り組んでほしい旨要請された。国対委員長からは今週が山場、全力で取り組む、今週は禁足を発令する可能性もあり、とのことでした。大野人事局長から組織団体関係で追加人事が提出されました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
幹事長室は福島県知事選挙結果の報告、そして今週の緊張する国会対策を睨みながら沖縄知事選挙への応援体制をいかにするか、議論されました。国会では本会議禁足になるようで、沖縄へ誰を出張させ、誰を国会対策応援で残すか調整がなされましたが、すでに沖縄に入る予定を組んでしまっている副幹事長を優先させて出張させることになりそうです。また、その次には和歌山県知事選挙がスタートしますので、その準備も始めなければなりません。和歌山の担当は田野瀬総括副幹事長が当たることになりました。
●1400〜第1回党大会実行委員会/第15控室
来年1月に開催される党大会の内容についてつめる実行委員会のメンバーに選任されました。基調講演の講師やスローガン、また統一地方選挙・参議院選挙に向けたアピールなどさまざまな角度からの意見が求められました。
11月9日(木)晴れ
●1000〜沖縄市内調査/那覇市内
今日も昼過ぎまで那覇市内を走り回りました。全体の情勢は「見えない難しさ有り」といったところで気を抜くことはできません。帰りがけに空港のそばにあるシーメンズクラブで米国風ステーキをほお張りました。妙に酸味の利いたソースが特徴的でした。仕事を終えて午後2時55分沖縄発羽田行きJAL1914便で東京に向かいました。飛行機に乗り込むと目の前には親戚の中村有紀子第1客室乗員部キャビンスーパーバイザーがいるではありませんか。国際線でアメリカに飛んでるはずの由紀子さんとバッタリですから、それは驚きました。どうもピンチヒッターらしい。忙しくサービスに飛び回る彼女とお喋りする機会はありませんので、こちらは2時間爆睡でした。元気そうで何よりでした。羽田から会館事務所へ向かい事務処理。復党問題で河野太郎が誤解されて苦しんでいるらしいことを聞いたり、明日の厚生労働委員会の質問資料の整理、沖縄の写真の整理でバタバタしました。
11月8日(水)晴れ
●0805〜副幹事長として沖縄知事選挙応援へ/沖縄県那覇市
午前8時5分羽田発沖縄行きJAL1905便で出発。那覇空港に降り立つと東京と比べまだまだ暑い気候で、着てくるものを間違ってしまいました。現地で選挙事務所を訪問し状況を調査しました。まずビックリしたのが事務所がビッグでメチャクチャに駐車場が広いこと。それもそのはずで、鉄道の無い沖縄では車社会。よって駐車場が用意できなければ人は集まりません。町の様子や説明によれば、まだまだ候補者の知名度浸透には程遠く、大変厳しい選挙戦が続けられています。沖縄そばで元気をつけて今日と明日町中の状況をチェック、一泊二日の出張になります。
11月7日(火)雨曇り
●0924〜福島県知事選挙応援/福島県福島市
東京駅9時24分発福島行き「やまびこ109号」で福島県に入りました。副幹事長として現在行われている福島県知事選挙の現状調査と激励に福島市に入りました。日本第3の面積を持つ福島県ですから選挙ムードというのは町中ではあまり感じられません。大変厳しい闘いが進められていました。