第42回総選挙2000 |
総選挙アルバム |
衆院総選挙
2000(平成12)年6月2日解散
2000(平成12)年6月13日公示〜6月25日(日)投開票
8月15日
●若手の意見をつぶさないで欲しい!
6月25日の選挙終了後、一週間ほどして河野太郎から電話があった。「電話掛けにくかったので遅くなりました。元気ですか?」と激励。私の答えは「ごめんごめん。私の不徳の致すところ」と返事をするのが精一杯だったが、悔しさも手伝って「都市住民は自民党にあきれている。特に首都圏大都市は東京発信のメッセージに敏感に反応する。しっかりやらないと自民党はだめになる」と、我が党執行部に訴えて欲しいと伝えた。すると特別国会の召集日両院議員総会で河野太郎が早速発言している姿をテレビで見ることができた。危機感を持っているのは我々だけではないはずだ。ありがとう太郎ちゃん。
7月8日、自民党横浜市支部連合会の総選挙報告会が開催され、どんな逆風でも勝てる政策・組織が必要と反省。また再生する意欲を失ってはいけないなどの意見が出された。「苦杯をなめた敗因は自らにある。次に向け力を蓄えたい」と松本発言。
7月13日、党本部にて前議員落選者の意見聴取が行われた。会場には野中広務幹事長、亀井静香政調会長らに対し小杉隆元文相、島村宜伸元文相はじめ落選者から意見が述べられた。「寝ててくれればいい」発言批判や都市政策の充実を促す意見が多く出されたが、私からは「都市政策の充実はもとより、党外へ向けた積極的な情報発信に努めよ」と党改革を迫り、「3極(自民、新進、旧民主)から2極(自民、民主)の戦いに変わり大きく票が動いている。もはや自民組織票だけでは勝てない。党の政策や姿勢を党支持者以外にも幅広くアピールしなければ展望は無い」と訴えたが、亀井政調会長は「自民独自の政策を構築すべきで、いわゆる無党派と言われる層に迎合する政策は打たない」という趣旨の発言があり、私はもっと都市生活者の声に耳を傾け、自民党そのものが時代の変化と感性を捉え、勇気をもって体質改善や党改革を進めなければ、いくら政策を打ち出しても都市住民の納得を得るのは難しいと思うのだが。
さて、こうしている間にも河野太郎は着々と準備を進め、石原伸晃らの若手議員を中心とした「自民党の明日を創る会」を設立し、党改革のための提言を開始した。私は若手議員の思いは、政治不信といわれて久しい現状と今回の選挙結果を受け止め、純粋に国政を憂いて活動を始めたものと信じている。野中幹事長を始め先輩議員皆様には、是非ともこの若手の意見や活動の芽をつぶさないで欲しい、そして彼らの意見に充分耳を貸して欲しいと思う。
なぜなら、これからの4年間、自民党が与党第一党として、その責任を果たさなければならないからだ。国民の信頼を取り戻すために、必死に汗を流して欲しい。(敬称略)
8月10日
●事務所移転のお知らせ
この度の選挙結果を受け、松本純後援会の今後についてご心配戴いておりますが、役員皆様と相談の結果、後援会活動はこのまま継続してまいりたいと考えており、皆様には引き続きご支援賜りますようお願い申し上げたいと存じます。しかし、現在まで拠点となっていました磯子事務所は8月20日をもって閉じさせて戴き、初心に帰る意味も込め下記の通り、自宅事務所へ移転させて戴く運びとなりましたので、まず始めにご報告申し上げます。そして磯子事務所周辺の皆様には4年間にわたり大変お世話になりましたことに心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
移転先 前衆議院議員 松本純事務所 〒231-0064横浜市中区野毛町2−65
TEL 045−241−7800 FAX 045−253−0585
7月1日
●足元を見つめ、未来を見つめ、志あらたに出直します
6月25日に実施されました総選挙には多くの皆様に温かいご支援を頂き感謝申し上げます。ありがとうございました。
3年8ヶ月の永田町活動を経験し、都市の声を、あるいは福祉・医療専門家としての主張を続けさせて頂いて参りましたが、今般、しばらくの間、地元地域の皆様の声を直接聞かせて頂く時間を得ました。永田町の理屈と、実際の都市生活者の求めるものに大きなかい離があることを強く感じていますので、この「当分の間」を有効に活かしていきたいと思います。皆様からもぜひご意見・ご助言をお送り頂きたいと存じます。
6月26日〜
●落選翌日から早朝駅頭に立ち、報告と次期に向けた決意表明
ご支援感謝の意を伝えたく、翌日より早朝駅頭演説を開始した。昨夜は一睡も出来ず、何が起きたのか、何をしたら良いのか、ただ呆然としていた。いても立ってもいられず、気が付いたら一人で旗を持ち駅頭に立っていた。帰りがけ、ふと行き交う人々に目を移すと、赤ちゃんを乳母車に乗せ、もう一人のお姉ちゃんの手を引き、優しい笑顔で通り過ぎていく。いつもと変わらない、いつもと同じ安定した生活が繰り返されているような様子だった。自分に大きな変化があったが、世の中はしっかり歩み続けている。全てを捧げ、皆さんのためにと努力してきたつもりの自分はいったい何だったのだろう。たくさん苦しんで、よく考えてみよう!・・・・・
次期選挙に向け、今日から闘いを開始します。
衆議院選挙投開票日 2000(平成12)年6月25日
得票数 81,245票得るも次点で落選
落選翌日から全駅で感謝を・・・
2000(平成12)年 |
中区・磯子区・金沢区 JR、京急の全駅 (16駅19箇所) |
残念ながら当時デジカメを持っていませんでした。
6月25日(日)
●衆議院総選挙投票日
落選
81,245票の支持を得るが、次点にて落選
≪小選挙区≫
神奈川1区(横浜市中区・磯子区・金沢区)定数1
区分 |
中区 |
磯子区 | 金沢区 | 神奈川1区 |
有権者数 |
97,071 | 134,781 | 163,841 | 395,693 |
投票者数 |
51,992 | 80,356 | 103,242 | 235,590 |
投票総数 | 51,991 | 80,347 | 103,238 | 235,576 |
有効票数 |
50,306 | 77,730 | 100,574 | 228,610 |
無効票数 |
1,685 | 2,617 | 2,664 | 6,966 |
投票率 |
53.56 | 59.62 | 63.01 | 59.54 |
開票結果
候補者 | 中区 | 磯子区 | 金沢区 | 神奈川1区 | ||||
佐藤謙一郎 当選 (民主) |
17,364 | 34.5 | 31,793 | 40.9 | 42,421 | 42.1 | 91,578 | 40.06 |
松本 純 落選 (自民) |
21,077 | 41.9 | 26,104 | 33.5 | 34,064 | 33.8 | 81,245 | 35.54 |
宗形たかし (共産) |
5,910 | 11.7 | 9,855 | 12.6 | 12,646 | 12.5 | 28,411 | 12.43 |
飯島ひろし (自由) |
5,187 | 10.3 | 8,706 | 11.2 | 9,890 | 9.8 | 23,783 | 10.40 |
松田 清 (自連) |
768 | 1.5 | 1,272 | 1.6 | 1,553 | 1.5 | 3,593 | 1.57 |
合計 | 50,306 |
- |
77,730 |
- |
100,574 | - | 228,610 | - |
≪比例代表≫
政党 | 中区 | 磯子区 | 金沢区 | 神奈川1区 | ||||
民主党 | 13,671 | 27.0 | 24,096 | 30.7 | 32,063 | 31.7 | 69,830 | 30.39 |
自民党 | 12,150 | 24.0 | 15,924 | 20.3 | 20,643 | 20.4 | 48,717 | 21.20 |
自由党 | 7,003 | 13.8 | 9,913 | 12.6 | 13,120 | 13.0 | 30,036 | 13.07 |
公明党 | 6,551 | 12.9 | 9,366 | 11.9 | 10,485 | 10.3 | 26,402 | 11.49 |
共産党 | 5,622 | 11.1 | 9,082 | 11.5 | 11,733 | 11.6 | 26,437 | 11.50 |
社民党 | 4,695 | 9.3 | 8,913 | 11.3 | 11,230 | 11.1 | 24,838 | 10.81 |
自由連合 | 771 | 1.5 | 1,095 | 1.4 | 1,629 | 1.6 | 3,495 | 1.52 |
合計 | 50,463 | - | 78,389 | - | 100,903 | - | 229,755 | - |
任期 (開始/平成12年6月25日〜満了/平成16年6月24日)
残念!落選
衆議院総選挙
選挙期間中はホームページの更新が法律によって禁止されます。
6月9日
●いよいよ衆議院選挙スタート
歴史と海業の金沢区 これが、私たちのふるさとです。 都市は、常に変貌し世情も人々の暮らしも変わります。 現在、何か、社会全体や我々が拠って立つ基盤まで地滑りを起こし、 都市住民にとって、治安や教育が、ますます大切になってきています。 だから、都市にこそ、政治は必要なのです。
財政赤字は、道路や公園など都市生活に 何を守り、何を変えるか
荒廃から新しい価値、新しい秩序を求めて、 |
6月8日
●メッセージ
何を守り、何を変えるか 美しい日本、愛する横浜・・・ 新しい秩序を求め 知恵と勇気 挑戦します 子供たちの未来のために |