松本純の国会奮戦記2004-02

2004(平成16)年2月

トップへ 目次へ 前のページへ 次のページへ 「まちかど政治瓦版」2月号

2/19住基ネットは電子自治体の一番基本 2/28横浜に市営武道館を!

2月28日(土)

●横浜に市営武道館を!

午後1時から地元陳情を受けました。それは、他の市にも整備されている(例えば、東京には日本武道館のほかに都立武道館、区立武道館が整備されている)が、日本一大きな市である、この横浜には県立武道館だけで、日本の文化とも言える古来武道を継承していく武道館が無い。厳しい経済状況、横浜市財政状況ではあるが、将来を見据えて検討して欲しいとのこと。早速現状把握と実現の可能性を勉強してみたいと思います。


2月27日(金)

●0800〜武力攻撃事態等への対応強化

午前8時から自民党本部901号室にて内閣・国防・総務・外交合同部会が開催され、有事関連法案の要綱等及び条約の概要について議論されました。山本内閣部会長の司会で開会され、今津国防部会長、今井総務部会長、松田外交部会長の挨拶に続き、井上有事法制担当大臣、石破防衛庁長官、川口外務大臣も出席され法案の成立に向けその意義が説明された。

第156回国会で成立した武力攻撃事態対処法、安全保障会議設置法改正、自衛隊法改正のうち、武力攻撃事態対処法にかかわる法律及び条約を見直し強化する法案の提出が議論され、部会了承されました。

▼今国会に提出を予定している有事関連法案及び条約案
(1)武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律案
(2)武力攻撃事態における捕虜等の取扱いに関する法律案
(3)国際人道法の重大な違反行為の処罰に関する法律案
(4)1949年8月12日のジュネーヴ諸条約の国際的な武力紛争の犠牲者の保護に関する追加議定書(議定書T)
(5)1949年8月12日のジュネーヴ諸条約の非国際的な武力紛争の犠牲者の保護に関する追加議定書(議定書U)
(6)武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律案
(7)武力攻撃事態等におけるアメリカ合衆国の軍隊の行動に伴い我が国が実施する措置に関する法律案
(8)日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品及び役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する協定
(9)自衛隊法の一部を改正する法律案
(10)武力攻撃事態等における特定公共施設等の利用に関する法律案

●年金資金運用について

同じく午前8時から党本部705号室で年金資金運用・福祉施設改革推進ワーキンググループにより、@年金資金運用について、Aグリーンピアについて、B年金の福祉施設について、などが議論されました。そして衛藤晟一主査の進行により「まとめ」案がとりまとめられました。
年金の保険料を財源として行われてきた諸事業については、昭和40年代の高度経済成長期から各方面より要請があり展開されてきたものとはいえ、時代の変化を受け止め、グリーンピアの廃止、年金住宅等融資事業の廃止、年金資金運用の現行ポートフォリオの見直し・責任の明確化、福祉施設事業の整理統合と売却などが示されました。


2月25日(水)

●0700〜早朝駅頭演説会/山手駅

東京日程で動きがとれず、今朝も「まちかど政治瓦版」をスタッフに配布してもらいました。「まちかど政治瓦版」2月号の配布は本日で終了です。3月号が完成したら、また始めますのでしばらくお待ちください。

●臓器移植法改正案検討

平成9年、私が現職だった頃、臓器の移植以外に治療法が無く、苦しんでいる皆さんに手を差し伸べるべきと「臓器移植法」が議論され新たな法律ができました。米国など外国で当然のように行われている臓器移植は高額な医療費がかかり、また、なかなかその機会にめぐり合うことも難しい状況でした。毎日二人の子供が臓器移植できず亡くなってしまうとの悲痛な叫びに応える必要性を感じ、法案づくりに懸命に取り組みました。しかし、そこには「人の死」をどのように判定するか、「脳死」「心臓死」の判定要件は、といった難しい倫理上の問題もあり、最終的には本会議採決は「党議拘束をはずす」方法で、各議員が自らの判断で決断することになりました。私は賛成に票を入れました。その責任もあり、私は今でもドナーカード(すべての臓器を提供)を持参しています。そして、その後の参議院で付帯決議がつき15歳以下の子供の臓器移植は認められないことになりました。現在、年間三例程度の臓器移植しか実施できていない状況を鑑み、このたび再度臓器移植法の改正に挑戦です。本人の意思が示されていないときは、遺族の判断にゆだね、臓器移植を可能にする改正です。これは、アメリカ・イギリスなどのレベルと同等の考え方で、一人でも多くの議員に理解してもらいたいと思っています。

●国会見学ぞくぞくと・・・

最近国会見学の団体が次から次へと到着しています。左は汐見台小学校6年生(写真左)と我が母校本町小学校6年生の皆さんです。教育そのものが政治です。社会の仕組みをしっかりと学んで欲しいですね。私の事務所で、手続きなどのお手伝いができますので、ご希望の方はぜひご一報ください。


2月24日(火)

●0700〜早朝駅頭演説会/磯子駅

今日から総務委員会(衆議院常任委員会)がスタートです。政府サイドとして初めて本格的議論に参加します。もっとも答弁は麻生太郎総務大臣ですが・・・。事故があればサポートしなければなりません。また、提案者側として審議をお願いしていることになりますので、どんなに長い会議になっても席を外すことはできません。この準備のために8時前に東京入り。今朝はスタッフに「まちかど政治瓦版」配布をお願いしました。

●大臣所信に対する質疑

本格的に各委員会が始まりました。3月第1週までに予算案を上げないと、4月1日からの予算執行に支障が出ます。麻生太郎総務大臣の所信表明に対し、各党からの質疑が始まりました。私は政務官として大臣、副大臣のサポート役。今のところ5〜6時間の委員会にへばり付きすることが仕事。大きな課題は「三位一体改革」で、一兆円の補助金削減により各都道府県、市町村では予算が立てられないと大合唱。しかし、国はもちろん地方もこれ以上借金を増やすわけにはいきません。厳しい、苦しい時期をなんとか乗り切りたいと思います。

●アナン国連事務総長の演説

2004年2月24日12時15分〜参議院本会議場にてアナン事務総長が演説されました。大変格調の高い演説で、感動しました。

2004(平成16)年2月24日12時15分〜
参議院本会議場にて

アナン国連事務総長 国会演説 (仮訳)

 小泉総理大臣、倉田参議院議長、河野衆議院議長、閣僚各位、衆参両院の議員各位、ご列席の皆様、

 民主主義の砦であり、法の象徴であり、日本人にとって最も重要な任務を果たしている、この国会にお招き頂いたことを光栄に思います。今日の相互依存の時代に、国会はこれまで以上に中心的な役割を果たすようになっています。

 私は、このような時に国会にご招待頂いたことに感謝を申し上げ、貴国のこと、国連のこと、そして私たちが共に立ち向かわなければならない重大な挑戦についてお話したいと思います。

 あらゆる国連加盟国には、感銘を与える物語、闘争と憧憬の歴史があります。日本の物語は、特に心に訴えるものです。貴国は、戦争の灰燼の中から活気ある繁栄した民主主義国家を作り上げました。それは世界中の人々に希望を与えています。日本はまた、国際社会への参画についても模範を示しています。過去十年間を通じて、日本はそのほとんどの期間、アフリカ及びアジアに対する支援を中心として世界最大の開発援助供与国であり続けました。平和維持活動についても日本は、信頼できる支援国です。そして、核兵器による破壊の恐ろしさを知っている唯一の国として、日本は平和と核軍縮の最もたゆまざる支援者の一員です。私のみならず国連のすべての加盟国が、国際社会における日本の現在の地位を明確にしている強力な世界的な市民としての活動を賞賛しております。

 多極主義を確固として信じておられる、皆様が御承知のとおり、私の今回の日本訪問は、決定的な時期に行われています。昨年は、国連の歴史の中で最も困難な年のひとつでした。

 日本と同じように、国連はイラクでの暴力により貴重な同僚と友人を失いました。皆様を始めとする多くの人々と同様に、私は、イラクの継続的な不安定、及びそれが地域全体に与えうる影響について悩まされています。そしてまた、皆様と同様に、国連が平和と安全を維持することをより広範に追求することに対してイラク戦争が持ちうる意味合いについて懸念しています。

 戦争前にどんな意見を有していようと、今日私たちのだれもが、平和なイラクが地域及び国際社会において適切な地位を再び占めることに共通の利益を見出しています。主権の回復は安定にとって不可欠です。国連は、イラク国民が自らの運命を再び自分達の手に握り、自らの一体性と領土保全を維持し、法の支配に基づいた、すべてのイラク市民に対して自由と平等な権利と正義を与える正統性のある民主的な政府を樹立するために、すべての可能な支援を行うことを約束しております。

 緊急に取り組むべき課題は、政治的移行についてのイラク国民の創意を見出すことです。

 御承知のとおり、国連により支援のため、今月初め、私は、ラクダール・ブラヒミ氏を団長とする小規模な調査団を派遣しました。私は既に調査結果をイラク統治評議会及び連合暫定施政当局、そして安保理にも提出しました。安保理による一致した曖昧なところのない明確な支持を得ることが、国連がイラクで成功する必要不可欠な前提条件です。

 調査団は、選挙が民主的統治と再建を行うプロセスの必要な一歩であることだけでなく、主権を暫定政府に移譲する6月30日という期限は維持されるべきことも、イラク人の創意であることを見出しました。残念なことに、信頼できる選挙を2004年6月
30日までに実施することはできません。したがって、イラク人は、主権を移譲することができ、また、可能な最も良い条件で選挙を準備し実施するのに必要となる期間中に本質的な機能を果たすことができる、暫定的な枠組みについて合意することが必要です。

 国連は、そのような暫定統治機関の固有の権力、機構及び構成、それが設立されるプロセスについてイラク人の創意を形成することを助けるための支援を喜んで行う用意があります。

 暫定政府が樹立され主権が移譲された後には、イラク人は国連が主要な役割を果たすことを期待しています。イラク人はとても才能に恵まれており、自分自身の国家を再建する能力があることは確かですが、私たちは、喜んでイラク人に協力し、新たな当局に対し、民主的選挙に必要な法的枠組みに関する助言を与えるとともに、そのような選挙を組織し、憲法を起草し、国を再建し、人権や法の支配に基づく国家を建設する際の支援を与えます。私たちがこの任務を果たすにあたっては、国連は、他のものとは明確に区別された存在として認められることが必要不可欠です。イラク国民及びその他の人々は、私たちが何であるか、すなわち、私たちが、支援が必要な期間にイラク人の国を支援すること以外に何らの課題を持たない、公平で独立した世界組織であることを理解しなければなりません。

 占領が終了すれば自動的に不安定な状態も終了すると期待することはできません。しかし、私たちが十分な役割を果たすには、更に安全な環境が絶対必要です。というのも、国際職員をより恒常的な形でイラクに戻す必要があるからです。

 すなわち、この先には困難な挑戦があるのです。しかし、国際社会が一致してイラク人を支持すれば、乗り越えられないものではありません。日本はこの挑戦に率先して向かい合ってきた国の一つです。貴国は、安保理決議の要請に応え、窮状に立ち向かうイラクに対して賞賛されるべき連帯姿勢を示されました。貴国は、私が設立した「イラクに関するフレンズ・グループ」に参加しています。貴国は、復興に対して寛大な貢献を表明されました。また、困難な議論を経て、貴国は人道復興支援を行うためにサマワに自衛隊を派遣されました。

 しかし、今日、問われているのは、2600万以上の人口を有する国家やその地域の未来だけではありません。国際テロリズムに対する私たちの認識を全く変える事件であった2001年9月11日の痛ましい事件の直後に生じたイラクをめぐる意見の相違は、私たちの集団安全保障体制について根本的な問題を提起しました。

 効果的に、望ましく軍事力を行使することなく対処できるように、平和に対する脅威をどのように十分早く特定するのか。

 いつ武力の行使が認められるのか、そして誰が承認するのか。各国が独自に行うのか、それとも共に行う方が安全か。

 テロリズムがグローバル化し、大量破壊兵器を非国家主体が拡散される世界において、自衛の限界は何か。

 国家内部の紛争、特にジェノサイドや「民族浄化」やその他の人権の著しい侵害行為を防止または解決するために、国際社会はどこまで責任を負うのか。

 そして、私たちは、いかにして、国際社会の課題を再度バランスをとることを通じて、現在のいわゆるハードな脅威への集中が、貧困や飢餓や疾病といった現存する危険に立ち向かう努力を凌駕しないようにするのか。結局のところ、不平等が明白となり苦痛が広がる世界は、最も特権の与えられた住民にとってさえ、十分安全または平和であるとは言い切れないのです。

 国連憲章は、今もなお、代替されることのない行動の枠組です。国連は、今もなお正統性を提供する場です。しかし私たちは、新たな且つ十分描ききれていない国際安全保障の地図の中にいます。このことを念頭に、私は、現存する国際的なルールとどのように適応させるかを考えるため、大胆に見直すことを求めました。このために、私は、世界のあらゆる地域から著名な16人の専門家からなる「脅威、挑戦及び変革に関するハイレベル委員会」を指名しました。その中には、日本の緒方貞子氏がいます。国連の私たちから見ても仲間であると思っている方です。

 この委員会は国連改革に関する委員会と呼ばれています。実際、安保理を含む国連のルールと機構の改革を提案するかもしれません。しかし、そうであったとしても、その変革は目的のための手段です。本作業の目標はもっと広範なものです。すなわち、現存する脅威にいかにして集団的に対応するかを見出すことです。私は、今年後半または来年初めに、国連総会に勧告できることを希望しています。来年、国連は創設60周年を迎えます。60周年を記念するのに、将来に向けて国連を強化するために大幅な措置をとることこそ最も適切ではないでしょうか。最終的な決定は、加盟国の手にあります。すなわち、政府のみならず議員である皆様の手にあります。この委員会が成功すれば、現在の行き詰まりの状況が、賢人達が課題を取り上げ新しい世紀の要請に応えるための国際協力メカニズムを強化した瞬間として歴史に刻まれることになるかもしれません。

 ご列席の皆様、

 現在が国連にとって重要な時であるならば、日本そして日本と国連の関係にとってもそうかもしれません。私は、日本と国連の関係のいくつかの分野について、日本国民の中に不満をもっておられる方がいることを承知しています。

 私は、安保理改革に関する対話が、ほとんど進展もなく長い間続けられてきたことに対する皆様の失望感を共有します。安保理が拡大されるべきであることについては、事実上すべての加盟国が合意しております。しかし合意に達することの困難さを、合意に達しないことの言い訳にしてはいけません。その遅れは、コストのかからないものでは決してありません。安保理がその決定を、特に途上国によって、より高い敬意をもって受け止められることを希望するならば、この問題は一層の緊急性をもって取り組まれる必要があります。

 これが日本の不満の唯一の理由ではありません。国連憲章に時代錯誤の「敵国」条項が存在すること、そして通常予算の分担率が過大になっていると同時に国連事務局の職員数について日本が過少にしか代表されていないと感じられていることが、国連に対して日本の方々が苛立ちを感じている原因となっていることも承知しています。

 しかし、私は、このような不満が多数国間主義に対する日本のコミットメントを損ねることがないことを希望し信頼しています。

 日本の技術力と「人間の安全保障」への重視なくして、世界がミレニアム開発目標を達成することはないでしょう。数十のアフリカ諸国の人々に対し、アフリカで保健・医療・教育、環境保護の増進のために日本がどれほど貢献してきたか訊いてみれば直ちに分かります。

 私たちは、日本が国連の政務、平和維持、人権の取組に引き続き参画して行くことを必要としています。タジキスタン、カンボジア、東チモール、モザンビーク及びルワンダの人々に対し、例えば、彼らが紛争から脱し、安定的で機能する国家を建設するのを支援するために貴国が行っている努力に如何に感謝しているか訊いてみれば分かります。そして、日本が、アフガニスタンに対して、2年前に支援表明会合を主催することに成功し、引き続き同国の復興に主導的な役割を果たすなど、どれほど大きな貢献をしたか考えてみればわかります。

 私たちは、核兵器のない朝鮮半島を確保するために日本の積極的な外交的関与を必要としています。私は、明日北京で多国間協議が再開されることに勇気づけられており、同プロセスを強く支持することを表明します。また私は、日本と朝鮮民主主義人民共和国が、拉致問題及びその他の両国間の未解決の諸問題を完全に解決することを希望します。私は、この問題が関係する人々及びその家族の方々に如何に大きな苦痛を与えてきたかを理解するとともに、苦痛を受けたすべての人々に同情の意を表するものです。

 これらは、日本の役割と参加が大いに役立つ問題の一部にすぎません。

 しかし、このすべてを実施し、日本が世界の直面する問題に解決策を見出すのに十分に参加するために、私たちもまた、日本の人々を必要としています。若手から幹部までのあらゆるレベルで、より多くの日本の男女が国連で仕事をすることなくして国連の再活性化はありません。ますます多くの日本の優秀な若者、特に女性が国連事務局と専門機関での仕事に大きな満足を見出していることを喜ばしく思います。ひとりの若者にとって、よりよい世界を築く助力をするため、そして私の世代が成し遂げた仕事を改善するために、同世代の若者と協力すること以上に刺激のある挑戦というものがあるとは、私には考えられません。しかし、依然として深刻な不均衡が存在することは承知しています。21世紀の国連は、日本の叡智と経験の恩恵がなくてはならず、私はこの問題を是正するために貴国と共に努力をすることを引き続き強く約束します。

 ご列席の皆様、

 現在、否定できない雰囲気があります。それは、改革と変革が時代の流れとなっていることです。今こそ、最策の変更から機構の改良に至るまで、国連の今後のあり方を位置づけるとともに、次世代に引き継ぐべき私たちの遺産が、困難に対処する際の混乱や弱点ではなく、力強さ、効果的であること、そして単なる美徳ではなく必要不可欠なものとして国際協力に対する更に高い評価となるよう国連を形づける時なのです。

 私たちが求める進化とは、最終的には内的なもの、すなわち私たちの心であり私たちの考え方です。しかし時には、そのような変化は適切な外的表現を見つけるものです。そのような象徴の一つが、ニューヨークの国連施設に新館が追加されることです。この新館の設計に、ニューヨーク市は、日本の著名な建築家である槇文彦氏を正式に選出する予定です。私は、槇氏が21世紀の国連の精神を刺激ある形で新たに表現されるものと期待しています。

 その建物は伝統と完全に調和するでしょう。1956年、日本国旗が国連に掲げられ、貴国の外務大臣が「いづれの国家も、自国のことのみに専念してはならない」という貴国に深く根ざした信念を表明したその日から50年近くもの間、貴国が国連に刻みつけたものは、強固で且つ特色のあるものでした。この不変の精神の下で、私たちは一致協力し、将来偉大な成果を生み出して行くことを確信します。

 有り難うございました。

○アナン総長の経歴
ガーナ出身。
97年1月1日、国連職員から選出された最初の事務総長として就任。
1938年4月8日、ガーナのクマーシに生まれた。62年、WHOの行政・予算担当官として、国連システムに加わった。平和維持活動担当の事務次長補(93年3月〜94年2月)および事務次長(94年2月〜95年10月、96年4月〜96年12月)を歴任。

 


2月23日(月)

0700〜早朝駅頭演説会/根岸駅

土曜、日曜日はお休みでした。今朝はJR根岸駅にお邪魔しました。昨晩夜中は強い風と雨ででしたが、朝になると良い天気。暖かったのですが、低気圧が太平洋側に抜けると北風が入り込み昼間は寒くなるそうです。今日も感染症について訴え、特にエイズについて再認識して欲しい旨お伝えしましたが、関心は薄いようです。


2月22日(日)

●日ノ出町で長谷川伸生誕120周年行事

日ノ出町駅そばの長者橋たもとに長谷川伸生誕の地の石碑があります。今日は生誕120周年記念特別行事が開催され、ご挨拶と献花のためにお邪魔しました。すると記念公演「長谷川伸生誕120年記念 長谷川伸の心の女たち」≪横浜にぎわい座(野毛)。日時:3月6日(土)18:30開演。3月7日(日)14:00開演。料金:3,500円(全席指定)※2月1日(日)発売開始≫に出演する五大路子さんがお見えになっていました。
長谷川伸は明治17年(1884)年3月15日に、この日ノ出町で生まれ、吉田小学校(今の吉田中学)に入学し、2年で中退。横浜ドックで働くなどまさに地元の大先輩です。新聞記者などを経て、「水掛時次郎」「関の弥太ッペ」「瞼の母」「一本刀土俵入」などを発表。長谷川伸から影響を受け活躍しているのが五大路子さんです。今回の公演も楽しみですね。


2月20日(金)

●0700〜早朝駅頭演説会/屏風浦駅

今朝は京急屏風浦駅です。今日も残念ながら私自身は参加できませんでした。しかし、スタッフによって皆さんに「まちかど政治瓦版」をお配りしました。

●1100〜真の年金制度改革を進める議員の会

午前11時から自民党本部706号室で標記会合が開かれました。意見は真っ二つです。国民世論、マスコミの指摘通り議員は互助年金を削減するか止めるべきだとの意見と、政治家の活動は片手間にはできず専業で頑張らなければならない、誇りを持って適正に受給すべきだ、とする二つの意見です。細かいデータの調査が始まりましたので、十分検討し、特権階級のエゴにならぬよう、しかし金持ちしか政治家になれないような極端に偏った結論にならぬよう慎重に議論に参加していきたいと思います。


2月19日(木)

●0700〜早朝駅頭演説会/新杉田駅

今朝は 新杉田駅。よい天気でした。国会では本会議のほか、いよいよ今日から各委員会もスタートします。総務政務官としての役割も重大な局面を迎えています。

●1300〜衆議院本会議

今日の本会議は午後1時から開催。麻生太郎総務大臣より総務省所管法案の提案趣旨説明と質疑が行われました。

●1420〜衆議院総務委員会

午後2時20分から総務委員会が開かれ、いよいよ16年度総務省関連予算案の審議に入りました。下記は麻生太郎総務大臣の所信表明と山口俊一副大臣からの予算案説明です。私たちが何に取り組んでいるのかご理解いただけると思います。

●神奈川新聞に掲載(石尾 正大)

「改革エンジン」全開
小泉内閣 県内3政務官に聞く
 ●下●

地方へ税財源移譲推進

総務大臣政務官 松本 純

 ▼総務省の行政は幅広いが、担当分野での課題は。

 「担当は地方自治全般と情報通信関係。今、一番重要な仕事は、国と地方の税財政制度を見直す三位一体改革。二番目は情報通信社会の整備で、大きな課題はいつでも、なんでも、どこにいても、ネットワーク、端末、コンテンツなどを自由に利用できる便利で安心な社会、ユビキタスネットワーク社会の構築だろう」

 ▼三位一体改革では、地方に「改革の質」を問う意見や地方切り捨てとの批判もあるが・・・。

 「三位一体改革には小泉首相は本気だなと感じる。昨年暮れ、義務教育国庫負担金の退職手当てなどで補助金の一兆円削減を実現した。首相がトップダウンで指示し、短期間で実現できたものだ。四兆円の補助金削減は、期限の2006年度までに間に合わせなくてはいけない。国も頑張り、無駄な金を使わないようにする。地方自治体も歳出を抑える努力が望まれる」

 ▼地方への税財源移譲についてはどうか。

 「自治体は補助金や交付税に頼ることなく、地方税で運営していくのが理想だ。そのためには、国から地方への税源移譲も積極的に進めなければいけない」

 ▼ユビキタスネットワーク社会への取り組みは。

 「横浜市金沢区の能見台のスーパーでは商品の野菜にICタグ(電子荷札)を付け、栽培方法や農薬の散布回数など生産現場の情報を消費者に伝える実験が始まった。将来はカートに商品を入れたままレジを通過すれば、指定の口座から代金が引き落とされるような時代も来るだろう。10年にはICタグなどユビキタス関係の市場は最大で三十一兆円規模になるともいわれている」

 ▼住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)はどう進めるのか。

 「個人情報保護法が来年四月に施行する。その際には、市民選択方式を採用している横浜市も全員参加してもらえると考えている。住基ネットそのものは電子自治体の一番基本的なネットワーク。ここへの参画は住民サービスの観点からも必要だ」


2月18日(水)

0700〜早朝駅頭演説会/杉田駅

今朝は京急杉田駅にお邪魔しました。気温は思ったより寒くないのですが、皆さんはオーバーにしっかり手を入れていて、まだまだ真冬の様相。なかなか手を出して「まちかど政治瓦版」を受け取っていただけません。早く温かくならないかな、と思います。朝8時に終了したら東京に向けて出発です。 ワールドカップアジア地区第1次予選が今晩のオマーン戦からスタート。頑張れニッポン!


2月17日(火)晴れ

●0700〜早朝駅頭演説会/洋光台駅

今朝から磯子区に移り、洋光台駅にお邪魔することになりました。私は自民党国対に法案提出に伴う説明係りとして遅れることが許されず、早朝駅頭演説会は欠席しました。しかし、スタッフの皆さんが「まちかど瓦版」を一生懸命皆さんにお配りし、国会での取り組みを広くお伝えするため頑張ってくれました。

●北朝鮮対策として特定船舶の入港禁止を議論!

朝8時30分から自民党本部701号室で内閣部会・国土交通部会・外交部会の合同会議が開催され、議員立法として提出予定の「特定船舶の入港の禁止に関する法律案要綱」について、了承が求められました。法案の説明は山本一太参議、水野賢一衆議。平沢勝栄総務大臣政務官、舛添要一参議らとともに活発な議論が繰り広げられた部会に参加しました。また、外務省の藪中アジア大洋州局長からは北朝鮮との接触の様子が報告されました。要綱、報告の内容については拉致ページに記載しましたのでご覧いただきたいと思います。一日も早い、拉致事件の解決を目指して必死に取り組んでいます。

●国会見学ぞくぞくと!

今日は予算委員会、総務委員会、本会議などたくさんの会議が開催されましたが、その様子を横浜の皆さんが見学にこられました。
12名でご参加でしたので、団体見学と分かれて、総務省政務官室、議事堂正面、本会議場隣にある議員食堂での昼食、予算委員会、本会議、議事堂内部の見学など盛りだくさんの予定で楽しんでいただきました。これにより、ニュースを見ていても、国会の様子が手にとるように分かり、政治そのものに深い関心を持っていただけるのではないかと期待しています。

●NPO情報セキュリティフォーラム設立、情報セキュリティ大学院大学開設

本日、西区のホテルで標記に関連しシンポジウムが開催されました。情報関係とのことで私が総務大臣政務官としてご挨拶の機会を得ました。言うまでも無く、情報セキュリティにつきましては、社会経済のIT化の進展、インターネットの普及・発達等により、社会生活の確保のためには欠くことのできないものとなっています。政府も2月6日にIT戦略本部で決定した「e-Japan戦略U加速化パッケージ」において6本の柱の一つとして「セキュリティ政策の強化」を掲げるなど、この情報セキュリティ向上に懸命に取り組んでいます。これを実現するのは、まさに「人」であり、総務省も人材育成に力を入れているところですが、今般の標記設立・開設は誠に心強いものです。


2月16日(月)晴れ

0700〜早朝駅頭演説会/富岡駅

14、15日は土日でお休みしました。今朝は京急富岡駅です。「まちかど政治瓦版」2月号の配布と街頭演説。内容は「エイズを忘れないで!」。以前に比べると車で駅まで送り迎えされる方が増えたように思います。駅前ロータリーは狭いので、事故が起きやしないかとヒヤヒヤしています。運転の人も、歩いている人も双方よく気が合っていて、何故か事故にはなりませんが、たまにしか通行しない車の方は、その秩序を乱さないよう注意しなければなりません。

●これから東京行き

総務省の 説明と薬学6年制について文部科学省から法案説明があるとのことで、これから東京に向かって出発です。


2月15日(日)晴れ

●各地で餅つき大会

朝7時半から末吉町の皆さんと勉強会(写真左)。11時半からは福富町西公園で福富町の餅つき大会と消防団の新消防車のお披露目がありました。つきたてのお餅をたくさんご馳走になりました。こういった地元の地道な活動が地域社会を支えるのですね。


2月14日(土)晴れ

●相川市議新年会と中区消防団新年会

朝7時半から地元事務所で若手の勉強会を開催。昼にはインディアカ大会の激励応援。そして3月の広報企画会議に参加しました。午後6時からは金沢区選出の横浜市会議長相川光正市会議員の初春の集い(写真左)に参加。その後、磯子区薬剤師会や消防団(写真中央、右)の新年会などに出席し、今日も帰りは10時を過ぎてしまいました。


2月13日(金)

●0700〜早朝駅頭演説会/能見台駅

本日も同様、予算委員会です。スタッフに任せ、能見台駅を利用される皆さんにぜひ「まちかど瓦版」を読んでいただきたく、配布活動に頑張りました。

●予算委員会ほか

朝8時30分からは「行政改革推進本部公務員制度改革委員会」に出席。人材確保と官民交流についての勉強会です。9時からは予算委員会が開催され、麻生総務大臣の答弁を見守る。そして11時からは「真の年金制度改革を進める議員の会」に出席し、現状について勉強。状況をつかむには役所の資料などもっと詳細なものを入手し議論しないと、感情的な結論しか出てこない様子。資料要求を相談し、本日は終了でした。

夕刻横浜に戻り、渕龍一前市会議員(磯子区選出)の新春の集いに参加しました。会場は多くの支援者で盛況でした。


2月12日(木)晴れ

●0700〜早朝駅頭演説会/金沢文庫駅

本日は予算委員会のため絶対遅刻できず、スタッフに駅頭を任せました。「まちかど政治瓦版」12号は、特に都市部の皆さんに関心を持っていただかなければならない、忘れてならない「エイズ問題」。ぜひ瓦版を読んでいただきたいと思います。

●0800〜児童虐待防止 、0930〜滝頭小国会見学

朝一番午前8時からは自民党政調会の勉強会、「児童虐待防止等に関する小委員会」。このところ頻発する児童虐待に対して人権を尊重しながらも、行政がもっと関与していく方法を検討。9時からは予算委員会。9時30分には磯子区の滝頭小学校の皆さんが国会見学。挨拶もしっかりできて立派な子らでしたよ。

●1300〜相川光正横浜市会議長来訪 、1500〜若手勉強会、全国市議会議長会で挨拶

午後1時には全国市議会議長会に出席のため、相川光正横浜市会議長が総務大臣政務官室に来訪されました。午後3時からは自民党1期生が地方財政について、特に各地方が予算も立てられないと悲鳴をあげている「三位一体改革」について勉強したいということから、山口副大臣とともに総務省省議室で勉強会を開きました。皆さん真剣に取り組むと同時に財政の厳しさについて理解を深めていただいたようです。また、全国市議会議長会意見交換会にてご挨拶と乾杯の音頭をとらせていただきました。厳しい地方財政問題についてたくさんのご意見をいただきました。


2月11日(水)晴れ

●0700〜早朝駅頭演説会/建国記念日のためお休み

祭日のため今日はお休みです。明日は金沢文庫駅を予定しています。


2月10日(火)晴れ

●0700〜早朝駅頭演説会/金沢八景駅

今朝は金沢八景駅です。私は初体験の政府提出法案を衆議院自民党国会対策委員会に説明し、成立へのご協力を願う手続きのため国会へ向かわざるをえず、スタッフに「まちかど政治瓦版」の配布をお願いしました。今朝も寒く、厳しい駅頭活動になりました。

●国対へ法案説明

議員会館に午前8時到着。法案の内容を再チェック。今回はNHKの16年度予算を承認する案件です。9時から始まった予算委員会に出席し、9時40分国対への説明のため別の委員会室へ。内容は恒例の法案ですので問題ありませんが、説明者は初めての経験で、少し緊張しました。説明相手は国会対策委員会の役員と1期生、約50人ほど。特に質問も無く、無事に終わりました。


2月9日(月)晴れ

0700〜早朝駅頭演説会スタート/京急六浦駅

第14クールの早朝駅頭演説会のスタートです。
今朝は京急の六浦駅にお邪魔しましたが、「寒い!」。車の外気温度計を見ると0℃。日陰の少し風のある場所に立ちましたが、おそらく氷点下だったのではないでしょうか。しかし、駅利用している通勤通学の皆さんは元気いっぱいに出発していかれました。
「まちかど政治瓦版」の第12号が完成し、皆さんにお配りしました。鳥インフルエンザも怖いが、昨年史上最高の感染者を出したエイズが国内でジワジワ広がっていることを忘れてはならない!と、しばらく演説を続けていると、若い男性が寄ってきて、しばしエイズ談義になりました。その男性は小学校の先生で、近々6年生に性教育の時間にエイズのことを話したいとのことでした。感染症そのものは横浜市衛生局、衛生研究所などで対策に取り組んでいるはずなので、そこからの取り組み状況や横浜市エイズ対策の仕組みをよく学び、人権に配慮しながらも、気を緩めることが無いよう注意していくべきですね。


2月6日(金)晴れ

●第9回 AMD Award レセプション

社団法人デジタルメディア協会(AMD: Association of Media in Digital)の2003年度の表彰が、明治記念館で盛大に開催され、麻生総務大臣らと共にご招待されました。理事長はバンダイの山科さん。コンテンツ制作の第一線で活躍されている皆さんが集まりました。そして大賞は「着うた」でした。これからの日本の新たな産業として大いに期待されている分野で、総務省も応援しています。
このレセプシションはタキシード着用とのことで、箪笥の奥にしまいこんでいたのを慌てて引っ張り出してきました。細かい道具がどこに使われていたのか思い出すのに必死でした。もう少し服装や芸術・文化にも興味をもって人生楽しまなくっちゃ、とそのときは思いましたが、普段は忙しさにかまけて気が回らないでしょうね。


2月5日(木)

●朝食を食べながら会議を進める、お行儀の悪い?政治家たち ・・・

▼2月3日朝食

▼2月4日朝食

時々テレビで自民党の政治家が弁当箱を突っつきながら会議をしている様子が目に止まりませんか。
箱弁当の図は、毎朝8時から始まる自民党政調会の勉強会の様子なのです。国会開会中は、毎日全国大会を開催しているようなもので単身赴任で北海道や沖縄から議員が永田町に集まっています。
自炊すればよいのかもしれませんが、なかなか時間が取れないため朝ご飯(和定食またはサンドウィッチ)と昼ご飯(ほとんどカレーライス)は議員が会費を払い、プロの方にお願いしているのが現状です。
特に食事時間を設けるのは時間がもったいないので、お行儀が悪いかもしれませんが、食事をとりながら会議が進められます。
昔テレビでこんな様子を見たときには、ステーキ弁当をほうばりながら会議を進めるのは何事か、と思っていましたが、内容は結構地味なものでした。写真左が2月3日、右が4日の朝定食です。ご飯、味噌汁のほかに四品のオカズ。四角い箱の左上は魚、右は卵、下ニ品が毎日少しづつ変わります。
時間を惜しんで懸命に勉強を続けていますので、テレビでこんな様子を見つけたときには、おおらかに見ていただければ幸いです。

●2000〜小泉総理と会食

5日午後8時から東京のホテルの料理屋で総務大臣、副大臣、政務官と小泉首相の会食会が開催されました。話の中身は内緒ですが、映画をはじめ文化芸術話にも花が咲き、小泉総理は黒沢明監督の「用心棒」がもっとも好きだとのこと。好きな飲み物は「冷酒」。冷酒2合、焼酎のお湯割1杯を美味しそうに召し上がっていましたよ。


2月4日(水)

●0800〜自民党政調会(年金制度調査会)が与党協案了承

朝8時から年金制度調査会が開催されました。今日のテーマは「グリーンピア」です。年金積立金の処理方法や年金そのものの運用方法について、独立行政法人をつくり、そこに任せて、公平性や透明性を担保しようという提案です。
私の左となりの河野太郎議員がこれに噛み付きました。独立行政法人を創るのはよいが、その役員に天下りを絶対許すな、というものです。
この議論は、官僚の早期退職を止めさせ、定年まで国家公務員として働けるような体制をつくれるか、といった問題とも絡むことから、国家公務員の処遇を視野に入れた行政改革の必要となります。これから大いに議論されることになると思います。

また、本日午後1時から開催された与党年金制度改革協議会で、今回審議された内容が整理され、改めて自民党政調会に示され、了承されました。今後国会で議論されることになります。
この間、議論百出で、特に経済状況の厳しい中、当初保険料を20%まで引き上げる案については経済界からの強い反対があり、結果18%におさまるなど、給付(年金受給)と負担(保険料徴収)のバランスをとることが難しい状況下の結論でした。
勿論、これで将来の不安すべてが解決されるとは思っていません。今後も引き続き、年金制度のあり方についてしっかり研究してまいります。

●午後から重粒子線先端技術の視察

稲毛にある放射線医学総合研究所に行ってきました。ガン治療に様々な放射線が使われていますが、ここでは重粒子線といって炭素イオンをぶつけて患部だけをやっつける画期的な研究を進めています。

この放射線治療機のサイズは縦横60×120メートルの巨大なもので、コンパクトな新型をつくるにも100〜150億円の費用がかかります。私たちはこの治療法の推進のために議員連盟をつくって応援していきたいと考えています。各県に1台づつ設置できたらよいのですが、現在は全国に2箇所。治療費も一人の患者負担が314万円もかかりますので、早く普及させて健康保険の適用を求めていかなければなりません。


2月3日(火)

●年金制度改革の大詰め

自民党政調会の厚生労働部会です。朝8時開会ですが、年金の詰めに入ってきましたので、出席議員の数はいつもより大変多くなっています。

●総務部会

私の担当、総務部会・地方行政調査会合同会議です。地方税法等一部改正法案の説明です。ここで自民党の了解を得るのも政務官としての役目になります。

●衆議院議長から呼び出し

河野洋平衆議院議長に呼ばれ、議長公邸執務室へ飛んでいきました。
イラク法案をめぐり国会が空転するなど、国会対策委員会の調整にご苦労されている様子でしたが、さらに議長は年金について大きな関心を持っていらっしゃり、現在の取り組み状況などについて、早急にまとめ報告するよう言い付かりました。
国民の安心・安定の基本ですから、なんとか法律を上げなければ、新年度の予算執行にも大きな影響が出ます。今後混乱が予想される年金制度審議に向けた準備が始まりました。


2月2日(月)曇り後雨

●早朝駅頭演説会延期

今朝から第14クールの駅頭演説会を開始することになっていましたが、「まちかど政治瓦版」が間に合わないのです。先週のイラク法案をはじめ課題山積で、内容の詰めに手間取ってしまいました。完成し次第駅頭でお配りします。しばらくお待ちください。


2月1日(日)晴れ

●大阪府知事選太田房江氏再選

1日は任期満了に伴う大阪府知事選の投開票日。投票率は40・49%(過去最低だった前回の44・58%を下回った)自民、民主、公明、社民各党が推薦した現職の太田房江氏(52)(無所属)が、元プロ野球選手の江本孟紀氏(56)(前参院議員)、共産党推薦の弁護士梅田章二氏(53)ら新人4人を大差で破り再選を果たしました。

大阪府知事選確定得票
1,558,626 太田房江 無現〈自〉〈民〉〈公〉〈社〉
  670,717 江本孟紀 無新
  505,167 梅田章二 無新〈共〉
  25,851 小山広明 無新
  13,885 西村重蔵 無新

 


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