幹事長室2007

2007(平成19)年8月

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正式に副幹事長に就任(平成19年8月31日留任)


8月31日(金)曇り雨

●1100〜党総務会

昨日、幹事長が決裁した自民党役員案は今日の総務会で無事に承認されたそうです。これで晴れて私も正式に二期目の副幹事長に就任したことになります。その後の対応について麻生幹事長、細田幹事長代理、林筆頭副幹事長が協議されました。実際には来週から具体的な動きが始まります。

副幹事長室では茂木前筆頭副幹事長、林新筆頭副幹事長が引き継ぎ業務をしていたところへ麻生太郎幹事長が割り込み、現在の取り組み状況などについて話し込んでおられました。右の女性は幹事長室職員の小幡都(おばた・みやこ)さんです。麻生幹事長がもっともお世話になっています。これからは今日正式決定した副幹事長らも頻繁に出入りすることになりますので仕事も倍増することになるでしょう。大変ですが、どうぞ宜しくお願いします。

●1330〜麻生幹事長の各種マスコミ記者会見

今日の午後は各記者さんらとの会見が4回戦セットされました。午後5時頃まで大変緊張しました。

▼テレビ記者の皆さん

映像を通じて主張しなければなりません。あまり長いフレーズだとニュースの中では取り扱いが難しいそうです。歯切れよく、まとめた話をしなければなりません。今日のニュースで郵政民営化造反組の自民党復帰について鷹揚な発言をされたことが取り上げられました。

▼新聞記者の皆さん

直接取材する記者さんとカメラマン、取材の状況を観察する人(どうも上司らしい)らが入り乱れて熱気あふれる記者会見場の様子でした。

麻生太郎幹事長は一つひとつの質問に丁寧に答えられていました。

▼休憩

休憩時間に我が派閥の山口先生が政調会の人事の様子を報告にこられました。「一年生の役無し」は党本部人事ばかりでなく、政調会人事でもしっかり進められているようで、副部会長にも1年生は当てないことが確認されたそうです。

▼作戦会議

次の週刊誌、外国メディアの皆さんとの記者会見での質問について、その答弁をチェックしました。

▼スポーツ新聞の記者の皆さん

びっくりしました。質問にオタクに人気のあるタレント中川翔子(通称しょこたん)を知っているか?コスプレの安倍首相をイラストにして「人気が出るには、可愛げが必要だ」と言っているがどう思う?の質問に対して、「ギザカワユス(超かわいく)」という言葉を幹事長から使われたため、記者の皆さんは本当に驚かれたようでした。

▼カメラマンの皆さんのリクエストに!

私、松本純カメラマンは、麻生太郎幹事長を撮影しているカメラマンを撮影。皆さんの機械操作や道具立てに私は興味津々。う〜ん、さすがにプロの皆さんだ。

▼外国プレスインタビュー

英語で直接インタビュー。さすがに前外務大臣。記者の皆さんは日本の金利政策など日銀の動向に関心が高いようでした。


8月30日(木)曇り

●1400〜こちら幹事長室

▼1540〜自由民主取材

自由民主党広報本部・機関紙「自由民主」の編集部から麻生太郎幹事長に取材の以来がありました。先般の参院選の結果を受けて、我が党としていかに国民の信頼回復に努めていくか、参議院で野党が過半数をにぎるという状況下での国会運営についてなどについて、麻生太郎幹事長から抱負と決意を聞きたいという趣旨です。インタビュー担当は新宮愛(にいみや・あい)さんです。党員に直接訴える発信ですから、幹事長も大変丁寧な語り口で、いつものベランメイ口調は影を潜めています。

▼お客様ぞくぞく!

・役所の皆さんも

・各自治体の長も

▼あわただしさの中で事務局も・・・

初動の一週間、麻生幹事長も、細田幹事長代理も、林筆頭副幹事長も必死に動き回りました。それをサポートしてくれるのが事務局の皆さんですが、明るく元気にサポートしてくれています。間もなく新体制での役員会などが開催されるようになりますが、最初の動き出しが極めて重要です。皆さんの更なる協力・尽力に期待します。

▼1655〜党人事最終案を幹事長決裁!

最終党人事案がまとまりました。いろいろな方面からいろいろな依頼や売込みがありましたが、全員が満足する人事などありえません。しかし、そんな中で、自民党を再生するための活力ある執行部、党組織が提案されることになります。明日の総務会に提出され、了承され、新組織がスタートすることになります。麻生太郎幹事長は最後の最後まで、名簿に記載されている一人ひとりを丁寧に確認され、「よし、これで行こう!」と決断され、署名欄にサインをされました。

●NHKニュース〜なるほど

夕方NHKで次のようなニュースが流れました。「おととしの衆議院選挙で当選した議員のうち与野党のおよそ370人の選挙運動費あわせて14億円が使われずに余り、このうち9億円がどのように処理されたか公表資料ではわからない状態になっていることが明らかになりました。選挙運動費には公的な資金が含まれることが多く、専門家からはより透明性の高い会計処理をすべきだという指摘が出ています。」との内容でした。
▼なるほど
先週だったと思いますが、NHKさんから事務所に取材がありました。選挙の際の収支報告書についてその処理方法を確認しているとのこと。ややこしい仕組みなのでここで全部を申し上げませんが、公職選挙に立候補すると公費でサポートしてもらえる支出があるのです。その収支は当然終始報告書に記載されなければなりません。しかし、注意しなければならないのは、その公費支出可能なポスター代などについては、各地の選挙管理委員会が直接業者に支払いをしてくれますので、収支報告書の中で公費分の支出を記入しなければなりませんが、選管の直接支払い分の取り扱いを錯覚するケースが多いのだと思います。おかげ様で我が事務所の処理は適切に行われており、NHKさんからも「適正に処理されていることを確認したので、この件についてこれ以上連絡はしません」と電話をいただいたそうです。それにしても衆議院議員総数480人のうち370人が適切な処理ができていなかった(※収支報告に余剰金があっても違法ではありません)というのですから、制度・仕組みが分かりにくく親切ではないのでしょうね。これも改正が必要だと思います。


8月29日(水)曇り

●1200〜打合せ/党本部幹事長室

▼取材

昼の食事時間も無駄には出来ません。取材を受け入れ、丁寧に一問一問回答をしていました。記者会見のあり方についても麻生流の考えがあるようで、各種の報告のようなものについては事務処理と位置づけており、その類の記者会見については幹事長代理にお願いし、他に幹事長としての所見を述べることが出来る定例記者会見を実施したいと考えています。また、取材にも応じますが、1対1の取材で課題一つひとつに丁寧な対応をして、国民皆さんに適切な情報を発信していきたいと考えているのです。

▼忙しい中、事務局の注文「為書き」

次から次へお客様が出入りする中、事務局の皆さんが大きな半紙などを持って幹事長室に入ってきました。筆字の「署名」「為書き大」「為書き色紙サイズ」などの注文です。日頃から書道に親しんでいる麻生幹事長は何の苦労もありません。次から次へサラリサラリと書き上げて、満足な様子です。

▼麻生幹事長・細田幹事長代理・林筆頭副幹事長の息はピッタリ!

各派閥の事務総長からグループメンバーの希望が次々に上げられてきます。その処理スピードの早い細田博之幹事長代理には驚かされます。麻生幹事長の確認をとる際も各部屋の間を超スピードで走り回って(ホントに走ってしまうのです)処理が進められています。そして、決定事項を事務的に書類に書き上げる処理は林幹雄筆頭副幹事長の仕事。連日の長時間の仕事で目の下にはクマが出来てしまいました。しかし、気を抜くことは出来ません。議員一人ひとりの政策実現に向けた夢を摘み取るようなことが無い様に、人事案件について慎重な手続きが進められています。

今回の幹事長の考え方にはこれまでの慣例に無い特徴があります。特に一期生については、派閥に入っていようがいまいが、「全ての一期生は役職につけない」という大原則があることです。同期の一期生仲間から一人でも高位 の役職につく者が出てくると、他の者はそわそわしてポスト狙いのパフォーマンスに明け暮れることになりまねません。一期生はこれから始まる長い長い政治活動で、各自が持っている本来の目的を達成することが大切で す。今あわてることは無いのです。今しっかりやらなければならないことは、その昔、私が橋本龍太郎総理に言われた「一年生の仕事は二年生になることだ!」ではないでしょうか。ちなみに 初当選し謙虚さを忘れた私は見事に落選、二期目の連続当選できず苦しい苦しい浪人生活を送った苦い経験があります。一期生の将来に期待して、麻生太郎幹事長は「一期生は役なし」を断行しました。


8月28日(火)晴れ曇り

●1000〜幹事長・幹事長代理打合せ会/党本部幹事長室

幹事長室に届いたお祝いの花花花・・・

自民党本部の幹事長室では、昨日決定した閣僚に続き、副大臣・政務官の人事が行われています。麻生太郎幹事長の基本方針に基づいて、細田博之幹事長代理、林幹雄筆頭副幹事長が中心となって検討が続けられます。そして幹事長室で作成された候補者一覧表が官邸の官房長官に届けられ、官邸で身体検査を受けて、各大臣の最終的な了承を得るという流れで仕事は続きます。

●1320〜故宮澤元総理内閣・党合同葬儀〜1700/日本武道館

葬儀委員としてモーニングコート着用で合同葬儀に臨みました。武道館では厳粛な雰囲気の中で葬儀が執り行われました。

●1700〜副幹事長内定者打合せ会/党総裁応接室

はじめての副幹事長内定者の打合せ会が開かれました。麻生幹事長からは今後の取り組み姿勢について説明がなされ、一致協力し党再生に向けた強い意思表明がなされました。


8月27日(月)晴れ 内閣改造

※私が閣僚入りするなど、皆さんをびっくりさせることは出来ませんが、どんな役割にあっても、麻生太郎幹事長を支え頑張っていきたいと思っています。

●終日〜党役員人事・内閣改造対応

今日の午後1時から、麻生太郎外務大臣をはじめ閣僚が臨時閣議を開いて辞表が取りまとめられました。3時30分から自民・公明党首会談、組閣本部設置、新閣僚呼び込み、閣僚名簿発表、新閣僚記者会見、そして午後7時から皇居で認証式が行われ、9時からは安倍晋三総理が記者会見を行い、9時45分から安倍改造内閣が初閣議を行う段取りでした。午後2時30分頃麻生太郎幹事長は、党本部の幹事長室に移動し、その後の副幹事長などの人事の進め方について細田博之幹事長代理と協議に入りました。
まだ終わりません。その後、為公会の夕食会が開催され、麻生幹事長も出席されました。派閥離脱という寂しさと、幹事長就任という喜びとが入り混じったお祝いの会になりました。その後、幹事長は再び党本部に移動し、人事の相談が行われました。そして最後にテレビ局三社の記者会見が行われるという、まさに長い長い一日でした。
ちなみに、私は副幹事長留任が決定しそうです。明るく元気なニッポンづくりに、引き続き頑張らなければ!


8月26日(日)晴れ

●1450〜麻生太郎外務大臣が幹事長に!?/麻生太郎事務所

麻生太郎派閥「為公会」の事務処理のために麻生太郎個人事務所に伺いました。明日、27日には党役員人事・内閣改造が行われるとのことで、明日の段取りや準備に追われています。麻生太郎大臣の個人事務所の中は、いくつかの部屋に区切られています。大臣はプライベートルームに閉じこもり、今回の外遊に関してお世話になった皆さんへのお礼状を、長い巻紙と筆を使って書き上げています。一心不乱、まったく周りが見えなくなっているように集中しています。そんな部屋にボーっとしているわけには行きません。隣りの会議室で麻生事務所の秘書さんらと明日の準備に取り掛かりました。
ハット気がつくともう午後6時を過ぎているではありませんか。すると、いきなり電話が殺到。各電話は「テレビ報道で、麻生太郎幹事長が誕生したとのこと。本当か!?」との問い合わせです。テレビを見ていないこちらは面食らってしまいました。自分の部屋に閉じこもっている麻生大臣に安倍総理から直接携帯電話がかかったのでしょうか。その時は分かりませんでしたが、後で聞くとどうも電話があったようです。きっと麻生大臣の考えで、正式発表まで自らは答えないと決めたのでしょう。まだ、こちらは仕事が終わっていませんでしたが、麻生大臣は外で待つ報道陣に何も語らずご自宅にお帰りになりました。きっとこれからいろいろなことに思いを馳せることと思います。本番は明日です。


中川秀直幹事長から麻生太郎幹事長に

私は副幹事長として留任(就任日は平成19年8月31日)


8月24日(金)晴れ

●1000〜臨時役員会・役員連絡会合同会議/党本部総裁応接室

最終会議

自民党本部4階にある総裁応接室で臨時役員会および役員連絡会の合同会議が開催されました。中川幹事長からは党役員・内閣改造に伴う人事について総裁に一任すること、さらにその任期を来年平成20年9月31日とすることについて諮られ、全員賛成で可決しました。また、第21回参議院議員通常選挙について総括委員会から中間的とりまとめが提出されたこと、そして最後に、この約一年間の役員皆さんのご理解と協力に心から感謝が述べられました。そしてその後、中間的とりまとめについては谷津選挙総局長、茂木筆頭副幹事長から報告・説明がなされました。その内容は下記の通りです。

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第21回参議院選挙総括委員会・報告書

−敗因の分析と今後の課題−

平成19年8月23日

目   次

報告書のとりまとめにあたり------------------------------- 1頁
1. 選挙結果と今回選挙の特徴----------------------------- 2頁
(1) 選挙結果-------------------------------------------- 2頁
(2) 特徴と傾向------------------------------------------ 3頁
2. 敗因の分析と今後の課題------------------------------- 4頁
(1) 敗因の分析------------------------------------------ 4頁
(2) 今後の課題------------------------------------------ 6頁
3. 党再生と来る衆参選挙必勝に向けて---------------------- 9頁
第21回参議院選挙総括委員会役員----------------------- 10頁
第21回参議院選挙総括委員会・活動状況------------------ 11頁

報告書のとりまとめにあたり

 本年7月29日に施行された第21回参議院議員通常選挙は、わが党にとって極めて厳しい結果であった。選挙後も、わが党の支持率は低迷を続け、いまや党は存立の危機に立っていると言っても過言ではない。

 しかしながら、われわれには、立党以来、幾多の困難を乗り越えてきた歴史がある。このたびの危機も乗り越えられないはずがない。また、内外の諸課題を解決し、国民の期待に応える将来展望を切り拓くことが急務である。

 そこで、今回の選挙の敗因等を徹底的に分析し、猛省し、党を再生させ、次期国政選挙において勝利しなければならないとの固い決意のもと、8月1日、「第21回参議院選挙総括委員会」を党内に立ち上げ、直ちに取り組みを開始した。

 本総括委員会は、党所属国会議員・支部連合会代表者との議論や識者との意見交換、また、惜敗された選挙区候補者とも真摯な議論を重ねた。さらには、本総括委員会での委員間討議、一般有権者からのヒアリングや各種選挙データの検討も行った(巻末に「第21回参議院選挙総括委員会・活動状況」を掲載)。

 そして、本総括委員会は、これらの意見等を踏まえ、今回の参議院選挙結果を幅広い角度から分析し、問題点を摘出したうえで、今後、党として取り組むべき課題等のとりまとめを行った。

 本報告書は、今回の厳しい選挙結果を踏まえた緊急中間的なとりまとめであり、ここに提起した諸課題については、新執行部において、一層の検討を行い、速やかに実施する必要がある。

1.選挙結果と今回選挙の特徴

(1)選挙結果

@38議席の大敗
 第21回参議院議員通常選挙において、与党による過半数(64議席)維持のため、わが党は単独で最低51議席以上の獲得が必要であった。選挙区候補者49名(公認48名・推薦1名)、比例代表候補者35名を擁立して選挙戦に臨んだが、結果は獲得議席38(推薦候補1名含む)にとどまる大敗を喫し、参議院の構成は与党勢力が過半数を大きく割り込むこととなった。

A1人区では6勝23敗
 全国で計29選挙区に及ぶ定数1の選挙区、いわゆる1人区における勝敗が、選挙戦全体の帰趨を決するため、わが党も民主党もここを天王山と位置付けて全勢力を投入した。両党が真向から激突した最大の決戦場において、わが党は群馬・福井・和歌山・山口・大分・鹿児島県の6県でしか議席を獲得できず、6勝23敗の敗北に終わった。

B複数区は各1議席確保
 定数が2〜5の選挙区、いわゆる複数区は、全国で計18選挙区あり、わが党は東京都と千葉県で2名を公認し、他の選挙区では候補者を1名に絞って選挙戦に臨んだ。東京都と千葉県において2議席目の獲得はならなかったものの、結果的には18選挙区のすべてで1議席ずつを確保することとなった。しかしながら、各選挙区においてわが党候補の得票を民主党候補が大幅に上回り、わが党候補がトップ当選できたのは、民主党が2名擁立した新潟と無所属候補を推薦した岐阜の2県のみであった。

C比例代表は14議席
 比例代表選挙においては、わが党は民主党に総得票数で671万票余もの大差を付けられ、獲得議席は民主党の20議席に対して、わが党は14議席にとどまった。また、わが党の総得票数は前回(3年前選挙)と比すると25万票余の減少にとどまり、比例候補者個人の得票数は逆に80万票増加している。このことは結果的にわが党候補者の最低当選ラインを前回の15万票から20万票に引き上げることとなった。

D投票率上昇と期日前投票の大幅増加
 本年は統一地方選挙と参議院選挙が重なる12年に一度の亥年であり、過去においては参議院選挙の投票率が大幅に低下していた。しかし、今回、有権者の関心は高く、投票率は58%を超え、前回を2%余上回った。
 また、今回の選挙の特徴として、期日前投票者の大幅な増加が挙げられ、前回の1.5倍にあたる1,079万票となり、遂に有権者の約1割を占めるに至った。

(2)特徴と傾向

@内閣支持率と党支持率の急落
 安倍内閣は、昨秋60%を超える高い支持率で発足し、本年を迎えたが、5月末の年金記録漏れ問題の争点浮上と現職農水大臣の自殺を契機として、内閣支持率が30%台に急落し、不支持が支持を上回る状況となった。以後2ヶ月の間に、何度か支持率再浮上の兆しも見えたが、度重なる閣僚の不祥事等により、逆に不支持率が上昇を続け、これが50%を超える中で投票日を迎えることとなった。また、政党支持率も、内閣支持率と連動して低下し、上昇する民主党との差が徐々に縮まり、投票直後の世論調査では、民主党に首位を奪われるという状況に陥った。

A自民党支持者を固め切れず
 出口調査によると、投票を行った自民党支持者のうち、自民党(候補者を含む、以下同)へ投票したのは60%程度にとどまった。また、民主党へ25%が流出しており、自民党支持者の4人に1人が民主党へ投票するという事態となった。通常各種選挙で勝利を収めるためには、党の支持層の70〜80%を固めなければならないとされている。今回の選挙で自民大敗・民主圧勝という結果に至ったのは、この自民党支持者が自民党へ投票しなかったという点に大きな要因がある。

B無党派層の半分が民主党へ
 無党派層の投票傾向は、前回の参院選とほぼ同様であり、約50%が民主党へ投票し、自民党へ投票したのは15%前後にとどまり、民主党に約35%の差を付けられている。一昨年の衆院選においては、無党派層の投票において民主党が若干リードしたものの、自民党も30%台後半の支持を得て、その差を10%以内としていた。わが党が選挙で勝利するためには、無党派層においても30%程度の支持を獲得することが必須条件である。

C女性も民主党、男性は圧倒的
 近年、自民党の支持率は男性よりも女性において高い傾向があり、安倍内閣の支持率も同様の傾向にあった。しかしながら、様々な要因から6月以降に支持離れが始まり、最終的に女性の投票においても民主党がわが党を上回った。また、男性においては、民主党が2人に1人の投票を得るという圧倒的強さ(特に、30歳・40歳・50歳代の働く世代)を示して、わが党を突き放した。

2.敗因の分析と今後の課題

(1)敗因の分析

@逆風3点セット
 今回の選挙において、われわれが全国を通じて厳しい批判にさらされた直接の要因は、「年金記録漏れ問題」、「政治とカネの問題」、「閣僚の失言等不祥事」であり、逆風3点セットとも言うべきこれらの問題が重なり合って続出し、国民の大きな怒りと失望を買う結果となった。
 年金記録漏れ問題については、発覚した際の初動対応を誤り、年金制度及び政府に対する深刻な不信感を招くこととなったと考えられる。この問題に対して、政府・与党は一体となり、国民の不安解消のためあらゆる対策を講じたが、短期間での国民への周知は困難で、この問題は選挙戦を通じて最後まで響いた。
 政治とカネの問題については、昨年末、事務所費問題の発生以来、閣僚の辞任や現職閣僚の自殺にまで至ったことが、政権に大きな打撃となった。後任の農水大臣にも同じ事務所費問題が公示直前に浮上し、不十分な説明がしばしばテレビのワイドショーなどで取り上げられたことは、選挙に大きなダメージを与えることとなった。
 さらに、年初来の閣僚による度重なる失言が追い打ちとなり、政府・与党に対する批判を決定的なものとした。

A国民の意識とのズレ
 上記問題への対応や政策の優先順位は、はたして国民の意識とズレてはいなかったかどうかの検証が必要である。
 まず、昨秋の安倍内閣の組閣にあたっての論功行賞と受け止められてしまった人事、改革後退かと受け止められてしまった郵政造反議員の復党プロセス、さらに政治とカネの問題発生以来の一連の発言や対応等により、安倍総理が一般国民の側でなく永田町の政治家の側に立っているようなイメージを持たれたのではないか。
 また、政治とカネの問題では、法令は遵守しているという政治家側の姿勢と、説明責任を十分果たしていないという国民の受け止め方に大きな乖離が生じた。政権内における不祥事の続発、これに対する後手後手の対応、関係者に対する手緩い処分等により、国民から指導力、統治能力に疑問を呈されたのではないか。
 さらに、われわれの掲げた政策の優先順位が民意とズレてはいなかったか。「美しい国」や「戦後レジームからの脱却」という訴えや、これまでの改革路線を、選挙の争点に設定することができなかった一方、政治不信の高まりの中で、「生活が第一」とした野党キャンペーンに主導権を奪われる結果となった。

B衆院選大勝の反動とその後の政権運営
 一昨年の衆院選大勝の反動も挙げられる。自民党に勝たせ過ぎたのではないかという国民の意識は、与野党拮抗による緊張感を政治にもたらそうという意識につながった。国会における重要法案の審議も数にまかせた強引な国会運営を行っているとの印象を与えた。
 また、短期間での国民投票法制定・教育基本法改正・教育三法改正・防衛省昇格・社会保険庁解体といった実績は、評価を得る一方で、野党の「強行採決」とのレッテル貼りや「強行採決」シーンの繰り返し報道により、あまりにも政治的に強引に進みすぎているのではないかとの意識を国民に呼び起こし、ある程度ブレーキをかけようとするバランス感覚が働いた側面も考えられる。

C地方の反乱
 わが党は多少都市部において苦戦したとしても、従来であれば郡部における強固な支持基盤によって盛り返し、敗戦を免れてきた。しかし、いまやこの郡部における防波堤は決壊し、わが党は参院選で大敗を喫することとなった。
 このことは、構造改革の推進による痛みの先にあるべき将来展望を提示できずにいることに、もはや地方が耐えられなくなっていることを意味する。デフレ脱却の遅れもあり、地方では一向に景気の回復が実感できない。深刻な財政難に陥っている自治体も多く、各地の首長の反発を招いている。地方においては、都市部との格差や置き去り感から、地方の反乱とでも言うべき猛烈な反発が拡がっている。
 われわれは、あらゆる分野の古いしがらみにメスを入れる一方で、地域との大事な絆までも断ち切ってしまっていなかったか、いま真摯に振り返ってみるべき時である。

D既存の党支持基盤の弱体化
 地方と同様に、わが党の友好団体や業界自体にかつての勢いがなく衰弱している。構造改革の進展等により、各団体が一様に団体組織を末端までフル回転できるような状況にはなく、わが党は選挙区・比例代表ともに厳しい戦いを余儀なくされた。団体の内部、末端において強い反発が見られるケースもあり、深刻な事態に至っている。
 わずかな例外を除くほとんどの比例代表候補者が前回より得票を減少させているのが象徴的である。特に、歴代にわたり代表議員を輩出してきた主力団体に支援された現職議員が何人も落選する結果となったことは、わが党全体に極めて強い衝撃を与えた。
 一方、地域ごとの支持基盤という観点でも、平成の大合併により党の支持基盤であった郡部の議会が消滅したという事実とともに、運動の第一線を支える地方議員・首長が減少し、党の地方組織衰退の一因となっている。統一地方選による選挙疲れや党の退潮傾向も影響したと考えられる。
 こうした状況の中で、民主党が1人区・地方重視の戦略を取り、農家への戸別所得補償や権限・財源の地方移譲といった政策を打ち出すことで地方有権者の不安や不満の受け皿となり、結果的にわが党の伝統的支持基盤への侵食を許すこととなった。

(2)今後の課題

 近年の選挙においては、国民に直接響くメッセージを効果的に打ち出し、一般有権者個々人の心をしっかりと掴み得た政党が勝利を収めている。いかにして「民意」を掴むか。選挙戦は、さながら「民意」という錦の御旗の争奪戦の様相を呈しており、民意の旗印を得た者が勝者となり得る。
 われわれは、いま一度、国民生活の現実に立ち返り、国民の切実な要望や声なき声に心耳を澄まし、これに誠実に応えて、国の進むべき道を示すという、民意に即した政治姿勢の原点に立ち返らなければならない。

@内閣のあり方
 まずは、国民の視点からの内閣のあり方である。国民本位の政策実現能力と清廉で透明性のある内閣をつくるべきである。
 また、安倍総理には、積極的に国民の中に身を投じ、国民と苦楽を共にする中で、切実な要望にじっくりと耳を傾けながら、自らの所信について誠心誠意情熱をもって訴えて、国民の目線に沿った政権運営を行っていくことが求められる。
 官邸・内閣の危機管理能力の強化が求められる。法律的に正しいということと、国民の納得とは異なっている。国民の目線に立った対応をするべきである。閣僚には内閣の一員として最大の緊張感が求められる。自分の起こした問題について説明ができなければ、自ら辞めるという覚悟がなければならない。

A厚みのある構造改革
 政策面では、これまでの構造改革路線は当然、日本の将来のために堅持しなければならない。わが国が本来持つ潜在力を引き出し、成長を持続させ、国民生活の向上、国際競争力強化などにつなげるために不可欠だからである。一方、この改革を進化・発展させることによって、活力ある経済成長を追及し、「所得格差」「雇用格差」など地方や弱者が抱えている痛みを解消するための将来展望を具体的に示す必要がある。それには、医療や年金など、国が構築すべきセーフティーネットを強化することはもとより、国民が不公平を感じることのない税制や予算執行などを通じて、安心・安全な生活を享受できる具体的な政策が不可欠である。
 また、競争力強化策に代表される大企業向けの規制緩和だけではなく、地域に根付いている中小企業等が本来の力を発揮し、地域再生に資する活動ができるような種々の政策、より厚みのある構造改革を推進しなければならない。

B衆参両院2つの民意
 民意に即した政治を行う上で、かつてないほど重要性が高まるのが国会対応である。異なる2つの民意が衆参両院に別れて対峙することとなる。
 国政の混乱と停滞を招かないためには、与野党間および衆参両院間の粘り強い対話と調整が必要になる。国会運営は、困難な局面が予想されるが、われわれはあくまで、国民本位の立場に立って、丁寧に説明と説得を繰り返し、民意に即した政策が実現されるよう与野党合意に向けて誠実に努力していかなければならない。一方で、国民の将来のためにわれわれが決して譲ることのできない方針と政策については、対立をおそれず国会審議において堂々とその主張を展開していくべきである。今後の国会においては、「協調」と「主張」について党の基本方針を明確に示して臨んでいく必要がある。

C新たな活動モデルの構築
 従来の党組織と友好団体が年々衰退している現状は、まさに党の危機と言わざるを得ない。保守系無所属議員が大勢を占める中、わが党所属の市町村議員も減少を続け、党員数も減少が止まらない状況である。
 わが党が国民政党として再出発するためには、常に国民の視点に立ち、国民の意識に即し、国民の感覚に応じた21世紀型の地域・職域それぞれの活動モデルを構築する必要があるのではないか。
 専門家の意見も聴きつつ、党員の意識改革はもとより、党費に見合った魅力ある活動を多数提示して党員の拡大を図り、本部・県連・支部の組織の再編強化を実践し、筋金入りの党組織に変えていくことが求められる。
 また、友好団体との政策対話を単なる年中行事のレベルから大きく拡大し、日常的な交流をより緊密化するとともに、政策と対話、さらに新しいツールを駆使して支持のウイングを拡げ、新たな支持層の獲得を目指すべきである。
 同時に、地域の生活者との絆を結び直し、活動を活発化させ、保守系無所属の市町村議員を保守の草の根運動家と位置付けるなど、地域におけるすべての草の根保守勢力の再結集を図り、次なる戦いに備えるべきである。

D広報戦略の方向
 選挙対策上、広報戦略の占める重要性が飛躍的に高まっている。今回の選挙において、われわれは広報活動によって民意を掴んだとは言い難い。広報以前の問題として信頼性を失っていたのが致命的だったとの指摘もあるが、外部からの批判と攻撃に対して、後手後手となった面も大きい。
 一方、民主党は年初よりTVCMを開始し、映画館・週刊誌・インターネット等、あらゆる媒体を駆使して広報活動を展開しており、わが党は今回、質量両面において相手に押されてはいなかったか。また、広報や政策の全国的一貫性、統一性という点でも遅れを取っていなかったか。これらをよく検証し、次に活かしていかなければならない。
 なお、国民一人ひとりの心をしっかりと掴むためには、まずもって政治家の「捨て身の姿」が必要である。そうした基本認識に立ちつつ、民意という旗の争奪戦に打ち勝つには、どういう争点と戦略を組み立てるべきか。さらには、地域の問題やきめ細かくわかりやすい広報を展開する等、取り組むべき課題は多い。

E候補者のあり方
 参議院議員は任期が6年間と長く、また選挙区も広大なため、一般的に有権者との馴染みが薄く、活動面も衆議院議員や地方議員、首長の既存の組織に頼りがちである。このため、独自の基盤に乏しく、選挙時の風の影響を受けやすい面がある。
 今後の課題としては、参院選候補者独自の後援会組織を選挙区内の要所ごとに立ち上げるとともに、日常の地元活動を活発化させていかなければならない。それに耐え得るエネルギッシュでアピール力のある候補者でなければ勝利できない時代になっている。加えて、従来の公認決定時期を前倒しし、候補者が早めに選挙態勢に入れるよう検討する必要がある。
 また、比例代表候補者に関しては、単なる業界団体代表との位置付けではなく、職場の縁を大事にした「働く人たちの代表」としてのイメージを新たに打ち出し、またそれにふさわしい人材の発掘に努めていく必要がある。

3.党再生と来る衆参選挙必勝に向けて

 前述のとおり、今回の参議院選挙におけるわが党の敗因、今後の課題と改革の方向性を示したが、わが党は、これらの課題を粘り強く克服していくことなくして、党の将来に曙光を見出すことはできない。
 われわれは、現状のままであれば、次期国政選挙において国民の支持と理解を得ることは極めて困難であることを、強く自覚しなければならない。
 われわれは、今回の選挙において、自民党支持層が自民党に投票せず、その多くが民主党に投票したという事態を深刻に受け止めなければならない。また、これに連動する形で無党派層の支持獲得でも、民主党に大差を付けられてしまったことも反省する必要がある。
 これらは、年金記録漏れ問題や政治とカネを巡る不祥事などによって、主として都市部の支持を失う一方で、構造改革の推進途上で招いた痛みと影、都市部との格差や置き去り感などをぬぐい去るに足る力強い政策メッセージを打ち出すことができなかったことによって、主として地方での支持を失ってしまったことが大きな要因として挙げられよう。
 また、党組織の構造的な課題として挙げられることは、政治活動、選挙運動で党の第一線を支える地方議員等が減少するとともに、地方組織や友好団体自体が弱体化していることである。このことを前提に、いまこそ党組織の再構築のために、新執行部は、組織論等についての専門家を集めた第三者委員会を作るなどして、かねてより指摘されている党本部・地方組織の再編強化等を実践し、幅広い国民の支持獲得につなげていく体制を創造していかなければならない。
 政治は政党のものではない。ましてや政治家個々人のものではない。国家、国民のものである。党再生の途は厳しくつらいが、これを成し遂げ、国民の信頼に堪え、その負託に応えられる新しい体制を何としても創りあげ、国民とともに凛として希望に満ちた将来展望を切り拓いていかなければならない。

第21回参議院選挙総括委員会役員

平成19年8月1日設置

委員長 谷 津 義 男(選挙対策総局長)
主 査 茂 木 敏 充(筆頭副幹事長)
委 員 宮 路 和 明(組織本部長)
鴨 下 一 郎(団体総局長)
河 村 建 夫(政調会長代理)
伊 藤 達 也(幹事長補佐:広報)
松 本   純(副幹事長)
竹 下   亘(副幹事長)
 木   毅(副幹事長)
佐 藤 昭 郎(参議院副幹事長)
岩 城 光 英(参議院副幹事長)
萩生田 光 一(青年局長)
山 中 Y 子(女性局長)

 

第21回参議院選挙総括委員会・活動状況

○ 開催経緯
第1回 総括委員会会議開催

8月 2日(木)

今後の進め方と論点・問題点等について協議
党所属国会議員からのヒアリング(ブロック別懇談会)開催。出席者274名。発言者94名(重複を除く)
8月 7日(火) 九州ブロック、中国・四国ブロック、参議院比例代表選出議員
8月 8日(水) 北海道・東北ブロック、北関東・南関東・東京都

ブロック、北陸信越・東海ブロック、近畿ブロック
識者からのヒアリング開催

8月 9日(木)

田勢康弘・早稲田大学大学院客員教授

小林良彰・慶應義塾大学法学部教授
県連代表者からのヒアリング開催

8月10日(金)

青森・山梨・愛知・愛媛・大分県連幹事長ら
一般有権者からのヒアリング開催

8月20日(月)

サラリーマン、主婦、OLら
惜敗された選挙区候補者との懇談会開催
8月20日(月) 前職候補者
8月21日(火) 新人候補者
第2回 総括委員会会議開催

8月22日(水)

「報告書」のとりまとめについて協議
第3回 総括委員会会議開催

8月23日(木)

「報告書」をとりまとめる

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●1030〜副幹事長会議/党本部幹事長応接室

最終会議

最終の副幹事長会議が党本部幹事長応接室で開催されました。役員会の審議された内容が報告され、この一年間の副幹事長の協力に石原幹事長代理、中川幹事長からお礼の挨拶がなされました。28日の故宮澤元総理の党・内閣合同葬に対しては既に決まっている葬儀委員の副幹事長は引き続きその任務を果たすよう指示がありました。選挙選挙に明け暮れた一年でしたが、学ぶものもたくさん有りました。中川秀直幹事長、石原伸晃幹事長代理、茂木敏充筆頭副幹事長をはじめ副幹事長の皆さん、幹事長室の皆さんに大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。


8月21日(火)晴れ

●1000〜役員連絡会/党本部総裁応接室

中川秀直幹事長の挨拶で、この度、新たに就任された尾辻秀久参議院会長と山崎正昭参議院幹事長の紹介がなされ、国会運営の厳しい中、参議院と協力し党一丸となって頑張っていこうと述べられました。そして、現在取りまとめに努力している参院選総括委員会は週内にも論点整理が終わる状況にあることが報告され、また次回の最終役員連絡会は24日(金)に開催することが告げられました。

●1030〜副幹事長会議/党本部幹事長応接室

茂木敏充筆頭副幹事長から役員連絡会の報告がなされた後、石原伸晃幹事長代理からは28日に執り行われる故宮澤喜一元総理の党・内閣葬については次期副幹事長が決定していないことが想定されるので、担当の現副幹事長が責任を果たすよう指示がありました。そして中川幹事長からは「この一年間本当にありがとう。感謝は言葉に言い尽くせない」とお礼の挨拶がなされました。その後、各副幹事長から一年を振り返っての感想が述べられました。
私も宮澤元総理の葬儀委員を務めます。28日当日はモーニングコートで弔問客の皆さんをお出迎えすることが私の役割になっています。27日が内閣改造ですので、妙な時間帯に着替えのモーニングコートを持ってブラブラしないように注意しなければなりません。


8月19日(日)晴れ

●安倍総理語る〜27日に内閣改造・党役員新体制づくり!

参議院選挙の大敗の責任を取り、中川幹事長・石原幹事長代理から辞表が提出されているとのこと。27日に人心を一新する考えとの安倍総理の発言があり、私たち副幹事長の仕事も終了することになります。


8月10日(金)晴れ 《臨時国会閉会》

●0910〜国会対策正副委員長打合せ会/第22控室

写真のように、臨時国会最終日の各委員会の動きはあわただしく、閉会中審査案件などがそれぞれの委員会で審議されます。
国会対策委員会正副委員長打合せ会が院内第22控室で開催され、今日の国会の動きが確認されました。そして次回の臨時国会召集日について二階俊博国対委員長は「報道では31日を見送りかといっているが、31日自体も決まっていない。新閣僚の準備期間も含め少し間を空ける必要があり『今月はなかろう』というのが現時点の答えになる」とのことでした。

●0930〜役員連絡会/院内総裁室

中川秀直幹事長から第21回参議院選挙総括委員会の取り組み状況について報告がなされ、引き続き党勢拡大にご協力願いたいと挨拶がなされました。次に二階国対委員長から本日の本会議について報告されました。そして今後の役員連絡会の日程については、来週14日(火)は取りやめとし、21日(火)は10時から党本部総裁応接室で開催されることが伝えられました。

●1000〜第21回参議院選挙総括委員会・県連ヒアリング/党本部幹事長会議室

青森県、山梨県、愛知県、愛媛県、大分県の各自民党県連の幹事長、事務局長らが第21回参議院選挙総括委員会に集まりました。忌たんの無い意見を伺うことが目的です。まず始めに順番に選挙の取り組み、問題点などについて意見発表していただきました。その内容を一つひとつここで発表することは出来ませんが、メモに書ききれないほどのたくさんのご意見を頂戴しました。その後、質疑応答になりましたが、1時間半の議論の後は国民政党としての再生を互いに確認し合いました。


8月9日(木)晴れ 《臨時国会開会中》

●1200〜為公会例会/事務所

為公会の例会が開催されました。
会長からは、まず始めに今回の参議院選挙を勝ち抜いてきた塚田一郎参議院議員(新潟選挙区)が紹介され、我々に新しい仲間が一人出来たことを共に喜びました。
そして、今回の選挙結果について触れられ、「我々は9ヶ月前に総裁選で選び、安倍晋三総裁・総理を支持して今日に至っている。今回の選挙の結果、色々な意見が出ているがそれは当然で、出ない方がおかしい。いろいろな意見が自由に出されるのが開かれた国民政党としての大事な 機能だと思う。是非活発な意見が出され、やるべし、やめるべし等いろいろ出されることは結構なことだと思う。私は、今、内閣にいる一員として、(参議院選挙の)こういった状況を踏まえて総理総裁がきちんと自分なりに決断をされたら、我々はそれを支えていかなければならない」(要旨)と語りました。
また、選挙敗北の理由については、「改革をすると改善と改悪の二つが出る。いくつもある改悪の部分が、たぶん今回の不満なのだと思う。長期的な方向としては、9ヶ月前の改革を押した国民の世論は間違っていないと思うが、短期的にはいろいろな痛みを伴いますので、それに対しては痛み止めもいるし、輸血もいる、また術後の治療にはいろいろな手間隙がかかるのは当然なこと。そこに対する配慮をきちんとしていく必要があったのに、そこが少しおろそかになっていたのではないだろうか、等々それぞれの地域によっては反省のあるところだと思います。改悪になっている部分には改善を加え、改革の結果の果実が、地方にもいきわたる、中小零細企業にもいきわたる、そういった配慮に私たちは気を使って、早めに対応しておくべきだったのではないかという反省は、選挙を(一生懸命)された方ほどそう思っているのではないかと思っている」(要旨)とされました。

●1500〜「故宮澤喜一」内閣・自由民主党合同葬儀実行委員会及び同幹事会合同会議/官邸4F

久しぶりに官邸に入りました。4階の大会議室で「故宮澤喜一」内閣・自由民主党合同葬儀実行委員会及び同幹事会合同会議に出席しました。実行委員長である塩崎官房長官から挨拶がなされ、合同葬儀執行に当たっての基本的事項について説明がなされ了承されました。また最後にご遺族を代表して宮澤洋一衆議院議員から御礼の挨拶がありました。ご葬儀は8月28日(火)午後2時から日本武道館で行われます。私たち実行委員の役目はお出迎え、お見送りなどで、服装はモーニング着用となりました。

●第21回参議院選挙総括委員会・識者からのヒアリング/リバ4

1600〜▼田勢康弘氏

1700〜▼小林良彰氏

政策面について自民党の重要とする政策と国民・有権者が大事と考えていた政策とに乖離が合ったのではないか、などなど科学的な分析も含め様々な角度からご意見を頂戴しました。詳細については、明日の自民党地方組織代表者らの意見を頂戴した後、20日頃を目途に中間とりまとめをしていく予定です。

●1930〜神奈川県薬剤師連盟常任総務会/県薬事保健センター

藤井もとゆき参議院議員を組織代表候補者としてかかげ、全国の薬剤師の皆さんが一丸となって闘った今般の参議院議員選挙でしたが、結果は比例代表16位で惜敗。今後の組織のあり方など基本的な問題から、今後の活動のあり方など、広範囲わたっての議論が熱心に繰り広げられました。まだまだ結論は出ません。しかし、大変大切な組織としての課題であり、十分な意見交換を重ねて、皆さんが理解納得する方向性を示していただきたいと思います。


8月8日(水)晴れ 《臨時国会開会中》

反省、反省、反省、・・・

総括委員会でとった私のメモ。全部反省、反省、反省、・・・

●1300〜第21回参議院選挙総括委員会・北海道・東北ブロック懇談会/701
●1400〜同上・北関東・南関東・東京ブロック懇談会/901
●1500〜同上・北陸信越・東海ブロック懇談会/701
●1600〜同上・近畿ブロック懇談会/704

北海道・東北ブロック

北関東・南関東・東京ブロック

北陸信越・東海ブロック

近畿ブロック

第21回参議院選挙総括委員会は昨日に続き、本日は北海道・東北ブロック、北関東・南関東・東京ブロック、北陸信越・東海ブロック、近畿ブロックの順で1時間ずつのご意見をいただく場が設けられました。中川秀直幹事長からは次期衆議院選挙、3年後の参議院選挙に向けたキックオフで次期執行部に皆さんの意見をしっかり伝えていくと挨拶がなされました。皆さんから出た意見は、明日の学識経験者などからの意見をいただいてから中間取りまとめに入ります。


8月7日(火)晴れ 《第167回臨時国会開会》

小林温参議院議員の選挙事務所で選挙違反により関係者三名逮捕!

●0910〜役員連絡会/院内総裁室

中川秀直幹事長の挨拶では、「今日から臨時国会が始まり、国会運営は大変厳しいものになる。一致結束して取り組んでいこう」と呼びかけらました。二階俊博国対委員長からは今日から10日までの4日間の臨時国会になること、本格論戦は月末から開かれる臨時国会でスタートすべく与野党協議を続けることが報告されました。そして平成10年度予算の概算要求について審議が始まったこと、政治と金についてコンプライアンス委員会で政治資金規正法改正も視野に議論していること、参議院選挙総括委員会でブロック別懇談会が開催され意見聴取を行うことなどが報告されました。

●1000〜副幹事長会議/院内幹事長室

政治と金についての議論のポイントについて説明がなされ、本日午後より各議員からの意見をもらう予定になっているとのこと。まとめられたメモの表題は「国会議員の関係する政治団体に関する党規約(案)」で税理士等の外部チェックを受けることが望ましいなどコンプライアンスの徹底を図ることが求められています。また、参議院選挙の結果についてはブロック別の懇談会を早急に開き、今日から各地の状況などご意見を聞くことになっています。

●1230〜両院議員総会/第14控室

参議院当選者がぞくぞくと集まってきました。大変厳しい選挙を闘い抜いた皆さんの顔には、笑顔の奥に秘めた国会に臨む闘志を見ることが出来ます。ご活躍に期待します。

山東前会長が参議院副議長に就任したため、両院議員会長には鳩山邦夫代議士が就任しました。自民党の衆参議員が集う中、安倍晋三総裁は、「職を辞して責任を取るべきという意見も聞いているが、改革を進めていくことにより責任を果たしたい」と続投意思を明確に示しました。

●1330〜党改革実行本部総会/701

党本部に移動し、党改革実行本部総会で政治と金の問題について審議されました。事務所費の問題から経常経費の領収書開示などに議論は発展し、皆さんからたくさんの意見が出されました。政治団体に関する党規約を決定し、コンプライアンスの徹底を図ることになりました。政治資金規正法改正に関する問題では領収書の公開基準の線引きで意見が分かれましたが、個人的には私は出来る限りオープンにしていくべきと考えています。

●1600〜第21回参議院選挙総括委委員会・九州ブロック懇談会/704→●1700〜総括委・中国・四国ブロック懇談会/702→●1800〜総括委・参院比例代表選出議員懇談会/704

参議院の歴史的大敗を受けて、第21回参議院選挙総括委員会のブロック別懇談会が開催されました。はじめに九州ブロック、次に中国・四国ブロック、そして最後に比例代表選出議員による意見交換会です。その中の意見は、「総裁は直接我々の話を聞くべきだ」「教育改革、国民投票法などの議論がマスコミを通じかりやすく説明されなかった。もっと時間をかけるべきだった」「改革の陰の部分、建設・農業・福祉・医療の負担感が強かった」「10年後に小泉安倍改革は評価されるだろう。一方生活に密着した部分で票をとれなかった」などなど、それぞれの立場でのご意見でした。もちろんここでは書ききれない、また書けない意見もたくさんありました。次期闘いに向けてしっかり内部資料を作り上げたいと思います。

●2025〜小林温参議院議員の選挙事務所が選挙違反で関係者三名が逮捕!

緊急連絡が入りました。この度の参議院議員選挙で神奈川県選挙区から立候補し当選を果たした小林温参議院議員の出納責任者ら三名が、午後8時15分に選挙違反で逮捕された、という衝撃的な報告が入ってきました。ただ驚くだけで、何が何だかよく分かりませんが、一体何が起こったのか、何が問題だったのか、警察の捜査の推移を見守りたいと思います。


8月3日(金)曇り

▼為公会の打ち上げ

今日の為公会臨時例会は参議院選挙のお疲れさん会、そして我が同士の鴻池祥肇、塚田一郎両氏の当選の報告会です。
今日の昼過ぎに海外出張から帰国した麻生太郎会長は元気に挨拶に立たれ、参院選挙のねぎらい、二名の当選者へのお祝い、そしてこれからの取り組みについて述べられました。麻生太郎会長はフィリピンに3日間出張されておられましたので、国内の様子について、議員皆さんから自民党らしく色々な意見が伝えられました。結論としては我が国の政治に混乱を起こすことはならない、閣僚の一人として安倍総理を支えていくという麻生会長の考えに全員が賛同しました。


8月2日(木)曇り

●1130〜国対正副委員長打合せ会/院内第22控室

参議院議員選挙明けの初めての国対正副委員長打合せ会が第22控室で開催されました。私は幹事長室を代表して出席しました。二階俊博委員長から、参議院選挙には自分の選挙のごとく取り組んでいただいたことに対する感謝の言葉が述べられ、また臨時国会が開催される運びだが、それに向けて衆参一致協力して取り組んでいって欲しい旨の挨拶がなされました。

●1600〜第21回参院選総括委員会第1回会議/リバティ4

第21回参議院選挙総括委員会のメンバーは下記の通りですが、そのメンバーによる第1回目の会議が午後4時から党本部リバティー4号室で開催されました。今日の議題は、参議院選挙について@今後の進め方について、A基礎データの検討・分析について、Bその他、でした。まず始めに谷津義男委員長から開会挨拶がなされ、引き続き中川秀直幹事長から、来る衆議院選挙、三年後の参議院選挙に向けて今回の選挙を総括して欲しいと挨拶がなされました。なるべく早くまとめられるよう全力で我々も取り組みます。

第21回参議院選挙総括委員会 平成19年8月1日

委員長 谷津 義男 選挙対策総局長
主査 茂木 敏充 筆頭副幹事長
委員 宮路 和明 組織本部長
委員 鴨下 一郎 団体総局長
委員 河村 建夫 政調会長代理
委員 伊藤 達也 幹事長補佐:広報
委員 松本  純 副幹事長
委員 竹下  亘 副幹事長
委員 木  毅 副幹事長
委員 佐藤 昭郎 参院副幹事長
委員 岩城 光英 参院副幹事長
委員 萩生田光一 青年局長
委員 山中 Y子 女性局長

 


8月1日(水)晴れ 梅雨明け

赤城農水大臣辞任!

●1000〜役員連絡会/党本部総裁応接室

歴史的大敗といわれる参議院選挙が終了し初めての役員連絡会が開催されました。
まず始めに中川秀直幹事長から挨拶がなされ、参院選の取り組みに対する協力・尽力に感謝が述べられ、大敗の結果を真摯に、率直に受け止め、謙虚に次に向けて出発しなければならないと総括しました。
そして次のことに関して発言がなされました。
@今回の選挙については、10ヶ月間の安倍政権の取り組みの成果を選挙戦で訴えられなかったのが残念。
Aしかし改革の方向性・路線には間違いなく、粘り強く真摯に国民の理解を得る努力を重ねていかなければならない。
B与党協力については自民・公明の協力体制を維持していくことが確認された。
B第21回参議院選挙総括委員会を本日立ち上げ、谷津義男委員長のもと今月中にとりまとめを行う。(このメンバーの一人に私も委員として選任されました。地元の多くの皆さんからいただいた意見をしっかり伝えて行きたいと思います。)
Cまた、政治と金の問題についてもさらに透明化を求めコンプライアンス委員会で政治資金規正法の見直しを再検討する。
D国会運営は大変厳しいものになるが一致結束して取り組んでいこう。
E幹事長は今回の選挙結果の責任をとり辞表を総裁に提出したが、後任が決まるまで任務を続ける。
などの趣旨の報告がなされました。
また、 青木幹雄参議院議員会長からは、「参議院議員の力、努力不足が原因で皆様に迷惑をかけた。衆議院議員の皆様には自分の選挙のごとく全力で取り組んでいただいた。心から感謝申し上げる。参議院議員会長は自民党参議院議員の選挙で選出されるため総裁に辞表を出していないが、本日正午からの総会で明確にする」旨の挨拶がなされました。

●1030〜副幹事長会議/党本部幹事長応接室

役員連絡会に続き副幹事長会議が開催されました。
石原伸晃幹事長代理からは、中川幹事長の辞任に伴い自分も責任を取り辞任することを表明した。しかし政治と金についてもっと透明性を高める努力をするよう総理から指示があったので、コンプライアンス委員会で結論を導き出すまで頑張ることが伝えられました。
また、中川幹事長からは全国飛び回ってご尽力いただいた副幹事長らに対し感謝の言葉が述べられました。そしてゼロからの出発に自民党として前向きに取り組んでいこうと述べられました。

歴史的大敗、真摯に受け止め、謙虚に再出発


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