松本純の国会奮戦記2005-11

2005(平成17)年11月

 トップへ 目次へ 前のページへ 次のページへ 「まちかど政治瓦版」11月号

総務大臣政務官退任 新役職は国対副委員長・議運理事

11月30日(水)晴れ

●0900〜国土交通委員会・耐震強度偽装問題質疑〜1710/第1委員室

昨日の参考人質疑に引き続き、国土交通行政の基本施策に関する件(建築物の構造計算書偽装問題)について審議が進められました。今日は冒頭に、新たに就任した副大臣、大臣政務官から挨拶がなされ、次に林幹雄国土交通委員長から昨日行われた視察の報告がなされました。また、北側一雄国土交通大臣から偽装問題について政府としての報告がなされました。その後、5時間にわたり10名の質疑者から様々な角度から大臣に対して質問があびせられました。午前中は自民党の小里泰弘君(国会の会議資料はずべて「君」づけです)と松本文明君で1時間、民主党の松本剛明君、馬淵澄夫君、鉢呂吉雄君の3名で2時間40分、そして公明党の富田茂之君が30分の質問に立ちました。12時10分から15時10分まで休憩になり、その後再び民主党の長妻昭君、小宮山泰子君が合わせて1時間10分、共産党の穀田恵二君が30分、社民党の日森文尋君が20分の質疑が終わり国土交通委員会は散会となりました。その間、私は盲腸炎で手術入院している薗浦健太郎君の代理で出席しましたが、昨日からの審議に参加し、民間の指定確認検査機関はともかく、特定行政庁(地方自治体)の役人が行った確認検査でも見逃しがあり、今回の問題をさらに大きくしていることに驚きを隠せません。また、昨日参考人として意見を述べられた各社も、口では詫びるものの、具体的な責任のとり方は結局見えないまま終わってしまいました。ようやく問題の一部が見えてきたところで、これからが重要です。


11月29日(火)晴れ

●1300〜社会保障制度調査会医療委員会/701

いよいよ大詰めです。医療委員会に「医療制度改革大綱(仮称)」(取りまとめ素案)が提出され、厚生労働省から説明がありました。これを受けて、私から二点について意見と質問をしました。一つは意見。新たな高齢者医療制度の創設に関して、高齢者の患者負担について、厚生労働省と財務省からの両論が併記されています。財務省案は現在70歳で一割負担であるものを改正後の平成18年度から一気に2割負担にする考えで、しかも平成20年後も70歳以上でも同様の比率となっているものです。一方厚生労働省案は改正後の平成18年度も現在と同様1割負担で、平成20年後は65歳から74歳まで2割負担、75歳以上1割負担という考えです。ちょっとややこしい話ですが、患者に対する負担の激変緩和や定年65歳に移行していく流れとも合致する厚生労働省案の方が優れているという意見。もう一つの質問は、中央社会保険医療協議会の委員構成及び団体推薦規定のあり方について、新聞報道では団体推薦をやめ、厚生労働大臣の指名にするという考えが示されていますが、医科、歯科、調剤の中で、例えば薬剤師を見ても、調剤薬局勤務、一般販売業勤務、病院薬剤師勤務、メーカー研究所勤務などたくさんの業態があり、団体推薦を得ないで、どのように、誰を厚労大臣が指名するのか、その方法について伺いたい、との質問をしました。答えによると、現在委員が支払い側:診療側:公益側=8:8:4、の20名になっているものを7:7:6にして公益側を増員する考えのようです。そして法律の中に書かれている団体推薦規定を外すものの、各団体からの情報収集がなければ選考は困難なようです。

●1330〜国土交通委員会・耐震強度偽装問題参考人質疑/第1委員室

毎日のようにマスコミで騒がれている偽装問題について国土交通委員会の参考人質疑が 3時間にわたり行われました。私も委員の代理として出席し審議に参加しました。出席した参考人は、木村建設株式会社代表取締役木村盛好君、木村建設株式会社東京支店専務取締役支店長篠塚明君、株式会社シノケン代表取締役社長篠原英明君、株式会社ヒューザー代表取締役小嶋(おじま)進君、イーホームズ株式会社代表取締役藤田東吾君、平塚市都市政策部長渡辺貞雄君、以上6名でした。そして質問に立ったのは、自民党から吉田六左ェ門君、民主党から長妻昭君、馬淵澄夫君、三日月大造君、公明党から高木陽介君、共産党から穀田恵二君、社民党から日森文尋君の計7名でした。質疑の内容についてはマスコミで皆さんご承知のことと思います。国民の安全・安心を担わなければならない参考人らの答弁は自己弁護ばかりで真相は不明。明日も続きます。

●1600〜全国藤井基之薬剤師後援会役員会にて講演(40分)/赤坂プリンスホテル

医療制度改革が速いスピードで進んでいます。今日発表された「医療制度改革大綱(仮称)」(取りまとめ素案)を中心に、現在の議論されている問題点などについて説明し、財政再建に向けた小泉総理の考えは変わらず改革は進む、また国民・患者の視点でその大きな流れを受け止めるべきだとお話しました。


11月28日(月)晴れ

●1000〜国会見学ぞくぞくと!/横浜市納税貯蓄組合連合会ご一行様

国会見学ぞくぞくと!素晴らしいお天気のもと横浜市納税貯蓄組合の皆さんが国会にお見えになりました。国会議事堂、憲政記念館、議員会館食堂での昼食などいろいろ楽しんでいただきました。

●1200〜三位一体改革に関する関係合同部会/704

三位一体改革はいよいよ大詰めを迎えました。明日、明後日に結論を出さなければ、来年度の予算も組めなくなってしまいます。これまで地方6団体との話し合いを持って、補助金削減について1兆円弱のメニューを地方側から出していただきました。その内6000億円の削減を決めなければならないのです。さらに持ち越しで議論されている義務教育国庫負担金制度のあり方や生活保護を地方に押し付けてよいか、色々な議論が継続しています。中川秀直政調会長は各議員の発言に相当ナーバスになっている様子でしたが、これも決着を図らなければならないという責任感から強い発言が繰り返されているのだと思います。

●1315〜税制調査会総会/901

今年も税制調査会がスタートしました。自民党本部の9階にある会議室は議員で満杯です。柳澤伯夫会長らから挨拶があった後、内閣府、日本銀行から現在の経済情勢について学び、その後財務省、総務省から財政状況、税収動向について説明がなされました。ポイントは国債発行を昨年34兆円だったものを今年は30兆円に限りなく近づけるように小泉総理から指示がなされ、政策経費の更なる切込みを行わなければならないことです。医療改革がなかなか難しい理由は、自然増の8000億円を如何に圧縮するか、など全体に厳しい予算立てになってくるからです。税調は税金の収入をしっかり固める基本的な作業になりますが、今日から来月の中旬くらいまで攻防戦が続きます。

●1500〜地方税勉強会/リバ4

税制調査会がスタートしましたが、これに伴い、各省庁では自分のところが関わっている各種税制度を来年も維持していくために、これからの税制調査会で意見を述べ、その必要性を訴えていかなければなりません。自民党の税制調査会で決定したことが、そのまま政府の原案になってきますから大変重要な折衝になってきます。今日は総務省関係の議論になりますので、この度、総務部会長に就任した佐藤勉議員の招集のもと熱心な勉強会が続けられました。三位一体改革に関連し、税源移譲の仕組みを理解してもらわなければなりませんし、来年は固定資産税の評価替えの年でもありますからその対応が必要になります。

●1800〜「翔け!大勇会」/東京プリンスホテル

「翔け!大勇会、果敢に勇気を持って時代を拓く!」と銘打ち我が大勇会(河野グループ)のパーティーが東京プリンスホテル・プロビデンスホールで開催されました。1000人を超えるお客様に参加していただき大盛会でした。河野洋平会長は現在衆議院議長に就かれていますので会派離脱し、政党の活動に参加することができません。元衆議院議員の相沢英之会長代行が主催者を代表した挨拶を述べ、それに引き続き、2名の大臣を輩出していますので麻生太郎外務大臣から大臣代表挨拶、そして中馬弘毅 特命大臣から乾杯の音頭を取っていただき、開宴されました。中締めの挨拶は鈴木恒夫事務総長からなされ無事に和やかなパーティーは終了しました。私は司会の大役をおおせつかり冷や汗びっしょりでしたが、なんとか役目を終えることができました。


11月27日(日)晴れ

●0930〜聖光学院OB会ゴルフ

今日は私が幹事をやっているゴルフ会が開催され、すばらしいお天気の中、普段の政治活動にも協力してくれている気の置けない仲間とゲームを楽しんできました。私のスコアは日ごろの運動不足がたたって情けないものでした。いつもの反省は、運動と言っても選挙運動ばかりではダメ、基礎体力を養わないとこれからの活動にも影響するぞ、です。ところが忙しさにかまけて、なかなか実行できず、ゴルフの度に反省を繰り返すばかり。

●1600〜事務所にて明日の準備

明日の午後6時から私の所属する大勇会(河野グループ)のパーティーが開催されますが、その司会役をおおせつかっており、司会の台本作成に取り組みました。河野洋平会長は衆議院議長の役についていますのでパーティーには出席できないのですが、議長を除いて12名の現職議員を紹介することと、安倍晋三官房長官や武部勤幹事長はじめ党幹部、各派閥代表から挨拶をいただくことが主たる任務となります。今晩は早く寝ることにしましょう。


11月26日(土)晴れ

●1300〜第10期かながわ政治大学校・講演(80分)/川本工業会議室

第10期かながわ政治大学校の勉強会の講師を引き受けることになりました。今日の午前中は講演内容について吟味し、皆さんに今何を伝えるべきなのか、悩みました。講演テーマは「医療制度改革」です。講演の流れは、国民皆保険制度の成り立ち、現在の国家財政の状況、高齢化の進展による医療費の増大、医療改革に向けた自民党社会保障制度調査会医療委員会の取り組み、厚生労働省の試案に対する論点整理・提案、国民負担率などについてお話をしました。85分間ぶっ続けで話し込みましたので、聞いてくださった皆さんもさぞお疲れのことと思います。5分の休憩後、さらに30分の質疑応答がなされました。医療制度、国民皆保険制度の堅持は、これからの日本国家の国の形を選択していかなければならないほどの重要な課題です。今後も是非関心を払っていただきたいと思います。

●1800〜聖光学院7期同窓会/景徳鎮

久しぶりに懐かしい顔が揃いました。聖光学院7期卒業生の同窓会です。この計画を進めるにあたっては後藤氏が幹事長として頑張り、セットアップしてくださったようです。また佐々木氏から出欠席連絡でコメントを送ってくれた皆さんの近況などが報告されました。淵脇先生が乾杯の音頭をとり開宴となりましたが、ご挨拶の中でご自身が77歳になられたとのこと。隣に座っていたマーテル先生に失礼ながらお年を伺うと、マーテル先生は「私は75歳」と2歳若いことをニコニコしながら威張っていました。私の席の隣になった大隈氏から彼が仕事でよく行くノルウェーの興味深い話を聞かせていただきました。もっとゆっくりしていたかったのですが、次の予定があり、退席。残念!

●1900〜町屋睦納会/すし亀

金沢区町屋の神輿会の納会にお招きいただきました。毎年夏の祭りの時にはいつも出席していますが、ここの皆さんはいつも元気いっぱいで、特に最後の神輿収めの後に一斗樽のお神酒を取り囲み、協力してくれた各神輿会の代表者らが次々と枡に注がれたお神を一気に飲み干すしきたりがあります。毎回会長の後に続いて私も挑戦しますが、飲みきった後5分もすると全身にお酒が回り、その後が大騒ぎです。そんな仲間の皆さんの納会ですから、きっとこれから賑やかな宴会になることでしょう。残念ながら次の会へ移動するため、中座しました。ゴメンナサイ

●1930〜神奈川縣神輿保存会納会/順海閣本館

金沢区からまた中華街へ戻ってきました。神奈川県神輿保存会の納会です。会場に到着すると菅義偉代議士がエレベーターから降りてきました。挨拶を終えて次の会合へ向かうようでした。私が会場に入ると納会はまさに宴たけなわの状況でした。日ごろからお世話になっている皆さんばかりですから、ビールをいっぱいご馳走になってからお礼の挨拶を述べさせていただきました。今年は無事に終わったようですが、来年も元気いっぱいの活動を展開していただきたいと思います。本当にお疲れ様でした。また本当にお世話になりました。ありがとう!


11月25日(金)晴れ

●1140〜医療制度改革・診療報酬改定について/政調会長室

11月25日(金)午前11時40分に自民党本部6階にある政調会長室で、日本薬剤師会中西敏夫会長はじめ幹部の皆さんと中川秀直政調会長に面談しました。そして今、議論されている医療改革、診療報酬改革について、薬剤師会としての懸念を伝え、診療報酬を適正化しなければならないことに理解するが、一部分にだけに大きな負担をかけるのではなく、社会全体で負担を受け止めることができるよう改革を進めてほしいと主張しました。

●1900〜商和会例会/登良屋

横浜市中区の初音町・黄金町・日ノ出町付近の皆さんによる勉強会の例会が開催されました。会場は伊勢佐木町にある天ぷらの老舗「登良屋」さんです。村上健司県会議員と一緒に、皆さんの飲み物(焼酎)をつくりましたが、飲み方は様々でお湯割の7:3からオンザロック、水割りなどなど。ひと段落して、私からは国会の取り組み状況についてお伝えしました。議員年金を審議するメンバーに私が加わりましたので、私の主張する「全廃」に向けて全力で頑張ることを約束しました。その後、次の会合があるため、先に退出しました。

●1930〜SHPDent.かながわ理事会・忘年会/牡丹園

Dental Conference of Sports and Health Promotion Kanagawa「かながわスポーツ・健康づくり歯学協議会」の理事会の皆さんが中華街「牡丹園」で忘年会を開催しました。神奈川県歯科医師会の大森会長も出席され、小さなお店は歯医者さんに占領されてしまいました。この分野は、五十嵐先生が横浜ベイスターズのスポーツ歯科医として正式に契約しているように、スポーツ選手の噛み合わせ、歯を食いしばることによって磨耗する奥歯などをよりよい状態にし、大いに選手の力を発揮させるものです。今後も注目されてくる分野だと思います。


11月24日(木)晴れ

●1100〜国会見学ぞくぞくと!国吉一夫後援会ご一行様

国吉一夫県会議員の後援会の皆さんが国会見学と憲法を学ぶ研修会にお見えになりました。議長公邸で皆さんと合流でき、時間もうまく当たり公邸の主である河野洋平議長と一緒に記念写真を撮ることができました。その後、皆さんは党本部へ向かい昼食後、憲法について党憲法調査会の保岡興治会長の講演を聞き、有意義な勉強会となったようです。

●1200〜来客ぞくぞくと!/1-209

今日は役所の説明やマスコミ関係者の皆さんがぞくぞくとお見えになります。事務処理の合間を縫って面談するあわただしい一日となりました。話題は三位一体改革が大変厳しい状況になってしまっていること、議員年金はいつ審議されるか、皇室典範改正はすんなり決まってしまうのか、診療報酬改定額がすでに内々で決定しているのではないか、などなど情報が次から次へと入ってきます。

●1830〜議長・与党議運理事懇談会/都内

河野議長のお招きで与党理事との初顔合わせ会が開催されました。これから議員年金をはじめ国会改革についても取り組んでいかなければなりません。その数々の課題について考え方や過去の処理の方法などたくさんの話を聞くことができました。議院運営委員会委員長はじめ理事の皆さんの結束をも図ることができたと思います。12月からは大忙しになりそうです。


11月23日(水)晴れ

●0900〜トンボ池づくり/洋光台

洋光台の配水池のインターチェンジ側の裏山でトンボの池作りが進められています。宮嶋連合町内会長はじめ地元の代表者の皆さんが指導しながら、子供たちが汗びっしょりになって池作りに取り組んでいました。湧き水がたっぷり流れ出るポイントでもあり、それを引き込む池の土手を固める作業が今日の目的でした。子供たちはガムテープがしっかり巻きつけられたビール瓶でコツコツと固め剤の混ざった土を土手に固め叩き込んでいきます。なかなか大変な作業で、少しずつ進行していきます。完成が待ち遠しいですね。

●1000〜熊野神社新嘗祭/熊野神社

今日は各地で新嘗祭が行われます。磯子区の熊の神社は磯子区の中原が中心となっていますが、今朝も役員の皆さんが集合され式典が始まりました。この収穫の秋を迎えると、日本に生まれ日本人であることを感謝します。外国から帰ってくると改めて驚く日本の緑の深さ、四季の移り変わりを楽しむ喜び、そして我々のDNAはやはり米なのでしょうか、水緑豊かな様々な自然の恵みを受けて生産することを神に祈る、また自然の大きな力に畏敬の念を持つことは、我々が活かされている喜びを知ることにもつながるのでしょう。このところ一年があまりにも早く過ぎ去ってしまうことに驚いていますが、このように静かに祝詞に耳を傾けている時を、自分自身を振り返るよい機会としていきたいと思います。

●1000〜伊勢山皇大神宮新嘗祭/伊勢山皇大神宮

既に午前10時から始まっていた伊勢山皇大神宮の新嘗祭に駆けつけました。到着したのは10時50分ころ、ぎりぎりで間に合いました。総代の堀尾さんとも久しぶりに会うことができました。

●1300〜森浅間神社新嘗祭/森浅間神社

一旦事務所に戻り事務処理を終えて、今度は森浅間神社に向かいました。新井敏二郎県会議員らも出席され新嘗祭が催行されました。久しぶりに顔を見せたのだから挨拶をしていくよう進められ、現在取り組んでいる議運理事、国対副委員長就任の報告をしました。自然に恵まれた我が日本の発展に向けてさらに微力を捧げたいと誓いました。


11月22日(火)晴れ

●1100〜自民党立党50周年記念党大会/新高輪プリンスホテル

今日は自由民主党の立党50周年記念党大会が新高輪プリンスホテルで盛大に開催されました。私は10時15分くらいに会場に到着しましたが、既に会場には自民党神奈川県連小島女性局長らが到着していました。三宅さんも来賓として出席されていました。いつもの党大会のレイアウトとは違う新しい席の並べ方になっていました。10時45分ころには小此木八郎代議士や多くの国会議員が到着。小泉総理は「明治維新、戦後の復興などの大きな改革が過去あったが、そこに至るまでは大きな人命の犠牲を払った。今回は犠牲を払わない中で第三の大きな改革が今行われている。将来のために改革を推進していく。」旨の挨拶がなされ、森元総理からは自民党憲法草案が発表されました。時代が大きく変わろうとしている流れを強く感じました。

●1400〜社会保障制度調査会医療委員会/701

これまで議論してきた医療制度改革について論点整理がなされました。 課題は広範多岐にわたっており、問題点は奥深く、給付と負担を調整し国民皆保険制度をなんとか堅持しようとする姿勢は見られるものの、医療提供者側、支払い側、国民・患者側のそれぞれの満足を得ることは難しそうです。しかし、来年度の予算策定に残された時間は少なく、12月上旬から中旬には結論を出さなければなりません。各業界を代表する意見を述べる議員もいますが、全体的にはいわゆる「族議員」「改革反対抵抗勢力」と呼ばれたくないという雰囲気が強く流れているように感じます。

●1430〜議院運営委員会自民党理事顔合わせ会/院内2F議運理事会室

自民党の議運理事が集まり、役割分担と今後の日程について説明と確認がありました。議運は国会・本会議を仕切る重大な立場です。佐田玄一郎委員長ものと総括筆頭は田野瀬良太郎理事、法案担当は遠藤利明理事、代議士会報告は江渡聡徳理事、質問趣意書は宮澤洋一理事、議事進行係は中山泰秀君、議場内交渉係は田村憲久・松本純理事・江渡聡徳理事、予備員として田野瀬筆頭・同宮澤洋一理事、本会議録訂正関係は田村憲久理事という役割分担です。なお私はこのほかに議員年金を議論する協議会、河野議長報告担当の役を担うことになりました。

●1900〜故肥沼俊三氏通夜/カトリック末吉町教会

私の東京薬科大学の先輩でもある肥沼俊三氏が急逝され、今晩はお通夜が執り行われました。伊勢佐木町の発展、第一中部地区の連合町内会長を務めるなど地域をこよなく愛し、一生懸命尽くしてきた肥沼さんです。残念でなりません。お悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈り申し上げます。


11月21日(月)晴れ

●1400〜日本薬剤師連盟関東東京合同ブロック研修会/東京都薬剤師会館3F

年末までに医療制度改革や診療報酬改定が決まってしまいます。余りにも範囲の広い改革が進められていますので、それぞれの検証と今後の取り組みについて真剣な議論が続けられました。

●1600〜広報企画会議/野毛事務所

本日午後4時から野毛事務所で「まちかど政治瓦版」12月号の内容について編集会議が開かれました。テーマは二つに絞られいずれにするか参加者からそれぞれ意見が出されました。一つは「鳥インフルエンザ」で厚労省が対策を打ったといわれていますが、我々庶民は手洗いとうがいだけで良いのか、もっと情報が必要なのではないか、などの意見です。またもう一つは「議運理事ってなあに?」です。この2年間麻生太郎総務大臣の元で学んできたのだから、大臣が外務大臣に変わるなら松本純も一緒に副大臣としてお仕えするのかと思っていた、今松本純は何をしているのか、との地元の意見がおおいので、現在与えられた仕事の内容について分かり易く伝えるべきではないか、などの意見でした。結果後者を選択しました。

●1900〜郵政勉強会/地元

郵政民営化問題が起きてから、民営化賛成の松本純と地元の郵便局の皆さんとの意見交換が途絶えていました。今日は役員の皆さんと「新時代の郵便局」の在り方について議論しました。大変有意義な会合になりました。


11月20日(日)晴れ

●1030〜日本薬局協励会関東甲信越集会・講演/ヨコハマプラザホテル

今朝は朝早くから講演内容のチェックで大慌てでした。関東甲信越の若手薬局経営者らが横浜で勉強会を開催され、私が講師の一人を務めることになりました。テーマは「薬業界と政治」ですからお得意のジャンルなのですが、このところめまぐるしく医療改革の内容が動いているため、それを整理して分かり易く理解していただくためには準備が何よりも重要になります。昨日までは「松本純と女性の集い」の準備で動きがとれず、今日の準備が遅れていました。自分の講演時間に合わせて会場に到着しましたが、40歳代が中心でしょうか、若い薬剤師さんらがたくさん出席し、熱心に私の話しに耳を傾けてくれました。

●1300〜東邦薬科大学鶴風会神奈川支部会/ホテルコスモ横浜

私は昭和49年に東京薬科大学を22期で卒業しました。私の母は東邦薬科大学の卒業です。今日は母も出席している東邦薬科大学の神奈川県在住卒業生の年一回の同窓会です。私もお招きいただきました。ご挨拶の折に薬学を取り巻くさまざまな課題について解説し、これからの薬科大学の6年制への取り組みの重要性について訴えました。来年から新たな制度で入学してくる学生さんたちは、将来自分たちがどんな仕事や社会貢献をしたら良いのか、具体的な絵が描けず不安に思っていることだろうと思います。我々には、その新たな薬剤師さんたちに頑張ってもらえる社会の受け入れ態勢を整える責任があります。時間はありません。もっと頑張らなければなりません。そして、それがきっと国民・患者の安心・安全につながってくることは間違いないと確信するからです。

●1600〜昭和会定例会/杉本純三氏車庫

午後4時から昭和会の定例会が杉本氏の駐車場のガレージですき焼きパーティーとなりました。事務処理で午後4時には間に合わず、会場に到着したのは午後5時過ぎでしたが、すでにすき焼き鍋は空っぽ。皆さん大いに鍋をつついて楽しまれたようです。地元の皆さんの活動は大変忙しく、行政に協力する課題は、新年会、総会、夏祭り、防災訓練、国勢調査、忘年会、夜警などなど数え切れません。これらの行事を進めていくためには地域の皆さんの気持ちが一つになっていなければなりません。この団結力を高めるには、昭和会のような活動が不可欠です。

●1800〜のげ研遊会総会・懇親会/泰華楼

松本研市会議員の後援会「のげ研遊会」の総会が開催されました。来賓として私もお招きいただきました。地元の重鎮がたくさん集まっていました。総会の案件は前年度の事業報告・決算報告、そして今年度の事業計画について承認され、早速懇親会に入りました。乾杯の後、食事が運ばれ宴会になりました。最近自民党の新人の皆さんとお喋りする機会がありますが、地元を持たずに選挙に当選した議員は、よって立つ基盤がないためか、日常活動で誰のために、何をしたら良いか悩んでいる人が多くいます。それに比べると私は幸せだなと、つくづく感じます。ふるさと、地元の仲間たちが、私が永田町や霞ヶ関の常識に汚染されそうになると、庶民の常識を教えてくれます。


11月19日(土)晴れ

●1400〜松本純と女性の集い・五大路子講演/横浜(磯子)プリンスホテル

午後1時30分からお客様のお迎えを開始。今日もたくさんの皆さんが参加してくださいました。

すみれ会の本田節子会長から主催者挨拶。純政会の県市会議員ご紹介。

純政会代表の村上健司県議よりご挨拶。川口順子参議からご挨拶。

松本純からお礼と近況報告と五大路子さんのご紹介。

一時間たっぷり路子節堪能。夢を持ち、それを実現しようと頑張る姿に皆感動しました。

お話が終わり、私からお礼を述べ、すみれ会恒例勉強会は終了しました。

お客様のお見送り、すみれ会役員、スタッフの皆さんに感謝、感謝、ありがとう!

●1700〜横浜市麺業協同組合創立50周年記念式典/エクセルホテル東急

横浜市の麺業協同組合が創立50周年記念を迎えました。埋金理事長の式辞に続き、小此木八郎代議士と私からお祝いのご挨拶を述べさせていただきました。学校給食に麺を取り入れて子供たちに幅広い味覚を覚えてもらうことは重要なことで、その事業を中心に事業が展開されてきましたが、何よりも食の安全が求められる時代を迎え、その対策をしっかりと打つこと、さらに新たな商品開発にも取り組み、横浜の代表的お土産としてのラーメンが人気を博しています。今後もお客様の心に響く商品開発にさらご尽力賜り、業界が発展されんことを祈ります。

●1800〜ふるさと侍従川に親しむ会忘年会/空

ふるさとの侍従川を守ること、さらに子供たちに環境保全について学んでもらうための様々な活動に取り組んでいる「ふるさと侍従川に親しむ会」の忘年会にお招きいただき、取り組みの様子についてたくさんのお話を聞いてきました。行政への働きかけにより、さらに活動を充実させたいとの夢があり、その実現のために、過日参議院神奈川補欠選挙で当選された川口順子氏が環境大臣経験を持っているので、協力を仰ぎたいとの意見がだされました。大変熱心な活動を続けている皆さんですから、私からもお願いし、ぜひ川口参議の力を借りたいと思います。

●1900〜河野洋平議長との打合せ/菜香新館

あわただしく中区に移動です。河野洋平議長が「全国豊かな海づくり大会」のセレモニーが終わり、横浜で食事となりました。天皇皇后両陛下も今晩は横浜泊まりになるそうで、議長はじめ関係者も全員横浜泊まりです。私にも声がかかりましたので、一月の日程についての打合せもあり、中華街へ飛んで行きました。席は鈴木恒夫代議士の手配で中華街の「菜香新館」でした。上海蟹に舌鼓を打ちながら、「議員年金問題」の処理方法などについて議論されました。初めての上海蟹に悪戦苦闘、口の中は血だらけになってしまいました。慣れない高級品は私には合いませんね。


11月18日(金)晴れ

0700〜第136回早朝駅頭演説会/山手駅

さあ、今朝は11月度の最終日です。第136回早朝駅頭演説会はJR山手駅で開催されました。中区の皆さんに国会の状況や私の役割の変更などについてご報告しました。山手駅前では若いお嬢様方に激励いただき感激。毎月1本発行している「まちかど政治瓦版」の11月号の配布は320枚(古正31、斎藤61、原50、笠間178)で、今月分のトータルは4,691枚になりました。また、スタッフの11月累計は1位笠間1,530、2位篠崎1,305、3位斎藤679、4位原558、5位古正519、6位関口100でした。みんなで力を合わせて、少しでも政治を身近なものにできるよう活動を続けて行きたいと思います。

●1200〜社会保障制度調査会・医療委員会/704

精力的に社会保障制度調査会・医療委員会が開催されています。今日は冒頭に鈴木俊一委員長から田村憲久前厚労部会長が副委員長に就任したことが報告されました。議題に入る前に、11月18日午前中に開かれた「与党社会保障政策会議」で、「政府・与党医療改革協議会」において、今後医療制度改革のとりまとめに向けた議論に入るが、それには本年10月21日に申し合わせた医療費総額管理及び保健免責制への反対に加え、@現役並みの所得を有する高齢者に3割負担を求めることはやむを得ない、A現役並みの所得のない者の負担を1割から2割に引き上げることは適当でない、また介護保険の1割負担との整合性を維持すべき、B医療保険事務全体の効率化を図るためレセプトのオンライン化の計画的実施を目指す、C新たな高齢者医療制度の創設は必要、市町村のリスク分散・軽減方策を固め、平成20年度から確実な実施を図るべき。との申し合わせが行われたことが公表されました。その後、厚生労働省水田邦雄保険局長から高齢者医療制度の創設案について説明がなされ、議員からの質疑応答に入りました。

●1230〜国会見学ぞくぞくと!/磯子かおり幼稚園ご一行様

磯子かおり幼稚園の丸山征雄先生ご一行が国会見学にお見えになりました。昼食時間に衆議院の議院食堂で皆さんにお目にかかることができました。そこで、少子高齢化対策について自民党女性局で行ったアンケートの結果や個人的な考えをお母様方に説明しました。また丸山先生からは義務教育費国庫負担制度は維持されるべきではないかとの投げかけに対して、現在の小泉総理の考え方などについて説明し、補助金として処理されている8,500億円については地方に移す考えは推進されるだろうとお答えしました。

●1800〜大勇会観劇会/四季劇場、2130〜大勇会観劇会・懇談会/インターコンチネンタル東京ベイ

大勇会の勉強会です。教養を高めようとのことから粋な計らいがなされました。浅利慶太氏の企画・演出によるミュージカル「異国の丘」を観るために四季劇場秋へ家内とともに出かけると、大勇会の皆さんが奥様同伴で参加されていました。折りしも日中、日韓関係がギクシャクしている中、戦後60年に問う劇団四季の「昭和の歴史三部作」の一つであるこのミュージカルを観る意義は高かったと思います。上演時間は2時間55分、夕食抜きで頑張りました。帰りにインターコンチネンタル東京ベイのダイニングでビール、サラダ、ピラフの夕食会でお開きとなりました。


11月17日(木)晴れ

0700〜第135回早朝駅頭演説会/根岸駅

第135回早朝駅頭演説会はJRの根岸駅で開催されました。今日もすこし肌寒いですが快晴でとても気持ちの良い天気でした。今日で金沢区、磯子区の駅頭が終了します。明日は中区の山手駅で金沢区・磯子区・中区一回りの早朝駅頭演説会が終了します。さあ、今日も元気に頑張らなければなりません。皆さんにお伝えすることはいつもと同じ、衆参選挙の報告、郵政民営化法案の成立、第3次小泉内閣改造、総務大臣政務官の任務を終えて議運理事、国対副委員長に就任したことなどをお伝えしました。「まちかど政治瓦版」11月号は全部で168枚(古正53、斎藤15、原出張、笠間32、篠崎68)でした。いつもよりちょっと少なかったですね。

●0930〜拉致問題対策本部/101

平成17年11月17日(木)09:00〜11:00、党本部101号室で自由民主党北朝鮮による拉致問題対策本部が開催され、議員39名が出席しました。宮路和明事務総長の司会で、選挙後はじめて開かれました。まず役員改選になり、安倍先生のあと、逢沢一郎幹事長代理が本部長に就任されました。逢沢一郎本部長は、「(1)解決に向けて自民党の総力を結集してゆきたい、(2)今までの2年間、政府にいて対応してきたが、これからは党の立場でやっていきたい、(3)日本人の安全、人権にかかわる問題で、国民の関心の高い問題である、(4)北朝鮮は、日本の世論に大変関心を寄せている。日本国民の憤りや盛り上がりを気にしている。国際世論の動きも気にしている。力強く対応していかなければならない。」と挨拶されました。また、中川秀直政調会長は、「逢沢新本部長のもとでスタート。この本部での議論と結論を政調として、サポートしていく。今までは、2つの法律の成立と特別委員会の設置をした。党をあげて取り組んでいる。更なる解決に向けての努力を積み上げていくこととしてゆきたい。行政へも更なる努力をお願いしたい。」と述べられ、山中Y子 大臣政務官は「小野寺先生のあとを受け、拉致特別委員会担当として、全力を尽くします。」とそれぞれから挨拶がありました。

引き続き外務省佐々江局長より説明がなされましたがその内容は下記の通り、
@日朝政府間協議(11月3日4日)北京で開催。
・昨年11月以来、1年ぶり。
・拉致問題について、次の3点を改めて強く求めた。イ)生存している拉致被害者の早期帰国、ロ)真相の究明、ハ)容疑者の引渡し
・横田めぐみさんの骨がにせものであることについて、納得のいく説明や物証を示すよう北朝鮮側に強く求めた。
※我が方からは、拉致問題に進展がなければ、政府として厳しい対応を決断することになる事を改めて伝えた。今後の協議の方法(3つの協議をすすめていく)を説明した。
※近いうち、できれば年内に再度協議を持つ方向で調整することとなった。
A第5回六者会合第一次会合が(11月9日〜11日の3日間)北京で開催され、休会した。
・共同声明履行のため、具体的な計画、措置及び手順について作成することに合意。
B拉致問題に関する国際社会の状況
・国連総会に初めて北朝鮮人権状況決議案を提出した。採択への見通しはきびしい。
・日米首脳会談でも、ブッシュ大統領より、日本の立場を支持する旨の発言があった。
そして議員からの質疑応答があり、10名の議員から質問がありました。特に政府への対応の要請と、党として強い態度に出ることを要請する発言がありました。

●1000〜厚生労働部会/704

今日の厚生労働部会の議論は山盛りです。(1)平成18年度税制改正要望取りまとめについて(塩田政策統括官)、(2)三位一体改革について(塩田制作統括官)、(3)新型インフルエンザ対策について(中島健康局長)、(4)米国及びカナダのBSEに関する検討状況について(松本食品安全部長)、(5)残留農薬等に関するポジティブリスト制度について(松本食品安全部長)、(6)特別会計見直しの基本方針について(大村厚生労働部会長)、以上の審議がなされました。今まで総務省の立場で三位一体について考えてきましたが、厚生労働省の考え方と大きな差があることに問題の難しさを改めて感じました。

●1300〜総務部会関係合同会議/704

総務部会長が交代しました。当選同期の佐藤勉代議士が総務部会長に就任されました。今まで国対総務担当で頑張ってきた佐藤先生ですから、内容については大変詳しく適任です。今日の議題は平成18年度予算に対する郵政関係税制要望について説明と質疑がなされました。厚生労働部会と比較すると議員の出席は大変少なく、郵政民営化問題が終結してから関心が低くなってしまったのでしょうか。しかし、部会への出席者が少ないことは、その部会に関する問題がないことにつながることですので、悪いことではないのです。頑張れ、勉ちゃん!

●1830〜自整振磯金支部政経研究会・講演/金沢産業振興センター大会議室

今日は自動車整備の業界の皆さんの政治経済勉強会です。私が政治についての講師を依頼され、約1時間の講演をしました。内容については衆議院総選挙・参議院補欠選挙の報告から現在の予算・税制への取り組み状況について報告しました。また、来年6月から違法駐車の放置違反金滞納車について車検拒否ができる仕組みに変わります。その仕組みについても改めて報告しました。終了後、要望書を頂戴しました。その内容は、不正な車検代行業者の排除、点検整備をしない前車検をした自動車ユーザーに対する定期点検整備の励行、アスベスト処理費用に関する融資・補助の検討をされたい、自動車分解整備事業に係る平成18年度税制改正及び延長について、以上4点でした。


11月16日(水)晴れ

●0700〜第134回早朝駅頭演説会/磯子駅

今朝の早朝駅頭演説会は磯子駅です。残念ながら私は参加できませんでした。駅頭ではスタッフが「まちかど政治瓦版」11月号をお届けしました。配布枚数の合計は386枚(古正14、斎藤111、原10、笠間140、篠崎111)でした。

●1200〜港湾勉強会/衆第1-1F会議室

飯抜きで、正午から港湾に関する勉強会を持つことができました。テーマは(1)関東港湾の基本方針、横浜港の事業概要、(2)スーパー中枢港湾プロジェクトの推進、(3)臨海部活性化、についてです。横浜の経済が港によって支えられてきたことは皆さんご承知の通りです。しかし、わが国を取り巻くアジア主要港のコンテナ取扱量を見てみると、1980年には、1位ニューヨーク、3位香港、4位神戸、5位高雄、6位シンガポール、12位横浜、16位釜山でしたが、2004年には1位香港、2位シンガポール、3位上海、4位深圳、5位釜山、6位高雄、20位東京、29位横浜、番外神戸となってしまいました。アジアの港湾におけるコンテナ取扱貨物量は、2003年で129百万TEUで、10年前の3.5倍になっています。わが国、そして横浜としても、今までと変わらない施策だけでは太刀打ちができません。そこで、コスト・サービスの向上を目指して様々な手を打つことの必要性を検討しました。

●1300〜社会保障制度調査会医療委員会/701

医療委員会が精力的に議論を進めています。党本部の701号室は関心の高い議員がたくさん出席しています。テーマは、保険者の再編・統合、医療経済実態調査などについてです。保険財政運営の規模の適正化、地域の医療水準に見合った保険料水準の設定のため、保険者について、都道府県単位を軸とした再編・統合を推進したいとする厚生労働省の提案について審議されました。大きく分けると三つの分類がなされますが、(1)健保組合は小規模、財政窮迫の組合が多数存在しているため同一都道府県内の健保組合の再編・統合の受け皿として、企業・業種を超えた地域型健保組合の設立を認めようという提案です。(2)政管健保は約3,600万人の加入者を有する全国一本の保険者ですが、これは、国とは切り離した全国単位の公法人を保険者として設立し、都道府県単位の財政運営を基本とし、都道府県ごとに地域の医療費を反映した保険料率を設定する考え方です。(3)市町村国保は小規模保険者が多数存在しており、この小規模保険者の保険運営の広域化を図るため、都道府県が積極的な役割を果たし、保険財政の安定化と保険料平準化を促進する観点から共同事業の拡充を図るとし、国保財政基盤強化策について総合的に見直すという提案です。この保険者の再編・統合議論に高齢者医療をどうするかの考えが入っていない、新たな公法人づくりは社会保険庁と同じことになってしまう、など意見は色々出ました。今後もまだまだ議論は続きます。

●1800〜通夜、地元会合

若栗恭子さんのご子息が急逝され、上大岡奉斎殿でお通夜が執り行われました。午後6時40分頃、この大変つらい葬儀に参列しました。その後、午後7時30分に磯子区の杉田南部青少年の家で開かれた杉田十日会商店街例会に出席し、近況の報告をしました。さらに午後8時には中区の初黄町内会館で開催された私の後援会の一つである花純会に出席し、衆議院総選挙・参議院補欠選挙の後の国会の動きなどについて報告しました。


11月15日(火)曇り 紀宮さまご結婚(黒田慶樹さんと清子さん)

●0700〜第133回早朝駅頭演説会/屏風浦駅

第133回の早朝駅頭演説会は京急屏風浦駅です。ちょっと肌寒い気温でしたが、通勤通学の皆さんは元気いっぱいにお出かけになりました。いつもの通りに「まちかど政治瓦版」11月号をお配りし、近況の報告と議員年金廃止賛成の立場で書き上げた瓦版の内容を説明しました。国会議員の身分に関する議員年金問題だけに、この問題を解決するために河野洋平議長は諮問機関をつくり、国庫負担を50%に抑えて制度を継続する考え方を答申として受け取りましたが、小泉総理が「鶴の一声」で廃止方向を示したという経緯がありますので、結論を出さなければならない議院運営委員会では、年内に活発な議論になると思います。「まちかど政治瓦版」の配布枚数は278枚(古正65、斎藤79、原37、笠間97、篠崎0/掃除当番)でした。

●1100〜国税職員増員要望/財務省

国税職員の平成18年度の計画削減数は1,025人ですが、1,053人の増加要求をして差し引き28人のプラスの定員確保を求めています。その理由はいくつもあります。
(1)税制改正により、消費税の免税点が3,000万円から1,000万円に引き下げられることにより、課税事業者となる者が181万件増加する。また所得税も年金課税の強化、老年者控除の廃止により平成17年分確定申告書の提出件数が増大する。
(2)平成16年度末現在1兆8,600億円の滞納税額が存在する。
(3)法人税の実地調査率が平成15年度においては3.9%になっている。
(4)確定申告の際、電子申告など新たな手続きが選択できるようになり、その指導等に新たな手間と人がかかる。
などから増員の必要性を訴えているのです。そこで、今日は財務省の主計局長に、長勢甚遠官房副長官、金田勝年外務副大臣、亀井善之先生らとともに、定員確保の必要性を訴えました。

●1200〜国会対策委員会/リバ2,3、1300〜国対正副/507

私にとっては初めての国会対策委員会が党本部リバティー2,3号室で開催されました。細田国対委員長から挨拶があった後、村田筆頭副委員長から新たな役員の紹介があり、また今後の国会の動きについて1年生に説明がなされました。
この委員会が終了した後、党本部507号室で国対正副委員長打合せが行われました。調整が難航している各種委員会、特別委員会などへの配属決定について、再度今週中決着を目途に再検討されることになりました。

●1400〜日本薬剤師会本部事務所拝見/四谷

今まで渋谷に日本薬剤師会の本部がありましたが、諸般の事情により四谷に引っ越すことになっていました。いつ引越しが終わったのか知りませんでしたが、党本部でたまたま中西会長らに遭遇し、これから四谷に戻るとの話を聞き、見学を兼ねて一緒に連れて行ってもらうことになりました。場所は四谷三丁目のみずほ銀行の7、8階で、今までの事務所よりも広いスペースを確保しています。会議室ではちょうど日薬常務会が開かれていて、突然乱入しカメラを構えた私に皆さんはビックリ。医療制度改革、診療報酬改定など課題山積の中で、将来に向けた薬剤師の社会貢献がいかにあるべきか、熱心に議論されていました。

●1900〜國容会懇親会/ぬけ作

松本純後援会「國容会」の懇親会がおしゃれ料理ぬけ作で開催されました。今回の趣旨は、過日開催されたゴルフコンペでホールインワンを達成した岡崎安喜子さんのお祝いです。他にも後援会の会合が予定されていましたが、同伴プレーヤーとしてそのお祝いに駆けつけました。仲間を代表して中西専務からお祝いのテーラーメイドのドライバーと花束が安喜子さんにプレゼントされました。安喜子さんご満悦!そして、美味しいお料理とお酒で盛り上がりました。ゴルフを通じてできた仲間の会ですが、話題は豊富で都市基盤整備、司法制度、景気浮揚など勉強になる話しばかりでした。


11月14日(月)晴れ

0700〜第132回早朝駅頭演説会/新杉田駅

今朝はJR新杉田駅です。本年第132回目の早朝駅頭演説会を開催することができました。私は夏場も今も着ているものは変わらないのですが、通勤通学の皆さんの着ているものが大きく変わってきました。コートや襟巻きを着用する人も増えてきて、いよいよ冬を迎えるのだなあ、と余りにもあわただしく時が過ぎていくことに驚いています。皆さんのお手元には「まちかど政治瓦版」11月号をお届けしました。また、いつもと同様ですが、衆議院、参議院の選挙の報告、お約束通り郵政民営化法案が可決成立したこと、内閣改造が行われて、私も総務大臣政務官の役を終えて国会では議院運営委員会の理事、そして党では国会対策委員会副委員長を拝命したことなどについて報告しました。今日の「まちかど政治瓦版」の配布は303枚(古正52、斎藤20、原52、笠間22、篠崎157)でした。

●1800〜自民党横浜市連パーティー・懇親会/パンパシフィック

昼間は東京へ行き、役所の説明や地方の陳情などを受けました。また、国会対策委員会では委員配属の詰めに入っていました。明日には発表できそうなところまで来ました。これらの処理を終えてあわてて横浜へ戻り自民党横浜市連のパーティー会場に無事到着しました。

会場の控え室には、講演を終えたばかりの久間総務会長が控え室に戻ってこられしばらく歓談。また来年青葉区の市会議員補欠選挙に立候補予定の山下正人氏が久間総務会長と記念写真を撮るというので、私のカメラで撮影することになりました。

各選挙区支部長からも挨拶をし、また先ほど記念写真を撮った山下氏も元気に挨拶されました。皆さんで乾杯し歓談の時間に入りました。会場にはあふれんばかりの党員党友の皆さんが集い大盛会でした。政治が思ったより身近にあることを一人でも多くの方に理解していただければ幸いです。多くの皆さんの期待にしっかり応えることができるよう、自民党横浜市連所属議員は一致協力して様々な課題に取り組み、結果を出していこうと最後まで盛り上がりました。

●1800〜磯子区連合町内会長会会長懇談会/市内

磯子区連合町内会長会の宮嶋会長のお招きで懇談会です。今日はかも鍋が用意されていて驚きました。野性味たっぷりのコクの有る鍋に皆さんと一緒に舌鼓を打ちました。宮嶋さんの田舎は秋田県だそうで、この時期になるとかも鍋を楽しむそうです。また日本酒がこの鍋にぴったりですね。美味しい鍋をつつきながら、私は国政の状況について報告させていただきましたが、皆さんの興味は「ポスト小泉」に集中していました。誰が良い、誰は力量不足と話はつきませんでしたが、このところの政治に対する関心度の高さに驚かされます。私たちも永田町にいて気がつかない点をたくさんご指摘いただきました。やはり市民の目、国民の視点で国政の舵取りを間違えないようにしていかなければなりませんね。


11月13日(日)晴れ

●1900〜まつたけ会/松本純野毛事務所

夕刻7時からまつたけ会の例会です。お集まりいただくのは野毛の地元の大先輩ばかりです。今日の私からの国政報告は、衆議院、参議院の選挙報告、郵政民営化法案の可決成立、第3次小泉内閣改造について、それに伴う私の役割の変更、国会対策委員会の仕事、議院運営委員会の役割、などについて報告しました。国対副委員長として一年生の81人(83人のうち2名が政府側へ)の国対委員とともに新しい自民党づくりに取り組んでいきたいことをお伝えしました。そして今年度の後援会事業が残すところ二つになり、参加をお願いしました。


11月12日(土)

●1130〜杉田小学校創立130周年記念式典/杉田小学校体育館

午前11時30分から、子供たちのトランペットバンドの演奏に始まり、横浜市立杉田小学校の新校舎落成、創立130周年記念式典が挙行されました。子供たちの演奏はすばらしかった。目を輝かせて一生懸命ラテンのリズムにのっていました。私からは「自己実現とそれを受け入れる社会づくりについて」お話し、杉田小学校の今後の発展を祈りました。

●1600〜実りの秋に音楽を聴く会/向山小児科

向山先生(中区医師会会長)の恒例の地域講演会・勉強会が開催されました。長い歴史を持った勉強会で、様々な企画がうたれます。対象者はご近所の皆さんや向山先生の友人の皆さんです。私も挨拶の機会を頂戴し「身近な政治」の大切さについてお話しました。そして、今年の暮れから来年の通常国会にかけて審議される「社会保障制度・医療制度改革」について、「給付と負担のバランス」の重要性と、少子高齢化で負担増から逃れることはできない財政状況について説明しました。その後、集まった皆さんは「実りの秋に音楽を聴く会」を楽しまれました。

●1700〜自民党かながわ政治大学第10期開校式/ロイヤルホールヨコハマ

自民党かながわ政治大学も第10期の開校式を迎えました。今回の特徴は参加者が増えていることです。特に政治家になりたい、自分の力を試したい、と公募による政治家が数多く誕生する傾向に伴い、政治家を志す方々が増加しました。開校式に続き、小池百合子環境相の記念講演に熱心に聞き入っていました。必ず夢を実現するチャンスが訪れますので、いざというときに直ちに手を上げることができるよう日ごろから研鑽を積んで、準備を進めて欲しいと思います。

●1830〜青友会ソフトボール部納会/養精軒

野沢さんが引退することになりました。これまで華麗なプレイを見せていただいて来ましたが、74歳になって今季で応援する側に回るとのことでした。合わせて今年頑張った私も花束のプレゼントを頂戴しました。皆さんの温かい心遣いに感謝でいっぱいです。

●1930〜金時会/柏葉サンクス

青友会の納会が終わるやいなや、柏葉の除村さんのご自宅に飛んでいきました。金時会の例会がにぎやかに行われていました。到着は9時を過ぎてしまいましたので、既に皆さんはお酒が回り絶好調。私の新たな仕事の内容について熱心に聞いていただきました。話が終わると、飲めや飲めやで大騒ぎになりました。もともとそんなにお酒に強くない私は、勢いで飲んでしまうしかありません。皆さんは飲んで言いたい放題、それに負けないように改革の必要性について訴えました。このような触れ合いを大事に、皆さんの声を大切にして、国政に取り組んでいきたいと思います。


11月11日(金)曇り

0700〜第131回早朝駅頭演説会/京急杉田駅

今朝の早朝駅頭演説会は京急の杉田駅です。今年の一月から第131回を迎えました。小さな駅ですが、大勢の磯子の皆さんがお元気に出発、駅の昇降口に吸い込まれていきます。以前に比べると大変多くの方が会釈し、また「頑張れ!」と声をかけてくださるようになり感動しています。お伝えすることは衆議院、参議院の選挙の結果、郵政民営化法案の成立、内閣改造、私の総務大臣政務官退任、新役職として議運理事、国対副をおおせつかったこと、現在各種委員会への委員配属に頭を痛めていること、社会保障制度の中でも直接命にかかわる医療制度改革が行われていること、などをお伝えしました。また「まちかど政治瓦版」11月号の配布枚数は481枚(古正20、斎藤77、原52、笠間264、篠崎68)でした。

●1200〜社会保障制度調査会医療委員会/701

今日はたくさんの議員が701号室に集まりました。医療制度改革について、厚生労働省の中島正治健康局長、松谷有希雄医政局長、水田邦雄保険局長からそれぞれ改革の内容が説明され、議員からの質疑応答になりました。医療改革について審議を進めるため、11月10日に立ち上がった「政府・与党医療改革協議会」のメンバーは次の通りです。

(政府側)
内閣官房長官 安倍晋三
総務大臣 竹中平蔵
財務大臣 谷垣禎一
厚生労働大臣 川崎二郎
経済産業大臣 二階俊博
経済財政政策担当大臣 与謝野馨
(与党側)
自由民主党幹事長 武部勤
自由民主党政調会長 中川秀直
自由民主党総務会長 久間章生
自由民主党社会保障制度調査会長 丹羽雄哉
参議院自由民主党幹事長 片山虎之助
公明党幹事長 冬柴鐵三
公明党政務調査会長 井上義久
公明党社会保障制度調査会長 坂口力
公明党政務調査会副会長 福島豊
参議院公明党幹事長 木庭健太郎

説明が進み議員の質疑応答になる直前に、この社会保障制度調査会医療委員会の主催者代表で、しかも「政府・与党医療改革協議会」のメンバーでもある丹羽雄哉会長が席を立ってしまったことに対し、「誰がこの場の議論を協議会に伝えるのか」と議員からクレームが相次ぎました。鈴木俊一委員長が責任を持って審議内容を伝えると約束し場内は一応おさまりましたが、今後も火種になりそうです。たくさんの質問が出ましたが、特に印象に残ったことは「第15回医療経営実態調査(医療機関等調査)」結果速報(平成17年11月2日公表)の概要について、「医療機関が儲けすぎ」との世論を起こすために都合の良い数字だけを表に出しているとのクレームでした。もしそれが都合の良い数字であれば、我々は何の数字を信用して議論したらよいのか、根拠をすべて失ってしまいます。早急にこの内容について正しい情報を得なければなりません。なぜなら、医療制度改革は短期課題として取り上げている財政調整が最大のポイントですから、答えを出すには、患者の保険料・窓口負担を上げる、医療機関の診療報酬単価を下げる、保険者の負担を上げる、税金の投入を上げる、などによって調整するしか方法はありません。皆が嫌がることを進めなければならず、以前「三方一両損」という言葉を小泉総理が使ったことを思い出しました。

●1600〜国対事務局は大混乱

国会対策委員会正副委員長打合せで衆議院の各種委員会の理事・委員配属を決めていますが、事務局では各派閥から出される要望に沿うように、正副委員長の了解を取りながら調整しなければなりません。その状況をのぞきにいってきましたが、担当者らは間違えのないように慎重に整理を進めていました。今まで私の知らなかった裏方の世界で、こんなに多くの皆さんが努力されていることを知りました。来週15日までには調整が終了する運びになります。


11月10日(木)晴れ

●0700〜第130回早朝駅頭演説会/洋光台駅

今日は第130回の早朝駅頭演説会がJR洋光台駅で開催されました。残念ながら所用で私は欠席でしたが、スタッフにより「まちかど政治瓦版」を配布しました。「まちかど政治瓦版」11月号の配布枚数は459枚(古正13、斎藤1、原89、笠間190、篠崎166)でした。

●1830〜横浜中法人会東支部・経営講演会・講演/日ノ出町会館

午後6時30分から日ノ出町会館で社団法人横浜中法人会東支部の経営講演会が開催され、私が講師としてお招きいただきました。今日はその講演内容をつめるのに丁寧に時間をかけて準備を進めました。何故かといえば注文された講演テーマが「行財政改革について」というテーマで、これを分かり易くお伝えすることはなかなか難しいことだからです。与えられた時間は午後6時30分から7時30分の1時間、その後7時30分から8時30分までが質疑応答しながらの懇親会で、合計2時間の予定でした。はじめに「わが国の財政状況」の説明、そして総務省で学んだ中央集権から地方主権に変化してきた国の形を具体的にするための「三位一体改革」、少子高齢化や経済状況の影響を受けてピンチにある「社会保障制度」、日本の社会の形を示す「国民負担率」などについてお話ししました。


11月9日(水)晴れ

0700〜第129回早朝駅頭演説会/富岡駅

今日の早朝駅頭演説会は京急富岡駅です。子供たちも元気に通学、「頑張れ、頑張れ!」と握手を求められ、期待に応えることのできる本物の活動をしていきたいと改めて感じます。「まちかど政治瓦版」11月号の配布枚数は336枚(古正50、斎藤66、原78、笠間40、篠崎102)でした。

●1000〜南関東ブロック両院議員総会/706

千葉、山梨、神奈川三県を南関東ブロックといいます。各県の衆参議員が集まり、会長はじめブロック代表総務などの選考がなされました。これまで会長は自民党千葉県支部連合会の森英介会長が務めてきましたが、今回は各県連会長の推薦を受けた浜田靖一衆議院議員が次期のブロック会長に就任することになりました。もっぱら各自の仕事が山盛りですから、会長職につくことについては、奇特な方にお願いしたいという雰囲気が強く、自分から手を挙げる人はいません。神奈川県連事務局長でこのたびの選挙に勝った浮島さんや過日の参議院神奈川補欠選挙に勝った川口さんらと、しばしおしゃべり。

●1200〜凌雲の会/508

若手といっても、今回の選挙で新人がたくさん入ってきましたのでそれほど若い年ではなくなってしまいましたが、次代を担うリーダーたらんとする政治家の勉強会です。今までは岸田さんが党本部経理局長だったので、その経理局長室の会議室で開催されていましたが、このたびの内閣改造に伴い経理局長を退任されました。当然会議室は使えなくなり、一般の会議室を使用することになります。もちろん会議室の使用料金はありませんが、食事代が別にかかるようになります。これから別途昼食代を徴収することが決まりました。毎日食べてるお昼のカレーライスをほお張りながら、可愛らしい議論で今日はおしまいでした。

●1230〜社会保障制度調査会医療委員会/704

あわただしくカレーを食べ終わって、党本部508号室から704号室に移動。社会保障制度調査会の医療委員会が開催されました。今日は厚労省案に対する意見を聞くために、看護協会、健保連、経団連、連合の4者の皆さんに出席いただきました。それぞれから意見が出され、免責制度にも賛否が分かれるなど、議論は白熱しました。毎回医療制度の改革については財政問題が中心になりますので、次第に複雑な仕組みになってしまい、一般的には理解しにくい制度になってしまいます。私の基本的な考え方は、国民皆保険制度を堅持すべきで、保険は保険料を負担するもののみが権利としてサービスを受けられる仕組みで、あまり税金の投入が大きくなりすぎないように注意することが必要だと考えています。多くを税金で賄うようになったら、それは保険制度ではなく措置制度になってしまうからです。しかし、だからといって免責制度や窓口一部負担の増による患者への負担が不合理に大きくなってはなりません。

●1520〜河野衆議院議長に国対の準備状況について報告/議長公邸

今日第二回目の国対正副委員長打合せが行われますので、その前にこれまでの議論の内容とこれからの取り組み内容について河野洋平議長に報告するために、久しぶりに議長公邸にお邪魔しました。河野議長は議長在任期間中は自民党の党籍を離脱していますので直接のかかわりはありませんが、河野グループは議長を除いて、9名中大臣2名、副大臣1名、大臣政務官1名が政府側に、また衆議院では特別委員長1名、議運理事1名がその役に付きましたので、今日選考される各種委員会理事争奪戦では今までの理事数を減らすことになる現状にあることをお伝えしました。

●1600〜第2回国対正副打合せ会/第22控室

午後4時から国会議事堂の3階にある第22控室で、第二回目の国対正副打合せが始まりました。今日の議題は委員会配属についての相談です。委員全体については後回しにして、まずは各委員会の理事職の配分について議論がスタートしました。各派閥から希望が出されますが、その希望通りにすると一つの委員会で5議席ある理事の数を大きく上回ってしまいます。各派閥ごとに取り消しや移動を繰り返していきます。ようやくその形が見え始めたら時間は午後6時40分でした。積み残した課題は明日個々調整して理事部分については調整を終了し、その後引き続き委員の各委員会配属について審議することになりました。取りまとめの最終日は15日となりました。個々の議員の力を大いに発揮してもらうため様々な角度から審議が続きます。


11月8日(火)晴れ

0700〜第128回早朝駅頭演説会/能見台駅

第128回早朝駅頭演説会は京急能見台駅です。良い天気に恵まれさわやかに「まちかど政治瓦版」の配布をしました。私は昨日から今朝にかけて、国対の宿題となっている委員会の配属について頭を痛めました。何といっても中馬弘毅、河野太郎、桜井郁三議員らが政府サイドに移ってしまったため、たくさんありすぎる委員会や特別委員会に行く人がいません。しょうがないので、一時配属をあきらめて、空白委員会を作らざるを得ない決意をするにいたりました。このような細かな作業になってくると、政策グループ(昔は派閥と呼びました)がなければ各議員の希望を反映した人員配置ができませんので、グループの必要性を改めて感じました。おっと、「まちかど政治瓦版」の配布枚数は合計で322枚(古正113、斎藤17、笠間61、篠崎131)でした。今日もたくさんの皆さんに受け取っていただきありがとうございました。

●1300〜JUNCLUB例会/天吉

私のJC時代の友人らによる後援会「JUNCLUB」の例会です。南雲誠司会長から麻生太郎大臣との懇談の場の様子が報告されました。また、私からは選挙後の国会の様子についてご報告しましたが、あわせてすみれ会や支援団体代表による忘年会の計画について説明し、ご協力のお願いをしました。昼食、歓談に入ってからの話題は「ポスト小泉」で盛り上がりました。改革をしっかり進めてもらわなければなりませんが、今回の内閣改造で外されてしまった適齢期の議員の心情を考えると、次期の総裁選挙では世代間の戦いが激しくなるのではないかと評論されていました。

●1800〜政令指定都市議会議連交流会/都市センターホテル5F

我が横浜市会議員から政令指定都市議会議連の会長が誕生しました。藤代耕一市連幹事長がその大役を担うことになりました。横浜からたくさんの市会議員が参加し激励しました。武部幹事長とともに記念写真を撮ることもできました。三位一体改革など政令指定都市と協力して進めなければならない課題が山積しています。藤代会長の活躍に期待します。


11月7日(月)曇り後晴れ

●0700〜第127回早朝駅頭演説会/金沢文庫駅東口

第127回早朝駅頭演説会は金沢文庫の東口です。横浜市金沢区の海側からの通勤通学のたくさんの方々が駅へ入っていきます。大勢の方々に声をかけていただき感激しました。今日の演説内容はいつもの通り、衆議院総選挙、参議院神奈川補欠選挙が無事終わり郵政民営化法案が可決成立し経営委員会の立ち上げにより具体的な工程に入ってきていること、第3次小泉改造内閣の発足により私は総務大臣政務官を退任し、自民党の活動として国会対策委員会副委員長、また国会の役割として議院運営委員会理事を拝命したことなどの報告をしました。「まちかど政治瓦版」11月号の配布枚数は合計377枚(古正10、斎藤98、原42、笠間131、篠崎83、関口13)でした。

●0900〜次男の公認会計士試験発表

うちの子供らは男ばかりの三人兄弟です。長男は既に社会人として自立しています。三男は岩手大農学部獣医学科の5年生でまだ学生さん。次男は公認会計士の国会試験資格を得たいとのことから挑戦を繰り返していました。今回のそれは大学卒業時から三回目の挑戦でした。5月の1次試験は合格、8月の2次試験の結果が今日発表になるという気の遠くなる仕組みです。初めての挑戦では1次試験で失敗、二年目の挑戦では1次試験合格、2次試験失敗、そして三年目の今回の挑戦で2次試験も合格という結果を得ましたが、毎年段階を踏んで成長していく姿を見て頼もしく思っていました。本人のほっとした笑顔を久しぶりに見ましたが、嬉しいのは次男ばかりではありません。私も親ばか発揮で今日ばかりは飛び上がって喜んでしまいました。これから2年だか3年公認会計士会社で実務を経験すると晴れて一人前になるそうです。私のテーマでもある「自己実現と、それを受け入れる社会づくり」を各分野で構築し、希望を持って頑張れば道が拓かれる「汗する人が報われるニッポン」づくりに私ももっと頑張らなければ、と思いました。

●1130〜キーファーククラプ昼食会/ホテルニューグランド

私の女性後援会の皆さんとの昼食会がニューグランドのイタリアンレストランで開催されました。今日は時間がとれて、食事の終わるまで皆さんと一緒にいることができました。一般のお客様も入ってきますので、オープンと同時に私からの国政報告を行いました。報告した内容は早朝駅頭演説会で皆さんにお伝えした内容と一緒です。そして、その後ワインで乾杯してから食事が開始されました。私は皆さんのテーブルを一つ一つ回って乾杯し、記念写真を撮って、おしゃべりを楽しみましたが、相当ワインを飲んでしまいまして、昼間から真っ赤な顔になってしまいました。しかし、直接皆さんから色々なご意見をいただき、大変勉強になりました。

●1330〜柏葉したしみ会/柏葉町内会館

赤い顔をしたまま、中区柏葉の女性の会「柏葉したしみ会」の例会に向かいました。全然ワインのアルコールが抜けません。国政報告については早朝駅頭演説会と同様に、選挙報告、郵政民営化法案可決成立、内閣改造に伴い総務大臣政務官を退任し国対副、議運理事に就任したことを報告しました。しかし、新たな役職の国対副委員長と議運理事の仕事の中身を説明するのがなかなか難しい。やはり、大臣や副大臣など政府側の役職の方がイメージしやすいのでしょう。対外的には地味な仕事ですが、国会にとっては極めて重要な役割。これからの活動で理解を深めていただくよう頑張りたいと思います。

●1600〜国対役員打合せ会/院内3F第22控室

第1回国会対策委員会正副委員長打合せ会が第22控室で開かれました。国会対策委員長は細田前官房長官です。今日は顔合わせと、それぞれ副委員長の担当が決定され、委員会配属のまとめを行うので次回までに希望を取りまとめてくるよう指示がありました。次の打合せ会は11月9日の午後4時からに決定しました。

●1730〜国対役員懇親会/南甫園

新国会対策委員会正副委員長と事務局の懇親会が中国料理店で開催されました。それぞれが自己紹介しながら、今後の活動について話し合いました。私の担当は党務は国会対策委員会、常任委員会は議運・総務です。また83名の新人議員のうち2名が政府側に転出しましたので、81名の一年生議員の総括相談窓口になりました。事務局では外川正明さんが私の担当となりますので、これまでの取り組みについて色々な話を聞かせていただきました。この公の役割分担のほかに、私は衆議院議長への事前説明が担当となるとのことでした。初めて取り組む仕事ですから戸惑いがたくさんありますが、一つ一つ丁寧に進めて行きたいと思います。夜遅くまで打合せは続きましたが細田委員長には最後までお付き合いいただきました。

■我が事務所スタッフの皆さん


11月6日(日)曇り

●1000〜2005かながわ薬剤師学術大会/神奈川県立音楽堂ホール

神奈川県の薬剤師が、神奈川県薬剤師会、神奈川県病院薬剤師会の業態の壁を突き破って、一人の薬剤師として参加する学術大会が、神奈川県立音楽堂ホールを参加者で埋め尽くし、盛大に開催されました。これからの薬剤師の職能を活かす社会的立場と社会貢献のあり方について幅広い勉強がなされます。基調講演の後は、学術的な勉強が分野ごとに分かれて行われます。この学術大会に1120名もの参加者を得た意味は、医療制度改革の進捗、また来年からスタートする薬学教育6年制など大きく変わる環境に、薬剤師自身が積極的に変化していこうとする意志の表れだと感じました。

●2000〜本牧桜会例会/三之谷商栄会館

夕刻から雨が強く降り出しました。中区本牧の三之谷商店街の村上健司後援会の皆さんと久しぶりにお目にかかりました。私の瓦版のテーマは「議員年金は廃止すべきだ」ですが、これに対して違うご意見がありました。それは、政治家、議員の日ごろの活動や政治への取り組みを見ていると、庶民と一緒でなければならないといって議員年金を取り上げてしまうのはいかがなものか、厚生年金は労使折半で保険料を負担しているのだから、使にあたる国がその補填責任を果たしても不合理ではないのではないかという意見でした。しかし、私は本来恩給で退職金を支払うことが法に明記されているのだから、拡大解釈した議員年金はやめるべきだと思うのです。

●2000〜2005かながわ薬剤師学術大会実行委員打上げ/叶家

朝10時から行われていた学術大会が無事に終了し、私の自宅近所の料理屋さんで打上げが行われていました。私は本牧から飛んできましたが午後9時ころの到着になってしまいました。既に実行委員の皆さんは達成感とお酒に酔いしれていました。大成功おめでとうございます。


11月5日(土)晴れ

●1300〜平成17年度六浦吟詠会温習会/金沢産業振興センター

六浦吟詠会の恒例の温習会が開かれました。私は六浦吟詠会の顧問を務めさせていただいていますが、今日は来賓としてお招きいただきました。午前の部の発表会が終わり昼食をはさんで午後1時から式典が始まりました。黒澤会長からの挨拶は「全国に220ほどの詩吟の会が存在するが、神奈川県では35の会が活動している。その中でも180人の会員を擁する六浦吟詠会がもっとも注目を集めており誇りに思う。高齢の会員が多いといわれるが、それは大きな声を出すことのできる元気な楽しい人生を送っている人が多いということだ。」と会運営に自信を覗かせておられました。私からもお祝いのご挨拶を述べさせていただきました。

●1830〜相模原市薬剤師会30周年記念式典/小田急センチュリーホテル相模大野8F

相模原市薬剤師会が社団法人化されて30周年を迎えました。三師会(医師・歯科医師・薬剤師)の活動も活発で、地域の市民の安心・安全を守るために一致協力した体制がとられています。今回の衆議院選挙で当選した地元の赤間二郎代議士が始めての出席となり、紹介され、挨拶の機会を頂戴しました。私からは、内閣改造で川崎二郎厚生労働大臣が誕生した意味は、国の財政バランスを整えるため本格的な医療制度改革、診療報酬改革に入る決意が小泉総理から示されたものであることをお伝えしました。いわゆる族議員が業界団体を守る旧態依然とした政治構造は崩壊すると予測され、医療提供体制のあり方と国民・患者の給付と負担について早急に答えを出していかなければなりません。相模原市薬剤師会の大野会長から述べられた「相模原市薬剤師会の存在意義」を、日本の薬剤師すべてが「薬剤師の存在意義」と受け止め、来年春からスタートする6年制で新たに生まれる新薬剤師たちが国民・患者に視点を置いてどのような社会貢献すべきか、ということを示すのは先輩薬剤師の皆さんの大きな仕事です。


11月4日(金)晴れ 総務大臣政務官退任式

0700〜第126回早朝駅頭演説会/金沢文庫駅

今朝も良い天気でした。第126回早朝駅頭演説会は金沢文庫の西口です。特別国会が閉会したこと、第3次小泉改造内閣がスタートしたこと、総務大臣政務官を退任したこと、議院運営委員会理事・自民党国対副委員長に就任したこと、などなどについてご報告しました。今日は総務大臣政務官の事務引継ぎと退任式が予定されており、駅頭演説会が終わると東京へ向かわなければなりません。 また、新たな役職の内容が良くわかりませんので、その勉強も始めなければなりません。聞くところによると衆議院の議院運営委員会の役割は大変重要で重い責任を負うようです。「まちかど政治瓦版」11月号の配布枚数は444枚(古正67、斎藤26、笠間178、篠崎126、関口47)でした。

●1310〜大臣政務官事務引継ぎ式/政務官室

久しぶりに総務省の大臣政務官室に入りました。引継ぎ書の署名が最後の仕事です。2003(平成15)年11月20日就任〜2005(平成17)年11月2日退任までの在任714日間、私を支えてくれたのが大井潤秘書官でした。すべての時間を私のために使っていただき感謝しています。秘書官は経験のために交代制で一人の政治家(大臣、副大臣、大臣政務官)に仕え、それが終わると自分の本来の仕事に戻る仕組みになっています。大井さんは総務省自治行政局国際室に転勤することになりました。なんといっても32歳の若者ですから、これから大いに活躍されることでしょう。将来が楽しみな青年です。

(林省吾事務次官の立会いのもとすべての仕事が終了)

残務整理はすべて終了していますので、最終のまとめを新しい政務官に引き継ぐことが最後の仕事で、その引継ぎ書に筆で署名して桜井郁三政務官に渡しました。三位一体の改革の方向性は麻生大臣とともに示すことができましたが、いよいよこれからが完成させなければならない大事な時期を迎えます。桜井政務官の活躍に期待します。

●1330〜副大臣・政務官交代式/総務省B2講堂

総務省の地下2階にある講堂で副大臣・政務官交代式が執り行われました。残念ながら山本副大臣は欠席でしたが、それ以外の旧副大臣・政務官と新副大臣・政務官は全員お揃いです。講堂の外で隊列を組み、幹部職員の皆さんが待つ会場に進みました。

林省吾事務次官から退任した今井副大臣、松本政務官、山本政務官、増原政務官の順で、任期中取り組んだ数々の功績について紹介がなされました。大変丁寧なご紹介で、次官の話に耳を傾けていると、走馬灯のようにこの2年間の取り組み課題が目に浮かびました。私の在任期間714日というのは総務省で最長の政務官だったそうです。これも一つの良い思い出になりました。次官はじめ職員の皆さんの多大なるご理解とご協力をいただき、さまざまな政策実現ができたことを誇りに思います。誠ににありがとうございました。

今井副大臣から順番にお礼のご挨拶

花束を頂戴しお見送りを受けました。

●1800〜故望月治男氏通夜/セレモニーホール奉誠殿

横浜市中区の伊勢佐木町3〜7丁目の協同組合の理事長を長きにわたり務めていらした望月治男氏が逝去されお通夜が営まれました。初めて私が市会議員に挑戦した平成2年ころには何から何までお世話になった恩人です。訃報をうけて大ショックでした。心からご冥福をお祈り申し上げます。

●1800〜横浜ワインセレブレーション前夜祭/パンパシフィック

明日から今月末まで開催される「横浜ワイン・セレブレーション」の前夜祭が開催されました。会場には150種類を超えるワインが並び、お客様は各種のワインを楽しんでいらっしゃいました。主催者の小山さんから聞くところによると、約150店の協力店により、普段はお目にかかれない珍しいワインや有名なワインが提供され、ワイン文化そのものを横浜市民に楽しんでいただき、2009年の横浜開港150周年のビッグイベントにつなげていきたいという催しでした。後援者の坂倉氏や竹内氏とともにサーベルでシャンペンの栓を抜く技などの実演を拝見しました。


11月3日(木)晴れ 文化の日

●1100〜故枝磯二氏告別式/一休庵久保山斎場

磯子区の浜マーケットで八百屋さんとして頑張ってきた枝さんが急逝されました。訃報を受けて私も大変驚きました。63歳の若さですからご家族の皆さんも大きな衝撃となったことと思います。心から哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。

●1300〜中薬バーベキュー/海の公園

金沢区の海の公園で、午前11時ころから準備を始め中薬主催のバーベキューパーティーが開催されました。折りしも国会では社会保障制度のひとつである医療改革に関して、厚生労働省案が示され議論が百出しているところです。これから結婚しようとする若手の薬剤師さんや、結婚記念日を迎えた少し若手の薬剤師さんらからも意見をたくさん頂戴しました。将来に向けて大きな不安を抱いていることは誰も変わることはありませんでした。国民・患者に視点をあわせ、国民皆保険制度が堅持されることを私は求めています。

●1630〜千葉県薬剤師会第2回薬連セミナー/黒潮亭

午後2時過ぎに横浜市金沢区を出発して千葉県習志野に向かいました。千葉県薬の第2回薬連セミナーにお招きいただきました。佐谷前日薬会長、藤井基之参議院議員などが講師として「これからの薬剤師」について講演をしたそうです。それに引き続き、私からも政治と薬剤師のかかわり、逃れることのできない官製市場との付き合い方についてお話しました。これからも大いに勉強して、真に安心して暮らすことのできる社会を手に入れたいと思います。


11月2日(水)晴れ 総務大臣政務官退任、国対副・議運理事就任

●0700〜第125回早朝駅頭演説会/六浦駅

今朝は京浜急行六浦駅で早朝駅頭演説会が開催されました。残念ながら今日は総務大臣政務官として最後の一日で、事務的な手続きなどで東京へ行かなければなりません。スタッフの皆さんに駅頭での「まちかど政治瓦版」配布をお願いして東京へ向かいました。その配布枚数は合計371枚(古正10枚、原61枚、斉藤108枚、笠間70枚、篠崎122枚)でした。

●0830〜社会保障制度調査会医療委員会/党本部901

本日は国民健康保険中央会、日本病院団体協議会、全日本病院協会、日本精神科病院協会からヒアリングです。先生方からは、保険財源は有限であることを踏まえて提供する医療を考えるべきとの意見、医療保険を都道府県単位で行うのは望ましいと考えるが都道府県におけるマンパワーの点で問題があるのではないかとの指摘、ジェネリック薬品の活用推進すべき、オンライン請求を年限を区切って義務化することについてどう考えるか等の質問がありました。

●1000〜尊厳死法制化を考える議員連盟総会/衆第一議員会館第3会議室

中山太郎議員を会長とする議員連盟です。中山会長から、衆議院法制局において諸外国における尊厳死制度の調査、日本尊厳死協会の案等を踏まえ、尊厳死の法制化に関する要綱骨子案が出来上がったので、皆様で議論していただきたいとの挨拶がありました。法制局からは、尊厳死の権利を認めた場合本人の意思を医者は尊重する義務を負うのか、本人の意思と家族の意思が異なる場合どのように調整するのか等のさまざまな論点があるとの説明がありました。我が同士の岩屋毅代議士も参加。

●1300〜総務大臣政務官退任

麻生太郎総務大臣が外務大臣に就任されましたが、それに引き続き、2003(平成15)年11月20日に私が就任した総務大臣政務官の役は本日を持って解任されました。約 2年間(在任714日)同じポストに就くことは大変珍しく、政務官としては最長記録だそうです。鈴木恒夫国対副からは「4期連続の政務官はありません。後進に道を譲り、君には国対・議運を担当してもらいます。」とのことでした。今日は昼過ぎに、私を2年間サポートしてくれた大井潤総務大臣政務官秘書官も同時に解任され、秘書官用に供与されていた携帯電話が召し上げられ、また車も次の政務官に引き継がれました。長くもあり短くもあった2年間ですが、大井秘書官には大変お世話になり感謝感激です。その間垣間見た彼の卓越した感性は、さらに発展し、新時代の日本を背負う重要な役割を担う人物に成長することでしょう。将来が楽しみです。

●新役職は国対副委員長、議運理事

正式に紙が届きました。今日付けで国会対策委員会副委員長(議運・総務担当)、議院運営委員会理事に就任することになりました。この仕事は国会の運営を担う大変重要な役割で、国会内に拘束される時間は早朝から極めて長時間におよびます。さらに、83人の自民党新人議員が誕生しましたが、その彼ら全員が国対委員として構成されていますので、大所帯の組織です。どんな内容の仕事になるのか、楽しみです。また、国対では総務担当とのことですから、総務省から提出される法案等の国会での取り扱いの窓口になりますので、2年間お世話になった総務省、総務委員会への恩返しにもなります。頑張らなければ!

●1700〜正路会/都内

正路会は道路行政について勉強する自民党国会議員の仲間の会です。わが国の基盤整備の基本は道路整備です。道路特定財源の使い方にも色々な意見が出ていますが、わが国の将来に向けて今やっておくべき需要課題は何か、しっかり見極めて必要なこと、不要なこと、改革すべきことをいつもチェックしていかなければなりません。会長の山口泰明議員が内閣府副大臣に就任されましたので、そのお祝いも含めにぎやかな会合になりました。


11月1日(火)晴れ 国会閉会

0700〜第124回早朝駅頭演説会/京急六浦駅

早朝駅頭演説会の再開です。10月は川口より子参議院議員が当選を果たした神奈川県補欠選挙が実施されましたので、その選挙期間中の早朝駅頭演説会が開催できませんでした。ようやく「まちかど政治瓦版11月号」も完成し、その配布と特別国会最終日を迎える国会の様子、また昨日実施された小泉内閣改造の様子などについてご報告しました。久しぶりでしたが、皆さんから「頑張れ!」と激励をいただき感激でした。朝7時から8時までの一時間の演説会ですが、しっかり継続していきたいと思います。「まちかど政治瓦版」の配布枚数は343枚(古正21、原87、笠間124、篠崎171、関口40)でした。

●1020〜倫選特委理事会/第13理事会室

早朝駅頭演説会を午前8時に終了すると、金沢八景からあわただしく東京に向けて出発しました。1時間少しで国会議事堂が見えてきました。議員会館事務所で時間調整して、国会の衆議院分館で開催された政治倫理と公職選挙に関する特別委員会理事会に総務大臣政務官として陪席しました。本日の委員会について協議です。本日の案件は委員長の辞任及び後任の互選。大勇会の鈴木恒夫委員が委員長です。その後、閉会中審査に関する件がかかることになりました。

●1200〜社会保障制度調査会医療委員会/704

厚生労働省の医療制度構造改革(試案)について、知事会、市長会、町村長会からのヒアリングです。知事会からは医療費適正化計画について都道府県が策定すること等について、それに見合う権限がないので違和感がある等の意見。市長会・町村長会からは、国民健康保険についても現在の市町村が運営単位では維持困難なので都道府県単位にして欲しい等の意見がありました。先生方からは、都道府県は国民健康保険の都道府県の一元化では問題の根本的な解決に至らないとの主張があり、市長会・町村長会で意見の隔たりがあるのではないか等の指摘がありました。

●1245〜代議士会/第14控室、1300〜本会議/本会議場 特別国会閉会

中川秀直議員、与謝野馨議員、島村宜伸議員の永年表彰がなされ、島村議員から永年表彰に対する謝辞がありました。続いて、請願手続き、会期末処理等がなされました。 そして最後に河野洋平議長より今国会の閉会が宣せられました。

●1600〜大勇会/大勇会事務所

河野グループの政策勉強会を「大勇会(たいゆうかい)」といいます。人数はわずか10人ばかりのグループですが、臨時総会が開催され、国会閉会後の活動予定と、今回の内閣改造にかかわりそれぞれの役職が変わりましたので、相沢英之座長の挨拶に続き、その報告がなされました。こんなに小さなグループなのですが、河野洋平衆議院議長、麻生太郎外務大臣、中馬弘毅行政改革担当大臣、河野太郎法務副大臣、桜井育三大臣政務官、鈴木恒夫倫選特委員長、松本純国対副委員長などの役職に就任しました。また森英介、岩屋毅、薗浦健太郎、そして本日正式入会した井上信二ら各衆議院議員も間もなく立場が明確になると思いますが、大変確率の良い役員就任率です。総会後懇親会に移り情報交換がなされました。遅刻して浅野勝人参議院議員も出席されました。

●1800〜官邸主宰副大臣と政務官を慰労する会・懇親会/ホテルニューオータニ

今までご指導いただきました、細田官房長官、杉浦正健官房副長官、山崎正昭官房副長官のご招待で、我々副大臣・大臣政務官の慰労会が開催されました。私は約2年間に渡る政府高官としての勤めでしたが、無事に終了できそうでほっとしています。

一緒に活動した副大臣・大臣政務官の皆さん、お疲れ様でした!


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