安倍内閣 Cabinet

2017(平成29)年2月

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2月04日(土) 長崎県対馬公務出張

2月05日(日) 長崎県対馬公務出張

2月10日(金) 大雪注意!消費者志向経営トップセミナー

2月11日(土) 大雪警戒・日米首脳会談・第6回「命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクール」表彰式

2月12日(日) 大雪警戒・北朝鮮ミサイル発射・日米首脳会談

2月15日(水) 「総合海洋政策推進事務局」看板製作

2月18日(土) 中国公船の領海侵入

2月19日(日) 千葉県で震度4の地震

2月27日(月) 平成29年度予算衆院通過

2月28日(火) 福島沖で震度5弱

 


2月28日(火)晴れ曇り 福島沖で震度5弱

●0830〜(政府)閣議/官邸

8時30分より定例閣議が行われ、案件表の通りいずれも決定となりました。
【閣議案件】
○一般案件(1件)
・「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」第2条に基づく施設及び区域の共同使用及び追加提供について(決定)(防衛省)
○国会提出案件(9件)
・参議院議員有田芳生(民進)提出拉致問題対策本部事務局等の予算・決算に関する質問に対する答弁書について(決定)(内閣官房)
・参議院議員牧山ひろえ(民進)提出南スーダンPKOに関する質問に対する答弁書について(決定)(内閣府本府)
・衆議院議員上西小百合(無)提出「法テラス」の利用による着手金等受領に関する質問に対する答弁書について(決定)(法務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出法務省文書上の組織的犯罪集団の定義に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員初鹿明博(民進)提出米国トランプ大統領との価値の共有に関する再質問に対する答弁書について(決定)(外務省)
・参議院議員有田芳生(民進)提出金正男氏の死亡に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員上西小百合(無)提出子宮頸がんワクチンに関する質問に対する答弁書について(決定)(厚生労働省)
・参議院議員川田龍平(民進)提出医薬品の広告に関する再質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出「戦闘」という言葉と「法的な意味における戦闘行為」の違いに関する質問に対する答弁書について(決定)(防衛省)
○公布(条約)(2件)
・国際労働機関憲章の改正に関する文書(決定)(外務省)
・世界貿易機関を設立するマラケシュ協定を改正する議定書(決定)(同上)
○法律案(8件)
・精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案(決定)(厚生労働省)
・土地改良法等の一部を改正する法律案(決定)(農林水産省)
・農村地域工業等導入促進法の一部を改正する法律案(決定)(農林水産・厚生労働・経済産業・国土交通省)
・農林物資の規格化等に関する法律及び独立行政法人農林水産消費安全技術センター法の一部を改正する法律案(決定)(農林水産省・消費者庁)
・企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律案(決定)(経済産業・財務省)
・中小企業の経営の改善発達を促進するための中小企業信用保険法等の一部を改正する法律案(決定)(経済産業省・金融庁・財務省)
・遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の一部を改正する法律案(決定)(環境省)
・絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案(決定)(環境・経済産業省)
○政令(1件)
・独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律の施行に伴う経過措置に関する政令(決定)(環境・財務省)
○人事(2件)
・検事稲川龍也を検事長に任命することについて(決定)
・名古屋大学名誉教授丹生潔外644名の叙位又は叙勲について(決定)

●0845〜(各府省)打合せ/役所

閣議後記者会見への対応について打合せを行いました。

●0900〜(各府省)閣議後記者会見/役所

冒頭、私から「首都直下地震時における「中央省庁の燃料供給体制の強化」及び「帰宅困難者対応にかかる千代田区との合同訓練」」について発言しました。

首都直下地震時における
「中央省庁の燃料供給体制の強化」及び
「帰宅困難者対応にかかる千代田区との合同訓練」について

 私から、首都直下地震時における政府の対応に関する取組について2点報告がございます。

 まず初めに、今般、内閣府は中央省庁を代表して、中央省庁の庁舎への燃料を確保し、迅速かつ円滑に供給する体制を強化するための協定を、石油連盟との間で締結いたします。

 つぎに、政府業務継続計画を踏まえ、3月6日に、帰宅困難者対応にかかる訓練を、千代田区のご協力をいただき、合同で行います。このような合同訓練は初めてとなります。

 当日は、千代田区内の東京駅・有楽町駅周辺地区帰宅困難者対策地域協力会の方々が帰宅困難者の役となって、この合同訓練に参加していただく予定です。参加者の皆様には、政府の取組について、ご理解ご協力いただき、この場をお借りし、感謝申し上げます。

 内閣府といたしましては、今後とも、各省庁や関係自治体の協力を得ながら、政府全体として政府業務継続計画の実効性を高めるための取組を行っていきたいと考えています。

 なお、訓練内容等の詳細については、内閣府の事務局へお問い合わせください。

●0930〜(消費)参予算委員会説明/役所

本日の参予算委員会への対応について打合せを行いました。

●1000〜(防災)参予算委員会説明/役所

本日の参予算委員会への対応について打合せを行いました。

●1255〜(国会)参予算委員会/参院第1委員会室

参予算委員会は全閣僚が出席し、平成29年度予算案に関する基本的質疑を行いました。学校法人森友学園への国有地払い下げ問題について、総理は理事長との個人的関係はない、と答弁しました。また日露関係や公務員の天下りあっせんについても議論がなされました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算(敬称略)
○基本的質疑@(出席大臣:全大臣)
・小川敏夫(民進)→総理、防衛、国土交通、日銀総裁
・小川勝也(民進)→総理、財務、外務、防衛、経済産業、農林水産、国土交通、文部科学、山本幸三国務、前川参考人
・舟山康江(民進)→総理、加藤国務、文部科学、環境
・藤末健三(民進)→文部科学、山本幸三国務、前川参考人

●1710〜(警察)警備局説明/役所

サイバーセキュリティ対策等について説明を受けました。

●1740〜(消費)消費者庁説明/役所

ガス小売全面自由化に関する注意喚起について打合せを行いました。

●1750〜(警察)生活安全局説明/役所

児童の性的搾取等に係る対策の検討状況について報告を受けました。


2月27日(月)曇り 平成29年度予算衆院通過

●0900〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

衆予算委員会では全閣僚が出席し、締めくくり質疑が行われました。テロ準備罪法案や学校法人森友学園についての質問が多く出され、総理から丁寧な答弁がなされました。また働き方改革についても激しいやりとりが行われました。質疑終局後に共産、民進より出された予算の編成替え動議は否決され、平成29年度予算案3案が自民、公明などの賛成多数で可決されました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算
○締めくくり質疑(3時間30分)(出席大臣:全大臣)
・平口洋(自民)→総理、法務、防衛
・中野洋昌(公明)→総理、文部科学、経済産業、働き方改革
・山尾志桜里(民進)→総理、法務
・福島伸亨(民進)→総理、財務、文部科学
・今井雅人(民進)→総理、財務
・大西健介(民進)→総理、防衛
・高橋千鶴子(共産)→総理、厚生労働
・井上英孝(維新)→総理、文部科学、防衛、公務員
○質疑終局
○撤回のうえ編成替えを求めるの動議・趣旨弁明
・民進提出の動議:緒方林太郎
・共産提出の動議:畠山和也
○討論(総予算及び編成替え動議一括)
・宮下一郎(自民):29年度予算3案に賛成、編成替え動議2案に反対
・小川淳也(民進):民進提出編成替え動議に賛成、29年度予算3案に反対
・真山祐一(公明):29年度予算3案に賛成、編成替え動議2案に反対
・畠山和也(共産):共産提出編成替え動議に賛成、29年度予算3案に反対
・井上英孝(維新):29年度予算3案に反対、編成替え動議2案に反対
○採決
@撤回のうえ編成替えを求めるの動議(共産提出)→起立採決→起立少数(自民党反対)→否決
A撤回のうえ編成替えを求めるの動議(民進提出)→起立採決→起立少数(自民党反対)→否決
B平成29年度総予算(3案一括)→起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
○委員会報告書の作成:委員長に一任

●1000〜今日の国会

●1430〜(消費)消費者庁説明/役所

今通常国会に提出を予定している「独立行政法人国民生活センター法等の一部を改正する法律案」について検討状況の報告を受けました。

●1450〜(防災)内閣府説明/役所

首都直下地震対策について説明を受けました。

●1545〜(党)代議士会/衆院第14委員室→●1600〜(国会)衆本会議/衆院本会議場

15時45分からの代議士会で木原誠二議運理事より議事の説明を受けて、直ちに本会議場に移動し衆本会議に臨みました。午前の委員会で可決された予算案が緊急上程され、討論、採決が行われました。衆本会議でも賛成多数で可決された予算案は参院に送られ、明日より参院での実質審議が始まります。憲法の規定により参院での議決がなくても30日後に予算が自然成立するため、年度内の成立が確定したことになります。(秘書鈴木報告)

【本日の議事】(敬称略)
○シヒュフリート・ブラッケ ベルギー王国下院議長一行本会議傍聴につき紹介
○永年在職委員として表彰された元議員林義郎君逝去につき弔詞贈呈報告
・2月3日ご逝去、2月17日弔詞贈呈
★動議1(議案上程)
▽予算委員会(浜田靖一委員長報告)
◎平成29年度一般会計予算
◎平成29年度特別会計予算
◎平成29年度政府関係機関予算
○討論
・井坂信彦(民進):反対
・葉梨康弘(自民):賛成
・藤野保史(共産):反対
・伊藤渉(公明):賛成
・伊東信久(維新):反対
○採決(三案一括)
・記名採決→賛成多数(自民党賛成)→可決
★動議2(議案上程)
▽総務委員会(竹内譲委員長報告)
◎地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律案(内閣提出)
◎地方交付税法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
○討論
・逢坂誠二(民進):反対
・足立康史(維新):賛成
・梅村さえこ(共産):反対
○採決
・起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決
★動議3(議案上程)
▽財務金融委員会(御法川信英委員長報告)
◎所得税法等の一部を改正する等の法律案(内閣提出)
○討論
・木内孝胤(民進):反対
・宮本徹(共産):反対
・丸山穂高(維新):反対
○採決
・起立採決→起立多数(自民党賛成)→可決

●1930〜(政務)政務懇談会/都内

薬価制度についての意見交換会に出席しました。


2月26日(日)晴れ曇り

●終日〜危機管理対応待機/都内


2月25日(土)晴れ時々曇り

●終日〜危機管理対応待機/都内

今日は特に連絡は入りませんでした。


2月24日(金)晴れ曇り プレミアム・フライデー

●0825〜(政府)閣議/官邸

8時25分より定例閣議が行われ、案件表の通りいずれも決定等となりました。

【閣議案件】
○一般案件(11件)
・日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(外務省)
・日本国の自衛隊とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国政府との間の協定の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)
・原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とインド共和国政府との間の協定の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)
・1994年の関税及び貿易に関する一般協定の譲許表第38表(日本国の譲許表)の修正及び訂正に関する確認書の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)
・北太平洋漁業委員会の特権及び免除に関する日本国政府と北太平洋漁業委員会との間の協定の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)
・違法な漁業,報告されていない漁業及び規制されていない漁業を防止し,抑止し,及び排除するための寄港国の措置に関する協定の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)
・生物の多様性に関する条約の遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する名古屋議定書の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)
・バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の責任及び救済に関する名古屋・クアラルンプール補足議定書の締結について国会の承認を求めるの件(決定)(同上)
・平成28年度特別会計予算総則第20条第1項の規定による経費の増額について(決定)(財務省)
・サウジアラビア王国国王サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード陛下の公式実務訪問賓客待遇について(了解)(外務省)
・恩赦について(決定)(内閣官房)
○国会提出案件(10件)
・参議院議員有田芳生(民進)提出拉致問題の広報・啓発に関する質問に対する答弁書について(決定)(内閣官房)
・参議院議員福島みずほ(希望)提出共謀罪及びテロ等準備罪に関する質問に対する答弁書について(決定)(法務省)
・参議院議員山本太郎(希望)提出「テロ」及び「一般の方々」の定義とテロ等準備罪に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出政府の撮影した映像を報道機関に提供する際の基準等に関する質問に対する答弁書について(決定)(外務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出公衆の面前で国家安全保障上の機密対応をすることの是非に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・参議院議員有田芳生(民進)提出総理の「米国訪問に関する報告」と拉致問題に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員福田昭夫(民進)提出消費が増えなくても激しいインフレが起きるのかという疑問に関する質問に対する答弁書について(決定)(財務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出麻生財務大臣のまだ120円に行っていない,円安といわれる覚えはないとの発言に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・参議院議員伊波洋一(沖縄)提出宮古島および南西地域への陸自配備に関する質問に対する答弁書について(決定)(防衛省)
・参議院議員福島みずほ(希望)提出オスプレイの危険性に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
○人事(2件)
・東北大学名誉教授阿部純二外352名の叙位,叙勲等又は紺綬褒章等授与について(決定)
・特命全権大使北原 たかしの外国勲章受領許可について(決定)
○配布(1件)
・月例経済報告(内閣府本府)

●0840〜(各府省)打合せ/役所

閣議後記者会見への対応について打合せを行いました。

●0850〜(各府省)閣議後記者会見/役所

閣議後の記者会見を行いました。

■0855〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

衆予算委員会では総理出席のもと、安倍内閣の基本姿勢をテーマとした集中審議が行われました。学校法人が国有地を格安で取得した問題や、同法人と総理の関係などについて質疑応答が行われました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算
○集中審議(安倍内閣の基本姿勢)(3時間)(出席大臣:総理、財務+要求大臣)
・山下貴司(自民)→総理、法務、文部科学
・國重徹(公明)→総理、文部科学
・福島伸亨(民進)→総理、財務
・玉木雄一郎(民進)→総理、財務、文部科学、国土交通
・今井雅人(民進)→総理
・宮本岳志(共産)→総理、財務、文部科学、国土交通、会計検査院
・遠藤敬(維新)→総理、財務

●1200〜今日の国会

●1205〜(国会)衆災害対策特別委員会/衆院第5委員室

衆議院災害対策特別委員会において、国土強靱化担当大臣及び内閣府特命担当大臣(防災)として所信表明を行いました。

◎災害対策に関する件
○大臣からの所信表明
・松本純国土強靭化担当大臣、防災担当大臣
○平成29年度防災関係予算の概要
・松本洋平内閣府副大臣

第百九十三回国会 衆議院災害対策特別委員会
松本国土強靱化担当大臣、内閣府特命担当大臣(防災)
所信表明

 国土強靱化担当・防災担当大臣の松本純でございます。

 第百九十三回国会におけるご審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信の一端を申し上げます。

 我が国は、その自然的条件から、各種の災害が発生しやすい特性を有しております。こうした我が国の特性を踏まえ、防災は国家の基本的かつ極めて重要な任務であるとの認識に立ち、災害に強くしなやかな国づくりを進めてまいる所存です。

 未だ記憶に新しい東日本大震災を始め、この一年間にも地震や台風、豪雨、大雪等による災害が多数発生しております。特に、昨年四月の熊本地震や、八月から九月にかけての台風、十月の鳥取県中部を震源とする地震、十二月の糸魚川市の大規模火災等により、多数の方々が被災されております。こうした災害により亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、すべての被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。

 政府は、こうした災害に対して被害状況の早期把握及び被災者の救援・救助活動に全力を尽くすとともに、生活・生業の再建、復旧・復興対策等について、関係省庁一体となって対応してまいりました。

 熊本地震については、まもなく発災から約一年が経過しますが、被災地では昨年十一月に仮設住宅の建設が完了し、恒久的な住まいの確保に向けた取組みが進められており、復旧・復興に向けた被災自治体の取組みを政府としても全力で支援しているところです。

 また、岩手県及び北海道を中心に甚大な被害をもたらした昨年の台風については、一連の台風災害として早期に激甚災害指定を行う等、被災地の復旧・復興を支援してまいりましたが、鉄道や道路等のインフラの早期復旧をはじめ、被災者の生活再建、農林水産業・観光産業などの復旧・復興対策に引き続き取り組んでいるところです。

 昨年十月に発生した鳥取県中部を震源とする地震については、被災者の生活再建・住宅再建を支援するとともに、農林水産業・観光産業の復旧・復興、風評被害対策等に取り組んでいるところです。

 昨年十二月に発生した糸魚川市の大規模火災については、一日も早い事業再開や生活再建のため、政府としては、被災者生活再建支援法を適用し、また、瓦礫処理や事業再開の資金調達の支援を厚くするとともに、復興まちづくりに向けた人的支援を行うなど、被災者の生活・生業の再建に向けて、県、市と連携して対応を進めているところです。

 今後とも、こうした被災した地域が賑わいを取り戻し、被災者の方々が一日も早く安心して生活できるよう、被災地の方々の気持ちに寄り添いつつ、政府一丸となって被災者支援、復旧・復興対策等に取り組んでまいります。

 続きまして、防災対策等の主な課題と取組方針について御説明いたします。

 まず、地震対策の強化についてです。昨年の熊本地震の教訓を踏まえて中央防災会議の下に設置された「熊本地震を踏まえた応急対策・生活支援策検討ワーキンググループ」が、昨年十二月に、政府の応急対策や生活支援策の在り方について報告をとりまとめました。この報告を踏まえ、防災基本計画の見直しを行うとともに、発災時における地方公共団体への支援の充実や物資輸送の円滑化、避難所における生活環境の改善、防災へのICTの活用などに取り組んでまいります。

 広範囲かつ甚大な被害が懸念される南海トラフ地震については、中央防災会議の下に設置された「南海トラフ沿いの地震観測・評価に基づく防災対応検討ワーキンググループ」において、地震発生予測の可能性や、何らかの異常が観測された場合の具体的な対応の在り方について、引き続き検討を進めており、その報告を受けて、必要な対策を講じてまいります。

 また、今後発生が懸念される首都直下地震についても、開催まで三年余りとなった2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会も見据えて、必要な対策を強化してまいります。具体的には、昨年三月に策定した「首都直下地震における具体的な応急対策活動に関する計画」について、「南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画」と併せて、広く関係機関と連携した各種防災訓練の実施を通じて、実効性の確保・向上に向けた取組を進めてまいります。

 次に、水害対策の強化についてです。昨年の台風第十号災害を踏まえ、避難に関する情報提供の在り方について、防災、福祉等の関連分野の有識者からなる検討会において議論を行い、昨年十二月に報告をとりまとめました。政府としては、本報告の内容を実行に移すため、避難情報の名称変更や避難勧告等に関するガイドラインの改定を行うなど、迅速に対応してまいりました。今後は、名称や改定したガイドラインの周知を徹底し、本年の出水期に万全を期してまいります。また、気候変動等による大規模水害の発生が危惧されることから、中央防災会議の下に設置された「洪水・高潮氾濫からの大規模・広域避難検討ワーキンググループ」において、首都圏等における、洪水や高潮氾濫からの大規模かつ広域的な避難の在り方について、引き続き検討を進めてまいります。

 さらに、頻発する火山災害の対策については、御嶽山の噴火を踏まえて改正された活動火山対策特別措置法に基づき、警戒避難体制の整備や、火山専門家の育成、監視観測・調査研究体制の整備など、関係省庁と連携して進めてまいります。このほか、各火山地域における「避難計画」の策定支援や大規模降灰への対応策の検討など、必要な対策を講じてまいります。

 これらの様々な災害対策の推進に当たっては、「公助」のみならず、「自助」・「共助」の取組いずれもが重要であると考えております。そのため、各界各層において我が国を代表する団体により構成された「防災推進国民会議」を中心に、「自助・共助」の取組を国民運動として一層推進してまいります。さらに、地区防災計画制度の推進を始め、災害教訓の継承、防災ボランティア活動の環境整備、企業における事業継続計画の普及等の取組を進めるとともに、国民の皆様にも、日頃から水・食料品等の備蓄や災害保険への加入等の災害への備えに取り組んでいただけるよう、防災意識の啓発に努めてまいります。

 また、一昨年十二月の国連総会において、我が国を始めとする百四十二カ国の共同提案により、十一月五日を「世界津波の日」とすることが決議されたことも踏まえ、津波防災の啓発活動に、より一層取り組むとともに、総合防災訓練大綱を定めることにより、国や地方公共団体等において、防災訓練を総合的かつ計画的に実施することで、多様な主体の連携による防災力の向上に努めてまいります。

 また、国際防災協力については、一昨年三月に我が国で開催された「第三回国連防災世界会議」において採択された国際的な防災の取組指針である「仙台防災枠組2015-2030」に基づき、東日本大震災を始めとする幾多の自然災害から得られた我が国の知見や教訓、防災技術や防災体制等を世界と共有し、国際社会における「防災の主流化」に積極的に貢献してまいります。

 国土強靱化につきましては、「国土強靱化基本計画」等の着実な推進を図るとともに、昨年の熊本地震を踏まえた国土強靱化関係施策の点検結果等を「国土強靱化アクションプラン2017」に反映させ、更なるPDCAサイクルの実践・徹底を図ってまいります。また、地方公共団体における国土強靱化地域計画の策定を支援するほか、事業継続に取り組む企業等を認証する仕組みの周知、中小企業向けのBCP策定支援等の取組により、企業等の主体的な取組を促進してまいります。さらに、国土強靱化に対する国民の理解と関心が深まるよう、啓発活動に努めてまいります。

 今後とも、施策の重点化・優先順位付けを行い、ハード・ソフトの対策を適切に組み合わせながら、国、地方、民間が一体となって、効率的かつ効果的に国土強靱化を進めてまいります。

 以上、申し上げましたとおり、一連の災害からの迅速かつ円滑な復旧・復興と、これらの災害を教訓とした災害対策の一層の充実を実現し、災害に強くしなやかな国づくりを進めるため、大きな使命感と責任感を持って全力を尽くしてまいる所存です。

 秋葉委員長を始め、理事、委員各位の格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 


2月23日(木)雨曇り

■0900〜(国会)衆予算委員会・分科会/各委員室

午前9時より衆予算委員会では3時間の分科会が開かれました。昨日に引き続き8つの分科会で細かく丁寧な質疑応答がなされました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算

●1000〜(警察)国家公安委員会/役所

国家公安委員会定例会議を開催しました。会議では、警察庁から人事案件について説明があり、原案どおり決定したほか、平成28年における交通死亡事故等について報告がありました。

●終了後〜(警察)記者会見/役所

国家公安委員会定例会議後の記者会見を行いました。

●1300〜(防災)衆予算委員会説明/役所

本日の衆予算委員会への対応について打合せを行いました。

●1300〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

午後1時から開かれた衆予算委員会では、4時間の一般的質疑が行われました。国有地の払い下げや文部科学省の天下りあっせん問題について、激しいやりとりがありました。質疑後に、2日間にわたって行われた分科会の報告もなされました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算(敬称略)
○一般的質疑(4時間)(出席大臣:財務+要求大臣)
・逢坂誠二(民進)→財務
・今井雅人(民進)→財務、文部科学
・福島伸亨(民進)→財務、文部科学、会計検査院
・玉木雄一郎(民進)→財務、文部科学、国土交通
・小川淳也(民進)→外務、文部科学、国土交通、前川参考人、嶋貴参考人、中岡参考人、迫井参考人
・後藤祐一(民進)→防衛
・田村貴昭(共産)→財務、国土交通、防災
・足立康史(維新)→財務、文部科学、国土交通
○分科会主査報告
・第一分科会主査:西村康稔(自民)
・第二分科会主査:武藤容治(自民)
・第三分科会主査:葉梨康弘(自民)
・第四分科会主査:大串正樹(自民)
・第五分科会主査:菅原一秀(自民)
・第六分科会主査:野中厚(自民)
・第七分科会主査:宮下一郎(自民)
・第八分科会主査:赤羽一嘉(公明)

1555〜田村貴昭議員(共産)

田村貴昭議員から、熊本地震の被災者支援について質問があり、災害救助法に基づく生活必需品の給与や一部損壊世帯への支援について、引き続き自治体等と連携して適切に対応してまいる旨答弁しました。

●1313〜今日の国会

●1400〜(防災)内閣府説明/役所

明日(2/24)の衆災害対策特別委員会における所信表明に向けて打合せを行いました。

●1415〜(死因)内閣府説明/役所

死因究明施策の検討の方向性について打合せを行いました。

●1430〜(防災)内閣府説明/役所

災害復旧について打合せを行いました。

●1440〜内閣府官房長説明/役所

個別案件について報告がありました。

●1720〜(政府)月例経済報告等に関する関係閣僚会議/官邸

我が国経済の基調判断は前月と変わらず、「景気は、一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。」となっています。

●1740〜(消費)消費者庁説明/役所

機能性表示食品制度の制度運用の見直しについて打合せを行いました。

●1830〜(政務)政務懇談会/都内

中村裕之衆議院議員の誕生日を祝う会が開催されました。

●2130〜麻生太郎会長懇談会/都内

今後の政治の在り方について意見交換がなされました。


2月22日(水)晴れ曇り

●0800〜(国会)衆予算委員会・分科会/各委員室

8分科会で予算に関する諸問題について専門的な議論が行われました。衆予算委員会第1分科会が開催され、冒頭予算概要説明があり、内閣・内閣府分については、菅官房長官から説明がなされました。私は、国家公安委員会委員長、海洋政策・領土問題担当大臣、国土強靭化担当大臣及び内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全・防災)として、他の関係大臣とともに陪席しました。松本大臣は所管の第1分科会で答弁を行いました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算
・第1分科会/第1委員室:皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁及び防衛省、他の分科会の所管以外の事項
・第2分科会/第2委員室:総務省
・第3分科会/第3委員室:法務省、外務省、財務省
・第4分科会/第4委員室:文部科学省
・第5分科会/第5委員室:厚生労働省
・第6分科会/第11委員室:農林水産省、環境省
・第7分科会/第12委員室:経済産業省
・第8分科会/第14委員室:国土交通省

◎第1分科会大臣対応

1300〜中川康洋議員(公明)

中川康洋議員から、昨年開催された伊勢志摩サミット警備について質問があり、警備対策の総括・評価、御協力いただいた地元関係者への謝意等を答弁しました。

1330〜丸山穂高議員(維新)

丸山穂高議員から、ぱちんこ営業に関して質問があり、適切な規制を行っていく旨、依存問題に一層取り組んでいく旨等を答弁しました。

●1000〜今日の国会

●1600〜(警察)交通局説明/役所

犯罪収益移転防止施策について説明を受けました。

●1630〜(警察)長官官房説明/役所

交通事故情勢及び今後の対策について報告を受けました。

●1640〜(警察)長官官房説明/役所

犯罪被害者支援に関して説明を受けました。

●1650〜(警察)組織犯罪対策部説明/役所

個別案件について報告を受けました。

●1655〜(警察)長官官房説明/役所

明日開催予定の国家公安委員会定例会議について打合せを行いました。

●1800〜(政務)政務懇談会/都内

政策集団についての意見交換会に出席しました。


2月21日(火)晴れ

●0830〜(政府)閣議/官邸

8時30分より定例閣議が行われ、案件表の通りいずれも決定等となりました。

【閣議案件】
○一般案件(3件)
・都道府県の国民の保護に関する計画の変更について(決定)(内閣官房)
・スペイン王国国王フェリペ6世陛下及び同王妃陛下の国賓待遇について(決定)(外務省)
・東日本大震災六周年追悼式の当日における弔意表明について(了解)(内閣府本府)
○国会提出案件(15件)
・衆議院議員奥野総一郎(民進)提出「元号」に関する質問に対する答弁書について(決定)(内閣府本府)
・衆議院議員階猛(民進)提出UNMISSと南スーダン政府軍の戦闘事態に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出内閣が提出検討中の法律案の性質に関する質問に対する答弁書について(決定)(法務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出沖縄県における日本国憲法の適用開始の時点に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出就籍ならざる無戸籍者に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員仲里利信(無)提出組織犯罪処罰法改正案の提出を目論む政府の真意と同法案の危うさに関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員階猛(民進)提出安全保障理事会の対南スーダン武器禁輸決議案に関する質問に対する答弁書について(決定)(外務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出安倍総理とトランプ大統領のゴルフプレーに関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出安倍総理がアメリカのTPP離脱を追認したことに関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員長妻昭(民進)提出奨学金等を通じた教育の機会均等の実現に関する質問に対する答弁書について(決定)(文部科学省)
・参議院議員藤末健三(民進)提出手紙の書き方等についての教育に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員初鹿明博(民進)提出面会交流支援事業の対象者に関する質問に対する答弁書について(決定)(厚生労働省)
・衆議院議員初鹿明博(民進)提出入れ墨がある人の公衆浴場での入浴に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員近藤昭一(民進)提出オスプレイの横田基地配備および木更津駐屯地の定期機体整備等その他オスプレイの配備に関する質問に対する答弁書について(決定)(防衛省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出公文書であるPKO活動の日々報告の管理状況に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
○政令(2件)
・公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の施行に伴う経過措置に関する政令(決定)(厚生労働・総務・財務省)
・エネルギーの使用の合理化等に関する法律施行令の一部を改正する政令(決定)(経済産業省)
○人事(3件)
・財務省大臣官房審議官堀江宏之に日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第25条による合同委員会等の日本政府代表代理を命ずることについて(決定)
・各府省幹部職員の任免につき,内閣の承認を得ることについて(決定)
・元地方更生保護委員会委員岩田昌司外197名の叙位又は叙勲について(決定)

●0845〜(各府省)打合せ/役所

閣議後記者会見の打ち合わせが行われました。

■0900〜(国会)衆予算委員会公聴会/衆院第1委員室

衆予算委員会の審議が続いています。本日は中央公聴会が開かれ、様々な立場の公述人の方々から予算審議に資するご意見を聴取しました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算(敬称略)
○公述人の意見陳述(1時間20分)
・熊谷亮丸(椛蝌a総研執行役員・調査本部副本部長、チーフエコノミスト)
・今井高樹(特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター人道支援/平和構築グループマネージャー)
・小林雅之(東京大学大学総合教育センター教授)
・橋洋一(嘉悦大学教授)
○公述人に対する質疑(1時間15分)
・門博文(自民)
・富田茂之(公明)
・緒方林太郎(民進)
・宮本徹(共産)
・伊東信久(維新)
○公述人の意見陳述(1時間20分)
・中空麻奈(BNPバリバ証券鞄且葬イ査本部長)
・逢見直人(日本労働組合総連合会事務局長)
・手塚加津子(昭和電機鋳鋼椛纒\取締役社長)
・小田川義和(全国労働組合総連合議長)
○公述人に対する質疑(1時間15分)
・小倉將信(自民)
・伊藤渉(公明)
・井坂信彦(民進)
・畠山和也(共産)
・浦野靖人(維新)

●0900〜(各府省)閣議後記者会見/役所

冒頭、私から「東日本大震災六周年追悼式の当日における弔意表明」及び「「竹島の日」式典への政府代表の出席について」について発言しました。

東日本大震災六周年追悼式の
当日における弔意表明について

 本日の閣議において、お手元にお配りしている資料のとおり、「東日本大震災六周年追悼式」に際して、哀悼の意を表するため、国の行政機関における対応について定めるとともに、広く国民の皆様に御協力をお願いすることを内容とする、「東日本大震災六周年追悼式の当日における  弔意表明について」が了解されました。

具体的には、
・各府省においては、弔旗を掲揚するとともに、各公署、学校、会社、その他民間団体や一般家庭においても同様の措置をとるよう、協力を要望すること、
・国民の皆様には、追悼式の一定時刻(午後2時46分)に黙とうをしていただくよう、御協力をお願いすること
でございます。

 併せて、お配りしているとおり、総理から「国民の皆様へ」と題する談話が出されております。

 当日の式次第の概要も、お配りしている資料のとおりであります。当日、午後4時半頃から、一般の方々の献花もお受けいたします。

 詳細については、内閣府の「追悼式準備室」にお問い合わせいただきたいと思います。

 

「竹島の日」式典への政府代表の出席について

 2月22日(水)に開催される島根県主催の「竹島の日」記念式典に、政府から、海洋政策・領土問題担当の務台俊介内閣府大臣政務官が出席することになりました。

 務台大臣政務官に対しては、私から、式典の場で、政府の立場、取組を改めてしっかり発信するよう指示したところです。

 私としても、これまで一貫して、竹島問題の解決に御尽力されてきた、島根県、島根県議会をはじめとする関係者の皆様に、心から敬意を表したいと思います。領土・主権は、国の基本であり、今後とも引き続き、国内外への発信・啓発に努めてまいります。

●1400〜今日の国会

●1430〜(警察)交通局説明/議員会館

本日開催される第28回国家戦略特別区域諮問会議への対応について打合せを行いました。

●1615〜(政務)面会/役所

石渡コ一・前鎌倉市長、防災を中心にご活躍の岡本正弁護士が来訪され、防災についての意見交換を行いました。

●1710〜(政府)第28回国家戦略特別区域諮問会議/官邸

第28回国家戦略特別区域諮問会議が開催されました。会議では、国家戦略特区の区域計画の認定、追加の規制改革事項等について決定されました。私は、国家公安委員会委員長として、自動運転の実証実験への取組について発言しました。

第28回国家戦略特別区域諮問会議
松本国家公安委員会委員長発言

 自動運転の公道実証実験については、運転者が周囲の状況等を監視し、緊急時等に必要な操作を行うものであれば、何ら警察への事前の調整や許可を要することなく、現行の道路交通法において可能であり、警察も円滑な実験実施のために積極的に取り組んできています。

 「近未来技術」の実証を促進する国家戦略特別区域において、安全性を確保しつつ、遠隔監視・操作による車両内が無人の実証実験が円滑に実施できるよう、的確に対応してまいります。

●1750〜(内閣府)追悼式準備式説明/議員会館

3月11日に執り行われる東日本大震災六周年追悼式について打合せを行いました。

●1900〜(政務)政務懇談会/都内

これからの政治の在り方について意見交換が行われました。


2月20日(月)曇り

■0900〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

午前9時より衆予算委員会が開かれました。本日は7時間の一般的質疑が行われ、多くの委員が南スーダンPKOの日報の問題を取り上げました。また分科会開催も議決されました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算
○一般的質疑(7時間)(出席大臣:財務+要求大臣)
・江藤拓(自民)→農林水産、防衛、加藤国務、オリンピック
・吉田宣弘(公明)→国土交通
・真山祐一(公明)→文部科学、厚生労働、経済産業
・本村賢太郎(民進)→財務、総務、法務、厚生労働、沖縄北方、オリンピック
・中島克仁(民進)→総務、厚生労働
・落合貴之(民進)→財務、経済産業、環境
・升田世喜男(民進)→文部科学、経済産業、防衛
・長妻昭(民進)→防衛
・緒方林太郎(民進)→防衛
・後藤祐一(民進)→防衛
・玉木雄一郎(民進)→財務、防衛
・畠山和也(共産)→財務、外務、防衛
・浦野靖人(維新)→文部科学
・椎木保(維新)→文部科学
・逢坂誠二(民進)→財務、法務、外務、文部科学

●1430〜今日の国会

●1620〜(食品)内閣府説明/役所

食品安全に関する表彰制度について説明を受けました。

●1720〜(政府)ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議(第1回)/官邸

第1回ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議が開催されました。会議では、2020年パラリンピック競技大会に向けて、世界に誇れるユニバーサルデザインの街づくりを実現するとともに国民全体を巻き込んだ「心のバリアフリー」の取組を展開するため、ユニバーサルデザイン2020行動計画が決定されました。私は、国土強靱化担当大臣、内閣府特命担当大臣(防災)及び国家公安委員会委員長として、共生社会の実現に向けた取組について発言しました。

松本国土強靱化担当大臣・内閣府特命担当大臣(防災)・国家公安委員会委員長
発言要旨

 警察においては、障害者や高齢者の方々が多く利用することが見込まれる道路を中心に、音響式信号機を始めとしたバリアフリー対応型信号機等の整備を推進し、これらの方々が安全かつ円滑に移動できる環境の整備に努めてまいりたい。

 また、共生社会の実現に当たっては、防災の分野においても、障害の有無、性別、年齢等を問わず、すべての人々を想定して対策を進めていくことが重要であると認識しております。

 今回の行動計画においても、災害時の対策について盛り込まれておりますが、共生社会の実現に向けて、東日本大震災や熊本地震といった過去の震災の教訓を活かしつつ、災害に強くしなやかな国づくりにもつながるよう、引き続き取り組んでまいります。

●1830〜(政務)政務懇談会/都内

日本の政治あり方について議員懇談会が開催され参加しました。


2月19日(日)晴れ時々曇り 千葉県で震度4の地震

●終日〜危機管理対応待機/都内

千葉県で震度4の地震がありました。津波の心配はありません。
▼発震時刻
17年02月19日18時19分頃
▼地域最大震度
◎震度4
千葉県北東部
千葉県北西部
◎震度3
茨城県北部
茨城県南部
埼玉県南部
(日本気象協会)


2月18日(土)晴れ曇り 中国公船の領海侵入

●終日〜危機管理対応待機/都内

中国公船の領海侵入及び領海退去について報告あり。


2月17日(金)曇り時々晴れ

●0825〜(政府)閣議/官邸

8時20分より定例閣議が行われ、案件表の通りいずれも決定となりました。

【閣議案件】
○一般案件(2件)
・国事に関する行為の委任について(決定)(宮内庁)
・健康・医療戦略の一部変更について(決定)(内閣官房)
○国会提出案件(12件)
・犯罪捜査のための通信傍受に関する法律に基づく報告(平成28年)について(決定)(法務省・警察庁・厚生労働・国土交通省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出稲田防衛大臣の法的な意味における戦闘行為との答弁に関する質問に対する答弁書について(決定)(内閣府本府)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出政府が現行法上的確に対処できないとしている薬物テロ事案に関する質問に対する答弁書について(決定)(法務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出政府が現行法上的確に対処できないとしているハイジャックテロ事案に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出NHKで放映されたスクープドキュメント北方領土交渉の映像に関する再質問に対する答弁書について(決定)(外務省)
・衆議院議員初鹿明博(民進)提出米国トランプ大統領との価値の共有に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・参議院議員有田芳生(民進)提出拉致問題解決に対する安倍首相及び安倍内閣の責任に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出安倍総理の東京オリンピック招致演説に関する質問に対する答弁書について(決定)(文部科学省)
・衆議院議員仲里利信(無)提出国民健康保険の赤字の解消と前期高齢者交付金の格差の是正に関する質問に対する答弁書について(決定)(厚生労働省)
・参議院議員川田龍平(民進)提出医薬品の広告に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出稲田防衛大臣の防衛力の質も量も確保する発言に関する質問に対する答弁書について(決定)(防衛省)
・衆議院議員奥野総一郎(民進)提出日米防衛相会談に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
○政令(2件)
・国民健康保険法施行令の一部を改正する政令(決定)(厚生労働省)
・輸出貿易管理令の一部を改正する政令(決定)(経済産業省)
○人事(3件)
・判事深山卓也を高等裁判所長官に任命することについて(決定)
・判事兼簡易裁判所判事下野恭裕外1名を願に依り免ずることについて(決定)
・元副検事荒木美夫外232名の叙位又は叙勲について(決定)

●0835〜(各府省)打合せ/役所

閣議後記者会見への対応について打合せを行いました。

■0855〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

8時55分より、安倍内閣の基本姿勢・社会保障等をテーマとした衆予算員会・集中審議が開かれました。テロ等準備罪や南スーダンPKOの日報をめぐる質疑の他に、働き方改革や待機児童の問題、公務員の再就職あっせんなどについても激しいやりとりが行われました。質疑後には一昨日の地方公聴会についての報告も聴取されました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算
○集中審議(安倍内閣の基本姿勢・社会保障等)(7時間)(出席大臣:総理、財務、厚生労働+要求大臣)
・大串正樹(自民)→総理、厚生労働、加藤国務
・豊田真由子(自民)→総理、文部科学、厚生労働
・伊佐進一(公明)→総理、文部科学、厚生労働
・長妻昭(民進)→総理、財務、厚生労働、JILPT理事長(参考人)
・山尾志桜里(民進)→総理、厚生労働、法務
・大西健介(民進)→総理、法務
・辻元清美(民進)→総理、防衛
・後藤祐一(民進)→防衛
・玉木雄一郎(民進)→総理、財務、文部科学、防衛、山本幸三国務、前川参考人、嶋貫参考人、藤江参考人
・福島伸亨(民進)→総理、財務、文部科学、山本幸三国務
・藤野保史(共産)→法務、岸外務副
・本村伸子(共産)→総理、財務、国土交通
・吉田豊史(維新)→総理、文部科学、防衛
・小沢鋭仁(維新)→総理、厚生労働
○派遣委員からの報告聴取

●0900〜(各府省)閣議後記者会見/役所

冒頭、私から「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律に基づく報告」について発言しました。

犯罪捜査のための通信傍受に関する
法律に基づく報告について

  本日の閣議において、平成28年中の通信傍受の実施状況等に関する国会報告案を決定しました。同年中の実施事件数は、11事件であり、その結果、33人を逮捕しております。

 この中には、昨年12月1日に施行された改正通信傍受法により拡大された対象犯罪である電子計算機使用詐欺事犯1事件が含まれています。

 平成12年8月に法律が施行されて以降、通信傍受法の適用は、これで120事件となりました。今後とも、通信傍受の適正かつ有効な活用がなされるよう、警察を指導してまいりたいと考えております。

●0930〜(消費)消費者庁説明/役所

消費者庁所管の独立行政法人国民生活センターについて打合せを行いました。

●1145〜今日の国会

●1215〜(国会)衆内閣委員会/衆分館第16委員室

【案件】
○国政調査承認要求に関する件
・内閣の重要政策に関する事項
・公務員の制度及び給与並びに行政機構に関する事項
・栄典及び公式制度に関する事項
・男女共同参画社会の形成の促進に関する事項
・国民生活の安定及び向上に関する事項
・警察に関する事項
○大臣の所信及び予算説明聴取(発言順不動)
・菅義偉内閣官房長官、沖縄基地負担軽減担当大臣
・松本純国家公安委員会委員長、海洋政策・領土問題担当大臣、内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)※死因究明等推進担当
・高市早苗内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度)
・金田勝年国務大臣※特定秘密の保護に関する制度担当
・石井啓一国務大臣※特定複合観光施設区域(IR)の整備担当
・鶴保庸介内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略)※遺棄化学兵器処理担当
・石原伸晃経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
・加藤勝信一億総活躍担当大臣、働き方改革担当大臣、女性活躍担当大臣、再チャレンジ担当大臣、内閣府特命担当大臣(少子化対策)(男女共同参画)
・山本幸三内閣府特命担当大臣(規制改革)、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣※特定機密の指定・解除及び特定秘密文書の管理の適正確保のための検証・監察等担当
・丸川珠代国務大臣※内閣サイバーセキュリティセンター担当、サイバーセキュリティ戦略本部担当
○副大臣及び大臣政務官の挨拶
・末松伸介内閣府副大臣
・根本幸典内閣府大臣政務官

衆議院内閣委員会において、国家公安委員会委員長、海洋政策・領土問題担当大臣及び内閣府特命担当大臣(食品安全)として所信表明を行いました。

第百九十三回国会 衆議院内閣委員会
松本国家公安委員会委員長、海洋政策・領土問題担当大臣、
内閣府特命担当大臣(食品安全)
所信表明

 国家公安委員会委員長、海洋政策・領土問題担当大臣、食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。

(国家公安委員会委員長)
 もとより、良好な治安を確保することは、政府の重要な責務です。日本を「世界一安全な国」にするため、以下の諸施策を強力に推進します。
 第一に、厳しさを増す国際テロ情勢等を踏まえ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催も見据えて、情報収集・分析、テロ対処能力の強化等に努め、テロ対策に万全を期します。また、北朝鮮による拉致容疑事案等の捜査・調査に全力で取り組みます。
 第二に、サイバー空間の脅威に的確に対処すべく、産学官の連携等を推進し、警察の対処能力の強化等に努めます。特殊詐欺、ストーカー、配偶者からの暴力、児童虐待等の事案に対して、被害の未然防止に向けた取組等を推進するほか、凶悪事件から市民を守ります。
 第三に、刑事訴訟法等改正法が目指す新たな刑事司法制度に対応するため、捜査手法、取調べの高度化に必要な取組を進めるほか、捜査管理の徹底等、客観証拠に基づく適正な捜査を一層推進するための基盤整備に努めます。
 第四に、暴力団による対立抗争等、現下の厳しい組織犯罪情勢に対して、取締りの徹底、暴力団排除活動の推進等、暴力団の壊滅に向けた取組を進めます。また、犯罪組織等の資金源の封圧や犯罪収益の・奪、薬物の乱用防止に向けた取組を推進します。
 第五に、世界一安全な道路交通の実現に向け、高齢運転者等に関する交通安全対策の強化を内容とする改正道路交通法の円滑な実施を始め、地域の交通実態に即した総合的な交通事故防止対策を各界各層と連携して推進するほか、自動走行システムの実現に向けた環境の整備にも努めます。
 このほか、東日本大震災やその後の様々な災害の教訓を踏まえ、警察の災害対応能力の向上に取り組みます。
 これらの諸施策を推進するに当たり、積極的かつ合理的な警察運営及び業務改革を推進し、厳正な規律と高い士気を持つ組織を構築することで、国民の期待と信頼に応える強い警察の確立に努めます。
 平成29年度警察庁予算では、一般会計予算の歳出予算要求額として、3,185億2,200万円を計上し、警察庁職員126人及び地方警察官886人の増員を盛り込んでおります。

(領土問題)
 領土・主権対策については、北方領土問題を担当する北方対策本部と連携するとともに、竹島の領土問題及び尖閣諸島をめぐる情勢に関して、外交政策等との整合性を確保しつつ、国内外で我が国の立場についての正確な理解が浸透するよう、内外発信の強化に努めます。

(海洋政策)
 海洋政策については、海洋は我が国の国土と経済社会の存立基盤との認識の下、海洋権益の確保等の施策を着実に進め、海洋資源の開発及び海洋の持続可能な利用などの取組を強化していくことが重要であり、海洋基本計画に基づき、総合的な海洋政策を推進します。
 また、本年は、「有人国境離島元年」として、政府・地方が一体となって、その保全と地域社会の維持に関する施策を強力に推進します。

(食品安全)
 食品の安全性の確保のため、科学的知見に基づき、客観的かつ中立公正に食品健康影響評価を行うとともに、その評価結果についてリスクコミュニケーションを実施します。

(その他)
 死因究明等の推進については、「死因究明等推進計画」に掲げられた各施策について、関係府省庁と連携して、我が国の死因究明等の推進を図ります。

 以上、所管行政について申し上げましたが、秋元委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。

●1630〜(国土・防災・警察)説明/役所

2月20日に開催予定の「ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議」への対応について打合せを行いました。

●1640〜(海洋)内閣官房説明/役所

次期海洋基本計画策定等に向けた今後の動きについて打合せを行いました。


2月16日(木)晴れ

●0950〜(防災)衆本会議説明/役所

本日の衆本会議への対応について打合せを行いました。

●1000〜(警察)国家公安委員会定例会議/役所

国家公安委員会定例会議を開催しました。会議では、警察庁から、犯罪被害者等給付金の裁定に対する審査請求事案の審理状況及び裁決などについて説明があり、原案どおり決定しました。その他、警察庁から、平成28年における被疑者取調べの適正化のための監督に関する規則の施行状況、平成28年における人身取引事犯の検挙状況等について報告がありました。

●終了後〜(警察)記者会見/役所

国家公安委員会定例会議後の記者会見を行いました。

●1100〜今日の国会

●1245〜(党)代議士会/衆院第14控室→●1300〜(国会)衆本会議/衆院本会議場

12時45分から代議士会が開かれ、木原誠二議運理事より議事の説明を受けた後本会議場に移動しました。本日は重要広範議案のひとつである所得税法と地方税法・地方交付税法について、趣旨の説明と質疑が行われました。(秘書鈴木報告)

【本日の議事】
▽永年在職議員として表彰された元議員小里貞利君逝去につき弔詞贈呈報告
・平成28年12月14日逝去、2月9日弔詞贈呈
◎趣旨説明
▽所得税法等の一部を改正する等の法律案(内閣提出)
○趣旨説明
・財務大臣:麻生太郎
○質疑
・鷲尾英一郎(民進)→総理、財務
・上田勇(公明)→総理、財務
・宮本岳志(共産)→総理
・丸山穂高(維新)→総理、経済産業
▽平成29年度地方財政計画について
▽地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律案(内閣提出)
▽地方交付税法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
○地財計画についての発言及び二法律案の趣旨説明
・総務大臣:高市早苗
○質疑
・古賀篤(自民)→総務
・高井崇志(民進)→総務、山本国務(公務員制度)
・田村貴昭(共産)→総務、厚生労働、石原国務(経済財政)、松本国務(防災)
・足立康史(維新)→総務、山本国務(地方創生)

田村貴昭議員から震災対策についてのご質問があり、被災者生活再建支援制度の拡充、一部損壊住宅への支援についての考え方等を答弁しました。

●1600〜打合せ/1-302

明日の日程等について打ち合わせが行われました。

●1715〜(政府)未来投資会議(第5回)/官邸

第5回未来投資会議が開催されました。会議では、第4次産業革命の推進に向けた検討課題、自動走行による移動革命について議論がなされました。私は、国家公安委員会委員長として、自動走行に関して発言をしました。

第5回未来投資会議
松本国家公安委員会委員長 発言要旨

 警察では、これまで、自動運転と国際条約との整合性等に関する国際的議論に積極的に参画するとともに、公道実証実験のためのガイドラインの策定等を行うなど、円滑な実証実験の実施のために積極的に取り組んできており、現在、遠隔型自動走行システムに関する公道実証実験のためのガイドラインの検討を進めています。

 今後とも、関係省庁と連携しつつ、技術の進展を踏まえながら、制度面の検討を更に進めるなどの取組を行ってまいります。

 


2月15日(水)晴れ 「総合海洋政策推進事務局」看板製作

●1156〜今日の国会

●1210〜(国会)衆経済産業委員会/衆分館第12委員室

【案件】
○国政調査承認要求に関する件
○世耕経済産業大臣の所信聴取
○松本国務大臣の発言
○平成28年における公正取引委員会の業務の概略説明聴取:杉本公正取引委員会委員長
○平成28年における鉱業等に係る土地利用の調整に関する事務の概要説明聴取:富越公害等調整委員会委員長

衆議院経済産業委員会において、公正取引委員会に関する事務を担当する内閣府特命担当大臣として挨拶しました。

衆議院経済産業委員会における
松本国務大臣(公正取引委員会担当)発言

 公正取引委員会に関する事務を担当する大臣として、一言御挨拶を申し上げます。

 公正かつ自由な競争の下での経済活動は、社会の活力を生み出し、経済の成長力を高め、ひいては国民生活を豊かなものにします。我が国経済の健全な発展を実現し、国民全体の福利を確保するためには、経済実態に即応した競争政策を展開することが必要です。

 そのために、公正取引委員会による、厳正かつ実効性のある独占禁止法の運用が確保されるよう全力で当たります。カルテルや入札談合を厳しく取り締まることはもとより、特に、我が国の景気は緩やかな回復基調が続いているものの、中小企業の多くにとって依然厳しい事業環境が続いている状況に鑑み、優越的地位の濫用行為や下請法違反行為など、中小企業に不当に不利益を与える行為の取締りを強化し、これらの行為を未然防止することも重要です。これに加えて、企業の独占禁止法遵守の推進、政府規制・公的制度等の見直しに向けた調査・提言等による競争環境の整備も必要です。

 また、消費税の円滑かつ適正な転嫁を確保するため、政府一丸となって、消費税転嫁対策特別措置法に基づいて、迅速かつ厳正な対処に努めます。

 このため、これらの業務を担う公正取引委員会の機能、体制の充実・強化に努めます。

 浮島委員長を始め理事、委員各位の一層の御理解、御協力、また御指導を賜りますようにお願いを申し上げます。ありがとうございました。

●1420〜看板作製/1‐302

海洋政策に関する事務は、今年4月から内閣官房から内閣府に移管され、新たに有人国境離島法の施行事務なども行います。これを受け、4月から内閣府に新たに設置される「総合海洋政策推進事務局」の看板を製作するため、筆を執りました。

●1615〜(警察)長官官房説明/役所

個別案件について説明を受けました。

●1625〜(警察)長官官房説明/役所

犯罪被害者支援に関して説明を受けました。

●1640〜(警察)生活安全局説明/役所

生活安全関係事犯の取締状況について報告を受けました。

●1650〜(警察)生活安全局説明/役所

児童ポルノ事犯の取締状況について報告を受けました。

●1700〜(警察)長官官房説明/役所

明日の国家公安委員会定例会議について打合せを行いました。

●1705〜(警察)警備局説明/役所

警備警察に関して報告を受けました。

●1715〜(警察)交通局説明/役所

明日開催予定の第5回未来投資会議への対応について打合せを行いました。

●1730〜打合せ/役所

今国会への対応について打合せを行いました。

■1900〜(政務)政務懇談会/都内

国交副大臣との懇談会に出席しました。


2月14日(火)曇り時々晴れ

●0820〜(政府)閣議/官邸

8時20分より定例閣議が行われ、案件表の通りいずれも決定等となりました。

【閣議案件】
○一般案件(1件)
・無償資金協力に係る取極の締結(平成28年度第6次取りまとめ分)について(決定)(外務省)
○国会提出案件(3件)
・参議院議員糸数慶子(沖縄)提出難民認定申請書の受理等に関する質問に対する答弁書について(決定)(法務省)
・参議院議員徳永エリ(民進)提出TPP協定,日EU経済連携協定及びRCEPに対する今後の日本の対応に関する質問に対する答弁書について(決定)(外務省)
・衆議院議員近藤昭一(民進)提出2016年12月13日に発生したオスプレイの名護市東沿岸墜落事故およびその他のオスプレイ事故に関する質問に対する答弁書について(決定)(防衛省)
○政令(3件)
・民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律の一部の施行期日を定める政令(決定)(金融庁・内閣府本府)
・民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律施行令(決定)(金融庁・財務・厚生労働・農林水産・経済産業省)
・教育公務員特例法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令(決定)(文部科学省)
○人事(3件)
・ 外務大臣岸田文雄の海外出張について(了解)
・在ジュネーブ国際機関日本政府代表部大使志野光子外1名に国際労働機関理事会日本政府代表代理を命免することについて(決定)
・元東京都技術吏員山本由記雄外197名の叙位又は叙勲について(決定)
○報告(1件)
・平成28年度第3・四半期に締結された無償資金協力に係る取極について(外務省)

●0835〜(各府省)打合せ/役所

閣議後記者会見への対応について打合せを行いました。

■0855〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

外交・通商政策等をテーマとして、衆予算委員会・集中審議が行われました。総理は答弁で日米首脳会談の意義について述べ、揺るぎない日米同盟を内外に示すことができた、と成果を強調しました。南スーダンPKOの日報をめぐる問題では防衛大臣が激しく追及される場面もありました。質疑終了後に、2月21日の中央公聴会が賛成多数で議決されました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算
○集中審議(外交・通商政策等)(7時間)(出席大臣:総理、財務、外務+要求大臣)
・武藤容治(自民)→総理、財務、外務
・岡本三成(公明)→総理、麻生国務
・前原誠司(民進)→総理、外務、経済再生、日銀総裁(参考人)
・辻元清美(民進)→総理、防衛、官房
・長島昭久(民進)→総理、麻生国務、外務、防衛
・北神圭朗(民進)→総理、防衛
・今井雅人(民進)→総理、財務、法務
・後藤祐一(民進)→総理、防衛
・緒方林太郎(民進)→総理、法務、防衛
・笠井亮(共産)→総理、防衛
・赤嶺政賢(共産)→総理、外務、防衛
・木下智彦(維新)→総理、財務、法務、厚生労働
・松浪健太(維新)→総理、外務、加藤国務

●0900〜(各府省)閣議後記者会見/役所

閣議後の記者会見を行いました。

●0916〜バレンタイン・チョコ・プレゼント

今日はバレンタインデー、私を支えてくれる大臣室事務方から激励チョコのプレゼントがありました。感謝。

●1132〜今日の国会

●1215〜(海洋)内閣官房説明/役所

高橋はるみ北海道知事との面会に先立ち、打合せを行いました。

●1230〜(海洋)面会(高橋はるみ北海道知事)/役所

高橋はるみ北海道知事、武部新衆議院議員等が来訪され、昨夏の台風10号の被害への対応と、今年4月の有人国境離島法の施行に向けた政府と北海道の取組みについて懇談しました。

●1830〜政務懇談会@

秘書官らとの打合せを兼ねた懇談会が開かれました。

●2030〜政務懇談会A

取り組み政策課題に関して意見交換が行われました。


2月13日(月)晴れ時々曇り 大雪注意

●1700〜(消費)消費者庁説明/役所

消費者庁における天下り規制違反の事案等について打合せを行いました。

●1900〜(政務)政務懇談会/都内

都内の中華料理店で今後の政治体制の在り方について意見交換がなされました。


2月12日(日)晴れ時々曇り 大雪警戒・北朝鮮ミサイル発射・日米首脳会談

●0755〜緊急事態発生/北朝鮮が飛翔体発射

0910〜(警察)北朝鮮による弾道ミサイル発射事案への対応

本日午前7時55分頃、北朝鮮西岸から弾道ミサイルが発射され、日本海に落下しました。発射の第一報(国家安全保障会議の司令塔は四大臣会合。総理、官房長官、外務大臣、防衛大臣によってインテリジェンス対応。関係局長級会議開催の報告)を受けてから、順次報告を受けつつ、国家公安委員会委員長室に急ぎ登庁しました。登庁後直ちに警備局幹部からこれまでの状況及び関係省庁局長級会議の結果について報告を受け、情報収集の強化、関連施設の警戒警備等の徹底をするよう伝えました。

0823〜第一報受信、引き続き逐次情報入る
0839〜野毛自宅出発、神奈川県警パトカーに先導され公安委員長室へ移動
0845〜関係局長級会議
0908〜霞が関ランプアウト
0910〜二号館(国家公安委員長室)到着、緊急危機管理対応待機
0918〜警察庁より状況報告受ける
0935〜菅官房長官記者会見@
1000〜四大臣会議(NSC)
1030〜公安委員長室緊急危機管理対応待機終了
1044〜菅官房長官記者会見A
以上

※状況・対応のまとめについては菅官房長官記者会見にて発表。
※警察庁においては、警備局長を長とする「北朝鮮情勢に関する警察庁対策本部」(平成28年1月6日より常設)において関連情報の収集に当たるとともに、弾道ミサイル発射直後直ちに、都道府県警察等に対して、関連施設の警戒警備及び情報収集の強化等を指示した。


2月11日(土)晴れ時々曇り 大雪警戒・日米首脳会談 ・第6回「命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクール」表彰式

●1400〜(警察)第6回命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクール表彰式/ホテルグランドヒル市ヶ谷

第6回「命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクール」表彰式に出席し、国家公安委員会委員長賞を授与しました。このコンクールは、犯罪被害者等がその心身の苦痛や置かれた厳しい状況等を中高生に直接語る「命の大切さを学ぶ教室」を受講した全国の中高生から作文を募集し、優秀作品の表彰をするものです。

第6回「命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクール」表彰式
松本 国家公安委員会委員長祝辞

 国家公安委員会委員長の松本純です。

 本日、各賞を受賞される中学生・高校生の皆さん、この度の受賞、誠におめでとうございます。そして御家族の皆様方におかれましては、本日の御子様方の受賞、心よりお祝い申し上げます。

 さて、全国の刑法犯認知件数は、官民を挙げた犯罪対策により、減少傾向にあり、昨年は戦後初めて100万件以下となりましたが、残念ながら依然として、何の落ち度もない人が犯罪や交通事故の被害に遭うことが、多数起きています。

  政府では、昨年4月に第3次犯罪被害者等基本計画を策定し、その一環として、全国において「命の大切さを学ぶ教室」を開催しています。命の大切さを意識し、人を思いやる気持ちを持つことは、犯罪の被害に遭われた方を支える上でも、犯罪の被害に苦しむ人を生まない社会を築く上でも、重要な基盤となるものです。

 本日受賞される作品を読みますと、皆さんのような方々が、日本の将来を支えてくれることを大変心強く感じます。どうか、今回作品に込めた自分の思いを忘れず、今後の人生に活かしていただきたいと思います。

 政府といたしましても、今まで以上に犯罪被害者支援に関する取組の充実が図られるよう努めてまいります。

 終わりに、本日御臨席の皆様方の今後ますますの御健勝、御多幸を心から祈念しまして、私のお祝いの言葉といたします。

国家公安委員会委員長賞を受賞された2作品です。次代を担う中高生や子供達には、このように命の尊さを大切にする心をいつまでも大事に持ち続けて欲しいと思いますし、私達大人は、このような心をこれからも育んでいかなければならないと改めて感じました。

「ルールの向こう側にあるもの」

港区立三田中学校二年生 稲垣瑠奈

 私の親戚が先月、交通事故に遭いました。スピードを出して車を運転していたらしく、急に出てきた人をよけ、壁にぶつかりました。夜、かかってきた電話で、私は病院に駆け付けました。彼は、幸い意識はあり、話すことはできたのですが、着ていた服には血が付き、耳からは多量の出血、そして、首は動かせなくなっていました。彼の母親は、心配のあまり動揺しながらも、「他人を傷つけなくて良かった」と何度も言っていました。私はそれを聞いて、息子のケガに心痛めることはもちろんですが、それ以上に、他人を傷つけたり、命を奪うことは、大変なことなのだと気付きました。
  今日、「命の大切さを学ぶ教室」という授業を受けて、親戚の事故のことを鮮明に思い出し、改めて交通事故の被害者と被害者遺族、更に加害者と加害者の家族のことを考えました。
 お話して下さった岩嵜さんは、飲酒運転のひき逃げ事故で息子さんを亡くされています。岩嵜さんの言葉からは、被害者遺族のやり場の無い悲しみが伝わってきました。五年という年月を経ても、涙を流しながら語られたお姿から、その悲しみが、決していやされることのないものなのだということが分かります。
 元紀君のご飯を毎日用意し、誕生日のプレゼントを欠かさず、そして納骨することもできないという日々が、これからも続くということに胸がしめつけられるような悲しみを感じ、同時に、こういう事故をなんとしても無くさなければならないと強く思いました。
 そのために、私には何ができるのでしょうか。まずは、自分が加害者にならないために、交通ルールを守ることはもちろん、ルールの向こう側には、必ず誰かの命があるのだということを心に留めていきたいと思います。私の乗っている自転車も、ルールを守らなければ人の命を傷つける道具になってしまいます。
 次に、今日学んだ被害者遺族の苦しみを、一人でも多くの人に伝えることで、交通事故が計り知れない、大きな悲しみを生み出すものだという意識を社会全体で持てるようにしなければならないと考えます。
 社会全体が悲しみを共にすることができれば、飲酒運転が後を絶たない現実も変わっていくのではないでしょうか。命の大切さを実感するということは、失われた命に対する苦しみや悲しみを知ることから始まるのだということを学びました。

 

「兄が教えてくれたこと」

山口県立下松高等学校二年 番田 彩音

 私が命のはかなさを知ったのは中学三年生の冬でした。私はあの日のことを今でも鮮明に覚えています。
 雪が舞う寒い冬の日の夜明け前、私の兄は十九歳という若さで亡くなりました。社会人一年目だった兄は、夜勤の帰り道にトラックとの衝突事故で帰らぬ人となりました。私は、両親と一緒に間違いであることを祈りながら、兄を迎えに警察署へ向かいました。
 しかし、そんな私たちの願いは叶いませんでした。
 警察署で兄に会ったとき、頭が真っ白になり何も言葉が出ませんでした。突然のことで、頭では分かっているはずなのに受け止められない自分がいました。ただ心の中で「これは夢だ。何かの間違いだ。」と繰り返していたことを覚えています。
 命がそんなに簡単に消えてしまうとは思ってもいませんでした。当たり前の存在が当たり前でなくなる。それがどんなにつらいことか身に染みて感じました。今でも「ただいま。」と元気に帰ってきてくれるような気がします。そしてそれを打ち消さなければならない寂しさをその度に感じます。
 私は兄の声が思い出せません。ずっと一緒に過ごしてきたのに、家族なのに声が思い出せないのは、兄ときちんと向き合っていなかった証拠だと思い、悩んでいました。でも、少し前に観た映画のおかげで私の考えは変わりました。私が兄の声を思い出そうとすることは、兄の事を思い出すことにもつながります。だから、これは兄からのメッセージだと思えるようになりました。「忘れないで。」という。
 昨年学校でTAV交通死被害者の会の方の講演があった時、私は迷いました。兄のことを思い出して辛くなりそうで、聴くのが怖いという気持ちがありました。それでも、同じ状況にある人が、どのような気持ちで日々を過ごしているのか知りたいという気持ちもあり、思い切って聴くことにしました。
 思い出すだけで辛く、泣きたくなるような経験を、「息子の死を無駄にしたくない。」という気持ちから、たくさんの人の前でお話されている姿を見てとても強い方だと思いました。また、後悔をずっと背負って過ごしてきたと聴いて共感でき、私も兄との思い出を力に変えて前に進もうと思いました。
 それまで私は「交通事故」という言葉を避けていました。しかし、いつまでも逃げていてはいけません。私の将来の夢は救急救命士です。幼い頃からずっと医療系の仕事に就きたいと思っていましたが、兄が亡くなった後、更にその気持ちが強くなりました。誰よりも先に現場に行き、たくさんの人の命をつなぐ救急救命士の仕事を通して、私は命に真剣に向き合いたいと考えています。
 救急救命士は、色々な現場へ駆けつけなければなりません。また、助ける事ができないことも少なくないと聞きました。辛いことの多い仕事ですが、命を救う仕事を通して、私は兄の死から逃げることなく、きちんと受け止めて成長していけるような気がします。私は全身全霊をかけて仕事に取り組む、そんな救急救命士になりたいです。
 兄は、私に命について考えるきっかけをくれました。命は、私たちが考えている以上にはかなく、簡単に消えてしまうものです。だからこそ、今この一瞬を後悔しないように大切に生きていきたいと思います。与えられた命を精一杯生きること。それが私たちの努めです。
 兄は、どんなに辛いことがあっても決して弱音をはかず、いつも笑顔でした。私も、そんな兄のように前を向いて歩いていきます。たくさんの大切な命を救うために・・・。
 もし、もう一度だけ兄に会えるなら「ありがとう。お兄さんの妹で本当に良かった。」と心から伝えたいです。

 


2月10日(金)曇り 大雪注意! 消費者志向経営トップセミナー

●0930〜(政府)閣議/官邸

9時30分より定例閣議が行われ、案件表の通りいずれも決定となりました。

【閣議案件】
○一般案件(2件)
・産業競争力の強化に関する実行計画の改定について(決定)(内閣官房)
・放送法第70条第2項の規定に基づき,国会の承認を求めるの件(決定)(総務省)
○国会提出案件(11件)
・平成28年度産業競争力強化のための重点施策等に関する報告書について(決定)(内閣官房)
・平成27年度国有林野事業に係る債務の処理に関する施策の実施の状況に関する報告について(決定)(農林水産省)
・平成27年度日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律に定める施策の実施の状況に関する報告について(決定)(国土交通省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出内閣総理大臣が国会に対して憲法改正の議論を促すことのできる根拠に関する再質問に対する答弁書について(決定)(内閣官房)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出2020年度のプライマリーバランス黒字化に関する質問に対する答弁書について(決定)(内閣府本府)
・参議院議員有田芳生(民進)提出国内で発見された行方不明者に関する質問に対する答弁書について(決定)(警察庁)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出いわゆる共謀罪に関し一般人は含まれないとする菅官房長官の発言内容に関する再質問に対する答弁書について(決定)(法務省)
・衆議院議員照屋寛徳(社民)提出日米地位協定の軍属に関する補足協定に関する質問に対する答弁書について(決定)(外務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出国立大学法人への文部科学省職員の派遣および出向等の状況に関する質問に対する答弁書について(決定)(文部科学省)
・衆議院議員初鹿明博(民進)提出介護福祉士試験の受験申込者数半減に関する質問に対する答弁書について(決定)(厚生労働省)
・参議院議員伊藤孝恵(民進)提出介護職員処遇改善に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
○法律案(9件)
・福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案(決定)(復興庁・財務・農林水産・経済産業・国土交通・環境省)
・電波法及び電気通信事業法の一部を改正する法律案(決定)(総務・財務省)
・在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(決定)(外務省)
・農業競争力強化支援法案(決定)(農林水産・財務・経済産業省)
・農業機械化促進法を廃止する等の法律案(決定)(農林水産省)
・主要農作物種子法を廃止する法律案(決定)(同上)
・都市緑地法等の一部を改正する法律案(決定)(国土交通・財務省)
・水防法等の一部を改正する法律案(決定)(同上)
・防衛省設置法等の一部を改正する法律案(決定)(防衛省・内閣府本府・財務省)
○政令(5件)
・一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備に関する政令(決定)(内閣官房)
・行政機関等の保有する個人情報の適正かつ効果的な活用による新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資するための関係法律の整備に関する法律の施行期日を定める政令(決定)(総務省)
・行政機関等の保有する個人情報の適正かつ効果的な活用による新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資するための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令(決定)(総務省・個人情報保護委員会・財務省)
・介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令等の一部を改正する政令(決定)(厚生労働・財務省)
・国民年金法施行令の一部を改正する政令(決定)(厚生労働省)
○人事(4件)
・高等裁判所長官戸倉三郎を最高裁判所判事に任命することについて(決定)
・参議院議員中曽根弘文外16名に天皇皇后両陛下ベトナム国御訪問につき首席随員等を命ずることについて(決定)
・米山正明を簡易裁判所判事に任命し,判事兼簡易裁判所判事澤野芳夫外1名を願に依り免ずることについて(決定)
・元三重県副知事尾崎彪夫外237名の叙位又は叙勲について(決定)

●0945〜(消費)消費者庁説明/役所

消費者庁における天下り規制違反の事案について打合せを行いました。

●1000〜(各府省)打合せ/役所

閣議後記者会見の対応について打合せを行いました。

●1015〜(各府省)閣議後記者会見/役所

冒頭、私から、「大雪等への対応」について発言しました。

大雪等への対応について

 強い寒気の影響で、西日本の日本海側を中心に大雪となっています。週末12日頃にかけて西日本や東海地方の太平洋側の平野でも積雪となり、1月22日から25日にかけての西日本を中心とする大雪に匹敵するかそれを上回るおそれもあります。

 大雪等が予想されている地域の皆様においては、不要不急の外出を控えるとともに、やむを得ず車を運転する際には、スタッドレスタイヤやチェーンなどを装着してください。公共交通機関を利用される際には、運行情報等を確認し余裕を持った行動をお願いします。

 孤立のおそれがある地域では、食料、水、燃料等の備蓄、通信手段の確認などの準備をお願いします。

 また、毎年、除雪作業中の事故により、多くの方が亡くなられています。屋根の雪下ろしは、はしごを固定し命綱をつけ転落を防止するとともに、家族や近所の方に声をかけて二人以上で作業を行ってください。除雪機による作業中の事故や、屋根からの落雪による事故などに十分に注意してください。

 最新の気象情報等に注意して、身の安全の確保を最優先に行動していただくようお願いします。

●1045〜(警察)長官官房説明/役所

明日開催される第6回「命の大切さを学ぶ全国作文コンクール表彰式」について打合せを行いました。

●1100〜(防災)内閣府説明/役所

昨年9月に立ち上げた「激甚化する大規模自然災害に係るリスクファイナンス検討会」における検討状況について報告を受けました。

●1330〜(消費)消費者志向経営トップセミナー/経団連会館

消費者志向経営トップセミナーに出席し、主催者として挨拶しました。消費者を重視した事業活動すなわち消費者志向経営について、企業と消費者とのコミュニケーションを一層深化させていくための取組みを進めていきます。

消費者志向経営トップセミナー 消費者担当大臣挨拶

 消費者及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣の松本純でございます。企業経営者の皆様におかれましては、平素より、消費者行政の推進に御支援・御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 消費者志向経営は、消費者庁を始めとする行政機関と事業者団体、消費者団体が連携して促進に取り組んでおります。本日の消費者志向経営トップセミナーは、その取組の一つとして、日本経済団体連合会、消費者関連専門家会議の皆様と、消費者庁の共催で開催いたします。

 消費者が安心して、安全で豊かな生活を送るためには、我が国の多くの企業が、社内全体で消費者とのコミュニケーションを一層深化させることにより、消費者志向経営に取り組むことが重要です。具体的には、消費者の声を経営層も含め各部門に伝える、消費者の視点で商品・サービスの開発・改善をする、問題発生時においても迅速な対応や情報提供をし消費者からの信頼確保に努めるなどが考えられます。こうした取組によって、その企業に対する消費者からの信頼の確保が進展し、企業の成長につながると考えております。

 事業者団体や消費者団体にも御参加いただいて、昨年十月に発足した「消費者志向経営推進組織」では、企業の皆様に対し、消費者志向経営に取り組むことを自主宣言し、宣言内容に基づきフォローアップを行う取組を実施し、その結果を公表する活動を呼び掛けてまいりました。こうした呼び掛けに対し、一月十六日までに、四十一の企業が自主宣言をされました。自主宣言をされた企業の皆様には、御賛同いただいたことに感謝を申し上げます。今後とも、本活動の先駆者として、フォローアップ活動に取り組んでいただきたいと思います。また、これから、さらに多くの企業に宣言いただくことを期待しております。

 ここにお集まりの企業経営者の皆様には、優れたリーダーシップを発揮していただき、今後、我が国の経済界における消費者志向経営の取組をさらに進めていただきたいと思います。それにより、消費者が安心して商品・サービスを購入できるようになり、個人消費の拡大、さらには経済の好循環にもつながることを期待し、私の挨拶とさせていただきます。

 


2月9日(木)曇り時々雨 大雪注意!

●0900〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

午前9時より衆予算委員会が開かれ、3時間の一般的質疑が行われました。連日議論が重ねられているテロ等準備罪について、法務大臣は答弁の中で取り締り対象となる具体的ケースを挙げ、法整備への理解を求めました。PKOに参加している陸上自衛隊の日報の問題に関しても激しいやりとりがなされました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算
○一般的質疑(3時間)(出席大臣:財務+要求大臣)
・後藤祐一(民進)→防衛
・山尾志桜里(民進)→法務
・緒方林太郎(民進)→法務、防衛、内閣法制局長官
・高橋千鶴子(共産)→厚生労働、復興
・井上英孝(維新)→法務

●1000〜(警察)国家公安委員会/役所

国家公安委員会定例会議を開催しました。会議では、警察庁から、三代目侠道会、太州会及び浪川会の指定の確認について説明があり、原案どおり決定しました。また、平成28年度サイバーセキュリティコンテストの開催結果等の報告事項について報告がありました。

●終了後〜(警察)記者会見/役所

国家公安委員会定例会議後の記者会見を行いました。

●1110〜今日の国会

●1245〜(党)代議士会/衆院第14控室→●1300〜(国会)衆本会議/衆院本会議場

12時45分からの代議士会で木原稔議運理事から議事の説明がなされ、続く本会議で国家公務員等の人事に関する議決が行われました。(秘書鈴木報告)
衆議院本会議において、公正取引委員会委員及び国家公安委員会委員の任命についての同意の採決があり、所管大臣として登壇しました。

【本日の議事】
▽国家公務員等任命につき同意を求めるの件
○公正取引委員会委員
○国家公安委員会委員
○預金保険機構理事長、同理事及び同監事
○情報公開・個人情報保護審査会委員
○日本放送協会経営委員会委員
○労働保険審査会委員
○中央社会保険医療協議会公益委員
○社会保険審査会委員長及び同委員
○中央労働委員会公益委員
○運輸審議会委員
○公害健康被害補償不服審査会委員
※採決順(採決4回)
@異議なし採決→全会一致→同意を与える
(松本国務)○公正取引委員会委員:青木玲子
(公安)○国家公安委員会委員:安藤裕子
(金融)○預金保険機構理事及び同監事:久田高正(理事)、町田恵美(監事)
(総務)○情報公開・個人情報保護審査会委員:泉本小夜子、山本隆司
(総務)○日本放送協会経営委員会委員:高橋正美
(厚労)○労働保険審査会委員:小賀野晶一
(厚労)○中央社会保険医療協議会公益委員:中村洋、長谷川ふ佐子
(厚労)○社会保険審査会委員:野伸、吉山敦子
(厚労)○中央労働委員会公益委員:沖野眞巳、鹿野菜穂子、鎌田耕一、木本洋子、中窪裕也、松下淳一、横溝久美、森戸英幸、両角道代、山川隆一、山下友信、山本眞弓
(環境)○公害健康被害補償不服審査会委員:石井彰、武田克彦
A起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
(金融)○預金保険機構理事長:三國谷勝範
B起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
(金融)○預金保険機構理事:関一穂
(総務)○情報公開・個人情報保護審査会委員:南野聡
C起立採決→起立多数(自民党賛成)→同意を与える
(厚労)○社会保険審査会委員長:瀧澤泉
(厚労)○中央労働委員会公益委員:荒木尚志、三輪和雄、植村京子
(国交)○運輸審議会委員:根本敏則

●本会議散会後〜(警察・公取)挨拶回り/衆院

同意人事について衆議院本会議で同意がなされたことに伴い、衆議院議運委員長、公明党国対、自民党国対へ御礼の挨拶回りをしました。

●1450〜(防災)防災時にトップがなすべきこと協働策定会議/役所

過去に大規模な災害を経験した首長の皆様が一堂に会し、災害時に首長がなすべき最も基本的な事柄をまとめ他の自治体に発信していくことを目的に、「災害時にトップがなすべきこと協働策定会議」が開催され、私から閉会の挨拶を行いました。会議には、11の市町村の首長の皆様(戸羽太陸前高田市長、田口久克稲敷市帳、宇井成一香取市長、大西一史熊本市長、荒木泰臣嘉島町長、奥名克美甲佐町長、西村博則益城町長、日置和彦西原村長、國定勇人三条市長、久住時男見附市長、中貝宗治豊岡市長)が出席され、活発な議論が交わされました。

松本純防災担当大臣 挨拶

 内閣府防災担当大臣の松本でございます。会議の閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。

 熊本地震や東日本大震災での皆様方の対応にはあらためて敬意を表します。また、国としても、引き続きしっかり支援させていただきたいと思っております。

 内閣府では、昨年「熊本地震を踏まえた応急対策・生活支援策検討ワーキンググループ」を設置し、熊本地震の検証を行っていただいたが、今後の大規模広域災害に備えるためにも、過去の災害の教訓を活かした防災力の向上や市町村の果たす役割の重要性が指摘されているところでございます。その観点からも、首長の皆様が、このように取り組まれることに、感謝申し上げます。

 災害時には、地元に最も近い行政として、さらにそのトップとして、市町村長の果たされる役割は極めて大きいと考えております。

 災害列島と言われる我が国でも、任期中に災害に見舞われる市町村長はそう多くはないと思います。いざという時に備え、過去に災害を乗り越えられた市町村長の皆様の経験を伝えていただくことは、非常に有意義だと思います。

 皆様から、全国に発信していただくことを期待するとともに、引き続き支援させていただくことをお約束して、私からの挨拶にかえさせていただきます。

●1500〜おやつの休憩時間に誕生日祝い

今井瑠里金戸さんが2月8日にお誕生日を迎えました。いたずら好きの事務局スタッフらがサプライズでお祝いのケーキを準備。瑠里さんは皆さんから祝福を受けました。

●1720〜(防災)内閣府説明/役所

「防災4.0」ハッカソン表彰式に先立ち、打合せを行いました。

●1730〜(防災)「防災4.0」ハッカソン表彰式/役所

最新の情報通信技術を防災分野へ活用していくことを目的とし、一般住民が防災を「自分ごと」として捉え、「自分に合った防災」を考え・創るための「防災4.0ハッカソン」が、去る1月21日及び22日に開催されましたが、本日は、そこで開発された作品の中で最も優秀な作品を開発した団体をお招きし、表彰式を行いました。作品を実際に拝見しましたが、元は見知らぬ人同士が集まってたった2日で作ったとは思えない完成度の高さに驚きました。私からは、開発した作品を今後展開して「自助」「共助」の取組を広げてほしいことをお伝えするとともに、防災担当大臣賞を授与しました。


2月8日(水)晴れ時々曇り

●0900〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

衆予算委員会での審議が続いています。本日もテロ等準備罪法案について多くの質問が出されましたが、その他に中小企業の事業承継、JR北海道の経営危機、偽造薬、働き方改革等々、幅広い問題が取り上げられました。(秘書鈴木報告)
◎平成29年度総予算
○一般的質疑(7時間)(出席大臣:財務+要求大臣)
・星野剛士(自民)→法務、経済産業、地方創生、内閣法制局長官
・國重徹(公明)→財務、厚生労働、経済産業
・松木けんこう(民進)→麻生国務、国土交通
・小熊慎司(民進)→経済産業、国土交通、環境、官房、復興、高木経済産業副、東京電力社長(参考人)
・小山展弘(民進)→農林水産、経済産業、防衛、日銀総裁(参考人)
・木内孝胤(民進)→財務、総務、経済産業、日本放送協会会長(参考人)
・重徳和彦(民進)→法務、厚生労働、経済産業、加藤国務
・井手庸生(民進)→法務
・鈴木義弘(民進)→財務、石原国務、公務員
・階猛(民進)→法務
・逢坂誠二(民進)→法務
・大平喜信(共産)→外務
・梅村さえこ(共産)→総務、厚生労働
・吉田豊史(維新)→財務、地方創生
・木下智彦(維新)→法務、経済産業、石井国務、防災

木下智彦議員から災害時の業務継続の観点からみたICTの活用やペーパーレス化について質問があり、政府業務継続計画を踏まえバックアップシステムの確保等の措置を講じているほか、業務継続の観点に限らず、行政の効率化の観点から、電子決裁の推進や会議のペーパーレス化等を推進していること等を答弁しました。

●1030〜(防災)内閣府説明/役所

明日(2月9日)開催予定の「災害時にトップがなすべきこと協働策定会議」について説明を受けました。

●1040〜(防災)衆予算委員会説明/役所

本日の衆予算委員会への対応について打合せを行いました。

●1630〜今日の国会

●1710〜(警察)刑事局説明/役所

最近における犯罪捜査の状況について報告を受けました。

●1720〜(警察)生活安全局説明/役所

サイバー攻撃に対する対策の推進状況について報告を受けました。

●1730〜(警察)長官官房説明/役所

明日の国家公安委員会定例会議について打合せを行いました。

●1745〜(防災)(面会)自民党政務調査会豪雪対策特別委員会/役所

自民党政務調査会豪雪対策特別委員会の委員長を務める木村太郎衆議と、事務局長を務める御法川信英衆議が来訪され、豪雪対策に関する申入れをいただきました。私からは、過去には雪害により多数の犠牲者が出たことも踏まえ、明日以降予想される大雪にも警戒しながら、関係省庁と連携して取り組んでいく旨お答えしました。

●1830〜(政務)政務懇談会/都内

エコノファームの新年会が開催されお招きいただきました。


2月7日(火)晴れ

●0820〜(政府)閣議/官邸

8時20分より定例閣議が行われ、案件表の通りいずれも決定となりました。

【閣議案件】
○一般案件(2件)
・環境物品等の調達の推進に関する基本方針の変更について(決定)(環境省)
・国及び独立行政法人等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する基本方針の変更について(決定)(同上)
○国会提出案件(10件)
・平成29年度地方団体の歳入歳出総額の見込額に関する書類について(決定)(総務省)
・地方税における税負担軽減措置等の適用状況等に関する報告書について(決定)(総務・財務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出国会議員の政治活動に国家公務員の一般職員が公務として参加することの是非に関する質問に対する答弁書について(決定)(内閣官房)
・参議院議員藤末健三(民進)提出性的指向又は性自認を理由とする差別等の解消に向けた取組に関する質問に対する答弁書について(決定)(法務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出NHKで放映されたスクープドキュメント北方領土交渉の映像における事前検閲等に関する質問に対する答弁書について(決定)(外務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出NHKで放映されたスクープドキュメント北方領土交渉の映像に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員初鹿明博(民進)提出おごることといじめの関係に関する質問に対する答弁書について(決定)(文部科学省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出経済の好循環にもかかわらず消費者物価指数等が下落することに関する質問に対する答弁書について(決定)(厚生労働省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出仮定の質問に答えないとする安倍総理の基本姿勢に関する質問に対する答弁書について(決定)(防衛省)
・衆議院議員仲里利信(無)提出今国会における施政方針演説や代表質問等での政府答弁に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
○法律案(10件)
・原子力損害賠償・廃炉等支援機構法の一部を改正する法律案(決定)(内閣府本府・財務・経済産業省)
・地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律案(決定)(総務・財務省)
・地方交付税法等の一部を改正する法律案(決定)(同上)
・関税定率法等の一部を改正する法律案(決定)(財務省)
・国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案(決定)(同上)
・義務教育諸学校等の体制の充実及び運営の改善を図るための公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案(決定)(文部科学・財務省)
・地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案(決定)(厚生労働・財務省)
・厚生労働省設置法の一部を改正する法律案(決定)(厚生労働省)
・原子力利用における安全対策の強化のための核原料物質,核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律等の一部を改正する法律案(決定)(原子力規制委員会・財務省)
・駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案(決定)(防衛・外務・財務省)
○政令(1件)
・公益通報者保護法別表第8号の法律を定める政令の一部を改正する政令(決定)(消費者庁)
○人事(2件)
・公正取引委員会委員等の任命につき,両議院の同意を求めることについて(決定)
・静岡県議会議員遠藤 榮外194名の叙位又は叙勲について(決定)

●0835〜(各府省)打合せ/役所

閣議後記者会見の対応について打合せを行いました。

●0845〜(各府省)閣議後記者会見/役所

冒頭、私から、「長崎県対馬市出張報告」について発言しました。

長崎県対馬市出張報告について

 先週の4日と5日に、長崎県対馬市に出張してきましたので、その報告をさせて頂きます。

 今回の出張では、有人国境離島法が今年4月から施行されるにあたり、国境離島の重要性や地域が抱える課題などの状況を把握してきました。

 例えば、外国漁船による無許可操業への監視・取締りなど海上保安部の現場での領海警備の厳しい実態を聞き、領海等の保全の活動拠点として対馬が果たす役割の重要性を改めて認識することができました。

 また、人口減少により地域社会の維持が厳しい環境にありますが、一方で、歴史、伝統、文化、自然など本土にはない魅力的な資源を持っています。

 このような資源を国境離島の強みとして生かし、定住環境の整備を図ることが重要です。

 政府としましては、4月からの法律の施行後、全国の有人国境離島地域において具体の事業が円滑に展開できるよう、国において基本方針の策定を進めるなど、万全を期す所存です。

●0850〜今日の国会

●0855〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

本日の衆予算委員会は「公務員の再就職のあり方と行革等」をテーマとして、総理出席のもと集中審議が行われました。参考人として答弁した前川前次官が、文部科学省の組織的な天下りあっせんを認め深謝する場面もありました。与野党問わず厳しい意見が出され、総理からも公務員制度改革を行った時の首相として責任感を持ち、再発させない決意で臨むとの発言がありました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算(敬称略)
○集中審議(公務員の再就職のあり方と行革等)(7時間)(総理、財務、文部科学、行政改革・公務員+要求大臣)
・牧原秀樹(自民)→総理、文部科学、参考人(前川、小松、常盤、関、中岡、迫井、藤原、藤江、豊岡)
・高木美智代(公明)→総理、文部科学、参考人(前川、嶋貫)
・江田憲司(民進)→総理、文部科学、公務員、参考人(前川、嶋貫)
・小川淳也(民進)→総理、文部科学、公務員、参考人(前川、嶋貫、関、中岡)
・後藤祐一(民進)→文部科学、再就職等監視委員長(参考人)、参考人(前川、嶋貫)
・今井雅人(民進)→総理、文部科学、GPIF理事長(参考人)、参考人(前川)
・井坂信彦(民進)→総理、文部科学、消費者食品、公務員、GPIF理事長(参考人)
・玉木雄一郎(民進)→総理、文部科学、公務員、再就職等監視委員長(参考人)、GPIF理事長(参考人)
・宮本岳志(共産)→総理、文部科学、公務員、参考人(前川)
・塩川鉄也(共産)→総理、公務員、経済再生、再就職等監視委員長(参考人)
・浦野靖人(維新)→総理、文部科学、公務員
・椎木保(維新)→総理、公務員

1408〜井坂信彦委員(民進)/松本大臣答弁

井坂信彦議員から消費者庁における再就職等規制違反の事案について質問があり、違反者への処分等の状況を答弁しました。

●0930〜(消費)衆予算委員会説明/役所

本日の衆予算委員会への対応について打合せを行いました。

●1700〜(警察)生活安全局説明/役所

個別案件について報告を受けました。

●1715〜(消費)消費者庁説明/役所

2月10日に開催する消費者志向経営トップセミナーについて打合せを行いました。

●1830〜(消費)消費者委員会委員との懇談会/都内

消費者委員会の河上正二委員長(東京大学大学院法学政治学研究科教授)をはじめ委員の皆様と消費者行政について意見交換し、消費者の声を行政につなげるパイプ役である消費者委員会の委員の大いなる力添えをお願いしました。


2月6日(月)晴れ時々曇り

■0900〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

午前9時より衆予算委員会が開かれました。7時間の一般質疑で大きく時間が割かれたのは、文部科学省の天下りあっせん問題と、テロ対策のために本国会に提出を目指している法案についてです。予算審議の争点のひとつとなった天下り問題に関しては、明日の集中審議でさらに踏み込んだ議論がなされることになりました。(秘書鈴木報告)
◎平成29年度総予算
○一般的質疑(7時間)(出席大臣:財務+要求大臣)
・國場幸之助(自民)→外務、経済産業、防衛
・稲津久(公明)→国土交通、環境
・緒方林太郎(民進)→法務
・階猛(民進)→法務、内閣法制局長官
・山尾志桜里(民進)→法務
・玉木雄一郎(民進)→法務、文部科学
・小川淳也(民進)→財務、文部科学、農林水産、山本幸三国務、再就職等監視委員長(参考人)
・高井祟志(民進)→財務・金融、厚生労働、経済産業、山本幸三国務
・真島省三(共産)→厚生労働、経済産業、原子力規制委員長
・伊東信久(維新)→財務、文部科学、厚生労働、山本幸三国務

●0914〜今日の国会

●1130〜(政務)面会/役所

私が横浜市会議員に初挑戦した平成2年から政治のご指導をいただいている元神奈川県議会議長の村上健司ご夫妻が来訪されました。表敬訪問とのことでしたが沢山の激励をいただき感謝に堪えません。先輩の心のこもったご指導、ご恩にはしっかり報いていきたいと思います。

●1615〜(防災)内閣府説明/役所

中央防災会議について説明を受けました。

●1630〜(内閣府)追悼式準備室説明/役所

東日本大震災六周年追悼式に向けて、打合せを行いました。

●1645〜(警察)警備局説明/役所

個別案件について説明を受けました。

●1800〜(政府)国家安全保障会議/官邸

国家安全保障会議が開催され、国家公安委員会委員長として出席しました。

●1900〜(政務)政務懇談会/都内

各派閥の事務局レベルの意見交換会が開催され出席しました。


2月5日(日)雨曇り 長崎県対馬公務出張

【視察】●0840〜(海洋)視察(しいたけ生産施設)/(株)翔栄

原木栽培で高品質のしいたけを栽培している(株)翔栄を訪問し、木村一彦代表取締役から事業内容を伺いました。地元の建設会社がしいたけ栽培に異業種参入し、現在では30人を抱え、地域の雇用確保に寄与しています。生産したしいたけは、市場には卸さず、独自の販路を開拓していることが強みになっています。

【視察】●0900〜海岸線で朝鮮半島の山の稜線がうっすらと

昨日の韓国展望所ではあいにく韓国は見えませんでしたが、移動中の海岸線で朝鮮半島の山の稜線がうっすらと見えました。肉眼では見えましたが、写真には写りませんでした。

【視察】●0940〜(海洋)視察(マグロ養殖所)/(有)西山水産

マグロ養殖を行っている(有)西山水産を訪問し、西山文利代表取締役から事業内容を伺いました。重さ1キロ程度の稚魚を3年肥育して50キロ程度に育てて出荷しています。エサの改良を行って東京でも売れる品質に向上させ、「トロの華」というブランドで全国展開しています。マグロには漁獲量規制があるので付加価値を高めていく努力をしていることや、離島の活性化のためには、担い手を育成し、定住人口や交流人口を増やしていくことが必要であることなどを意見交換しました。その後、美津島町漁業協同組合の水主川澄男組合長と美津島の漁港を訪問しました。

【視察】●1045〜(海洋)対馬海上保安部説明/厳原地方合同庁舎

対馬海上保安部を訪問し、領海警備、密漁船の監視・取締りなど、まさに国境警備の最前線である対馬海域における海上保安庁の取組みを伺いました。

【視察】●1115〜(海洋)視察(厳原港)/厳原地方合同庁舎

厳原港は、九州本土との定期航路の基地として、対馬と本土との人と物の行き来がなされる場所であり、対馬の地域社会の維持にとって重要な拠点となっています。加えて、釜山への航路が開かれており、外国人出入国者数が全国4位の港でもあります(空港を含めると全国18位)。この国内の人流、海外との人流、そして物流を安全かつ効率的に行うため、ターミナルの整備を行っています。

【視察】●1130〜(海洋)ぶら下がり取材/厳原地方合同庁舎

記者からのぶら下がり取材を受けました。

【視察】●1215〜対馬空港発→●1250〜長崎空港着→●1350〜長崎空港発→●1525〜羽田空港着

対馬空港で、中村法道長崎県知事、坂本智徳長崎県議会副議長、比田勝尚喜対馬市長にお見送りいただきました。この三名には、休日にもかかわらず対馬視察の全日程に同行していただき、ありがとうございました。また、長崎県庁と対馬市役所の職員の皆様、各視察先の皆様にはご多忙のところ対応してくださりありがとうございました。行きと同様ORC(オリエンタルエアブリッジ(株))のプロペラ機で、対馬空港から長崎空港に向かい、帰京しました。


2月4日(土)曇り 長崎県対馬公務出張

【視察】●0815〜羽田空港発→●1020〜長崎空港着→●1120〜長崎空港発→●1155〜対馬空港着

長崎空港で乗り継ぎ、ORC(オリエンタルエアブリッジ(株))のプロペラ機で対馬空港に向かいます。

【視察】●1240〜(海洋)概況説明・長崎県及び対馬市との意見交換会/対馬市役所

冒頭、私から、今回の視察の対応への感謝の気持ちをお伝えするとともに、長崎県と対馬市からの有人国境離島への支援などに関する要望に対し、県や市と連携して施策を推進していくことをお伝えしました。

松本海洋政策担当大臣挨拶

 概況説明及び意見交換会の開催にあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。本日は、休日にもかかわらずこのような場を設けていただき、感謝申し上げます。

 中村知事、比田勝市長、またここにお集まりの皆様におかれましては、日頃より海洋政策の推進に当たりご理解、ご協力いただきありがとうございます。このたび、ここ対馬を訪れ、対馬の皆様と直接お話をする機会を持つことができ、嬉しく思います。

 さて、対馬は、韓国に近い国境離島であり、古来より中国大陸や朝鮮半島との交易が盛んであり、また防衛上も重要な地でありました。

 今日においても、ここ対馬は、外国漁船による無許可操業などがみられ、監視取締りなど領海警備上、重要な拠点であります。また、観光の面では、歴史、自然、文化など対馬特有の魅力もあり、最近では観光客が急増しているなど、島の振興にとって強みを持ち合わせています。
 このような対馬が振興していく上での強みや、あるいは人口減少による課題などについて、本日から明日にかけて島内を巡り、その状況を把握したいと考えております。お世話になりますがどうぞよろしくお願いいたします。

【視察】●1320〜(海洋)昼食/あなご亭

対馬は、日本一のアナゴの漁獲量日本一とのことでして、アナゴの刺身とせいろ蒸しをいただきました。対馬産のアナゴの知名度向上に取り組まれている鳥居孝廣社長から話を伺いました。対馬市西沖の韓国との国境付近で獲れ、肉厚で脂ののったアナゴを「対州黄金あなご」という名で商標登録をして知名度向上に努められているとのことです。

【視察】●1520〜(海洋)視察(韓国展望所)/韓国展望所

対馬北部にある韓国展望所を視察しました。あいにく曇っていたため、韓国は見えませんでしたが、快晴ならば韓国の釜山の町が見えるとのことです。対馬から韓国まで約50キロしか離れておらず、国境離島の重要性を改めて認識しました。

【視察】●1625〜(海洋)視察(豊砲台跡)/豊砲台跡

旧日本軍が設置した砲台の跡であり、当時は世界最大の巨砲だったとのことです。当時は韓国が日本領であったため、対馬と韓国側にそれぞれ射程30キロの巨砲を設置することにより、幅50キロの対馬海峡のシーレーンの制海権を確保していたとのことです。

【視察】●1630〜(海洋)比田勝港

比田勝港は、釜山への航路が外国人出入国者数が博多港に次いで全国2位の港であり(空港を含めると全国10位)、名実ともに韓国から最も近い海の玄関口です。リーマンショックや東日本大震災による一時的な影響はありましたが、韓国からの旅行者数は年々増加しており、トレッキングやサイクリングなど日本の自然に触れたいと思って来島する韓国人が多いとのことです。杉の林など日本人にとってはありふれた風景が韓国人にとっては魅力に感じられるようです。身の回りにある資源や魅力を再認識した取組みが重要であると感じました。

【視察】●1640〜三宇田浜

次の用務先に向かう途中、三宇田浜に立ち寄りました。平成8年に「日本の渚・百選」の認定を受けた天然白砂の浜です。

【視察】●1650〜(海洋)地域振興に寄与する民間団体(一般社団法人MIT(ミット))の取組説明/上対馬総合センター

対馬の地域づくりを担う一般社団法人MIT(ミット)の細井尉佐義様、吉野元様、吉野由起子様、冨永健様から話を伺いました。デザイナーが多数いる東京よりも対馬のデザイン関連の仕事を一手に引き受け活躍される、一本釣り漁に憧れ神奈川県の丹沢から移住してくるなど、都会とは別の価値観があることに気づき、対馬で活気ある取組みをされている方々が集まり、地域づくりの活動をしています。こうしたやる気のある若者の力が地域の魅力を高め活性化させていく原動力になると実感しました。

■1800〜(地元)根岸駅前商店街協同組合賀詞交歓会/ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル

根岸駅前商店街協同組合の賀詞交歓会にお招きいただき代理出席しました。開会にあたり平林賢次理事長よりご挨拶があり「今年は酉年です。終戦の昭和20年も酉年でした。酉年は復興、そして羽ばたく意味もあるそうです。根岸駅前商店街協同組合も57年目になりました。現在は40店舗ではありますが、今年も一年よい年で羽ばたいていきましょう」と述べられました。続いて来賓のご挨拶と紹介があり私も松本純代理として紹介していただきました。乾杯後は美味しいお料理と和やかな新年会となりました。(秘書斎藤報告)

■1800〜(地元)三艘町内役員研修並びに懇親会/三艘町内会館

三艘町内役員研修並び懇親会が三艘町内会館で開催されました。町内役員と各種団体責任者による研修が行われ、懇親会では斎藤洋子会長より「皆さんのお陰で28年度の事業も本日の研修会で終わりとなります。先日の幹事会で年間行事の確認事項も終わりましたので、今日は懇親会で楽しい歓談を楽しんでいただきたいと思います」とご挨拶されました。来賓挨拶では私から松本純代議士の近況をお伝えし、出席された高橋徳美市議からも近況が報告されました。続いて町内相談役の国吉一夫県議から一言ご挨拶があり乾杯の発声で賑やかな懇親会が始まりました。(秘書森報告)

【視察】●1825〜意見交換会/対馬グランドホテル

中村法道長崎県知事、比田勝尚喜対馬市長をはじめ多数の方が対馬来島歓迎の意見交換会を開いてくれました。私からは、特定有人国境離島は71島のうち長崎県に40島も集中しているので、長崎県と対馬市の取組みが特定有人国境離島制度の最前線になるので、国と連携して一層の取組みを期待している旨をお伝えし、対馬振興の課題などについて意見交換しました。対馬は海産物の豊かなところであり、対馬で釣りあげられたのどぐろと、明日訪問する西山水産からトロの華(対馬産の養殖本マグロ)をいただきました。


2月3日(金)晴れ

●0720〜(警察)衆予算委員会説明/役所

本日の衆予算委員会への対応について打合せを行いました。

●0745〜(消費)衆予算委員会説明/役所

本日の衆予算委員会への対応について打合せを行いました。

●0800〜(各府省)打合せ/役所

閣議後記者会見の対応について打合せを行いました。

●0825〜(政府)閣議/官邸

8時25分より定例閣議が行われ、案件表の通りいずれも決定となりました。

【閣議案件】
○一般案件(1件)
・経済連携協定(EPA)に基づくインドネシア人,フィリピン人及びベトナム人看護師・介護福祉士候補者の滞在期間の延長について(決定)(外務・厚生労働省)
○国会提出案件(20件)
・租税特別措置の適用実態調査の結果に関する報告書について(決定)(財務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出政府の有識者会議の天皇陛下の退位を巡る議論のあり方に関する質問に対する答弁書について(決定)(内閣官房)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出安倍政権のデフレからの脱却に対する認識に関する質問に対する答弁書について(決定)(内閣府本府)
・衆議院議員大西健介(民進)提出閣僚の虚偽答弁に関する質問に対する答弁書について(決定)(復興庁)
・衆議院議員初鹿明博(民進)提出宝くじに関する質問に対する答弁書について(決定)(総務省)
・参議院議員藤末健三(民進)提出公職の選挙におけるインターネット上の偽ニュースへの対策に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員仲里利信(無)提出公務執行妨害等容疑で逮捕され長期勾留が続いている事案に関する質問に対する答弁書について(決定)(法務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出いわゆる共謀罪と東京五輪の関係に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・参議院議員有田芳生(民進)提出藤本健二氏の消息に関する質問に対する答弁書について(決定)(外務省)
・参議院議員有田芳生(民進)提出国連安保理決議第2321号に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員福田昭夫(民進)提出現在の日本で激しいインフレになるのかという疑問に関する質問に対する答弁書について(決定)(財務省)
・衆議院議員逢坂誠二(民進)提出高齢者の定義等に関する質問に対する答弁書について(決定)(厚生労働省)
・参議院議員川田龍平(民進)提出偽造医薬品流通阻止及び薬局等における医薬品販売の品質管理に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員初鹿明博(民進)提出JRAの広告と売上げに関する質問に対する答弁書について(決定)(農林水産省)
・衆議院議員大串博志(民進)提出諫早湾干拓潮受堤防排水門の開門調査と有明海再生事業の関係等に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・参議院議員糸数慶子(沖縄)提出原子力災害対策特別措置法に基づく原子力緊急事態宣言に関する質問に対する答弁書について(決定)(経済産業省)
・衆議院議員仲里利信(無)提出沖縄県名護市安部の沿岸部で発生した米軍オスプレイの墜落事故の位置づけとオスプレイの構造的な欠陥に関する質問に対する答弁書について(決定)(防衛省)
・衆議院議員仲里利信(無)提出沖縄県名護市安部の沿岸部で発生した米軍オスプレイの墜落事故で明らかとなった日米両政府の対応に関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・衆議院議員仲里利信(無)提出沖縄県名護市安部の沿岸部で発生した米軍オスプレイの墜落事故後に原因究明や説明がないままに飛行等が再開されたことに関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
・参議院議員糸数慶子(沖縄)提出垂直離着陸輸送機オスプレイに関する質問に対する答弁書について(決定)(同上)
○公布(法律)(1件)
・地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律(決定)
○法律案(5件)
・裁判所職員定員法の一部を改正する法律案(決定)(法務省)
・裁判所法の一部を改正する法律案(決定)(法務・財務省)
・所得税法等の一部を改正する等の法律案(決定)(財務省)
・住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律の一部を改正する法律案(決定)(国土交通・財務省)
・海上運送法及び船員法の一部を改正する法律案(決定)(同上)
○政令(2件)
・医療法施行令の一部を改正する政令(決定)(厚生労働省)
・確定拠出年金法施行令及び公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う経過措置に関する政令の一部を改正する政令(決定)(同上)
○人事(4件)
・大江博外2名を特命全権大使に任命することについて(決定)
・特命全権大使佐野利男を願に依り免ずることについて(決定)
・政治資金適正化委員会委員の任命につき,国会の議決による指名を求めることについて(決定)
・元一等海佐道又慶寛外239名の叙位又は叙勲について(決定)

●0835〜(各府省)閣議後記者会見/官邸

冒頭、私から、「対馬出張」について発言しました。

対馬出張について

 海洋政策担当大臣として、2月4日と5日に長崎県対馬市に出張いたします。

 出張の目的は、本年4月から有人国境離島法が施行されるにあたり、同法の特定有人国境離島地域に指定されている対馬を訪れ、国境離島としての重要性や地域が抱える課題など状況を把握することです。

●0900〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

本日も全大臣出席のもと、衆予算委員会で7時間の基本的質疑が行われました。公務員の再就職、統合型リゾート、ギャンブル依存症などに関して激しい議論の応酬がありました。テロ準備罪の創設を軸とした組織犯罪処罰法改正案について総理は、2020年の東京五輪大会などに向けてテロの穴があってはならないと、改めてその必要性を強調しました。(秘書鈴木報告)
◎平成29年度総予算
○基本的質疑(7時間)(出席大臣:全大臣)
・山下貴司(自民)→総理、法務、農林水産
・野中厚(自民)→総理、農林水産、国土交通
・伊藤渉(公明)→総理、厚生労働、国土交通
・逢坂誠二(民進)→総理、法務、外務
・山尾志桜里(民進)→総理、法務
・大串博志(民進)→総理、加藤国務、日銀総裁(参考人)、GPIF理事長(参考人)
・金子恵美(民進)→総理、経済産業、復興
・宮崎岳志(民進)→総理、文部科学、農林水産、山本幸三国務、外務
・神山洋介(民進)→総理、山本幸三国務、厚生労働、法務、総務
・畠山和也(共産)→総理、外務
・清水忠史(共産)→総理、国土交通、経済産業
・河野正美(維新)→総理、経済産業、環境、農林水産、官房、厚生労働、文部科学

●0932〜今日の国会

●1710〜(内閣府)官房長説明/役所

個別案件について説明を受けました。

●1715〜(消費)消費者庁説明/役所

食品表示制度の検討について打合せを行いました。

●1745〜(警察)警備局説明/役所

個別案件について説明を受けました。

●1755〜(防災)内閣府説明/役所

国会対応について、打合せを行いました。

●1800〜(海洋)内閣官房説明/役所

明日からの対馬出張について、打合せを行いました。

●1815〜(警察)外事情報部説明/役所

個別案件について説明を受けました。


2月2日(木)晴れ

●0700〜(警察)衆予算委員会説明/役所

本日の衆予算委員会への対応について打合せを行いました。

●0815〜(海洋)衆予算委員会説明/役所

本日の衆予算委員会への対応について打合せを行いました。

●0900〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

午前9時から開かれた衆予算委員会では、昨日に続いて総理、全閣僚が出席しテレビ中継が行われる中、平成29年度総予算が審議されました。天下りあっせんとテロ等準備罪に関する問題が特に大きく取り上げられ、総理、法務大臣から丁寧な答弁がなされました。(秘書鈴木報告)

◎平成29年度総予算
○基本的質疑(7時間)(出席大臣:全大臣)
・階猛(民進)→総理、外務、法務、金融
・緒方林太郎(民進)→総理、外務、法務
・大西健介(民進)→総理、加藤国務
・後藤祐一(民進)→総理、文部科学、農林水産、行政改革
・福島伸享(民進)→総理、文部科学
・笠井亮(共産)→総理、外務、厚生労働、防衛
・藤野保史(共産)→総理、法務、外務、公安
・下地幹郎(維新)→総理、財務、経済産業、沖縄・北方、官房

本日は衆予算委員会に出席したため、国家公安委員会定例会議は欠席となりました。
藤野保史議員から警備警察に関して質問があり、警備警察活動の趣旨について答弁しました。

●1017〜今日の国会

●1710〜(警察)長官官房説明/役所

個別案件について説明を受けました。

●1830〜(政務)政務懇談会/都内

北海道で医薬品卸の会社経営、地域社会情勢についてのお話を聴きました。


2月1日(水)晴れ

●0900〜(国会)衆予算委員会/衆院第1委員室

本日より衆予算委員会における平成29年度総予算の審議が始まりました。今日、明日の二日間は、全大臣出席、テレビ中継が入る中での基本的質疑となります。日米関係、日露関係、女性の活躍に向けた働き方改革、文科省の天下りあっせん問題、テロ対策のための法整備など、様々な事柄についてやりとりがなされました。(秘書鈴木報告)
◎平成29年度総予算
○基本的質疑(7時間)(出席大臣:全大臣)
・茂木敏充(自民)→総理、法務、厚生労働、経済産業
・葉梨康弘(自民)→総理、法務、外務、文部科学
・牧島かれん(自民)→総理、総務、厚生労働、加藤国務、地方創生
・石田祝稔(公明)→総理、文部科学、厚生労働、国土交通、防衛、山本幸三国務
・江田憲司(民進)→総理、外務、農林水産、官房、オリパラ
・大串博志(民進)→総理、加藤国務、山本幸三国務
・小川淳也(民進)→財務、文部科学、山本幸三国務
・辻元清美(民進)→総理、防衛、外務
・今井雅人(民進)→総理、財務、石原国務、日銀総裁(参考人)

●1038〜今日の国会

●1710〜(警察)生活安全局説明/役所

先般パブリックコメントを実施した遺失物法施行規則の一部改正案の検討状況について報告を受けました。

●1720〜(警察)警備局説明/役所

警備対策について報告を受けました。

●1730〜(警察)長官官房説明/役所

明日の国家公安委員会定例会議について打合せを行いました。

●1735〜(海洋)内閣官房説明/役所

有人国境離島地域に係る施策について打合せを行いました。

●1900〜(政務)政務懇談会/都内

古い付き合いのマスコミ某社との懇談会に参加しました。


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