内閣官房副長官

2009(平成21)年3月

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3月31日(火)晴れ

●0820〜年金記録問題関係閣僚会議/官邸4F大会議室

これまでの取組の進捗を踏まえ、今後の具体的な対応を盛り込んだ「年金記録問題のこれまでの取組と今後の道筋」に沿って取組を進めていくことが了承されました。総理からは、年金記録問題について、人員体制等を強化すること等により、来年1月の日本年金機構発足までに一区切りをつけるため、全力をあげるよう指示がありました。

●0850〜閣議/官邸4F閣議室

閣議終了後、記者会見にて河村官房長官から下記の通り報告がなされました。
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として、「平成21年度予算執行に関する手続き等」について、ほか13件及び法令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、甘利大臣から「規制改革推進のための3か年計画(再改定)」について、国土交通大臣から、「社会資本整備重点計画」について、佐藤大臣と経済産業大臣から「平成19・20年版原子力安全白書」について、総務大臣から「労働力調査結果等」と「平成21年度における公共事業等の事業執行等」について、厚生労働大臣から「有効求人倍率」について、与謝野大臣から「平成21年度予算成立に当たって」について、麻生総理から「海外出張不在中の臨時代理等」について、ご発言がございました。閣僚懇談会においては、麻生総理から、「子育て支援等の充実」について、ご発言がございました。」

●1045〜横浜市長挨拶/官邸副長官室

横浜市の中田宏市長が、官邸を来訪されました。2010年に開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議の横浜での開催が23日に麻生総理より発表されましたので、そのお礼のご挨拶で官邸に来られたものです。2010年APEC首脳会談を成功させるため、横浜の皆さまとともにがんばっていこうという話を市長とさせて頂きました。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜衆院本会議/本会議場

代議士会が開かれ、今日の本会議の議事の流れについて議運理事から説明がなされ了承されました。本会議では、国民年金法等改正法改正案に関する趣旨説明と質疑が行われました。また、「北朝鮮による飛翔体発射に対して自制を求める決議案」が可決されました。この可決を受けて総理より、次のとおり政府発言がありました。
「ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。北朝鮮による飛翔体の発射は、我が国を含む北東アジア地域のみならず、国際の平和と安定を損なう挑発的な行為であり、断じて容認できません。また、北朝鮮による飛翔体発射は、北朝鮮の弾道ミサイル計画に関連する、すべての活動の停止を求める国連安保理決議第1695号、及び第1718号に違反するものです。政府としては、ただいま採択されました御決議の趣旨を体し、米国や韓国を始めとする関係国と緊密に連携しつつ、北朝鮮に対し、引き続き発射の自制を求めていきたいと考えます。そのような努力にもかかわらず、北朝鮮が発射を強行した場合には、まずは、国連安保理においてしっかり取り上げていきたいと考えます。」

●1430〜千葉県知事選当選報告/官邸

●1500〜メルマガ編集会議/官邸副長官室

次号の麻生内閣メールマガジンの編集方針と内容について、より分かりやすく麻生内閣の政策や考え方などを読者の皆さんに理解して頂くにはどうすべきか、いろいろな意見が出されました。

●1700〜総理記者会見侍立/官邸1F会見室

年度末を迎えて、麻生総理は、「新しい経済対策への取組み」題して記者会見を行いました。私も、官房長官や他の2名の副長官と共に、この会見に侍立しました。
冒頭発言で、総理は、これまでの「景気対策の3段ロケット」の取組みの成果を説明した上で、@景気気の底割れを防ぎ、A雇用を確保し、国民の痛みを和らげて、B未来の成長力強化につなげる、「新しい経済対策」を早急に取りまとめて国民の皆様にお示しする、と発表されました。また、「低炭素革命」、「健康長寿社会」、「日本の魅力発揮」といった戦略分野からなる、中長期の「成長戦略」を早急にまとめることも発表されました。
冒頭発言の結びで、総理は、「私が、総理大臣の重責を担ったのは、ひとえに「この日本を元気にするため」、そして「安心できる社会をつくること」であると心得ております。そのために、全身全霊をささげる覚悟です。国民の皆さん。希望を持って、共に進んで行こうではありませんか。」という、力強いメッセージを発されました。この総理の思い、熱意が、国民の皆さんに届くことを願ってやみません。
また、今回の会見では、「プロンプター」と呼ばれる機材を、麻生総理としては初めて使用しました。皆さんの印象はどうでしたでしょうか。

●1800〜官邸発→●1825〜羽田→ロンドン:G20会合へ総理随行

総理記者会見が終了した後、18時に官邸を出発して総理車列で羽田空港に向かい、政府専用機でロンドン・ガトウィック空港に向けて出発しました。今回の総理のロンドン出張には、与謝野財務大臣にもご参加いただいています。
ロンドンまでは約12時間30分のフライトで、機内では、ロンドン・サミットや各国首脳との会談について、改めて確認のための勉強や打合せを行いました。夏時間のロンドンと東京は時差が8時間ありますので、ガトウィック空港到着は、同じ日の23時頃となりました。その後、宿舎であるインターコンチネンタルホテルまで、約1時間かけて移動しました。


3月30日(月)晴れ

●1200〜国対正副/院内第22控室

いよいよ明日が年度最終日を迎えますが、明日の参議院で日切れ法案が審議され可決すると、平成21年度予算にかかわるすべての法案が決着することになります。しかし、引き続き重要法案の審議に入っていきますので、緩むことなく緊張感を持って今後も取り組んでいくよう、大島国対委員長から挨拶がなされました。

●1400〜衆参与党国対/院内第21控室

午後二時からは衆参の与党国対幹部により、今後の取り組みについて確認がなされました。

●1800〜厚労行政あり方懇談会/官邸2F小ホール

今日の議論が終了した後、奥田座長から最終報告が河村官房長官に手渡されました。厚生労働行政分野では、昨今、年金記録問題、薬害肝炎など様々な問題事例が生じ、国民の皆様から強い批判を受けました。これを真摯に受け止めて、早急な信頼回復が図られなければならず、また少子高齢化、非正規雇用の増大、社会保障費用の増加など国民的課題に的確な対応ができる厚生労働行政の機能強化を図ることも必要となりました。政府としては最終報告を受けて厚生労働行政のあり方の見直しを早急に進めていくことになります。


3月27日(金)晴れ

●0630〜総理打合せ/官邸総理室

今日は午前9時から参議院予算委員会の締めくくり総括質疑に総理が出席します。質疑に対する準備や日程確認のあわただしい早朝でした。

●0745〜安全保障会議/院内大臣室

概要は下記の河村官房長官記者会見をご覧ください。

●0810〜道州制特区推進本部/院内大臣室

概要は下記の河村官房長官記者会見をご覧ください。

●0830〜閣議/院内閣議室

閣議終了後、記者会見にて河村官房長官から下記の通り報告がなされました。
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として、「道州制特別区域基本方針の一部変更」について、ほか29件及び政令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、鳩山大臣から「道州制特区基本方針の一部変更」のほか、「消費者物価指数」、「国の行政機関の法令等遵守態勢に関する調査結果」について、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、私(官房長官)から、「独立行政法人人事等」について、麻生総理から、「海外出張不在中の臨時代理」について、ご発言がございました。閣僚懇談会においては、外務大臣から、「世界貿易機関協定の関連規定の遵守」について、ご発言がございました。次に、本日、閣議の前に、安全保障会議が開催され、「北朝鮮による飛翔体事案への対応について」審議し、このたびの発射事案に関しまして、落下への対処は自衛隊法第82条の2、第3項の「緊急対処要領」により行うことや、発射に関する情報提供など、政府の対応案についてお手元の配布資料のとおりといたしました。飛翔体が不具合により落下するのはどういう場合か、具体的に想定しますと、通常は、我が国領域内に落下することはないと考えております。国民の皆様におかれましては、平常通りの生活・業務を続けていただきたいと思います。なお、政府としては万万が一に備え、関係機関が警戒態勢をとることとしております。北朝鮮から飛翔体が発射された場合、政府より速やかに必要な情報をお伝えしますので、テレビ・ラジオ等の情報に注意してください。以上申し上げましたことにつきましては、お手元の内閣官房長官コメントに記載しました。国会対応があり、きちんとすべて読み上げられないことをお詫び申し上げます。この会見の後には、引き続き事務方による記者ブリーフィングを予定しておりますので、技術的なことなどは、そちらでお尋ねいただきたいと思います。なお、安保会議終了後、12日に設置した情報連絡室を官邸連絡室に格上げしました。 続いて、道州制特別区域推進本部が開かれ、「道州制特別区域基本方針の一部変更案」を取りまとめました。」

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長からは「今日平成21年度予算及び関連法案が成立する運びとなった。1月5日から通常国会が開かれ、事業費総額75兆円の経済対策に取り組んできてくれた皆さんに敬意を表す。現場である各委員会では重要法案にも取り組んでおり、9月までの任期まで着実に前進することが重要。国益を求める国族として来週から改めて始まる国会に一層気を引き締めて頑張って欲しい」旨の挨拶がなされました。

●0930〜党役員連絡会/院内総裁室

役員連絡会後、細田幹事長記者会見(平成21年3月27日(金)10:10〜10:20於:院内平河クラブ会見場)が開かれ、下記について説明がなされました。
−役員連絡会の内容説明−
【冒頭発言】
《細田博之幹事長発言》
「本日、平成21年度予算、税制等の関連法案が成立する運びになった。参議院の皆さんのご尽力に対し感謝申し上げる。しかし、参議院ではすべて否決なので、(関連法案については)夕刻衆議院で再議決をすることになる。本日は、衆議院本会議を15時から5分間開き、両院協議会の委員の指名をして、第1回の本会議が終わる。両院協議会での協議をした上で、17時30分から所要1時間45分で再議決のための本会議を行う予定である。以上の結果、本日で平成20年度第一次補正予算、第二次補正予算、平成21年度本予算という75兆円の3段ロケットの景気対策がすべて打ち上げられることになる。切れ目のない経済・景気対策を実行できることになった。今後は、この厳しい景気状況に対応したいろいろな情勢を見極めながら、必要な対策を検討してまいりたい」と発言した。
《大島理森国対委員長発言》
本日の国会の流れについての説明があった。
「北朝鮮の衛星ミサイル等の発射を自制すべきだという決議案を野党と協議しているが、今日の時点では、案文がまとまるまでに至らない。野党の協議がまだ収束していない。おそらく31日(火)に調整された案文に従って、参議院が決議を行い、午後の衆議院本会議でそれを議決するという段取りになるかと思う。31日(火)は、関税関係法その他何本かあるが、日切れ法案を参議院側で成立させる段取りである」との発言があった。
《鈴木政二参議院国対委員長発言》
「本日、予算の議決を行う。来週、北朝鮮ミサイルに関する決議を行う。来週31日(火)に日切れ法案を採決する」との発言があった。
《古賀誠選挙対策委員長発言》
「昨日から秋田県知事選挙が始まった。秋田県連は佐竹敬久候補を支持しているので、党本部としてもバックアップしたい」との発言があった。
《その他の発言》
先般、政府側がミサイルの関係の閣僚会議を開いて、方針を確認しているので、その様子を聞くと同時に、この国会決議、あるいは4月4日(土)以降と言われている打ち上げが行われた場合の対応ぶり、その前の国際的な要請、アメリカやその他の国への働きかけ、その他を議題として、今日の15時45分から、与党北朝鮮ミサイル問題対策本部・第2回会議を開催する予定である。

●1415〜横浜市面会/官邸副長官室

APEC2010の横浜市開催が決定されたことに横浜市長から総理宛のお礼の手紙が届きました。これから準備が本格化することになろうと思いますが、横浜市民はじめみなさんが一体となって海外からのお客様を迎えすることができるよう、頑張っていただきたいと思います。

●1445〜代議士会/院内第14控室→●1500〜衆院本会議@/本会議室

代議士会が開かれ、今日の本会議の議事の流れについて議運理事から説明がなされ了承されました。参議院本会議で平成21年度予算案、国税2法案、地方税2法案が否決され、両院協議会が設置されることになりました。そこでまず、第1ラウンドの衆議院本会議では、両院協議会委員の選挙が行われ、休憩となりました。

●1545〜与党ミサイル対策本部/院内総裁室

本日の安保会議の決定内容を与党ミサイル対策本部に報告しました。内容については河村官房長官記者会見概要に示した内容です。

●1600〜総理海外出張打合せ/官邸総理室

4月2日に予定されているロンドンG20会合出張のための事前打合せが行われました。総理とともに私も出席し我が国として主張すべき課題について勉強しました。

●1700〜番懇/官邸2F幹部食堂

慌しい中での番記者さんとの懇談会でした。皆さんの質問にお答えし、終了するや否や、官邸から国会議事堂へ移動しました。

●1730〜衆院本会議A〜1915/本会議場

午後5時半、衆議院本会議の第2ラウンドが再開されました。二度の再議決、記名投票により平成21年度予算、国税2法案、地方税2法案はいずれも成立しました。そして引き続き、戦没者遺族弔慰金支給法案(閣法24)、IMF加盟措置法案(閣法14)、平成21年度NHK予算(閣承1)の三件について審議され、いずれも可決しました。

●1925〜お礼回り

左は今日の各委員会の動きです。本会議で平成21年度予算などが成立しましたので、まずは議長へのお礼挨拶です。

左は幹事長室、右は国対控室です。皆さんにお礼をお伝えしました。

●2000〜総理懇談会/都内

国会の日程が終了した後、平成八年当選・落選経験者による3.5期生の会(私自身も該当者)と総理の意見交換会が開催されました。


3月26日(木)晴れ

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長が夢中になっているのはベトナム大使からプレゼントされたブルーのトンボの形をしたヤジロベエです。見事にバランスがとれて静止すると、「国対の仕事はバランス!人生も同じです」と訴えられました。最も重要と言われる平成21年度予算・関連法案が、いよいよ明日決着する運びとなりました。大変緊張する日を迎えるに当たり、大島国対委員長から意味深長な言葉が発せられたのでしょう。

●1030〜在カナダ日系人招聘参加者による表敬/官邸副長官室

外務省が初めてカナダから招聘した日系人の皆さんが官邸を表敬訪問されました。京都や伊勢志摩を観光し日本の素晴らしさを感じていただけたようです。カナダにお帰りになって日本PRにご尽力いただければ幸いです。

●1150〜国道357要望活動/官邸副長官室

港横浜の物流効率を上げるとともに自動車の渋滞による大気汚染を解消することに資する国道357号線の早期整備に地元から陳情にお見えになりました。世界一早い景気回復を目指す我が国が、早急に取り組むべき課題であるとの提案です。皆さんからたくさんのご意見をいただいています。きさまざまな角度から検討していきたいと思います。

●1200〜為公会例会/為公会事務所

為公会の例会が開催されました。中馬弘毅座長の挨拶に続き、国対・議運からの国会日程の説明を受けました。そしてその後、皆さんからの意見交換がなされました。

●1330〜総理打合せ/官邸総理室

午後開かれる参院財政金融委員会の総理に対する質問に備え質問内容と答弁の確認がなされました。また、今後の国会日程の確認などもなされました。

●1500〜衆院議運理事会/理事会室

衆院議院運営委員会理事会が開かれ、冒頭私から閣僚の海外出張についてご説明しご了解を得ました。

●1745〜男女共同参画会議/官邸4F大会議室

河村官房長官の挨拶で開会され、小渕男女共同参画担当大臣の司会で進行されました。現在の第二次男女共同参画基本計画は平成22年度までの具体的施策を定めたものであり、これまでの取り組みの成果を踏まえつつ、より一層の施策の推進を図るために現在の計画を改定する必要があり、麻生総理から当会議に基本計画の改訂に向けた「男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の基本的な方向」について、改めて諮問されました。


3月25日(水)曇り雨

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長は北朝鮮ミサイル問題について触れられ、発射しないよう関係国とともに強く北朝鮮に働きかける外交努力が重要との旨の挨拶がなされました。引き続き、国会の動きについて各委員会から報告がなされました。

●衆議院外務委員会で答弁

▼1010〜武正公一君(民主)

武正公一先生からの尖閣諸島に関する質問にお答えしました。尖閣諸島4島はもともと私有地ですから、当然そこには固定資産税がかかります。その実地調査のための上陸をなぜ認めないのかとの趣旨の問いでした。所有者から「国の機関を除き上陸等を認めない。また第三者による権利侵害行為に対して厳重な対処を求める」旨の要請があり、また現在まで固定資産税課税のための上陸について具体的な 要請がなされていないことから実地調査はなされていません。仮に要請がなされた場合には、改めて関係省庁とも連携して対応を検討することとなる旨お答えしました。

▼1142〜辻元清美君(社民)

辻元清美先生からは北朝鮮ミサイル問題について専門的・技術的な質疑が続けられました。私には政府筋の「当たるわけない」発言の主は誰かとの問いがありましたが、ご指摘の発言については報道で承知しているものの、具体に承知していない旨お答えしました。政府としては国民の安全・安心を確保するため万全の態勢をとるよう全力を尽くしてまいります。

●1700頃〜APEC2010の開催地は横浜市に決定!/麻生総理発言

来年日本で開かれるAPEC首脳会議は横浜で開催されることが麻生総理により発表されました。招致活動には横浜市民、実行委員会、議員連盟、横浜市などの皆さんが一致協力しさまざまな運動を展開してきました。その願いと行動が実を結んだことを大変うれしく思います。横浜市民の皆さん、おめでとうございました。

●1710〜経済財政諮問会議/官邸2F大ホール

平成21年第8回目の経済財政諮問会議が開かれました。議事内容は、現下の金融情勢、経済危機克服の道筋、成長戦略集中審議(底力発揮:情報通信技術、アジア・ワイドの成長力強化)でした。真剣な議論は18:50まで続けられました。


3月24日(火)曇り

●0840〜総合海洋対策本部/院内大臣室

●0900〜閣議/院内閣議室

閣議終了後、河村官房長官からその概要が記者会見で下記の通り報告されました。
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として、「社会保障に関する日本国とチェコ共和国との間の協定の批准」について、ほか11件及び政令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、野田大臣、文部科学大臣、経済産業大臣から「平成20年版原子力白書」について、国土交通大臣から「平成21年地価公示」について、厚生労働大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣から「独立行政法人人事」について、ご発言がございました。次に、本日閣議前に、総合海洋政策本部を開催し、「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」について了承いたしました。本計画は、メタンハイドレート及び海底熱水鉱床の実用化に向けた探査・技術開発等に係る道筋・スケジュールなどを示したものです。計画の詳細につきましては、経済産業省に問い合わせ下さい。」

●0940〜党国会対策委員会/院内第24控室

●1008〜参議院外交防衛委員会で答弁/院内第34委員室

●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜衆院本会議/本会議場

●1445〜面会/官邸副長官室

●1630〜番懇/官邸3F南会議室

恒例の番記者との懇談会が開催されました。

●1730〜メルマガ編集会議/官邸副長官室

今回のメルマガ編集会議もたくさんの意見が出され、よりよい作成に努力しました。

●1830〜地方分権改革推進本部/官邸4F大会議室

●1900〜為公会議員と記者の懇談会/都内→●1900〜総理懇談会/都内

為公会担当の記者さんとの懇談会に出席し、途中で抜けて総理と中堅議員との懇談会に入りました。


3月23日(月)晴れ

●1145〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長は所用により欠席で村田国対筆頭副委員長の挨拶により開会されました。参議院で進められている平成21年度予算及び関連法案の審議の進捗について説明がなされた後、小此木議運筆頭理事などから各委員会の動きが報告されました。

●1200〜政府与党協議会/院内常任委員長室

政府与党協議会後、林幹雄幹事長代理記者会見(平成21年3月23日(月)12:30〜12:35 於:院内平河クラブ会見場)で下記の通り報告がなされました。
−政府与党協議会の内容説明−
《河村建夫官房長官発言》
「国会について、今週の予算、関連法案の成立をお願いしたい」という依頼があった。
「経済危機克服のための有識者会合について、16日(月)から21日(土)まで84名の方々のご意見をお聞きした」
「19日(木)に与党から雇用対策についての提言があった。雇用対策について、政労使の間で合意した」
「公務員制度改革について、内閣人事局の位置付けを調整して、法案化し、今月中に提出したい」
「北朝鮮のいわゆるミサイル発射、衛星発射について、与党と連携を取って、万が一の際の準備と対応を行っていきたい
との発言があった。
《細田博之幹事長発言》
「平成21年度予算、関連法案の成立に向けた大事な週であるので、参議院でご苦労をおかけするが、よろしくお願いしたい。切れ目のない予算執行を行っていきたい」
北朝鮮の衛星と称するミサイル発射について、「与党として先週18日(水)に『北朝鮮ミサイル問題対策本部』を設置した。明日24日(火)の衆議院本会議終了後に、第1回目の会合を開催したい」
「国会、外交問題、経済対策等々いろいろなことがあるので、政府与党一致結束して緊張感を持ってあたっていきたい。よろしくお願いしたい」との発言があった。
《その他の発言》
その他の発言のほとんどが、「今週は、そういった意味で大変大事な週なので、協力して、対応していきたい、取り組んでいきたい」というような意見であった。

●1630〜松沢神奈川県知事面談/官邸副長官室

神奈川県の松沢知事が来訪され昨日の旧吉田茂邸全焼の件について報告をいただきました。そして周辺とあわせて行われる公園整備については計画通り進めるものの、旧吉田茂邸のあり方については今後、所有者や県と相談していきたいとのことでした。説明を受けて、私はお伺いしたお話は麻生総理にお伝えするとお答えしました。

●1700〜党役員会(鴻池副長官出席)/院内総裁応接室

役員会後、細田幹事長記者会見(平成21年3月23日(月)17:35〜17:48 於:院内平河クラブ会見場)が行われ、下記の通り報告されました。
−役員会の内容説明−
《麻生太郎総裁発言》
「本予算、関連法案がいよいよ最終段階になっている。よろしくお願いしたい」
「福田内閣からの引き継ぎで、消費者庁関連法案があったが、これが審議に入った。その他の重要法案も含めて、成立を期してまいりたい」
「19日(木)に、与党の新雇用対策プロジェクトチームの川崎二郎座長、坂口力公明党副代表から雇用に関する提言を頂いたので、速やかに対応していきたい」
「景気対策、経済対策について、3月の年度末という一つの節目がまもなくであるが、5・6月の決算期に十分対応していかなければならない。様々な今後の対策についても、84名の有識者からアイディアを頂いた。アクアラインや本四架橋の1,000円への通行料金の割引があったので、非常に通行量が増えるということが起こるが、今後とも目に見える景気・雇用対策を行っていきたい」
《細田博之幹事長発言》
「平成21年度予算、関連法案に向けた大事な週になるので、参議院にご苦労をおかけするが、年度内成立をさせて、切れ目ない予算執行をしていきたいので、よろしくお願いしたい」
「北朝鮮の衛星打ち上げについて、去る18日(水)に与党北朝鮮ミサイル問題対策本部を発足した。第1回会合を明日24日(火)衆議院本会議終了後、14時頃に開催する。河村官房長官をはじめ、政府側から現状について報告していただくことになっている。この飛行物体の打ち上げ予定が、情報によれば4月上旬とも言われている。万が一そのようなことになる時には、緊急にこの本部を召集すべく、各自が待機することになっている」と発言した。
《尾辻秀久参議院会長報告》

参議院の役員人事について、「谷川秀善参議院議員が参議院幹事長に就任した」と報告があった。そのことを受けて、私(細田幹事長)から「谷川参議院幹事長は既に両院議員総会長を退任したので、その後任に若林正俊参議院議員を推薦する」と発言し、了承された。
《村田吉隆国対筆頭副委員長・鈴木政二参議院国対委員長発言》  ※大島国対委員長は欠席
「今週中に、本予算、関連法案の議決ができるように最大限の努力をしていく」との発言があり、加えて法案の審議の予定についての発言があった。
《保利耕輔政調会長発言》
「経済対策について、41団体から意見を聞いて、これを活かしてまとめてまいりたい」との発言があった。


3月21日(土)晴れ

●0915〜経済危機克服のための有識者会合〜1715/官邸4F大会議室

▼0915〜E社会保障(医療・介護・年金)〜1045

有識者の皆さん:大久保満男さん(社団法人日本歯科医師会会長)、唐沢祥人さん(社団法人日本医師会会長)、京極高宣さん(国立社会保障・人口問題研究所所長)、児玉孝さん(社団法人日本薬剤師会会長)、竹中ナミさん(社会福祉法人プロップ・ステーション理事長)、中田清さん(社団法人全国老人福祉施設協議会副会長)、久常節子さん(社団法人日本看護協会副会長)、日野原重明さん(聖路加国際病院理事長)、堀田力さん(財団法人さわやか福祉財団理事長)、矢崎義雄さん(独立行政法人国立病院機構理事長)、山本修三さん(社団法人日本病院協会会長)、湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)

▼1100〜F金融〜1215

有識者の皆さん:足助明郎さん(ゴールドマン・サックス証券株式会社取締役会長)、安東俊夫さん(日本証券業協会会長・野村アセットマネジメント株式会社顧問)、大前孝治さん(城北信用金庫理事長・社団法人全国信用金庫協会会長)、小川是さん(株式会社横浜銀行頭取・社団法人地方銀行協会会長)、杉山清次さん(株式会社みずほ銀行取締役頭取、全国銀行協会会長)、平野英治さん(トヨタファイナンシャルサービス株式会社取締役)、松井道夫さん(松井証券株式会社代表取締役社長)、安居祥策さん(株式会社日本政策金融公庫総裁)

▼1300〜G低炭素・環境〜1415

有識者の皆さん:青木哲さん(社団法人日本自動車工業会会長、本田技研工業株式会社代表取締役会長)、柏木孝夫さん(東京工業大学統合研究院教授)、勝俣恒久さん(東京電力株式会社取締役会長)、黒川清さん(政策研究大学院大学教授)、小宮山宏さん(東京大学総長)、崎田裕子さん(ジャーナリスト、環境カウンセラー、NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット理事長)、末吉竹二郎さん(国連環境計画金融イニシアティブ特別顧問)、町田勝彦さん(シャープ株式会社代表取締役会長)

▼1430〜H経済界(製造業・サービス業)〜1545

有識者の皆さん:岡村正さん(日本商工会議所会頭)、桑島俊彦さん(全国商店街振興組合連合会理事長)、小林栄三さん(伊藤忠商事株式会社代表取締役社長)、坂根正弘さん(株式会社小松製作所代表取締役会長)、島正博さん(株式会社島精機製作所代表取締役社長)、新浪剛史さん(株式会社ローソン代表取締役社長)、藤野雅彦さん(全国料理業生活衛生同業組合連合会会長)、御手洗冨士夫さん(社団法人日本経済団体連合会会長)、和地孝さん(テルモ株式会社代表取締役会長)

▼1600〜I消費者・子育て・女性労働〜1715

有識者の皆さん:阿南久さん(全国消費者団体連絡会事務局長)、岩田喜美枝さん(株式会社資生堂取締役兼執行役員副社長)、奥山千鶴子さん(子育てNPO法人び〜のび〜の代表)、近藤英明さん(日本商工会議所理事)、佐野真理子さん(主婦連合会事務局長)、原早苗さん(金融オンブズネット代表)、樋口恵子さん(NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」会長)

▼終了後、麻生総理より下記(要旨)のご挨拶がありました。
5日間10回にわたり84名の有識者の皆さんからご意見を頂きました。霞ヶ関や永田町を越えて頂いたご意見は大変参考になりました。耳の痛い意見もありましたが、学生時代と比較してもよく勉強したと思っています。たくさんのご意見の中には、すでに実施しているもの、短期的に取り組むべきもの、中長期に検討していかなければならないもの等がありましたので、それを分けて、皆さんからの意見を経済危機克服に活かして検討していきたいと思います。ありがとうございました。


3月20日(金)雨曇り晴れ4

●1400〜経済危機克服のための有識者会合/官邸4F大会議室

▼1400〜C雇用〜1515

有識者の皆さん:大久保幸夫さん(株式会社リクルート・ワークス研究所所長)、勝間和代さん(経済評論家)、北脇保之さん(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター長)、古賀伸明さん(日本労働組合総連合会事務局長)、小杉礼子さん(労働政策研究・研修機構統括研究員)、清家篤さん(慶應義塾大学商学部教授)、山田久さん(株式会社日本総合研究所調査部ビジネス戦略研究センター所長・主席研究員)

▼1530〜D地方自治体・地方経済〜1645

有識者の皆さん:岩田一郎さん(島根県奥出雲町長)、笠松和市さん(徳島県上勝町長)、清原慶子さん(東京都三鷹市長)、佐藤俊彰さん(ホクレン農業協同組合連合会代表理事会長)、木繁雄さん(北陸銀行頭取)、橋下徹さん(大阪府知事)、東国原英夫さん(宮崎県知事)、古田肇さん(岐阜県知事)、本田敏秋さん(岩手県遠野市長)

経済危機克服のための有識者会合の第4、第5ラウンドが官邸で始まりました。麻生総理は皆さんの意見に真剣に耳を傾け、ご自分でメモを取り続けていらっしゃいました。私も負けないように有識者皆さんの言葉を漏らさぬよう必死にテイク・ノートしました。それぞれの立場でのご発言は、永田町や霞ヶ関では思いつかないような現場の声を聞かせていただき、大変勉強になりました。


3月19日(木)晴れ

●0705〜総理と打合せ/官邸総理室

午前9時から参議院予算委員会で集中審議が行われます。総理も出席され質疑に答弁する予定になっており、今朝はその準備や今日の日程について打合せが行われました。

●0815〜郵政民営化推進本部/院内大臣室

郵政民営化については三年ごとの見直しの時期を迎えており、その内容について報告がなされ、本日の郵政民営化推進本部で了承されました。

●0830〜閣議/院内閣議室

閣議終了後の記者会見で、河村官房長官から下記の通り報告がなされました。
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として、「ノルウェー国特命全権大使等の接受」について、ほか15件及び政令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、厚生労働大臣から「春闘情勢」について、麻生総理から「海外出張不在中の臨時代理等」について、ご発言がございました。次に、本日の閣議前に郵政民営化推進本部が行われ、郵政民営化の進捗状況についての総合的な見直しに関する郵政民営化委員会の意見書が、本部長に提出されたことについて報告するとともに、同意見書について、本部から国会報告を行うこととしました。なお、同意見書については、本日中に国会に報告することとなります。」

●0910〜国対正副/院内第22控室

今朝も緊張した国会対策委員会正副委員長会議が開催されました。大島国対委員長からは「平成21年度予算は参議院で粛々と審議が進められている。この予算審議を第一優先に国会の運営を進めていくように」と指示がありました。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜衆院本会議/本会議場

代議士会では本日の本会議の議題について説明がなされ了承。引き続き本会議場に移動し、下記案件について審議されました。
冒頭、河野洋平議長からいわゆる「イラク特」の特別委員会名称の変更が発議され、賛成多数で右の通り決定されました。その特別委員会の新たな名称は「海賊行為への対処ならびに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会」です。
@裁判所職員定員法の一部を改正する法律案(内閣提出第17号)→異議なし採決→可決
A在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第21号)→起立採決・賛成多数→可決
B独立行政法人に係る改革を推進するための文部科学省関係法律の整備等に関する法律案(内閣提出第18号)→起立採決・賛成多数→可決
C雇用保険法等の一部を改正する法律案(内閣提出第5号)→異議なし採決→可決
D関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提出第13号)→起立採決・賛成多数→可決
以上の審議を終えて、本会議は20分余りで終了しました。この中で感動した場面がありました。Bの案件で、外務委員長である河野太郎君の委員会報告が圧巻だったのです。河野太郎君は読み原稿を持たず、発言台に立ったのです。そして、発言したとおり記録に残る緊張した場面で、報告内容をすべて暗記して発言されたのです。これほどみごとに報告を完璧に諳んじて発言した例を見たことはありません。


3月18日(水)晴れ

●0850〜総理と打合せ/官邸総理室

本日の消費者庁関連の質疑の準備と日程の確認がなされました。

●1445〜面会/官邸副長官室

私の東京後援会の皆さんが国会見学と官邸訪問で私の部屋までお見えいただきました。激励をたくさんいただきました。

●1630〜総理・正副長官打合せ/官邸総理室

今後の日程の確認等が行われました。

●1800〜厚労行政あり方懇談会/虎ノ門パストラル

厚生労働行政のあり方について、その取りまとめの審議が行われました。

●1905〜経済危機克服のための「有識者会合」/官邸4F大会議室

▼1905〜B研究開発・教育・成長インフラ〜2035

有識者の皆さん:荒瀬克己さん(京都市立堀川高等学校校長)、安西祐一郎さん(慶応義塾長)、黒田玲子さん(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系教授)、近藤駿介さん(原子力委員会委員長)、榊原定征さん(東レ株式会社代表取締役社長)、白井克彦さん(早稲田大学総長)、野依良治さん(理化学研究所理事長)、吉川弘之さん(産業総合研究所理事長)


3月17日(火)晴れ

●0900〜閣議/院内閣議室

閣議終了後、河村官房長官から下記の通り閣議の概要が報告されました。
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として、『都道府県の国民の保護に関する計画の変更』について、ほか16件及び政令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、総務大臣から火『地方財政の状況』と『平成20年度特別交付税の3月交付大綱』について、文部科学大臣と野田大臣から『スペースシャトルの打上げ』について、財務大臣から『20か国財務大臣・中央銀行総裁会議等』について、ご発言がございました。」

●0910〜国対正副/院内第22控室

閣議が終了して速やかに国対正副の会場に到着したのですが、すでに開会されており、大島国対委員長の挨拶の途中でした。各委員会があわただしく動きだし、各委員会担当副委員長からの報告にも熱が入っていました。

●0930〜党役員連絡会/院内総裁室

役員連絡会後の細田幹事長記者会見(平成21年3月17日(火)10:25〜10:35 於:院内平河クラブ会見場)
−役員連絡会の内容説明−
《細田博之幹事長発言》
昨日の役員会における麻生総裁の発言を紹介した。
「予算は順調に参議院での審議を進めていただいている。関連法案が残っているので、4月1日から執行できるように早期に成立を図るようお願いしたい」
「経済対策について、16日(月)から有識者からのお話を聞く。複数年度にわたりどのような対策が必要かということを聞いていきたい」
「電子政府について、国民電子私書箱の問題から協議に入ってほしい」
「海賊対策は早期に法案を成立させ、きちんとした形で派遣できるようにしたい」
「北朝鮮について、拉致被害者家族の飯塚繁雄氏、耕一郎氏と金賢姫氏との会談ができたことは良かった。李明博大統領のおかげで実現したと思う。衛星の打ち上げと称している北朝鮮のロケット発射問題は、他国つまり日本国の上空通過ということが言われているが、そのようなことはあり得ない話であって、発射された場合には、国連安保理で協議することとしたい」と、5点についての発言があった。

(細田幹事長から)「いよいよ年度末、わずかな時間なので、予算、日切れ法案を含めて、一致結束して対応していきたい」
昨日、政府自民協議会などでお話した政治資金問題について、「今逮捕されている人の拘留期限を迎えると、いろいろな検察側の方向が出てくる。政治資金の問題なのか、それ以上の問題なのか、その時にわかるので、それを踏まえて、あるべき政治改革問題をわが党においては武部党改革実行本部長の下で、これまでも麻生総裁からいろいろな問題についての検討の依頼があるが、その中に含めてまいりたい。ただ今の段階で、何が必要だとか何をしなければいけないというのはまだ速断なので、実際に今の捜査、司法の判断を見た上で、検討していく必要があると考えている」と発言した。
《大島理森国対委員長発言》
「本日、東京オリンピック招致決議が衆議院で行われる。明日は参議院で決議が行われるとのことだが、民主党も賛成する」
「本日、消費者庁設置法案の趣旨説明が行われる。他方、野党の対案も出るので、かなり長時間の本会議となる」との発言があった。
《小坂憲次衆議院議運委員長発言》
「明日18日(水)、同意人事案件で人事院人事官、会計検査院検査官の候補者の所信を聴取する予定である」との発言があった。
《鈴木政二参議院国対委員長発言》
参議院予算委員会の集中審議等についての説明があった。
《保利耕輔政調会長発言》
「関係各界から次期経済対策に対する要望を聞く会を逐次開いている。これを踏まえて、日本経済再生戦略会議で議論していきたい」との発言があった。

●1100〜衆院理事会/院内議運理事会室

今日は閣僚の海外出張について議運理事会の了承をいただくために、理事会冒頭に私からご説明しお願いしました。特に理事の皆さんからのご質問はなく、了承いただき私は理事会室を退出しました。

●1105〜総理打合せ/官邸総理室

議運理事会終了後、官邸に飛んでいき、午後の本会議の消費者庁関連の質疑の準備に入りました。今日も総理は大忙しです。

●1140〜来客/官邸副長官室

官邸に若いお客様がいらっしゃいました。官邸の仕事の内容についてご説明し、これからの景気対策と社会保障制度のあり方について意見交換をしました。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜衆院本会議/衆院本会議場

代議士会ではいつものように本会議の議題と流れが議運理事から説明され、本会議場に入りました。総理の答弁のときは私も雛壇に上がり、答弁漏れなどがないか確認する役目を担います。大変緊張する大事な仕事です。

●1730〜番懇/官邸3F南会議室

今日は静かな番記者との懇談会でした。質問は外交関係の質問だけで後は特にないようでした。短時間で終了し、メルマガ編集会議に向かいました。

●1800〜メルマガ編集会議/官邸副長官室

お伝えしたい案件が重なり、頭の痛い編集会議でした。総理からの原稿と動画がメインのメルマガですが、他に依頼していた原稿とテーマが重なってしまうことがあるのです。今回は同じテーマですが視点の違いを見ていただくために敢えて両方載せることにしました。どうぞお楽しみに!

●1900〜経済危機克服のための「有識者会合」/官邸4F大会議室

▼1900〜A経済界(農林水産業・運輸業・不動産業等)〜2030

有識者の皆さん:飯塚昌男さん(社団法人日本林業協会会長)、岩沙弘道さん(不動産協会理事長・三井不動産社長)、岡部正彦さん(社団法人日本物流連合会会長・日本通運会長)、中須勇雄さん(社団法人大日本水産会会長)、西松遥さん(定期航空協会会長・日本航空社長)、畠山正夫さん(全国農業協同組合中央会副会長)、福田高志さん(株式会社アイスクウェア代表取締役社長)、星野佳路さん(星野リゾート社長)

経済危機克服のための「有識者会合」の第2ラウンドです。8名の皆さんに参加していただき、農業、運輸、観光など幅広い視点からのご意見をいただきました。


3月16日(月)晴れ

●1030〜総理打合せ/総理室

午前10時10分ころ官邸に到着し、総理打合せ会に入りました。今日は午後からの参議院予算委員会の集中審議の準備と日程の打合せが行われました。

●1145〜国対正副/院内第22控室

開会前には千葉県知事選挙の情勢についての情報交換が行われ、引き続き大島国対委員長からご挨拶がなされました。参議院の21年度予算案び関連税法の審議日程を基軸に一致団結して協力するよう指示されました。その他、今週も国会同意人事、オリンピック決議、消費社庁など重要な案件が目白押しです。

●1200〜政府自民協議/院内幹事長会議室

細田幹事長の司会の下、河村官房長官から政府の動き、衆参国対の動きなどが報告され、今週の動きについて確認がなされました。

●1400〜衆参与党国対/院内第21控室

国会の運営について自民公明の国対委員長はじめ両議運筆頭理事らから取り組み状況が報告され、今週の動きの方向性について確認がなされました。

●1800〜月例経済報告関係閣僚会議/官邸2F小ホール

先月までのわが国の経済状況についてまとめられ、月例経済報告関係閣僚会議が開かれました。全体的には厳しい経済状況が続いています。

●1900〜経済危機克服のための「有識者会合」/官邸4F大会議室

▼1900〜@エコノミスト〜2030

有識者の皆さん:伊藤元重さん(東京大学大学院経済学研究科長・経済学部長)、翁百合さん(日本総合研究所理事)、河野龍太郎さん(BNPパリバ証券会社チーフエコノミスト)、田中明彦さん(東京大学大学院情報学環教授、東京大学東洋文化研究所教授)、中谷巌さん(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社理事長)、深尾光洋さん(慶應義塾大学商学部教授、社団法人日本経済研究センター理事長)、リチャード・クーさん(野村総合研究所主席研究員)、ロバート・フェルドマンさん(モルガン・スタンレー証券株式会社経済調査部長)

今日から経済危機克服のための有識者会合がスタートしました。今夜は8人の経済界からの有識者をお招きし、皆さんから意見を聴取し、その後、意見交換に入りました。一人ひとりの意見発表時間は短い時間ですが、それだけにポイントをついた有意義な提案がたくさん出されました。政治も経済も生きものです。どんな変化にも対応できるよう立ち止まることのないよう勉強を継続していかなければなりません。この議論の内容はインターネットで公開されるそうです。


3月13日(金)晴れ曇り雨

※0700(地元)〜第32回早朝駅頭演説会/屏風浦駅

スタッフによる「まちかど政治瓦版」3月号の広報活動が行われました。本日の「まちかど政治瓦版」の配布枚数は、本日197枚/累計1812枚(古正65/429、原28/420、斉藤57/380、関口28/193、森19/390)でした。

●0750〜総合海洋政策本部/院内大臣室→●0805〜安全保障会議/院内大臣室→●0830〜閣議/院内閣議室

閣議終了後、河村官房長官から下記の通り、その概要について発表がなされました。
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として、「天皇皇后両陛下のカナダ国及びアメリカ合衆国御訪問」について、ほか22件及び法令・人事案件が決定されました。両陛下御訪問に係る「内閣総理大臣談話」につきましては、お手元の配布資料のとおりです。次に、大臣発言として、総務大臣から「公的統計の整備に関する基本的な計画」について、国土交通大臣から「住生活基本計画の 変更」について、防衛大臣から「海上における警備行動に係る内閣総理大臣の承認」について、麻生総理と金子大臣から「海賊対策」について、外務大臣から「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案」について、麻生総理から「海外出張不在中の臨時代理等」について、ご発言がございました。次に、閣議前に、安全保障会議が開催され、いわゆる「海上警備行動」と「海賊対処法案」について審議し、お手元の配布資料のとおり決定をいたしました。お手元の麻生内閣総理大臣の談話にも ありますが、この法案は、日本が国際社会の一員としての責務を果たすべく、国連海洋法条約に沿って海賊対処法制を定めるものです。また、ソマリア沖・アデン湾の海賊に対処するため、法律が成立するまでの応急措置として、自衛隊法に基づく海上警備行動により、自衛隊を派遣することを決定しました。過酷な気象条件の下(もと)ではありますが、派遣される自衛官、海上保安官の各位がしっかりと任務を遂行されるように期待いたします。政府としては、派遣部隊の支援に万全を期し、海賊対処法案の成立に全力を傾注してまいりたいと考えております。なお、これらの活動に従事する自衛官、海上保安官等が使用するために携行する武器等が、武器輸出三原則上の武器等にあたると判断されることから、本件については、一定の要件の下に武器輸出三原則等によらないこととしました。お手元に配布した内閣官房長官談話のとおりです。次に、昨晩、国際海事機関から北朝鮮が衛星打上げについての事前通報をした旨の連絡がありました。すでに、私(官房長官)からコメントを公表しておりますが、政府としては、たとえ「人工衛星」であれ、その発射は国連安保理決議に違反するものであり、改めて打上げの中止を強く求めるものであります。」

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長からは参議院で行われている平成21年度予算、関連法案については順調に進められているようだが、それにより気を抜くことなく、その他各種委員会の動きに注意し、粛々とそれぞれの役割に取り組むようご指示をいただきました。

●0930〜党役員連絡室/院内総裁室

役員連絡会後、細田幹事長記者会見(平成21年3月13日(金)10:05〜10:15 於:院内平河クラブ会見場)が行われ下記について報告されました。
−役員連絡会の内容説明−
《細田博之幹事長発言》
本日は役員連絡会の前に、麻生総裁、太田公明党代表、自公両党の幹事長、政調会長、政調会長代理が院内総裁室で会議を行い、麻生総裁と太田代表からの共通の指示事項として、今後の経済対策等についての検討指示が出された。それを公明党においては、党の新経済対策検討本部で検討する。自民党においては、日本経済再生戦略会議(町村信孝会長)の下で検討してすり合わせていくことが合意され、役員連絡会でも報告した。
「予算と関連法案をできるだけ早く成立させたい。これは景気対策としても大事なことである。消費者庁設置法案、道路特定財源関係法案や海賊対策の法案等を順次審議入りさせ、成立させていくことを確認した」
「北朝鮮が4月にもミサイル発射実験を行うとの情報もある。我が国の安全保障に関わる重大問題であるので、そうした事態が起こった場合には、政府与党が連携して万全の対応をしていきたい」と発言した。
《大島理森国対委員長発言》
「17日(火)の衆議院本会議で消費者庁設置法案の趣旨説明、質疑に入ることが決まった。その他予算関連法案、日切れ法案等を処理していきたい。海賊行為対処法については、現在設置されているテロ・イラク特別委員会の目的、名称を変更して、委員長や理事などの構成はそのままで対応していきたい」との発言があった。
《鈴木政二参議院国対委員長発言》
「16日(月)午後、参議院予算委員会で行政改革・天下り行政についての集中審議を行う。来週18日(水)になんとしても国税、地方税法の趣旨説明、質疑に入りたい」との発言があった。
これに対し、私(細田幹事長)から「年度内は来週から数えて11日間しか平日がない。11日間で全ての予算と関連法案を上げることは、今の経済状況から見ても、必ずやらなければならないことである。国会の責務である」と発言した。
《古賀誠選対委員長報告》
「昨日から千葉県知事選挙が始まった」との報告があった。
《保利耕輔政調会長発言》
指示事項の内容についての説明があった。

 ●1200〜神奈川県連所属国会議員会/党本部リバティ2号室

菅義偉県連会長の挨拶に続き、森支部長から国民政治協会の神奈川県支部のあり方について提案があり、また竹内幹事長から県連の運営について提案がなされ協議されました。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜衆院本会議/衆院本会議場

本日の本会議について議事しだが了承され、本会議に入りました。今日の案件は「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)」で、金子一義国土交通大臣から趣旨説明が行われ、質疑が行われました。

●1350〜衆院議運理事会/衆院議運理事会室

議運理事会の冒頭、私から国会同意人事案件についてご説明しました。これから審議していただくことになります。

●1630〜番懇/官邸3F南会議室

番記者さんとの懇談会の位置づけが再確認されました。一言でいうと、私のお話したことは「政府筋」との表現で記事になることを覚悟しなければならないという約束です。

●1700〜観光立国戦略推進会議/官邸4F大会議室

2000万人の観光客を日本に呼び込むための提案が各委員からなされました。観光資源をいかに再生させていくかも大きな課題です。

●1810〜日程等打合せ/官邸副長官室

明日から月曜日にかけての日程の確認がなされました。また、絶対に許すことができない北朝鮮テポドン発射に対する、政府の緊急対応について再確認しました。


3月12日(木)晴れ

●0830〜教育再生懇談会/官邸4F大会議室

新たなメンバーを加えた教育再生懇談会がスタートしました。これまでの議論を基本にしつつ新たな課題にも取り組んでいきます。また、前回のまとめがしっかり実施に移されていくかフォローしていくことの重要性が確認されました。

●1030〜社会保障制度要望書受領/官邸副長官室

阿部議員と飯島議員が副長官室にお見えになりました。長寿医療制度(後期高齢者医療制度)を改善するための提案を受けました。これからの社会保障制度の医療と介護の境目をいかにつないで行くかという大変大きな改革の提案でした。しっかり検討させていただきます。

●1045〜米国国務省日本語研修センターの皆さん/官邸副長官室

横浜にある米国国務省日本語研修センターの皆さんが国会見学の途中で副長官室を訪問されました。日米関係についてこれから取り組むべき課題などについて、オバマ大統領の面談の報告も含め私からお話させていただきました。

●1220〜参院内閣委員会/院内第31委員室

各種委員会がそれぞれ店開きを始めています。昨日は衆議院でしたが、本日は参議院の内閣委員会で官房長官らから所信が述べられました。


3月11日(水)晴れ

●0910〜国対正副/院内第22控室

平成21年度予算については参議院で審議されていますが、衆議院では各委員会が動き出します。大島国対委員長からは各委員会がしっかり審議されるよう指示が出されました。

●1210〜衆院内閣委員会/院内第1委員室

内閣委員会には関係大臣が出席して所信を述べました。今後各案件の具体的な審議に入っていきます。

●1305〜オーライ!ニッポン全国大会・総理挨拶代理/ニッショーホール

来賓としてお招きいただいた総理の代理としてご挨拶とオーライ!ニッポン大賞を私からお届けしました。

●1800〜大臣政務官懇談会/都内

内閣官房副長官と大臣政務官の意見交換会が開かれました。各委員会が動き出しますので、政府高官としてその役割をしっかり果たしていただけるようお願いしました。


3月10日(火)曇り晴れ

●0900〜閣議/院内閣議室

麻生総理は今朝も元気いっぱいです。閣議の様子は官房長官から記者会見で下記の通り報告されました。
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として、「ジャマイカ国特命全権大使等の接受」について、ほか20件及び法令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、私(官房長官)から「第171回国会における内閣提出予定法律案及び条約の閣議付議状況等」について申し上げました。」

●0910〜国対正副/院内第22控室

閣議が終了してただちに国対正副に向かいました。すでに大島国対委員長の挨拶が始まっていました。

●1100〜衆院議運理事会/議運理事会室

議運理事会では閣僚の海外出張、第171回国会における内閣提出予定法案及び条約の閣議決定状況について報告し、了承を得ました。

●1215〜代議士会/院内第14控室→●1230〜衆院本会議〜1350/衆院本会議場

●1500〜メルマガ編集会議/官邸副長官室

今回も全体の構成についていろいろな意見が出され、より分かりやすいメールマガジン作りに努力しました。

●1630〜番懇/官邸2F幹部食堂

恒例の番記者の皆さんとの懇談会が開かれました。いつもと同じように元気な記者さんからたくさんの質問をいただきました。

●1730〜経済財政諮問会議/官邸4F大会議室

農業、観光について意見交換が行われました。

●2100〜総理と懇談/都内

麻生総理と現状について意見交換を行いました。今日はブランデーのオンザロック一杯と葉巻を一本楽しまれていらっしゃいました。


3月9日(月)曇り雨 漆間官房副長官発言

●0850〜総理打合せ/総理室

今日は午前10時から6時間の予定で参院予算委員会 が開催されます。麻生総理は今日も委員会室に釘付けで、8名の参議院議員からの質疑に答弁します。その準備や今日の日程の打合せが行われました。

●1145〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長から参議院予算委員会、各委員会の審議の進捗について確認がなされ、丁寧にしっかり審議を進めるよう指示がありました。

●1200〜政府与党連絡会議/官邸2F小ホール

今日の政府与党連絡会議の様子について私から記者会見で報告しました。
麻生総理は冒頭の挨拶で、「おかげさまで先週二次補正予算関連法が成立し感謝。定額給付金についてはすでに配布を始めた市町村があり、TVで喜んで受け取っている姿を見てうれしく思った。高速道路の休日料金引き下げは3月28日から始める。中小企業の資金繰り対策の緊急保障と特別貸付は、これまで約42万3千件、8.5兆円の実績。二次補正で枠は30兆円に広げたので年末対策も万全。国民・企業に政府の政策が順次実感してもらえると期待。21年度予算も参議院で審議入りし、早期成立をお願いしたい。その他の法案も順次審議入りをお願いしたい」との要旨の発言をされました。

●1700〜党役員会/院内総裁室

役員会後に行われた細田幹事長記者会見(平成21年3月9日(月)17:35〜17:45 於:院内平河クラブ会見場)で、役員会の概要について下記の通り説明がなされました。
−役員会の内容説明−
《麻生太郎総裁発言》
「漆間官房副長官の発言について本人から説明があったが、皆さんにご迷惑をおかけした。誤解を与えないようにしたい」
「沖縄を訪問した。沖縄県連のアレンジで様々な人と意見交換をすることができ、良かった。不発弾の処理について、被害者のお見舞いに行った。しっかり対応していかなければならない」との発言があった。
《細田博之幹事長発言》
「参議院の予算審議がどんどん進んでいるので、予算を早期に上げ、切れ目ない景気対策を進めるべきだ。関連の税法も1兆円減税などがあるので、是非早期成立を期したい」
「今日の株価の終値が7,086円と、26年5か月ぶりの低水準となった。バブル期を全て飛び越えて、26年5か月を引いてみると、1982(昭和57)年からのはじめての低価格ということだ。当時は悪い価格ではなくて、そこからどんどんその後35,000円まで上がっていく過程での7,100円だったが、26年ぶりということで、やはり金融の資金繰り、中小企業経営に影響がないように政府与党でしっかり波を乗り越えていくことが大事である」と発言した。
《大島理森国対委員長発言》
「明日の雇用保険法の衆議院本会議趣旨説明を皮切りに、消費者庁の問題、ソマリアの問題などがあるが、参議院の状況を見ながら重要法案の処理に対応していきたい」との発言があった。
《鈴木政二参議院国対委員長》
「明日の参議院予算委員会は、6時間コースで一般質疑を行うことになっている。その後、集中審議、参考人招致、公聴会を進めてまいりたい」との発言があった。


3月6日(金)曇り雨

●0720〜総理打合せ/官邸総理室

今日も参議院予算委員会が午前9時から終日開催されます。質問の内容の確認や今日の予定について打合せが行われました。

●0810〜国家公務員雇用調整本部会議/院内大臣室

国家公務員数は毎年各府省ごとに目標を与えられ人員削減に取り組んでいます。その目標と現実のギャップの調整を審議する本部会議が開催されました。

●0830〜閣議/院内閣議室

今日の閣議の概要については閣議終了後、河村官房長官から下記の通り記者会見が行われました。
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として、『ネパール国際平和協力業務実施計画の変更』について、ほか29件及び法令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、甘利大臣から『平成22年度の配置転換、採用抑制等に関する実施計画の決定』について、ご発言がございました。私(官房長官)から「皇太子殿下のトルコ国御旅行」について申し上げました。本日の閣議で決定された、ネパール国際平和協力業務実施計画の変更について申し上げます。国連ネパール政治ミッション(UNMIN(アンミン))への自衛官の派遣期間を本年9月30日まで6か月間延長することとし、これに係る実施計画の変更や関係政令の改正をいたしました。ネパールでは、長年にわたる内戦の後、2006年11月に、政府とマオイストの間で和平合意が署名されましたが、大きな課題であるネパール国軍とマオイスト兵士との統合問題が依然として解決されていません。我が国として、引き続きネパールにおける平和構築に寄与することは有意義であると考えております。なお、本件に係る詳細は、内閣府国際平和協力本部事務局へお問い合わせください。」

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長は今日も元気いっぱいです。参議院で予算委員会が開催されていますが、各委員会の運営について詳細な指示が出されました。

●1010〜自民党役員連絡会後記者会見

役員連絡会後、細田幹事長から概要について下記の通り記者会見が行われました。
−役員連絡会の内容説明−
《細田博之幹事長発言》
「第二次補正予算関連法案が成立し、早期の高速道路料金の引き下げ、地方においては早速定額給付金の支給も行われている。各位のご協力に感謝申し上げる。中小企業対策、雇用対策、介護・医療対策、地方対策など様々なことが起動している。今、ようやく参議院の本格的な予算審議が始まったが、年度内成立を期してまいりたい。そして、切れ目のない景気対策を実施していきたい」と発言した。
《大島理森国対委員長発言》
「予算の早期成立と実施、特に雇用関係、年金、道路一般財源化関係、消費者庁こういったものをやっていきたい。重要法案については、来週から本会議趣旨説明、質疑に取りかかれるよう努力したい」との発言があった。
《保利耕輔政調会長発言》
「経済界から更なる今後の経済対策について意見を聞いている。どういうものが更に景気対策として必要かどうか聞いて、今後の方針の取りまとめの参考にしている」との発言があった。
《坂本剛二組織本部長報告》
「平成20年党員数の集計作業が終了した。党員数105万6,263名で前年110万2,460名より46,000名ほど減り、前年比95.81%であった。新規党員は14万名、継続党員91万名であった。努力をして党員を増やした人、あるいは党員募集の努力をあまりしていない人がいる」との報告があった。

●1045〜神奈川県知事等要請・総理代理/官邸副長官室

神奈川県の松沢知事と愛知県、大阪府の知事代理が来訪され、「地方分権の推進に向けた提言」を総理の代わりに受けさせていただきました。その概要は、1.国から地方への事務・権限の委譲について、2.国の出先機関の見直しについて、3.地方自治体の自主性の強化と自由度の拡大について、4.地方税財政制度改革について、の四本の柱によるものでした。

●1130〜ダイヤンUPU国際事務局長表敬訪問/官邸副長官室

UPU ( Universal Postal Union ) とは万国郵便連合のことで、国際郵便に関する事項を取り扱う国連専門機関。1874年に設立され191の国・地域が加盟しています。その事務局長のエドゥアルド・ダイヤンさんがニュージーランドで開催される国際会議への出席の途上、日本に立ち寄り日本政府要人及び郵便事業株式会社、JICAへの訪問が目的で来日されました。UPUの本部はスイスにありますが、ダイヤンさんは私の同級生である小松一郎とも何度か会っているようで、その様子も話されました。ダイアンさんから世界の切手集をお預かりしました。

●1400〜樋口恵子氏ら面会/官邸副長官室

高齢社会をよくする女性の会の樋口恵子理事長、実践女子大学人間社会学部の鹿嶋敬教授、国際労働財団の熊崎清子さんが総理に面会を求めて官邸にお見えになりましたが、総理は予算委員会でお目にかかることができません。私が要望・ご意見を承ることになりました。現在国の出先機関の組織改革が進められており、ブロックごとに再編成しようと検討が進められています。女性の社会的立場や雇用を守るために厚生労働省の都道府県労働局に「雇用均等室」が置かれていますが、この組織も見直しの対象となっています。樋口さんらはこの「雇用均等室の機能」を存続させる必要性を訴えておられます。まだまだきめ細かな活動が必要であると、その理由や現状などについて丁寧なご説明いただきました。ご趣旨は良く理解できますので、今後引き続き慎重に検討を重ねて行きたいとお応えしました。

●1630〜番懇/官邸2F幹部食堂

今日の番懇の会場は官邸二階の幹部食堂です。名前こそ厳めしい「幹部食堂」となっていますが、小会議室で食事を取りながらミーティングができるような合理的な場所です。そこでコーヒーを飲みながら、定例の番記者との懇談会が開催されました。質問は何でもありで、すべてにお答えしなければなりません。

●1715〜2010年APEC横浜誘致・河村官房長官への要請/官邸3F南会議室

中田横浜市長をはじめとする2010年APEC横浜誘致実行委員会の皆さんや小此木会長をはじめとする誘致を応援する議員連盟の皆さんが、総理に要請活動を行いました。総理は対応できませんでしたので、河村官房長官と私がその要請を受けました。大変熱心な取り組みを継続されていて、能舞台を作るなど「日本」を演出する仕掛けについて中田市長から説明がなされました。間もなく国内のどこで開催するか決定されます。


3月5日(木)曇り

●0720〜総理打合せ/総理室

今日の参議院予算委員会質疑の準備や今後の日程の調整のために少し早めに総理との打合せが行われました。

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島委員長から第二次補正予算に関連する財源確保法の成立に向けて努力いただいた皆さんに労いの言葉がかけられました。そして参議院の予算委員会の審議がしっかり行えるよう挨拶がなされました。副委員長の皆さんは大変緊張していました。

●1345〜来客/官邸副長官室

地元の薬剤師会の皆さんが激励に官邸までお越しいただきました。大感激です。現在検討中の社会保障政策について説明させていただきました。


3月4日(水)曇り雨

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島国対院長から、小沢代表秘書逮捕事件はいまや司直の手に委ねられていること、我々は今日、大きなひとつの山を迎え、今後の各委員会運営などに引き続き積極的に取り組むべしとの挨拶がなされました。

●1045〜来客/官邸副長官室

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜衆院本会議/本会議場

今日の三分の二の再議決により明日から定額給付金の執行が可能になります。明日からは平成21年度予算案について参議院予算委員会の審議がスタートすることになります。

●1445〜来客/官邸副長官室


3月3日(火)曇り 小沢代表秘書逮捕

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長の挨拶では、内需刺激策としての定額給付金に関する国会の手続きが出口が見えてきたことを歓迎し、「今は景気対策に専念」との考えを改めて明確に訴えられました。

●0930〜閣議/院内閣議室

閣議終了後の記者会見で河村官房長官から下記の通り報告がなされました。
「一般案件として、「採用承認等基本方針」について、ほか19件及び法令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、総務大臣と甘利大臣から「国家公務員の人事管理における能力・実績主義の徹底」について、総務大臣、国土交通大臣、法務大臣から「外国人が快適に観光できる環境整備に関する政策評価結果」について、ご発言がございました。」

●0930〜党役員連絡会/院内総裁室

閣議が終了してからあわただしく自民党役員連絡会に向かいましたが、部屋の前に到着すると細田幹事長らが連絡会を終了しちょうど出てくるところでした。連絡会の内容について細田幹事長から説明を受けて、官邸に戻りました。その内容については幹事長が記者会見で下記の通り説明されました。
−役員連絡会の内容説明−
《細田博之幹事長発言》
昨日の役員会における麻生総裁の発言を紹介した。
来年度本予算の衆議院通過に対する御礼があった。
「今週、第二次補正予算関連法案が参議院で採決されるが、衆議院に戻ってくるので、再可決をよろしくお願いしたい。第二次補正予算の定額給付金については、現在、市町村の約70%が申請書の送付を3月下旬までに済ませる予定である。年度内に定額給付金を交付できる団体数は約2割の400団体である。また、雇用調整助成金についても、1月の申請だけで88万人、実際の適用が30数万件ある。雇用調整助成金は非常に効果がある。その他高速道路料金の引き下げ等、早期に実施していきたい」
「オバマ大統領の会談においても、経済の問題が最大の課題であり、日米両国でともに支え合っていくということを確認した。日本においても、当然、経済、不況対策を最重点にしてまいりたい」との発言があった。
「来年度予算、関連4法案を参議院に送付し、年度内に予算が成立する目途が立った。各位のご尽力に感謝申し上げる」
「明日、第二次補正予算関連法案を成立させ、経済対策を積極的に実行してまいりたい。緊張感を持って対応したいので、よろしくお願いしたい」と発言した。
定額給付金について、以下の文書を私の名前で議員各位に配る案をお諮りした。
「第2次補正予算の関連法案が、成立する運びになりました。これまでの各位のご理解とご協力に感謝申し上げます。
これで麻生経済対策の2段目のロケットであります、2次補正予算が執行されることになり、いよいよ景気回復に向けた動きが、地方や経済界を中心に活性化し、国民生活に浸透していくものと思われます。
その中で、定額給付金が実施されることになりますが、給付金は、生活支援と景気対策の観点から、政府・与党で決定した政策であり、消費拡大のため大いに活用することが必要であります。各位におかれましては、趣旨にご理解いただき、ご協力下さいますよう、お願い申し上げます」ということを私から幹事長名で党所属国会議員にお願いするということで、役員連絡会において全会一致で承認を受けた。したがって、今から各議員に通知を出すことにしたい。このことを前提に、昨日、麻生総裁は「党の決定に従って、自分も受け取って大いに消費に貢献する」と明言した。
《大島理森国対委員長発言》
「休業手当助成88万人」という新聞記事についての発言があった。
「中小企業金融対策の債務保証について、昨年10月31日から3月2日までの79営業日で、約33万社に対し、約7兆2000億円の債務保証の実績が出た。1社あたり6、7名の平均規模とした場合、約200万人の中小企業の従業員の安心に貢献した」
定額給付金の給付に関連して、「様々な商品券などが、どこでどのように行われているかという集計はまだできていないが、商店街振興などのために全国各地で計画されており、非常に好評である」との発言があった。

●1300〜総理打合せ会/官邸総理室

今日の参議院財務金融委員会質疑を前に、その質疑内容の確認や今後の日程等について確認がなされました。

●1530〜メルマガ編集会議/官邸副長官室

大変難しいメルマガの編集会議です。スタッフの皆さんからたくさんの声が、意見が出され大変活発な会議になりました。麻生総理の魅力を嘘偽りなく、誇張することもなく伝えて行きたいと考えていますので、何を読者の皆さんにお伝えすべきか、喧々諤々の編集会議になりました。

●1630〜番懇/官邸3F南会議室

私の担当の番記者の皆さんとの懇談会です。少し遅刻して会場に入りました。違法企業献金事件、株価低迷、総理の沖縄出張などについて質問を受けました。

●1730〜経済財政諮問会議/官邸4F大会議室

経済財政諮問会議が与謝野大臣の司会で開会されました。わが国の将来にわたるこれからの成長戦略について多くの議題が審議されました。

●1930〜衆二回生との懇談会/公邸

昨日の三回生の懇談会に続き、今日は二回生の皆さんとの懇談会が公邸で開催されました。二回生は平成15年当選組みですので、会の名称は「グループ15」愛称は「15会(いちごの会)」と言うそうです。なかなかの猛者の集まりで、30人中27人が出席し、全員から意見を頂戴しました。麻生総理は終始メモを自らとり、皆さんの思いを大切にされました。


3月2日(月)晴れ

●1120〜総理・官房正副長官打合せ/官邸総理室

総理室で総理、官房長官、三副長官により今後の課題などについて確認がなされました。

●1200〜政府自民協議/院内幹事長室

政府側と自民党幹部とにより国会運営の現状の確認と今後の動きについて協議が行われました。

●1400〜衆参与党国対/院内第21控室

引き続き自民・公明の国対幹部による打合せが行われました。

●1800〜厚労行政あり方懇談会/官邸

厚生労働省のあり方についての最終答申に向けて審議が続けられました。

●1900〜グループ2000との懇談会/公邸

グループ2000というのは自民党2000年当選組みの皆さんの会です。総勢で28名いらっしゃるそうです。麻生総理との意見交換会で、一人ひとりから地元の様子、意見、激励などが伝えられ、最後に総理から感謝の挨拶がなされました。