議院運営委員会・国会対策委員会2006-03

2006(平成18)年3月

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3月31日(金)晴れ 民主前原執行部総辞職!

●0910〜国対正副/第22控室

3月31日、平成17年度の年末を迎えて、これまでの活動を振り返ってみました。法案・条約約100本が提出されていますが、現在のところ20本成立して、残り80本を約50日間(土日祭日を除く)で処理しなければなりません。一日平均1.6本の処理スピードで法案をあげていかなければなりませんので、たいそう厳しい日程になります。このような状況下にあって民主党の法案担当者と協議が進まず、なるほどと思われる理由も無い中で健保法、医療法の本会議趣旨説明が行えない状況にあります。残された時間を大切にし重要法案の審議を早くスターとさせなければならないという趣旨の細田国対委員長の挨拶がありました。

●0940〜国会対策委員会/第24控室

国対委員への法案説明がなされました。村田筆頭副委員長からは細田国対委員長の挨拶にもあった残り80法案を50日で処理する旨伝達され、緊張感を持って各委員会の審議に当たるよう訓辞がありました。引き続き各法案の説明がなされました。写真右は大村秀章厚労部会長。臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案の説明がなされました。

●1110〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1130〜議運理事会/理事会室

議員運営委員会での最大の懸案事項は、健保法、医療法の本会議趣旨説明・質疑がいつ行えるかということです。4月4日(火)に本会議を開き、弔詞贈呈(故坂本三十次君)、同意人事について処理することまでは了承されましたが、本会議立てまでの合意には至らず、4月3日(月)に改めて議運理事会を開き再協議することになりました。佐田委員長からは定例日には登壇モノを入れてしっかり審議を進められたい、また各委員会が空家(なにも審議すべき議題が無い状態)にならないよう全体の審議状況をしっかり把握して欲しい、と要請がありました。


3月30日(木)晴れ 小池環境大臣緊急入院?

●0910〜国対正副/第22控室

今朝は遅刻をしてしまいました。いつもと同じ時間に横浜を出発したのですが、首都高速で事故があったようで東神奈川あたりからノロノロ運転。浜崎橋の少し手前での事故だったらしく、その渋滞はずうっと続いていました。到着したのは9時20分でした。すでに各委員会の進捗状況についての報告は終了していましたが、全体の状況は好転はしていないようです。結局今日の本会議では健保法、医療法の趣旨説明は行えないまま、10分間の議了案件の処理に終わるとのことでした。参議院の方は一気に各委員会が開催され日切れ法案の処理に入ります。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室

左の写真は与党理事懇談会に入る前の控室の様子です。細田国対委員長の左隣りは厚生労働委員会の鴨下筆頭理事です。例の健保法、医療法の進め方について現場の様子を細田委員長がヒアリングしました。長時間の審議を要する重要法案ですから立ち上げには十分注意しなければなりません。右の写真は与党理事懇談会の様子。明日3月31日には健保法、医療法の趣旨説明、質疑に入る予定でしたが、野党と調整がつかず残念ながら趣旨説明には至りません。今後の進め方について慎重に議論されました。

●1100〜議運理事会/理事会室

与党理事懇談会で与党内の考え方を整理して理事会に臨みます。その前に与野党の筆頭理事間で協議が続けられてきましたが、明日31日の本会議セットを野党の要望を受けて譲歩することになりました。また、今日の本会議では議了案件3委員会4法案について議了案件処理を行うことが確認されました。そして31日は本会議立てをせず、理事会を11時30分に開会することで、日程について再協議することになりました。そのほかの協議案件の中に小池環境大臣の4月3日から5日までのフランスOECD環境開発大臣会合出席のための海外出張許可案件が予定されていましたが、小池環境大臣が体調を崩したようで、出張取りやめになりました。小池大臣の病気が心配です。

●1200〜議院運営委員会/議長応接室

理事会で協議された案件が議院運営委員会にかけられ審議されました。外務委員会2件、法務委員会1件、厚生労働委員会1件の議了案件を本会議で採決することになりますが、その採決の方法もここで事前に決定します。全会一致で賛成の場合は「異議なし採決」、反対がある場合は「起立採決」、重要な法案については「記名投票採決」、以上のような方法がありますが、今日は起立採決が1回、その他3件の案件は異議なし採決に決定しました。そこで昨日の厚生労働委員会で妙な行動をとった民主党議員がいて驚いたことを思い出してしまいました。それは昨日厚労委員会で審議された公共職業安定所設置承認案件の採決についてです。事前に委員会の理事会で法案などに対する各会派の態度表明をしますが、民主党はこの件に対して賛成を表明していました。当然委員会採決では全会一致で可決するはずだったのですが、民主党は賛成しているのに民主党の一人の議員が反対といって座ったままなのです。その取り扱いについては議運理事会で協議され、本会議では「異議なし採決」の方法をとることが合意されましたが、自分の党の役員の顔をつぶしてしまうことになってしまいます。自民党内でも時々そんなことが起こりますが、政党政治を拒否することになってしまいますから十分注意していかなければなりませんね。その昔、記名投票を拒否してしまった経験を持つ私自身も反省しなければなりません。

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場

写真は代議士会の様子ですが、今日の代議士会では本会議での議事の進め方について了承されましたが、それに引き続き、細田国対委員長から法案全体の進捗状況が報告されると共に代議士会への出席率を高めるよう要請がありました。本会議では、@経済上の連携に関する日本・マレーシア協定、Aマルチチップ集積回路無税待遇協定、B出入国管理及び難民認定法改正案(閣法)、C公共職業安定所設置承認案件(参院送付)、以上の4件がいずれも可決されました。次回は明日の理事会で協議します。


3月29日(水)晴れ

●0910〜国対正副/第22控室

国会対策委員会の正副委員長打合せが今日も第22控室で行われました。今日も皆さん元気いっぱいです。なんで政治家はこんなに元気なのでしょう。まず本会議・議運の様子について田野瀬筆頭理事から報告がありました。与野党議運筆頭理事間協議ではなにがなんでも今日29日には、信頼を回復しましょうと呼びかけているのですが、うまくいかないとのこと。職安関連法案はどんな障害があっても30日中に本会議であげなければならないのですが、今朝の段階では予断を許せない状況になっています。緊張感の中で各委員会からも報告がなされました。

●1440〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1500〜議運理事会/理事会室

厚生労働委員会では地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件(内閣提出)について川崎厚生労働大臣から趣旨説明がなされ、直ちに質疑に入りました。2時間の質疑は民主党の内山晃君が1時間、共産党の高橋千鶴子君が30分、社民党の阿部知子君が30分のでした。自民党がなぜ質問をしないかというと、与党政府側の政党は自分たちの質問時間を削って野党の質問時間をつくり、なるべく早く結論を得たいと言う駆け引きの中で行われる手続きなのです。


3月28日(火)晴れのち雨

●0910〜国対正副/第22控室

予定通り午前9時10分から国会対策委員会正副委員長会議が第22控室で始まりました。細田国対委員長からは「行革推進特別委員会のスタート、健保法・医療法の趣旨説明など重要な局面を迎えている。国会審議が停滞しないよう気を引き締めて」と訓示がありました。各委員会の報告がなされましたが、行革特が動き出さない理由は二つあり、ひとつは郵政改革特別委員会並みの審議時間を確保すること、二つ目は行革特審議に向けては全閣僚の出席を求める、といった要望が民主党から出ているようです。与党はそれに対し困難、との立場で対応しているため行革特理事会で話し合いが合意しないとのことでした。

●1340〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1400〜議運理事会/理事会室

どうもうまくいかないようです。午後2時から予定されていた理事会が流会になって今しました。田野瀬筆頭理事が中心になり与野党の協議が再開するように働きかけていたはずですが、国対・議運事務局からは緊急で「理事会開催されず」の連絡が入ってきました。しばらく様子を見なければなりません。


3月27日(月)晴れ 平成18年度予算案成立

●0910〜国対正副/第22控室

今日はいよいよ参議院で平成18年度予算案が可決成立する日を迎えました。昨年より4日遅い成立だそうですが、最近は年度内成立が当たり前のような流れになっていますが、以前自民党が野党だったころは6月に成立するなどということもあったそうです。地方自治体の予算執行などにも影響する大事な予算審議は、年度内にしっかりあげることが大切だと思います。今朝の国対正副の打合せの細田委員長からの挨拶にも「今日の夕刻には予算があがる。同慶の至り」とありました。国対・議運としては前半戦の大きな山を越えたことになります。これからは行政改革推進特別委員会の審議や医療改革関連法案など重要案件が目白押しで気を抜くことは出来ません。丁寧にしっかり取り組んでいきたいと思います。

●1300〜衆議院事務局等改革小委視察〜1640/議院専用バスにて

午後1時に衆議院玄関から例の「議員専用バス」(運行便数削減予定の議員宿舎と議員会館を結ぶバス)に乗り4箇所の衆議院所管国有財産調査に出発しました。議院運営委員会衆議院事務局等の改革に関する小委員会のメンバーによる視察です。視察場所は@自動車置き場(千代田区永田町)、A速記者養成所(世田谷区上用賀)、B法制局分室(渋谷区上原)、C事務局分室(千代田区一番町)、以上の4箇所です。驚いたのは@の7079u余りの自動車置き場の土地公示価格は544億円、ここは老朽化した議員会館の立替の際に仮駐車場として利用計画が決定しており平成24年までは有効活用されるそうですが、その後どうするかが問題。Aは廃止決定しており処分方法が検討されます。B、Cが今後も使用したい施設のようですが、このままでは意味が無いように私には見えます。この二箇所については今後小委員会で検討されることになるでしょう。やはり「百聞は一見にしかず」の通り、見てみないと実態は分かりませんね。

●1830〜国対事務局懇親会/都内

さて、平成18年度予算案の審議については、その運営を下支えしてきた国対事務局の皆さんの頑張りも大変なものでした。今日は細田国対委員長の声がけで事務局の皆さん(今回は女性のみ)をねぎらうことになりました。都内のスペイン料理屋さんでビール、ワインで乾杯。その後、私たち議運理事は総理との懇談会に向かうため中座しました。

●1930〜総理等と議運与党理事との懇談会/都内

都内のホテルの中華料理屋さんに到着すると、しばらくして小泉総理が到着されました。政府側からは小泉総理、安倍官房長官、長勢官房副長官の3人が出席、当方は議院運営委員会与党理事の面々です。小泉総理からは本日成立した平成18年度予算(今年の4月1日から来年3月31日までの予算)について、議運の取り組みに感謝の言葉を頂戴しました。また、今後も行政改革推進法案や医療改革関連法案などをはじめ重要法案が山積しており、その会期内成立を目指してしっかり頑張って欲しいと要請がありました。その後は、国会の前半戦を振り返り反省会のようになりましたが、豊富な話題に時間の経つのも忘れてしまいました。私がカメラを持ってパチパチやっていると、総理は「写真が趣味か?」、私は「いえ、ホームページの材料です」、すると総理は「ホームページなどには注意すべきだ。四畳半で話すことと公に話すこととゴッチャにする輩がいるが、それは政治家としての信頼を失う。何でもホームページに書けばよいというものではない」、と。確かにその通り。ここでももっとご披露したい面白い話題がいっぱい出たのですが、残念ながら自粛自粛です。最後に記念写真を撮って総理招宴は終了しました。


3月24日(金)晴れ

●0910〜国対正副/第22控室

今日はよい天気に恵まれました。写真は参議院側の通用門です。議事堂の衆議院側3階にある第22控室で、国対正副の打合せが予定通り午前9時10分から始まりました。細田国対委員長は「行革特委が動き始めたこと、来週月曜27日には参議院で予算成立の見込みになったことは幸いなこと。しかし、課題は山積しており気を引き締めて努力するよう」訓示がありました。議運筆頭理事の田野瀬国対副委員長からの報告では、議運与野党筆頭理事間の信頼が損ねられる案件が発生し、対応に苦慮している旨説明がありました。引き続き各委員会の進捗状況が各担当副委員長から報告されました。

●1000〜懲罰委員会で質疑/第3委員室

国対のマターと言えども直接の担当者以外が第3委員室に詰め掛けることははばかられるため、会館に戻り院内放送のテレビでその様子を見ることにしました。案件は「議院永田寿康君懲罰事犯の件」に関する本人に対する質疑です。自民党からは平沢勝栄君(40分)、葉梨康弘君(30分)、民主党からは平野博文君(10分)、公明党からは大口善徳君(20分)、国民新党からは綿貫民輔君(15分)の質疑が行われました。冒頭の委員長からの総括的な質疑の中で永田議員は仲介者の氏名を公表しましたが、それ以外には新事実は出ませんでした。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→

●1200〜議院運営委員会/議長応接室

まずは与党理事による懇談会で打合せが行われ議運理事会(写真左)に臨みます。そして今日の議院運営委員会(写真右)にかける案件について合意を求めるのです。理事会では長勢官房副長官から内閣提出予定法律案の追加として建築基準法等改正案の説明がなされ、引き続き閣僚の海外出張について、同意人事(人事官候補者の所信聴取)について審議されました。官房副長官退出後、本日の本会議案件の確認がなされ、次回の本会議開催日程についての協議に入りましたが、与野党筆頭理事間の協議が不成立のままで合意に至らず、委員長職権で3月28日午後2時から理事会を開会することが決定されました。

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場

写真左は代議士会の様子です。議運理事(江渡議員)から本日の本会議の議事次第について説明がなされ了承されました。引き続き午後1時から本会議が開会されました。今日の本会議では総務委員会で審議された国会公務員及び地方公務員災害補償法改正案の審議状況が総務委員会委員長から報告され、採決されました。結果は全会一致で可決です。次に刑事施設及び受刑者処遇法改正案が杉浦法務大臣から趣旨説明がなされ、早川忠孝君(自民党)、高山智司君(民主党)から質疑がなされました。


3月23日(木)雨のち晴れ 選抜高校野球開幕

●0910〜国対正副/第22控室

今朝も国会対策委員会正副委員長の皆さんは元気に集合しました。しかし、御法川副委員長の目がいつもと違う。そういえば昨晩は国対委員5,6,7班の新人議員と共に中華料理屋さんで懇親会が開催され、したたかに美味しい紹興酒を飲んでいました。きっと二日酔いに違いないと、勝手に私は判断。証拠写真をパチリ。さて今日の各委員会の動きが確認されました。本会議は議了案件ばかりでなく行政改革推進法案、公益法人制度改革3法案の趣旨説明、質疑が行われます。また私の担当する総務委員会は公務員災害補償法の質疑が終局する予定です。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→

●1200〜議院運営委員会/議長応接室

議院運営委員会の動きは、まずは今日の本会議の内容についての協議と委員会限りで決定する@国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件、A国立国会図書館職員倫理規定の一部改正の件、B衆議院事務局職員の定員に関する件の一部改正の件が議題となりました。そしていずれも了承されました。また、理事会や委員会では議論されませんでしたが、民主党の馬淵澄夫議員が行政改革推進法案に関し、201項目の質問主意書を提出してきたことについて、与党議運理事の間でさまざまな意見が出て処理方法が検討されています。

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議〜1500/本会議場

代議士会で今日の本会議の流れが了承され、本番の本会議に入ります。本会議では まず議了案件(付託された委員会で審議が終了した案件)の処理が行われました。それは@独法改革文部科学省関係法整備法案(閣法)、A平成18年度NHK予算、B宅地造成規正法等改正案(閣法)、C児童手当法改正案(民主案)、D児童手当法等改正案(閣法)、E中小企業ものづくり基盤技術高度化法案(閣法)、F民活法及び輸入円滑化法廃止法案(閣法)、G工業再配置促進法廃止法案(閣法)、以上5委員会8法案が採決され、否決された民主党提出のC以外は可決されました。引き続き@行政改革推進法案(閣法)、A一般社団・財団法人法案(閣法)、B公益社団・財団法人認定法案(閣法)、C社団・財団法人法等施行法案(閣法)、以上の4法案について中馬行革担当大臣から趣旨説明が行われ、民主2名、共産1名、社民1名の計4名から質疑がなされました。

●1600〜議運事務局等改革小委/議長応接室

議院運営委員会のもとに事務局等改革小委員会が設置され、いわゆる行政改革と同様、国会衆議院の改革にも取り組むことになりました。議員専用バスのあり方については前回決定し、本数を削減することになりましたが、その議員専用バスの運行経費をどのように合理化するかの議論がありました。現在、人件費2910万円/年、バス維持費等701.8万円/年の費用がかかっていますが、これをアウトソーシングするのか、現在の事務局内で対応するのかなどについて次回には答えを出さなければならないでしょう。さらに5年間で5%の衆議院職員の純減を求めること。しかし、議院の独自性、自立性を求め立法機能の強化を目指した組織改変などに取り組むことになります。


3月22日(水)晴れ後曇り

●0910〜国対正副/第22控室

厚生労働院会を中抜けして国会対策委員会正副打合せ会に出席しました。情報交換を行い、100本を越える法案・条約などの審議の進捗状況が確認されます。細田国対委員長の訓示では、全案件を一日も早くあげることが出来るよう、会期期間内にすべて処理できるよう奮励努力せよ、と訴えられました。明日の本会議セットにおいても議了案件処理について野党の合意を得ているものの、一人の議員から200問を超える質問主意書が提出され、その対応をしなければ行政改革推進法の趣旨説明は了承しないと言うような難題を抱えています。

●1545〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1600〜議運理事会/議運理事会室

議院運営委員会与党理事懇談会に引き続き議院運営委員会が開催されました。案件は明日の本会議の内容のつめです。明日23日午後1時から本会議を開き、議了案件としては5委員会8件について処理されることが前回の理事会で決定しましたが、その後の行政改革推進法案、公益法人制度改革3法案、以上の案件の趣旨説明と質疑について、その取り扱いがすんなり決まりませんでした。野党は本来、行革・公益は別に審議すべきもの、郵政特委なみの審議時間を確保すべき、などの要求が出され、真摯に取り組む旨の田野瀬筆頭理事からの回答により明日は趣旨説明・質疑が行われることになりました。

●1830〜自民党国対委員5,6,7班との懇親会/新橋亭新館

いよいよ今日は最後の国会対策委員との懇親会です。これまで第1回目は1,2班、第2回目は3,4班、そして今日の第3回目は5,6,7班との懇親会です。遅くなりましたが細田国対委員長も出席され会場は盛り上がりました。皆さんの話題はもっぱら選挙準備の方法についてでした。一期生の皆さんは大きく分けると三種類の立場に分かれます。@小選挙区で勝利した者、A小選挙区で破れ比例で復活した者、B純粋比例で当選した者、の三種で、自分の選挙区がまだ決まらず、どこを目標に選挙準備を進めたらよいのか分からない議員もいます。それぞれの立場にあった指導方法を研究していかなければなりませんね。


3月20日(月)晴れ

●0910〜国会対策正副≪中止≫/第22控室

今日は連休の谷間ということもあり国対正副打合せは中止となりました。しかし、会館に向かい、私は国会対策委員会の3,4班懇親会の写真の整理をして、参加者分のCDコピーを作成。各委員の会館事務所にお届けしました。また午後3時からは、これから取り組むべき我が国の課題について同じ河野グループのメンバーと勉強会を開きました。地元の声によく耳を傾ければ、国家の財政再建のために、また社会保障制度の堅持のためには負担増も甘んじて受け入れるが、天下りの話や税金の無駄遣いについては断じて許すことは出来ない、といった声が多くあります。景気は上昇傾向になってきた、これ以上小泉改革の苦しみはいらない、といった一部の声に惑わされず、さらに進めなければならない改革はたくさんあります。まだまだ成すべき改革を強力に推進する、その決意、覚悟をはっきり示すことが出来なければ、国民の信頼を得ることは出来ません。


3月17日(金)

●0910〜国対正副/第22控室

鈴木恒夫議員の代理で午前9時からの文部科学委員会の開会に出席してから国対正副に向かい移動しました。皆さん会議は始まっており、各報告がなされていました。細田委員長からは「会期の延長はない。会期内にすべての法案を成立させる。気を抜かず頑張ろう」と訓示。田野瀬国対副委員長からは議運筆頭理事としての報告がなされ、今日の本会議は立ったものの、次回についてはその内容も含めまだまだ予断が許せない旨の報告がなされました。私からは総務委員会の流れについて独法2法案採決の後、平成18年度NHK予算審議がなされ採決まで進められることを報告しました。今日は議運の西村真悟君議員辞職勧告決議案が注目されることになるでしょう。

●0930〜厚生労働委員会〜1715/第16委員室

厚生労働委員会の審議が午後5時過ぎまで続きます。その間、参議院にも川崎厚生労働大臣が出席しなければならず、タイトロープのような時間割で動いています。今日の案件は@国の補助金等の整理及び合理化等に伴う児童手当法等の一部を改正する法律案(内閣提出)、A児童手当法の一部を改正する法律案(民主党提出)、の両案が議題に供せられ、5時間30分の質疑になりました。審議が進み始めたところ私にメモが入り、総務委員会の開会時に行われた独法2法案の採決の際、自民党の新人3名が欠席とのことで大騒ぎになったらしいのです。新人に対してしっかり指導するようにとメモと共に伝言がありました。基本的なことは理解しておいてもらわなければなりませんね。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→

●1200〜議院運営委員会/議長応接室

写真左は議運理事会の様子で、中央と右は議院運営委員会の様子です。今日の本会議の流れを確認する前に、「議員西村真悟君の議員辞職勧告に関する決議案」(自民・公明提出)が議題となり、趣旨説明と討論が行われ全会一致で可決しました。そして直ちに本会議に上程することとなりました。まず、この議員辞職勧告決議案は与党サイドから提出すればすべて可決してしまうので、自民党が提案者になって提案したのは初めてのことだそうです。西村議員自身が裁判の中で弁護士法違反について認める供述をしたことが自民党・公明党提出の形になった大きな理由でした。

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場

左の写真は代議士会の様子。今日の本会議で審議する内容とその採決に対する態度を決定します。本会議では、まず西村真悟君議員辞職勧告決議案が委員長報告の後、採決され、起立採決になり賛成多数で可決されました。そして引き続き議了案件処理として@独法改革農林水産省関係法整備法案、A地震防災対策特別措置法改正案、B独法情報通信研究機構法改正案、C独法消防研究所解散法案、D独法工業所有権情報・研修館法改正案、以上5件はいずれも可決しました。また、引き続き@農業経営安定交付金法案(閣法)、A食料の国内生産及び安全性の確保等のための農政等改革基本法案(民主案)、以上2件の趣旨説明がなされ、質疑が行われました。


3月16日(木)晴れ曇り雨

●0910〜国対正副/第22控室

午前9時10分から毎朝の国会対策委員会正副委員長会議が開催されました。細田委員長から挨拶がなされた後、田野瀬副委員長から本会議のセットの状況について報告がなされました。昨日までは頭を抱えていましたが、野党筆頭との協議を重ねた結果、今日の行政改革特別委員会設置にこぎつけることが出来ました。私の担当する総務委員会・総務省案件については明日、17日午前8時50分理事会、9時から委員会が開会され、先日持ち越した独法2法の採決を行い、本会議に緊急上程。併せて付帯決議と行政の機構と運営に関して委員会決議も行います。その後、NHK18年度予算の質疑を5時間行い採決します。そして来週23日には公務災害補償法の質疑・採決を行い緊急上程する運びです。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室

理事会では本日の本会議の流れが確認された後、議員西村真悟君の議員辞職勧告に関する決議案の取り扱いについて議論されました。結果、本日予定されていた決議案の処理については、次回3月17日の本会議にて行うことが与野党で合意しました。また、次回の本会議では趣旨説明・質疑については@農業経営安定交付金法(閣法)、A食料国内生産の農業改革法(民主案)、以上の2件が上程されることになりました。また議員前原誠司君を懲罰委員会に付する動議については与野党筆頭理事間協議を継続することとなりました。

●1200〜議院運営委員会/議長応接室

議院運営委員会では、まず今日の本会議の流れを確認しました。行政改革に関する特別委員会(委員40名)の設置が審議され、引き続き5委員会6件、@独法国立環境研究所法改正案、A犯罪者予防更正法改正案、B執行猶予者保護観察法改正案、C独法改革国土交通省関係法整備法案、D義務教育費国庫負担法等改正案、E独法酒類総合研究所法改正案、以上の議了案件の処理を行い、その後@中心市街地活性化法改正案、A都市計画法等改正案、以上2件について趣旨説明と4名の質疑が行われます。

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場

議院運営委員会で決定されたとおり、議事は終了しました。しかし、内部では大臣の答弁が丁寧すぎ、時間がかかりすぎるとの意見が出されました。

●1830〜国対3・4班懇親会/都内

第二回目の国対幹部と国対委員(新人一回生)の皆さんとの懇親会は、第3班、4班との会合になりました。細田国対委員長も出席され、各テーブルを回り、皆さん悩みや意見に耳を傾けていました。特に次回選挙に向けて、今何をすべきかとの質問が多くあり、自分の経験を含めお答えしました。特に当時橋本総理から「1年生の仕事は、2年生になることだ」と叱咤激励をいただきながら、私は落選してしまったのですから、その本当の意味、どのように準備を進めるかはなかなか難しいものです。


3月15日(水)晴れ

●0910〜国対正副/第22控室

さあ、国会対策委員会の正副委員長打合せ会議が始まりましたが、予算に関しては既に参議院に送られ審議されていますが、審議に当たっては関係大臣の出席が求められます。その参議院の審議が終了してから衆議院の各委員会が開かれるわけではなく、平行して衆議院の委員会も開かれます。そこで悩ましいのは、各大臣の分捕り合戦が始まってしまうことになります。各委員会の進捗状況の情報を得て、丁寧に大臣の出番を組み立てていかなければなりません。真剣な打合せが続きます。


3月14日(火)晴れ

●0910〜国対正副/第22控室

村田筆頭副委員長の司会により9時10分から国会対策委員会正副委員長打合せ会が開会されました。細田国対委員長からは「今日を入れて平日の会期残り日数は62日間。すべての懸案事項をあげなければならない力仕事になる。気を抜かないよう」訓示がありました。田野瀬議運筆頭理事からは、与野党筆頭理事間協議の様子が報告されましたが、未だに行政改革推進特別委員会設置について話がまとまらず苦戦していることが報告されました。今日の本会議の案件などが報告された後、参議院、各委員会の状況について各担当副委員長から報告されました。私は厚生委員会とこの国対の仕事を掛け持ちでこなさなければならず、今日も大忙しです。

●0940〜国会対策委員会/第24控室

さてさて、今日の国会対策委員会のイベントはいつもとちょっと違う案件がありました。委員の新人一年生議員を対象に、本会議場などで国会審議の活性化を図るための「やじのコツ」について、不規則発言(やじ)を得意とする中野正志、吉田六左ェ門両代議士を講師に招き、勉強しました。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→●1200〜議院運営委員会/議長応接室

左の写真は議運の理事会の様子。右の写真は議院運営委員会本番の様子です。理事会では3月16日の本会議の議了案件処理までは決定しましたが、中心市街地活性化法改正案、都市計画法等改正案についての趣旨説明については詰め切れず、また行政改革推進特別委員会の設置についても決められませんでした。やむを得ず議員西村真悟君の議員辞職勧告に関する決議案と議了案件の処理について合意し、今日の委員会では本日の本会議の議事案件と16日の議運委員会・本会議の日程についてのみ了承されました。

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場

写真は自民党の代議士会の様子です。議運理事から本日の本会議の議事次第について報告され、全代議士から了承を得る手続きをとります。その後、本会議が開会されます。本日の本会議では@独立行政法人改革厚生労働省関係法整備法案、A裁判所職員定員法改正案、B在日米軍駐留経費負担特別協定、C運輸安全のための鉄道事業法等改正案、以上4件について各委員長から報告を得て、討論(Bに関してのみ)・採決が行われました。いずれも賛成多数・全会一致で可決しました。

●1320〜議運庶務小委員会/議長応接室

平成11年12月1日に議運理事が構成員となった新議員会館等建設に関する協議会が立ち上がり、それ以降議員会館の新築建替えの構想が練られ、その実現に向けて準備が進んでいます。今回は空中廊下によって各会館を結ぶ原案に対して、千代田区議会や近隣住民から景観を壊す、山王坂は表参道としての歴史があるものでその上にわたり廊下を設置すべきでない、といった声が上がり検討されてきたところです。さまざまな案が示されましたが、今日の協議の中では、その廊下を地中化すべきだとの意見が大勢を示し、再検討されることになりました。


3月13日(月)晴れ

●1140〜議運与党理事懇談会/第14控室

議院運営委員会理事会を迎えるにあたっての作戦会議が自民党・公明党の議院運営委員会理事による議院運営委員会与党理事懇談会(ヨリコンと呼ばれます)です。佐田委員長は与野党の意見をバランスよくとらなければなりませんから、与党の代表は田野瀬筆頭理事 が提案者代表の役目を担います。このヨリコンを開く前に与野党の筆頭理事が諸案件の調整を協議して、そこで整ったものを理事会にかけていくことになりますので、何よりも筆頭理事間の協議が重要になります。 筆頭理事間協議の報告を受けて、与党理事懇で理事会での与党態度を決定していきます。

●1200〜議運理事会/理事会室

今日協議する案件は山盛りでした。行政改革特別委員会の設置については、民主党が非常事態対処特別委員会の設置を条件とし決まらず。西村真悟君の議員辞職勧告決議案の取り扱いは野党意見あるも了承。委員会審査終了議案については、独法改革厚生労働省関係法整備法案、裁判所職員定員法改正案、在日米軍駐留経費負担特別協定、運輸安全のための鉄道事業法改正案の以上4件については本会議処理了承。次回の本会議の日程については3月14日(火)午後1時開会で議了案件の処理についてまでは了承されました。大きなポイントは行革特委の設置になっています。

●1300〜国対正副/第22控室

今日、月曜日の国会対策委員会正副委員長打合せ会の開会時間はいつもより遅く、午後1時から開会されました。細田国対委員長からは「行革特委の立ち上げを迎える重要局面で緊張感を失わないよう」訓示がありました。各委員会からの進捗状況についての報告がなされました。私からは、順調だと思っていた総務委員会もそうとう後ろへ引っ張られ、3月15日の委員会は独法2法案の質疑・採決。3月17日はNHK18年度予算の質疑・採決。そして、残された日切れの公務災害補償法は3月23日の質疑・採決、緊急上程の予定となりそうで、参議院にはぎりぎりになってしまいました。最後に官邸からは、重要法案を今国会会期内に成立させるよう強い要請があったことが報告されました。


3月10日(金)曇り雨

●0910〜国対正副/第22控室

明日が河合克行副委員長の誕生日とのことでイチゴのタルトケーキが用意され、お祝いの儀式からスタートしました。さて、細田国対委員長から西村真悟議員自らが弁護士法違反を認めたことを受けて、「議員辞職勧告決議案を提出することが求められるが、原則は起訴時点で野党側が提出した決議案に自民党が乗る形をとり、過半数を持ち決定権を持つ与党側が決議案提出をしない(与党が提出したらすべて採択されてしまうから)しきたりになっているので、野党提出・与党賛同の形が望ましい」と考え方を示しました。しかし、本日その後、行われた与党役員会において公明党から強い要請があり、与党から提出する異例の形になりました。

●0940〜国対委員会/第24控室

予算関連法案や日切れ法案については2月10日前後までに法案提出されますが、それ以外の予算に関連しない法案・条約などの提出期限は3月10日となっています。今日はその締切日になりますので、机の上は書類の山、その中に埋もれるようにしながら、各法案提出省庁から趣旨の説明を聴取し質疑が行われます。いつもは会場に国対委員(一期生新人)がたくさん出席しますが、今日は空席が目立ちます。その理由は各委員会が一斉に開催されているためで、止むを得ないことです。いよいよ国会も後半戦に入ります。


3月9日(木)曇りのち晴れ

●0910〜国対正副/第22控室

国会対策委員会の正副委員長打合せ会が今日も予定通り開会されました。 細田委員長は他の重要会議のため欠席でした。まず田野瀬議運筆頭理事から今日午後1時から開会される本会議の内容について説明がなされ、残念ながら民主党の理解を得られず新たな進展はなく故加藤六月氏の弔詞贈呈報告と関税定率法の議了案件処理の2件で10分間の本会議になることが報告されました。引き続き参議院の予算委員会審議の状況説明、衆議院の各委員会の審議状況が報告されました。全体的には少し遅れ気味のようで緊張感一杯の打合せになりました。また民主党は各委員会でも「一般質疑」を要求してきているようですが、村田筆頭副委員長は「それはおかしい。法案を抱えている委員会は、法案審議が先だ」と語気強く語りました。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室→●1200〜議院運営委員会/議長応接室

写真左は議運理事会、右は議院運営委員会の様子です。理事会で確認された案件は、@故加藤六月君の弔詞贈呈報告、A懲罰委員会に付するの動議の取り扱いに関する件(前原君1件未処理協議中)、B趣旨説明聴取要求議案、C海外渡航議員許可(4名)、Dオーストラリア連邦議会議員団一行の訪日について、E第4回アジア欧州議員会議について、F第114回IPU会議について、G次回の本会議について、H本日の本会議の議事私大の確認、以上が議題となりました。重要な協議事項は次回の本会議ですが、与党から3月14日に行政改革特別委員会の設置について野党に求めましたが、非常事態特別委員会の設置を同時に行わなければ認められないとしまとまらず、13日(月)正午から理事会を開き再度協議することとなりました。

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議/本会議場

代議士会に続き本会議が開会されました。内容は理事会で協議され議院運営委員会で了承された@故加藤六月君弔詞贈呈報告(議長から)、A関税定率法等改正案、の2件で、改正案は全会一致で可決しました。所要時間10分でした。

●1400〜議運事務局等改革小委員会/議長応接室

ややこしい議論の始まりです。佐田議運運営委員会長の指示により事務局等改革小委員会が設置され、行政ばかりか国会においても構造改革を進め、税金の無駄使いをやめようとする協議です。皆さんもご承知の通り、我が国は三権分立になっていますから、政府(行政)が国会に対して直接指示、命令をすることは出来ません。国会自らが改革に取り組まなければならなりません。官房長官から国会においても5年5%の人員削減に協力して欲しい旨の要請が正式にあり、立法機能を強化しつつ各部署における無駄を排除する審議が具体的に始まりました。また、議員専用バス運行については議員アンケートの結果を受け、朝3便のうちの2便を残し、夕3便は廃止との考え方が全会一致で了承されました。


3月8日(水)晴れ

●0910〜国対正副/第22控室

厚生労働委員会を一時抜け出して自民党国会対策委員会正副委員長打合せに出席しました。細田委員長からは「今日で50日、あと100日。今日から各委員会では本格的な審議が始まる。緊張感を持ち、常に進捗状況を把握するよう」指示がありました。田野瀬議運筆頭理事からは明日3月9日に本会議を開催するが、弔詞報告と議了案件処理で10分で終了予定。与党は農業経営安定法の趣旨説明を求めているが、民主党が独自案の提出に遅れがあり、趣旨説明に反対とのことでした。

●1830〜自民党国対委員1,2班との懇親会/都内

予算委員会などに尽力いただいた国会対策委員会委員(1期生新人)の皆さんをねぎらうと共に、さまざまな意見交換により議員活動の不安を払拭しようというのが、今回の懇親会の目的です。細田国対委員長、村田筆頭副委員長、各班担当副委員長など役員も勢ぞろいで、新人皆さんを激励しました。


3月7日(火)晴れ

●0910〜国対正副打合せ会/第22控室

田村筆頭副委員長の司会で国会対策副委員長の打合せ会が始まりました。細田国対委員長からは参議院の予算委員会も順調に進んでいるようだが気を引き締めて対応するよう注意があり、引き続き各担当副委員長から報告がなされました。課題は次の本会議のセットです。3月9日に農業経営安定交付金法の趣旨説明まで入りたいのですが、民主党の対案提出が遅れているとのことから上程できない状況にあります。また、私の担当する総務委員会も9日午前中に情報通信研究機構法、消防研究所解散法の独法2法の質疑・採決、また公務員災害補償法の提案理由説明を行いたいと調整されていましたが、来週に持ち越されてしまいそうな状況にあります。100本からの法案・条約等があるのですから、出来ることは粛々と進めていきたいものです。

●0940〜国会対策委員会/第24控室

国会対策委員会が、正副打合せの後ただちに始まりました。今日は法案説明が中心ですが、1期生の新人の皆さんは今日も元気に出席されています。田野瀬筆頭副委員長から本会議の開催状況について説明がなされた後、各省庁から大臣政務官らが出席され法案の説明がなされ、土屋委員から政務官に質問がなされるなど活気ある議運委員会になりました。消費者契約法の一部を改正する法律案、銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案、遺失物法案、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案、公職選挙法の一部を改正する法律案、地方自治法の一部を改正する法律案、住民基本台帳法の一部を改正する法律案、地方公務員等共済組合方の一部を改正する法律案、就学前の子どもに関する教育・保育等に総合的な提供の推進に関する法律案、などなど17本でした。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室

今日の議院運営委員会理事会で審議すべき案件について整理がなされました。次回本会議の日程なども含め、難しい日程調整に頭を痛めています。佐田委員長からは気を抜かず真剣に、進めるべき案件についてはしっかり協議するよう指示がありました。

●1100〜議運理事会/理事会室

長勢官房副長官からは中川・二階両大臣のWTO会議への海外出張の了承、国と民間の人事交流法改正案、容器包装リサイクル法改正案の提出追加が求められました。故加藤六月君に対する弔詞贈呈報告、逢沢君に対する懲罰動議取り下げ、海外渡航議員の許可、予備的調査要請書の送付委員会を総務委員会とする件、次回の本会議の開催について、などが議題となりました。結果本会議については、3月9日午前11時から議運理事会、正午から議運委員会、午後1時から本会議で、弔詞贈呈と関税定率法等改正案の議了案件について審議されることになりました。農業経営安定交付金法案についてはペンディングになってしまいました。

●1500〜議運衆議院事務局等の改革小委員会自民党勉強会/第21控室

さて午後は、衆議院事務局等の改革小委で取り上げるべき課題について、その基本的な現状について勉強会を開催しました。政府は5年5%の人員削減を求めていますが、院に対しても削減に協力されたいと正式に申し入れがあったそうです。この人員削減を受け入れるには、組織と仕事の内容を理解しなければ改革案を提案することは出来ません。院の独立性、衆参独自性に配慮しつつも取り組むべき課題を明確にしなければなりません。今日は立法補佐機能の強化を視点に委員部、調査局、法制局、国立国会図書館の機能について学びました。


3月6日(月)晴れ 春一番!

●1145〜国対正副/第22控室

早い時間の委員会等がないため、また議員それぞれが地元から移動してくる日でもあり11時45分から、国会対策委員会正副委員長昼食打合せ会になりました。参議院に平成18年度予算案が送られましたので、衆議院では日切れ法案などの審議のために各委員会が開かれます。また2週間国会を騒動に巻き込んだ永田寿康議員の「メール問題」については懲罰委員会に委ねられましたが、そこで頭を抱えていることは罰則が最も重い「除名」と二番目の「30日間の登院停止」に開きがありすぎるということについて、永田議員には適用しないが、例えば「3ヶ月間の登院停止」などを新設しておく必要があるのではないか、など議論されました。

●1830〜自民党衆院国対正副と委員部との懇親会/都内

各委員会が一斉に店開きしていますが、この委員会審議をサポートする委員部・事務局の皆さんと意見交換する国対懇親会が開催されました。都内の中華料理屋さんには60名近い皆さんが集い、さまざまな意見が出ました。


3月3日(金)曇り小雨

●0910〜国対正副/第22控室

昨日は無事に衆議院における平成18年度予算案が可決し、参議院に送られました。これから衆議院国対で注意していかなければならないことは、日切れ法案といって、3月31日で期限切れになってしまう法律を継続するために提出される法案を早急に処理していかなければなりません。各委員会が一斉に店開きして審議に入らなければなりませんが、例の「堀江メール」問題の解決に二週間も費やしてしまい、全体には動きが鈍くなっています。私たちの生活にも影響を及ぼすことにもなりかねませんので真剣に、しかも期限内に処理していかなければなりません。緊張はまだまだ続きます。


3月2日(木)曇り時々雨 平成18年度予算衆院通過

●0910〜国対正副/第22控室

今朝の国対正副の打合せは緊張した空気で一杯です。予算委員会の締めくくり総括質疑が行われた後、採決が行われます。そして予算委員会の結果を本会議に緊急上程し、平成18年度予算が可決すると参議院に送られ、さらに審議が進められることになります。また、永田寿康議員の「偽メール」問題について、その決着を図るために幹事長室が中心になり話し合いが進められてきましたが、民主党に提出した公開質問状の再回答を受け、永田議員を懲罰委員会に付することによって決着させることになりました。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室

議員運営委員会の理事会は前半国会の大きな山を迎え緊張した審議になりました。議事の進め方などについて事前に打合せがなされました。まずはじめに永田寿康議員を懲罰委員会に付することが諮られますが、態度を明確にしていなかった社民党も賛成とのことから全会一致で決定することになります。また平成18年度予算案は予算委員長の委員会報告がなされた後、5名からの討論がなされ、記名投票(個々に投票)で採決されることになります。引き続き、関連2法案が各1名の討論の後、起立採決により採決されます。

●1600〜議院運営委員会/議長応接室

先ほど予算委員会が締めくくり総括質疑が終わり、採決がなされ、すべて予定通り可決しました。午後4時からは議長応接室(議長サロンともいう)で議院運営委員会が開催されました。既に理事会で決定された議事順序にそって佐田委員長および事務総長から説明がなされ、いずれも異議なく了承されました。委員会の雰囲気は、大変重い空気に包まれたようなかんじでした。特に、永田議員の問題がその原因でしょう。予算委員会から緊急上程された平成18年度予算が、間もなく開会される本会議で、いよいよ可決されることになります。

●1615〜代議士会/第14控室→●1630〜本会議〜1810/本会議場

本会議の始まる10分ほど前に、毎回必ず代議士会が開催されて、議事内容などについて報告がなされ、自民党全代議士から承認を得る手続きをします。議院運営委員会の担当理事は江渡議員です。颯爽と登場し、本会議議事の流れについて報告しました。なんと、渡部恒三前副議長が民主党国対委員長に就任したらしいと情報が入りました。本会議では粛々と審議が進められ、冒頭に永田寿康議員の懲罰委員会に付する件は河野議長から「懲罰委員会に付することにご異議ありませんか?」と議員に問うと、「異議なし!」の声。全会一致で可決しました。また、平成18年度予算等もすべて可決しました。

●1830〜小泉総理が国対へお礼に/第13控室

平成18年度の予算が可決し、参議院に送られました。この予算だけは、参議院でもめて、30日間に決着しなくても、自動的に成立する仕組みになっていますので、実質的に成立したものと同じ意味を持ちますから、今日は小泉総理も大喜び、ホッとしている様子でした。国会対策委員会の部屋に役員一同集まり、一人ひとり小泉総理からねぎらいの言葉をいただきました。その後も各大臣、関係役所の幹部の皆さんが次から次へ訪れ、握手攻めです。また、民主党からの公開質問状に対する回答は「謝罪」を明確にした再回答があったそうで、武部幹事長も了承し、これで「堀江メール」問題は一件落着となります。今後、永田寿康議員の懲罰委員会での審議が残りますが、これは懲罰委員会にお任せするしかありませんので、私たちは次の法案処理に取り組むことになります。

●1930〜国対幹部の打ち上げ会/都内

国会前半戦がひと段落しましたので、これまで一緒に活動してきた国会対策委員会の副委員長の皆さんと都内のなべ料理屋さんで打ち上げになりました。冷酒が美味しくグイグイ飲んで、皆さんとワイワイ・ガヤガヤ・・・でした。


3月1日(水)雨 永田議員懲罰委付託決まらず

●0910〜国対正副/第22控室

今日も国対正副が第22控室で開催されました。細田国対委員長からは「いよいよ平成18年度予算案の衆議院採決のときが決定した。しかし、野党の混乱もあり流動的な面もあるかも知れない。つむじ風が向かい風にならないように十分気を引き締めてそれぞれの役割をしっかり果たしていただきたい」との趣旨の挨拶がなされました。予算については明日予算委員会での採決がなされ、概ね午後4時半ころ本会議が開催され記名投票で採決がなされる運びとなりました。また、昨日の永田寿康議員の釈明会見で彼はガセネタを認めなかったことから国会は混乱状況になっています。懲罰委員会の審査開始と除名するべきとの声が我が党内では大変大きくなっています。

●1000〜国対控室と幹事長室

左のTV画面にあるように、予算委員会各分科会が一斉に店開きをしています。今回は81人(政府に転出した2名を除く)の新人が全員質問に立ちました。初めての経験の方もいて、今日はきっと興奮しているに違いありません。国対の控室では、その分科会などの動きを確認していきます。また、役員は動けないため役所からの説明などはこの控室で受けることになります。今日は久しぶりに国交省の和泉さんの顔を拝見しました。その後、少し時間があったので幹事長室をのぞいてみましたが、そこには逢沢一郎幹事長代理や我が横浜市連会長の小此木八郎議員の顔もありました。永田事件に関連し武部幹事長の様子を聞くと、昨日からカンカンで未だに落ち着く様子にはない、きっと懲罰委員会では5回もの懲罰動議を受けた永田議員には最も重い「除名」を求めてくることになるだろう、とのことでした。まだまだ流動的で結論めいたことは言えませんが、間違いなく国会は混乱しています。

●1040〜議運与党理事懇談会/第14控室→●1100〜議運理事会/理事会室

10時40分から議院運営委員会の理事会が始まりました。昨日よりさらにピリピリした状況です。まず、本会議の日程については明日3月2日(木)午前11時議運理事会、午後4時議院運営委員会、午後4時30分本会議となり、平成18年度総予算案、地方税関系法案、国税関係法案の三本が緊急上程されて、討論、採決となります。また懲罰委員会に関してはいつ開催されるか結論を売ることは出来ませんでした。しかしなるべく早く処理するために、筆頭理事間でさらに鋭意協議されることになりました。


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