幹事長室2010

2010(平成22)年10月

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10月29日(金)曇り

●0840〜恥ずかしげに、まだ顔を隠している国会議事堂

長いこと顔を隠している国会議事堂・・・。何を考えているのでしょうね。何もしない国会を恥ずかしく思っているのでしょうか? 臨時国会がスタートして約1ヶ月、内閣提出法案がまだ一本も成立していない国会では仕方がないかも知れません。

●0910〜国会対策正副委員長打合せ/院内第24控室

国対正副委員長打合せ会議室

これからの臨時国会で審議すべき案件をどのように進めるべきか慎重な協議がなされました。小泉進次郎国対委員らも陪席しこれからの国会運営について一生懸命勉強しています。臨時国会開会から一月近く経つのに何ら具体的な相談が野党になされない中で、いきなり補正予算を数日で通せと言われても対応できません。さらにその前に始末すべき課題も山積しているのに・・・。

国対控え室

打合せが終了した後、控え室にて今後の国会の流れをさまざまな角度から検討します。この情報交換が何よりも大切なことを小泉進次郎国対委員は承知しています。お父様の純一郎先生からも国対を大切にするよう指導があったとか。

今日の国会

今日は各委員会が開かれ、法案の説明などが行われます。

●1100〜厚生労働委員会/分館第16委員室

私の所属する厚生労働委員会では「独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案」の趣旨説明が厚生労働大臣からなされました。内容は下記の通りです。今日は説明を受けただけで散会となりました。

平成二十二年十月二十九日
衆議院厚生労働委員会

独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案提案理由説明

 ただいま議題となりました独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。

 人口減少社会を迎える中で、我が国経済社会が持続的に成長し、更に発展していくためには、労働者の職業能力開発等の人材育成が、社会全体で取り組むべき重要な課題となっております。

 また、厳しい雇用失業情勢が続く中で、離職者に対する職業訓練の必要性が増加しており、離職者訓練の的確な実施が緊要な課題となっているとともに、今後新たな成長が期待され、雇用の創出が見込まれる産業において、その担い手となる人材の育成が求められております。

 さらに、我が国の基幹産業であるものづくり産業においても、国際競争力の強化や技能継承等の観点から、企業における中核的な人材の育成・確保が課題となるなど、職業訓練の重要性は高まっております。

 こうした中で、国が行うべき雇用のセーフティネットとしての職業訓練、ものづくり産業に必要となる人材の育成等については、都道府県との役割分担の下、独立行政法人雇用・能力開発機構がその実施を担ってきたところであります。

 しかしながら、同機構は、私のしごと館をはじめ各種施設の設置、運営の在り方等の問題を指摘されてきたところであります。

 このため、政府においては、国の責任において職業訓練を実施する体制を整備するための抜本的な改革を行う観点から、平成二十年十二月に「雇用・能力開発機構の廃止について」を閣議決定したところであります。

 この法律案は、同閣議決定の内容から更に踏み込んだ改革を行い、無駄を徹底して排除するとともに、雇用のセーフティネットの充実やものづくり産業に必要となる人材の育成等の観点から、これまで以上に労使や地域のニーズを反映したより効果的な職業訓練が実施できるようにするものであります。

 これらの改革を達成するために、独立行政法人雇用・能力開発機構を廃止して、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構に職業能力開発業務を移管する等の措置を講じ、もって高齢者、障害者及び求職者に対する雇用支援機能をより強化するものであります。

 次に、この法律案の主な内容につきまして御説明申し上げます。

 第一に、独立行政法人雇用・能力開発機構を廃止することとしております。

 第二に、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構法の一部改正であります。

 独立行政法人雇用・能力開発機構の廃止に伴い、同機構が行っていた業務のうち、職業能力開発業務に限り独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構に移管し、法人の名称を独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構とすることとしております。

 また、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構においては、労使代表を含めた識見を有する者からなる運営委員会や地域における協議会を設置すること等により、労使や地域の職業訓練ニーズが的確に反映される仕組みを整備することとしております。

 第三に、中小企業退職金共済法及び勤労者財産形成促進法の一部改正であります。

 独立行政法人雇用・能力開発機構の財形関係業務のうち、財形教育融資業務は廃止し、財形持家融資業務等については独立行政法人勤労者退職金共済機構に移管することとしております。

 第四に、職業能力開発促進センター等の都道府県への譲渡の特例を設け、職業能力開発促進センター等の機能を維持することを前提として、独立行政法人雇用・能力開発機構の職員の引受割合に応じた譲渡額の減額や、一定期間の運営経費の高率補助を行うこととしております。

 第五に、独立行政法人雇用・能力開発機構の職員のうち、希望、意欲及び能力のある方は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構及び独立行政法人勤労者退職金共済機構の職員として採用することとしております。

 この他、独立行政法人雇用・能力開発機構の解散に伴う所要の措置を講ずることとしております。

 なお、この法律の施行期日は、一部を除き平成二十三年四月一日としております。

 以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。

 何とぞ、御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。

●1300〜国会同意人事に関するPT(第2回)/院内第24控室

5委員会11名の同意人事を求める案件が衆議院に提出され、国対では「国会同意人事に関するプロジェクトチーム」が設置され審議されてきました。今日は第2回目の会議になりますがこれまでの情報収集を整理し、党幹部の了承を得て最終的な結論を出すことになります。その手続きについては佐藤勉座長に一任され本日は終了されました。

●1830〜自民党幹事長室事務局との打合せ/都内

これからの幹事長室のあり方について、また田野瀬幹事長代理から求められた副幹事長会議のあり方などについて意見交換することになりました。


10月28日(木)曇り雨 寒い一日

●0800〜税制調査会/リバ4

医師会、歯科医師会、薬剤師会から税政に対する要望を聴取しました。 患者さんから消費税を預かることができない医療関係者は最終消費者になるものが多く、今後社会保障費をカバーする財源を新たな消費税に頼る場合はその調整法について検討する必要が求められました。

●0930〜厚生労働部会・看護問題小委員会/702

看取りについてどのように看護師さんらが関わっていくか、現状の報告を受け真剣な意見交換が行われました。

●1030〜国税職員の定員確保と処遇改善等関する陳情/502

国際化、電子化などの対応のための定員増や予算確保以外にも、昨年の予算執行停止により遅れている職員の施設などの老朽化・耐震化対策を進めて欲しいとの切実な陳情もありました。谷垣総裁はじめ党幹部もその陳情を受け止めました。

■記者会見

谷垣禎一総裁 定例記者会見
(平成22年10月28日(木)12:15〜12:30 於:党本部平河クラブ会見場)

【冒頭発言】

奄美大島における豪雨被害は大変甚大なものと承知しております。被災者の方に心からお見舞い申し上げたいと思います。わが党も早速対策本部を設置し、今日は台風の中、小池総務会長に飛行機で現地に向かっていただいています。政府においても、万全な対応を講じてもらいたいと強く要望しておきます。

今日は、園遊会があります。ご招待を受けた方々は、皆、大変楽しみにしておられると思いますが、こういう雨の中で、大変気温も下がるわけです。こういう時、陛下のご健康、ご体調といったことにも、心を配りながらやる必要があるのかなということを感じています。今日は気温も下がっていますので、そんなこともございます。

国会の対応ですが、先日24日の北海道5区補欠選挙で示された民意は、決して北海道だけに限ったものではないのではないかと思っています。政治とカネの問題、政府の経済政策の危うさ、尖閣問題に見られる外交姿勢の不安、こういったことが国民全体に覆いかぶさっていて、こういう民主党政権の焦燥感が今回の選挙結果に如実に表れたのではないかと感じています。政府与党は、国民から示されたこういった不安の声を真正面から受け止めて、熟議の国会とおっしゃっているわけですから、きちっと問題点を克服できる国会審議をしていく環境整備に、政府としても全力を注ぐ責任があると申し上げたいと思います。その上で、民主党の小沢元幹事長の証人喚問について、政府与党は依然として消極的姿勢に終始しています。全く説明責任を果たしていない。引き続き国会の場での明確な説明を求めていくということです。

尖閣諸島における漁船衝突ビデオについて、昨日那覇地検から国会に提出されまして、予算委員会理事懇で取り扱いの協議がなされたわけですが、単に出す出さないということに限らず、この背景には、いろいろな法律的な問題点があると思います。例えば、今回出されたものは5分間に編集されたものですが、やはりこの編集の過程で、かなり恣意が入るのか入らないのか。こういったあたり、誰が一体責任を持って編集しているのかという問題がありますし、それは捜査権限とどのような関連があるのか。以上のような問題は、果たして検察が持っている証拠資料と、海上保安庁が持っている資料との関係はどうなのか、いろいろな問題があると思います。したがって、政府は全面公開をして、一刻も早く、国民、国際社会に事実を周知徹底させるべき、そういう努力をすべきだということを申し上げたいと思います。

財政健全化責任法(バラマキ阻止法)について、補正予算、平成23年度予算も含めまして、前回の会見で「基礎工事」という表現を用いましたが、上に建物を設計していくには、どうしても、そういう問題点をきちっと整理していく必要があるだろうと考えています。早期成立を強く求める次第です。

事業仕分けについて、昨日から特別会計の事業仕分けが行われています。厳しい財政事情の中ですから、無駄排除に向けて徹底的な努力をするのは当然のことであると思いますが、政府が6月の新成長戦略で、取得者300万人と掲げたばかりのジョブカードを廃止すると裁定するなど、一貫性を欠いた姿勢も明らかになっています。他方、蓮舫大臣は、「あまり成果を期待してもらっては困る」ということを、この頃一生懸命剣幕を貼っておられるようです。元々、30いくつありました特別会計を、自民党政権時代に17にしました。今は18になっていますが、そういう経緯から見て、無駄の排除は当然ですが、かつて彼らがマニフェストで唱えたような大きなものが出てくるはずがないと思っている次第です。いずれにせよ、今申し上げたジョブカードのような朝令暮改というようなことでは、国民生活に、あるいは企業活動に無用な混乱を招く。そういったことは、十分配慮して、意を配りながら、問題をやっていくべきではないかということを指摘しておきたいと思います。

本日のシャドウ・キャビネットでは、財政健全化責任法(バラマキ阻止法)を衆議院に提出した旨の報告がありました。

【質疑応答】

Q:政府は、国家公務員の平均年間給与1.5%引き下げなどを求めた人事院勧告の実施を決める方針を固めましたが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。

A:有言実行内閣ということですが、アドバルーンをバーンと上げた後、何だそうだったのかとがっかりさせる繰り返しのように思います。この問題についても、そう申し上げるしかないのではないでしょうか。

Q:自民党と民主党の国対委員長会談で、民主党側から小沢一郎元幹事長の証人喚問について、補正予算の審議入り前の実現は難しい旨、連絡があったようですが、今後の国会運営に与える影響に関して、谷垣総裁のお考えをお聞かせください。

A:まだその報告は聞いていませんでしたが、逃げの姿勢に終始しているなということですし、それは国会全体で熟議をしていく上で、大きな妨げになると思います。

Q:自民党としては、補正予算の審議入りに応じない可能性もありますか。

A:これから与野党で、国会でよく議論していただかなければなりませんが、要するに自分の都合の悪いことは全部駄目、しかし、都合の良いことは全部やってよというわけには、なかなかいかないでしょう。

Q:環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について、来月開催されるAPECに向けて、自民党の考え方をまとめるお考えはありますか。

A:わが党の中でもいろいろ議論を始めたところです。こういうものができたときに、日本は入らないよというのは、確かに日本にとって辛いわけですが、しかし、この前も申し上げたように、日本の工業製品は、完全に関税の問題はクリアしていると思います。残りは農業の問題。農業をどうしていくかという対応もなければ、軽々にはいけないと思います。まず、我々は野党ですから、野党としての責任を果たさないといけませんが、政府があのような方針を出すのであれば、どうやったら日本の農業を同時に強化しながらやれるのか。そういう方針を出さなければいけないと思います。私はまずそれが「いろは」の「い」、議論のスタートだと思います。

Q:関連で、自民党として今後、農政の改革案をまとめていくお考えはありますか。

A:自民党の中で、今までもかなり議論してきました。しかし、自民党のときの農政の方向とは、今はかなり変わっていることは事実です。農業を強化していく時に、農業土木予算をあれだけ削っているとか、挙げればきりがありませんが、やはり担い手を育てていくという方向も出ていないと言うか、後ろ向きになっている。そういう中で、こういう判断をしているわけですが、どうするのかということは疑問に思います。我々もどうしたら農業強化して、足腰の強いものを作ってやっていけるかということは、当然に考えて行かなければなりませんが、まずは政府がそこの議論を、十分にプロセスを尽くさないでいる。政府の中でも混乱があるようです。

TPPだけではなくて、民主党政治に共通しているのは、プロセスへの軽視があまりにもあると思います。言葉で言えば、プロセスよりも結果が大事だろうという議論が出てきますが、どうしてこういうことを言うかというと、そこにはみんな、それぞれ血の通った生活があるわけですから、それをこなさないで出てくるのはいけないと思います。まずはその問題点を突いていくのが野党の基本的な役割だと思います。

Q:尖閣諸島の中国漁船の衝突時のビデオについて、自民党としては全面公開を求めていますが、民主党は難色を示している状況です。証人喚問の件もですが、これらが実現しない場合、今後の補正予算の審議に与える影響をどのようにお考えですか。

A:みなさんは、すぐに補正予算の審議にどう絡ませるかということに大変関心をお持ちで、そういう関心を持つことは政治部の記者としてそうだろうと思います。しかし、ひとつひとつの中にどういう問題点、それが国会の議院内閣制や国会審議のあり方で、どういう問題点があるのかということをひとつひとつ、しっかりと揺るがせにしないで、やっていくことも私たちは劣らず重要なことだと思っています。

こういう問題で、やや細かい論点にわたっていますので、そういうことを今の民主党政権を見ていると、そういうことをひとつひとつしっかりと詰めて、納得のいく答えを出していこうという、熟議の国会であればそうでなければなりませんが、そうではなくて、むしろ「これは検察の判断だ」と言ったから、出すか出さないか、5分にしたのは検察なんだと言わんばかりで、特にその傾向を仙谷官房長官が代表的に表しているように思いますが、その問題点を皆さんにも関心を持ってもらって、ひとつひとつを大事にしていくことが必要だと思います。この頃、そういうことを強く感じています。

Q:民主党が企業・団体献金の受け入れの再開を決定したことについて、昨日、菅総理はマニフェスト違反には当たらないとの認識を示しましたが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。

A:これはもう何か、論評に値しないと思います。何がマニフェストに反しないですか。あれだけ盛んに企業・団体献金を止めようと提案しようとあれだけ言ってきて、マニフェストだけの問題ではありません。これも先ほど申し上げたことになると思いますが、もしこういうことを再開するというのであれば、今まで言ったことは何だったのか。実情を把握しないでぶち上げて、ちょっと実態は違ったということであれば、これは今までの普天間問題もそうですし、他にもいろいろあるでしょう。だから私はプロセスが不足していると言っているわけです。あまり罵詈雑言も、人柄に似合わないかもしれませんから、これくらいにしておきます。

(了)


10月27日(水)曇り

●0900〜厚生労働部会/702

独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案及び厚生労働省関係補正予算案の内容について厚生労働省から説明を受け、質疑に入りました。各議員からはたくさんの疑問が指摘され、結論は出なかったものの廃止案についての取り扱いは厳しいものになるのではないかと思います。

●1000〜厚生労働部会医療に関する小委員会/702

政府民主党が主張してきた「後期高齢者医療制度の廃止」は放置されたままになっています。政府は新たな制度を構築してからとのんびりした構え。「高齢者医療制度」について厚生労働省の考え方の説明を受け、質疑がおこなわれました。

●1130頃〜国会の様子

各委員会で大臣所信に対する質疑が行われました。

●1800〜自民党中支部まつり/ロイヤルホールヨコハマ

恒例の自民党中支部まつりが盛大に開催されました。来年春の統一地方選挙では「自民党」を支える地域の底力を示していかなければなりません。当然党員・党友の皆さんの結束が大変重要になります。伊波洋之助支部長、松本研幹事長、原そうすけ県議公認候補予定者らから決意が述べられ、今期で勇退される顧問の村上健司県議からは感謝の挨拶がなされました。また私からは、マスコミは補正予算案を速やかに成立させ経済状況を好転させろと求めてくるに違いないが、政府民主党が本気ならば補正予算案を臨時国会に提出する時期は余りにも遅いのではないか、またその前に始末しなければならない小沢氏の国会招致問題、鳩山氏の書類提出問題、尖閣ビデオ公開問題についてはいまだにはっきりした政府民主党の回答がないことに驚かされる、と国政の状況について報告しました。


10月25日(月)曇り 今日はパーティー

●1200〜国会対策正副委員長打合せ会/院内第24控室

事務局

臨時国会の大きな山を迎えて事務局も朝早くから事務処理に終われています。皆さん頑張っています。

国対正副委員長打合せ

今日の国対正副委員長打合せに予算委員会の武部理事が出席し、今後の対応について協議されました。基本的には小沢氏の国会招致、鳩山前総理の書類提出、尖閣問題のビデオ提出をまずは求めていかなければならないことが確認されていますが、その駆け引きをするにも民主党側の責任者が明確になっていないようで、自民党担当者も困惑しています。大事な一週間になります。

●1230(1200)〜副総裁懇談会/党本部副総裁室

自民党幹部・公明党幹部を招いて大島副総裁懇談会が開かれました。また大島先生の肖像画もお披露目されました。

●1500〜国会同意人事PT/院内第24控室

国会同意人事の賛否を決定するプロジェクトチームのメンバーに入りました。今日は国会同意人事の内容について政府側から説明を受けて、PTの各担当者が引き取り検討することになりました。結論はまだ出ていません。


10月22日(金)晴れ こちら北海道

●終日〜北海道5区衆議院議員補欠選挙応援活動

一日中選挙応援で飛び回りました。

●1730〜新千歳空港発ANA72便で羽田空港へ

北海道での活動を終えて横浜に向かいました。新千歳空港は大混雑していました。ほぼ予定通りのフライトで無事に自宅に着きました。


10月21日(木)曇り 今日は北海道

●1400〜ANA67便で北海道へ

北海道5区の衆議院議員補欠選挙の応援のために現地に乗り込みました。


10月20日(水)曇り雨

●1300〜厚生労働委員会/分館第16委員室

厚生労働委員会が開会され、厚労大臣の所信表明を聞き取りました。今週からそれに対する質疑が行われることになります。

●1400〜国会の動き

各委員会で大臣所信が表明され、各委員会とも店開きすることになります。


10月19日(火)晴れ

●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第24控室

平日は毎朝9時10分からスタートする国対正副委員長打合せです。逢沢一郎国対委員長から挨拶がなされ、その後各委員会の様子が担当者から報告されました。橘慶一郎、小泉進次郎国対委員も陪席し問題点をしっかり勉強しています。

●1000〜自民党横浜市連女性局役員研修会・国会見学/第一B1第2会議室→1-302

自民党横浜市連の女性局長ら17名(横浜市18区中)と酒井誠女性局長、事務局が出席し、国会見学と共に私の会館事務所にもお立ち寄りいただきました。国会の様子をご報告し、皆さんからたくさんのご意見やご質問をいただきました。特に来年実施される統一地方選挙に向けた自民党の戦い方については、各地区事情をよく理解した上でそれぞれの実情にあった作戦を立てる必要を感じました。

●1200〜火曜会/党本部508

河野太郎さんの主宰する火曜会が開かれました。カレーライスを頬張りながら、出席した大村秀章さんに話題は集中。太郎さんは「大村秀章代議士と昼飯を食べながら知事選やるのか聞いたら、笑うだけ。河村市長とは結構会っているらしい」とツイート。すると平将明さんが「隣りで大村さんが怒っている。余計なこと書くなと」。すると柴山昌彦さんが「大村議員が正面に座っている私にも『変なこと書くなよ・・・』という無言の圧力をかけている・・・」とツイートが続きました。写真が現場の様子。しかし、真相は?

●1245〜代議士会/院内第24控室→●1300〜本会議/本会議場

今日は午後1時から本会議が立ちました。代議士会では高木毅議運理事から本会議の流れについて説明がなされ了承されました。直ちに本会議が開会され、弾劾裁判員などの人事が決定した後、下記の二案件が異議無く可決されました。
@平成二十二年四月以降において発生が確認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処するための手当金等についての個人の道府県民税及び市町村民税の9臨時特例に関する法律案(総務委員長提出)
A平成二十二年四月以降において発生が確認された口蹄疫に起因して生じた事態に対処するための手当金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案(財務金融委員長提出)

●1330〜副幹事長会議/党本部510

自民党が取り組むさまざまな案件について報告がなされ、今後の取り組みについて協議されました。特にこれからの国会対策、北海道5区の補欠選挙の情勢などについて意見交換がなされました。

●1600〜企業団体訪問/都内

経済情勢について企業の取り組みをヒアリングしました。


10月18日(月)晴れ

●1400〜事務処理/1-302

今日は参議院で決算委員会が開かれ、政府に対する厳しい質疑が続けられました。

●1500〜企業団体訪問/都内

経済対策についてヒアリングを行いました。


10月15日(金)曇り

●0910〜国対正副委員長打合せ/院内第24控室

定例の国対正副委員長打合せが開かれました。幹事長室を代表して私も出席。予算委員会の質疑が行われましたが、いよいよ次は各委員会の店開きです。各大臣の所信表明を受けて各委員会ごとに質疑が行われることになりますが、その日程の詰めが行われています。

●1200〜厚生労働部会/党本部706

自民党の厚生労働部会に公明党の江田康幸アレルギー疾患対策プロジェクト座長が出席し、アレルギー疾患対策基本法案(議員立法)の内容が説明されました。その後、質疑・意見交換が行われました。


10月13日(水)曇り

●0900〜予算委員会・応援〜1700/院内第1委員室

今日は衆院予算委員会の二日目。午前9時から「予算の実施状況に関する件(基本的質疑)」が7時間行われました。午前中は自民党からで、質疑者は西村康稔(1時間)、下村博文(45分)、鴨下一郎(45分)、宮越光寛(30分)の4氏で、それぞれに工夫を凝らした質問を菅総理に投げかけました。政治とカネの問題、そして北海道5区の補欠選挙の原因となった北海道教職員組合の裏金問題(民主党の小林千代美衆院議員に北海道教職員組合(北教組)が選挙資金計1600万円を、裏献金したとされる事件)については下村議員が追求しました。


10月12日(火)曇り

●1100〜副幹事長会議/党本部リバ4

副幹事長会議が開催されましたが、多くの副幹事長は北海道5区の応援に出かけており、少人数の会議になりました。先週からの課題について報告がなされた後、北海道5区の選挙情勢について説明がなされました。

●1200〜河野太郎火曜会/党本部508

河野太郎議員を会主とする火曜会が開催されました。これから予算委員会の質疑に立つ河野議員にあれやこれやと注文攻め。単なる個人プレイではなく火曜会の議員皆さんからの意見にもしっかり耳を傾け、質問の角度や質問順序など最終の詰めを行いました。今日の河野太郎議員はキラキラしていましたよ。

●1300(0900)〜予算委員会・応援〜1700/院内第1委員室

今日の自民党の質問者は石原伸晃(1時間30分)、石破茂(1時間30分)、河野太郎(1時間)の各議員です。河野太郎議員は予定通り自分のもっとも得意とする無駄撲滅、公務員制度改革などについてはつらつとした質疑を展開しました。


10月8日(金)晴れ 参院代表質問

●0910〜国会対策正副委員長打合せ会/院内第24控室

逢沢一郎国対委員長の挨拶で正副委員長打合せ会はスタートしました。挨拶では、来週から予算委員会がスタートすること、郵政等5法案が閣議決定され通常の手続きを無視して国会に提出されてきたこと、野党としては小沢一郎氏の 国会招致を求めていくことなどに触れました。それに引き続き各担当者からそれぞれの取り組み状況が報告されました。


10月7日(木)晴れ

●1345〜代議士会/院内第24控室

高木毅議運理事から今日の本会議の流れが説明され了承されました。また菅義偉議運理事からも議論されている課題について報告がありました。

●1400〜本会議/本会議場

今日の本会議は菅総理の所信表明演説に対する各党代表質問が行われました。井上義久(公明)、志位和夫(共産)、重野安正(社民)、渡辺喜美(みんな)、田中康夫(国民)、以上5氏からの質疑でした。菅総理の答弁はいずれも十分なものとは言えない無責任なものでした。特に重野議員に対する答弁中に菅総理が使った「大風呂敷を広げた」との言葉に、やっぱりそうか、と妙に納得してしまいました。今までもそうだったのですかねぇ。

●1830〜国対正副懇談会/赤坂

国対正副メンバーの懇談会が開催され、幹事長室から私もお招きいただきました。これからの国会対策について一致結束して戦っていくことが確認されました。


10月6日(水)晴れ

●1200〜国会

お昼頃国会に到着しました。今日のメインイベントは本会議の代表質問です。

●1245〜代議士会/院内第24控室

午後12時50分頃代議士会が開会されました。先ず始に今津寛代議士の初登院が報告されました。今津さんは町村信孝代議士の辞職により比例繰上りでの初登院です。これまでも一緒に活動してきた今津さんの復帰は大変嬉しいことです。今日の本会議での質疑は代表質問で、谷垣禎一総裁、稲田朋美両氏で、徹底的な追及が行われる運びです。今日の議事の流れについて高木毅議運理事から報告がなされ了承されました。

●1300〜本会議/本会議場

本会議では民主党の代表質問が辞退となり、自民党の二名の質疑だけになりました。いずれも菅総理所信表明演説に対する代表質問で、政治とカネの問題や尖閣諸島中国漁船衝突事件への総理の対応などが質問されました。回答は通り一遍のもので回答にはなっていませんでした。また過去の民主党の皆さんの元気さは感じられない本会議でした。


10月5日(火)曇り晴れ

●1230〜今日の昼ごはん/党本部

今日のお昼ごはんは党本部の食堂で記者の皆さんらと席を同じくし、美味しいことで有名な「スパゲティ・ナポリタン」に舌鼓を打ちました。

●1330〜副幹事長会議/510

副幹事長会議では各担当者から報告を受け、また河村建夫選対局長からは北海道5区の衆院補欠選挙の準備状況、今後対応について説明がなされました。また明日から衆院本会議で菅総理所信表明演説に対する代表質問が行われますが、谷垣総裁に続き質疑に立つ稲田朋美副幹事長から決意が述べられました。


10月4日(月)

●1530頃〜民主党小沢元代表を強制起訴へ/国会

ビックリしました。民主党の小沢元代表の政治資金規正法違反事件に対し検察審査会が二回目の「起訴相当」の議決をしました。これにより小沢氏は強制起訴されることになります。政治とカネの問題がまだまだ続きそうです。民主党は「政治家自らの決断に委ねる」と、この問題から逃げ切れるのか、その対応に注目していきたいと思います。

●1900〜幹事長室懇談会/ホテルオークラ

自民党の副幹事長と幹事長室・総裁室の事務方の皆さんが石原幹事長のお招きで懇談会に出席しました。普段は役員と個人的な懇談の機会の少ない事務方の皆さんから自己紹介がなされ、それぞれのテーブルで和気藹々のおしゃべりが続きました。しかし、政権奪還に向けた緊張感を失うことは無く、問題山積の民主党に対する追求をさらに厳しいものにしていこうと結束が図られました。


10月1日(金)曇り

●0820〜応召手続き/衆院玄関

国会議事堂の左半分が衆議院です。その衆議院の玄関から入り、応召手続きを行います。第176回臨時国会が天皇陛下のお召しで開会されますので、それに応じて全国から国会議員が議事堂に参集しましたとの確認に、国会議員それぞれが自分の名刺を玄関内に設置された受付に提出します。

●0840〜国対控室にて

いよいよ今日から始まる臨時国会の対応について逢沢一郎国対委員長、佐藤勉国対委員長代理は準備に余念がありません。

●0910〜国会対策正副委員長打合せ会/院内第24控室

毎朝9時10分からスタートする国対正副委員長打合せ会に幹事長室を代表し石田真敏副幹事長と私が交代で出席することになりました。逢沢一郎国対委員長の挨拶に続き、菅義偉議運筆頭理事から今日の本会議の流れについて報告がなされました。また今日の対応について情報交換が行われました。

●1045〜臨時副幹事長会議/院内総裁室

臨時副幹事長会議が開催され、北海道5区で実施される衆議院議員補欠選挙の対応について打合せが行われました。

●1130〜両院議員総会/院内第24控室

自民党の衆議院議員、参議院議員が一堂に会し両院議員総会が開催されました。谷垣禎一総裁から力強い挨拶がなされ、衆参それぞれの新たな役員が紹介されました。

●1145〜代議士会/院内第24控室

両院議員総会に続き衆議院議員だけで行われる代議士会が開催されました。議題は今日の本会議の流れ、開会式にご臨席いただく天皇陛下のお出迎えなどについて高木毅議運理事から説明がありました。終了後、議事堂の三階から二階に降りて本会議場に移動しました。

●1200〜第176回臨時国会本会議@/衆院本会議場

第一回目の本会議では議席の決定や常任委員会各委員長の選挙、そして特別委員会の設置などが処理されました。10分余りで本会議は終了し、特別委員会の開かれる委員室へ直ちに移動となりました。

●1210〜消費者問題に関する特別委員会/分館第16委員室

各特別委員会が一斉に開会され、私は消費者問題に関する特別委員会に出席し、委員長の選挙、理事の互選が行われ、本日は散会となりました。

●1300〜第176回臨時国会開会式/参院本会議場

特別委員会が終了してから慌しく院内の役員室(旧幹事長室)に戻ると親子丼の用意があり、昼食を速やかに済ませました。そして天皇陛下お迎えのために議事堂正門前に移動。衆議院、参議院両サイドにそれぞれ衆議院議員、参議院議員が整列し、天皇陛下のお車をお迎えします。正面玄関から院内にお入りになるのを確認した後、参議院本会議場に移動し、開会式に臨み、天皇陛下からのお言葉を賜ります。開会式が済みますと再び議事堂正門前に整列し、天皇陛下をお見送りします。

●1400〜第176回臨時国会本会議A/衆院本会議場

開会式が終了した後、第2回目の本会議が開かれ、「第176回国会における菅内閣総理大臣所信表明演説」を聴きました。「どの政権に責任があったか問うている段階ではありません」と責任の不明確化から演説はスタートし、「熟議の国会」にしていくよう務めると締めくくりました。この一年間のマニフェスト破りや普天間問題などの責任を棚上げにして、本当に「熟議」になるのか、私は疑問を感じました。


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