国会対策委員会・筆頭副委員長2013-11

2013(平成25)年11月

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11月29日(金)晴れ曇り

●今日の国会

●0900〜厚生労働委員会/院内第16委員室

【案件】
◎厚生労働関係の基本施策に関する件
○質疑(4時間)
・柚木道義(民主)→大臣、法務省岩尾大臣官房審議官
・長妻昭(民主)→大臣、櫻田文部科学副大臣、若宮防衛大臣政務官
・中根康浩(民主)→大臣
・新原秀人(維新)→大臣、赤石政務官、健康局長
・足立康史(維新)→大臣、医政局長
・中島克仁(みんな)→大臣、医政局長
・高橋千鶴子(共産)→大臣、木原外務大臣政務官、国交省総合政策局次長
◎生活保護法の一部を改正する法律案(内閣提出第5号)(参議院送付)
◎生活困窮者自立支援法案(内閣提出第6号)(参議院送付)
○趣旨説明聴取:田村厚生労働大臣

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

毎朝の国対正副委員長打合せが予定通り始まりました。佐藤勉国対委員長は「法案を衆議院から参議院に送る最後の日が今日です。参議院に迷惑をかけないようにやってきましたが、参議院の方もなかなか大変なよう。我々もサポートできるよう今日、来週は頑張って行きたいと思います」と挨拶されました。

●0940〜国会対策委員会/院内第24控室

各委員会が開かれており国対委員(一期生)の出席者数は少なめでしたが、皆さんのそれぞれのご尽力に感謝です。今日も議員立法二件、閣法二件の法案説明が行われました。

●1130〜政調全体会議/901

補正予算でアベノミクスを前進させる経済対策についての説明がなされました。

●1300〜予算委員会与党理事懇談会/院内第23控室

予算委員会の開催日程をめぐる協議が与野党間で進められていますが、その理事懇談会に臨む前に与党理事による打合せが行われました。


11月28日(木)晴れ

●今日の国会

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

佐藤勉委員長から「来週に向けてのスケジュールを今週に決めなくてはいけません。上がる法案、上がらない法案の整理を今日明日でするということになります。そういう状況を踏まえた上で来週の本会議、委員会のスケジュールというものが当然決まってくると思います。この辺をしっかりとグリップをしていただきたいというお願いをしておきたいと思います。」との趣旨の挨拶がありました。

●1000〜政調審議会/院内第20控室

【案件】
・特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案
・中国による防空識別圏の設定の即時撤回を求める決議

●1245〜代議士会/院内第14控室→1300〜本会議/本会議場

【議事日程】
@トゥラ・シュエ・マン、ミャンマー下院議長一行本会議傍聴につき紹介
A永年在職議員として表彰された元議員小沢辰男君逝去につき弔詞贈呈報告
・10月13日逝去、11月25日弔詞贈呈
B東日本大震災における原子力発電所の事故により生じた原子力損害に係る早期かつ確実な賠償を実現するための措置及び当該原子力損害に係る賠償請求権の消滅時効等の特例に関する法律案(文部科学委員長提出)
・小渕優子文部科学委員長趣旨弁明(委員会審査省略)→異議なし採決→全会一致→可決
C薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案(内閣提出)
○後藤茂之厚生労働委員長報告
○討論
・中島克仁(みんな):反対
・柚木道義(民主):賛成
・高橋千鶴子(共産):反対
・河野正美(維新):賛成
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
D農地中間管理事業の推進に関する法律案(内閣提出)(修正)
E農業の構造改革を推進するための農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する等の法律案(内閣提出)(修正)
・坂本哲志農林水産委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→修正議決


11月27日(水)晴れ曇り 薬ネット法案

●今日の国会

●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室

いよいよ大詰めとなってきました。佐藤勉委員長から現状認識について考えが示され、叱咤激励を受けました。

●1000(0900)〜厚生労働委員会・薬ネット法案/分館第16委員室

【案件】
◎薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案(内閣提出第21号)
○質疑
・大西健介(民主)→大臣、赤石政務官、医薬食品局長、警察庁組織犯罪対策部長
・中根康浩(民主)→大臣
・柚木道義(民主)→大臣、冨岡文部科学大臣政務官
・長妻昭(民主)→大臣、櫻田文部科学副大臣、小泉内閣府大臣政務官
・足立康史(維新)→大臣、保険局長、医薬食品局長、唐澤政策統括官
・河野正美(維新)→大臣、保険局長、医薬食品局長、唐澤政策統括官
・浦野靖人(維新)→大臣、土屋副大臣、医薬食品局長
・柏倉祐司(みんな)→大臣、医薬食品局長、警察庁組織犯罪対策部長
・高橋千鶴子(共産)→大臣、医薬食品局長
○質疑終局
○修正案(みんな:中島克仁君外1名提出)
・趣旨説明:中島克仁(提出者)
○討論
・高橋千鶴子(共産):反対
○採決
@修正案(みんな提出)→起立採決→起立少数(自民党反対)→否決
A原案(内閣提出第21号)→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
○附帯決議(自公民3派共同提案)
・趣旨説明:柚木道義(提出者を代表して)
・起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
・田村厚生労働大臣の発言


11月26日(火)曇り

●今日の国会

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

今臨時国会で今日、最大のヤマ場を迎えました。参議院審議時間を考えると、今日中に特定秘密保護法案を可決し参議院へ送らなければなりません。委員会採決、本会議へ緊急上程、参議院へ送付、という手続を完了させるために、いまだに決まっていない議運理事会、本会議などの日程を与野党合意で作り上げなけばならないのです。大仕事です。佐藤勉国対委員長の決意が述べられ、情報交換が行われました。

●0940〜国会対策委員会/院内第24控室

「東日本大震災における原子力発電所の事故により生じた原子力損害に係る早期かつ確実な賠償を実現するための措置及び当該原子力損害に係る賠償請求権の消滅時効等の特例に関する法律案 」についての法案説明が行われた後、今日の国会の動きについて平沢勝栄議運筆頭理事より説明がなされ、長い一日になることが告げられました。

●1000〜政調審議会/院内第20控室

下記案件について審査され、いずれも了承されました。
【案件】
・がん登録等の推進に関する法律案(議員立法)
・会社法の一部を改正する法律案
・会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案

●1700〜衆参与党国対/院内第22控室

本会議開催に向けての調整が進む中で、本日の打合せ会は中止となりました。

●1830(1245)〜代議士会(見込み)/院内第114控室→●1845(1300)〜本会議(見込み)/本会議場

さまざまな与野党の話し合いが行われた結果、午後6時45分から本会議が開かれることになり、下記の日程が御法川信英議運理事より説明され、全会一致で了承されました。その後ただちに本会議場に移動し審議に臨みました。
【議事日程】
@防災・減災等に資する国土強靭化基本法案(第183回国会、二階俊博君外11名提出)(修正)
○坂本剛二災害対策特別委員長報告
○討論
・三日月大造(民主):反対
・宮沢隆仁(維新):反対
・佐藤正夫(みんな):反対
・高橋千鶴子(共産):反対
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→修正議決
A特定秘密の保護に関する法律案(内閣提出)(修正)
○額賀nu郎国家安全保障に関する特別委員長報告
○討論
・長島昭久(民主):反対
・岩屋毅(自民):賛成
・赤嶺政賢(共産):反対
・畠中光成(みんな):賛成
・玉城デニー(生活):反対
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→修正議決

●2020(1900)〜衆院厚生労働委員会委員長・与党理事懇談会/都内

衆院厚生労働委員会の与党理事懇談会が開会時間を遅らせて都内の小料理屋で開かれました。現状についての情報交換がなされました。明日は医薬品のインターネット販売法案の採決に臨むことになります。


11月25日(月)晴れ雨

●今日の国会

●1200〜国対正副打合せ/院内第21控室

今週が今臨時国会で最も重要な山場となります。佐藤勉委員長から叱咤激励の挨拶がなされ、各委員会の報告に入りました。

●1900〜国会対策委員会1・2班懇親会/赤坂飯店

国会対策委員会は一期生の皆さんに委員として働いていただいています。今日は1・2班の皆さんとの懇親会が中華料理屋さんで開かれました。


11月22日(金)晴れ

●今日の国会

●0900〜厚生労働委員会@〜1020/分館第16委員室

大臣が参議院本会議で答弁される間委員会が休憩となったため、変則的な時間割での委員会となりました。
【案件】
◎薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案(内閣提出第21号)
○質疑(5時間)
・新原秀人(維新)→大臣、医薬食品局長
・とかしきなおみ(自民)→土屋副大臣、医薬食品局長
・古屋範子(公明)→土屋副大臣、医薬食品局長
・中島克仁(みんな)→大臣、医薬食品局長、保険局長
・高橋千鶴子(共産)→大臣、医薬食品局長
・重徳和彦(維新)→大臣、医薬食品局長
・中根康浩(民主)→大臣
・柚木道義(民主)→大臣、赤石政務官、医薬食品局長
・長妻昭(民主)→大臣、西村内閣府副大臣、岡田広内閣府副大臣、古川財務副大臣、櫻田文部科学副大臣、警察庁組織犯罪対策部長

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

12月6日が臨時国会の会期末です。参議院で審議する時間を考えると、衆議院で審議すべき案件はいよいよ大詰めになって来ました。各副委員長は緊張感を持って取り組むように佐藤勉委員長より叱咤激励が飛びました。

●0940〜国会対策委員会/院内第24控室

議員立法の法案説明と委員会出席についての注意を国会対策委員の一期生の皆さんに伝達しました。

●1100〜厚生労働委員会A〜1130/分館第16委員室

大臣が参議院本会議で答弁される間委員会が休憩となったため、変則的な時間割での委員会となりました。

●1145〜代議士会/院内第14控室→●1200〜本会議/本会議場

御法川信英議運理事より本日の本会議の審議案件について報告がなされ、全会一致で了承されました。
【本日の議事】
◎国会公務員法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
○趣旨説明:稲田朋美(国務大臣)
○質疑
・小川淳也(民主)→稲田国務、官房、復興
・中田宏(維新)→稲田国務
・大熊利昭(みんな)→稲田国務

●1250〜総務会/院内第15控室

総務会に佐藤勉委員長の代理で出席し、現在の国対の取り組み状況についてご報告しました。

●1300〜厚生労働委員会B〜1610/分館第16委員室

大臣が参議院本会議で答弁される間委員会が休憩となったため、変則的な時間割での委員会となりました。


11月21日(木)晴れ

●今日の国会

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

今朝も国対の打合せが行われ、これから注意すべき課題について確認がなされました。

●1020〜政調正副・部会長合同会議/党603

【案件】
・東日本大震災における原子力発電所の事故により生じた原子力損害に係る早期かつ確実な賠償を実現するための措置及び当該原子力損害に係る賠償請求権の消滅時効等の特例に関する法律案

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場

【議事日程】
@特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認を求めるの件(第183回国会、内閣提出)
・梶山弘志国土交通委員長報告→異議なし採決→全会一致→承認
A民法の一部を改正する法律案(内閣提出)
・江ア鐵磨法務委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
B私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案(第183回国会、内閣提出)
・富田茂之経済産業委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
C国家戦略特別区域法案(内閣提出)(修正)
Dアルコール健康障害対策基本法案(内閣委員長提出)
○柴山昌彦内閣委員長報告:C、趣旨弁明:D(委員会審査省略)
○討論:Cについて
・佐々木憲昭(共産):反対
・津村啓介(民主):賛成
・松田学(維新):賛成
・大熊利昭(みんな):賛成
○採決
・Cについて起立採決→起立多数(自民党賛成)→修正議決
・Dについて異議なし採決→全会一致→可決

●1355〜国家基本政策委員会/院内第3控室

いわゆる党首討論を行う委員会です。本日は以下の案件について全て全会一致、異議 なしで議決しました。
【案件】
○理事の辞任及び補欠選任
○国政調査承認要求に関する件
○合同審査会開会に関する件


11月20日(水)晴れ

●今日の国会

国会議事堂衆議院の左側に分館があり各種委員会の会議室が設置されています。

●0900〜厚生労働委員会@/分館第16委員室

【案件】
◎厚生労働関係の基本施策に関する件
○質疑
・長妻昭(民主)→大臣、愛知財務副大臣、櫻田文部科学副大臣、西村内閣府副大臣、藤川総務政務官

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

今週と来週が国会運営の大ヤマになります。きめ細かい打合せが行われました。

●1300〜厚生労働委員会A/分館第16委員室

【案件】
◎厚生労働関係の基本施策に関する件
○質疑
・大西健介(民主)→大臣
・柚木道義(民主)→大臣
・新原秀人(維新)→大臣、保険局長、医政局長
・宮沢隆仁(維新)→大臣、赤石政務官、上野文部科学政務官、医政局長、医薬食品局長、文部科学省山脇大臣官房審議官、防衛省衛生監
・足立康史(維新)→大臣、佐藤副大臣、高鳥政務官、小泉内閣府政務官、内閣官房地域活性化統合事務局長代理、外務省柳大臣官房審議官
・柏倉祐司(みんな)→医薬食品局長、健康局長、医政局長、障害保健福祉部長
・高橋千鶴子(共産)→大臣、保険局長
◎薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案(内閣提出第21号)
○趣旨説明聴取:田村憲久厚生労働大臣


11月19日(火)晴れ

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

今週がヤマ場と緊張が高まる国対正副打合せでした。会期は12月6日まで、参議院での審議がどれほどのスピードで進むか、丁寧な情報交換と意見交換が続きました。

●0940〜国会対策委員会・法案説明会/院内第24控室

アルコールに関する議員立法の説明を中谷元代議士から受けました。

●1000〜政調審議会/院内第20控室

今日の案件は「研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律及び大学の教員等の任期に関する法律の一部を改正する法律案(議員立法)」についてでした。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場

【議事日程】
@社会保障に関する日本国とハンガリーとの間の協定の締結について承認を求めるの件
A障害者の権利に関する条約の締結について承認を求めるの件
・鈴木俊一外務委員長報告→異議なし採決→全会一致→承認
B産業競争力強化法案(内閣提出)(修正)
○富田茂之経済産業委員長報告
○討論
・今井雅人(維新):反対
・奥野総一郎(民主):賛成
・三谷英弘(みんな):反対
・塩川鉄也(共産):反対
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→修正議決
C持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案(内閣提出)
○後藤茂之厚生労働委員長報告
○討論
・中根康浩(民主):反対
・輿水恵一(公明):賛成
・重徳和彦(維新):反対
・中島克仁(みんな):反対
・高橋千鶴子(共産):反対
・小宮山泰子(生活):反対
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決


11月18日(月)晴れ曇り

●今日の国会

●1130〜国対正副打合せ/院内第21控室

今日もは午前9時10分から国対正副委員長の打合せが行われますが、今日は衆議院の動きはありませんので、ランチミーティングになりました。

●1300〜公明党漆原国対委員長のお誕生日祝い

公明党の漆原国対委員長がお誕生日を迎えました。自民党国対からお祝いのケーキをプレゼントしお祝いしました。


11月15日(金)曇り雨

●0900〜厚生労働委員会/分館第16委員室

大変重要な厚生労働委員会を迎えました。充分な審議時間をとりたいと厚生労働委員長は丁寧に委員会審議を続けてきましたが、そろそろ決着しなければならない時期に入っています。
【案件】
◎持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案(内閣提出第2号)
○質疑(3時間)
・大西健介(民主)→大臣
・中根康浩(民主)→大臣、赤石政務官
・柚木道義(民主)→大臣
・足立康史(維新)→大臣、赤石政務官、医政局長、国税庁課税部長
・新原秀人(維新)→大臣、土屋副大臣、唐澤政策統括官、医政局長
・柏倉祐司(みんな)→大臣、高鳥政務官
・高橋千鶴子(共産)→大臣、年金管理審議官

質疑終局の後、次のような流れで決着が図られました。
○質疑終局
・動議(とかしきなおみ)→起立採決→起立多数(自民党賛成)→質疑終局
○討論
・重徳和彦(維新):反対
○採決
・起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
▼質疑終局後から採決までの流れ
質疑終局を認めない山井理事が壇上から下りない。委員長より以下の趣旨の発言があり、採決の運びとなった。
「反対討論を予定していた政党は、理事が壇上から下りない以上討論ができないと発言している。どうしても山井理事が壇から下りていただけないので、反対討論を終わりとし採決を行う。」

●0910〜国会対策正副委員長打合せ/院内第21控室

今朝も国対正副委員長打合せが行われました。毎朝同じ発言になってしまうが「重要な時期にある」ということに変わりはない、と佐藤勉国対委員長から訓示がありました。各委員会から報告がなされ、それぞれ担当の委員会に散りました。

●0940〜国会対策委員会/院内第24控室

法案説明に続き、今日は「党内手続きについて」(党議拘束)の説明をしました。

我が党の(法案の対応等についての)意思決定過程は、

@「部会」、「政調審議会」で議論を積み上げ、
A(最高意思決定機関)である「総務会」で了承された案件に ついては、党議拘束がかかる。
その上で B【公明党との】「与党政策責任者会議」で最終的に意見を統一し、 閣議決定、国会提出となる。
その後、委員会審議・採決を経て本会議へ上程され、可決された 法案については、参議院へ送付される。

意思決定過程説明図

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場

御法川信英議運理事より本日の本会議の流れが報告され、全会一致で了承されました。その後、直ちに本会議場へ移動しました。
【議事日程】
@裁判官の配偶者同行休業に関する法律案(内閣提出)
・江ア鐵磨法務委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
A首都直下地震対策特別措置法案(災害対策特別委員長提出)
・坂本剛二災害対策特別委員長趣旨弁明(委員会審査省略)→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
B公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)
・小渕優子文部科学委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
C交通政策基本法案(内閣提出)
・梶山弘志国土交通委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
D公職選挙法の一部を改正する法律案(第183回国会、逢沢一郎君外5名選出)
・保岡興治政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決

●1615〜予算委員会与党理事懇談会/院内第23控室

16:30から予算委員会理事懇談会が予定されています。開会される前に与党理事により打合せ会が開かれました。


11月14日(木)曇り晴れ

●今日の国会

●0910〜国会対策正副委員長打合せ/院内第21控室

今朝も佐藤勉委員長の挨拶に続き各委員会担当副委員長から報告がなされました。緊張感はますます高くなっています。


11月13日(水)晴れ曇り

●今日の国会

●0850〜厚生労働委員会/分館第16委員室

【案件】
◎持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案(内閣提出第2号)
○質疑(7時間)
・河野正美(維新)→大臣、土屋副大臣、葉梨財務政務官、保険局長、医政局長、消防庁次長
・伊東信久(維新)→大臣、土屋副大臣、健康局長、保険局長
・村井英樹(自民)→高鳥政務官
・古屋範子(公明)→土屋副大臣、健康局長
・重徳和彦(維新)→大臣、年金局長
・中根康浩(民主)→大臣、赤石政務官
・大西健介(民主)→大臣
・長妻昭(民主)→大臣、赤石政務官、上川総務副大臣、財務省主計局次長
・山井和則(民主)→大臣
・中島克仁(みんな)→大臣、医政局長、保険局長、社会・援護局長
・高橋千鶴子(共産)→大臣、赤石政務官、健康局長、障害保健福祉部長

●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第21控室

国会対策は大変重要な時期を迎えています。衆議院での審議がスムーズに進まないと参議院で充分な審議時間を確保できなくなるからです。佐藤勉委員長のご挨拶ののち書く委員会から現状報告がなされました。


11月12日(火)晴れ曇り

●今日の国会

●0900〜厚生労働委員会/分館第16委員室

【案件】
◎持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案(内閣提出第2号)
○参考人の意見陳述(1時間30分)
・遠藤久夫:学習院大学経済学部部長
・渡邉いつ子:介護保険(要支援)利用者
・小黒一正:法政大学経済学部准教授
・山崎泰彦:神奈川県立保健福祉大学名誉教授
・古屋聡:山梨市立牧丘病院院長・気仙沼市立本吉病院非常勤医師
・二宮厚美:神戸大学名誉教授
○参考人に対する質疑(1時間30分)
・船橋利実(自民)→遠藤参考人、小黒参考人、山崎参考人
・山井和則(民主)→渡邉参考人
・上野ひろし(維新)→遠藤参考人、小黒参考人
・高橋千鶴子(共産)→遠藤参考人、山崎参考人、古屋参考人、二宮参考人
・中島克仁(みんな)→遠藤参考人、小黒参考人、山崎参考人、古屋参考人
・輿水恵一(公明)→遠藤参考人、小黒参考人、山崎参考人、古屋参考人

●0910〜国会対策正副委員長打合せ/1-302

この度の臨時国会の最大の山場を迎えているといってよいのではないでしょうか。会期は12月6日までで、衆議院審議の後、参議院の審議もしなければなりませんから、時間が無いことは誰でも理解できることです。佐藤勉国対委員長からは各委員会の進捗状況をしっかり掴み、遅滞無く法案処理を進めるよう指示がありました。

●0940〜国会対策委員会/院内第24控室

今日の法案説明は議員立法三本と法務省提出の民法の一部改正案でした。

●1015〜政調審議会/院内第20控室

前回差し戻された「薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案」が再審議され、政調審議会の了承を得て、総務会に送られました。

●1700〜衆参与党国会対策委員会打合せ/院内第22控室

衆議院・参議院の与党国対が集まり、国会全体の動きについて情報交換が行われました。


11月11日(月)曇り晴れ

●今日の国会

●1200〜国対正副打合せ/院内第21控室

今日は昼食をとりながらの打合せになりました。お弁当は崎陽軒のシウマイ弁当。佐藤勉国会対策委員長からは、今週は山場、それぞれに各委員会の進捗状況をしっかり掴むよう指示が出されました。

●1830〜総理と国対正副との懇談会/総理公邸

国会対策委員会の正副委員長が安倍晋三総理のお招きで、公邸でのディナーミーティングに出席しました。よく食べ、よく語る、お元気な総理に驚かされました。


11月8日(金)晴れ曇り

●0900〜厚生労働委員会@〜1210A1550〜1740/分館第16委員室

厚生労働委員会はいわゆるプログラム法案についての質疑が続きました。
▼0900〜厚生労働委員会@/分館第16委員室
【案件】
◎持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案(内閣提出第2号)
○質疑
・古賀篤(自民)→大臣、医政局長、消防庁次長
・桝屋敬悟(公明)→大臣
・大西健介(民主)→大臣、赤石政務官
・中根康浩(民主)→大臣
・柚木道義(民主)→大臣、赤石政務官
・足立康史(維新)→大臣、高鳥政務官、国税庁上田長官官房審議官
▼1545〜厚生労働委員会A/分館第16委員室
【案件】
◎持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案(内閣提出第2号)
○質疑
・新原秀人(維新)→大臣、土屋副大臣、医政局長、保険局長
・柏倉祐司(みんな)→雇用均等・児童家庭局長、健康局長、内田高齢・障害者雇用対策部長、法務省萩本官房審議官
・高橋千鶴子(共産)→大臣、老健局長、蒲原障害保健福祉部長

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

佐藤勉国会対策委員長の挨拶に続き、各部署より報告がなされました。

●0940〜国会対策委員会・法案説明/院内第24控室

各委員会が開催されているため出席委員は少なかったのですが、予定通り法案説明が行われました。参加者が少ないことは決して悪いことではなく、本会議・委員会、国対委員会、部会等の優先順位で会合に参加することを委員の皆さんにお願いしました。

●1115〜予算委員会与党理事懇談会/院内第23控室

今日の予算委員会理事懇談会を前に打合せ会が開かれました。

●1215〜総務会/院内第15控室

総務会は自民党としての最終組織決定をする大事な開議です。今日も法案が審査され了承されました。その結果を受けて政府は閣議決定し、法案提出に至ります。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場

御法川信英議運理事から本日の本会議の審議内容について説明がなされ、全会一致で了承されました。
【議事日程】
@国家公務員等任命につき同意を求めるの件(採決順・6回)
○異議なし採決→全会一致→同意を与える
・(官房)検査官:河戸光彦
・(金融)証券取引等監視委員会委員:園マリ、吉田正之
・(総務)電気通信紛争処理委員会委員:中山隆夫、荒川薫、小野武美、平沢郁子、山本和彦
・(法務)中央更生保護審査会委員:小川清美
・(国交)運輸審議会委員:鷹箸有宇壽、河野康子
・(国交)運輸安全委員会委員:田村貞雄、横山茂、松本陽、岡村美好、富井規雄
・(環境)公害健康被害補償不服審査会委員:岡本美保子
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
・(科技)総合科学技術会議議員:中西宏明
・(総務)電波監理審議会委員:前田忠昭
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
・(食品)食品安全委員会委員:熊谷進
・(一体改革)特定個人情報保護委員会委員:阿部孝夫
・(総務)日本放送協会経営委員会委員:石原進
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
・(一体改革)特定個人情報保護委員会委員長:堀部政男/同委員:手塚悟
・(金融)証券取引等監視委員会委員長:佐渡賢一      
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
・(総務)日本放送協会経営委員会委員:長谷川三千子、百田尚樹、本田勝彦
○起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
・(総務)日本放送協会経営委員会委員:中島尚正
A国家公務員の配偶者同行休業に関する法律案(内閣提出)
B地方公務員法の一部を改正する法律案(内閣提出)
・高木陽介総務委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
C動議:特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法等の一部を改正する法律案(金子一義君外6名提出)
・梶山弘志国土交通委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
D動議:独立行政法人原子力安全基盤機構の解散に関する法律案(内閣提出)
・伊藤信太郎環境委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
E動議:国会職員の配偶者同行休業に関する法律案(議院運営委員長提出)
F動議:衆議院の事務局及び法制局の職員の定員に関する規定の一部を改正する規定案(議院運営委員長提出)
・逢沢一郎議院運営委員長報告(委員会審査省略、趣旨弁明)→異議なし採決→全会一致→可決
G動議:東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案(災害対策特別委員長提出)
・坂本剛二災害対策特別委員長報告(委員会審査省略、趣旨弁明)→異議なし採決→全会一致→可決
H国家戦略特別区域法案(内閣提出)
○趣旨説明
・国務大臣:新藤義孝
○質疑
・平将明(自民)→総理、新藤国務(地域活性化)
・近藤洋介(民主)→総理、新藤国務(地域活性化)、稲田国務(規制)、財務
・阪口直人(維新)→総理
・高木美智代(公明)→総理、新藤国務大臣(地域活性化)
・大熊利昭(みんな)→総理、新藤国務(地域活性化)、厚生労働、文部科学
・佐々木憲昭(共産)→総理
・畑浩治(生活)→総理、新藤国務(地域活性化)


11月7日(木)雨晴れ

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

佐藤勉国対委員長の挨拶に続き各委員会から報告がありました。今回は12月6日までの短い臨時国会の会期です。まだまだ残された処理すべき法案は山盛りです。緊張感を持って残された重要な毎日を過ごします。

●1000〜政調審議会/院内第20控室

政調審議会が第20控室で開かれました。案件は下記の三件です。薬ネットの案件は今年1月の最高裁判決との関わりなどについて、再度関係役員に充分な資料を提供するよう求められ、本日は差し戻しの処理となりました。
【案件】
・薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案→差し戻し
・中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律案(議法)→了承
・民法の一部を改正する法律案→了承

●今日の国会

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場

御法川信英議運理事から本日の本会議で審議される案件の説明がなされ、全会一致で了承されました。代議士会終了後、各議員は本会議場に移動し、下記案件について審議に臨みました。
【議事日程】
@投資の促進及び保護に関する日本国政府とパプアニューギニア独立国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
A投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とコロンビア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件
B投資の促進及び保護に関する日本国とクウェート国との間の協定の締結について承認を求めるの件
C投資の促進、円滑化及び保護に関する日本国政府、大韓民国政府及び中華人民共和国政府の間の協定の締結について承認を求めるの件
D投資の促進及び保護に関する日本国とイラク共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件
E社会保障に関する日本国とインド共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件
・鈴木俊一外務委員長報告→@〜E一括・異議なし採決→全会一致→承認
F農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律案(内閣提出)
・坂本哲志農林水産委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
G特別会計に関する法律等の一部を改正する等の法律案(内閣提出)
・林田彪財務金融委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
H安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案(第183回国会、内閣提出)(修正)
○額賀nu郎国家安全保障に関する特別委員長報告
○討論
・赤嶺政賢(共産)(反対)
・中山泰秀(自民)(賛成)
・玉城デニー(生活)(反対)
・後藤祐一(民主)(賛成)
・山田宏(維新)(賛成)
・畠中光成(みんな)(賛成)
○採決:起立採決→起立多数(自民党賛成)→修正議決
I特定秘密の保護に関する法律案(内閣提出)
J行政機関の保有する情報の公開に関する法律等の一部を改正する法律案(枝野幸男君外2名提出)
○趣旨説明
I森まさこ(国務大臣)
J枝野幸男(提出者・民主)
○質疑
・城内実(自民)Iについて→総理、森国務大臣
・渡辺周(民主)IJについて→総理、森国務大臣、後藤祐一(提出者)、階猛(提出者)
・丸山穂高(維新)Iについて→総理、森国務大臣、防衛大臣
・大口善コ(公明)Iについて→総理、森国務大臣
・井出康生(みんな)IJについて→総理、森国務大臣、文部科学大臣、枝野幸男(提出者)
・穀田恵二(共産)Iについて→総理
・村上史好(生活)Iについて→総理


11月6日(水)晴れ

●0900〜厚生労働委員会〜1650/分館第16委員室

【案件】
◎持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案(内閣提出第2号)
○質疑(6時間45分)
・金子恵美(自民)→大臣、土屋副大臣、老健局長
・古屋範子(公明)→大臣、土屋副大臣、赤石政務官、健康局長
・柚木道義(民主)→大臣、赤石政務官
・長妻昭(民主)→大臣、西村内閣府副大臣
・山井和則(民主)→大臣
・重徳和彦(維新)→大臣、老健局長、年金局長
・浦野靖人(維新)→大臣、赤石政務官、文科省義本大官房審議官、厚労省唐澤政策統括官、雇用均等・児童家庭局長
・足立康史(維新)→大臣、赤石政務官、坂井国交政務官、伊藤総務政務官
・中島克仁(みんな)→大臣、佐藤副大臣、小泉内閣府政務官、年金管理審議官
・高橋千鶴子(共産)→大臣、赤石政務官、文科省義本大官房審議官、厚労省唐澤政策統括官
○参考人出頭要求に関する件
・委員長一任

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

国会の流れは日に日に刻々と変化していきます。佐藤勉国対委員長の挨拶に続き、各委員会からの報告を受け、情報交換が行われました。


11月5日(火)晴れ

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

今朝も午前9時10分から国対正副打合せが行われました。与野党の調整をし本会議や各委員会を動かしていく国会で最も重要な縁の下の仕事です。佐藤勉国対委員長のもと副委員長の持つ情報が交換されました。

●0940〜国会対策委員会・法案説明会/院内第24控室

一期生は全員が国会対策委員会の委員に任命されます。国会に提出された法案の説明を全員が受けます。

●1000〜政調審査会/院内第20控室

自民党の政策を決定する過程の一つが政調審査会です。今日は震災対策に関する報告を受けました。
【案件】
・復興加速化のための第三次提言について

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議/本会議場

御法川信英議運理事より本日の本会議で審議される案件について説明を受け、全会一致で了承されました。
【議事日程】
@薬事法等の一部を改正する法律案(第183回国会、内閣提出)
A再生医療等の安全性の確保等に関する法律案(第183回国会、内閣提出)
・後藤茂之厚生労働委員長報告
→採決:@起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
 採決:A異議なし採決→全会一致→可決
B自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案(第183回国会、内閣提出)
・江ア鐵磨法務委員長報告→異議なし採決→全会一致→可決
C海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法案(内閣提出)
・梶山弘志国土交通委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決

●1700〜衆参与党国対/院内第22控室

衆参議院の与党(自公)の国対役員による上報告間が行われました。野党から求めらるさまざまな要望に対する対応などについても協議されます。


11月1日(金)晴れ

●0900〜厚生労働委員会@・傍聴/分館第16委員室

慶應義塾大学薬学部医薬品開発規制科学講座の黒川達夫教授(平成20年厚生労働省医薬食品局担当審議官、薬系技官) を含む研究室の計11名の皆様が、来訪され、厚生労働委員会並びに本会議を最後まで傍聴頂きました。

【案件】
◎薬事法等の一部を改正する法律案(内閣提出、第183回国会閣法第73号)
◎再生医療等の安全性の確保等に関する法律案(内閣提出、第183回国会閣法第74号)
○質疑
・大串正樹(自民)→大臣、医政局長
・輿水恵一(公明)→大臣、医政局長、医薬食品局長
・長妻昭(民主)→大臣、土屋副大臣、西川文部科学副大臣
・柚木道義(民主)→大臣、赤石大臣政務官、冨岡文部科学大臣政務官
・中根康浩(民主)→大臣、土屋副大臣
・重徳和彦(維新)→大臣、赤石大臣政務官、医政局長、医薬食品局長、文科省研究振興局長

●0910〜国対正副打合せ/院内第21控室

今週は各委員会が一斉に動き始めました。佐藤勉国会対策委員長の挨拶の後、各委員会の動きについて各担当副委員長から報告がなされました。情報整理は毎朝行われ、各党との調整も行われます。縁の下の仕事ですが大変重要な仕事です。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜本会議・松本純がプログラム法案代表質問/本会議場

本会議前に開会される代議士会で、御法川信英議運理事より本日の案件が説明され全会一致で了承されました。その中には、いわゆるプログラム法案に対する私の10分間の代表質問も入っていました。

【議事日程】
▽消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案
(第183回国会、内閣提出)(修正)
・山本幸三消費者問題に関する特別委員長報告→異議なし採決→全会一致→修正議決
▽自衛隊法の一部を改正する法律案(第183回国会、内閣提出)
・江渡聡徳安全保障委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
▽動議(議事日程追加)電気事業法の一部を改正する法律案(内閣提出)
・富田茂之経済産業委員長報告→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
▽趣旨説明:持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案
(内閣提出)
○趣旨説明
・厚生労働大臣:田村憲久
○質疑
・松本純(自民)→厚生労働、甘利国務(一体改革)
・長妻昭(民主)→厚生労働、甘利国務(一体改革)、財務
・足立康史(維新)→厚生労働、甘利国務(一体改革)、森国務(少子)
・古屋範子(公明)→甘利国務(一体改革)、厚生労働、森国務(少子)
・中島克仁(みんな)→厚生労働、甘利国務(一体改革)
・青木愛(生活)→厚生労働、財務

▼本会議における松本純質問(質問時間10分間)

代表質問

2013/11/01
自由民主党 松本 純

私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案」、いわゆるプログラム法案について、質問いたします。

まず、社会保障制度改革の方向性についてお伺いします。

我が国の社会保障制度は、多くの国民の支持の下、高度経済成長期を中心に形成され、国民生活に安心と長寿をもたらしてきたものであります。昭和三十六年には、国民皆保険・皆年金の達成により、全ての国民が公的医療保険や年金による保障を受けられるようになり、その後も、社会保障給付の大幅な充実が図られる中、多くの制度が組み合わさって、日本の社会保障制度は構築されてきました。

これらの制度は、当時我が国に定着しつつあった長期雇用慣行等をはじめとする日本型雇用システムや、女性が専業主婦として家事を担うといったロールモデルに適合したものであったわけでありますが、国際競争の激化や産業構造の変化により、いまや、非正規雇用労働者は労働者全体の3分の1以上を占めるにいたり、日本型雇用システムはすべての労働者が享受することのできる仕組みではなくなりつつあります。また、女性の社会進出と相まって、専業主婦が育児や介護などの家事を担うというロールモデルも、既に限界となっております。

加えて、世界に類を見ない速度で少子高齢化が進展し、医療技術の急激な高度化等も見られる中、社会保障給付の増加は避けられない状況にあることも鑑みると、現行の社会保障制度を大きく転換していく必要に迫られているところであります。

昨年夏、三党合意に基づき社会保障制度改革推進法が成立し、同法に規定された社会保障制度改革の基本的な考え方及び基本方針に基づき、社会保障制度改革を議論する場として、社会保障制度改革国民会議が設置されました。有識者15名の参集の下、計20回に渡って、多岐にわたり相互に関連する社会保障制度改革についての丁寧な議論が積み重ねられてきたものと承知しております。

本年8月には、社会保障制度改革国民会議において、改革の大きな方向性が示され、その中では「二十一世紀日本モデルへの転換」などが示されたところですが、こうした報告書の提言をどう受け止めているでしょうか。一体改革担当大臣にお伺いします。

次に、このプログラム法案についてお伺いします。

本法案は、こうした社会保障制度改革国民会議の報告書を踏まえ、社会保障制度改革推進法の規定による法制上の措置として、少子化、医療・介護、公的年金の分野ごとの改革の検討課題や、必要な措置について講ずる時期・法案の提出目途を明らかにするものとして提出されたものであります。

このような、政府に対して将来の法案提出義務を課すことを内容とするプログラム的な法律によって、社会保障制度改革の全体像及び進め方を事前に政府提案の法律によって示すことの意義、すなわちこの法律の意義は、どのようなところにあるのでしょうか。厚生労働大臣にお伺いします。

 先月1日、安倍総理は、来年4月より消費税率を8%に引き上げることを決断されました。急速な少子高齢化が進む中、社会保障・税一体改革により、財政の健全化と、受益と負担の均衡のとれた持続可能な社会保障制度の確立の双方の実現を可能とするものであります。

このご決断により、これまでは実施が難しかった多くの充実化・安定化の措置が、はじめて実現可能となったわけであります。本法案には、そうした多くの措置が盛り込まれているものと承知しておりますが、改めて、どのような充実策・安定化策が盛り込まれており、国民の皆様にどのような受益がもたらされることとなるのでしょうか、厚生労働大臣にお伺いします。

一方で、社会保障を取り巻く厳しい環境を踏まえると、持続可能な社会保障制度を確立するためには、負担能力に応じた負担を国民の皆様にもお願いしていかなければならないというのも、事実としてあるわけであります。

是非とも政府には、世界に誇る社会保障制度の持続性を確保することが、病気や高齢といった誰しもが出会う可能性のあるリスクを十分に軽減し、望ましい医療・介護サービスの実現等も含め、1人1人の生活に真の安心をもたらすものであること、また子ども・子育て支援の充実は未来の我が国への投資につながるものであることを、しっかりと伝えていただき、国民の皆様の納得を得た改革を進めていただきたいと思います。

 次に、プログラム法に規定する「個人の主体的な健康の維持増進への取組の奨励」に関連して、急激な高齢化等と相まって、がん、糖尿病などの生活習慣病に罹患する方の割合も急激に上昇している中、1人1人が疾病予防の重要性を理解し、しっかりと健康作りに励むよう環境の整備に努めることは、健康寿命の延伸達成に加え、我が国の医療費適正化の観点からも大切な取組であると考えています。

そこで、まずはこうした疾病予防・健康増進のための取組について、医療費適正化の観点にも配慮しつつ、今後どのような取組を行っていくこととしているのか、こうした取組は社会全体の活性化にも繋がる重要な取組であると考えておりますが、厚生労働大臣のお考えをお伺いします。

この法案において、はじめて、「地域包括ケアシステム」という用語が法律上に定義されました。

超高齢社会を迎え、我が国の医療・介護サービスの提供体制は、国民会議の報告書にもあるとおり、「病院完結型」から、患者の住み慣れた地域や自宅での生活のための医療と介護、さらには、住まいや自立した生活の支援までもが切れ目なくつながる「地域完結型」に変わっていかなければなりません。まさに、そうした理念を具現化するものが「地域包括ケアシステム」の構築であります。

その実現のためには、社会保障分野を超え、住まいや町づくりの分野をはじめとする様々な行政分野、さらには民間企業やボランティアの方々と、しっかり連携を図る必要があります。今回、法律案では、地域包括ケアシステムの構築により、どのような医療提供体制と、介護サービスの提供体制を目指し変革していくこととなるのか、改めて厚生労働大臣にお伺いします。

 社会保障制度改革の推進に当たって、今回の法律案では、社会保障制度改革推進会議を設置することとされております。その設置は5年以内とされていますが、有識者の方々にお集まりいただき、どのような議論をしていただくこととしているのでしょうか。一体改革担当大臣にお伺いして、私の質問を終わります。

 


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