幹事長室2008 |
2008(平成20)年1月 |
1月30日(水)曇り晴れ セイフティーネット法案取り下げ!?
●0800〜副幹事長集合/院内幹事長室→第17委員室
副幹事長は、今朝8時までに国会議事堂衆議院内の幹事長室に集合するよう幹事長から指示がありました。昨晩は夜遅く、またホームページの更新など自宅事務所で処理すべきことが山積していて、ほとんど睡眠時間を取れないまま10分前に到着しました。到着すると林幹雄筆頭副幹事長から私は総務委員会の委員室に入り様子を報告するよう指示を受けました。これは昨日ガソリン値下げ隊の議運理事会室封鎖事件によるものです。予定されている開会時間は午前9時30分ですが、早々と委員室に入り様子を見守ります。その委員室の外は衛視の皆さんに守られています。
●1000〜佐藤ゆかり後援会の皆さんが要望活動/党本部幹事長室
午前10時前になりましたが、まだ動きはありません。そこで幹事長の代理で党本部に向かい、佐藤ゆかり後援会の皆さんからの2万件を超える要望署名簿をお預かりしました。この内容は、二名の自民党候補者のうち一名が先行して後任決定されたような報道があるが、岐阜1区で共存できるよう取り計らって欲しいとのものでした。丁寧に対応し、お預かりした要望書は間違いなく幹事長にお届けしました。最終的には党本部の決定に従うが、決定までのプロセスを大事にして欲しいと訴える佐藤ゆかり支援者
の皆さんでした。いずれ最終着が図られることになりますが、党本部はその決定に理解納得していただく努力をしていかなければなりません。
党本部の幹事長室はカラッポで、留守番役の坂巻さんを除き全員が、緊張した国会内の幹事長室に入っています。坂巻さんを激励し、私は再び国会に移動しました。
●1600頃〜代議士会/第14控室
いつまで待っても本会議のベルは鳴りません。すると与野党が両院議長のあっせんあんを受け入れ合意されたとの情報が飛び交い、いったいどうしてしまったのか大騒ぎになりました。その経過・結論について伊吹文明幹事長、大島理森国対委員長から説明と取り組みに対する感謝の挨拶がありました。結論は「つなぎ法案」の取り下げです。
いわゆる「つなぎ法案」(別名セイフティネット法案、ブリッジ法案などと呼ばれた)の正式法案名は「国民生活等の混乱を回避し、地方団体における予算の円滑な執行等に資するための地方税法の一部を改正する法律案(石田真敏君外4名提出、衆法第3号)」
そもそも、「つなぎ法案」は、暫定税率の期限切れ廃止により起きる様々な国民生活に与える影響から、混乱を回避しようとする法案ですが、この議員立法による法案提出の前に、与野党では来年度の予算審議に向けて基本的合意を求めて水面下で調整が続いていました。その内容は@野党かねてからの主張である国税と地方税の道路財源に関わる事項を議員立法による別法案とする、A平成20年度予算と政府提出の税法およびこの議員立法は十分な審議を行い、同時に立法府で議了する、B国会審議を通し、税法およびこの議員立法について合意が得られたものについては、与党としても、立法府として修正に応ずる、C上記について、与野党全体として明確な同意がえら得られた場合は、いあわゆるセイフティネット(ブリッジ)法案は提出しない、と言う趣旨のもの。調整の結果、双方合意には至らず、「つなぎ法案」の提出となったのです。
提出することが決断されたのであれば、当然、委員会・本会議などの日程について早急に詰めていかなければなりません。勿論3月31日の期限切れの手前60日間以上の余裕を持たなければ意味がありませんから、それは今決めなければならないのです。一致協力してこれにあたるよう執行部から指示が出され、昨日・今日の動きとなりました。
財務金融委員会・総務委員会の可決を受けて、本会議を待つばかりとなりましたが、ここで動いたのが河野洋平衆議院議長でした。衆参ねじれ国会となってから、河野議長は次のような趣旨の話をしばしば語っていました。「双方が100点の結論を求めて闘っても無理な話。100対ゼロの議論から、双方が70点に妥協して合意できる道を、諦めずに探るべきだ」。まさにこの考えに立って最終あっせんを提案したのではないでしょうか。
伊吹幹事長はもともと、年度内に決着が図られる、つまり賛成でも反対でも、与野党が意思を明確にすることを求めていたのですが、それが叶わず、やむを得ず「つばぎ法案」提出に踏み切ったわけですから、今回の議長あっせんで双方が合意できたこと、そして「つなぎ法案」の取り下げは歓迎すべき結論と受け止めていいのではないでしょうか。
麻生太郎先生も「ねじれ国会」になってから口癖のようにいっていたことは「他の国でもよくあること。与野党が党利党略・政局を捨て、国民に目を向けて日本の政治のレベルが一段高い次元にステップアップする必要がある」との考えを示していました、今回の結論がその方向に動き出す第一歩になったらよいなと期待しています。
両院議長あっせん 平成20年1月30日 1.総予算及び歳入法案の審査に当たっては、公聴会や参考人質疑を含む徹底した審議を行ったうえで、年度内に一定の結論を得るものとする。 2.国会審議を通し、税法について各党間で合意が得られたものについては、立法府において修正する。 3.1.2について、両院議長の下で与野党間で明確な同意が得られた場合は、いわゆるセイフティネット(ブリッジ)法案は取り下げる。 自由民主党幹事長 伊吹 文明 民主党幹事長 鳩山由紀夫 公明党幹事長 北側 一雄 日本共産党書記局長 市田 忠義 社会民主党幹事長 重野 安正 国民新党幹事長 亀井 久興
追加(河野洋平議長口頭発言) |
明日から、国会は正常化されます。
1月29日(火)雨曇り
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
●1915〜代議士会/第14控室→●2000〜本会議/本会議場
1月27日(日)晴れ 大阪府知事選勝利!
1月25日(金)晴れ
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
今日の役員連絡会では、国会の状況の他に、伊吹幹事長からは我が党内の相互理解によって一糸乱れぬ国会運営がなされるよう強い希望が伝えられました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
1月22日(火)晴れ
●0930〜役員連絡会/院内総裁室
伊吹文明幹事長の挨拶から始まり、参議院では尾辻参議院会長が代表質問を行い、いよいよ本格的な審議に入っていくが、役員の皆さんは一糸乱れず国会運営に当たって欲しいと福田総裁から指示があったことが報告されました。また大島国対委員長からは、野党から提案のあった暫定税率の分離審議については困難と回答した旨報告がなされました。古賀選対委員長からは大阪府知事選挙の投票が27日に行われるのでその支援要請がなされました。河村広報本部長からは中小企業対策ビラが完成したことが報告されました。また、武部党改革本部長は各課題について検討委員会をつくり対応していくことが報告されました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
副幹事長会議が細田博之幹事長代理のもと開催されました。これからの個会の運営について積極的に参画していくよう指示がありました。皆さん役員連絡会にも出席していましたので、その報告事項は省略され、短時間で会議は閉じました。
●1345〜代議士会/第14控室→●1400〜本会議〜1620/本会議場
今日は代表質問の二日目で、公明党、共産党、社民党の三代表者による質疑が行われます。議運理事から流れが説明され、了承されましたが、今日も吉田六左エ門先生から、元気な明るい野次が飛ぶ本会議にしようと呼びかけがありました。それぞれの質疑・答弁要旨については新聞等に委ねます。
1月21日(月)雪?曇り
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議・代表質問〜1640/本会議場
今日の本会議の流れについて議運理事から説明があり了承。船田元先生(当選9回)が在職25年を迎え表彰されることになりました。代議士会の終わりに吉田六左エ門先生から、伊吹幹事長の代表質問の際には大きな声で激励のヤジを飛ばそうと気合が入れられました。
本会議では、国務大臣の演説に対する質疑、代表質問が行われました。今日の質疑者は、鳩山由紀夫君(民主)35分、伊吹文明君(自民)35分、古川元久君(民主)35分、以上の三名でした。
1月18日(金)曇り 第169回通常国会召集
●1015〜応召手続き/衆議院玄関
議事堂の左側が衆議院。その正玄関で天皇陛下からの召集に応じたことの手続きをとります。手続きは簡単なことで、受付で本人が直接自分の名刺を衆議院事務局に提出することで終わります。この手続きは通常国会、臨時国会、特別国会のそれぞれの会期初日に行われ、本日午後には天皇陛下をお迎えして通常国会の開会式が参議院本会議場で行われます。
●0930〜役員連絡会/院内総裁室→●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
幹事長室
幹事長室に午前10時20分に飛び込みましたが、議事は既に終了しており、細田幹事長代理をはじめ副幹事長らが忙しそうに動いていました。
●1130〜両院議員総会/第14控室→●1150〜代議士会/第14控室→●1200〜本会議@/本会議場
両院議員総会は自民党の衆議院議員、参議院議員双方が一堂に会し、これから始まる通常国会へ向けて福田総裁、伊吹幹事長から決意、抱負が述べられました。両院議員総会が終わると丸川参議院議員らは席をはずし、その後衆議院議員だけによる代議士会が始まります。今日は恒例の着物議連に所属する議員が着物を着て集合です。皆さん、よく似合っています。
これからの通常国会に臨む心構えについて幹事長から挨拶があり、三ツ林議運理事から本日の議事の進行について説明がなされました。勿論、皆さん了承です。
▼本会議@
本会議では、河野洋平議長から「諸君、第169回国会は本日召集されました。」と開会宣言がなされ、議席の決定、特別委員会の設置などが決められ、10分ほどで第一回目の本会議は終了しました。これから衆参両議員が国会議事堂正面から入場される天皇陛下をお迎えします。
●1300〜開会式/参議院本会議場
天皇陛下のご到着を待つ
天皇陛下を乗せた車は国会議事堂の正門から入場されます。その両サイドに衆議院議員、参議院議員が整列して到着を待ちます。
到着されると、天皇陛下は国会議事堂の正面玄関から議事堂内部に入られます。そして参議院本会議場で開会式が行われます。
●1400〜本会議A/本会議場
開会式が終了した後、第2回目の本会議が再び開かれました。国務大臣の演説で、@施政方針に関する演説(福田内閣総理大臣)約35分、A外交に関する演説(高村外務大臣)約20分、B財政に関する演説(額賀財務大臣)約16分、C経済に関する演説(大田経済財政政策担当大臣)約13分、以上の四演説が行われました。次回の本会議は1月21日に開かれ、四演説に対する質疑が行われます。
1月17日(木)晴れ
●1000〜第75回自民党大会/プリンスホテル新高輪国際館パミール
優秀党員表彰を受けた服部三郎さんと前横浜市会議員関貞彦先生の奥様ら神奈川県連女性局の皆さんが参加。
私は舞台の左にある役員席に。目の前ではライム・レディース・オーケストラによる演奏が開場になってから開会までの間、続きました。そして開会時に福田康夫総裁が拍手で入場です。
司会者は井上信治(衆議院議員)さんと有村治子(参議院議員)さんです。折りしも13年前の1月17日は阪神淡路大震災の日です。全員で鎮魂黙祷がなされました。引き続き国家と党歌が斉唱されましたが、そのソングリーダーは二期会歌手の高橋祐樹さんです。そして議長団が選出され議長席に着きました。
ゲストスピーチは公明党太田昭宏代表、日本経団連御手洗冨士夫会長のお二人です。
そして、福田康夫自民党総裁から平成20年総裁年頭演説が行われました。そして伊吹文明幹事長からは党務報告がなされ、引き続き優秀党員、優秀組織、友好団体・協力者の皆さんがそれぞれ表彰されました。その後は東京都連青年部長の中屋文孝さんから大会アピールがなされ、47都道府県連の各代表アピールがなされました。そして最後に福田総裁の音頭で日本国・自由民主党万歳が行われ閉会となりました。
●1125〜第75回自民党大会・レセプション/プリンスホテル新高輪国際館パミール
引き続き開場を隣に移してレセプションが始まりました。会場は全国から集まった皆さんでいっぱいです。
福田総裁は撮影席に陣取り、次から次へ着席される方々と記念撮影です。もちろんカメラはそれぞれの皆さんがお持ちになったカメラを使用しますので、撮影隊はホテルの皆さんが借り出されてしまいました。
▼麻生太郎先生も、写真・写真・写真・・・
25メートルを移動するのに1時間もかかってしまいました。皆さんとにこやかに撮影された写真は、きっと一生の宝物になるでしょうね。皆さんも素敵な笑顔でいっぱいでした。
会場出口でマスコミの皆さんからの取材を受け、応えていらっしゃいましたが、ぜんぜん何をしゃべっているのか聞き取れません。途中で、「がっはは・・」と麻生先生の大きな笑い声だけが聞こえましたが・・・?。
1月16日(水)晴れ
●1400〜全国幹事長会議/901
全国幹事長会議が自民党本部9階の901号室で全国47都道府県から2名ずつ出席された幹事長・事務局長によって開催されました。福田総裁、伊吹幹事長の挨拶に続き、運動方針に沿い今年取り組む政策課題や党運営について報告、意見交換がなされました。活発な意見が次から次へ出され、党本部役員から一つひとつ丁寧に考え方が述べられました。
1月15日(火)晴れ 臨時国会最終日
●0930〜役員連絡会/院内総裁応接室
臨時国会の最終役員連絡会が衆議院内三階にある総裁応接室で開催されました。幹事長からは「10年ぶりの越年国会、56年ぶりの再議決などの大変な臨時国会であったが、ご協力に感謝申し上げる。18日からは通常国会がスタートするが平成20年度予算の年度内成立を期す。」との決意を述べられました。
●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
広報活動のあり方についてさまざまな角度から協議されました。正確に、迅速に、わかりやすく重要案件について国民・有権者に伝えられる努力を重ねていかなければなりませんが、広報担当だけに任せてしまうのではなく、担当副幹事長にも積極的に参画していくことが確認されました。
●1230〜副幹事長勉強会/院内総裁室
うどんを食べてきちゃったのですが、勉強会でカレーライスが用意されていました。残すのはもったいないと、また全部食べちゃいました。さて、勉強会はこれから通常国会で審議される課題で、@道路特定財源暫定税率期限切れに伴う影響について、A原油価格高騰の対応について、以上の2点です。
暫定税率については「暫定」とはいえ長期にわたり継続されてきている仕組みですから、当然その財源を当てにして国も地方も計画が立てられています。もし、暫定税率を課さないことにすると、国税の揮発油税2兆7,685億円の四分の一に当たる地方分約7,000億円(地方道路整備臨時交付金)と地方税の地方道路譲与税・自動車重量税・自動車取得税・経由取引税の暫定上乗せ分9,064億円がなくなることになります。事前に議論がされ、いつやめるかが分かっていれば他の対応を考えることも出来るでしょうが、いきなり中止すると地方自治体の予算が組めなくなるほどの影響が出ます。影響が少ないと言われている横浜市でも約150億円の減収となりますので、市民の暮らしにも影響することは必至でしょう。また最悪のパターンは暫定税率失効した後、再課税による混乱が生じることで、上がったり下がったりするガソリン価格により暮らしも振り回されることになるでしょう。今後通常国会で議論されることになりますが、このような心配が生じないように、実態と事実を皆様にしっかりお伝えしていきたいと思います。
●1345〜代議士会/第14控室→●1400〜本会議/本会議場
臨時国会で最後の代議士会が開催されました。大島理森国対委員長から128日に及ぶ臨時国会への協力へ感謝とねぎらいの言葉が延べられました。また本会議では、請願採択、閉会中審査案件などについて審議され会期末処理が終わりました。最後に河野洋平議長から、「諸君、第168回臨時国会は本日を持って閉会する。9月以来長きにわたり当面の諸課題に取り組まれてきたご苦労に敬意を表する。18日には通常国会が召集される短い間だが、健康に留意されますよう」との趣旨の挨拶がなされました。
●1420〜河野洋平議長のお誕生日/議長室
松本純撮影
河野太郎氏撮影
今日は河野洋平議長のお誕生日です。本会議終了後、お祝いに駆けつけましたが、鈴木恒夫先生、河野太郎先生、そして私は手ぶらでお祝いの言葉だけ。しかし、そこに現れたのは伊藤忠彦先生。なんと胡蝶蘭を持ってお祝いに駆けつけたのです。手ぶらの三人はすごすごと議長室を後にしました。
1月11日(金)曇り テロ新法成立へ
※0930〜役員連絡会/院内総裁室
※1000〜副幹事長会議/院内幹事長室
※1040〜厚生労働委員会/第16委員室
自民党横浜市連会長として主催者代表挨拶があり、上記日程は欠席・差し替え出席となりました。
●1100〜自民党横浜市連新年賀詞交換会/ローズホテル横浜
自民党横浜市連の恒例の新年賀詞交換会がローズホテル横浜で盛大に開催されました。会長を仰せつかり初めての新年会で緊張していましたが、会場に入りきれないほどの皆様にお集まりいただき、主催者として感謝感激です。私からは、いつあるか分からない総選挙に向けて準備だけはしっかり進め、自民・公明の公認候補全員の当選を果たすことが私の使命。また今日の三分の二の再議決行使についてはやむを得ないことで了とするが何度も使う手ではない。政党間協議をしっかり進められるよう与野党の協力が最も重要で、新しい時代の新しい国会運営の秩序を構築すべき、と挨拶させていただきました。
●1245〜代議士会/第14控室→●1300〜本会議・新テロ特措法(禁足)/本会議場
自民党横浜市連の新年会を終えて永田町に飛んでいきましたが、すでに各委員会では会期末処理がほぼ終わっていました。代議士会では伊吹文明幹事長から挨拶がなされ、無謀な力業で衆議院を進めるという意味ではなく、憲法にのっとった手続きを粛々と進めるもの。また、テロ新法は国際社会の中で我が国の成すべき責任を果たすこと、との趣旨の挨拶をされ、三分の二の再議決に向けて我が党議員の一致協力が求められました。
本会議に入り、三分の二の再議決を行うか否かについての審議がまず進められました。反対(仙石議員)、賛成討論(小坂議員)がそれぞれ行われ、採決の結果、賛成多数で再議決が行われることになり、直ちに下記の案件について記名投票がなされました。
@テロ対策会場阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案→記名採決の結果、総数473、賛成340、反対133→三分の二の316を超え、テロ新法は可決・成立
本会議場では冒頭居たはずの民主党の小沢一郎党首が記名採決に入ると見当たりません。与党側から最重要な対決法案の採決を民主党党首が棄権することは考えられないと、非難の野次が場内に渦巻きました。
1月10日(木)晴れ曇り
●0900〜幹事長室当番〜1700/院内幹事長室
駅頭演説会を終えて東京に向かいましたが、到着したのは9時20分頃で、既に幹事長は在室で黙々とお仕事を続けていらっしゃいました。林幹雄筆頭副幹事長や山口泰明副幹事長らと共に臨時国会の会期末に向けた国会運営の流れについて情報交換されました。
1月7日(月)晴れ曇り雨 今日から国会実務スタート
●0930〜自民党大会運営委員会/リバティ2
1月17日にグランドプリンスホテル新高輪国際館パミール「崑崙」で開催される「第75回定期党大会」の内容について最終的な確認が成されました。伊吹幹事長からは、いつになるか分からぬ解散総選挙には常在戦場でしっかり対応できるよう頑張っていこうとの趣旨の檄が飛ばされました。そして各自の努力は当然だが、党としては来る党大会で我々の考え・政策を国民に伝えていきたい。まずは党大会を成功させようと挨拶されました。そして進行表、党則改正案、平成20年度運動方針案、党大会アピールについて審議され、運動方針案ついては意見が出され調整の必要が了承されました。
●1015〜時間調整/党本部幹事長室
新年仕事はじめの時間まで、しばし幹事長室で懇談になりました。それぞれの地元の状況が報告され、我が党の置かれている厳しい環境をそれぞれがしっかり受け止めている様子でした。それに対し基本的態度は「正面からまじめに、一つひとつ、分かり易く応える」ということしか我々には解決の方法はありません。
●1100〜新年仕事始め・福田総裁訓示/901
厳しい新年の福田丸の船出
福田康夫総裁から訓辞が述べられ、伊吹文明幹事長挨拶、尾辻秀久参議院会長の乾杯の音頭で新年がスタートしました。
●1230〜役員連絡会/党本部総裁応接室
年を明け衆参ねじれ現象の中で予算審議を行う未経験の国会がスタートするが、自民党らしくどうどうと王道を歩んで欲しい。またアセアン諸国は日本に対しての期待が大変大きいと福田総裁からの話が報告されました。そして年明け国会の動きについて衆参国対・議運から報告がなされました。古賀選対委員長からは各級の選挙が始まるが、それぞれに努力することが総選挙にも資する旨の心構えが述べられ、谷垣政調会長からは政策の分かりやすさに心がけるとの報告がなされました。そして細田幹事長代理から党大会の概要について報告がなされました。
●1300〜副幹事長会議/党本部幹事長応接室
引き続き開催された副幹事長会議では大阪府知事選挙について取り組み状況が報告されました。それ以外には特に議題も無く、短時間で終了しました。