松本純の国会奮戦記2004-08

2004(平成16)年8月

トップへ 目次へ 前のページへ 次のページへ 「まちかど政治瓦版」8月号

8月31日(火)

●0745〜米国イーライリリー会長との朝食会/キャピトル東急

今朝7時45分から朝食会が開催されました。イーライリリーという世界でトップテンに入る米国の会社のシドニー・トーレル会長らが訪日され、国会議員と意見交換しました。1860年代、会社が立ち上がった頃の話として、病気に倒れた母親を助けて欲しいと少女がお小遣いを握り締めて「ミラクルをください」と、訴えてきたことに応えたことを社訓としているそうです。

●1100〜港湾特委/701

国土交通省の港湾関係概算要求の内容について審議されました。FAL条約が40年も前に我が国に投げ掛けられたにもかかわらず、いまだに解決していません。何種類もの書類を別々の役所に提出しないと日本に入港、陸揚げが出来ない状況になっていますので、早急に改善を図らなければなりません。特委では5年もかけずに2年以内に改善するよう強い意見がありました。私からは保安対策強化を主張しました。

●1630〜第7回市町村合併支援本部/官邸

官邸で小泉総理大臣、麻生総務大臣らと共に第7回市町村合併支援本部の会議が開催されました。人口五千人未満で約104万円の歳出が、人口三〜四万人規模になると約36万円となります。市町村の合併実績は平成11年4月3229自治体→16年8月1日3087→今後平成17年5月1日2735となっています。8月26日時点の法定協議会は604(構成市町村数1991)で、総理からも「地方にできることは地方に!今後も出来る限り多くの市町村が、最終的に合併を実現できるよう、関係省庁を挙げて、なお一層のご尽力をお願いします」訴えられました。


8月30日(月)

●1400〜郵政事業改革に関する特委/901

午後2時から郵政事業改革に関する特命委員会が都本部901号室で開催されました。あいにく台風16号が九州に上陸しており、議員の出席はあまり多くはありませんでした。額賀政調会長も最後まで各議員からの意見に耳を傾けていました。今日の会議の雰囲気が変わりました。今まで「郵政民営化絶対反対」という意見が圧倒的でしたが、「民営化容認」の声も複数の議員から出始め、何をもって「民営化なのか」といった意見交換も多くありました。小泉総理の提案に「なぜ公社化ではだめなのか」、「民営化のメリット」について具体的な説明を加えないと、理解が深まらないと感じました。

●1700〜横浜中間税会意見交換会/メルパルクヨコハマ

午後5時から実施された中間税会の勉強会に出席してきました。消費税を適切に集め納税することの重要性を学び、税務行政へ協力することが間税会の目的です。当然、不合理な点についてはしっかり主張し、現場での混乱をおさめていかなければなりません。周辺中小企業の経営者の皆さんが会員となっています。私に問われたことは経済の見通しでした。全体には良い方向に進むものの、各企業は好景気を実感するにはまだまだ、といった様子でした。

●深夜〜野毛3、4丁目青年部の焼肉パーティーに乱入

今日の日程が終了し家に向かっていたところ、野毛町の3,4丁目の青年部の皆さんが焼き肉屋さんを占拠し、ドアを開けっ放しで煙モウモウ。中から呼び止められて、飛び入り参加となりました。若い世代が次代を創ろうとしている息吹きを感じました。みんなで力を合わせて「ふるさと」と「お客様に楽しんでいただける町」をつくっていきましょう。


8月29日(日)雨台風16号

●1720〜地元祝賀会/磯子消防団が快挙!

地元洋光台の自治会長はじめ代表者らによって磯子消防団第九分団の「第44回神奈川県消防操法大会最優秀賞」(去る7月28日厚木で開催)に選出されたお祝いの席に招かれました。種目は小型ポンプ操法で、選手は四名。指揮者福沢、1番永田、2番宮嶋、3番小田の各氏が、日ごろより仕事の終了した夜の時間を訓練にあて、懸命に努力してきた結果です。そして第九分団は11月8日に横浜国際総合競技場で行われる全国大会に、神奈川県代表として出場することになりました。日本一へ向けて、ご健闘をお祈り申し上げます。

●1900〜山手商和会家族従業員納涼会

JR山手駅周辺の商店街の恒例行事です。我が国の景気は多少良くなっていると政府は判断していますが、商店街の多くは大変厳しい状況に置かれています。しかし、今日橋本会長から聞いた話では、新たに新規店2店が開業するなど元気一杯の様子でした。地域地元を生き生きとさせていくのは商店街の役割でもあります。時代の流れを敏感に受け止めながらも、地元のお客様を大事にする今まで通りの商人魂で頑張って欲しいと思います。


8月28日(土)曇雨

●1100〜自民党中区支部参院選対解散式/ホテル横浜ガーデン

午前11時から自民党中区支部の選対解散式が行われました。小泉昭男参議院議員も出席され、過日の参議院選挙の取組みとその結果について報告がなされました。地元での自民党支持が1/3で、国会が1/2以上の議席を得ることは困難です。地元の民間と連携した組織強化は重要な活動で、とかく後援会活動だけに力を注いでしまいがちな日常活動を、政党活動からもしかっかり見つめ直していかなければなりません。今日も大事なご意見をたくさん頂戴しました。


8月27日(金)曇晴

●0930〜厚生労働部会

午前9時30分から党本部リバティ2.3で厚生労働省の平成17年度予算概算要求案が示され取り組むべき重要な施策の説明がなされました。要望総額は21兆4,768億円。そして最後に「三位一体改革に関する決議」が厚生労働部会として採択されました。これは地方六団体が取りまとめた税源移譲とこれに伴う国庫補助金・負担金の削減案に懸念を示すもの。これにより、保健・医療・福祉・雇用の国庫補助金・負担金が廃止され、その施策を個々の地方自治体に任せることで、地域の別なく保障されるべき水準を達成できない地域が生じたり、社会資源やサービスの偏在が生じるなど、社会保障の果たすべき役割が全うできなくなることが、深く懸念されるとしました。

●1000〜総務部会関係合同部会

厚生労働部会が終わる前の午前10時から標記合同部会が党本部502号室で開かれました。今井宏部会長、中村正三郎恩給制度調査会長、中馬弘毅地方行政調査会長らの主催で、麻生太郎総務大臣、片山虎之助前大臣も出席され地方六団体より要望を聴取しました。要望は既に総理に提出された六団体からの回答のように前提条件をしっかり守って三位一体改革を進めて欲しいというもの。いよいよ改革の佳境に入ってきました。あまりにも大きな改革ですから、この改革によって将来の日本の形がどのように変わるのか、その全体像を示すことは誰にもできません。小さな政府、地方の自立と口で言うことは簡単ですが、それによる厚生労働部会が懸念しているようなマイナスの影響も生じかねません。政府側、議員側、そして各省庁の考えと、地方自治体、マスコミ、国民世論などが錯綜する中で、不良債権処理を進め、景気・経済を引き上げながら700兆円を超えるといわれる国・地方の長期債務残高の処理を進め、少子高齢社会に対応する21世紀新時代を築き上げ低かなければなりません。小泉総理をはじめとする指導者はもとより国会議員の責任は大変大きなものとなっています。私は、経済が立ち直らなければ年金・医療など社会保障制度も組み立てられませんので、第1に少し上向きになったといわれる経済の力を落とさないように注意しながら、少しずつであれ諸問題の改善が明るい方向に進むよう、慌てないでしっかり取り組んでいきたいと思います。

●1130〜後藤裕史・実恵子結婚式案内

私の家内の姉の息子が結婚すると、議員会館へ報告に来ました。お嫁さんのお母さんとお兄さんも一緒でしたので、しばし歓談。私の倅たちと同世代ですから、そんな声が聞こえてこない我が家の息子たち三人は一体どうなっているのか、つまらぬ心配をしてしまいました。新郎新婦!お幸せに。

●1300〜首都圏整備委員会/901

午後1時から党本部901号室で首都圏整備委員会が伊藤公介副委員長のもと開催されました。東京を中心とした周辺の県市から代表者がお見えになり、それぞれの地域が抱えている要望を述べられました。横浜市からも副市長らと自民党市会議員を代表し鈴木太郎市議と私の弟の松本研市議が参加しました。横浜市からは羽田空港再拡張事業、ナショナルアートパーク構想、都市再生プロジェクトなどについて要望がなされました。ナショナルアートパーク構想は私の選挙区でもある中区の港周辺のウオーターフロントで既存の資源を生かしながら文化芸術活動の拠点を創ろうとするもので、この地域に混在する国有地の柔軟な活用が出来るよう、私からも意見を述べました。

●1400〜東京湾開発委員会/701

引き続き会場を党本部701号室に移し、東京湾開発委員会が開催されました。この委員会は東京湾に接する都県を有機的に結ぶ道路整備を進めることが課題です。私が気になったのは、横浜環状道路の南部分について確認しました。事業決定され40%の事業用地買収は済んでいながら、なかなか進捗しない状況にあるようです。横浜環状道路を完成するためには重要なポイントになりますので、地元理解をさらに進めるよう国・日本道路公団の努力を求めました。


8月26日(木)

●1030〜中核市市長との懇談会

午前10時30分より都市センターホテル5階オリオンで開催された中核市市長との懇談会に麻生総務大臣と共に総務大臣政務官として出席しました。中核市というのは市民30万人以上、面積100平方キロメートル以上の規模の市で、一般市と政令指定都市との狭間で市政運営に頑張っていただいている22名の市長さん方が集まりました。会長の石見利勝姫路市長から挨拶の後、全市長からご意見を伺い、麻生大臣ほか担当局長からご質問・ご意見にお答えしました。内容は当然「三位一体改革」が中心となりました。

●1400〜故鈴木善幸元首相の政府・自民党合同葬

午後1時に新高輪プリンスホテル国際館パミールに到着。周辺は物々しい警戒態勢にありました。午後2時から故鈴木善幸元首相の合同葬が開始されますが、早めに会場に入らないとホテル周辺に近付けないほど混雑するため1時間前に到着しました。葬儀委員長は小泉純一郎総理大臣、喪主は鈴木俊一衆議院議員です。また麻生太郎総務大臣の奥様は鈴木善幸元首相の娘さんです。天皇陛下お使いはじめ皇室から、また河野洋平衆議院議長をはじめ参議院議長、最高裁判所長官らの参列で厳かに式典は進められました。会場の2000人を超える皆さんと共に鈴木善幸首相のお元気な姿をスクリーンの上に見ることができました。人柄の紹介とともに日米協力関係を明確に「日米同盟」に置き換えたことなどが伝えられました。各国の外交官の献花に続き私も献花し、鈴木善幸先生のご冥福を祈りました。


8月25日(水)

●1300〜総務部会・地方財政改革PT合同会議/701

午後1時から党本部701号室で標記合同会議が開催されました。地方六団体代表者からの意見聴取です。既に提出された六団体からの三位一体改革への考え方に基づいて、税源移譲をしっかりやること、地財計画を早期に明示すること、これで話し合いを終わらず国と地方の協議できる場を作ることなどが示されたところです。


8月24日(火)

●0845〜黒川澄雄後援会明治座観劇出発見送り

今朝は横浜市金沢区選出の黒川澄雄市会議員の後援会行事「明治座観劇」が行われました。首都高速大黒パーキングでお見送りのため午前8時30分に現場到着。幹部の皆さんが中心でバス2台で出発です。車内で近況の報告を述べさせていただきました。今日の演目は「通りゃんせ」で神田正樹さんに会えるとあってバス内は興奮気味?楽しい思い出を作ってください。

●1400〜省議/総務省省議室

今年の4月から平成16年度の予算が執行されていますが、8月は来年平成17年度の予算作りが始まっています。「概算要求」といって、来年度どのような事業を実施するべきか、その考え方をまとめて各省が持ち寄ります。そしてその内容を詳細にチェックすることになります。総務省としては三位一体改革、電子政府・電子自治体づくりなど重要な課題が山積していますが、地方の自立を目指した概算要求案がつくられ、省議で了承されました。


8月23日(月)曇雨

●1100〜金沢太子講睦例大祭/龍華寺

皆さん、知っていますか? 聖徳太子は、大工・左官・畳・鍛冶などの職人の神としていまでも信仰されているのです。各地の太子講では1月、8月の講の日、太子の掛軸を拝み、賃金の協定や申し合わせを行うのが通例だったそうです。金沢区にも太子講があり、毎年8月にお参りに集います。もの作りの技術は遠い昔から称えられてきたのですね。日本の原点なのかもしれません。

●1600〜アジアブロードバンド推進会議/総務省第1特別会議室

午後4時から総務省特別会議室でアジアブロードバンド推進会議が開催され、専門部会でその取組みについての取りまとめが報告され、議長から麻生太郎大臣に議長総括が手渡されました。2005年までに基本的な方向性を決定し、具体的なプロジェクトを立ち上げ、さらにその動きを再確認し、評価し、次への動きに結び付けていくことの重要性が訴えられました。大臣はこの答申に基づいて精力的にアジアブロードバンド計画を推進していく決意を表明しました。

詳細については別項でご報告しています。


8月22日(日)

●1000〜中原熊野神社大祭式典

中原熊野神社の大祭が行われます。地域は中原町内会の氏子によるお祭りです。神社社務所前では若い衆が神輿渡御の準備に余念がありません。長老らは神殿で大祭の式典に臨みました。地元の発展とそれぞれの家庭の幸せを祈り厳粛な神事が執り行われた後、社務所で直会が開かれ、渡御の出発に当たり最後の確認がなされました。私は残念ながら野毛の祭礼に参加するため、中座しました。

●1500〜子之大神例大祭連合渡御/野毛商店街到着

今日は私の生まれ育てられた町、野毛町周辺の子之大神例大祭です。町内氏子単位で色々な催しものが行われます。金魚すくい、ヨーヨー釣り、ポップコーン、カキ氷は定番、野毛2丁目のお得意種目です。地元の皆さんが役割分担し協力して行います。日ごろ顔を合わせているのにおしゃべりのきっかけは意外と難しいものです。これらの行事を通じて、町に住むお互いが理解しあう絶好のチャンスです。子供たちも大喜びでした。

午後2時を過ぎると、野毛大通りに七基の神輿が入ってきました。連合渡御の一番先頭は勿論、今年の「年番」、責任町内会である我が野毛2丁目です。町内会長の大嶋生雄氏は神職のいでたちで緊張気味。午後3時頃無事に全ての神輿が渡御を終了し、締めの挨拶となり、私からもお礼の挨拶を述べさせていただきました。なかなか盛大でしたよ。

●1800〜野毛地区盆踊り大会/本町小学校

行事の締めは盆踊り大会です。本町小学校の校庭を借りて毎年開催されるものです。台風の影響か雨が二度ほど降ってきて中断されましたが、おかげさまで何とか無事に終了しました。町内会長の大嶋ご夫妻もホッとした様子。年番ご苦労様でした。


8月21日(土)

●1000〜日ノ出町子神社例大祭大祭式

午前10時から日ノ出町、初音町、黄金町、赤門町、英町の各町内会地域の子神社例大祭の大祭式典が挙行されました。今までが暑すぎたせいでしょうか、涼しい風を頬に感じながら私も参加させていただきました。これから3日間の夏のお祭りは地元の子供たちにとって大事な思い出作りになります。事故の無いように無事にお祭りが進められますようお祈りしました。

●1230〜川本守彦亡母を偲ぶ会/ホテルニューグランド

横浜経済界の重鎮の一人、川本譲次氏の奥様、また横浜JC執行部を私と共に務めた川本守彦氏のお母様の川本博子氏を偲ぶ会に伺いました。とってもやさしいお母様で、私の母と同じ第一高女出身ということもあり、大変お世話になりました。会場のニューグランドには中川秀直国対委員長をはじめ政官財の代表者らが参列され、川本家の社会貢献度の高さを示しました。

●1500〜根岸盆踊りフェスティバル/根岸コミュニティセンター

恒例の第39回根岸盆踊りフェスティバルにお招きいただきました。池子の住宅問題など時代の変化と共に接収解除の話が議論されています。日米両国の理解を深め、世界平和へ力を合わせていくことができたらと祈っていますが、このイベントがそれらに少しでも役に立ったらいいなと思います。

●1800〜岡村西部連合自治会祭り式典

恒例の夏祭りです。自治会館の前の通りにはたくさんの屋台が立ち並び、子供たちが大勢群がって笑顔のオンパレードです。役員の皆さんはこの子供たちの笑顔を楽しみに暑い中一生懸命準備を進めてきました。このご苦労には心から敬意を表したいと思います。式典が始まり、地元選出の県市会議員らとともにご挨拶の機会をいただきました。お祭りを通じて住まう皆さんが心通うことのできるコミュニティをつくり上げていただきますよう、岡村西部連合自治会がますます発展されますよう期待しています。

●1800〜聖光学院バドミントン部OB/景徳鎮

一年に一回開催される聖光学院バドミントン部のOB会に参加しました。当時特訓をしていただきました田畑晶久先生が一時他の学校に移っていましたが、聖光学院に戻ってきてから活発にOB会が開催されるようになりました。当日の昼間は現役交えてバドミントンゲームを楽しんだそうです。同級生の魚住道郎氏とも久しぶりに会いましたが、全然昔と変わっていないので、笑っちゃいました。友だちってほんとに大事ですね。

≪下記日程は回り切れず代理がお邪魔しました。ごめんなさい≫
●1700〜ひかりが丘町内会盆踊り ●1700〜関ヶ谷自治会盆踊り ●1800〜谷津浅間神社宵宮祭 ●1900〜山元町2丁目商栄会納涼会 ●1900〜子之大神盆踊り ●1900〜初黄・赤英町内会盆踊り ●1900〜日ノ出町縁日 ●1900〜洋光台4街区自治会夏祭り ●1900〜中原神輿睦会万燈神輿渡御


8月20日(金)

●0900〜野毛地区周辺祭礼蔵出し

朝9時頃から野毛地区周辺の各町内会は、お祭りの準備で大忙しです。何と言っても一番きついのが「蔵出し」。お神輿やお祭りの道具が伊勢山皇大神宮の境内の倉庫にしまってあるのですが、年に一回その倉から道具を各町内の神酒所に運び、準備を進めるのです。これがなかなか大変な仕事で、ボランティアといわれる町内会活動の中でもっとも体力的に辛い仕事になります。当然その仕事を手伝ってくれるのは、町内会を本当に愛している人たちしか来てくれません。そんな仲間を大事にしていかなければなりませんね。写真は花咲町1丁目の皆さんです。

●1100〜平成16年子之大神例祭/伊勢山

子之大神例祭は桜木町、花咲町、野毛町、宮川町の計10ヶ町の氏子のお祭りです。今年は私の住んでいる野毛2丁目町内会が年番で、お祭りの代表世話人を務めます。町内会長の大嶋生雄さんが神主の装束に身を包み、緊張していました。これから日曜日の連合渡御が無事に終わるまで気を抜くことはできません。暑い日が続きますが元気に頑張っていきましょう。

●1700〜自民党神奈川県連会長選挙立候補届出締め切り/県連

本日の午後5時で、自民党神奈川県連会長選挙の立候補届けが締め切られました。結局、河野太郎衆議院議員一名の立候補しかなく、選挙にはならず、無投票当選ということになりました。国政も難問山積で苦しんでいますが、地域地元の問題からも逃げることはできません。太郎さんは頼りになる自民党、責任を持って応える自民党づくりを目指して頑張っていきたいとのことでした。私は推薦人の一人を引き受けましたが、それは彼の新たな感性と時代にマッチした党運営の実行に期待しているからです。


8月19日(木)

●1830〜友だち会有志納涼会/福久

この会は「日本酒を楽しむ会」なのですが、どうもお酒に弱い私には興味が湧きません。とはいっても参加者皆さんが興ざめしてしらけるのも困りますので、全然飲まないわけにもいきません。2合分くらいお付き合いしましたが、この福久というお店はふぐ、うなぎの老舗で、もっぱら私は美味しいうなぎに舌鼓を打ちました。話題は国、地方政治と幅広く、特に今行われている自民党神奈川県支部連合会会長選挙について注目されている様子でした。

●1900〜純友会8月例会/シーメンズクラブ

後援会の月例会が、ちょっとおしゃれなナビオス横浜にあるシーメンズクラブで開催されました。その理由は、メンバーの一人でもある原茂男氏(てんぷらの天吉店主)がウッドベース、奥様がボーカルを担当し、なんとそのお店で生バンド出演しているからというもの。冷やかしながら、しかし上手なジャズ演奏を満喫しようというねらいです。おしゃれな会場だけにいつもの大声を出しての議論はできませんでしたが、横浜らしさを楽しみました。原ちゃん、ありがとう。


8月15日(日)

●0500〜実践倫理宏正会/金沢八景ビル・すいとんの会

終戦の日を向かえて、朝5時からの一時間の勉強会を終了したのち、参加者全員で「すいとん」をいただき、当時を振り返り、今、幸せに暮らすことができていることに皆さんと共に感謝しました。

●0730〜昭和会例会/タケヤ

月例の朝食会です。アメリカのロサンゼルス、サンフランシスコ出張の様子を報告しました。

●1100〜みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会/靖国神社

今年も終戦の日を迎えました。今年は59回目になります。毎年この時期になると考えさせられる大きな問題ですが、私は超党派の「参拝する会」に登録して、これをどのように考えるべきなのか答えを探しています。二つの意見に触れる機会がありましたので、下記に紹介したいと思います。皆さんと一緒に考えていきましょう。

代替施設を建設する必要はない。 そもそも、国のために尊い命を捧げた人たちを、国家が最高の栄誉をもって祀ることを国家が禁止しているのは日本だけ。 国を守るために命を捧げるというのは国防の基本。明治7年招魂社といわれた時代から(戊辰戦争時代からの歴史)、歴代天皇は参拝している。戦いに行くものは命を失えばここ(靖国神社)に祀られると思って戦地に赴いている。時代が変わったことによる都合で、それを変えることはできないのではないか。 A級戦犯合祀問題は、国際法に照らし合わせると、戦争が終わって占領下にあるときも戦争は継続中と同じ意味を持つ。日本は昭和26年9月に独立公布、発布されたのは昭和27年4月28日で、正式に独立。その間占領軍によって処刑された人々は戦争中に戦死した人々と同じ扱いになるというのが国際法上の常識。A級戦犯も戦時中の戦死者と同じ扱いをすることが国会では全会一致で決定した。それにともない天皇陛下も総理も参拝している。8月15日の参拝によって大東亜戦争だけに目がいくが、実際は戊辰戦争以来祀られている。

今年ももうすぐ「あの日」がやってきます。8月15日、終戦記念日。そして、この日が近づいてくると、毎年必ず是非論が飛び交う靖国神社への閣僚公式参拝問題(以下、単に「靖国参拝」と略)。首相以下閣僚が、「公人」・「私人」の違いはあれ、相次いで参拝し英霊の魂(みたま)に玉串を捧げます。さて、この靖国参拝ですが、左翼勢力や中韓両国を中心とするアジア諸国が反発し、時の内閣を糾弾します。しかし、私は敢えて言います。靖国参拝はあくまで「公人」として参拝すべきだと。こう主張すると、皆さんの中には私が、右翼かはたまた国粋主義者かと思われる方もおありでしょう。私自身、皆さんにどう思われても結構ですが、ちょっと待って下さい。 なぜ、私が靖国参拝を肯定するのか? なぜ、私が「公人」の立場での参拝を望むのか? これから書く事を読まれた時、皆さんにも納得して頂けるものと信じます。

さて、まず最初に靖国神社とは一体どんな所なのか? まずはここから書いてみたいと思います。靖国神社は東京九段坂上にあり、その起源は明治2(1869)年創建の招魂社で、明治12(1979)年、靖国神社と改称されました。この靖国神社は、幕末の国事殉難者・戊辰戦争での官軍(新政府軍)戦没者、そして、明治以降の戦没者を護国の英霊として合祀する神社で、終戦迄の祭神(英霊)は実に240万柱を数えます。他の神社が天照大神(アマテラスオオミカミ)や諏訪大明神等の「神々」を祭神としているのに対して、靖国神社が「英霊」を祭神としている点一つ取っても、この神社が極めて特殊な神社である事がお分かり頂けるでしょう。つまり、この神社の祭祀目的は「英霊の鎮魂」にあるのです。ちなみに靖国神社には春秋二季の例大祭の他に、戦前には「臨時大祭」と言うものがありました。通常の例大祭には天皇の名代として勅使が列席しましたが、臨時大祭には天皇自らが列席しました。前にも書きました通り、靖国神社の祭神は「英霊」(彼らは戦前の天皇制から見れば「臣民」、つまり「天皇の臣下」)です。通常、天皇は伊勢神宮等、「皇祖神」(皇室の祖先神)を祀(まつ)る神社へしか参拝しない事を見ても、この靖国神社参拝は極めて「異例」な事なのです。そして、この事は天皇自らが「国家元首」(つまりは「公人」の立場)として、「国家の為に殉じた英霊」を鎮魂する為の参拝であった事を物語っているのです。

では、靖国参拝に代表される戦没者への鎮魂は日本独自の特殊な行動なのでしょうか? 決してそうではありません。なぜなら外国でも、「英雄墓地」や「無名戦士の墓」等の名で、「国家の為に殉じた英霊」を手厚く葬っています。又、終戦記念日が近づくと、日本各地で様々な鎮魂行事(戦没者慰霊祭等)が執り行われる様に、外国でも同様な行事が執り行われます。ですから、ことさら日本だけが「特殊」だとして非難されうる理由はないのです。更に言えば、靖国神社に祀られている「英霊」は志願兵もいたでしょうが、その多くは先の大戦において、通称「赤紙」と呼ばれた一枚の召集令状で徴兵され、そして戦地で露と消えた人々なのです。つまり、彼ら英霊の多くは国家(軍)の命令で徴兵され、そして戦没した訳です。その英霊を鎮魂する為に、現職閣僚が靖国参拝をする事のどこに非難されるべき点があるのでしょうか?

首相以下閣僚−内閣とは日本の政治を国民に代わって実際に執行する「日本国の代表」です。その彼らが日本の為に戦没した英霊を「日本国の代表」として鎮魂する事のどこに非難されるべき点があるのでしょうか? 私は諸外国や左翼勢力への変な「配慮」から「私人」の立場で参拝する事に異を唱えます。むしろ、首相以下閣僚は「公人」の立場で参拝すべきで、そうあってこそ始めて国家の為に殉じた「英霊」を鎮魂する事が出来ると思うのですが、皆さんは如何でしょうか?

最後に、靖国神社と言うと、戦前の「国家神道」と直結して排斥する思想や勢力が存在しますが、これにも異を唱えます。確かに、戦前の靖国神社(及びその地方分社である護国神社)は旧陸海軍省所管の特殊神社で、天皇崇拝・軍国主義普及の一助を担ったのは事実でしょう。それは私も認めます。しかし、現在は東京都知事認証の単立宗教法人で、国家神道の「総本山」ではありませんし、又、国民に対しても崇拝や参拝を強要していません(もし、靖国参拝強要が「悪」ならば、イスラム教の「メッカ巡礼」も「悪」と言う事になってしまう)。その辺りを混同し、靖国参拝イコール軍国主義と考えるのだとしたら、それはあまりにも短絡的ではないでしょうか? かつての靖国神社(の性格)と、現在の靖国参拝は別個に考えるのが適切だと思うのです。

●1200〜全国戦没者追悼式/日本武道館

全国戦没者追悼式が開催されました。正午の時報とともに1分間の黙祷を捧げます。小泉総理、天皇陛下からのお言葉を頂戴し、先の戦争で命を失った人々の冥福を祈り、世界の平和と我が日本の発展を祈る式典は大変重いものです。先の戦争というとずいぶん昔のことのように聞こえますが、歴史的に言えばつい最近の出来事です。終戦の日を迎えるたびに私たちは二度と過ちを繰り返さないよう誓うことが大切です。

●1300〜森浅間神社祭礼

夏恒例の森浅間神社のお祭りで、午後1時からお神輿が出る予定で激励にお邪魔しました。しかし、お天気は残念ながら雨で、雨足がおさまるまで一時間ほど遅れての出発になりました。地元の町内会長さんはじめ役員の皆さんは準備に余念がありませんでした。またいつもの神輿会の友好団体の皆さんも集合し力を貸していただいていました。いつもの祭りがいつものように実行することは大変なエネルギーの要ることです。皆さんに敬意を表します。


8月14日(土)

●各地区盆踊りが賑やかに開催

午後7時頃から各地区で盆踊りが開催されています。今晩は、新井敏二郎県会議員が町内会長を務めている丸山第1町内会盆踊りと、お隣りの丸山第2町内会盆踊りにお邪魔しました。役員の皆さんも準備に玉のような汗をかいていました。


8月12日(木) 成田へ 無事到着

【海外】

政務】河野太郎米国日系二世プロジェクトに参加(自費参加)

2004(平成16)年8月8日〜12日

ロサンゼルス、サンフランシスコ訪問 3nights/5days

●14:55(日本時間)〜無事帰国

▼ダニエル・K・イノウエ上院議員発言

ダニエル・K・イノウエ上院議員発言
(概要・要旨抜粋)

〇日本とアメリカの関係は大変両国にとって大切なものであるが、日本はその関係を維持するための努力をしていない。

〇中国は二年前に全人代とアメリカの上院との間に公式な関係を作りたいとの申し入れがあり、アメリカ上院はすぐにそれを受けて動いている。この二年間で、北京、ワシントン、上海と米中交互に会議が開かれている。中国はアジアの大国を狙っており、日本をライバル視している。中国はアメリカが中立的な立場にいることをのぞんでいる。

〇日本の国会とアメリカ議会の間には公式な関係は何もないが、それは日本からの申し入れがないからである。

〇台湾もアメリカ議会との間に良好な関係を築こうとして大変な努力をしている。

〇日本は甘い。

〇日米の摩擦が激しくなると日系アメリカ人もそれに巻き込まれることになり、また、日米の関係を良好に維持するための努力ができるのも日系人である。

〇まず、五十人ずつの核となる人物を日本と日系人のなかに創り上げていきたい。

〇上院で民主党が多数を占めるとイノウエ議員は通商委員会の委員長になる。

〇貿易問題に議会で最も発言力があるのはこの委員会であり、ホワイトハウスが対日強硬論を述べ始めても議会がどう対応するかはまた別問題である。

〇また歳出委員会の軍事小委員会の小委員長にもイノウエ議員が就任することになる。

〇これは日米同盟に関して非常に重要なポストである。

 


8月11日(水) サンフランシスコ→成田へ

【海外】

政務】河野太郎米国日系二世プロジェクトに参加(自費参加)

2004(平成16)年8月8日〜12日

ロサンゼルス、サンフランシスコ訪問 3nights/5days

●09:30〜ホテル出発/Miyako Hotel

●11:55〜サンフランシスコ国際空港出発(NH007)/成田へ


8月10日(火) サンフランシスコ

【海外】

政務】河野太郎米国日系二世プロジェクトに参加(自費参加)

2004(平成16)年8月8日〜12日

ロサンゼルス、サンフランシスコ訪問 3nights/5days

●09:30〜ナパ・バレー視察/カズ・マニワ氏

●ナパ・バレーでランチ(移動中、酒に弱い太郎君は暫し気絶!)

●もう一軒、拝見!

●移動途中で記念撮影/ゴールデンゲートブリッジ

●15:30〜サンフランシスコ日本町視察/クリス・ヒラノ氏

●18:00〜フィッシャーマンズワーフ視察/カズ・マニワ氏

お土産購入に皆さん飛び回りました。

●19:30〜Oakland A's vs Detroit Tigers 観戦/Oakland Coliseum

とどめに大リーグのゲームを観戦しました。日本人のプレーヤーは出ていませんが、オークランド・アスレティックス対デトロイト・タイガースでした。スタジアム内の雰囲気が日本とぜんぜん違うことに驚きました。ネットがなく、プレーヤーと観客が近く、皆さんが各々グラブを持ってきて一緒にプレーしている一体感。天然芝と星空の見える球場。ファールが飛んで来れば、ビールを投げ出し夢中にボールを追いかける。ビールをかけられたお客もニコニコ。なんか違いますね。多いに楽しませていただきました。

●22:30〜宿舎ホテルへ/Miyako Hotel


8月9日(月) ロサンゼルス→サンフランシスコ

【海外】

政務】河野太郎米国日系二世プロジェクトに参加(自費参加)

2004(平成16)年8月8日〜12日

ロサンゼルス、サンフランシスコ訪問 3nights/5days

●10:00〜全米日系人博物館視察

1885年から1924年にかけて約20万人の日本人がハワイへ、また18万人が合衆国本土に移民しました。そのほとんどは干ばつ、飢餓、人口過多に苦しむ日本南部の県の出身者でした。ハワイでは初期の一世たちはサトウキビ農場で働きました。本土に着いた移民たちはアラスカの鮭缶詰工場、ユタの鉱山キャンプ、オレゴンの製材所やカリフォルニアの農園へ送られました。

日系人の生活にはいつも人種主義の影がつきまとい、これが結果として1907年から1908年の日米紳士協定の形となり、労働者は新たに合衆国に入国できなくなってしまいました。

その後何十年か経つうちに独身の男性がほとんどを占めていた日系人コミュニティは家族中心となりました。この間一世は農業部門で成功を収めましたが、新たに反日主義の風にもさらされることになりました。1922年に市民権を取る権利を拒否され、1924年には日本からの移民は断絶し、日系社会に大きな打撃を与えました。これらの規制は1952年まで続きました。

第2次世界大戦がはじまると、西海岸に在住していた日系人は強制退去と強制収容の憂き目にあいました。合衆国への忠誠心を証明しようと、多くの合衆国生まれの男子は陸軍や諜報部で兵役を務めました。彼らの英雄的な活躍のおかげで、二世たちは人種の壁を破り、戦後社会的地位を大きく上昇させました。

ハワイでは二世の帰還兵はその政治力を大きく向上させ、1959年には州レベルの公職に就くまでになりました。1980年代には、若い三世たちが二世と共に戦時中に収容者になされた不正行為に対して賠償を請求するようになりました。賠償運動は長期にわたる闘争になりましたが、最後には1988年に賠償法の制定につなげることができました。

今日の日系アメリカ人社会は今までになく多様化しています。コミュニティの境界線も変わり、自分で自分を日系人と定義する人も変わってきました。新たに移民してくる日本人や異人種間結婚によって人種的にも多様化してきた日系社会ですが、その強い団結に変わりはありません。(アメリカ大陸日系人百科事典/企画:全米日系人博物館より)

●10:45〜打合せ会合/今後の日系人交流について

アイリーン・ヒラノ館長、ヘンリー・オオタ弁護士と我々三人との打合せ会。今後の進め方について討論されました。

●12:00〜パワーランチ/博物館会議室/日本国外務省日系交流事業参加訪日LA日系人らとの会合

全米日系人博物館はすべての日系社会の中心的役割を担っているところだそうです。ヒラノ館長、オオタ弁護士を代表とし、その他に日系人訪日プログラム参加者の皆さんが会議室に集合し、意見交換の場となりました。基本的には交流を深めることが目標で、具体的な行動計画をいかにつくり上げられるかが課題となりました。

●13:30〜プレスブリーフ

●15:55〜ロサンゼルス空港出発(UA844)

●17:07〜サンフランシスコ国際空港到着

●18:00〜宿舎ホテルへ/Miyako Hotel (Nihon Machi)

●18:30 パワーディナー/North Beach Restaurant/日本国外務省日系交流事業参加訪日SF日系人らとの会合

あわただしい日程です。ロサンゼルスからサンフランシスコに到着するやいなや、夕食をとりながらの会合です。皆さん日系交流事業ですでに日本にお見えになった日系人の方々ですから、基本的にはロサンゼルスの皆さんと同じ考え方を持っており、様々な交流を通じて日米関係がさらに発展し、両国の平和と安定を求めています。特に日系人という立場にあれば日本が国際社会から非難されることをすれば、当然彼らも影響を受け、米国内で肩身の狭い思いをすることになるのですから、我々日本人にとっても、彼ら日系人にとっても目標は一緒です。

●21:30〜カラオケ店へ

●23:00〜宿舎ホテルへ/Miyako Hotel


8月8日(日) ロサンゼルス

【海外】

政務】河野太郎米国日系二世プロジェクトに参加(自費参加)

2004(平成16)年8月8日〜12日

ロサンゼルス、サンフランシスコ訪問 3nights/5days

●11:10(以下米国時間)〜ロサンゼルス空港到着(NH006)

●12:30〜日系2世代表のイノウエ上院議員招待昼食会/Pacific Dining Car

●15:30〜日系2世ウィーク・パレード集合、紹介、打合せ

年一回開かれる「The 64th Annual Nisei Week Japanese Festival」に参加するためにロサンゼルスに入りました。リトル東京周辺が会場となります。集合地点はその一角にあるセンテナリー・ソメジスト教会で、参加登録を無事に終えました。受付けには各地から集まった日系人の皆さんが賑やかに着飾り、出発準備に余念がありません。こちらは気楽なもので、祭りのハンテンを羽織るだけですから準備は直ちに整い出発準備OKです。回りを見渡して不思議な感じがするのは、日本人と同じ顔をしている日系人たちがすべて英語で語り、日本語が通じないという不思議な世界でした。
●16:00〜オープンカーでパレードに参加〜●18:00〜パレード終了

オープンカーに河野太郎、桜井郁三議員らと同乗してリトル東京周辺をパレードです。「日本から来た国会議員のみなさんです」と紹介され、我々は必死に手を振りつづけました。伝えなければならなかったことは、戦前より渡米し二世〜五世にも引き継がれた日系人の皆さんと、さらに理解を深め親交を築こうというメッセージです。まず、私たち日本の国会議員がやらなければならないことは、過去の移民の歴史と今後の日米の関係の構築についてです。2000年の国勢調査によると、米国全体の日系人は純血の日系人が79万人、他の民族との混血も加えると114万人にものぼるそうです。このうちカリフォルニア州は第一位でそれぞれ、28万人(純血)、39万人(混血含む)で、第二位のハワイは20万人(純血)、29万人(混血含む)となっています。カリフォルニアの日系人のうち南カリフォルニア地域に在住する者は、17万人(純血)、23万人(混血含む)で、全米最大の日系人コミュニティを形成しています。

●19:30〜日本国会議員・日系人代表者交流会/Chaya Brasserie

出席者はダニエル・イノウエ上院議員、アイリーン・ヒラノ全米日系人博物館館長、サンディ・サカモト氏、ミッチ・マキ氏、ビル・セキ氏、アンディ・ヤマモト氏、カーティス・ルーク氏、キャロル・コマツカ氏、リリアン・カワサキ氏、マーク・ウエダ氏、クリス・アイハラ氏、ロビン・トーマ氏、マーガレット・カミスキー氏と海部領事、箕輪副領事、そして我ら三人でした。参加者の多くは日本の外務省が実施している日系人交流プログラムによって、すでに日本にお見えになったことがある方で、今後さらに交流を深め、日米両国が共に発展することを強く求めており、その為には大いに力を貸してくれそうでした。

●22:00〜宿舎ホテルへ/New Otani Hotel & Garden


8月8日(日) 出発

【海外】

2004(平成16)年8月8日〜12日

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政務】河野太郎米国日系二世プロジェクトに参加(自費参加)

写真で綴る概要報告

ロサンゼルス、サンフランシスコ訪問 3nights/5days

訪問団メンバー

河野 太郎 衆議院議員
松本 純 衆議院議員
桜井郁三 衆議院議員

目的

日系二世ウィーク・パレードに参加!

日本人・日本国と日系米国人との係わりについて関心を持つ日本人は少ない。しかし成熟しつつある日米関係をより強固にし国際貢献を果たすためには、わが日本人の血を受け継ぐ日系人との関係にもっと目を向け、単なる交流・懇談プログラムだけではなく、より具体的共通目的をもつアジェンダの作成が必要だ。
すでに外務省は先進国招聘制度を利用し、毎年10名ほどの日系三世訪日プログラムを実施したり、日系米国人リーダーと日本政府関係者との会合が開催されたりしている。
河野太郎衆議院議員がその窓口的役割を果たしているが、今回我々が参画したように、さらなる我が国の国会議員の参加や相互理解を深めるための活動に積極的に取組みたい。

●17:10(日本時間)〜成田出発(NH006)/ロサンゼルス行き


8月7日(土)

●0900〜本牧神社お馬迎え

本牧神社の恒例「お馬様」が始まりました。明日から海外出張が始まるため、一日早い「お馬迎え」の神事にお邪魔しました。皆さん暑い中でしたが元気一杯でした。宮司の本牧さんとは同年生まれでJC活動を一緒にやった仲間です。それだけに毎年毎年大切に継続して開催している「お馬流し」神事が一人でも多くの方に知っていただけたらと、願っています。

●1000〜元町厳島神社社務所及び境内整備事業竣工奉告 祭

元町厳島神社の社務所などの竣工祝いの神事にお招きいただきました。本殿の右奥にある社務所が老朽化し雨漏りなどで困っていたそうです。周辺氏子の皆さんの協力で新たに社務所が新築されました。杉島和三郎会長から竣工するまでの経緯を聞いた後、整備された境内を案内していただきました。関工務店さんがつくったそうですが素晴らしい出来栄えで、これから集う皆さんにも便利できれいで喜ばれるに違いないと思いました。


8月6日(金)

●第160回臨時国会閉会

8日間の会期だった第160回臨時国会が閉幕しました。そんな中、萩市から羽倉典子(薬剤師)さんご一家が国会見学にお見えになりました。去年の夏休みはふらりと国会周辺まで来て、正門内を一般の人が歩いているので入ろうとしたら、衛視さんに「議員紹介が無ければ入れません」と断られてしまったため、今回再挑戦だそうです。今回はよい思い出作りになるよう応援しました。
午前10時20分から総務委員会が開かれ閉会中審査案件に付いて審議されました。所要時間は3分、すべて了承され委員会は終了。午後2時から始まった本会議は、これまた10分程度で終了しました。本当なら夏休みと言いたいところですが、郵政民営化の問題や平成17年度の概算要求折衝に忙しい8月となります。また、8月8日からは河野太郎代議士と外務省が推進している米国日系2世との交流事業のためロサンジェルスとサンフランシスコに海外出張となります。

●郵政民営化について

経済財政諮問会議で郵政民営化について「民営化基本方針の骨子」が取りまとめられました。その内容は次の通りです。

民営化基本方針の骨子


8月5日(木)

●0830〜治安対策特別委員会/702

本日午前8時半から党本部の702号室で治安対策特別委員会が開催されました。議題は概算要求に向けて諸政策の必要性の確認です。警察官の増員については2年間かけて1万人の増員を求めていくことになりました。また、私からは「歌舞伎町刷新プロジェクト」が進められることについて、1点だけ集中して犯罪撲滅にあたっても、悪い奴らは雲の子を散らすように周辺に逃げるから、横浜なども含め周辺全体でいっせいに対策を講じるよう要請しました。

●1100〜川崎市阿部市長面談/政務官室・要望活動

川崎市の阿部市長が総務省関係の予算要望にお見えになりました。地方自治体を担っている責任者としては今般推進されている三位一体改革により受ける影響の大きさをよく承知しています。自らの財政基盤を強化していくことは当然重要なことで、その為には企業の活性化などを図っていかなければなりませんし、神奈川県、横浜市などと共に推進しようとしている羽田空港の再整備に伴う神奈川口構想の実現は重要な課題になっています。国家財政、地方財政を勘案する中で、大いに応援したいと思います。

●1300〜本会議/民主党提出の年金法白紙撤回法案が否決!

本日午後1時から開会された本会議の議題は、民主党から提出された議員立法、「国民年金法等の一部を改正する法律を廃止する等の法律案」(岡田克也君外十名提出)でした。参院選挙の結果を受けて提出したというのですが、内容は具体性に欠けていて、これをそのまま受け入れるわけにはいきません。賛成反対の討論の後、記名採決(議員個人名の記入された白、青の木札で投票する方式)が行われ、結果は投票総数462、賛成(白)186、反対(青)276で、賛成少数で否決されました。

●1530〜郵政事業に関する特委/701

午後4時から予定されていた特別委員会は、本会議が再開されるため、午後3時半から開始されました。20回にわたる勉強のまとめがなされ、論点の整理がなされました。政府官邸側では明日にも基本的なまとめを出してくるようで、自民党政調会で議論されていることが政府に伝わらず、ちぐはぐな進み方に不満を持つ議員は多くいます。今日は各議員からの意見を表明する時間は無く、1時間みっちり整理に時間をかけて時間切れ終了となりました。

●1630〜本会議再開/厚生労働大臣坂口力君不信任決議案

またまた民主党からの議題提出です。「厚生労働大臣坂口力君不信任決議案/本院は、厚生労働大臣坂口力君を信任せず。右決議する。」というものです。海江田万里君外四名から提出され、提案理由が述べられた後、再び記名投票になりました。結果は投票総数464、賛成185、反対279で、賛成少数で否決されました。


8月4日(水)

0700〜早朝駅頭演説会/金沢八景駅

今朝は京急金沢八景駅に伺いました。相変わらずの強い陽射しで皆さん少々夏ばて気味に見えました。学校は夏休みのためいつも賑やかな学生さん方が部活に行くわずかな人を除き大変静かな駅前の風景でした。「まちかど政治瓦版」8月号をお配りしましたが、受け取り率が高く嬉しかったですね。皆さんが心配している年金制度も国家が無くならない限りきちんと責任を果たしていきますので、抜本改革を見守っていただきたいと思います。2006〜07に我が日本国は人口のピークを迎え、その後、私たちが過去経験したことが無い人口減少の時代に入るのですから、社会の仕組みも大きく変化していくだろうことは皆さんにも想像は難しくないことだと思います。皆さんと共にこの時代を乗り切って新たな社会秩序を創っていきたいと思います。

●1310〜総務委員会(180分)/年金制度改革関連法の廃止法案の採決

厚生労働委員会や総務委員会で民主党から提出された年金制度改革関連法案の廃止法案が審議されました。民主党は参院選結果を受け、国民は通常国会で成立した年金制度改革法案を白紙撤回せよと迫っています。しかし、その後の年金制度の姿を明確に示すところまでは議論が進まず、各委員会ともこの法案は否決されました。年金、介護、医療のいずれの制度も負担と給付のバランスによって成り立っています。当然少子高齢化が進めばそのバランスが崩れ調整しなければならなくなることは皆さんが理解するところ。しかし年金受給額を減額するといえば給付を受けている皆さんは当然反対します。一方、年金保険料を収めている若い世代から見れば、保険料が上げられ負担が増えることには当然反対です。立場の違う世代間が、いずれも反対というのですから、合計して反対者が7割近くに上ることは当然でしょう。世代間で理解を深め、年金を受けている人も少し我慢し、年金保険料を払っている人も少し我慢する、といったお互いの協力がないと今後の問題解決も難しいものとなります。ですから、私たち政治家はきちんと説明責任を果たして、「この程度なら、我慢しなければしょうがないな」と理解・納得のいく政治を行わなければなりません。

●1800〜事務所送別会/永島さんが円満退社

8年間私の事務所で頑張ってくれた永島千穂さんが退職しました。もっぱら会員管理を担当していました。それだけに名前を聞けばどこの誰と、全てが頭の中に入っていましたから、永島さんがいなくなると事務所は不安で一杯。しかし、その後を受けて明野さんが頑張ってくれています。また、永島さんは退職後、自民党神奈川1区支部金沢区青年部長に就任することが内定しました。これからも宜しく!


8月3日(火)晴曇

●0830〜介護保険制度に関する小委/制度の見直し

朝8時半から党本部会議室にて介護保険制度の見直しについて議論されました。部屋は満席でドアの外まで人が溢れる状況でした。それほど議員にとって関心の高い、また地元から要望の多い議題だということが伝わってきます。ここでも根本問題は介護保険の財源問題です。来年の通常国会に制度改正案を提出するため、これから重要な詰めの議論が行われていきます。特に要支援をなくしたり、昨年の4月から始まった支援費制度の統合問題などが大きな課題となります。

●1115〜東薬会石井道子会長来館/1-209

元参議院議員の石井道子先生が議員会館にお見えになりました。東京薬科大学の大先輩にあたる石井道子先生ですが、このたびOB会にあたる東薬会の会長にご就任されその後挨拶とのことでした。お元気そうで何よりでした。新設の薬科大学が増えてきていますが、薬学教育6年制が決定したことから、実習できる病院の薬局や調剤薬局の受け入れ態勢を強化していかなければなりません。平成18年の4月からスタートするといっても、教える教授などが調剤実習そのものを経験していなければなりませんから、ただちにその研修計画も作らなければなりません。大学側も大きな変化に必死に対応しようと努力している様子でした。

●1200〜神奈川県選出国会議員会議/党507

神奈川県選出の自民党国会議員らによって、先に実施された参議院選挙の取組みについて、また引き続き9月に任期切れとなる自民党神奈川県連の会長選挙についての意見交換がなされました。会長選挙はすでに立候補者の受付が始まっているところで、二人以上の立候補者があれば選挙に突入となります。20日の締め切りを待って、次の動きに入らなければなりません。

●1400〜総務部会郵政政策小委/郵政事業改革について

新聞やテレビで経済財政諮問会議での郵政民営化議論が急速に動き始めたことから、ご覧のようにマスコミが大変注目しています。政府サイドの動きに比較して、自民党政調会などで国会議員の議論が遅れ気味のため、議員の不満は爆発寸前。これらの議論の内容については別ページでご紹介しますので、問題点は何か、皆さんと共に考えていきたいと思います。


8月2日(月)晴れ

0700〜早朝駅頭演説会/洋光台駅

今朝は暑かったですね。JR洋光台駅にお邪魔しました。しかし、皆さん元気に通勤通学にお出かけになりました。私は国民年金の未収率36.6%について誤解をしないで欲しいと訴えました。この数字だけを見ると4割近い人が未納していると錯覚しそうですが、国民年金以外に厚生年金、共済年金などがあり合計すると全体の未収率は5.5%。つまり94.5%の皆さんはきちんと年金保険料を納めているのです。また駅頭では完成したばかりの「まちかど政治瓦版」8月号をお届けしました。

●1300〜衆院本会議

小泉総理の演説に対する各党代表の質疑でした。いずれもすれ違いの質疑・答弁で議論はかみ合いませんでした。

●1600〜郵政事業改革に関する特命委員会/701

午後4時から郵政公社の生田総裁による決算報告の説明を受けました。それによると郵便事業は15年度損益は黒字転換したが厳しい経営状況が続く、貯金事業の15年度の当期利益は約2.3兆円、保険事業は低金利の継続や新契約の伸び悩みにより厳しい経営状況、そして公社全体の当期利益としては2兆3,018億円、総資産404兆1,916億円、資本は4兆6,075億円、自己資本比率1.1%、と報告されました。なお、その後、夜に経済財政諮問会議が開かれ、郵政三事業のほかに窓口ネットワーク部門に切り分けれられた四つの民間会社に、統括するための持ち株会社をその上に置くか否かで議論が続いたとのことです。


8月1日(日)

●1300〜平成16年度日本薬剤師会関東ブロック協議会/水戸プラザホテル

午後1時から水戸プラザで開催された標記協議会に参加し、問題点を学んできました。国民・患者の安心安全を守るための様々な議論がなされましたが、今般可決した薬学教育6年制の実施を平成18年4月に控え、教育者自身の教育(特に調剤実習)を経験された上で、学生への教育を進めなければなりません。単純に外部の調剤実習機関へ丸投げするだけではなく、最も合理的な教育環境を作るためにもただちに準備を始めなければなりません。調剤過誤、医療事故などを無くす、いわゆる患者の安全システムを構築するためのコストは多大なものとなるでしょう。誰がそのコストを担うのか、政治も積極的に関与しなければならない思います。


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