松本純の国会奮戦記2005-04

2005(平成17)年4月

 トップへ 目次へ 前のページへ 次のページへ  「まちかど政治瓦版」4月号

「郵政改革に関する関係合同部会」議論噛み合わず/党本部

4月30日(土)

ゴールデンウィーク中は、麻生総務大臣が外遊のため、消防庁担当の私は国内待機(常時所在地報告)です。尼崎列車事故の情報収集

●0900〜地元・国会秘書合同会議/地元事務所

近々開催させれるイベントの準備に大童です。

●1300〜聖光学院校友会第17回卒業生の集い/修道院ガーデン

聖光学院の卒業生による評議員会が開催され、それに引き続き第17回卒業生の集いが修道院の庭で開催されました。今日はよい天気で、奥様やお子さん同伴の皆さんも大いに食事と会話を楽しみました。また今日の話題は校長から聖マリア学園聖光学院長に就任された恩師トマス・トランブレ先生(74)が「瑞宝小綬章」を受章されたことです。日本の子供たちの教育に長きにわたり熱心に取り組んできたことが評価されました。外国人で受章されることは大変珍しいことです。

●1800〜地元葬儀

大変お世話になった方々、二件のご葬儀に参列しました。哀悼の意を表すると共に心からご冥福をお祈り申し上げます。


4月29日(金) みどりの日

ゴールデンウィーク中は、麻生総務大臣が外遊のため、消防庁担当の私は国内待機(常時所在地報告)です。

●1800〜松本純後援会横浜スタジアム観戦

昨年に引き続き、横浜スタジアムの鶴岡博社長のお招きでナイター観戦にお邪魔しました。 今日は横浜ベイスターズと中日のゲームです。到着したのは午後6時を少し回っていましたが、スタジアムが歓声の渦に包まれ、一体何事かと思ったら、一回表に中日の井端のソロとアレックスの3ランで一気に主導権を握ったところでした。三浦も頑張ったのですが、3回にはウッズが3戦連続の8号2ランを放ち、試合は決定的。7回まで投げた川上のピッチングはなかなかなものでアッパレでした。 これで横浜は5連敗になっていしまい、22戦で8勝12敗2引き分け、勝率4割で5位です。横浜


4月28日(木)

●0900〜地元事務所打合せ会

東京の予定はいくつかありましたが、事務所で事業計画の最終点検。5月16日の「松本純ゴルフ大会」、6月20日の「国防を学ぶ!松本純政経セミナー」の準備です。どのようにしたら皆さんに国政で取り組んでいる諸課題をお伝えすることができるか毎日悩んでいます。

●1830〜キタムラ「熊本マリ・ディナーショー2005」/ホテルニューグランド

午後6時半から恒例の元町の株式会社キタムラ主催「熊本マリ・ディナーショー」に家内と共にお招きいただきました。まずはフルコースのディナーをワインとおしゃべりを楽しみながらいただきました。相変わらず元気一杯の北村宏社長に久しぶりに会いましたが、自分は前に出ず、周りを盛り上げるおしゃれなホスト役を演じていました。食事が終わるといよいよ「熊本マリ・ピアノコンサートと北原輝久氏のトークショウ」です。ショパンやスペインの情熱を感じさせる恋のアランフェスなどたくさんの曲を聞かせていただきました。私も3歳のときからヴァイオリンを学び、そのころの練習のきつさは今でも忘れられませんが、マリさんの演奏はものすごい。ステージに構える「筋肉ウサギ」に負けない筋力アップとともに、これこそ練習の積み重ねなしでは奏でることのできない高等技術ばかりです。メロディーラインの裏で踊るサブラインがこれまたすごい。永田町の不協和音の連続で洗脳されかかっている私の耳でも感動しました。マリさん、ありがとう。北村さん、ありがとう。


4月27日(水) 今日郵政民営化法案が閣議決定されました。

0700〜早朝駅頭演説会/山手駅

ようやくお天気が回復しました。今朝の早朝駅頭演説会は山手駅です。そして今日で今月の予定されていた駅頭はすべて終了となります。私は日程の関係で出席できませんでしたが、スタッフにより「まちかど政治瓦版」を配布しました。その配布総数は413枚(斎藤212、古正141、原38、関16、平木6)でした。今月の合計は3,263枚で、3,263人の皆さんに触れ合うことができました。心から感謝し、来月もまた新たな瓦版をお届けしますので宜しくお願い申し上げます。

●0800〜外交調査会・王毅中国大使講演/702

自民党本部に王毅中国大使がお見えになり、中国と日本、そしてアジアの経済発展について講演をいただきました。今日は代理で秘書が出席しましたが、その話ではアジアのリーダーとして日本・韓国・中国が協力し力を発揮しなければならない、と強く語り、今後の日本とのよい関係は大変重要なことだと訴えたそうです。また靖国参拝にも言及し、「日本の顔の首相、官房長官、外相の3人は参拝を遠慮するとの君子協定ができた」と発言し小泉総理の靖国参拝を行わないように求めたらしい。

●1000〜松本純政経セミナー実行委員会/川本工業会議室

6月に予定している政経セミナーの実行委員会が今日立ち上がりました。その設立に際して私からもご挨拶し、ご支援ご協力をお願いしました。現在講師としては石破前防衛庁長官と交渉しており「国防」について講演をいただく予定です。

●1100〜日本薬剤師連盟支部長会/党本部901

日本薬剤師連盟の支部長会が開催され、堀内、丹羽、古賀各議員から挨拶が述べられた後、私からもご挨拶申し上げました。 丹羽雄哉先生からは、来年は医療制度改革の年であり、高齢者医療制度の創設、政管健保のあり方、薬価の算定ルールが大きな課題である等のお話がありました。特に薬価の算定ルールについては、@市場のルールに薬価の価値を任せるのが公正Aイノベーションの薬に対する評価Bパテントの切れた薬の価格Cジェネリックの普及率が課題であるとのお話でした。私からは、次期選挙においては30万票の獲得を目標に300小選挙区単位で組織作りを行い、1選挙区1,000世帯を目標に新たな名簿を作り上げるべき、との話しをしました。衆議院補欠選挙が終わったばかりですが、次期参議院選挙は2年後に迫っており、組織代表として藤井基之参議院議員が2期目に挑戦することになります。前回の小西選挙を取りこぼしているだけに今日は真剣な会議にになりました。

●1430〜新政策研究会/リバティ2

恒例の新政策研究会勉強会です。松下電器の森下洋一会長から「松下電器の経営理念と21世紀の事業ビジョン」について講演がありました。松下電器は大正8年(1918年)に3人で創業(いわゆるベンチャー)、現在では売上高8兆7,000億円、営業利益3,000億円の大企業です。松下電器には創業以来変わらぬ経営理念があり、「世の中から貧困を払拭し、社会の繁栄に貢献する」、「企業は社会の公器」との考えだそうです。政治への要望は、韓国との競争が激化しており、法人に対する実効税率(韓国と15%程度差がある)を引き下げて欲しい、また中国との関係は政冷経熱と言われるが、政治面でもただちにということは難しいと思うが明るい展望を持てるようにして欲しい、とのことでした。

●1600〜新社会保障研究会勉強会/党本部財務委員長室

障害者自立支援法についての勉強会です。本法案の内容は、@身体・知的・精神障害者の福祉サービスの「一元化」A障害者がもっと「働ける社会」にB地域の限られた社会資源を活用できるよう「規制緩和」C「手続きや基準の透明化、明確化」D増大する福祉サービス等の費用を皆で負担し支え合う仕組みの強化です。福祉サービスの仕組みはなかなか一度では理解できないほど複雑です。また支援費予算の急増など多くの問題を抱えています。まずは現状をしっかり把握し、よりよい制度が出来るよう引き続き勉強したいと思います。

●1900〜横浜市東京事務所懇談会/都市センターホテル

横浜市の東京事務所の岡田優子新所長歓迎会と皆さんとの意見交換会が開催されました。話題は地元の話ですから大いに盛り上がり、三位一体改革に取り組んでいる私としては、我が国最大の大都市として、地方主権を真っ先に確立して欲しいと考えています。女性所長は初めてなのでしょうか、所長の明るさが皆さんの積極性を引き出しているように感じました。今までの東京事務所のイメージが一新しました。所長以下住吉重紀、黒部哲哉、佐藤亜希子、高橋暁子各氏には、気の合ったチームワークをさらに強固にし、ご活躍いただきたいと願っています。


4月26日(火) 尼崎・列車事故救出に!

●0700〜早朝駅頭演説会/山手駅

今朝も雨のため中止となりました。本当にすみません。

尼崎・列車事故救出に!

4月25日朝、福知山線の脱線事故の一報が入るやいなや私の所管する消防庁では直ちに災害対策本部を立ち上げ、3名の先遣隊を送り、その情報により大阪・京都・岡山に緊急消防援助隊の出動を要請し、人命救助にあたりました。しかし72名の犠牲者、442名の負傷者(4月26日8:30現在)を出す最悪の事故になってしまいました。お亡くなりになった方々に心から哀悼の意を表すとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 まだ救出されない方々を助け出すことと、今後は国交省などによる原因究明が進められます。

●0800〜法務部会/701

人権擁護法案についての審議です。冒頭、平沢勝栄法務部会長から前回の人権問題等調査会との合同部会における「一任」の取り扱いについて、法務部会としては了承していない旨政調会長に伝えており、法務部会として審議を続行するとの発言がありました。法務省から先生方の指摘に対する回答の後質疑に入りました。平沢法務部会長の進め方を支持する意見が多く、今法案において大きな役割を担う市町村長の意見を聴取するなど議論を続けることになりました。

●1000〜衆院総務委員会/第17委員室

冒頭、麻生太郎総務大臣から昨日発生しました兵庫県尼崎市における列車事故について報告がありました。亡くなられた方に心から哀悼の意を表するとともに、事故に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。続いて、特定電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案についての審議に入りました。寺田学委員(民)、小宮山泰子委員(民)、塩川哲也委員(共)から質疑があり、全会一致で可決されました。
今回の法改正は、@架空電子メールアドレス宛のメール送信を禁止する範囲について広告メールだけでなく営利目的の空メール、友人を装ったメールも対象とするA送信者情報を偽った電子メールの送信を禁止するとともに違反者に直接刑罰を科す
など、近年の迷惑メールの悪質化・巧妙化に対応した改正をするものです。

●1200〜大臣政務官会議/官邸

冒頭、杉浦正健官房副長官から郵政民営化法案については今月中に国会に提出する。今日明日が大事なときでありしっかりと対応するようにとの発言がありました。続いて、能勢和子環境大臣政務官から京都議定書の約束達成と3Rイニシアティブについて報告がありました。3Rとは、@廃棄物の発生抑制(Reduce)、A再利用(Reuse)、B再利用(Recycle)とのことです。また、今年の夏からは議会においてもノーネクタイ運動を実施するようで、小泉総理も乗り気だそうです。

●1245〜代議士会、1300〜衆院本会議/本会議場

冒頭、新議員、山崎拓議員(福岡2区)と秋葉賢也議員(宮城2区)の紹介がありました。続いて、憲法調査会会長中山太郎議員から憲法調査会報告書について説明があり、その後以下の8法案について採決があり、証券取引委員会設置法案を除き可決されました。
・農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案(農林水産委員会)
・特定農地貸付けに関する農地法等の特例に関する法律の一部を改正する法律案(農林水産委員会)
・国立大学法人法の一部を改正する法律案(文部科学委員会)
・原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律案(経済産業委員会)
・核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案(経済産業委員会)
・特定電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案(総務委員会)
・証券取引委員会設置法案(財務金融委員会、民主党提案)
・証券取引法の一部を改正する法律案(財務金融委員会)
続いて、障害者自立支援法案について趣旨説明及び質疑が行われました。

●1700〜郵政改革に関する関係合同部会開会@/901

郵政民営化法案をめぐり党内の了承を取るために今日も合同会議が開催されました。出席議員は140名ほどで、広い党本部901号室は議員で一杯になりました。提出予定の法案が民営化準備室から配布され、議論がスタートしました。まず初めに準備室から法案の内容、特に折衝項目がどのように法案に反映されているかを中心に説明がありました。引き続き審議に入り、何時に、どのように終息するか!竹中大臣も到着され、全く先の見えないままの議論が始まりました。トップは長谷川議員から「今日は法案審議か、合意案審議か?」。園田座長「合意案だ」。山口議員「合意したとする内容が法案に入っているか確認する。また、報道による政府・与党合意は遺憾」などなど。審議は午後7時に一旦休憩に入りました。再開は午後8時30分です。

●1900〜厚労省懇談会/都市センターホテル

少し遅刻してしまいましたが、厚労省の薬剤師資格を持つ皆さんと、今後の薬剤師職能がいかにあるべきかについて午後8時30分まで意見交換を行いました。

●2030〜郵政改革に関する関係合同部会再開A/901

午後8時30分から審議は再開されました。出席議員は140名ほどで大入り満員です。再開の冒頭、民営化反対派の長谷川議員から「郵政公社改革法案」提出について説明がありました。民営化する前に公社を改革する方が先決とする提案です。各議員からさまざまな考え方が披瀝され審議は長時間に及び今夜も徹夜かと思われていましたが、午後10時33分、園田座長から「 議論は尽くした。政府との合意項目を入れるための法案修正も含み、郵政民営化法案について郵政改革に関する関係合同部会は了承し、政審、総務へあげる」と宣せられ、直ちに部会は閉会されました。民営化反対派はその後も会場に残り、手続きに対する不満を爆発。明日以降の調整も困難を極めています。


4月25日(月) 尼崎・列車事故発生

●0700〜早朝駅頭演説会/山手駅

今朝は雨のため中止です。明日に順延されますが、明日も天気は悪そうで心配です。

●1330〜郵政改革に関する関係合同部会@/704

自民党政調会が折衝を一任された折衝項目を持って政府サイドと交渉した結果について説明がなされました。その内容に入る前に、園田座長から一任の取り付けについては一部混乱したことについて陳謝がありました。折衝項目の内容を見ると、項目立てにも多少変化があり、またその内容も政府からの考えが示されていないものが多く、今回は中間報告的な会議になりました。午後3時で休憩に入り午後6時から再開ということになりました。

●1800〜郵政改革に関する関係合同部会A/901

折衝項目の詰めがなされたようで、新たな紙が配布されました。しかし、議論は噛み合わず、折衝項目に対する不満の意見が出されたり、そもそも論に戻ってしまうことが繰り返されました。ここで結論を求めることを無理と判断した執行部は、午後7時50分ころ再度休憩を宣し、午後9時から再開されることになりました。

「郵政民営化法案」に関する合意(案)

1.郵便銀行と郵便保険のユニバーサル・サービスの確保
イ.郵便貯金銀行(保険会社)に対してみなし銀行免許が付与される場合に必要とされる「安定的な代理店契約」について、その期間は、移行期間を超えて長期とすることも妨げないものとする。
ロ.基金は、地域・社会のニーズへの対応に万全を期するため、1兆円の積み立てを行うが、それが完了したのちにおいても、それまでと同様の規律ある配当のもとで利益の留保と運用益の確保に努め、それらを基金に組み入れることにより、総額2兆円に達するまで積み立てを継続することができるものとする。

2.株式持合い
イ.移行期間中については、代理店契約の法律上の義務付けと持ち株会社による郵便貯金銀行、郵便保険会社株式の保有により一体的経営は確保されている。
ロ.民営化後の各会社間の株式持合いについては、持株会社の下でのグループ経営を可能とするため、移行期が終了した後は、特殊会社としての性格を考慮しつつ経営判断により他の民間金融機関と同様な株式持合いを可能とする。その結果、株式の連続的保有が生じることを妨げない。
ハ.特殊会社である持株会社に対しては主務大臣の一般的な監督権限があることから、郵便貯金銀行・郵便保険会社株式の完全処分については、過料の対象とはしない。

3.経営の自由度の確保
イ.移行期間における業務範囲の段階的拡大を的確かつ円滑に実現するため、関係会社及び関係行政機関には予め先行的に検討と準備を進めることを認めるものとする。
ロ.この方針に基づき、経営委員会(準備企画会社)を準備期間内のできるだけ早い時期に設置し、新規業務の選定とその内容(規模、開始時期を含む。)の検討を開始する。
ハ.他方、民営化委員会も準備期間内のできるだけ早い時期に設置し、透明性の高いルールの下、関係大臣による手続きを含む認可手続きが適時かつ円滑に進むよう、極力早期に意見具申のための検討作業を開始する。

4.3年ごとの検証等
イ.民営化委員会は3年ごとに、民営化の進捗状況及び民営化会社の経営状況を総合的に検証し、その結果に基づき、政府(本部長)に意見を述べるが、この場合検証の対象には必ず設置基準に基づく郵便局の設置状況及び基金の活用等による金融・保険サービスの提供状況が含まれるものとする。検証結果は遅滞なく国会へ報告されるものとする。
また、民営化委員会は必要に応じ、政府(本部長)に意見を述べることとする。
ロ.民営化が円滑に進捗するためには、まず民営化開始時において各民営化会社が健全な財務状況(自己資本)を有していることが重要である。このため、主務大臣は民営化委員会の資本の配分を含む意見を十分聴いた上で承継事業の認可を行うものとする。同意見は遅滞なく国会へ報告されるものとする。

平成17年4月25日

●1900〜横浜市幹部との意見交換会/叶家

到着は8時半頃でした。かねてより計画されていた市幹部との意見交換会に出席するため、慌しく永田町の党本部から中区野毛へ35分で移動しました。午後7時から始まっていた会合はすでに1時間半経過しており、十分議論に参加できませんでしたが挨拶だけ済ませ、再び東京へ向かい出発しました。

●2100〜郵政改革に関する関係合同部会B/901

党本部に戻ったのは午後9時半過ぎでした。100人を超す自民党国会議員が出席しており、議論は先ほどと同様。園田座長は最終的に、今日まとめることは困難と判断し、明日政府案が示されるので、明日政府与党合意案と政府法案とを一括審議することにすると宣言し、閉会となりました。


4月24日(日) 山ア拓(福岡2区)、秋葉賢也(宮城2区)補選2勝!

●1100〜富岡六地蔵祭

富岡六地蔵の大祭が挙行されました。式典には間に合いませんでしたが、お参りを済ませ直会に向かいました。会場の町内会館にはたくさんの皆さんが集まっていました。この六地蔵大祭は次のような意味があります。

厄除け地蔵縁起

 この六地蔵菩薩は今から約六十年程前現在地の前の国道の西側に安置されておった。明治の初めの頃金澤村に疫病が大流行した時、この地蔵尊が富岡の南端に位置しておったので、富岡村のみ疫病から護られ患者は皆無であったことから信仰する者数多かった。
 明治三十一年県道のちに国道としての道路改修更に昭和二十一年の道路大改修又周辺の宅地造成等とその度に移設され現在地に及んでいる。昭和二十八年戦没者及び交通事故死者の霊を弔う念願のもとに、花田工業、野本建設両社長より寄進に依り銅屋根造りの現建物の完成を見たが、毎年春期に地元有志の手に依り大祭が修行されている。

昭和六十一年吉日

●1130〜野毛大道芸最終日/野毛商店街周辺

最終日は街に人が溢れんばかり集まりました。実行委員会の調べでは、昨日と本日二日間全会場合計146万人の観客が訪れたそうです。

●1230〜創立25周年金沢岳風会吟道大会式典/金沢公会堂

昭和55年に創立した金沢岳風会が25周年を迎え、金沢公会堂で盛大に吟道大会が挙行されました。お招きいただき挨拶の機会を頂戴しましたので、ちょうど衆議院議員暦25年を迎えた森田一議員の話を紹介し、「寿命が長いわれている亀でも、いつかは死を迎える。龍は霧に乗じて大空に舞い上がるが、いつかは死んで土塊となる。しかし一日に千里を走るといわれる馬は、年老いて馬小屋につながれても気持ちだけは千里の彼方にある。同様に、男らしい男は晩年になっても、若々しい心、チャレンジする心は失われないものだ。」から、千里の彼方を見つめることのできる学びに研鑽されるよう激励しました。

●1400〜拉致議連・小泉首相の決断を求める国民大集会/日比谷公会堂

私は地元の日程のため出席できませんでしたので、秘書が代理で参加しました。その拉致議連等大集会は予想を超える六千人超の参加者が集まったそうです。横田滋氏の挨拶の後、議連平沼会長「二つの制裁法律を作った。衆、参、各々に拉致特別委員会を設置し、制裁を求める決議もした。あとは本会議で特別決議をして、総理に制裁を迫る。」また安倍幹事長代理は「経済制裁を早くやるという発言をするように政府に申し入れる。日本の声を一つに!」と挨拶したとの報告でした。

●1800〜村上会納会/港陵館

村上健二県議の後援会「村上会」の納会が開かれました。親戚の葬儀の後、遅れて到着しましたが、既に会場は最高に盛り上がっていました。ご挨拶の機会をいただき、三位一体改革が進み、地方分権が進むと県議の権限も大きくなってきて、地域の本当に必要な施策を実現することができ、きめ細かい政治が実現することに希望を持って頑張りたいと訴えました。

●1900〜商和会例会/天吉

午後7時から始まっていた商和会の夫婦同伴例会に出席しました。残念ながら今晩は家内がソロプチミストの大きな会合に出席のため、私一人で出席です。既にこの会場も皆さん酒が進み盛り上がっていました。家族のような付き合いになっていますが、最近起きたさまざまな事柄の話を聞くことや意見交換は刺激的です。

今日が最終日です。お見逃し無く!

2005野毛大道芸!
4月23日(土)、24日(日)

詳細はこちらをご覧ください
http://www.nogedaidougei.com
野毛大道芸20年(PDF)

  実は、私は元実行委員長。芸が成功したときの、子供たちのはじけるような笑顔はとても素敵ですよ。ぜひ遊びに来て、見てください。

 


4月23日(土)晴れ

●1130〜野毛大道芸/野毛商店街周辺

いよいよ野毛大道芸が始まりました。

笑顔が一杯ですよ!

▼野毛柳通り会場

ここは私の事務所のある通りです。事務所の出入り口の目の前で「ガマの油売り」。

▼叶家前大道芝居会場

米軍第7艦隊バンドが街を練り歩き、昨夜「大道芝居」が行われたステージでは、今日の昼間「ビッグバンドJAZZ」。

▼野毛本通り会場

随所で芸人さんらがパフォーマンスを繰り広げます。藤代邦男実行委員長もよいお天気と無事スタートしたことにホット胸をなでおろしていました。

▼吉田町会場

吉田町会場は芸術パフォーマンス。絵画と音楽です。

▼福富公園会場

▼伊勢佐木町会場

●1800〜野毛大道芝居/野毛叶家前

今晩も「大道芝居」。最終公演が無事終了しました。

●1800〜香港特別区政府が大道芝居視察/野毛叶家前

香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部の方志偉(フォン・チーウェイ)首席代表と梁婉心(リョン・ユンサン)広報室長、陳佳美(チン・ヨシミ)調査・広報担当が野毛大道芸の視察にいらっしゃいました。野毛街づくり会の小林光正会長と中谷浩事務局長が接待役です。横浜と交流を深め、経済と同時に大道芸のような文化交流にも興味を持っているようでした。

●1930〜純友会平成16年度総会/パリ一

私の後援会の一つである「純友会」の総会が開催されました。通常は土曜日の朝食会で国政報告を行っていますが、今日は総会・懇親会で夕食会となりました。決算・事業報告は無事に承認され、郵政民営化法案の取り扱い次第では解散も有りきと言うことで、さながら決起集会のような雰囲気になってしまいました。「常在戦場」(業界用語「衆議院はいつ解散があるか分からない。いつ選挙になってもよいように、常に戦いの準備をしておくこと」の意味)の緊張感を持っていないと、本番で吹き飛ばされてしまいます。


4月22日(金) 今日は 妻の誕生日

0700〜早朝駅頭演説会/根岸駅

今朝の早朝駅頭演説会はJR根岸駅です。駅頭では久しぶりにお目にかかる方々と握手握手・・・。スタッフによる「まちかど政治瓦版」配布競争が昨日から始まりましたが、今日は国会見学随行の原が欠席のためノーカウント。すると配布枚数はガクンと落ち、スタッフの心の正直さが現れました。総配布枚数は358枚(古正142、斎藤136、関口67、平木13、原−)でした。また、昼ごろでしょうか、朝の様子を見た方から事務所に電話があり「朝は忙しくて演説を聞いている暇が無い。夕方駅頭演説会を開催して欲しい」とのリクエストでした。さて、どうしましょう・・・。

●1130〜国会見学ぞくぞくと!/関勝則グループ

横浜市磯子区の関貞彦市議のご子息、関勝則さんのグループが、皇居を見学された後、国会に到着され、衆議院議員食堂で少し早めの昼食をとりました。

ご一行は総務省を訪問され、省議室で総務省の取り組んでいる各施策について私から説明しました。

総務省から国会議事堂正面に移動し記念写真を撮りました。そして議事堂内部を詳細に見学していただきました。

●1400〜消防研究所視察/三鷹

消防研究所は、消防防災の科学技術に関する研究を行う我が国唯一の消防機関です。本日、一般公開にあわせて視察しました。以下、視察した主な研究です。

▼同時多発火災に対する最適消防力運用システム

これは火災に対してどの様に消防車を動かすのが適当か、風向・時間等の変数に応じシュミレーションするものです。

▼地震被害想定システム

内閣府でも同様にシステムを作成したようですが、消防研究所の方が使い勝手・制度とも上回ってるとのことでした。

▼救急業務シュミレーションシステム

このシステムは横浜をモデルに作成されていました。近年救急搬送件数は増加の一途をたどっており、如何に効率的に運用するかをシュミレーションするものです。

▼援竜(大型レスキューロボット)

瓦礫等を除去するロボットです。実際運転してみましたが、中々思い通りに動きませんでした。普及に向けてまだまだ改善の余地がありそうです。

▼検知・探査型災害対策用ロボット

これは一昨年、麻生大臣と共に谷垣大臣に復活折衝をして復活を認められたロボットです。月日が経つのは早いですね。

▼バーチャルリアリティーによる災害シュミレーション

韓国の地下鉄火災についてのバーチャルリアリティーです。逃げられるかトライしてみましたが、途中で階段を通り抜けてしまうバグがあり、脱出できませんでした。
以上様々な研究を見てきましたが、災害は待ってくれません。消防研究所の方々の更なる取組みを期待したいと思います。

●1800〜野毛大道芝居/叶家前

吉例野毛大道芝居第十一回興行  野毛版国定忠治「赤城連幕切股旅烏」 座長:高橋長英 脚本:柴田浩一

午後6時薄暮の中、「大道芝居」の第1回目の公演を待つお客さんが次第に集まってきました。「国定忠治」の野毛バージョンパロディですが、ナポレオンに扮する中田宏横浜市長が緊張した面持ちで、出番を待っていました。今回で大道芝居は11回目になりますが、これが最終回となります。

荻野アンナさんが豊かな?偽装の胸を出したままフィナーレを迎え、観客と共に大乗りで第1回目のステージを無事終わりました。


4月21日(木)

0700〜早朝駅頭演説会/磯子駅

今朝の早朝駅頭演説会は磯子駅です。今日から事務所に入った関口君も初めて参加し、スタッフの皆さんで「まちかど政治瓦版」4月号を配布してもらいました。結果は総配布枚数で501枚(斎藤212、古正182、原69、関口34、平木4)でした。今後も毎月一本作成している瓦版は継続してやっていきたいと思います。記事の内容については皆さんからいただいているご意見などに基づいて、もっとも身近に感じる課題から取り上げていきたいと考えています。

●1150〜衆院総務委員会/衆15委員会室

麻生太郎総務大臣から、特定電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨説明があり、散会となりました。

●1200〜大勇会例会/事務所

郵政改革議論から、今後の国会日程の立て方が難しくなっているようです。基本的には25、26日ころまでに党内の了解を得て、臨時閣議を開催し、その後法案を国会に提出したいと考えているようです。国会の審議の流れと、連休中の状況について報告がなされ、意見交換が行われました。

●1245〜代議士会、1300〜衆院本会議

通訳案内業法及び外国人観光旅客の来訪地域の多様化の促進による国際観光の振興に関する法律の一部を改正する法律案及び平成15年予備費の使用について議了処理がなされました。その後、独立行政法人住宅金融支援機構法案についての趣旨説明及び質疑が行われました。

●1730〜自民党中区連合支部党員総会・懇親会/ロイヤルホールヨコハマ

午後5時半からロイヤルホールヨコハマで、平成16年の事業計画、決算について審議され、満場一致で可決承認されました。また次年度の事業計画についても同様に可決承認されました。その後、国政報告の時間を得て、郵政民営化をはじめ国会で審議されている各種課題について、その取組状況についてご報告し、私は再び東京へ向かいました。


4月20日(水) ラッツィンガー枢機卿(ドイツ)がローマ法王に

●0700〜早朝駅頭演説会/屏風浦駅

今朝は久しぶりにスタッフと共に屏風浦駅に伺いました。ところが雨のせいでしょうか、カメラが動かなくなってしまい撮影できませんでした。しかし駅頭での活動は元気一杯。「まちかど政治瓦版」4月号の総配布枚数は230枚(原86、斎藤84、古正60)でした。

●1115〜第72回郵政記念日地方式典(南関東支社)/新横浜プリンスホテル

郵政記念日の由来ですが、日本の郵便制度は明治4年4月20日に東京−大阪間で飛脚制度に代わり開始されたのがその始まりで、昭和9年の通信事業特別会計の発足を機にこの日が郵政(当時は「逓信」)記念日と定められました。
今日は、30年勤続功労、事業優績、美辞善行(誘拐阻止)の方々に表彰状が贈呈され、その後来賓祝辞となり、続いて受賞者代表から大変心のこもった答辞がありました。私からは、厳しい経営環境における郵政公社の頑張りに対し敬意を表するとともに、郵政民営化については「「民営化」は目的ではなく手段であり、民営化によって、@利用者の利便が一層向上し、A職員がより意欲をもって職務に取り組め、B国全体にもプラスとなるようにしなければならない。郵便制度創設以来百三十年余の歴史を刻み、今日の隆盛を築いてこられた先人の偉業を胸に、より良い民営化のために、麻生総務大臣とともにしっかり取り組んで参る」旨の挨拶を致しました。

●1700〜横浜遊技場組合第49回定期総会懇親会/横浜ベイシェラトンホテル

遊技場組合の総会・懇親会にお招きいただきました。巷では景気が悪いという声しか聞きませんので、さぞやパチンコなどの業界にも大きな影響が出ているに違いないと思っていたのですが、何人かの方に伺うと「そんなに悪くない。ずっと横ばいの状況だ」との答えでした。景気の良い悪いに関わらず、精神的にゆとりの持てる社会を築いていただきたいですね。

●1815〜横浜中法人会青年部会第27回定期総会祝賀会/ホテルキャメロットジャパン

横浜中法人会の青年部の総会・懇親会が開催されました。親会の近澤さんや竹内さんに久しぶりに会いました。今日の総会で青年部会長に仲亀晃央氏が就任され、新たな体制で青年部活動がスタートすることになります。懇親会では若手経営者らが、まさに異業種交流。和気藹々の雰囲気の中にも、お互いに刺激を得て自らを高めようという意欲を感じます。明日の横浜を自分が引っ張っていくという気概を持って頑張って欲しいと思います。

1900〜五大路子氏懇談会/市内

日ノ出町駅そばの長者橋たもとに長谷川伸生誕の地の石碑があります。昨年の2月22日には生誕120周年記念特別行事が開催され、ご挨拶と献花のためにお邪魔しました。すると記念公演「長谷川伸生誕120年記念 長谷川伸の心の女たち」に出演する五大路子さんがお見えになっていました。(写真右)
長谷川伸は明治17年(1884)年3月15日に、この日ノ出町で生まれ、吉田小学校(今の吉田中学)に入学し、2年で中退。横浜ドックで働くなどまさに地元の大先輩です。新聞記者などを経て、「水掛時次郎」「関の弥太ッペ」「瞼の母」「一本刀土俵入」などを発表。この「長谷川伸」から影響を受け、活躍しているのが五大路子さんです。
私は、この横浜をこよなく愛し、庶民の生き様を大事にする五大路子さんの大ファンの一人です。今日は懇談の機会を得て、「横浜ローザ」(メリーさん)を演ずるに当たっての5年間にわたる取材の様子などたくさんのお話を聞かせていただきました。

▼新たな挑戦としては、「沢村春花一座奮闘記」(やりたい芝居のやれない時代にやりたい芝居をやろうとした、ジャンルを超えた芝居馬鹿達の、横浜大空襲(1945.5.29.am8:12)、前後4日間の奮戦記)です。
・横浜公演:6月2日〜8日ランドマークホール(ランドマークタワー5階)
・東京公演:6月19日丸ビルホール(丸ビル7,8階)
※前売り5,000円、当日5,500円、小中高生3,000円。チケット購入は、チケットぴあ05−7002−9999、高島屋045−311−5111、横浜夢座事務局045−311−5111
五大路子さんと横浜夢座のますますのご活躍をお祈り申し上げます。


4月19日(火) 郵政民営化自民党修正案交渉権執行部に一任

●0700〜早朝駅頭演説会/新杉田駅

今朝はスタッフによる瓦版の配布活動です。今日の「まちかど政治瓦版」は合計138枚(原84、古正54)でした。

●1110〜森田一衆議院議員面談/森田事務所

衆議院在職25年表彰(平成17年4月17日)を受けられた森田一衆議院議員の謝辞に感動しました。淡々とした話し方の中にもさまざまな苦しみを乗り越えて生き抜いてきて、いま家族愛・郷土愛を昇華し我が国をいとおしく思えるとの言葉の重みを受け止めました。事務所へ押しかけてその原稿を頂戴してきました。 それは下記の通りです。

謝辞

 この度衆議院より、壇上でおられる諸先生方とともに、在職25年の表彰を受けることになりました。はなはだ光栄なことであります。ここにおられる私以外の諸先生はそうそうたる方々ばかりでありますが、年長の故をもって私が代表してお礼のご挨拶を申し上げます。

 私は昭和9年5月14日に香川県坂出市で医者の長男として生を受けました。ただ、父はきわめて真面目で頑固でもあったため、患者がほんのわずかしか来ず、私が大学に通う学費にも事欠く有様でした。

 そこで学生時代は、生活費が少しでも少なくてすむ在家仏教の道場である武蔵野般若道場に身を寄せ、毎朝5時から座禅を組んだ後登校しました。

 ただそのときご指導を受けた苧坂光龍老師は私の生涯の師となりました。そのとき同じく苧坂老師のご縁を得た人に資生堂の池田守男社長がおります。

 また、医学部進学コースに入学しましたが、郷土の先輩で大蔵大臣などを務められた津島寿一先生のお薦めで法学部に転じ、大蔵省に入省しました。

 大蔵省に入省してしばらくして、郷土の先輩であり池田勇人内閣の官房長官をしていた大平正芳代議士とのご縁があり、娘芳子と結婚いたしました。

 それが縁で大蔵省在職23年の内8年間は、岳父大平の秘書官を致しました。大平内閣の時は首席秘書官でしたが、昭和55年6月12日、大平総理が選挙の最中に急逝し、私が後継として立候補いたしました。

 しかし6月22日の投票日まで残された運動期間は約1週間ほどしかなく、森田一と筆で書いた文字だけのポスターを、運動員は涙ながらに掲示板の大平のものと差し替えたことが、ついこの間のことのようによみがえって参ります。

 それから25年、8回連続当選させていただいたのも、先輩諸兄を始め、郷土香川県の皆さまのお陰と心から感謝いたしております。また、一時体調を崩したときは、家族が一致団結して献身的に私を支えてくれました。

 政界では主として運輸畑を歩きました。運輸政務次官、自民党交通部会長、運輸委員長、森内閣の運輸大臣兼北海道開発庁長官を務めさせていただきましたが、その割には運輸行政に疎いことを恥じております。

 短い運輸大臣生活でしたが、一番の思い出は今上陛下に内奏する機会を得、いろいろ質問を賜ったことでした。

 思うに何もできない身でありながら、年齢を加えるにつれて日本の国が愛おしいという気持ちが日に日に強くなっております。国を思う心は家族愛、郷土愛から出発して、それが一段昇華したものと感じておりますが、さしたる貢献のできない我が身をいささか腹立たしくも思っております。

 私は千里の名馬でも烈士でもありませんが、心境だけは曹操のいう「老驥 櫪に伏すも、志 千里にあり。 烈士 暮年、壮心 已まず。」というところにありますので、満堂の皆様には今後ともご指導ご鞭撻をいただけますよう、伏してお願い申し上げまして私の御礼の言葉とさせていただきます。

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▼衆議院在職25年表彰の時に引用した「老驥 櫪に伏すも、志 千里に在り。烈士暮年、壮心 已まず。(ろうき れきにふすも、こころざし千里にあり。れっし ぼねん、そうしん やまず。)」の解説。

三国志に出てくる曹操が作った「歩出夏門行」という詩の一節からの引用。全文は、

神亀雖寿  神亀(しんき) 寿(いのちなが)しといえども、
猶有竟時  なお竟(おわ)る時あり。
騰蛇乗霧  騰蛇(とうだ) 霧に乗ずるも、
終為土灰  終(つい)に土灰(どかい)となる。
老驥伏櫪  老驥(ろうき) 櫪(れき)に伏すも、
志在千里  志 千里に在り。
烈士暮年  烈士 暮年
壮心不已  壮心 已まず。

『三国志』は小説と正史の2種類があります。そもそも、諸葛孔明の活躍や劉備玄徳を主人公にした物語の『三国志』では悪役として登場する曹操ですが、正史では「非常の人、超世の傑」と評されています。
彼は戦争が強いこともさることながら、文学者、詩人としても傑出していました。そして晩年になっても手から本を話したことがないほど自己啓発に努めていたということです。
この詩は、そんな曹操が自らこうありたいと綴ったものです。
内容は、「寿命が長いわれている亀でも、いつかは死を迎える。龍は霧に乗じて大空に舞い上がるが、いつかは死んで土塊となる。しかし一日に千里を走るといわれる馬は、年老いて馬小屋につながれても気持ちだけは千里の彼方にある。同様に、男らしい男は晩年になっても、若々しい心、チャレンジする心は失われないものだ。」ということです。

●1130〜横浜市大理事長ら来訪/総務政務官室

JCの大先輩でもあり、横浜元町理事長でもあった宝田良一先輩が、横浜市大の理事長に就任されブルース・ストロナク学長らと共に総務省に就任後挨拶にいらっしゃいました。そのあと麻生太郎大臣にも面会され文教族といわれるほど教育課題に熱心な大臣と話が弾んだそうです。これからの日本を背負う若者に、国際的にも通用するような力を付けていただきたいと、新体制市大の新たな挑戦に期待しています。

●1245〜代議士会、1300〜衆院本会議

本日は次の3法案について議了処理がなされました。
・食育基本法案(議員立法)
・港湾の活性化のための港湾法等の一部を改正する法律案(国土交通委員会)
・旅券法及び組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律の一部を改正する法律案(外務委員会)
その後、次の4法案について趣旨説明及び質疑が行われました。
・公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案(国土交通委員会)
・地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案(国土交通委員会)
・証券取引法の一部を改正する法律案(財務金融委員会)
・証券取引委員会設置法案(議員立法(民))

●1530〜郵政改革に関する関係合同部会「一任」/901

昨晩は夕方4時から翌朝午前3時まで郵政改革自民党案のとりまとめで熱心な議論がありましたが、時間切れで今日の午後3時半から再開されました。

園田座長からは昨日の議論の以前に論点が戻ってしまわないよう、さらに前進する議論が期待されました。しかし、昨日のメンバーと顔ぶれが違い、話は逆戻り。民営化反対論者と民営化推進論者が対立しつつ進められた議論は午後6時20分ころ休憩に入り、午後8時再開されました。いろいろな思惑を持って議論されていますから、みんなが了解といえる状況には至らず、十分議論は尽くしたと判断した政調会執行部は、議論を終局し「政府との交渉権について一任を!」と切り出し、午後8時55分に部会を打ち切りました。

その後、政府へ郵政改革自民党修正案を届け、これからの一週間は「自民党対政府」の議論に入ります。小泉総理は当初4月20日に政府案提出の予定でしたが、外遊をはさみ、帰国後臨時閣議など正式手続きを踏んで26日ころに政府案(自民党意見を入れた修正案)を国会に提出する運びになるのではないでしょうか。

与謝野政調会長の考えは「自民党案がまとまらないまま政府案が国会に提出された場合、さらに大きな混乱に陥り、我が国の政治が崩壊するという危機感を持つ。今日示した折衝事項で政府と交渉する権限を検討委・自民党5役に一任して欲しい。いま自民党を割ってはならない。折衝事項の最低の条件だけは得なければならない。国民・国益・公社職員のことを考え、まとめた折衝事項を持って命がけで政府と交渉する。」(要旨)

折衝事項

1.貯金・保険のユニバーサル・サービスの確保
 
・みなし銀行免許における代理店契約の期間
  ・地域・社会貢献基金の1兆円を超える上積み
  ・特殊会社と貯金銀行・保険会社との資本関係

2.移行期間における経営自由度の問題
 
・新規業務の段階的拡大を的確・円滑に行うため、民営化会社、経営委員会、民営化委員会、関係大臣の各部署における検討・準備作業の前倒し

3.3年ごとの検証
 
・検証では、必ず、郵便局の設置状況と金融・保険ユニバーサル・サービスの状況をチェックさせる。
  ・チェックの状況を国会へ報告させる。
  ・スタート時の資本の状況もチェックさせる。

 


4月18日(月)

●0700〜早朝駅頭演説会/杉田駅

本日はスタッフによる「まちかど政治瓦版」4月号配布。合計220枚(斎藤100、古正73、原47)

●1056〜宮城県第2区の選挙応援/仙台

 

東京駅10時56分発の新幹線で仙台に向かいました。仙台に近づくと車窓からところどころに満開の桜を見ることができました。皆さんご承知の通り、宮城県第2区では前衆議院議員(民主)が選挙違反の連座で議員辞職したために衆議院議員の補欠選挙が行われています。自民党公認候補は秋葉けんや氏(42)ですが、公募候補第1号として選挙に臨んでいます。今日は午後5時30分に仙台駅に小泉総理が応援に来られるそうですが、私は薬剤師会の皆さんを激励し、午後5時半頃の新幹線で東京に戻りました。

●2000〜郵政改革に関する関係合同部会〜翌朝3時まで/901

仙台からの帰りに、携帯電話に「重要・緊急」で郵政改革に関する関係合同部会が午後4時から始まったが、議論がかみ合わず休憩に入り、午後8時から再開との連絡でした。慌てて東京駅から党本部へ向かい、部会に入りました。再開されると与謝野馨政調会長から、今晩政府と折衝に入りたいとして、休憩中に取りまとめた「折衝事項」が示されました。中身は、1.貯金・保険のユニバーサル・サービスの確保、2.移行期間における経営自由度の問題、3.3年ごとの検証、について書かれた紙でした。そこから延々とバトルが始まり、「一任して欲しい」という党執行部に対し、民営化には賛成するにしても、この紙の内容だけでは不安、という慎重派が激突しました。午後11時で再び休憩に入り、午後11時30分から再開され、その後引き続き慎重な議論が交わされました。民営化慎重派の主張は、小泉総理の公約は「民営化」することであり、4分社化などについては修正議論可能な範囲。従って三事業が一体的に行われるようもっと配慮すべきであり、JRやNTTのように民営化されたといってもまだ国が株を持っている事実もあるのだから、10年後に銀行、保険のすべて株を処分しなければならないことを法律に書き込む必要は無いのではないか、との意見。終盤近くでは、慎重派もそうとうに譲歩した意見が出始めたものの、政調会長一任には至らず、結局本日(19日)本会議終了後に再度部会を開催することで閉会となりました。閉会の時間は午前3時頃でした。


4月17日(日)晴れ

●0730〜昭和会例会/タケヤ

4月17日(日)朝7時半から中区末吉町にあるタケヤで昭和会の例会が開かれました。いつもの通りいつもの顔が揃いました。町内会の活動に協力することを目的としていますが、今日の話題は「9月のお祭り」「8月の盆踊り」についてでした。今年は本祭りに当たりますので、神輿を上げる段取りを進めるために去年より力を入れていかなければなりません。盆踊りを去年通り行うか、否かで議論になっていました。町内会の活動は多岐にわたっているため、一つひとつ合意を得ていかなければなりません。


4月16日(土)

●1200〜「まちかど政治瓦版」5月号広報会議/地元事務所

4月16日正午から「まちかど政治瓦版」の5月号を検討するために、スタッフが地元事務所に集まってきました。来月5月は連休でのスタートですから、いつまでに仕上げるか 大変難しい工程になります。メイン記事は議論の末「ホリエモン現象」についてまとめることになりました。切り口は「金」と「こころ」。これから慌しい準備が始まります。

●1800〜川町内会総会/町内会館

4月16日午後6時から、金沢区の川町内会の総会が開催され、来賓としてお招きいただきました。到着したのは7時頃だったのですが、会場ではご覧のように議事がまだ進められていました。その資料を拝見すると、国や市から委嘱される委員の種類がたくさんあり、役員の皆さんの役割分担がそうとう重くなっていることに驚きました。町内会長さんは市会議員や国会議員よりも忙しいのではないかと思うほどです。しかしさまざまな行政施策を進めるには皆さんの協力なしにはできません。ご尽力に敬意を表し、感謝申し上げます。

●1930〜杉田十日会/杉田南部青少年の家

4月16日午後7時30分から始まる杉田十日会の例会に出席しました。会長の川原さんが毎回几帳面な資料を作成し、商店街会員の皆さんに丁寧に説明しています。冒頭に私からご挨拶させていただきました。野毛大道芸のパンフレットが完成しましたので、それを参考に、イベント戦略は継続性が重要であることを訴えました。

●1830〜伊勢佐木消防団第2分団総会及び懇親会/養精軒

4月16日午後6時半から開会されていた伊勢佐木消防団第2分団の総会・懇親会に8時過ぎに到着。なんとか間に合うことができましたが、すでに宴たけなわで、お料理も最終段階でした。町内会活動同様、地域にとっては大変重要な役割を担っていただいている皆さんには、国民保護法の内容が総務省で詰められ、都道府県、各市町村に有事の際の情報伝達、避難方法などについて地域にあったマニュアルを作成していただかなければなりません。その中核的役割を担うのは消防団の皆さんです。ご協力のお願いをしました。


4月15日(金)

●0700〜早朝駅頭演説会/洋光台駅

今日も残念。朝7時半までに党本部へ行くために、6時45分に横浜を出発しました。「まちかど政治瓦版」4月号の配布枚数は240枚(斎藤128、古正73、原39)でした。

●0830〜薬剤師問題議員懇談会世話人会/リバ2

▼進行役の松本事務局長

▼薬剤師連盟中西会長から説明

▼常田幹事長と橋本会長

9時からの薬剤師問題議員懇談会についての打ち合わせです。私は当議員懇談会の事務局長ですので議事進行係です。冒頭、会長である橋本龍太郎先生から「薬学教育の6年制を始め大学制度そのものが変革期にある。どれだけの学生が志望するのか、規制改革の影響等もしっかり考えていく必要がある」旨のご挨拶がありました。その後、幹事長である常田享詳議員から新規会員49名(衆35名、参14名)の入会及び会計報告がなされ、異議なく了承されました。続いて、中西敏夫日本薬剤師連盟会長から当面の諸問題について説明があり、質疑に移りました。質疑の中で、薬学が6年制に移行することに伴い学費等の負担が増えることから、薬剤師会において奨学金制度の検討をして欲しいとの要望がありました。そして、引き続き総会に入りました。

●0900〜薬剤師問題議員懇談会総会/701

さて本番です。実はこの懇談会は15年9月以降約1年半開催されておらず久し振りの開催です。冒頭、津島雄二副会長から「多事多難な時期。医療提供体制の重要な問題の一つである。」旨の開会の挨拶がありました。続いて、橋本会長から「6年生がスタート。よりよい薬学教育が出来るよう先生方のお力を頂きたい」旨の挨拶がありました。常田幹事長から新規会員及び会計報告がなされ、中西会長から当面の諸問題として、@薬剤師養成のための薬学教育6年制の円滑なスタートへの対応、A医薬品販売に係る規制緩和への対応、B診療報酬・調剤報酬改定への対応、C医療提供体制の改革への対応について説明がありました。その後、各先生方から活発な質疑がありました。主な質疑は、6年制移行に伴う実務実習の受入体制、6年制移行に伴う社会の受入体制、薬局の経営状況、医薬分業、お薬手帳、ジェネリック等々多岐にわたりました。最後に丹羽雄哉副会長から「これだけ議論が活発な議連はそうない。4つの諸課題、また藤井参議の選挙に尽力していきたい」旨の挨拶があり、閉会となりました。

●1200〜看護技術者対策議員連盟総会/虎ノ門パストラル

4月15日(金)正午より虎ノ門パストラルで、恒例の看護技術者議員連盟総会が開催されました。加盟している自民党議員がたくさん参加し、一人ひとりが紹介されました。また全国から看護師さんも参加され、橋本龍太郎会長からの挨拶に耳を傾けました。昨年は外国からの看護技術者の受け入れが行われようとしている中で、日本の看護技術者の皆さんに危機感が無いと厳しい挨拶をしたことに触れ、現在、さらにそれが進められている状況を踏まえ、今後看護師さんらが技術力の向上に研鑽されることに期待されました。

●1830〜野毛流し芸/野毛商店街周辺

いよいよ恒例のイベントがスタートです。「野毛大道芸」の口火を切って、「野毛流し芸」が4月15日(金)、16日(土)の二日間(いずれも午後6時から9時)、野毛商店街周辺の路上と飲食店会場で開催されます。越中おわら流し、ご当地野毛山節、新内流し富士松延治太夫、幇間芸悠玄亭玉八、三味線流し片山浪、バイオリン演歌小沢昭二など、たくさんの芸人さんらが出演します。なかなかおつなものですよ。

野毛の町を「越中おわら風の盆」がしゃなりしゃなり・・・。

●2000〜山純会/港陵館

市会議員時代からご支援いただいている中区山元町の皆さんとの意見交換会です。地元の関心事項は、4月1日から始まったゴミの完全分別収集。分類の難しさや、まだそれをよく理解していない周辺地域の皆さんの無秩序な対応に怒り心頭。不届き者に同じ意識を持ってもらえるよう、町の皆さんが指導者になり粘り強く説明を繰り返していかなければなりません。また国政については「郵政民営化」の行方と「郵政解散」があるかないか、について質問がありました。まあ、私はそこまで混乱しないと思いますが、マスコミの大騒ぎで皆さんは心配していました。政治家は責任を持って、しっかり答えを出さなければなりません。


4月14日(木)

●0700〜早朝駅頭演説会/富岡駅

党本部へ行くため欠席です。「まちかど政治瓦版」4月号の配布枚数は223枚(古正100、斎藤81、原42)でした。

●0800〜港湾特別委員会/706

福岡県西方沖地震による被害及び港湾における地震・津波対策について国土交通省より説明がありました。先生方からは福岡県西方沖地震による災害復旧に早急に取り組むとともに、未だに地震対策が行われていない地域について取組みを加速するよう要望が相次ぎました。耐震バースの整備や津波を打ち消すための防波堤の整備など、また隣接地域などで代替機能を持たせる仕掛けを作っておかないと、いざと言うときに困ります。震災後の復旧の後の対策まで考えておかなければなりません。

●0900〜衆院総務委員会@/分館第16委員室

本日は郵政事業に関する件について一般質疑です。4月5日の総務委員会は竹中平蔵郵政民営化担当大臣の出席を得られず散会となったので、その再セットです。冒頭、杉浦正健官房副長官から議会運営委員会等における本案件の経過について説明がありました。その後、竹中大臣から「情報収集・伝達に不十分な面があり、状況を正確に把握しておらず、皆様にご迷惑をおかけして大変申し訳なかった」旨の陳謝がありました。午前中は、小西理(自)、桝屋敬悟(公)、伊藤忠治(民)、五十嵐文彦(民)から質疑がありました。各委員の方々の質問は委員会欠席問題が大半を占めました。

●1200〜大勇会/事務所

本日は日程が重なり欠席です。

●1200〜国会見学ぞくぞくと!

歯科医師会でお世話になっている伊藤先生とお仲間が国会見学です。議員食堂でカレーライスをご一緒していたら、なんと隣の席に、自民党横浜市連青年局の皆さんが青年局活動で国会にきていました。国会見学は小学生の頃に経験されていると思いますが、大人になってからの国会見学もおつなものです。ぜひ遊びに来てください。特別コースでご案内します。

●1245〜代議士会、1300〜衆院本会議〜1400/衆院本会議場

最初に永年在職議員の表彰(在職25年)がありました。森田一議員、平沼赳夫議員、古賀誠議員、久間章生議員、高村正彦議員が表彰され、森田議員から代表謝辞がありました。大先輩方に敬意を表したいと思います。その後、以下の7件について議了処理がなされました。
・有限責任事業組合契約に関する法律案(経済産業委員会)
・日本アルコール産業株式会社法案(経済産業委員会)
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部を改正する法律案(環境委員会)
・浄化槽法の一部を改正する法律案(環境委員会)
・水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案(国土交通委員会)
・刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案(法務委員会)
・保険業法等の一部を改正する法律案(財務金融委員会)
続いて、地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案について趣旨説明及び質疑が行われました。質疑において、田島一成議員(民)から「きちんとした釈明がない以上、民主党として竹中大臣の辞任要求を求めていく」旨の発言がありました。

●1400〜衆院総務委員会A再開〜1615/分館第16委員室

午前中に引き続き、総務委員会です。松野頼久(民)、田嶋要(民)、塩川哲也(共)、横光克彦(社)から質疑がありました。松野委員から本会議の流れを受けて竹中大臣の総務委員会欠席についての質疑があり、竹中大臣からきちんとした釈明がなく水掛け論になっている。再度議運で協議するようにとの提案が実川幸夫総務委員長にあり、理事会で協議することとなりました。そのほか、麻生太郎総務大臣は国民スポーツ担当大臣であることから、オオクチバスを外来種に指定することについてどう考えるかとの質疑がありました。今日の総務委員会は午前・午後通じて5時間を超える長時間にわたる審議となりました。

●1630〜郵政改革に関する関係合同部会/901

郵政民営化に向けて、自民党の意見集約が今日も行われました。いよいよ議論も一つの山を迎えているように感じました。自分自身が総務大臣政務官と言う立場で個人的意見表明ができませんが、民営化は規定路線、どのような民間会社にするのかについては、既に麻生総務大臣から考え方が示されていますので、その考えと自民党議員の意見の相違について毎日勉強を重ねています。今日の雰囲気は、今まで声がわずかだった推進派の意見も、少し聞くことができるような状況になってきたような感じです。


4月13日(水)

●0700〜早朝駅頭演説会/富岡駅

準備して現場に到着しましたが、雨が降り出し、直ちに終了。順延します。

●1200〜法務部会・人権問題等調査会合同会議/党本部101

人権擁護法案について有識者からヒアリングです。まず、最初に塩野宏東京大学法学部名誉教授から説明がありました。前回の合同会議でも議論になった個別法で対応することについては否定はしないが、苦しんでいる人を待たせていいのか、現在の法案のようにアメーバ的に隙間を埋めていく方がいいのではないかとのご意見でした。続いて、鹿島恒雄全国人権擁護委員会連合会顧問からは、41年にわたる人権擁護委員の経験から人権擁護委員の活動の現状等について説明がありました。

●1400〜郵政改革に関する関係合同部会/党本部901

冒頭竹中大臣から、なぜ民営化なのか、なぜ公社じゃだめなのか、なぜ分社化、とりわけ4分社化なのかについて説明がありました。

@なぜ民営化なのか

・ 郵政事業を取り巻く環境の変化は著しい。郵便は減少傾向(これは世界的な潮流)が続き、金融は技術革新がすさまじく今後更に加速すると見込まれ、郵政事業はこのままでは「じり貧」になる。
・ この様な状況に打開するためには、郵政事業の役割を特化していく改革手法(例 米国 国内郵便に特化)と、自由に競争させ個別分野でのノウハウを身につけ雇用を維持していく改革手法が考えられるが、日本では雇用の維持を重視し、後者の考え方を採用した。

Aなぜ公社ではだめなのか

・ 国営企業では自ずと限界がある。国の信用を背景に市場に出て行くと市場と摩擦が生じ好ましくない。

Bなぜ分社化かするのか

・ 一般論としては、競争が激化しており高い専門性を持った経営を行う必要がある。
・ それぞれ業種業態が異なることから別々の経営をするの一般的。

C4分社化なのか

・ 郵貯は預金を集め決済を行う銀行業。信用システムの中に組み入れられており、他の事業からリスク遮断する必要がある。民有民営が適当。
・ 簡保についても、郵貯と同様。
・ 郵便は極めて公共性の高い仕事であり、特殊会社でいくべき。
・ 郵便局ネットワークは我が国の最大の特徴であり、その価値を最大限活用していく必要がある。郵便とは役割が異なり、郵便会社とは許認可の程度が異なることから別会社にすべき。
・ これらを統括するヘットクォーターとして持ち株会社が必要。

とのことでした。
その後質疑に入りましたが、郵貯も簡保も社会的なセーフティーネットであり、市場経済に馴染まないとの意見が相次ぎました。政府と自民党との調整は今後も続きます。

●1630〜第4回電子政府・電子自治体推進本部/総務省省議室

小尾敏夫早稲田大学教授から世界電子政府評価ランキング調査(国連、アクセンチュア、ブラウン大学(米国)、早稲田大学)の特徴について説明がありました。日本の評価は最高7位から圏外までと様々で、また調査の質も色々ですが、それぞれの調査結果を真摯に受け止めて日本の取組みを加速させる必要があります。その後、各局長から各局における取組みについて説明がありました。麻生太郎総務大臣からは、平成15年2月の行政手続オンライン化法以降、住基ネット、個人情報保護法施行等みんなの意識は高まってきている。これからは利用する側の視点に立って、早い、安い、わかりやすい、便利という点に留意して、実績を上げるようにと指示がありました。

●1800〜聖光霞ヶ関会総務省会懇談会/ルポール麹町会館

総務省の聖光学院のOBが集い、新しい国づくりに力を結集しようと意見交換・懇談会が開催されました。参加者は武智健二(6)、寺田充(11)、宍戸邦久(23)、藤井喜崇(23)、中村朋浩(33)、尾形将行(34)、上野文誠(35)と私、松本純(7)。カッコ内は卒業基数です。霞ヶ関全体では、90人くらいが登録してくれましたが、個人情報は最終学歴しか分かりませんので、まだまだ聖光学院OBが隠れているのでしょう。「聖光霞ヶ関会」のPRに務め、新たな出会いに挑戦していきたいと思います。


4月12日(火)

●0700〜早朝駅頭演説会/能見台

今朝の駅頭はスタッフのみでした。「まちかど政治瓦版」4月号の配布枚数は合計148枚(斎藤68、古正52、原28)でした。

●0800〜社会保険庁等の改革ワーキンググループ、年金資金運用・福祉施設改革推進ワーキンググループ、行政改革推進本部合同会議/党本部701

社会保険庁からは民間企業的な人事・処遇の導入(能力主義、独自の人事評価システム等)、社会保険庁の改革による人員削減の見通し(6,900人程度)、地方組織の抜本改革(ブロック単位(8〜10)に集約化)等について説明がありました。質疑においては、主に、公的年金の運営主体について国(外局)にするか独立行政法人(公務員型)にするかが議論されましたが、国民の信頼回復等の観点から独立行政法人(公務員型)を支持する意見が多かったです。

●1000〜総理大臣公邸完成披露/総理大臣新公邸

総理大臣の新公邸見学に行ってきました。新公邸は旧官邸を南方向に約50メートル移動するとともに、官邸本館とのバランスを考え、東方向へ約8度回転させたそうです。旧官邸の趣を残した改修を行うとともに、新たに和室と茶室が新設されていました。また、家庭用燃料電池等環境対策にも留意しているそうです。昔、森総理に呼ばれてカレーをご馳走になった大食堂も、絨毯の下に寄せ木模様の床があったことから、現在の床は寄せ木模様の床となっていました。

●1100〜総務部会・電気通信調査会合同会議/党本部702

ライブドアによるニッポン放送の買収を契機とした、放送局の外資規制に関する法改正について審議しました。現在、地上放送については外資の直接出資については規制されているのですが、間接出資については規制されていません。そこで、電波の有限性、政治・文化・社会等に対する影響力、また諸外国の状況等を踏まえ、地上放送について間接出資規制を導入すること等を内容とするものです。法施行時に今回の法改正による外資規制の対象となる外資は議決権が制限されることから、財産権の侵害による訴訟になるのではないか等の質疑がありましたが、法案は原案通り了承となりました。

●1200〜大臣政務官会議/官邸

総務部会が12時過ぎに終わったため遅れ入りとなりました。冒頭、官房副長官から「大臣政務官の給与の一部返納については、行財政改革推進の観点から、今後も従来どおり内容で継続することとする。」との話しがあったようです。その後、大口農林水産大臣政務官から愛・地球博 環境省出展「ECO LINK」、緑の募金運動について報告がありました。その後、下村文部科学大臣政務官からスクールミーティングと学力向上と教育基本法等について、大口農林水産大臣政務官からは21世紀新農政の推進について説明がありました。

●1600〜郵政改革に関する関係合同部会(第26回)/党本部901

与謝野馨政調会長、園田博之座長、宮澤洋一事務局長(進行)により郵政改革への対応について審議が進められました。自民党として今週中に取りまとめをしたいとしていますが、まだまだそのような雰囲気にはなっていません。

●1830〜増原義剛君を励ます会/キャピトル東急

総務大臣政務官を務めている同僚の増原義剛衆議院議員(広島3区)が東京で「励ます会」を開催しました。東京で政治資金パーティーを開くには、そうとう企業団体の協力をもらえないと開くことはできません。会場は溢れんばかりのお客様で一杯になりました。おめでとうございました。

●1900〜総務大臣懇談会/都内

午後6時半から郵政民営化の検討会が政府と自民党、引き続き与党公明党との間で開催され熱心に審議が進められています。しかし、自民党内の雰囲気は依然として反対派の攻勢が強い状況にあります。今後の取り組みについて、賛成・反対それぞれの立場の若手議員から意見を聞き、今後の判断に間違えのないようにしなければなりません。


4月11日(月) 松本純の55歳の誕生日 を無事に迎えました。

●0700〜早朝駅頭演説会/能見台駅

雨のため中止、順延となりました。

●1100〜横浜市道路局来所/地元事務所

地元事務所で横浜市の道路局幹部と今後の横浜市の課題について議論しました。

●1900〜横浜の消防を考える会/地元

消防庁長官、横浜市消防担当副市長、消防局長との懇談です。神奈川県のリーダーとして横浜市消防局のリーダーシップに期待しています。何よりも大切なのは、人々の生命と財産です。国民の安心安全のために全力を尽くしたい。


4月10日(日)

●0900〜第92回磯子区少年学童部野球大会開会式/洋光台南公園少年野球場

今年も磯子区少年野球大会が始まりました。92回目にあたる春の大会になるそうです。まずはじめに各チームの入場行進で、参加チーム27チーム、454名の選手が元気に入場しました。昨年優勝した杉田梅林の皆さんから優勝カップなどが返還され、選手宣誓も元気一杯に行われ、今日から長いリーグ戦に入ります。厳しい練習の成果を発揮していただきたいと、私からも祝辞を述べました。

●0900〜森浅間神社花祭り/森浅間神社

10時半頃になってしまいましたが、森浅間神社の花祭りに伺いました。餅つきや各種模擬店が並ぶなど、町の皆さんが手作りで祭りを盛り上げています。松本宮司にご挨拶し、草もちをご馳走になりました。お客さんが集まるには少し時間が早かったようで、帰りがけに関市議はじめ多くの皆さんが境内に入っていきました。

●1100〜丸山第2町内会花見/丸山公園

新井県議が町内会長を務めている丸山第2町内会はちょっと変わったお花見会です。「防火防犯観桜会」となっていて、お花見会の前に「防災訓練」を行います。消火器操法に新井県議が挑戦し見事に火を消し止めましたが、撮影していた私は風下におり、白い消火剤の細かい粉に全身を包まれてしまいました。訓練が終了すると、ようやくお花見会です。町内の子供ずれの皆さんも参加されにぎやかでした。

●1300〜関内桜まつり/相生町2丁目〜弁天通2丁目

恒例の関内桜まつりです。神奈川新聞本社の1階では琴とバイオリンの演奏が行われるなどいろいろ工夫をしているようです。野外会場でも焼きそば、焼き鳥、ビールと定番の飲食で皆さんご機嫌でした。関内はオフィス街ですが、核となる神奈川新聞、TVKなどが新たなビルで仕事を始めましたので活気を取り戻していくことでしょう。

●1500〜こすみ会バーベキュー/田中板金

金沢区の個人タクシーの皆さんが田中さんの庭を借りてバーベキュー大会です。手馴れた様子で、肉や野菜をどんどん焼き上げていきます。ここでも、たらふくご馳走になりました。今日は食べすぎでカロリーオーバーですね。話は厳しい経済状況についてでした。規制改革が速く進んでいくために売り上げ競争が激化しているのです。今すべての仕組みが見直されていますので、なんとか知恵を出してこの厳しい時期を乗り越えていただきたいと思いました。

●1900〜まつたけ会/地元事務所

まつたけ会の例会は近所の串揚げ屋さんで開催されました。揚げ物が得意でリーズナブルですが、おいしいですよ。中区花咲町の「玲」という店です。今日の話題は北朝鮮、韓国、中国など近隣諸国との外交関係がギクシャクしていることへの心配が多く出され、これからどうなるのか心配しています。そして、零細商店の景気を上げる施策をしっかり打って欲しいと強い要望がありました。


4月9日(土)

●1100〜横浜南部特定郵便局長会新役員懇談/地元事務所

郵政民営化議論について南部特定郵便局長会の岩崎会長はじめ役員の皆さんが陳情にお見えになりました。言うまでもありません。民営化に進める前に、郵政公社としてもっと仕事をさせて欲しいと言うもの。いまですら厳しい経営状況にあるので民営化されたらもっと大変だ、という意見なのですが、政府は民営化はありき、その上で今のご心配のような運営上の心配を取り除かなければ民営化に踏み切れないため、政府も自民党も苦しんでいるのです。麻生大臣の@改革は恐れず必ずやる、A国民の目線で考える、B拙速を尊ぶ(スピード感が重要)の3点をしっかりと念頭に置いて仕事をするようにとの訓示を思い出しました。特に郵政民営化については@国益にプラスになること、A国民にとって郵便3事業サービスの低下をきたさないこと、B働くものが生きがいを持って頑張れる仕組みを作ること。特定郵便局長さんがたから総務大臣への生の声を収録しましたので、そのご心配を大臣に直接お伝えすることにしました。

●1230〜星槎中学校開校記念祝賀会/横浜ロイヤルパークホテル

星槎中学校の開校式、祝賀会にお招きいただきました。不登校の生徒らを受け入れ、その教育に務めることを目的とした中学校ですが、国県市とも連携して、教育の環境を高めようとするものです。教育関係者とともに鈴木恒夫議員はじめ多くの県市会議員先生方も出席されていました。各校と連携して大いに発展されることを祈ります。


4月8日(金)

●0700〜早朝駅頭演説会/金沢文庫東口

今日も朝7時には横浜自宅出発のため駅頭には行かれませんでした。スタッフによる「まちかど政治瓦版」の配布枚数は179枚(原72枚、斎藤54枚、古正53枚)でした。

●0800〜郵政改革に関する関係合同部会/901

昨日の綿貫勉強会の勢いを借りて、今日も活発な意見交換になりました。今週中に党のとりまとめを行うとの予定になっていますから、反対派はそれを阻止すべく、十分な議論を尽くすべきと迫ります。結局午後5時から再度合同部会を開催することになり、またそこでも最終取りまとめは行わないとの言質をとって第一回目の合同部会は閉めあられました。

●1200〜法務部会・人権問題等調査会合同会議/704

4月8日(金)正午から法務部会・人権問題等調査会合同会議が党本部704号室で開催されました。3月10,15,18日に続く第4回目の合同部会になります。内容は人権擁護法案についての審議です。平沢勝栄法務部会長、古賀誠人権問題等調査会会長の挨拶に引き続き、前回各先生方から質問のあった事項について法務省の小西秀宣人権擁護局長から法案の修正も含めた回答がありました (→自民党法務部会における主な論点への対応案)。その後質疑に入りましたが、前回と同様賛否両論ありました。また、有権者等の意見も聞きながら引き続き検討を深めていくべきとの意見もでました。最後に、これらの質疑を総括して、古賀誠人権問題等調査会長から、声なき声にどう答えていくかの問題。理念法を作って個別法により対応することは難しい。有識者等の勉強会も含め検討を重ね、議論のための議論ではなく、まとめる方向で進めてもらいたい、と話しがありました。 しかし決着にはまだまだ時間がかかりそうです。

●1330〜重粒子線医療促進議連会合/リバティ3

「人に優しく切らずに治す」重粒子線ガン治療への取組みについて各省庁等から説明がありました。重粒子線は肝臓ガンや膵臓ガン等に極めて有効な治療法ですが、@施設の建設コスト、A人材の2つの課題を抱えています。施設の建設コストは現在300億円から400億円であり、普及に向け100億円近くまでコストを低下させる必要があります。また、人材については、医師、放射線技師等の研修を推進し、重粒子線ガン治療に従事できる人材を多数育成しなければなりません。今後とも、議連としてもこれらの取組みを後押していきたいと思います。

●1700〜地元へ戻る

午後5時から2回目の郵政合同部会が開かれることになっていますが、このあと知り合いの葬儀に行かなければならず、横浜に戻りました。夕闇せまる野毛の町にはネオンやちょうちんに灯がともり、癒しを求めるお客さんを迎え入れる準備に余念がありません。下町の情緒を一杯に吸い込んで、生まれ育った街で、いまだに生活できることは幸せだなと強く感じます。商売のためだけに野毛に通うのでなく、もっと皆さんが住んでみたら、また違う野毛の町がよみがえるかも知れません。

●1900〜大和町立野町内会総会・新旧役員歓送迎会/町内会館

中区の大和町立野町内会の総会に招かれました。今回は役員改選に当たるそうです。会長には屋城一之さんが再任、そして新役員が決定しました。長年役員として尽力された常盤茂子さんら退任される皆さんには、会長から表彰・感謝状が手渡されました。その後、私と村上健司県議から祝辞を述べさせていただきました。これから、ますます町内会活動の重要性がクローズアップされてきます。ますますのご発展を祈ります。


4月7日(木) 竹中大臣総務委欠席事件でもめる

0700〜早朝駅頭演説会/金沢文庫駅

4月7日(木)、今朝は金沢文庫駅西口にお邪魔しました。駅頭での演説を終わり、近所のドーナツ屋さんで一休みしました。ここには、毎朝食事をとりにくる常連のご婦人がいます。今朝もお目にかかって、「郵政民営化をどう思いますか?」と尋ねたところ、その答えは「難しくてよくわからない。地元の郵便局は親切でよくやっているから、それが変わらないならお役人さんでも民間でも、どっちでもいいんじゃない」・・・。今朝の「まちかど政治瓦版」配布枚数は249枚(斎藤105枚、古正88枚、50枚、平木6枚)でした。

●1200〜大勇会/事務所

亀井久興衆議院議員が河野洋平会長(議長就任のため)の代理で運営されていますが、メンバーには麻生太郎総務大臣もいます。郵政民営化についてのさまざまな意見が出されました。(すみません。その内容は非公開)

●1245〜代議士会、1300〜衆院本会議

本日の本会議では、水産資源保護法及び持続的養殖生産確保法の一部を改正する法律案(農林水産委員会)、都市鉄道等利便増進法案(国土交通委員会)、国立国会図書館法の一部を改正する法律案(議院運営委員会)の議了処理がなされました。その後、会社法案、会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の趣旨説明及び質疑が行われました。村越祐民議員(民)の質疑において、先般竹中大臣が総務委員会を欠席した件について、どのように政治的責任を取るのか等の質問がありました。竹中大臣からは誠意を持って答弁に当たり十分に説明責任を果たして参りたいので、ご理解賜りたいとの答弁でした。村越議員から責任を取るには職を辞するしかないと考えるがどうかとの質問に答えていないと再質問がありましたが、竹中大臣からは同様の答弁がなされました。

●1330〜国会見学ぞくぞくと!

今日は福士さんグループの皆さんが国会見学にいらっしゃいました。ファミリーで国会を勉強していただきました。

●1430〜郵政改革に関する関係合同部会/901

昨日に続いて、竹中郵政民営化担当大臣を招いて、政府が提案している「郵政民営化案」の内容について審議されました。@(党側)貯金・保険のユニバーサルサービスは確保できるのか。(政府側)これまで貯金・保険は一体として行ってきており、窓口会社との契約は行われるであろうとの認識。また仮に貯金・保険が窓口会社に委託しなくてもユニバーサル基金があるので確保できる。A(党側)ユニバーサル基金は本当に1兆円積み上げて、運用益180億円で足りるのか。(政府側)きちんと試算しているので、大丈夫との認識。・・・など議論はすれ違い。相当困難な取りまとめになるのではないでしょうか。

●1630〜綿貫民輔勉強会に96名参加!/キャピトル東急ホテル

「郵政民営化」に対して反対する立場の自民党国会議員の勉強会です。私にもお誘いがありましたが、大臣政務官、つまり現在政府側の立場に私はありますので、出席をすることは叶いません。今日の出席者は96名だったそうで前回の勉強会よりも参加者は増えており、党内の取りまとめは今週中には難しい情勢です。

●1830〜総務省懇談会/都内

財政局の皆さんと来年度の準備について議論を重ねました。その席に日程を終えた麻生総務大臣も合流され、皆さんビックリ。皆さんと力を合わせて、地方主権の改革を完成させるために頑張らなければなりません。大臣も皆さんの奮闘に感謝しています。


4月6日(水) 桜が一気に満開

●0700〜早朝駅頭演説会/六浦駅

時間がとれずスタッフだけの瓦版配布になりました。今朝の「まちかど政治瓦版」配布枚数は257枚(古正100、斎藤92、原65)でした。

●0800〜自動車議連総会及び自動車政策懇談会/キャピトル東急

4月6日(水)午前8時からキャピトル東急にて、(社)自動車会議所をはじめ自動車関係団体から各種要望がなされました。広い会場には多くの自民党国会議員が出席し、さすがに我が国を代表する産業界への関心の高さだと思いました。綿貫会長からの挨拶に続き各団体から意見表明がなされ、(社)自動車会議所からは、環境税創設反対、自動車取得税と消費税の2重課税の解消、自動車グリーン税制の拡充・延長の要望がなされました。

●1300〜緊急全国漁業漁業代表者集会/党本部ホール

IQ堅持・燃油高騰対策等を求める緊急集会が開かれました。出席者の方々からは悲痛な声が相次ぎました。IQ制度については、2月1日に韓国より「のり」のIQ枠撤廃についてWTOに提訴がなされ、3月21日にはパネルが設置されています。今後、我が国として「のり」のIQ枠はWTOに整合する旨の主張を行います。また燃油については価格高騰、量的確保が大きな問題となっています。燃油問題の漁業に与える影響は大変大きく、漁業関係者の声にしっかりと耳を傾けていく必要があります。

●1830〜自民党金沢区連合支部大会/金沢公会堂

平成17年4月6日(水)午後6時30分から金沢区の金沢公会堂で、「自民党金沢区連合支部大会」が、区内の党員、党友、支援者などの多くの参加者を得て盛大に開催されました。第1部の総会では、まず主催者を代表した国吉一夫支部長(県議)の挨拶に続き、松本純常任顧問(衆議)、来賓の小林温参議、小泉昭男参議から祝辞が述べられました。そして議事は相川光正幹事長(市議)から平成16年度事業報告、黒川澄夫総務会長(市議)から平成16年度決算報告、そして国吉支部長から役員改正の件について提案され、いずれも全会一致で承認されました。第1部総会は峯尾舜政調会長(前県議)の閉会の挨拶により終了しました。

▼「世論に訴える!」横田ご夫妻を講師に迎え・・・

▼拉致問題解決に向けて学ぶ懇談会

総会に引き続き第2部の講演会に移りました。講師は横田滋、早紀江ご夫妻。「北朝鮮拉致事件の真相」と題し講演を頂きました。講演開始に先立ち、「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川県議会有志の会」代表の村上健司県議から挨拶がなされ、神奈川県における今までの取組みについて報告がなされました。
その後、横田滋さんから事件の経過、これまでの活動内容などの話しがありました。特に遺骨と言われた骨のDNA鑑定は、その技術の高さにより他人のものと判定され、希望を失わず今も必死に政府への働きかけを行っている、と熱心に訴えられました。また奥様の早紀江さんは、「自らの子供を助け出したいと言う親の一念でここまで闘ってきたが、支えは500万を超える多くの皆さんの署名簿であり、今後も自らは頑張っていくが、皆さんの大きなご支援を引き続きいただきたい」と訴えられました。最後に「親が子を思う気持ちはご理解いただけると思うが、そればかりではなく、この日本の国をしっかりさせなければ、という強い思いを持っています。主権を侵され拉致されてしまった国、日本、そしてその事件解明の追求ができずにいる我が国、日本、その将来に対する不安を皆さんと共有し、事件解決が我が国の大きな問題も解決するとの思いをもって頑張りたい。」と、経済制裁を含むあらゆる手段を通じて北朝鮮拉致事件の解決を訴えて行きたいと結びました。


4月5日(火)

●0700〜早朝駅頭演説会/金沢八景駅

残念ながら時間の関係で私は参加できませんでした。「まちかど政治瓦版」4月号の配布は107枚(原55枚、古正52枚)でした。

●0800〜社会保険庁・行政改革推進本部合同会議/702

社会保険庁等の改革ワーキンググループ、年金資金運用・福祉施設改革推進ワーキンググループ、行政改革推進本部合同会議が党本部702で開催されました。
社会保険庁改革においては、それぞれの制度の特質やサービスの特性等を踏まえ、公的年金と政管健保の運営主体を分離する方向で議論が進められています。公的年金の運営主体については、国の内局・外局、独立行政法人の公務員型・非公務員型、営利企業による運営が考えられますが、その検討に当たっては、「国民の信頼の回復・維持」が現下の最重要課題ですから、「国民の意向の反映」、「内部統制の確保」等の実現が大変重要です。

●0830〜選挙制度調査会/101

東洋大学法学部教授加藤秀治郎先生から、「現行衆議院選挙制度の評価」について講演がありました。加藤教授のご意見は、衆議院選挙制度だけ改革しても、参議院・首長・地方議会の選挙制度も併せて改革しなければ政党政治は定着しないとのことで、参議院については定数是正・複数区の改革等、首長については決選投票・議会選出等、地方議会については小選挙区制をとのお話でした。

●1030〜総務委員会/衆分館第17委員室

本日の総務委員会は郵政事業に関する集中的一般質疑が行われる予定でしたが、竹中大臣が出席できないとのことで、実川総務委員長から、冒頭、「本日委員会を開けなかったことは誠に遺憾。改めて竹中大臣の出席を得た上で後日開催」する旨の発言があり、散会となりました。

●1200〜国会見学ぞくぞくと!

前回の私の選挙事務長を務めていただいた高橋輝一郎氏が外務省関係の仕事で霞ヶ関にお見えになりました。その仕事が終わった後、国会議事堂の議員食堂で食事をとりました。注文の品はカツカレーだったのですが、大先輩の高橋輝一郎先生は私よりも早くぺろりと平らげてしまいました。食欲旺盛、元気一杯の様子に驚きました。その後、衆議院の本会議を傍聴したり、議事堂の内部の見学をしていただきました。

●1245〜代議士会、1300〜本会議

本日は国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案(衆議院議員提出法案)が議了となりました。これは、国民の祝日として、新たに昭和の日(4月29日)を加え、みどりの日を5月4日とすることです。その後、農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案について趣旨説明及び質疑が行われました。

●1530〜郵政改革に関する関係合同部会/901

園田座長より3月31日に開かれた検討委員会の概要の報告がありました。また昨日政府においてとりまとめられた「郵政民営化法案について」については、本日夕刻の検討委員会において政府から話を聞くので、これに関する質疑は明日竹中大臣出席のもと合同会議を開くのでその場でお願いしたいとのことでした。その後の質疑においては、政府の考え方(@郵便局の設置を法律上義務化、A株式の持ち合い、貯金・保険のユニバーサルなサービスの提供等一体的経営に対する配慮、B公的な資格制度の創設など)を評価する声、批判する声が相次ぎました。また、現在の政府案で各社の健全な経営が維持できるのか、しっかりした検証が必要との声もありました。


4月4日(月) 郵政民営化法案について(政府)

●0800〜第19回黒川すみお市議ゴルフコンペ/磯子カンツリー

第19回黒川すみお市議ゴルフコンペが磯子カンツリークラブで開催されました。あいにくの天気になってしまいました。昨夜から降り続いている雨は上がらず、しかも気温も低い朝になりました。私は国会日程のため、朝7時に現場へ伺い参加者のお迎えをしました。毎年恒例のコンペなので桜の花が満開の時もあり大変美しいのですが、今回は残念ながら桜の花はまだ顔を見せてくれませんでした。

●1130〜横浜市副市長就任挨拶/総務省大臣政務官室

この4月1日から横浜市の人事異動がありました。新たに就任した金田副市長と本多副市長が挨拶に見えました。横浜市は本多、前田、金田の三名の副市長が横浜市長をサポートすることになります。市長代理順序は上記の通りです。本多副市長は総務局・財政局など、前田副市長は福祉局・衛生局など、金田副市長は都市経営局・市民局などを担います。私からは日本一の「市」として不交付団体を目指して欲しいとお願いしました。

●1500〜日本のみなとを考える若手議員の会/横浜港周辺視察

「日本のみなとを考える若手議員の会」が横浜港の視察に来ました。菅義偉衆議院と共に皆さんをお迎えしました。参加者は梶山弘志、北村誠吾、菅義偉、竹下亘、谷公一、中山泰秀、西村康稔、原田令嗣、松本純、山本明彦、吉野正芳、計11名の衆議院議員です。さらに国交省から、港湾局は鬼頭平三局長ら、関東地方整備局は山田孝嗣副局長ら、関東運輸局は藤田武彦次長らが出席しました。

▼横浜港

○開港は1859年、2009年に開港150年を迎えます。
○港湾取扱い貨物量は、1億1,807万トン(平成14年)で、全国で第3位です(第1位は名古屋港、2位千葉港)。
○国際海上コンテナ取扱い量は、241万TEU(平成15年)で、全国第2位です(第1位は東京港)。※平成16年速報値では261万TEUとなっています。
○貿易額は、8兆9,582億円(平成15年)で、全国第4位です(第1位成田空港、第2位名古屋港、第3位東京港)
○主要貨物は、
  輸出:自動車、自動車部品、事務用機器、など
  輸入:衣類、原油、非鉄金属、事務用機器、天然ガス、など
○主要コンテナーターミナル
 ・本牧ふ頭、・南本牧ふ頭、・大黒ふ頭

▼横浜港流通センター(Y-CC)

大黒ふ頭にある横浜港流通センター(Y-CC: Yokohama Port Cargo Center)は、延床面積約32万u(物流棟+事務所棟)を有する国内最大級の総合物流施設です。ここは、保税蔵置、保税加工、保税展示等が可能な、国内港湾では4箇所しかない総合保税地域の中で最大の施設です。

▼一般国道357号(横浜ベイブリッジ)及び大黒・本牧臨港道路

平成16年4月に供用開始になったベイブリッジ下の一般国道357号を渡り南本牧ふ頭へ向かいました。

▼南本牧ふ頭コンテナーターミナル

南本牧ふ頭は、横浜港において増大するコンテナ取扱い貨物量やコンテナ船の大型化に対応できる最新鋭の埠頭として整備されています。平成13年4月からは、我が国で初の水深16m、MC−1,2の2バースの岸壁を有する国内最大級のコンテナーターミナルが供用されています。国際海上コンテナ取扱貨物量は、平成15年には約56万TEUで横浜港全体の約23%を取り扱っています。

下記のように、一つのコンテナを船に上げるのに1分で処理されます。つい最近までは1分30秒かかっていたそうです。

▼海上視察

ぷかり桟橋→みなとみらい21→赤レンガ倉庫→大桟橋→山下公園→ぷかり桟橋

機能的、しかし美しい横浜の港に、議員らはうっとりしていました。その後、意見交換会をインターコンチネンタルホテルで開催しました。皆さん、お疲れ様でした。


4月3日(日) 六閣僚により郵政民営化政府案の最終案まとめ

●1200〜中村博物館視察/金沢区

中村さんのご自宅にお招きいただきました。何よりも石が大好きという中村さんは、友人の紹介などで集めてきたさまざまな石塔、石像などがご自宅のいたるところに、所狭しと展示されています。韓国の学者がわざわざ視察に来るくらいですから、いずれも歴史的・文化的価値の高いものばかり。びっくりしました。

●2130〜旭区県議補欠選挙開票/磯本桂太郎初当選

横浜市旭区では県議会議員が定数3名に対して欠員が2名出てしまったため、補欠選挙が実施されていました。今日は投開票日です。午後8時に締め切られた投票は直ちに集計に入りました。午後9時半には結果が出るのではないかと言われていましたが、そう旨くはいきません。午後11時10分頃に磯本桂太郎(自民)16,000票、民主16,000票で3位以下に差をつけたところで、勝利宣言。万歳、選対本部挨拶、だるまめいれ、当選者挨拶などが進められました。当選者は皆さんに感謝の意を伝え、期待に応えられるよう全力を尽くすと決意を語りました。

  候補者名 政党 得票数
当選  沢木ゆうすけ 民主 16,359
当選  いそもと桂太郎 自民 16,076
   林まさえ ネット 9,206
   かわじ民夫 共産 8,812

手元に届いた開票結果は上記の通りでした。


4月2日(土)開花宣言されるも花見えず

●1030〜第13回大岡川桜まつり開会式

第13回の大岡川桜まつりが始まりました。まだ肌寒いようなお天気で、今日横浜の開花宣言が出されたのですがソメイヨシノの花は未だ見えません。数日で咲き始めるのでしょう。大岡川に寄り添う800本の桜並木を主役にした「桜まつり」をさまざまなイベントが今日、明日、盛り上げます。見ごろになってのお散歩もおしゃれですよ。


4月1日(金)新年度スタート

●1100〜総務省入省式/総務省講堂

今日は4月1日です。大臣の日程で20分ほど遅れてましたが、総務省においても入省式が行われました。本日総務省に入省された方は合計102名うち女性は19名です。新規採用職員を代表して赤谷俊彦さんから服務の宣誓がありました。麻生太郎総務大臣からは総務省は宝くじ、ラジオ体操も含め様々なことをしている役所、今のフレッシュな気持ちを忘れずに頑張って下さい。という旨の挨拶がありました。新しく入省される方々の目が希望に燃え、またきらきらととても澄んでいたのが印象的でした。

●1245〜代議士会/衆院内第14控室、1300〜衆院本会議/本会議場

年金制度をはじめとする社会保障制度のあり方に関する決議について、長勢甚遠議員から趣旨弁明があり、その後採決がありました。続いて、年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議要綱の報告。その後、以下の4件について議了処理がなされました。
・環境省設置法の一部を改正する法律案(環境委員会)
・地方自治法第156条第4項に基づき、地方環境事務所の設置を求めるの件(環境委員会)
・携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律案(総務委員会)
・民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案(国土交通委員会)
その後、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案についての趣旨説明及び質疑が行われました。

●1500〜総務省省議/省議室

今日は年度初めです。年度初めに当たり、麻生総務大臣から訓示がありました。麻生大臣からは、役所は今大きな転換期を迎えている。すなわち、我が国は分権型の幕藩体制から廃藩置県を経て中央集権体制に移行。この中央集権体制のもと、日露戦争の勝利、また第2次世界大戦敗戦後の経済の復興を成し遂げた。しかしながら、プラザ合意、バブル、その崩壊を経験した。現在のバブル崩壊からの立ち直りは民間が頑張った結果であり、現在の中央集権システムは限界にきている。我が国のシステムを地域主権に変えていく時期に来ている。そういった時代背景をしっかりと踏まえて、将来を見据えながら仕事をするようにとのお話でした。その際には、@改革は恐れず必ずやる、A国民の目線で考える、B拙速を尊ぶ(スピード感が重要)の3点をしっかりと念頭に置いて仕事をするようにとの訓示でした。その後、総務省のシンボルマーク・キャッチフレーズについて報告がありました。キャッチフレーズは「実はここにも 総務省」。国民生活に密着した総務省を形容するにはとてもいいキャッチフレーズだと思います。

●1800〜麻生太郎総務大臣勉強会

郵政民営化法案の提出時期をめぐって、小泉総理が昨日目まぐるしく動きました。今日は総理から休み返上で日曜日までに政府案の採集の詰めを行うよう指示が出たそうです。誰も民営化そのものには反対できる状況ではありませんで、民営化後に経済の常識に則りながら、安定した経営できる仕組みについて、政府からの提案を待っているところです。竹中大臣がまとめるのか、麻生大臣がまとめるのか、民営化担当大臣と郵政公社所管大臣の協力が求められています。


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