自由民主党総裁選挙2007 |
2007(平成19)年9月 |
麻生太郎の総裁選 第3回目の挑戦
目指せ!総裁の椅子
明るく元気な麻生太郎が
笑顔あふれる21世紀をつくるのだ
9月10日(月)曇り 第168回臨時国会開会
●1000〜臨時国会召集・応召手続き/衆議院正面玄関
国会議事堂正面には国旗が掲げられました。
●1130〜両院議員総会/第14控室
衆議院の2階にある第14控室に自民党の衆議院議員、参議院議員全員が出席する両院議員総会が開催されました。第168回臨時国会を迎えて安倍晋三総理から、また麻生幹事長から決意が述べられました。
9月12日(水)曇り雨 安倍総理辞意表明!
●1245〜代議士会/第14控室
えっ、安倍総理辞意表明!
代議士会が始まる直前です。一部検討すべき箇所を幹事長質問に見つけた私は、廊下でオロオロしながら幹事長の到着を待っていましたが、私が「あの〜」と話しかけた途端携帯電話が鳴り、麻生幹事長の顔が厳しい顔に変わりました。電話が切れると一言「辞任だ」。私は「何の辞任」なのかまだ訳が分かりません。よく聞き直すと「安倍総理が辞意を表明する」とのこと、「え〜、なんで」と代表質問どころではなくなりました。直ちに5役が招集され協議され、引き続き緊急役員会が招集されました。
●1300〜本会議・代表質問〜1600/本会議場の予定は中止
安倍総理辞任の連絡を受けて代議士会は暫時休憩となり、国対の小坂憲次筆頭副委員長から緊急役員会が開催されていることが報告されました。そして午後2時には総理が記者会見が行われ辞任が表明されました。
▼1500〜緊急役員連絡会
麻生太郎幹事長から次の報告がありました。「先ほど、総理より、党5役に対し辞任の意向が表明された。参院選挙の厳しい結果を受けて、改革を止めてはならない、政治の空白は許されないとの決意で全力で取り組んできたが、国際公約であるテロとの戦いの継続が困難な状況にあり、自ら身を引くことで局面の打開を図らなければと判断した、とのことであった。また、後継総裁を一日も早く決定するよう指示があった。こうなった以上、与党として政治空白をつくらず、国民に責任を果たしていくためにも、早急に後継総裁を選出する手続きに入りたい」(要旨)と報告されました。
▼1530〜副幹事長会議
副幹事長会議でもこれまでの流れについて確認がなされ、今後の対応が検討されました。
●1700〜緊急為公会総会/事務所
為公会は緊急総会が開かれました。当然麻生幹事長は派閥を離脱していますので出席できません。また幹事長の役職は重く、後継総裁を選出する選挙管理委員会をはじめきちんと幹事長としての役割を終えなければ、自分自身のことで動くことは出来ません。為公会としての動きについては慎重であるべきとの考えで一致。推移を見守ることになりました。
9月13日(木)曇り 党大会に代わる両院議員総会
★幹事長としての責任
●1200〜為公会例会/事務所
為公会の定例会が開催されました。麻生太郎幹事長は政策グループから離脱し、現在無派閥の立場にいます。その意味は自民党の最高責任者として、各グループに分け隔てなく党を運営していかなければならないからです。中馬弘毅会長代行から挨拶がなされ、今日手続きが決定する総裁選挙への取り組みの心構えなどが話し合われました。幹事長は自民党総裁選挙の日程をはじめその手続きを決定することが大きな仕事です。その間、総裁選挙に立候補したいと個人的に事前活動を行うことは許されません。きちんと党務を処理し、さらに党則に従い幹事長職を三役の総務会長に一時預けるという手続きが終了して、はじめて総裁選挙立候補予定者として個人の活動を始めることが出来るのです。それまでの間、沈黙を守りきるのが幹事長という要職にある者の務めです。
●1500〜党大会に代わる両院議員総会/党本部8階ホール
両院議員総会は選挙管理委員会の提案した14日告示、19日投票という原案を示し、出席した自民党衆参議員から一人ひとり意見を聞きました。午後3時に開会され40分あまり多くの議員から意見が述べられましたが、麻生幹事長はその一人ひとりの声をメモに書きとめていました。直後に開かれる臨時総務会で、その意見を反映した総裁選挙日程が、最終決定することになります。そして、麻生幹事長は皆さんの意見が出尽くした後、政治の空白期間を極力短くすること、一方多くの党員の意見が反映される総裁選挙になるよう日程の調整を行うと挨拶されました。意見の一つにあった「安倍総理の辞意を三日前に知っていた」に対して「辞意のあることを聞いたが今辞めるときではないと慰留に努めた。最終決断は政治家本人が決めること。その最終決断がなされていないのに、他の者に私から言える話ではない。代表質問作成に懸命に取り組んでいた私は、昨日の総理の決断に驚いている立場だ」(要旨)と主張しました。
●1600〜こちら、幹事長室!
役員の皆さんは総務会までの時間を幹事長室の控室で過ごされました。そして午後5時から始まった総務会では、多くの議員から出た意見を可能な限り受け入れ、9月14日(金)告示、15日(土)候補者届出(午前11時〜11時30分)、23日(日)投票と決定されました。
9月14日(金)曇り 自民党総裁選告示 !
●0945〜党三役打合せ/党幹事長室
党三役が集まりました。昨日、総裁選挙の日程などが決定され、選挙管理委員会が党総裁を選出するための手続きが確定されました。これにより幹事長としての役割が終わりました。今朝の党三役会で、麻生太郎幹事長から「党総裁選挙に立候補したく、候補者間の公平・公正を期すために、麻生太郎は幹事長職を総裁選挙の間、総務会長に一時お預かり願いたい」と提案がなされ、了承されました。この手続きにより、晴れて麻生太郎は総裁選挙候補者としての活動を開始することが出来るようになりました。
この瞬間まで、麻生太郎幹事長は総裁選挙の準備をしてはならないと私たちに厳命しておられました。応援団である私たちは準備をしたくても動くことが出来ないとイライラしていたのですが、まさにその出遅れを悔やむ動きが永田町に展開されました。なんと昨晩から今日にかけて、あっと言う間に9つある政策グループ(派閥)のうち8つのグループが「福田康夫元官房長官」の支持を決定しました。そして総裁選挙が始まる前に、ニュースでは既に福田氏に軍配があげられ「勝負あり」という雰囲気になっています。
出遅れたと嘆いてばかりはいられません。永田町に流れが出来上がったのなら、私たち麻生太郎応援団は国民・党員に向けてこれまで温めてきた麻生太郎政策を主張し、地方票の獲得に頑張りたいと思います。
さあ、都道府県連の皆さんも、そしてネットの皆さんも出番ですよ!麻生太郎応援団の皆さんは国民世論作りに一役買っていただきたいと思います。間もなく自民党総裁選挙がスタートします。そして下記の日程が決定しましたので、是非皆さんに参加していただきたいと思います。
自由民主党総裁選挙候補者所見発表街頭演説会 (一般の方々を対象) ●9月16日(日)1600〜JR渋谷駅ハチ公口 |
自民党総裁選挙 ▼選挙人(平成19年9月13日現在) 党所属両院議員および都道府県支部連合会代表各3名 衆議院議員 304名 ▼日 程 9月13日(木) 両院議員総会 |
●1100〜太郎会緊急総会
麻生太郎幹事長から幹事長職権を総務会長に預け、今から総裁選挙立候補準備に入りたい、前回同様のご支援を願いたいと総裁選挙立候補の意思表明がなされました。
●1500〜記者会見で正式に立候補表明/党本部
残務整理を終えて、幹事長室の職員の皆さんに感謝を述べ、記者会見に向かいました。
▼記者会見
正式に総裁選挙立候補の決意を述べました。幹事長として総裁選挙準備の仕事が終わり正々堂々と闘いに挑むこと、安倍総理の辞意を聞き慰留したこと、参議院選挙で示された国民の声に応え小泉改革を進めると共にそれにより痛みを受けている皆さんに温かい手を差し伸べること等について思いの丈を訴えました。元気一杯の麻生太郎さんでした。
9月15日(土)曇り晴れ 自民党総裁選告示 立候補届け提出!
●0930〜麻生太郎決起大会/党本部101
いよいよ決戦の火蓋が切って落とされます。今日は立候補届けを提出前に決起大会が行われました。昨日からの各派閥の動きで「麻生劣勢!」とされていますが、麻生太郎は元気一杯。必ず議員も、地方の党員・国民の皆さんの力も結集され、勝利すると確信しています。
共に安倍政権を支えてきた甘利明さんが麻生支持を鮮明にされました。挨拶の中でも、「安倍さんと思いを共有してきた麻生氏の立候補にエールを送りたい。党の存亡をかけた選択、だからこそ地方党員の意思を尊重したい」(要旨)と麻生支援の理由を述べました。「私の地元で党員アンケートを実施したら、1位麻生、2位甘利、3位小泉、4位福田。私の選挙区であるのに麻生さんに1位を取られてしまった(笑)」とも。
女性を代表し西川京子さんからも激励挨拶し「厳しい時の仲間こそ本当の仲間、今の派閥談合の流れに乗っていったら党は滅びる。総裁は自民党国会議員の一人ひとりの判断で、責任と誇りを持って選ばれるべき!」(要旨)と激励。
麻生太郎は「今日から政策論での戦いが始まる。たった一晩で派閥領袖により反麻生体制ができた。古い自民党に戻るのかとの非難は避けられない。劣勢だからといって私が降りたら自民党はなくなる。この劣勢を跳ね返して闘っていきたい。安倍政権は、長きにわたる議論があった教育基本法の改正も9ヶ月で決着させた実績もあり正しく評価すべき。私は小泉改革をさらに取り組むが、痛みに対する手当が大切だと思う。地方によった痛みに温かい手を差し伸べたい。参院選時の1人区で見えた国民の訴えを真摯に受け止め手を打っていく。改革を進めるにあたり、経済成長なくして豊かさなし、小さくても強い政府、小さくても温もりのある国家を目指していきたい。また自民党再生を目指して、幹事長として新たな組織改革に取り組もうとした。そのために明日の自民党組織を目標に少し無理な提案もしたが、結果が出る前にこのような状況になった。我々の手でその改革も進めていきたい」と力強く訴えました。鍵田忠兵衛さんの発声でガンバローコールが行われ決起大会は終了しました。
●1100〜総裁選挙候補者推薦届提出〜1130/リバティ2・3
麻生太郎自民党総裁立候補予定者から立候補届けを預かり、永岡桂子さんと私が提出の担当になりました。11時少し前に会場に入り受付締め切りの11時30分まで待機します。その間に提出書類に不備がないか、選管事務局が確認をします。そして麻生太郎立候補届けに不備はないと確認されました。11時30分を過ぎ立候補者は2名と確定しました。そして、受付け順や今後の演説順などを決定するためにくじ引きが行われます。永岡さんがくじを引きましたが、その番号は「2」。秘かに私は「やった!」と思いました。演説順位は下位のほうが相手の内容を聞いたうえで行えますから、私は有利だと考えているからです。さて手続きが終了しました。わずかな時間しか有りませんが、劣勢の中、必死に地方党員・国民、そして自民党国会議員に麻生太郎の主張を訴えていきたいと思います。
●終日〜麻生太郎総裁選挙
その後、事務所のセットや共同記者会見対応などバタバタとしました。明日までには本格的活動が行えるよう準備を進めたいと思います。
9月16日(日)晴れ 所見発表演説会
●1230〜選対会議/麻生選対事務所
朝のテレビ番組出演を終えて麻生太郎候補も合流しました。今日も麻生候補は元気一杯です。今後の取り組みについて森事務総長から説明がなされ、質疑応答になりました。
●1400〜所見発表演説会/党本部
今回の自民党総裁選に挑戦しているのは福田康夫候補、麻生太郎候補の二名です。今日はこの両名からの所見を聞く公式演説会です。自民党議員と共に一般の方も参加し、それぞれの候補者の考えに耳を傾けました。
麻生太郎候補の演説内容のメモを取りました。是非ご覧いただきたいと思います。⇒ 麻生太郎所見演説メモ(未定稿)
●1600〜所見発表街頭演説会/渋谷
所見発表演説会が渋谷駅ハチ公前で、13,000人の聴衆を集め、福田、麻生両候補の演説が15分ずつの所見演説が行われました。
●1845〜アキバでGO!/西口広場
さらにその後、秋葉原に移動し、昨年9月に「オタクの皆さん!」と演説を行った思い出の街頭で多くの皆さんに麻生太郎候補は自らの所信を訴えました。ネットの仲間もたくさん駆けつけていました。私まで何人もの皆さんに声を掛けていただき、「頑張れ!」と激励されちゃいました。演説後の皆さんとの握手会も終わり、一段落したところで麻生太郎応援団の石見多恵さん、渡辺有里子さんとばったり出会い、記念写真を撮りました。
9月17日(月)晴れ
●1600〜選対打合せ/麻生太郎選対事務所
昼間の麻生太郎選対では森英介選対事務局長が奮闘。各関係者の連絡調整に全力を挙げています。また、麻生太郎候補の今日のメインスケジュールは午前10時30分からの所見発表演説会/大阪難波高島屋前 、午後3時からの四国高松三越前 、以上二ヶ所です。午後7時ころ麻生太郎候補は元気に選対事務所へ戻ってきました。いずれの会場もたくさんの聴衆で、その皆さんから大きな激励をいただいてきたようです。まさに劣勢下で孤軍奮闘してる麻生太郎の勝利への道は「国民の皆さんの声」で押し上げてもらうしかありません。さらに激励してくれた皆さんの声が大きくなることに期待しています。
9月18日(火)晴れ 終日 一人で総裁選
●0930〜麻生太郎の挨拶回り〜1930/参議院議員会館→衆議院第1議員会館→第2議員会館
▼まだ終わらない。事務所が閉まってしまう。でも、一人で丁寧に・・・19:30
麻生太郎候補の今日の計画は「支援要請の戸別訪問」。参議院83事務所、衆議院304事務所を訪問しお願いします。
一般的には、議員やテレビカメラクルーを引き連れて大名行列のように移動し、たくさんの事務所を回り、議員との握手風景を撮らせるのですが、麻生太郎が撮影を許したのは1箇所だけでした。
麻生太郎のやり方は、まず一人で回ること。しかも丁寧に、一軒ずつ。もし議員が在室の場合はしっかり話しこみます。不在の場合は、あらかじめ用意した挨拶状を持たず、その場で支援お願いを名刺に添え書きし、事務所の秘書さんに伝言を頼む、というやり方です。「不在を見越して事前準備するのは失礼」という考え方なのでしょう。それだけに時間はかかります。今朝9時半から参議院議員会館の7階からスタートし、途中昼の会合1件、夕方の会合1件以外はこの活動に集中しました。時間切れで終了したのは午後7時30分ころで、仕事が終わり誰もいなくなってしまうような時間まで頑張りました。休憩時間を除いても8時間以上頑張ったことになります。この徹底した麻生太郎のこだわりが私は大好きなのです。決して手を抜かない、一人ひとりを大切にする、そんな思いは国政を預かるものとして大切なことではないでしょうか。まだ終わらないのかと心配になってのぞきにいった様子がご覧の写真です。シャッターを切りながら、胸がキューン、鼻がツーン、そしてファインダーをのぞく目がちょっとウルウル してしまいました。
いつか総理大臣になるための準備のひとつは、日ごろからスポーツや朝のウォーキングに汗を流し体力をつけることです。激務に耐えられる体力・健康を維持することもトップリーダーに欠かせない要素です。日ごろの鍛錬の賜物が 、今日の挨拶回りでみせた強靭な体力でした。残ってしまった訪問は明日の朝、再開します。
9月19日(水)晴れ 外国特派員協会記者会見
★台風11号大災害
●0900〜まだ回りきれない会館挨拶回りを丁寧に継続/第2議員会館
昨日回りきれなかった議員会館の挨拶回りを実施しました。衆議院第2議員会館の5階から始めて2階までの4フロアを昨日同様一人で歩いて、すべての自民党議員の事務所挨拶回りは終了しました。本当にお疲れ様でした。
●1300〜外国特派員協会記者会見
残念ながら選対本部に詰めっきりの私は外国特派員協会の記者会見に直接入ることはできませんでした。夜放映されたニュースでその状況を見ることができましたが、いつもの通り、「今日本には、強いリーダーが必要だ。ビジョンを持って国民を励まし、力づけるリーダーだ。ガッツをもって導く、そういうリーダーが必要だ」と述べられていました。
●1430〜茨城県へ地方遊説
麻生太郎候補と随行団は午後2時半に東京を出発し、常磐自動車道の那珂インターチェンジで降りて、茨城県に入りました。まず始めは農業視察で、常陸太田市(旧金砂郷町千寿地区)を視察し地域の皆さんと懇談の時間をとりました。そして次は自民党茨城県連に向かい、青年局・女性局・職域支部党員懇談会、県連執行部懇談会に参加し、東京に戻りました。
●1700〜麻生太郎選対会議/選対本部
東京では選対本部で定例選対会議が開催され、全体の取り組み状況の確認がなされました。内容についてはここでお伝えすることはできません。一方、周辺状況を見ると、泥仕合になりかねない悲しいマスコミ報道がなされており誠に残念です。幹事長にお仕えする副幹事長の立場にいる私は、ほとんど麻生太郎幹事長の動きと行動をともにしています。それだけに、麻生幹事長が党の最高責任者としてとってきた決断・行動はいずれも紳士的であり、まったく他から責めを負うことはありません。正々堂々とこの総裁選挙を戦い抜いていきたいと思います。
●2040〜茨城から無事帰還/選対本部
無事に麻生太郎候補が茨城県から帰ってきました。選対で情報交換をしていた議員らに礼を尽くし、腹ペコの随行者らと晩い夕食をとりながら取材の打ち合わせが行われました。また他にも報告事項が山盛りで、次から次へ状況説明がなされます。落ち着いて食事を取ることもできませんが、それでも笑顔を絶やさない麻生太郎に敬服します。
●2100〜取材/選対本部
頭も身づくろいもしゃきっと切り替え、正式な申し入れを受けたマスコミ取材が行われました。質問事項は多岐にわたりましたが、疲れた顔をまったく見せず、すべての質問に丁寧に答えておられました。
9月20日(木)晴れ 新聞・通信各社インタビュ−
❤麻生太郎の誕生日
●1000〜事務処理/麻生太郎選対本部
今朝は静かな選対本部です。秘書の皆さんも麻生太郎候補の視察に随行です。私は一人選対本部の一室で書類の整理にあたりました。麻生太郎候補の視察の様子はテレビで見ることができましたが、いつもの元気な笑顔で飛び回っています。
▼1100〜大田区京浜島工業地域視察
今回の目的は最先端技術と匠の技、日本の底力を支える企業の視察です。お邪魔したのは大田区京浜島工業地域の三幸精機工業さん、そして二軒目が北嶋絞製作所さんです。そして昼食は台東区浅草の尾張屋支店で天ぷらそばだったようです。
▼1330〜浅草歩行視察
昼食の後はお散歩としゃれ込みました。雷門から浅草寺までの間ですが、残念ながらのん気な散歩にはならず、行き交う皆さんと握手握手で大騒ぎになったそうです。こんなに人気があるのになぜマスコミの世論調査だと相手候補の方が支持率が高いのだろう。不思議だなあ。
●1500〜小さな小さな誕生会/党本部
幹事長室事務局の皆さんから花束プレゼント
麻生太郎幹事長が誕生日を迎えたので事務局の皆さんから花束のプレゼントを渡したいとの申し出があり麻生幹事長とともに幹事長室に行きました。素敵な花束が用意されていて、幹事長も大喜び。元気すぎて周りの若手が悲鳴を上げるほどの麻生太郎さんですが、今日で67歳になりました。日頃の元気さを見ていると若いのか年寄りなのか分からなくなってしまいます。ご自身の健康管理はしっかりやってますので、これからもこの元気いっぱいは続くことでしょう。
幹事長室を一歩出たら取材陣に取り囲まれ・・・
でも、そばにいて感じることなのですが、それは「心残り」だと思います。幹事長に就任し、どうしてもやりたいことがある。それは地方の自民党支部が疲弊しているので元気にさせたい。そして地方組織が新たな秩序を取り戻し、また、我が日本国を支える責任政党として自信と誇りを取り戻すために、政党の運営が上意下達からボトムアップの構図になるような新しい自民党づくりの夢を持っていたはずなのです。
将来の自民党を担う一期生に「役職を与えない」決断は、いじめではありません。任期4年も早2年を経過し、いつ解散・総選挙になってもおかしくない時期に入りました。政府高官などの役職についていい気持ちを味わっているいとまは無くなりました。自分の選挙区を点検し、また選挙区の無い者は次期挑戦するステージを早く確定し、その準備に入らなければなりません。自分の力で二期生に上がることが一期生にとって最も大事な仕事なのです。参議院の状況を見れば再び現職全員が上がってこなければ政権政党としての力を発揮できないことは誰にでも分かることです。政治家としての人生を長く、しっかりと歩みたければ、この苦しい戦いに勝ち上がる力を自分で作って欲しい、そんな思いから「一期生は役職にこだわるな!」と訴えたのです。
まだまだ自民党の再生に向けた取り組み課題はたくさんありますが、今回の安倍総理辞意表明・総裁選挙により、幹事長麻生太郎としての夢の実現は困難になったと言えるでしょう。このやり残した仕事に少し未練があるのか、豪快な笑顔と笑顔の間に、時折「寂しさ」を見つけることができます。でもこれは私の想像で、思い過ごしかもしれませんが・・・。
●1510〜新聞・通信各社インタビュ−
新聞・通信各社インタビューが行われました。約1時間にわたり麻生太郎候補の経済成長戦略から環境問題まで幅広い質疑が行われました。そのやり取りを横で聞いていて2点について注目しました。
そのひとつは、総裁選が始まるころから急に騒がれ始めた「安倍総理を辞任に追い詰めた与謝野官房長官と麻生太郎幹事長のクーデター説」の流布に関連した質問です。「麻生幹事長は安倍総理からどんなことを言われたのか」と質問されましたが、「それには一切答えない」とばっさり。相手と交わした内容をべらべらしゃべるようでは「信頼の置けない人」と烙印を押されるので絶対しゃべってはいけないと日頃から指導されている私にとって、その答えは当然だと思いました。麻生幹事長は少しキツイ回答をしたと思ったからか、「相手がその内容を話した場合は、それに対して意見を述べることはある。しかし、私は自分からはしゃべらない」と補足されました。
今回のクーデター説騒動についても、変な話ですね。幹事長としてやらなければならない大仕事があると、その使命感に燃えている麻生幹事長が、クーデターを起こして得をするものは何もありません。なぜこんな話が出てくるのか私は理解に苦しみます。
また、私が事務局のお手伝いを始めて10回目になる「太郎会定例会」が10日に開催されましたが、その中での話題はいつもと変わる話はありませんでした。しかし、それをクーデターの決起日とされているから、これまたビックリです。
そして、12日の代表質問直前の12時40分過ぎに院内幹事長室付近で、代表質問原稿の読み練習(確認)が終わってそこに到着する麻生幹事長を待っていた私は、目の前で幹事長が誰からかの電話を受けて顔色が瞬時に変わる様子を目撃していましたから、「総理が辞意を決意した」と認識したのは、その時点だと確信しています。
二日前から「辞めたいとの総理の意向は聞いたが、強く慰留し続けた。辞めるとは思っていなかった」というのが幹事長のコメント。その二日間、私はまったくその話題を耳にしていませんし、周辺からも何の反応もありませんでしたから、麻生幹事長は間違いなく他の人には一言も漏らしていないのです。それが麻生流の信義誠実の原則なのです。
もうひとつは最後に出された質問ですが、「次の衆議院総選挙は麻生さんで勝ちますか?」との質問でした。麻生幹事長は「そうだろうね。勝たないかんだろうね。それが次の総裁選挙に選ばれた総裁の一番大きな責任であり、義務だろう」と答え、衆議院の解散総選挙の顔としても重要な責任を担うと述べられました。その通りですね。私は明るく元気な麻生太郎候補に先頭に立って欲しいと願っています。
9月21日(金)晴れ 自民党総裁選挙公開討論会
★総裁選あと3日
●1000〜自民党総裁選挙公開討論会/901
▼青年局主催討論会
福田康夫候補は午前10時から11時、麻生太郎候補は午前11時10分から12時10分の時間割で、二人が同時に顔を合わせることは無く、候補一人対全国青年局代表の討論会形式です。終了後、青年局長の井上信治衆議院議員からは、「お蔭様で大盛況。全国から200名以上が参加してくれました。福田候補は座りながら淡々と話し、一方麻生候補は質疑に入ると終始身振り手振りでユーモアを交え、立ちっぱなしという違いを見せました。また青年局が取り組んでいる、関心の高い台湾、拉致、安保問題などに両候補の考え方の違いが明確になりました」との旨の報告がありました。
●1300〜自民党総裁公開討論会/日本記者クラブ
会場に入れないため、随行担当を除く麻生陣営は選対事務所でテレビに釘付けです。その内容については皆さんもご覧になったことと思います。二人が並んで議論すると考え方の違いが明確に出てきます。麻生さんはいつもの通り国家観を披露しながら、具体的な考えを述べておられました。
●1700〜麻生太郎選対会議/麻生太郎選対本部
麻生候補は元気に頑張っていますが、いかんせん最小派閥の挑戦ですから厳しい闘いが続いていることは否めません。地方票対策についても応援する議員数が圧倒的に違いますからできることにも限界があり、その対策に鳩山選対本部長を中心に知恵を出しています。
●時間があれば〜電話作戦
9月22日(土)晴れ 総裁選最終活動日
★新宿東口に集合!
●1200〜総裁選所見発表街頭演説会/仙台フォーラス前
仙台で最後の総裁選挙所見発表街頭演説会が開催されました。大変な聴衆だったようです。演説会が終了するととんぼ返りで新宿東口に向かいました。私は新宿で麻生太郎候補の到着を待ちます。
●1530〜麻生太郎街頭演説会/新宿駅東口アルタ前
私は午後3時ころ現場に到着しましたが、すでにご覧のような応援団で周辺は占領されていました。
皆さん、それぞれに創意工夫の応援グッズを持参され気合十分です。するとそこへ私が総務大臣政務官だったときにサポートしてくれた当時秘書官の大井さんも顔を見せていました。ちょうど休みで現在の勤務地長野から奥さんの実家へ遊びに来ていたそうです。
さて、麻生太郎街頭演説会は、青年局長の井上信治衆議院議員の司会でスタートし、麻生太郎候補が到着するまで我々選対メンバーのほかに次の皆さんが応援弁士として演説されました。トップバッターは北村晴男弁護士、甘利明経済産業大臣、中川昭一前政調会長、鳩山邦夫選対本部長。
そして、予定通り麻生太郎候補が少し離れたところに車を置き、徒歩で会場に到着しました。麻生太郎候補は大歓声で迎えられ、ステージに上がりましたが、まずはじめに、集まっていただいた皆さんに心からの感謝を述べられ頭を下げられました。ここまで元気いっぱいに闘ってこられたのも集まっていただいた応援団の皆さんのおかげ様ですから当然のことですが、きちんと礼を尽くすそんな麻生太郎さんが素敵なんですよね。
思いの丈をすべて述べ尽くされて、最後には感極まりポロリと涙がこぼれた様にも見える表情をされました。どこかのアンケート調査では、麻生太郎は女性人気が無い、若い人ばかりを狙っているなどといった意地悪なデータが示されたこともありますが、そんなことはありません。人生の中で今の自分が最も若いと認識し、人生を楽しんでいる男女、しかも幅広い年代の皆さんに支えられてきたことはこの会場に来て見れば誰にでも理解できることだと思います。きっと全力で闘って来た麻生さんは、皆さんの支援・応援に、政治家冥利に尽きる、まさに感謝、感謝、感謝の思いでいっぱいなのだろうと思います。
本当に応援してくださった皆さん、ありがとうございました。明日は午前中のテレビ出演、そして午後に投票・開票を迎えることになります。きっとよい成績が得られると確信しています。ぜひ皆さん、祈っていてください。
9月23日(日)曇り 自民党総裁選投開票
●0730〜フジテレビ「報道2001」→●0900〜NHK「日曜討論」→●1020〜テレビ朝日「サンデープロジェクト」
いよいよ総裁選挙の最後のイベントになります。午前中に定番の3局回りで最後の主張をアピールします。ここまで全力で取り組んできた麻生太郎候補は、もともと朝がちょっと弱いのです。報道2001では、ご機嫌斜めのように見え心配しましたが、なんとか無事に乗り越え、その後は順調。地方を大切にしたいという麻生候補の声が地方票に届くか、午後の結果が心配です。
●1200〜地方票の情報収集/麻生太郎選対本部
選対本部では都道府県からの情報を収集・整理して、地方票の行方を追いかけます。担当の各記者さんらも情報収集にやっきです。この地方票を何としても過半数獲得したいというのが選対の基本的考え方です。
●1300〜麻生太郎出陣式/都内ホテル
いよいよ出陣。今度は自民党本部8階にあるホールで387名の議員の投票、各都道府県代表者3名ずつの141票、合計528票を争うことになります。議員の投票にどこまで食い込むことができるかドキドキしています。
●1330〜驚き!ネットの麻生応援団が党本部前に大集合
いやー、うれしいことです。300人を超す応援団の皆さんが集結してくれました。各地で開催された街頭演説会にも参加してくれた皆さんの顔が、そこにいるではありませんか。これは自民党の総裁選挙史上初めてのことではないでしょうか。麻生太郎候補も「感謝・感激」していました。総裁選挙の結果がいかになろうとも、今後も引き続き応援していただきたいものだと思います。本当に皆さん、遠いところ、お忙しいところ、応援していただきありがとうございました。
●1400〜両院議員総会・総裁選投開票/党本部8Fホール
麻生太郎197票:福田康夫330票
総裁選挙の結果は麻生太郎候補が大方の予想を覆して197票獲得しました。8派閥対1派閥の絶対的劣勢でのスタートでしたが、麻生太郎候補の魅力を一人でも多くの方に知っていただきたいと本人、支援議員、選対スタッフ、市民・国民応援団の皆さんの協力を得て頑張った結果は、その努力に応えてくれた197票でした。三回目の戦いに敗れましたが、麻生太郎候補は引き続き精進を重ね、総裁になり自分の考える日本の自らの手で形にづくるまで頑張っていきます。私もその夢が叶うまで、一緒に努力していきたいと思います。
▼総裁選挙の結果
議員票は衆議院議員304票、参議院議員83票、地方票(都道府県×3票)141票で、合計528票。当日の投票では1票の白票があり、投票総数は527票でした。派閥数では8:1の闘いでしたから、派閥連合軍に対して孤軍奮闘した麻生陣営は予想に反した高得票だったといえると思います。昨夜の打ち上げでは敗戦にもかかわらず、麻生さん応援団らしく笑顔があふれる、明るく元気な反省会になりました。
投票結果
議員票 | 地方票 | 合計 | |
福田康夫 | 254 | 76 | 330 |
麻生太郎 | 132 | 65 | 197 |
地方票の結果
都道府県 | 3票の配分方式 | 福田 | 麻生 |
北海道 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
青 森 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
岩 手 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
宮 城 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
秋 田 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
山 形 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
福 島 | 幹部決定 | 2 | 1 |
茨 城 | 幹部決定 | 0 | 3 |
栃 木 | 予備選/総取り | 3 | 0 |
群 馬 | 幹部決定 | 3 | 0 |
埼 玉 | 予備選/総取り | 3 | 0 |
千 葉 | 予備選/総取り | 0 | 3 |
東 京 | 予備選/総取り | 0 | 3 |
神奈川 | 予備選/総取り | 0 | 3 |
新 潟 | 代表投票 | 0 | 3 |
富 山 | 予備選/総取り | 3 | 0 |
石 川 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
福 井 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
山 梨 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
長 野 | 予備選/総取り | 3 | 0 |
岐 阜 | 代表投票 | 2 | 1 |
静 岡 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
愛 知 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
三 重 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
滋 賀 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
京 都 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
大 阪 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
兵 庫 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
奈 良 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
和歌山 | 予備選/総取り | 3 | 0 |
鳥 取 | 代表投票 | 2 | 1 |
島 根 | 代表投票 | 3 | 0 |
岡 山 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
広 島 | 代表投票 | 3 | 0 |
山 口 | 幹部決定 | 3 | 0 |
徳 島 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
香 川 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
愛 媛 | 予備選/総取り | 0 | 3 |
高 知 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
福 岡 | 幹部決定 | 0 | 3 |
佐 賀 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
長 崎 | 代表投票 | 1 | 2 |
熊 本 | 予備選/ドント方式 | 2 | 1 |
大 分 | 予備選/総取り | 0 | 3 |
宮 崎 | 予備選/ドント方式 | 1 | 2 |
鹿児島 | 予備選/総取り | 3 | 0 |
沖 縄 | 代表投票 | 3 | 0 |
合 計 | 76 | 65 |
福田・麻生両候補が参加して行われた公式街頭演説会が行われた@9月16日(日)1600〜JR渋谷駅ハチ公口、A9月17日(月)1030〜大阪、難波高島屋前、B9月17日(月)1500〜四国、高松三越前 、C9月22日(土)1200〜仙台フォ-ラス前、この4ヶ所で勝ったことは、地方の皆さんに理解を得ることが出来たと受け止めて良いのではないでしょうか。
※ドント方式って知ってますか?
定数の割り振りなどに使われる方式で、覚えておくと便利なときがあるかも知れませんよ。
割り算の母数(整数) | Aさんの得票3000 | Bさんの得票1800 |
元の得票÷1 | 3000 | 1800 |
本の得票÷2 | 1500 | 900 |
本の得票÷3 | 1000 | 600 |
例として、三票の割り振りは、まずAさんとBさんの元の得票数を整数で割っていきます。その上位の数字(赤字)から拾っていきます。この例では3000、1800、1500がピックアップされますので、Aさんが二票、Bさんが一票ということになります。
※「総取り」はその文字の通り、勝ったほうが三票をまるまる持っていってしまいます。
▼両院議員総会で入院中の安倍総理からのメッセージが披露された。
「臨時国会冒頭という大事な時期に職を辞し、政治空白を招いたことに麻生太郎幹事長をはじめ、自民党所属の国会議員、党員・党友、すべての国民の皆様に心より詫び申し上げます。新総裁のリーダーシップの下、国民のために政策を力強く進めていくことを期待します。私も一人の国会議員として力を尽くしてまいる所存です。」
この麻生太郎幹事長と名前を入れたことの意味は大きいと思います。「信義誠実の原則」の証だと思うのです。
あと一歩届かず、残念!
目指せ!総裁の椅子
明るく元気な麻生太郎が
笑顔あふれる21世紀をつくるのだ
●1530〜臨時役員会及び役員連絡会/党本部総裁応接室
両院議員総会で総裁選挙の結果が出たことを受けて、役員会・役員連絡会が開催されました。この結果を受けて、全役員が辞任、そして総裁に人事一切が一任されました。
●1700〜総裁選打ち上げ・めちゃくちゃ明るい残念会/都内ホテル
共に闘って来た支援議員らと打ち上げ会が開催されました。総裁選挙には負けたのですが、なぜかめちゃくちゃに明るい楽しい会になりました。この元気さ・明るさが麻生太郎さんの魅力であり、私たちにとってもそのパワーは大切なのですね。さーて、次の総裁選挙に向けて今日からスタートだ! あきらめないぞ・・・。
9月24日(月)晴れ
※本日午後5時病院にて安倍晋三総理が記者会見
永田町に流されたデマはやっぱりデマだった。
▼信義誠実の原則
安倍晋三総理の記者会見の報道が下記の通りなされました。それによるとクーデター説は「全く違う。そんな事実は存在しないとはっきり申し上げていい」と強く否定したようです。
『安倍晋三首相は24日夕、入院先の都内の慶応大学病院で記者会見し、臨時国会冒頭の各党代表質問前に退陣を表明したことについて「最悪のタイミングになった。国政に支障を来し、国民の皆様に多大な迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げる」と陳謝した。また、辞任の最大の理由が健康問題だったことを明かし、自民党の麻生太郎前幹事長らによる「クーデター」との見方を否定。退任後も国会議員として活動を続ける考えを示した。
12日に退陣表明した首相は、13日から機能性胃腸症のため入院しており、それ以来公の場に姿を見せたのは初めて。唐突な退陣表明に対し、国民への謝罪がなく説明も不十分などと批判されたことを踏まえ、25日の内閣総辞職を前に改めて経緯を説明した。
首相は会見で「この1カ月間、体調は悪化し続け、自らの意思を貫いていく基礎となる体力に限界を感じるに至った」と強調。辞任会見で自身の健康問題に触れなかったことについては「在職中に自らの体調について述べるべきではないと考え、あえて言及しなかったが、国民に真意が伝わらず、非常に申し訳ない」と謝罪した。首相は当初、海上自衛隊のインド洋での給油活動継続をめぐる小沢一郎民主党代表との党首会談を断られたことを、辞任理由としていた。
また、麻生氏や与謝野馨官房長官が首相を辞任に追い込んだとするクーデター説に関し、「全く違う。そんな事実は存在しないとはっきり申し上げていい」と強く否定するとともに、「(辞任表明後の)事態収拾に麻生氏も与謝野氏もよくやってくれたと本当に感謝している」と述べた。』(時事通信
)
●終日〜選対本部撤収/麻生太郎選対事務所
※ホテル内に個人で内緒のプライベート事務所を設けていました。一週間以上泊り込んで作業を続けていましたが、今日撤収です。 勝ち組は今日は党三役を決めて、明日からの組閣準備に入ります。負け組みは「義理と人情とやせ我慢」の言葉をかみ締めながら、しかし明るく、元気に、国家・国民の信頼に応えられる政治の構築に努力していきます。