議院運営委員会・国会対策委員会2006-04 |
2006(平成18)年4月 |
4月29日〜5月7日まで、河野太郎議員と中東会議参加のため、ドバイ、アンマンに海外出張です。
4月28日(金)晴れ
●0850〜朝のお掃除です/国会議事堂二階
国会議事堂内の掃除の方法が面白いのです。赤い絨毯の敷き詰められた本会議場の周辺ですが、壁のいたるところに電気掃除機の吸い込み口が設置されているのです。職員の皆さんが一斉に担当地域をホースと吸い込み口をもって掃除が始まります。きびきびとした動きに感動します。重役出勤していたら見ることの出来ない場面ですが、国会議事堂を守るために多くの職員の皆さんが働いています。
●0910〜国対正副/第22控室
無事に今日の本会議は開会できそうです。但し野党側の条件は「波静か」、つまり厚労委員会や法務委員会で事故が起きないことです。連休前に仕上げるべき案件に対し、参議院、各委員会の進捗状況について丁寧な報告が続きました。写真は参議院国対筆頭副委員長の保坂参議院議員です。衆議院と参議院が平行して各種委員会が開催されますので、大臣の出席を調整し割り振ることが大きな仕事の一つになります。また、今日の朝の段階ではゴールデンウィークの5月1,2日は大臣の海外日程もたくさん入ってきたため、委員会等は開かれないことになりました。
●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→
●1200〜議院運営委員会/議長応接室
与党理事懇談会、議運理事会(写真左)、議院運営委員会(写真右)が開催され、本会議のセットが確認されました。また、議運としては連休明けの次の本会議のセットが重要な仕事になりますが、教育基本法の特別委員会設置と教育基本法改正案の趣旨説明・質疑を行わなければなりませんが、日程は整っていません。結果、5月8日(月)午後4時30分から理事会を開会し内容を詰めることとし、その内容が整った前提で翌日の5月9日(火)午後1時から本会議を立てることが決まりました。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議
細田国対委員長が進行を見つめる中、議運理事から今日の本会議の流れが説明されました。また、今日は新議員紹介として太田和美君(千葉7区)が本会議に登場しますが「女性議員一人として新人女性議員を迎えるに当たり、不適切な野次を飛ばさないようお願いする」と提案され、いずれも了承されました。本会議は午後1時から予定通り開会され、まずはじめに太田和美君(民主)が紹介され、議了案件・緊急上程された4件が採決されました。@平成16年度一般会計予備費、A平成16年度と区別会計予備費、B平成16年度特別会計経費増額総調書、C【緊急上程】消費者契約法改正案(閣法)、以上4件はいずれも可決承認されました。そしていよいよ今日のメインイベントです。@建築基準法等改正案(閣法)、A建築基準法等改正案(民主案)、以上2件の趣旨説明・質疑が行われました。各党から4名が質疑に立ち、法案2件は委員会に付託されました。
4月27日(木)雨曇り
●0910〜国対正副/第22控室
朝から緊張です。昨日議論していた教育基本法の審議のあり方について、与党としては特別委員会を設置して進めたいとの考えがありますが、まだ仮定の問題で野党との交渉も進んでいません。そんな時に今朝の新聞報道で特別委員会が設置され森山真弓議員が委員長に就任するというニュースが流れてしまいました。まだ決定していることではありません。野党との交渉中に先走って、あたかも決定されたごとき報道がなされると今までの国対の調整が水の泡になってしまいます。今日は決定していないことを推測で記者に喋るなどの情報もれが今後ないように十分注意するようお叱りを受けました。
●0940〜国会対策委員会/第24控室
久しぶりに国会対策委員会(委員は1期生)が開催されました。村田筆頭副委員長から現在の法案処理状況について説明があり、引き続き田野瀬副委員長から本会議の内容と今後の日程についてその見込みが報告されました。そして今日の法案説明は文部科学省からで、教育基本法についての説明がなされました。自民党政調会で既に長きにわたり審議され、与党合意もなされた法案ですから、誰からも質問は出ませんでした。そして最後に、遠藤副委員長から、会期中は土日祭日であっても海外渡航については議運・議長からの許可が必要であることが周知されました。
●1640〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1700〜議運理事会/理事会室
今日は園遊会などもあり議運理事会は午後5時から開始されることになりました。まず次回の本会議については明日4月28日(金)午後1時から開会され、新議員の紹介、議了案件処理、建築基準法等改正案(閣法及び民主案)の趣旨説明及び質疑が行われることになりました。しかし、これには前提があり、明日の国会が「波静か」であることが条件。法務委員会や厚生労働委員会が予定通り 進められることが条件です。この理事会を開くには、毎回事前に与野党の筆頭理事間の調整が整わなければなりません。今日のように落ち着いた理事会を迎えることが出来たのも両筆頭理事のご尽力の賜物です。 田野瀬筆頭理事お疲れ様です。
4月26日(水)晴れ
●0910〜国対正副/第22控室
細田国対委員長の訓示内容がこのところ変わりません。「健保法・医療法を早く衆議院を通過させ、参議院に送ることが出来るよう奮励努力せよ」との内容です。また教育基本法改正に関する特別委員会の設置についても早急に進めるよう、そして今国会であげることが出来るよう慎重に、しかし臆することなく国民に説明できる機会をつくることができるよう頑張って欲しいとの趣旨の挨拶がありました。その後、村田吉隆筆頭副委員長の司会により参議院の審議状況と各委員会からの報告を受けました。
●1200〜議運与党理事懇/第22控室→●1230〜議運理事会/理事会室
今日の議論は白熱したものになりました。まず、連休前の区切りとして4月28日(金)に本会議を立て、新議員太田君の紹介、議了案件3件、以上の手続きに続き、4月13日から野党に申し入れてきた建築基準法改正案(閣法)の趣旨説明・質疑を行う件については協議されました。しかし、野党のガードは固く、厚労委員会、法務委員会は正常化したとは言えず、その整理がなされない限り新たな案件に入ることは拒否すると言うもの。また、教育基本法改正に関する特別委員会の設置についても、野党側は今会期内に審議が終了することのないよう、常任委員会でゆっくり時間をかけた審議をする、憲法改正に準ずる慎重な対応が求められました。しかし、建築基準法は耐震偽装問題に対して多くの国民が不安を抱いていることで、一日も早い法案処理により安心してもらうことが重要と思う。また、教育基本法の改正についても、いつまでも審議を長引かせるのではなく、改正点、問題点を国民によく理解してもらうためには、特別委員会を設置し、集中的な審議によりその問題を解決すべきだと私は思います。
4月25日(火)曇り
●0910〜国対正副/第22控室
細田国対委員長からは、後半国会の山でもある健保法・医療法の改正案について早急に見通しを立てるよう強い指示がありました。また、その審議がなされている厚生労働委員会と法務委員会の動きについて入念な打合せが行われました。さらに村田筆頭副委員長からは教育基本法改正の審議を行う特別委員会の設置について各党と調整を進めているが、概ね30人委員会になりそうなこと、登録する委員を検討しておくよう指示がありました。我がグループからは教育基本法に長きにわたって取り組んできた岩屋毅議員を登録することにしたいと思います。
●1040〜議運与党理事懇/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→
●1200〜議院運営委員会/議長応接室
今日は頭の痛い議運です。今日の本会議の内容まではつめられていますが、次回の本会議の内容についてはまだ決まっていません。4月28日に本会議を立てるところまでは野党の理解を得ることは出来ているのですが、その内容が固まりません。概ね了解を得られたことは、千葉7区当選の太田和美君の新議員紹介が行われ、議席が決定します。また平成16年度予備費3件についても議了案件として処理されることになります。問題は建築基準法等改正案の趣旨説明・質疑です。野党側は厚生労働委員会、法務委員会の正常化が進んでいないとのことから趣旨説明には難色を示しており、明日午後12時30分から理事会を開会することで本日の理事会は終了しました。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議〜1330/本会議場
代議士会では江渡聡徳議運理事から本日の本会議次第について説明がなされ了承を得ました。その後、発言が許された武部幹事長から日曜日に投開票の行われた千葉7区他の選挙結果について報告がなされました。特に千葉7区の結果については955票差で惜敗した重みをしっかり受け止め、来年の参議院選挙に向けて戦略・戦術を練り直し、準備を進めていく旨の決意表明とお礼の挨拶がありました。
本会議では、冒頭、「水俣病公式確認50年に当たり、悲惨な公害を繰り返さないことを誓約する決議案」の趣旨弁明と政府の発言が行われました。その後、議了案件処理がなされ、@電子署名地方認証業務法改正案(閣法)、A日韓刑事共助条約、B防衛庁設置法等改正案(閣法)、C中心市街地活性化推進法
改正案(閣法)、D日本メキシコ協定原産地証明書法改正案(閣法)、E刑法及び刑事訴訟法改正案(閣法)、F公職選挙法改正案、以上の6委員会7件について採決され、いずれも可決承認されました。
4月24日(月)曇り晴れ
●1115〜オーストリア共和国首相及び欧州委員会委員長歓迎会/憲政記念館2F特別会議室
憲政記念館の2階にある特別会議室にオーストリア共和国首相、欧州委員会委員長が来日された歓迎会が開催されました。河野洋平議長が外務大臣のときに共に外務大臣を務められていた仲間に当たるそうです。そして河野洋平当時外務大臣から小泉総理に提言されてEUと日本の定期会合がもたれるようになり、今回も小泉総理との会合などがセットされているとのことでした。会場にはEUの大使館関係者や日本の元首相らも招かれ和やかな交流会になりました。
●1200〜国対正副/第22控室
今日の国対正副の打合せは大変緊張した会議になりました。それもそのはずで、昨日の千葉7区衆院補欠選挙の結果、自民党候補者が955票差で負けてしまったからです。今後の国会運営にもその影響が出てくるのではないか、と注意深い運営の必要性が確認されました。また残された日程は平日だけで35日間、未処理の法案は80本近くあり、会期延長なしで処理するには相当のスピードで法案処理を進めなければなりません。しかも、国民への説明責任を考えれば、乱暴な法案成立を求めることはできません。無駄な時間を過ごさないように毎日毎日が大切になります。
4月21日(金)雨曇り晴れ
●0910〜国対正副/第22控室
細田国対委員長からは厚生労働委員会で審議されている健保法・医療法改正法案の審議がきちんと進められるかが大きなポイントである旨の挨拶がなされました。また、各委員会が出席状況が悪くて止められてしまうことがないように注意するよう、特に千葉7区に対し国対委員83会新人らが大挙して応援に出かけています。私たちはその穴埋め腐心し委員会審議に影響されないように委員会出席者を確保することに飛び回っています。今日も10委員会が開会されますので、緊張の一日になります。
4月20日(木)曇り雨
●0910〜国対正副/第22控室
連休前に仕上げなければならないさまざまな議論を詰めなければなりません。今日の本会議を経て行政改革法案を参議院に送ることが出来ます。しかし重要案件はまだまだ山積で、健保法、医療法の審議の進捗状況が最も関心を呼んでいます。細田国対委員長は「会期内にホワイトボードに記載されている案件は全てあげる。今日、明日の委員会立てに全神経をを集中するよう」訓示がありました。少し進み具合を心配していた私の担当する総務委員会も本日本会議散会後午後1時40分〜理事会、1時50分〜委員会開会で、電子署名認証法の質疑を2時間30分行い、採決、そして地方自治法の提案理由説明を行う予定となっています。無事に済めば、この地方自治法の採決は連休明けになります。
●1040〜議運与党理事懇/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→
●1200〜議院運営委員会/議長応接室
左写真は議運理事会、右は議院運営委員会の様子です。本日午後1時から開会される本会議では、まずはじめにオーストラリア連邦議会下院議長一行の傍聴を紹介する件、二つ目には議員請暇、そして行政改革特別委員会から報告を受け5名の討論の後、採決が行われる運びです。次回の本会議は4月25日(火)午後1時からで、「水俣病公式確認50年に当たり、悲惨な公害を繰り返さないことを誓約する決議案」の趣旨弁明・採決、そして議了案件処理がなされる予定です。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場
代議士会では今日の本会議の議事次第が了承され、本会議では次の順序で約40分間の議事が進められました。まず、オーストラリア連邦議会下院議長一行の傍聴に対し全議員が起立し拍手を送りました。次に尾身幸次君の12日間の請暇願いが異議なし了承されました。そして、行政改革特別委員会で66時間39分の総審査時間を終えた行革法について、下記の通り一件一件採決されました。@国民がゆとりと豊かさを実感しながら安心して暮らせる安全な社会を構築できる効率的で信頼される政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案(民主案)、A簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案(閣法)、B一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案(閣法)、C公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案(閣法)、D一般社団法人及び一般財団法人い関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(閣法)、E競争の導入による公共サービスの改革に関する法律案(閣法)、以上6件について行政改革に関する特別委長伊吹文明君から委員会審議の様子が報告されました。委員会では@は否決、A〜Dは可決、Eは修正されたとのこと。これに対し、近藤洋介君(民主)、今津寛君(自民)、塩川鉄也君(共産)、桝屋敬悟君(公明)、菅野哲雄君(社民)からそれぞれ討論がなされました。そして起立採決の結果、@は否決、A〜Eは可決されました。
●1830〜議運理事懇談会/都内
大物の行革法案が処理され参議院に送付されたことから、今後の議院運営委員会の課題について意見交換が行われました。
4月19日(水)曇り雨
●0910〜国対正副/第22控室
国会対策委員会の正副委員長の打合せが今日も元気いっぱいに開催されました。今日の行政改革特別委員会で行革関連法案が集中審議の末、採決に入る運びとなっていますので、大変重要な日であるともいえます。各委員会から進捗状況について報告がなされました。しかし、私は小さくなっています。その理由は、総務委員会のセットがまだ出来上がらず、次の日程が確定していないからです。今日一日、総務委員会の佐藤勉筆頭理事と連絡を密にとって、総務委員会の開会日程を作らなければなりません。
●1400〜訪日オーストラリア連邦議会議員団一行衆参両院招待/議長応接室
オーストラリア連邦議会下院議長デイビット・ホーカー氏ら9名が来日され、衆議院議長・議運委員長及び理事らと面談することになりました。議長応接室に両国の国旗を飾るなどの準備をして、ご一行を迎えました。河野議長とホーカー議長とが代表挨拶がなされました。
●1510〜議運与党理事懇/第14控室→●1530〜議運理事会/理事会室
今日は本会議は開催されませんが、次回の本会議の内容がまだ決まっていません。明日の本会議に行革法案などをかけることが出来るのは、今日の行革特別委員会の審議がすべてうまく収まり、採決に至ることができるかにかかっているためです。概ね特別委員会の動きが判断できる午後3時半から理事会が開催されました。現状で行けば明日は無事に本会議で行革関連法案の委員会報告と討論、採決まで進められそうです。与野党双方の合意により明日の本会議の議事内容が決定されました。
●1600〜議運事務局等改革小委/議長応接室
議院運営委員会から大きな宿題をもらって必死に取り組んでいるのが衆議院事務局等改革小委員会です。今日は全体の職員数について、行政の5年5%の職員純減について事務局の具体的な案が出揃いましたので、それをたたき台に意見交換が行われ、結果その5%削減案について与野党の合意を得ることが出来ました。また、委員部・調査室・法制局・国会図書館などの合理化について審議され、各党からさまざまな意見が出されました。全て合意というわけには行かず、次回に向けてさらに検討することになりました。
●1800〜衆参オーストラリア連邦議会議員団一行来日歓迎レセプション/衆院議長公邸ホール
昼間に議長応接室でご挨拶したオーストラリア連邦議会の皆さんとマレー・マクリーン駐日大使らが衆議院議長公邸にお見えになりました。両国議会議長からそれぞれ挨拶がなされた後、扇参議院議長の乾杯の発声で懇親会がスタートしました。
4月18日(火)晴れ
●0910〜国対正副/第22控室
前国会対策委員長の中川秀直政調会長が国対の部屋に顔を出されました。大変緊張した中で残り実質稼働日数39日間で残る全法案をあげていこうと細田国対委員長から挨拶がありました。行政改革特別委員会の審議も間もなく終局を迎えることが出来そうな段階に入りました。また、各委員会とも各担当副委員長の報告によれば大きな狂い無く着実に進んでいるようです。幹事長室からは、千葉7区の補欠選挙の状況が報告されましたが、現況は大変厳しい状況にあるようです。その応援体制をとることも国対の仕事になります。
●1040〜議運与党理事懇/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室
本日の議題は今日の本会議の内容と次回の本会議の日程調整です。まず、本日の本会議では新議員の紹介として民主の池田元久君が議長より紹介されること、そして日程については議了案件2件が採決されることになりました。それ以外にも準備を進めていた案件がありましたが、今日には間に合いませんでした。次回の本会議については4月20日に11時〜理事会、12時〜委員会、13時〜本会議、という日程のみが与野党で合意し、内容については明日19日に15時30分から理事会を開催し決定しようということになりました。
●1200〜議院運営委員会/議長応接室→
●1245〜代議士会→●1300〜本会議/本会議場
写真左の議運委員会では理事会で了承された内容の再度了承取りです。自民党は代議士会(写真右)を開き、議運委員会で決定した内容が報告され了承を得ます。その後、ただちに本会議が開会されました。本会議では新議員の紹介と、法務委員会からは@刑事施設及び受刑者処遇法改正案(閣法)、国土交通委員会からは、A道路運送法等改正案(閣法)、以上2本の委員会での審査の経過及び採決の結果が各委員長より報告がなされました。採決の結果、いずれも可決承認されました。
●1430〜議運事務局改革小委勉強会/第21控室
明日は事務局等改革小委の本番を迎えますので、これまでの課題、問題点、宿題について整理をしました。
4月17日(月)晴れ
●1145〜国対正副/第22控室
誰よりも早く会場に到着した細田国対委員長は、法案の審議状況が掲示しているボードとにらめっこです。まだまだ90本もの法案が未処理なのに残された期間は平日レベルで45日程度しか残っていません。全員がそろい国会対策正副委員長の調整会議が始まりましたが、今日は衆議院の日程はほとんど無く、もっぱら参議院の動きに注目が集まりました。また幹事長室からは千葉7区の選挙対策に全勢力を傾注し大変厳しい戦いが進められていることが報告されました。これは国対にも影響が出てきます。例えば私と同じグループにいる薗浦議員には行政改革特別委員会を辞任し選挙区に専念するよう指示が出ました。後始末は私の仕事です。
4月14日(金)曇り
●0910〜国対正副/第22控室→
●0940〜国会対策委員会/第24控室
今日小池環境大臣が退院し、来週17日から公務に復帰するとの報告がありホッとしました。各委員会は過密スケジュールでようやく前へ進められていますが、一つつまずくと全体に影響してしまいそうです。幹事長室からの報告はもっぱら千葉7区の選挙の取り組み状況の報告で、かなり厳しい状況のようです。明日は総理が講演演説に出向くそうです。右側の国会対策委員会では政治資金規正法の改正について説明がなされました。
●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→
●1200〜議院運営委員会/議長応接室
左側の写真は議運の理事会の様子。そして右側がその直後開かれる議院運営委員会の様子です。永年勤続議員の表彰の件で三名のうち中馬弘毅大臣が代表しての挨拶をすることが決定しました。その後ただちに@証券取引法等改正案(閣法)、A証券取引法等改正整備法案(閣法)、B証券取引委員会設置法案(民主案)、の3件について趣旨説明が行われ質疑に入ることも了承されました。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場
本会議の始まる前に代議士会が開かれ、先の議院運営委員会で決定された議事次第について江渡聡徳議運理事から報告がなされ、自民党の全代議士から了承を得ました。他に発言は無く、閉会となり、本会議場へ移動が始まりました。
本会議場では、議院運営委員会で決まった案件について粛々と審議は進められ、証券取引法等については、江崎洋一郎君(自民)5分、小沢鋭仁君(民主)13分、鷲尾英一郎君(民主)7分、谷口和史君(公明)5分、以上の皆さんから質疑がなされました。
●1430〜永年在職議員表彰祝賀行事/議長応接室
今日の本会議で永年勤続表彰(25年)を受けられた議員に表彰状が渡される儀式が議長応接室で行われました。中馬弘毅議員、伊藤公介議員、亀井久興議員の三名ですが、いずれも河野議長と深いかかわりのある議員ばかりです。奥様らも出席され、議長からねぎらわれていました。サンドイッチなど簡単な料理とお酒が振舞われ、しばし和やかなひと時を過ごしました。最後に全員で記念写真になりました。私はこれから6時近くまで厚生労働委員会にへばりつきになります。
4月13日(木)曇り
●0910〜国対正副/第22控室
いつもの通り午前9時10分から国対正副が始まりました。細田委員長の訓示、村田筆頭副委員長の司会で本会議、議運、各委員会の状況について担当副委員長から報告を受けました。国対は各委員会の進むべき方向性を明確にすることと、各委員会間の大臣日程の調整などに取り組みます。これがなかなか難しい。昨日のように厚生労働委員会が野党欠席などで調整努力が無になってしまうのですから、緊張感を持って調整をつめていきます。また、最後に幹事長室からも報告がありましたが、もっぱら千葉県7区の補欠選挙に集中しています。
●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→
●1200〜議院運営委員会/議長応接室
写真左2枚は議院運営委員会の理事会の様子。右2枚は議院運営委員会の様子です。左の理事会の開会直前に「頭撮り」といって、各社のテレビカメラが毎回入り、1分ほどその様子を撮影し、ニュースなどで放映されます。今日協議され決定した内容は次の通りです。本日午後1時から開会される本会議の議事については、2委員会2件の議了案件処理、消費者契約法改正案の閣法及び民主案の趣旨説明・質疑の質疑時間などについて確認がなされました。そして委員派遣承認申請の件、懲罰委員会に付するの動議の取り扱いに関する件、趣旨説明聴取要求議案、海外渡航議員、憲政記念館の特別展開催について、以上が確認了承され、その後次回の本会議の日程について協議されました。次回14日はいよいよ永年表彰が実施されることになりました。趣旨説明は証券取引法改正案関連です。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場
代議士会が開かれ、本会議の議事次第について了承されたあと、今日は自民党千葉県連の浜田靖一会長から千葉7区補欠選挙について協力要請がありました。
本会議では議了案件@総務委員会で審議された電気通信基盤法改正案(閣法)、A財務金融委員会からの国有財産法等改正案(閣法)、以上2件について採決され、いずれも共産、社民の反対はあったものの賛成多数で可決しました。その後、消費者契約法改正案に関し、閣法と民主案の趣旨説明が行われ、2名の質疑が行われました。この法案はさらに詳細を審議するために内閣委員会に付託されます。
4月12日(水)雨
●0910〜国対正副/第22控室
今朝は他の重要会議に出席している細田国対委員長は欠席でした。村田国対筆頭副委員長の司会により打合せが始まりました。本会議は明日13日にセットが完了していますが、14日については永年勤続議員表彰までしか決まっていませんので、明日の理事会が大きな山になってくると思います。また、各委員会から報告がなされましたが、特に大きな問題は無いようです。私の担当する総務委員会は、本日定例外の日程ですが、12時50分理事会、13時委員会が開会され、電気通信基盤法の質疑が1時間50分行われ、採決が行われる予定です。その後、併せて電子署名認証法の提案理由説明も行われます。
4月11日(火)曇り雨
●0910〜国対正副/第22控室
今朝の国対正副の打合せ会では、冒頭に私の誕生日祝いでフルーツタルトケーキのロウソク吹き消しイベントが行われました。いい年になっても嬉しいものですね。このケーキは後で国対の控室で皆さんに振舞われることになります。さて、細田委員長の挨拶では、約90本もの未処理法案を抱える中で、日程も厳しくなってきています。小沢民主党の圧力も強まってくるものと覚悟していますのでミスの無いように丁寧に各委員会の審議を進めるよう訓示がありました。
●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室
議院運営委員会の与党理事懇談会、理事会が連続して開会されました。まずは今日の本会議の内容について確認がなされ、質疑時間も再度確認されました。理事会で議論されたことの一つに「永年在職議員の表彰」の件がありました。国会議員として25年以上在職すると表彰される仕組みです。今回は中馬弘毅君、伊藤公介君、亀井久興君が対象で、14日(金)に実施され、代表謝辞は中馬弘毅君に決定しました。また、懲罰に関して永田メール問題が発生して以来、「登院停止30日」とその上の罰になる「除名」に開きが大きすぎる、そしてその登院停止期間に歳費が支払われることも如何なものか、と意見が出てきており、それを解決するために与野党それぞれにプロジェクトチームを作り検討することとなりました。
●1200〜議院運営委員会/議長応接室
上記のように与党理事懇談会(ヨリコン)、理事会が開催され、審議する内容がまとめられ、諸案件は議員運営委員会に諮られます。議院運営委員会では今日の本会議で行われる日程として、外務委員会からの3条約関連、国土交通委員会から緊急上程される都市計画法等改正案がいずれも異議なしで採決されることが確認されました。そしてその後、国土交通大臣から趣旨説明がなされる住生活基本法案について、自民、民主、公明各党からの質疑者と質問時間について審議され、いずれも了承されました。
●1245〜代議士会→●1300〜本会議/本会議場
この写真は代議士会の様子です。議運理事を代表し江渡聡徳君から今日の本会議の審議内容が説明され、また登壇し初質問を行う我が党代表の吉田六左ェ門君が紹介されました。人気者で大拍手でしたよ。本会議案件についてはすべて了承され、ただちに本会議に入りましたが、まず、議了案件処理で@国際民間航空条約改正議定書、A国際水路機関条約改正議定書、B国際海事機関条約改正、の三件が全会一致で承認され、緊急上程によりC都市計画法等改正案、の採決がなされました。勿論この案件も全会一致で可決です。そしてその後、D住生活基本法案について北側国交大臣から趣旨説明がなされ、自民、民主、公明、各党を代表した質疑が行われました。吉田六さんは少し上がっていたみたいで、心配しましたが、無事に終了しました。
4月10日(月)曇り
●0900〜行革特、国対当番/第1委員室、第13控室
行政改革に関する特別委員会の審議は淡々と進んでいます。中馬担当大臣も必死に改革の必要性を訴えています。また、野党側は郵政民営化特別委員会のときのように100時間を越える審議を要求して生きているそうで、現在ようやく半分終わった状況。これからも慎重な審議が求められます。
また、私の今日の仕事に、新たに「国対控室当番」が加わりました。朝9時から午後5時半ころまで国会議事堂の2階にある第13控室に待機し、国会審議の内容について問合せがあったときに、適切に対応することが求められています。それが無い場合でも、何も仕事が無くても、ただただ待機することが仕事と言う大変つらい仕事です。しかし、誰かがこれをやらなければなりません。国体副委員長が交代制でこれにあたることになったのです。
●1130〜国対正副/第22控室
今日は月曜日で各議員が地方から永田町に移動してくる日です。そのため、いつもより時間を遅らせて11時半から国対正副の打合せが始まりました。大臣の出席がないと委員会を開くことが出来ません。参議院と衆議院が大臣の取り合いになります。まさに電車の時刻表のように綿密、詳細な予定表を組まないと事故が起きてしまいます。それぞれが持つ情報をこの国対正副の打合せ会ですべて出して、審議の進捗状況を確認し、今後の進め方を見極めていきます。各政策担当の委員会内での審議も勿論大事ですが、この国対の作業が整わなければ国会は止まってしまいます。毎日緊張した日々をすごしています。
4月7日(金)晴れ
●0910〜国対正副/第22控室
未処理の法案がまだまだたくさんあります。まだ80本以上の法案を処理していかなければなりませんから、これからはまさに時間との競争になってきます。細田国対委員長は緊張した面持ちで十分役所、各委員会との連携をとってロスタイムをなくすように訓示がありました。また、小池百合子環境大臣から直接電話を受け、元気な声であったこと、しかしもうしばらく入院するとのことであったと報告がなされました。その後、各委員会からの報告と連絡調整が行われ、本日予定されている民主党の党首選挙の結果を受け来週から、さらに厳しい取り組みが続きます。
4月6日(木)晴れ
●0910〜国対正副/第22控室
今朝は冒頭より細田国対委員長の怒りと反省のご挨拶。それは昨日の法務委員会と行革特委の法務大臣争奪戦により30分間審議が止まってしまったという事故がおこり、事前の調整、特に役所からの情報をしっかり取ることが大事であると訓示を頂戴しました。勿論その調整には自民党の国対担当副委員長も飛び回っていたのですが、問題発見が遅れ調整時間がとれなかったことを反省しました。私の担当する総務委員会も調整が厳しい状況に追い込まれています。参議院の審議の合間を縫って進めなければなりませんので、多くの皆さんの理解と協力がなけば審議が止まってしまいます。タイトロープをわたっているようですね。
●1040〜議運与党理事懇/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→
●1200〜議院運営委員会/議長応接室
議運は今日の本会議の日程の確認がなされ所要時間3時間30分の本会議がセットされました。待ちに待った健保法、医療法の改正案の趣旨説明と質疑が行われます。その他、永年勤続表彰が持ち越しになってきましたが来週中には処理していきたいこと、懲罰委員会から30日の登院停止と除名処分の間に新たな処分項目を追加すべきではないかとの意見が出されました。またオーストラリア連邦議会議員談が来日されますのでその受け入れについても協議されました。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議〜1630/本会議場
代議士会(写真左)では江渡聡徳議運理事から本会議の議事の進め方について報告し了承されました。午後1時から予定通り本会議が始まりましたが、今日は3時間30分の長丁場です。本会議での審議は、まず議了案件の処理が次の2件@独法新エネルギー・産業技術総合開発機構法等改正案(経済産業委員会)、A研究交流促進法等改正案(文部科学委員会)、いずれも可決承認されました。引き続き趣旨説明・質疑に入り、@健康保険法等改正案(閣法)、A医療法等改正案(閣法)、B小児医療提供体制確保施設推進法案(民主案)、C医療を受ける者の尊厳保持等法案(民主案)、以上の4案について趣旨説明・質疑が行われました。そして、その後、就学前教育保育提供推進法案(閣法)も趣旨説明・質疑がなされました。
4月5日(水)雨
●0700〜第33回早朝駅頭演説会/金沢八景駅 中止順延
残念ながら雨のため中止となりました。順延されます。
●0910〜国対正副/第22控室
今日は細田国対委員長の62歳の誕生日。委員長だけあって副委員長とはサイズの違う、特大のショートケーキが出てきました。一気にロウソクの火を吹き消すと村田国対筆頭副委員長は「はい!それではお嬢さん、ケーキを片付けて」と気合の入った一言。瞬時のハッピーバースディ・セレモニーでした。細田国対委員長の挨拶では「昨日は大きく情勢が変化した。力技だけではない。丁寧に対応するよう」挨拶がありました。各委員会からの報告がなされましたが、私の担当する総務委員会の動きが鈍くなってきました。と言うのも行革特委との間で総務大臣の奪い合いの状況が生じており、双方での審議を同時に進めることが難しくなっています。解決方法を模索しなければなりません。
●1100〜事務局等改革小委/議長応接室
議院運営委員会に設置された衆院事務局等の改革に関する小委員会での議論がなかなか難しい。今日の議題は@衆議院所管の国有財産の活用について、A議員専用バス等について、B立法補佐機能の強化について、の3件が協議されました。@については、3月27日に視察してきた自動車置場、速記者養成所、法制局分室、事務局分室、そして葉山の職員研修所の在り方についての意見交換です。私は自動車置場は昭和35年の議事録にあるように基本的考え方は議事堂正面にある前庭の一部に指定されていることから、平成24年以降特に活用目的が新たに生じない場合は、警備・防犯・防災上の観点から当初目的通り「前庭」に戻すことが大切だと思います。Aの議員専用バスについては、すでに運行の合理化が基本合意しており、朝2本だけの運行に関しては事務局職員の早出対応でコスト削減を進めるべきだと判断します。またBの立法補佐機能の強化については、当然強化すべきと考え、必要な部署に人材配置を行うことと、行政からの人事交流については独自性を尊重し慎重に検討すべきです。
4月4日(火)晴れ
●0910〜国対正副/第22控室
今日も元気に皆さん集まりました。細田国対委員長の気合の入った挨拶に続き、各委員会から報告がなされました。最大の懸案は今日の本会議で健保法、医療法の趣旨説明、質疑を行うことが出来るかどうかということです。午前中の田野瀬議運筆頭理事の野党側との交渉によることになります。議院運営委員会は昨日、強い意思表明を行い、委員長職権により今日の本会議が立てられています。これ以上審議を遅らすことは出来ませんので、今日は何としても趣旨説明、質疑を実施することを覚悟し、与野党協議に向かうことになりました。
●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室
予定では11時から議運理事会が開会されるはずだったのですが、いつまでたっても開会されません。与野党の調整がまだまだ続いています。直接その現場には立ち会わない我々理事は、結果が出るまでじっと我慢です。ようやく田野瀬筆頭理事らメンバーが集まり理事会開会にこぎつけました。時間は11時35分を回っていました。11時50分には行政改革特別委員会の12時からの理事会に結果を報告し、行革特の次の日程協議が進められるようにしなければなりません。スピーディーな佐田委員長の進行により、結果、今日の本会議は永田寿康議員の辞職許可、弔詞贈呈報告など10分で終了し、健保法、医療法の趣旨説明、質疑は6日に実施することで野党と折り合いがつきました。
●1200〜議院運営委員会/議長応接室→
●1200〜国対正副と各委員会筆頭理事との懇談/第22控室
議院運営委員会では、議事会で決定したとおり、本日の議事次第が確認されました。今日は慌しい一日です。その後直ちに議事堂3階の第22控室で行われている国対正副と各委員会筆頭理事さんらとの意見交換会に出席。ここでは行政改革特別委員会の日程がつまり大臣がそちらに取られ、自分の委員会に大臣を入れられず、審議が進まない状況が発生していますので、十分注意して計画するよう村田国対筆頭副委員長から指示がありました。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議〜1600/本会議場
代議士会が変わってきました。これまでは議運理事の報告を受けて、自民党代議士の皆さんにそれを諮る、と言うのが流れでしたが、それだけでは出席率を上げることが出来ません。そこで、党3役をはじめ幹部の報告、挨拶などを行うことにしました。それにより出席者は一気に増えたような気がします。また本会議は予定通り、永田寿康議員の辞職願は全会一致で異議無く許可されました。また国会同意人事についてはそれぞれに賛成・反対があり採決は7回にも及びましたが、いずれも原案通り承認されました。
●1500〜衆議院事務局等の改革に関する小委員会与党勉強会/第21控室
議運には「衆議院事務局等の改革に関する小委員会」が設置されていますが、その田村小委員長と明日の小委員会でかける議題の整理をしました。この改革は行政改革に連動して声が上がってきているところですが、与党はどちらかと言うと議員内閣制で行政と連携して法案づくりが成されていますので、「立法補佐機能の強化」と言う問題についてはあまり深く考えてきませんでした。しかし、行政と国会とがそれぞれ自立し、独自性を持つことが求められていますので、行政に頼らない「立法補佐機能の強化」を実現しなければならないのです。直接国会の調査室、法制局などの現場を拝見したことも無く、勉強が続いています。
4月3日(月)晴れ
●1130〜国対正副/第22控室
JR山手駅での早朝駅頭演説会を終了してから東京へ向かいました。国対正副の打合せです。民主党の執行部が総辞職して国会は混乱しています。まず、最重要案件とされている健保法、医療法の国会本会議における趣旨説明・質疑がなかなか行えないことが問題になっています。この案件がいつからスタートすることが出来るかによって、他の特別委員会・常任委員会などの日程が決まってきますので、皆で頭を抱えています。すでに法案そのものは国会に提出され、23日から何回も提案趣旨説明を行えるよう野党にお願いしているのですが、さまざまな条件を出してまだ理解を得ることが出来ない状況にあります。残された日程を考えても一日も早くこの健保法、医療法の趣旨説明・質疑が行えるよう努力していかなければなりません。
●1500〜日本ギリシャ友好議員連盟総会/衆第1−第4会議室
午後3時から日本ギリシャ友好議員連盟の総会が開催されました。河野洋平衆議院議長がこの議連の会長です。私には事務局長を務めるように河野会長から要請があり快諾したところです。と言うのも、1月8日から河野議長、藤村議員と共にギリシャを親善訪問し、パプーリアス大統領、カラマンリス首相、ベナキ国会議長らと会談してきたのですから、このお役はしっかり務めなければなりません。本日はキリアコス・ロドゥキサスギリシャ共和国駐日特命全権大使閣下の出席を得て役員人事、ギリシャ日本友好議員連盟訪日などについて話し合われました。
●1540〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1600〜議運理事会/理事会室
さてさて、議運理事会は午後4時に開会される予定でしたが、与野党筆頭理事間の話し合いがまったくつかないようです。午後4時45分まで遅れて理事会は開会されました。4月4日、つまり明日の本会議で永田寿康議員の議員辞職願などの処理と同時に健康保険法等改正案、医療法等改正案の審議を進めるべきとの与党の考えと、その条件として@上記2法案に癌対策に関する法案を同時に本会議にかけなければならない、A同じ週に総理出席の特別委員会等があってもクエッションタイムを開くこと、の2点を主張する野党が真っ向から衝突しました。結局、明日委員長の職権により理事会、委員会が開催されることになりました。さらに残された日程から明日にでも本会議で健保法、医療法の趣旨説明を行いたいとの与党の考えが再確認されました。
●1800〜国対正副と衆院警務・速記職員との懇親会/憲政記念館
国会議事堂を守ってくれている警務と会議のたびに議事録をとってくれる速記職員の皆さんをお招きして懇談会が開催されました。憲政記念館の庭には桜が咲き、まさにお花見の気分です。そして驚いたことがありました。目の前にいる二人の男性(写真右)が、見れば見るほどそっくりではありませんか。このお二人は衆議院事務局警務部警視の岡本和哉さんと衆議院参事記録部速記士の岡本幸哉さんの双子の兄弟です。ふたり一緒に衆議院にお勤めとのことですが、院内で制服を着ていなかったらどちらがどちらか全然分かりませんよ。