内閣総理大臣官邸

2009(平成21)年1月

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1月30日(日)晴れ チューリッヒ→ダボス→チューリッヒ→羽田空港

●0630〜打ち合わせ /宿舎

今日は、宿舎のあるチューリッヒからダボスに移動し、ダボスで7時間くらい滞在した後にチューリッヒに戻り、その後日本に向かって出発、という強行軍です。この短い一日に非常に多くのスケジュールをこなすことになります。そのため、今日は朝食をとりながら一日の準備のために綿密に打ち合せを行いました。

●0840〜ヘリでチューリッヒからダボスに移動〜0940

天候が不安定だったため、ぎりぎりまでヘリコプターでの移動が可能か決められず、心配していましたが、結果的にはヘリでダボスに移動することとなりました。当初予定していたヘリのうち1機の到着が遅れ、そのヘリに乗るはずであった随員が急きょ陸路の移動に変更するというトラブルもありましたが、皆、無事にダボスへと移動することができました。
ダボスはスキー・リゾートとしても有名ということで、雪に埋もれた山々を超えての移動となりました。しばし、美しく雄大な景色を楽しみながら移動することができました。

●1000〜メルツ・スイス大統領との立ち話 /コングレス・ホテル

チューリッヒからヘリコプターで約1時間の移動で、麻生総理とともに世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が行われているダボスに到着しました。
ダボス到着後、ダボス会議が行われる会議場(コングレス・センター)に隣接するコングレス・ホテルの休憩室でごく短時間の休息をとり、麻生総理は、ホテル内の会議室で、スイスのメルツ大統領兼財務大臣と首脳会談を行いました。
この会合では、日本とスイスの間で様々な分野で協力関係が進展していることについて、両首脳から歓迎の意が述べられ、また、世界経済情勢の危機への対応について、突っ込んだやり取りが行われました。麻生総理は、通訳を介さず、英語で会談を行いました。

●1030〜ブラウン英首相との首脳会談 /コングレス・センター

スイスのメルツ大統領との会談を終えた後、ダボス会議の会議場があるコングレス・センターに徒歩で移動し、このセンターの会議室で、イギリスのブラウン首相との間で首脳会談が行われました。日・英両方からそれぞれ3名ずつという、非常に限られた人数で、親密な雰囲気の中での会談となりました。
会談では、今年の4月2日にロンドンで開かれる予定の「第2回金融・世界経済に関する首脳会合」に向けて、議論を深めていくべき点について意見交換を行いました。麻生総理からは、この首脳会合の議長となるブラウン首相と緊密に協力していきたいと述べ、両首脳は、アメリカのオバマ新政権とも協力しながら、首脳会合を成功させるよう、今後一層協力を強めていくことで一致しました。
短時間の会合でしたが、非常に活発で有意義な意見交換となりました。

●メインのコングレスセンターでは世界の政治・経済指導者らがそれぞれに立ち話

●1145〜総理特別講演 /コングレス・センター

ブラウン首相との会談を終えた後は、今回のダボス訪問の主目的である、麻生総理によるダボス会議(麻生総理用に設けられた特別なセッション)での総理による講演です。日英首脳会談の会議場からの移動の途上、緒方JICA理事長などと懇談や立ち話をしながら、特別講演の会場まで移動しました。講演の直前、会議場の舞台裏にある小さな会議室で、講演の司会を務めるシュワブ世界経済フォーラム会長、講演に参加するゴーン・ルノーCEO兼日産CEOと短時間、講演の事前打ち合せを行った後、麻生総理は講演に臨まれました。
麻生総理は、「私の処方箋 〜世界経済復活に向けて〜」と題して、@金融危機への対応措置、A世界経済の体質・体力強化、そしてB気候変動対策、という3つの対応策(処方箋)を示しながら、非常に熱のこもった講演を行いました。

私も最前列で講演を拝見しましたが、とても気迫があふれる、また非常に包括的で具体性に富んだ内容の講演だったと感じました。その感想は、会場でも広く共有されたようで、講演終了後、会議場からは非常に大きな拍手と喝采を浴びました。私も、日本政府代表団の一員として、麻生総理の講演が高く評価されたことを、とても嬉しく、誇らしく感じました。

●1315〜ビジネスリーダーとの昼食会 /シュバイツァーホフ・ホテル

麻生総理の特別講演を終えた後、麻生総理は他のセッションでの環境に関する講演や、コングレス・センターの中で行われている日本食を用いたイベントである「ジャパン・ビュッフェ」の視察に臨まれました。私は、次の昼食会の会場に先に入っている必要がありましたので、特別講演の後、麻生総理から離れて、昼食会場に先行しました。

この昼食会は、非公開の意見交換の場ということでしたので、詳細をご紹介できないのは残念ですが、その前に行われた総理の特別講演について、多くの人から非常に高い評価の言葉をいただきました。また、環境、エネルギー問題など、多岐にわたる分野に関して、参加者の方々から麻生総理に質問が行われ、総理も率直に、また明快に質問に答えていました。和やかな雰囲気の中で、中身の濃い昼食会が行えたのではないかと思います。

●1340〜総理のぶら下がり取材 /シュバイツァーホフ・ホテル

昼食会の後は、昼食会場となったシュバイツァーホフ・ホテルのすぐ横の屋外で、今回の訪問に同行されている記者の皆さんによる麻生総理へのぶら下がりインタビューが行われました。記者の皆さんからは、今回の講演で最も伝えたかったことや講演の手応えなどについて質問がなされました。
幸い、今日は天気にも恵まれ、雪山を背景にした屋外でのインタビューは、風光明媚なダボスで行うにふさわしい、良い環境の下で行われました。

●終了後〜次の会場に移動・待機時間に総理が写真撮影/コングレス・ホテル

カメラには興味がないと総理は言いながら、さっと構えて右の写真を撮影されました。その構え方を見ると、なんとなくクレー射撃フォームに似ています。

●1511〜ラスムセン・デンマーク首相との会談〜1540 /コングレス・ホテル

ビジネスリーダーとの昼食会を終えた後、麻生総理とともにコングレス・ホテルに戻り、ホテル内の会議室で行われた麻生総理とデンマークのラスムセン首相との首脳会談に同席しました。
今年12月に第15回気候変動枠組条約締約国会合(COP15)が開かれる予定となっていますが、今年は、京都議定書後の温暖化対策のあり方を決めるとても重要な会議となる予定です。デンマークは、その議長国となっています。このため、ラスムセン首相との首脳会談では、地球環境問題を中心に、非常に活発な意見交換が行われました。この会談で、両首脳は、ともに自国の経験から地球環境問題は、技術革新などを通じて対応できる課題であり、経済成長の制約ではなく、その要因となりえる、という点で意見が一致しました。そして、似たような経験を持つ日本とデンマークが、COP15の成功に向けて、今後とも協力していくことが確認されました。

●40分ほどの休憩時間はお散歩に!

少し時間が空きました。麻生総理はじっとしているのが苦手です。散歩に行こうと言うことになりまして、ついでにお土産のチーズとおしゃれな蝋燭を購入しました。足元が雪が凍ってツルンツルン。転ばないように厳重注意。

●1630〜ヘリでダボスからチューリッヒへ移動〜1730

ラスムセン首相との会談で、今回のダボス訪問の公式日程は終了です。会談を終えてからチューリッヒに向かうヘリの出発までは少し時間が空いていたことから、麻生総理はコングレス・ホテルのすぐ近くを短時間散策。私も総理の散策にご一緒させていただきました。
その後、ダボスから、またヘリコプターでチューリッヒに向けて出発しました。

●1950(現地時間)〜チューリッヒ国際空港発→日本へ

スイス訪問の全日程を終え、宿舎にいったん戻って休息してから、日本へと向かう政府専用機が駐機しているチューリッヒ国際空港へ車列で移動しました。そして、日本の羽田空港へと向かいます。


1月30日(金)雨 羽田→チューリッヒ

●0800(日本時間)〜総理打合せ/総理室

今日の衆院代表質問の内容について確認しました。

●0915〜閣議/院内閣議室

●0940〜農政改革関係閣僚会合 /院内大臣室

●1035〜官房長官記者会見・代理/官邸1F会見室

今日の閣議、農政改革関係閣僚会議の様子について官房長官の代理で会見に臨みました。

●1100〜衆院議運理事会/理事会室

閣僚の海外出張の件についての説明のために議運理事会に出席しました。

●1345〜代議士会/院内第14控室→●1400〜衆院本会議・代表質問/本会議場

代表質問の答弁確認のために雛壇の席に着きました。

●1730過ぎ〜総理ぶら下がり取材/官邸

これからダボス会議に向けて出発します。随行団を代表し私も侍立する中で、総理から豊富などが述べられ、終了後ただちに官邸を出発しました。

●1810〜ダボス会議へ羽田空港出発

衆議院本会議での代表質問が終わったばかりですが、休む間もなく、麻生総理は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)への出席のため、スイスに向けて出発しました。私も、麻生総理を補佐する官房副長官として、ダボス会議に同行します。
総理は、国会を終えてから官邸に戻り、出発準備を整えたのち、官邸3階にあるエントランス・ホールで官邸に詰めている記者の皆さんのぶら下がり取材を受け、そのまま車列で羽田空港に出発しました。私も、総理の車列に加わり、羽田空港に向かいました。
チューリッヒまでは、政府専用機による直行のフライトで、約13時間です。

●2300(現地時間)〜チューリッヒ国際空港着

現地時間夜の11時に、チューリッヒ国際空港に無事到着しました。外の気温は1度とのことで、前回の韓国訪問に引き続き、寒い中での出張となりそうです。健康に気をつけて頑張りたいと思います。私の中高(聖光学院)の同級生でもある小松一郎大使らもお迎えに飛んできてくれました。


1月29日(木)曇り 岩国議員が1区立候補辞退

●0800〜麻生総理とオバマ米国大統領の電話会談/公邸

河村官房長官とともに午前7時45分までに公邸に集合。電話がつながった午前8時10分から約10分間、麻生総理とオバマ米国大統領の電話会談が行われました。会談は直接英語でスタートし、テンポ良く各種案件について確認がなされました。初めに、麻生総理から、オバマ大統領に対し、第44代米国大統領就任への祝意が伝えられ、オバマ大統領からお礼の言葉がありました。そして両首脳はともに手を携えて、@金融・世界経済情勢への対処、Aテロとの闘いや中東情勢、B気候変動・エネルギー、アフリカ開発等のグローバルな課題への対処、C拉致問題を含む北朝鮮問題をはじめアジア太平洋地域の平和と繁栄の確保について日米で緊密に連携するとともに、日米同盟をいっそう強化していくことで一致しました。また、早期に首脳会談を行うべく、外交チャネルを通じて調整していくことで一致しました。

●0910〜国対正副/院内第22控室

残念ながら国対正副は欠席しました。電話会談が終了して直ちに今日の本会議の準備に入り、あわただしく麻生総理との打合せが行われました。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜衆院本会議/本会議場

代議士会で今日の本会議の議事の流れが説明され了承された後、代議士らは本会議場に移動します。今日の代表質問は三名でした。鳩山由紀夫君(民主)35分、細田博之君(自民)35分、田中真紀子君(民主・無)35分、以上の三名からの質問に対し麻生総理や関係大臣から答弁がなされました。私の役は、ひな壇に席が設けられ、総理の答弁に誤りがないか、また答弁漏れがないかなどについて確認する仕事です。何回か与野党の議場係が議長席の脇で協議が行われ、そのたびに私もその内容について確認します。大変緊張する仕事です。議事内容等についてはここでは書ききれませんので報道等をご覧いただきたいと思います。

●1730〜第19回海外経済協力(ODA)会議/官邸2F小ホール

今日のODA会議では「アフガニスタン及びパキスタンに対する海外経済協力について」議論されました。


1月28日(水)晴れ曇り雨 政府4演説

●0910〜国対正副/院内第22控室

国会は混乱していましたが、昨日、与野党が合意して、今日は政府4演説を衆・参本会議で読むことができるようになりました。そして明日から代表質問が行われることになりました。この同意がきちんと守られて国会の秩序が保たれるか見守っていくことになりました。

●0930〜安保会議/総理会議室

安全保障会議が開かれ、「ソマリア周辺海域における海賊対策について」審議されました。

●1100〜衆院議運理事会/衆院理事会室

今日午前11時から開かれた衆院議運理事会の冒頭、私から閣僚の出張承認のお願いをしました。内容は麻生総理及び斉藤環境大臣が1月30日(金)夕刻から2月1日(日)まで、ダボス会議に出席のため、また石破農林水産大臣及び二階経済産業大臣が、同じく1月30日(金)夕刻から2月1日(日)まで、WTO非公式閣僚会合に出席等のため、いずれもスイスに出張する予定で、その承認を得たいとのお願いです。この出張については与野党とも異議はなく了承され、私は退室しました。その後、理事会では今後の国会運営について審議されました。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜衆院本会議/本会議場

いよいよ本会議で政府4演説が発表されます。その四つは下記の通りです。
@第171回国会における麻生内閣総理大臣施政方針演説
A第171回国会における中曽根外務大臣の外交演説
B第171回国会における中川財務大臣の財政演説
C第171回国会における与謝野内閣府特命担当大臣(経済財政政策)の経済演説


1月27日(火)晴れ 両院協議会

●0910〜国対正副/院内第22控室

緊張した朝を迎えました。昨晩から持ち越された両院協議会の進め方について大島国対委員長から説明がなされ一致結束が求められました。

●1000〜閣議/官邸閣議室

閣議の様子については閣議後記者会見で下記の通り河村官房長官から報告がなされました。
一般案件として、「第171回国会における麻生内閣総理大臣施政方針演説案」について、ほか20件及び法令・人事案件が決定されました。
次に、大臣発言として、総務大臣から「平成21年度地方団体の歳入歳出総額の見込額」について、麻生総理、農林水産大臣、私(官房長官)から「農政改革の推進」について、文部科学大臣と野田大臣から「H―UAロケット15号機の打上げ」について、ご発言がございました。
閣僚懇談会においては、法務大臣と佐藤大臣から「オウム真理教に対する観察処分期間の更新決定」について、ご発言がございました。
次に、「農政改革関係閣僚会合」について申し上げます。この会合は、農政改革を推進するため、この度、総理が本部長をつとめる「食料・農業・農村政策推進本部」の下に設置され、私(官房長官)と農林水産大臣が主宰し、経済財政政策担当大臣、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣で構成することとし、その下に実務者による特命チームを編成することといたしました。これに際して、石破農林水産大臣には、農政改革担当大臣をお願いし、農林水産省の副大臣及び大臣政務官に、国会対応を含め、担当大臣の補佐をお願いすることといたしました。第1回の会合は、できるだけ早く開催したいと考えております。

●1530〜メルマガ編集会議/官邸副長官室

今日は活発な議論がありました。もっと面白いメルマガ、太郎チャンネルを作るために、遠慮なく意見の言い合える編集会議にしていこうとのことから、たたき台については大胆な変更にも挑戦していくことになりました。

●1630〜番懇/官邸幹部食堂

国会が足止め状態になっていることから、国会運営についての質問がいくつかありましたが、協議の状況は党の国対の幹部しか分かりません。午後1時から開会されるはずの衆院本会議は午後4時半になっても動きません。最終決着するまで待つしかありません。

●1715(1245)〜代議士会/院内第14控室→●1740(1300)〜本会議/衆院本会議場

ようやく動きが見られました。午後4時45分からの与野党国対委員長会議において最終決着が図られたようです。午後5時40分から衆院本会議が開会されることになりました。その経過について代議士会で大島国対委員長から説明がなされ、本会議場に移動しました。13:05開会〜両院協議会@(一般・特別会計分)〜14:22散会。15:05開会〜両院協議会A(政府関係機関予算)〜15:51散会。16:30〜参議院議運理事懇、16:45〜与野党国対委員長会談、17:00〜衆院議運理事会、と各種会議が重ねられ、本会議が開会されました。これにて第二次補正予算の本体は成立しました。しかし、まだ参議院でこれら予算のエンジンにもなる「関連法案」に手が付けられていませんので、まだまだ緊張は解けません。


1月26日(月)晴れ 国会大混乱

●0910〜国対正副/院内第22控室

駅頭での広報活動を途中で切り上げ、あわただしく東京へ向かいました。今朝の国対正副では、一日の詳細なスケジュールについて大島国対委員長から説明があり、緊張した一日になることが伝えられました。

●1140〜来客面談/官邸3F南会議室

井上信治衆議院議員と地元の市会議員の先生方が官邸にお見えになりました。会議室で要望を伺い、私からは官邸の様子と国会の様子についてお話させていただきました。

●1200〜政府与党協議会/院内常任委員長室

政府与党協議会後、石原伸晃幹事長代理から記者会見で下記の報告がなされました。
−政府与党協議会の内容説明−【冒頭発言】
《河村建夫官房長官報告》
第二次補正予算について、「本日、参議院予算委員会で採決が行われ、13時からは本会議も行われる。成立の目途が立ったことに対して感謝申し上げる」
「19日(月)に平成21年度予算が提出されており、審議入りを宜しくお願いしたい。23日(金)に所得税法等の一部を改正する法律案なども提出している。政府与党で案を取りまとめていただいたことに感謝申し上げる。麻生総理から、更なる行政改革の指示があり、工程表を作成することになっている」
「ソマリア沖の海賊対策について、与党PT等々で週内に結論が出る。国会への配慮を宜しくお願いしたい」
「さらなる問題として、国の出先機関について、地方分権の観点から、政府としては年度内に工程表をお示したい」
「国会の許可が得られれば、麻生総理は30日(金)から2月1日(日)にかけて、スイスのダボスで行われる通称ダボス会議に出席する。テーマが経済危機ということなので、1990年代に同等の危機を克服した日本として発言を申し述べたい」との発言があった。
《細田博之幹事長発言》
「本日、ようやく第二次補正予算が成立する。参議院のご尽力に感謝申し上げる。しかしながら、定額給付金や高速道路料金の引き下げ、緊急雇用創出事業等々は、財政投融資特別会計の金利変動準備金等々を4兆1000億円活用することになっているので、関連法案が成立しない限り実施できない。引き続き、関連法案の成立に向けて、ご尽力をお願い申し上げたい」
「野党の皆さんは、いろいろな抵抗をしてくるかもしれないけれども、1日も早く景気回復をなすために、責任与党として覚悟を持ってやるべきことをやっていく」との発言があった。
《北側一雄公明党幹事長発言》
細田幹事長と同様の発言があった。
《鈴木政二参議院国対委員長発言》
本日の国会の見通しについての発言があった。
《大島理森国対委員長発言》
鈴木参議院国対委員長の発言を受けて、本日の衆議院本会議の模様についての発言があった。「明日、政府4演説を立てる。是非、やるつもりである」との強い決意のご開陳があった。

●1435〜代議士会/第14控室→●1450〜衆院本会議/衆院本会議場

今日は参議院から回付された修正された案件を衆議院本会議で否決し、改めて原案についての取り扱いを両院協議会において決めていただくことになりますが、そう簡単にはいきません。担当する国対、議運、両院協議会の皆さんがそれぞれの立場で協議が続きました。他の議員やわれわれはその経過を見守るしかありません。今日は長い一日になりそうです。

●1700〜役員会/院内総裁室

役員会終了後、細田博之幹事長から下記の通り記者会見で報告がなされました。
−役員会の内容説明−【冒頭発言】
《麻生太郎総裁発言》
「第二次補正予算について、ここまでご努力していただいたことに感謝申し上げる。関連法案も残されているので、何としてもきちんと対応していきたい」
「定額給付金についても、すぐに、各国民に行き渡るように市町村に準備をしてもらうように指示をしたい」
「明日27日(火)に行われる予定の施政方針演説でも、自分の考えをきちんと述べたい」
「所得税法等の一部を改正する法律案については、よくまとめていただき感謝申し上げる。責任政党として、きちんとした態度を示せたと思う」との発言があった。
《細田博之幹事長発言》
「第二次補正予算について、衆参でそれぞれ異なった議決が行われて、両院協議会のメンバーを選んで、協議が始まるところであるが、審議が引き延ばされており極めて遺憾である。
憲法60条によれば、このような場面を予測して、衆議院で予算を議決し、参議院で異なる議決をした場合には、直ちに両院協議会を開いて、協議会を開いても意見が一致しないとき、衆議院の議決を国会の議決とするということが明記されている。それは法律案とは違う。法律案の場合は、3分の2の規定を除けば、衆議院が可決して、参議院が否決したら、法律案は成立しない。しかし、予算はこれではいけないということで、規定で予算の場合は衆議院の優越を定めている。これは憲法上の制度の問題である。
しかしながら、今、いろいろな思惑で審議を引き延ばそうとしているということは、憲法違反とは言わないが、極めて憲法の精神に反する行動ではないかと危惧するものである。この点は、公党であるので、当然正しく対応すべきであると思う」
「参議院では、関連法案を一切審議していない。特に2兆円の定額給付金の問題を含む財政投融資の特別会計法の改正案について、定額給付金に反対するという理由で、一切審議していない。この法案は、1,491億円の介護従事者の処遇改善と人材確保、118億円の医療対策、4,905億円の中小、小規模企業の資金繰り対策、5,000億円の高速道路料金1,000円への大幅引き下げを含む政策、6,000億円の地域活性化、生活対策臨時交付金、1,500億円の緊急雇用創出事業、合計4兆2,000億円近い予算執行のための法改正を審議しない、遅らせている。
反対なのだから、何も賛成してくれと言ってない。反対の議決をすれば、今は幸い与党は3分の2の多数の議席を持っているので、憲法59条の規定により、再可決する方針である。予算が成立すれば、第二次補正予算を実施するために、速やかに処理するべきである。
つまり、どうぞ反対をしてください。何もしないで日程を引き延ばすことが、景気対策について真剣に考えているのか。12月には、民主党は、補正予算をお出しになれば、全て通すと言っていた。しかし、我々が危惧したのは12月に出して、これが今日怪しくなっているような対応をされた場合には、衆議院は法案が通って参議院に渡る。参議院はずっと審議をしない。そして、(臨時国会が)1月に終わると通常国会が始まってしまう。二国会に渡る法案というのは、参議院から衆議院に再度戻さないといけない。しかし、戻すつもりが全然ない。つまり、法案が12月に衆議院から参議院に渡っていると、永久に(衆議院に)戻ってこない。予算が実行できない。こういうことを危惧したのであって、この危惧がまさに今日的中している。12月当時、まだ目下の段階では、すぐに審議するからどうぞお出しくださいと言って、世論に訴えるということをしたが、我々はそれは信用できないと、これは一切の予算が法律を通さないことによって実行されない可能性がある。このことによって、解散総選挙を求めるというような戦略に出ていることが目に見えていたから、残念ながらすぐに出すよりは、1月早々、通常国会に提出した方が成立が早いということで出してきた訳だ。年末には速やかに通しますと言っていたのが、今度は完全に真横になって通さない。
その結果、中小企業対策、高速道路料金、地域活性化、介護従事者の処遇改善、雇用創出事業その他も、それだけで2兆円以上に上るものがストップしている。それに加えて、定額給付金が2兆円ある訳だが、2兆円という莫大な景気対策、プラス2兆円というこれまた莫大な定額給付金が完全に滞っているという事態をどう見るのかというのは、私共は批判的に見ざるを得ないということを申し上げたい。これ以上対策を遅らせるべきではないと思っている」と発言した。

●1800〜厚労行政あり方懇談会/合同庁舎4号館

今後の厚労行政のあり方について、これまでの取りまとめの状況について報告があり、各委員の先生方からご意見をいただきました。無駄をなくし効率化を進めていくとともに必要な政策は拡充しなければならないという大変難しい議論が続きました。

●2300頃〜禁足令が解かれた

午後11時頃まで与野党の協議が断続的に行われてきましたが、結局本日は結論が出ないまま終了してしまいました。また明日仕切りなおしということになりそうです。


1月23日(金)雨曇り 国会運営重大局面

●0910〜国対正副/院内第22控室

国対正副による毎朝の会議がスタートしました。第二次補正予算の審議は参議院で行われていますが、その後の平成21年度本予算の審議をいつから開始できるのか、与野党の協議が断続的に進められています。その状況について確認がなされ、今後の対応について大島国対委員長を中心に協議が続けられました。

※0930〜役員連絡会/院内総裁室

私は出席できませんでしたが、細田博之幹事長の記者ブリーフィングによると−役員連絡会の内容説明−
【冒頭発言】
《細田博之幹事長発言》
「今、参議院で第二次補正予算、関連法案を審議しているが、なかなか与野党間の合意ができない状況にある。野党はいたずらに審議を引き延ばしているが、定額給付金についても、高速道路料金の引き下げについても、緊急雇用創出事業などについても、補正予算と関連法案が成立しない限り実施できない。そういうことを考えて、一日も早く景気回復するためにも、野党の党利党略につき合っている暇はないので、責任与党としても覚悟を決めてやるべきことをしっかりやりたいので、各位のご協力をお願いしたい」と発言した。給付金に反対だからと言って、法案自体の審議をしていない。そのことによって、雇用についても、高速道路料金の引き下げについても、全てがストップしているような状況になっているのを打開するべきである。反対なら反対していただいて良いので、反対ということの政治的なリスクは我々も負った上で実施しようとしているのだから、是非早く参議院で議決してほしいという意味である。
「昨年に比べて、予算の審議も遅れ始めているので、政府4演説、これに対する質疑、予算と関連法案の審議を行い、大幅な1兆円を上回る減税が内容となっている国税、地方税の関連法案について是非早期に審議をして、3月には成立させて、早期に施行する。そのことによって、切れ目のない14か月予算を実行するということが望ましい。そのために我々は努力する」
「大きな意味での政治改革、党改革、国会改革、選挙制度改革の議論は、武部勤党改革実行本部長を中心に、幹事長室や選挙制度調査会も入って、これからそれぞれの議論を開始することになった」と発言した。
《大島理森国対委員長・鈴木政二参議院国対委員長発言》
「(補正予算の早期成立に向け)努力をしている。今日の野党側との折衝如何では、来週はいろいろな展開があり得る」との発言があった。
《保利耕輔政調会長発言》
「昨日、国税の法案はいろいろあったが合意できた。政審も通過し、本日の総務会に諮られる。感謝申し上げる」
「一部の有志議員から今後の政策について、各種のプロジェクトチームを立ち上げて、検討してほしいとの要請があった」との発言があった。
《岸田文雄団体総局長報告》
「2月中旬から3月にかけて、自民党と各種団体との懇談会を開く」との報告があった。

●1000〜閣議/官邸閣議室

閣議では、一般案件としてパレスチナ被災民に係る物資協力の実施について、また質問趣意書などが議題に供せられました。

●1230〜臨時閣議/官邸閣議室

臨時閣議後の会見で河村官房長官から次の通り報告がなされました。
「まず、本日昼に行われました、臨時閣議の概要を申し上げます。一般案件として、「平成21年度税制改正の要綱」について、決定されました。また、「所得税法等の一部を改正する法律案」について、決定されました。次に、大臣発言として、財務大臣から「税制改正要綱」及び「所得税法改正法律案」について、ご発言がございました。麻生総理から「更なる行政改革の加速」について、ご発言がございました。」

●1450〜論説懇/官邸4F大会議室

28名の論説員の皆さんが集まり、麻生総理から第171回国会施政方針演説のポイントについて説明がなされ、質疑が行われました。

●1530〜記者ブリーフィング/官邸1F会見室

論説紺に続いて、第171回国会施政方針演説について私から記者ブリーフィングを行いました。その内容については衆議院本会議における麻生総理の演説開始以降公開となります。

●1630〜番懇/官邸2F幹部食堂

恒例の番記者の皆さんとの懇談会は官邸の幹部食堂で開催されました。消費税等の処理について党内の合意を得られたことに関心があるようでしたが、それは党内の動きで、政府側の私からコメントできる話ではありませんでした。

●1700〜環境モデル都市認証式/官邸4F大会議室 ●1730〜国民栄誉賞表彰式及び懇談会/官邸2F大ホール

当初私も出席する予定でしたが、国会対策委員会から午後5時以降院内で待機するよう指示があり、急遽欠席となりました。

●1700〜院内待機●1730〜議運理事会・提出法案説明/院内議運理事会室

午後5時半から議運理事会が開会され、冒頭私から今回の通常国会でご審議いただく法案についてご説明しました。提出法案についてはご了承いただき、国会で諸手続きに入ることになりました。私は政府からの説明を終え、理事会室を退出しました。この後、今後の国会運営について議運理事の皆さんにより審議されることになります。


1月22日(木)雨曇り

●0800〜国民対話推進会議/官邸2F小ホール

私が議長を務める国民対話推進会議が各府省の副大臣にお集まりいただき開催されました。これまでに実施された「国民対話」の開催状況などについて報告を受けるとともに、今後の開催予定について議論しました。テーマについては広く国民の皆様からも募集することになりますが、次回は麻生内閣としての第一回目は、今月31日(土)に栃木県宇都宮市で、鳩山大臣が出席し「道州制」について国民対話を実施する 予定です。

●0820〜副大臣会議/官邸2F小ホール

引き続き午前8時27分から8時50分まで第4回副大臣会議が行われました。加納国土交通大臣より1月14日〜16日にわが国において開催された「交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合」について報告がなされ、また今後の運営についてご意見をいただきました。さらに終了後、官邸の危機管理センターを視察しました。

●0850〜記者会見/官邸1F会見室

副大臣会議の様子について記者会見が行われ、議論された内容について報告しました。

●0910〜国対正副/院内第22控室

今日は5分ほどで国対正副は終了したそうで、到着すると既に会場には誰一人いませんでした。参議院の予算委員会審議について最終の決着方法について与野党の意見が噛み合わなくなっているとのことで、今日、明日が国会運営の山場になりそうです。

●1430〜総理・官房長官・副長官打合せ〜1500/官邸総理執務室

各種課題についての処理状況と今後の課題について総理を中心に確認が行われました。


1月21日(水)曇り雨 20日オバマ米国新大統領就任

●0910〜国対正副/院内第22控室

参議院の予算委員会のまとめの時期について野党・民主党の考え方が変わってきているようで、その状況の把握や今後の対策について協議されました。

●1730〜衆参与党国対

参議院国対の努力にもかかわらず、野党との最終的な決着をつけられない状況になってきました。今後の与野党の話し合いについては大島国対委員長が与党全体の指揮を執ることになります。明日から国会は大変緊張した場面を迎えることになりそうです。国会と官邸を結ぶ役割をしっかり務めなければなりません。


1月20日(火)晴れ

●0700〜打合せ/総理執務室

本日の対応について打合せが行われました。

●0830〜閣議/院内閣議室

今朝の閣議の概要が下記の通り河村官房長官から記者会見で報告されました。
「一般案件として、「皇太子殿下のベトナム国御訪問」について、ほか17件及び法令・人事案件が決定されました。閣僚懇談会においては、鳩山大臣、私(官房長官)、麻生総理から「出先機関改革の『工程表』となる『計画』」について、発言がございました。」

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長の挨拶、議運報告が行われました。参議院予算委員会で審議が進められていますが、明日以降の国会の動きについての協議が進められました。

●0930〜党役員連絡会/院内総裁室

党役員連絡会の様子について細田幹事長から下記の通り記者会見で報告がなされました。
「《細田博之幹事長発言》昨日の役員会における麻生総裁の発言を紹介した。「党大会は盛会で、かつ盛り上がった。各位のご協力に感謝申し上げる」「目下の重要課題は景気対策である。そのためにも第二次補正予算、関連法案の早期成立が必要である。そして、本予算審議にすぐにつなげるべきである。こういったことができるのはわが党だけだということを、国民に訴えたい」「国会のルールや議員定数、歳費、選挙制度などについて、党内で総合的に議論してほしい」との提案があり、役員会で了承した。「麻生総裁が党大会で力強く決意を表明され、地方からも一致結束して難局を乗り越えようという声が圧倒的であった。その意味でも、党本部と地方が結束を再確認し、盛り上がった大会であったと思う。政府与党一致結束して、景気回復に全力で取り組むためにも、第二次補正予算と来年度予算、関連法案を速やかに成立させたい」と発言した。
《大島理森国対委員長発言》「参議院での2日目の補正予算審議の様子を見ながら、政府4演説等の日程を決めていきたい。昨日、予算が閣議決定され、提出された」との発言があった。
《古賀誠選対委員長発言》「1月25日(日)投票の岐阜県知事選挙、山形県知事選挙について、対応をしっかりしていきたい」との発言があった。
《保利耕輔政調会長発言》「いわゆる国税の法案に消費税の問題についての付則を明記することも含めて、党内で今日から十分に議論をして、意見を集約していきたい」との発言があった。
《その他の発言》私(細田幹事長)から、武部党改革実行本部長に「国会改革等先程の問題は、主として党改革実行本部の問題である。選挙制度については、選挙制度調査会と合同で審議をしていくということなので、打ち合わせの上、進め方を早急に決め、いろいろな討議をしてまいりたい」と提案し、合意した。 」

●1530〜メルマガ編集会議/官邸副長官室

メルマガ編集会議が行われました。いろいろな部門の皆さんと協力して作っていますので、合意を得るまで時間をかけて打合せが進められます。今回の太郎チャンネルは子供の頃描いた夢について麻生総理に語っていただきました。

●1630〜番懇/官邸2F幹部食堂

恒例の番記者の皆さんとの懇談会が食堂で開催されました。皆さんからの質問一つ一つに丁寧にお答えしました。

●1700〜月例経済報告関係閣僚会議/官邸4F大会議室

日本及び世界各国経済の現状について報告がなされました。麻生総理が予てより指摘してきた大変厳しい実体経済の様子が、具体的な数字で示されました。現在審議されている経済対策が一日も早く成立することにより、この危機を乗り越えていかなければならないと改めて強く感じました。

●麻生総理の公邸生活がスタート

ご家族とともに引越しを終了され昨日から麻生総理の公邸生活がスタートしました。ゆっくりお休みになれたのでしょうか・・・。私の赤坂宿舎生活も三ヶ月になりますが、新しい場所でいつもの慣れた生活を手に入れることの難しさを感じています。余計なストレスを排除し普通通りの生活ができるようにしていただきたいと願っています。


1月19日(月)晴れ

●0815〜臨時閣議/院内閣議室

臨時閣議の概要は下記の通りと、河村官房長官から記者会見が行われました。
「一般案件として『平成21年度一般会計予算』について、ほか4件及び法律案件が決定されました。次に、大臣発言として与謝野大臣から『平成21年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度』について、発言がございました。また、麻生総理と与謝野大臣から『経済財政の中長期方針と10年展望』について、発言がございました。財務大臣から『平成21年度予算』について、発言がございました。官房長官から、内閣から今国会に提出を予定する法律案等について、関係府省から提出されたものをとりまとめ整理した結果、提出予定法律案は、62件、うち、予算関連法案は、22件、提出予定条約は、13件、となり、このほか、提出につき検討中の法律案18件、条約14件があるという報告をいたしました。なお、これらについては、今後、多少の追加、変更等が生ずることもございます。閣僚懇談会においては、麻生総理と与謝野大臣から「雇用対策モデル事業」について、発言がございました。」

●0910〜国対正副/院内第22控室

いよいよ今日から第二次補正予算案について参議院の予算委員会で審議が始まりました。その後の日程について野党との協議を慎重に進めていることが報告されました。また本予算が今日国会に政府より提出されましたので、その審議日程などについて慎重な議論がなされました。

●1200〜政府自民協議/院内幹事長会議室

河村官房長官から政府から提出した法案について、その取り計らいについてお願いがなされ、現在の党内部の受け止めなどについて意見交換が行われました。

●1600〜シャヒード・モルディブ外相との会談・代理/官邸

麻生総理は参議院の予算委員会に出席しているため、私が代理としてモルディブのナシード大統領から総理に宛てた親書をお預かりしました。持参されたのはシャヒード外相です。モルディブと日本は大変良い関係にあり、一昨年外交関係樹立40周年を迎えたところです。日本の国連の常任理事国入りや国連改革に賛同してくださり、また一方東京23区の半分の国土面積に約30万人の国民が生活する島嶼国で、日本はこのモルディブに対し経済発展、国民生活の安定・向上に寄与する分野を中心に支援を行ってきています。早速、親書を麻生総理にお届けしました。

●1830〜党国会対策委員会懇親会/都内

麻生総理の出席を得て、国会対策委員会のメンバー(一期生)との懇親会が開催されました。日ごろより予算委員会の運営などに大きな力を発揮している委員の皆さんに労いの言葉をかけるとともに、総理自身の一期生の頃の話が披露され、「一期生の仕事はひとつ、二期生になること」と当時言われたそうです。私も同様に、一期生の頃、橋本総理から「一年生は二年生になること」と言われたことを思い出しました。麻生総理は各テーブルを回り、委員の皆さんと丁寧に話し込んでおられました。


1月18日(日)晴れ

●1000〜第76回自由民主党定期党大会/グランドプリンスホテル高輪・国際館パミール

神奈川県エリア

▼力強い麻生総裁の挨拶

▼麻生総裁挨拶(発言通り)

  限界を超えてがんばります。

  先ほどご紹介をいただきましたが、昨年9月の22日の総裁選挙を持ちまして自由民主党総裁に選出いただきました。そのときに応援をしていただきました方、ここに大勢お見えでありますけれども改めて御礼方々ご挨拶をさせていただきます。ありがとうございました。

  さて、本日はこのような形で第76回自由民主党大会が開催できることを皆さんとともに喜びたいと思います。党大会が開ける、というのは当たり前のようにお思いかもしれませんが、我々は阪神淡路大震災の2日後に党大会を予定していたときは残念ながら党大会は開催できなかったということもついこないだのこととして、お忘れの方も多いと思いますが、そんな昔の話ではありません。我々はこういった形で党大会が開催できるということをここにご参加いただいております、友好団体の方々始め、大勢の方々とともに、心から皆様方のお支えのおかげでこれが開けることに改めて感謝をさせていただきたいと思います。

  私が目指す日本というものは、活力のある日本であります。そして安心して生活できる日本、日本は強く、明るくなければならんのだと確信しております。先ほど太田代表の話にもありましたが、今、間違いなく世界中で100年に一度という言葉がよく使われております。金融危機に巻き込まれております。日本もまた、急速に景気が悪化しております。景気の下降曲線は過去最大、加えてさらに急速な少子高齢化、また新たな格差など生活に対する不安も生じております。確かに厳しい状況になっておりますが、しかし同時に危機と言うものはチャンスにもなりうる。それが過去、我々の歴史だったのではないかと思っております。危機に直面したときには常に新しい道が開かれる。それが我々日本という国の歴史ではありませんか。

  150年前、開国、明治維新にあたっては殖産興業を押し進めて、鎖国によって遅れていた日本が欧米列強に追いつくことになり、肩を並べるまでになった。また、第二次世界大戦における敗戦、そしてその戦後改革にあたっては、経済復興、経済重視に転換することによって、世界第二の経済大国になりました。これは資源のない我々の後に続く国々にとって大きな励みとなり目標となったのは事実であります。またそんな昔の話でもない。公害問題が大きな社会問題になったとき、世界最先端の環境技術を作り上げたのも日本であります。1970年代のオイルショックは世界一の省エネ技術を作り出したのではありませんか。ものごとを確かに悲観的に考える人は多い。危機にあたっては慎重さは絶対に必要であります。しかし、過度に悲観すると言う必要はない。日本は半世紀にわたって平和と 繁栄を続けてきました。諸外国から尊敬されるモデルの一つにもなったと、そして日本は経済力、技術力だけではない、魅力ある文化、今クールジャパンという言葉に代表されるほど、世界があこがれるブランドでもある。我々日本は、日本と日本人にもっと誇りを持っていいんだと、私はそう思っております。これまでも危機を乗り越えてきたのと同様に、日本の底力というものも今回のこの難局を乗り越えると確信をしております。よき伝統を守り発展させる、伝統を守るために改革する、そのことが私の目指す真の保守であります。わが自由民主党が目指すべき道でもあると確信しております。

  さて、私は昨年9月に皆様のご支持を得て第23代自由民主党総裁に選出をされました。そのときに直面いたしております重要な課題について公約をお示しし、党員の皆 様と国民の皆様にその実現をお約束をいたしました。あれから約4ヶ月、それらの取り組みへのご報告をいたすべき時期だと存じます。

  まず第一は強力な経済対策であります。先ほども申し上げましたように、世界経済は急速に悪化、日本経済もまたその影響を受けておりますのはご存知のとおりです。そこで直ちに第一次補正予算を成立させるとともに、経済対策をまとめ、第二次補正予算、そして平成21年度の本予算を編成をいたしております。この3つをあわせまして、経済対策の規模は75兆円になります。予算と減税額で12兆円、国内総生産の約2%になります。先進諸外国の中でも最大規模の経済対策であります。その際には従来型の公共投資に50%以上を頼ることなく、生活者、中小企業・小規模企業、そして地方、この3つに重点を置きました。生活対策として2兆円の定額給付金や、4000億円の雇用対策基金を作りました。中小企業対策は緊急保障と特別貸付で昨年末まで22万件、22万社、約4兆5000億円の実績が上がり、資金繰りに大きな効果をあげました。第二次補正予算では、保障貸付枠を30兆円にまで拡大します。地方対策として第二次補正予算で6000億円の地域活性化の交付金を創設します。そして本予算21年度では地方交付税一兆円を増額をしたします。大胆な対策を打つことで世界で最初にこの世界同時不況から脱出することを目指すのが日本の役割です。

  公約の2点目は暮らしの不安を解消することであります。年金記録の問題については、すでにねんきん特別便をすべての現役加入者、年金受給者の方々にお送りし、ご自身の記録を確認していただいております。ことし四月からは、標準報酬の記録もお送りいたします。なくなるかもしれないと言われた、国民年金の国庫負担は21年度から二分の一に引き上げます。医師不足の対策も医師養成数の増員などに努めます。少子化対策につきましても妊婦検診、14回まですべて無料、また出産に当たりましては従来の37万円から47万円に増額いたします。子供を生むためにお金の心配をいらなくしたいもんだと思っております。いくつか申し上げましたが、持続可能な社会保障制度というものを実現するにはその給付に見合った負担が必要であります。中福祉のためには中負担が必要だということを申し上げております。経済状況を好転させなければなりませんが、経済状況を好転させたのち、消費税を含む税制抜本改革を2011年度より実施できるよう、必要な法制上の処置をあらかじめ講じるということを閣議決定をしております。もちろん大胆な行政改革 を取り組む、そして行政をスリム化する、当然のことです。大前提であります。道路特定財源の一般財源化という宿題も成し遂げました。

  公約の第3はテロとの戦いでありました。先の臨時国会では野党の反対を押し切ってインド洋におけます補給支援法を延長しております。テロとの戦いは現実にまだ続いております。日本は引き続き自衛隊の活動と人道復興支援によりテロとの戦いの一翼を担います。また、昨年末にはイラクで復興支援を行っていた航空自衛隊が無事故で任務を完了し、帰国をしております。インド洋で活動を続ける自衛官を誇りに思うと同時にイラクで厳しい任務を果たし、立派に勤めあげた自衛官と活躍を支えたそのご家族に改めて敬意と感謝を表したいと存じます。ありがとうございました。加えて今ソマリア沖の海賊の話題になっておりますが、早急に対策を講じます。以上が私の内閣ならびに自公連立政権4ヶ月の成果であります。

 それぞれ早期に大胆な政策を打ち出したとわれわれ私ども自分なりにそう思っておりますと同時にここにお見えの党員、党友の皆さんをはじめ多くの議員の方々に改めて厚く御礼を申し上げるしだいです。もちろん取組途上の課題や残された課題さらには新しい課題もたくさんあります。まず改革により持続可能な成長を進める必要があります。そのため新たな成長戦略を策定しなければなりません。雇用や市場の創出に重点をおきます。農政改革も進めます。食料の安全、安心を確保し自給力を向上させる。教育や教育改革、地方の分権改革も進めていかねばなりません。同時に政治改革も必要であろうと存じます。いくつもの大きな課題を抱えてる中にやはり政治はその問題を早期に解決しなければなりません。国民はそれを望んでいると存じます。

 翻って日本の政党政治は十分にそれに応えているであろうか。現状は残念ながらノーといわざるを得ないと存じます。与党が参議院で過半数を奪われていわゆるねじれ状態にあります。このこと自体は世界各国で見渡してみたところ別に珍しいことではありませ ん。問題なのはそれを、ねじれを前提にした運営ができていないこと、それに対応する制度になっていないことが問題なんであります。まず運営について、与野党間に意見の対立があるのは当然です。しかし国民が望んでいるのは単なる対立だけではないと存じます。与野党が議論し、良い解決策を見出すこと。それもできるだけ早くやります。いたずらに審議を先延ばしすることは国民の期待に反するものではないかと存じます。

 次に制度についてですが、日本は衆参両院の権限や構成が似ている、類似している仕組みを採用しております。これが両院の機能の違いをなくしているとか、国会としての意思決定を遅らせているとかの批判を生んでいるように存じます。また、政府などの人事についても両院の同意が必要な場合があります。しかし同意人事には衆議院の優越性が決められておりません。したがって日銀総裁が任命できない事態なども生じているのです。世界各国はそれぞれの経験の中で政治の運営と制度を作り上げてきました。私たちも国会の制度やあり方を見直さなければならないのではありませんか。さらに衆参両院で非常に似通っている選挙制度の見直しも必要になってくるでしょう。私はこれらについて党内において議論を進めていただきたいもんだと思っております。

 さて、ご存知のようにことしは選挙の年になります。我々は今この選挙において、公明党、また経団連の会長などから励ましていただきましたが、励まされるようじゃだめなんだ。俺たちが励ませるような立場にならねばならん。私は今、なんとなく日本という国は世界中で100年に一度と言われると、なんとなく我々もそれに合わせて100年に一度のような顔を皆するが、現実問題として、アメリカ、欧米に比べて、今回の騒ぎで日本の銀行が一つでもつぶれたことがありますか。GM、フォード、クライスラーといった大会社、日本で言えば、トヨタや日産、三菱といったところになるんでしょうが、それらの会社がひとつでも倒れそうになって政府に支援を求めていますか?  我々は間違いなく1997年、8年のあのアジアの危機から、アジアの経済危機から多くを学んで我々は今回の先進国の中で起きております金融危機に端を発したこれらのことにもっとも傷が浅くここまでやりぬけてきたのではありませんか。これが今我々が過去の経験から 学んで、今自信を持って世界に向かって俺たちが最初にこの不況から脱出するんだということを示さねばならぬ、そういった決意と覚悟が我々日本に求められているのだと思います。

 石油の値段が上がった、昨年の話です。昨年は1バレル160ドルから170ドルだと言われた。大変だ大変だ、事実大変でした。しかし忘れないでください。昭和40年代、1バレルいくらだったかご記憶ですか?1ドル50セント、60セントだったんですよ。それに比べれば100倍ですよ。しかし、そのとき1バレル2ドル以下のときに石炭会社はつぶれた。私は自分の経験でよーく覚えています。しかしそれが突如として6ドルになり、3倍になったんですよ、一挙に、第一次石油ショック。そして、ご記憶もありましょう、そのすぐ後に1ドルは360円が、3割下がって240円になったんですよ。今いくらです、90円。4分の1になったんですよ。我々は逆に4倍の力を持った。そういう力が我々が過去やってきた歴史じゃありませんか。いずれもそのときは大変だ大変だとあおりたくったよ、みんな。しかしそれをみんな潜り抜けてきた。あの時は日本が一番きつかったんですよ。それにもかかわらず、我々はそれ を潜り抜けてきた、今回は先進国の中で一番傷が浅いと言われている日本が、今回のこの危機を潜り抜けられないはずがないと私は確信してます。

 そして、こういった経営危機、もしくは経済危機というものにたいしてきちんと対応策を示せるのは数ある政党の中で自由民主党しかありえないと私はそう確信をしております 。私はその先頭に立って、まずはこの景気対策、これに全力を挙げて我々は全治三年と言わずに、もっと早ければ早いほどいいんだから、それに向かって全力挙げて戦ってまいります。その先頭に立って戦う覚悟を改めて皆さんに申し上げご挨拶に代えさせていただきます。

 今年一年選挙に向かって全力を挙げます。景気対策に向けて、そして不況克服に向けて全力を挙げます。自由民主党がんばります。よろしくお願い申し上げます。

▼レセプションでは麻生総裁との写真撮影に長い行列!

党大会が終了した後、レセプションに移りました。大勢の参加者の皆さんとの写真撮影が人気でした。いつもの笑顔が戻る一瞬でもあります。


1月16日(金)晴れ

●0930〜党役員連絡会/院内総裁室

自民党役員連絡会終了後、その議事内容について細田博之幹事長から下記の通り記者会見がなされました。
《細田博之幹事長発言》
「第二次補正予算、関連法案は各位のご協力により参議院に送付することができた。感謝申し上げる。参議院でもよろしくお願いしたい」
「定額給付金や高速道路料金の引き下げ、緊急雇用創出事業等は、第二次補正予算と関連法案が成立しない限り実施できない。地方からも、景気浮揚のためにも一日も早く補正予算、関連法案の成立をしてほしいとの要望も来ているので、よろしくお願いしたい。責任与党として、一日も早く成立させたい」
「明後日18日(日)10時から、第76回定期党大会を開催する。本年の運動方針を決定し、麻生総裁の下、党員党友一致結束して、景気回復を実現させて、来たる総選挙に勝利に向けて、全力で取り組んでいくための党大会であるので、よろしくお願いしたい」と発言した。
《大島理森国対委員長・鈴木政二参議院国対委員長発言》
「来週には、補正予算の参議院審議入りができる。それが決まった。出口については、これからの展開を見たい」との発言があった。
《保利耕輔政調会長報告》
「『経済財政の中長期方針と10年展望』について、いろいろ議論した上で今日の政審、総務会でお諮りする」との報告があった。

●1000〜閣議/官邸閣議室

閣議の概要について河村官房長官から記者会見が行われ、国会提出案件として、「行政組織の新設改廃状況報告書」について、ほか1件及び政令・人事案件が決定されたことが報告されました。

●1430〜田中伸男IAE事務局長面談/官邸副長官室

国際エネルギー機関(IEA)の事務局長である田中伸男氏が来訪され、機関の取り組み内容について説明されました。田中氏は私の中高(聖光学院)の先輩で、懐かしいお話も聞かせていただきました。

●1600〜臨時閣議/官邸閣議室

●1500〜番懇/官邸

麻生総理大臣の公邸引越しについて質問がありましたが、私が承知しているのは@公邸に引っ越す決定がなされた、A1月中の適当な時期に入る、ということ。今までも頑張っていらっしゃいますが、さらに仕事に力を入れようとの決意の現われだと思います。

●1730〜経済財政諮問会議〜1900/官邸4F大会議室

金融対策の現状について確認し、今後の対策の協議がなされました。引き続き、雇用対策についての協議がなされました。


1月15日(木)晴れ

●0910〜国対正副/院内第22控室

毎朝開催される国会対策委員会正副委員長会議に出席しましたが、私の服装はモーニングコート。その理由は終了後ただちに皇居に向かうためです。大島委員長からは今後の取り組みについての心構えやご指示がありました。

●1030〜歌会始の儀〜1200/皇居

10時に皇居に到着し「歌会始の儀」の流れについて説明を受け、正殿松の間に通されました。午前10時30分に天皇皇后両陛下がお出ましになられ、大変厳かな歌会始の儀が始まりました。手を動かしたり咳払い一つすることもできないほどの静粛な場で、発声するのは読者のみでそれ以外の人々は静かにその歌に耳を傾けるのです。「生きものの織りなして生くる様見つつ皇居に住みて十五年経ぬ」は天皇陛下の御製ですが、一番最後に講じられ「歌会始の儀」は終了しました。緊張した一時間半でした。


1月14日(水)晴れ

●0910〜国対正副/院内第22控室

毎朝恒例の国対正副委員長会議が午前9時10分から衆院第22控室で開催されました。昨日の第二次補正予算の衆議院通過から今後の国対の進め方について話し合いが行われました。

●1200〜大臣政務官会議・挨拶/官邸2F小ホール

各府省の大臣政務官が出席する政務官会議が開催されました。私から官邸を代表して挨拶の機会を得ました。昨日の松浪健太政務官の罷免問題について触れ、それぞれの持ち場で全力投球しつつも一致団結し公務に精励されたいとお願いしました。

●1250〜全国知事会要望/副長官室

地方六団体を代表して松沢神奈川県知事が要望書を届けに来られました。官房長官の代理として受け取りました。地方自治体の来年度予算編成、景気対策に真剣に取り組んでいる報告を受けました。

●1330〜衆院与党国対法案説明会/院内第24控室

衆院の第24控室で与党国対法案説明会が開催されました。


1月13日(火)晴れ 二次補正 衆院可決

●0715〜打合せ/官邸総理室

今日の予算委員会対応等について打合せが行われました。

●0800〜新型インフルエンザ総合訓練/官邸2F小ホール

新型インフルエンザによる発症が外国で確認されたとの前提で、わが国の対応について机上訓練が行われました。

●0820〜閣議/官邸4F閣議室

本日の閣議では国会提出案件として、「答弁書7件」及び政令・人事案件が決定されました。

●0830〜国対正副/院内第22控室

今日は今国会の大変重要な山を迎えました。何としても今日中に第二次補正予算を衆議院で可決しなければならないという重大な決意を持って、その対応方についての打合せが行われました。

●0900〜衆院予算委員会・締めくくり総括質疑〜1145/衆院第1委員室

予定の時間になっても開会されず心配しましたが、「迅速な予算成立が最大の不況対策」と訴えている、第二次補正予算、平成21年度予算、予算関連法案の第一ステップとなる平成20年度第二次補正予算の衆議院予算委員会の審議が終了し、採決の結果、予算委員会で可決しました。これは直ちに衆院本会議に緊急上程されます。

●1400〜衆参与党国対/院内第21控室

自民・公明の与党国対の幹部会が開催され、今後の取り組みについて協議されました。

●1530〜メルマガ編集会議/副長官室

前回の太郎チャンネルの評判は良かったようです。一方、皆さんから頂戴するご意見では、定額給付金についての反対意見が相当ありました。まだまだ国民の皆さんへの十分な説明ができていないと反省しています。

●1615〜番懇/官邸2F幹部食堂

今日の予算委員会の結果についての質問など各般にわたって番記者の皆さんから質問がありました。

●1745〜代議士会/院内第14控室→1800〜衆院本会議/本会議場

本会議直前に開会された代議士会では大島国対委員長から心構えが伝えられ、いよいよ本会議での審議に臨みました。平成20年度補正予算三件が緊急上程され、委員長報告、討論、採決と進み、引き続き、総務委員会から「地方交付税及び特別会計法改正」、財務金融委員会から「平成20年度財政投融資特別会計繰入れ特例法、銀行株式保有制限法改正」、国土交通委員会から「平成20年度地方道路整備臨時交付金特例法」、以上について民主党の退席の中で採決が行われ、いずれの法案も賛成多数で可決しました。

●1930〜打合せ/官邸

松浪健太内閣府大臣政務官が補正予算の採決時に党の禁足令を破り退席したことから、本人より申し出られた政務官辞任の意思を確認し、辞表を受け後任の政務官人事選考のために官邸で官房長官とその処理にあたりました。


1月12日(月)晴れ 韓国ソウル→日本

●0815〜総理打ち合わせ〜0850/宿舎

今日は、日韓首脳会談とそれに続いて日韓首脳による共同記者会見が行われる予定となっています。その準備のため、宿舎内の総理のお部屋で、秘書官たちとともに朝食をとりながら、簡単な打ち合わせを行いました。打ち合わせの最中、今日のソウルは、この冬一番の冷え込みで、最低気温はマイナス20度近いとの韓国気象庁の発表がテレビのニュース番組から聞こえてきました。今日も、ソウルは寒い一日になりそうです。

●0900〜日韓首脳会談〜1000/青瓦台

打ち合わせ終了後、宿舎を速やかに出発して、昨日に引き続き、韓国大統領官邸である青瓦台に赴き、日韓首脳会談を行いました。麻生総理と李大統領が顔をあわせるのは、今回が既に5回目となり、両首脳は、すっかり気心が知れた仲になっているように見えました。そのようなこともあり、首脳会談は、これまで以上に中身が濃く、また和やかな雰囲気の中で行われました。
今回の会談では、両国の首脳が頻繁に行き来を行う「シャトル首脳外交」の定着が確認され、また「日韓新時代」、すなわち国際社会での日韓協力の具体化が合意され、さらには日韓関係の一層の深化が合意されました。その一環で、会談では、李大統領の今年の適切な時期での訪日や日韓両国の専門家達に共同研究を行ってもらう「日韓新時代共同研究プロジェクト」を近々発足させることについて合意されました。さらに、アフガニスタン支援における開発分野での協力の一層の強化についても合意されました。
北朝鮮問題についても議論がなされ、六者会合を通じて北朝鮮に核を放棄させる、という基本方針が確認されました。拉致問題についても、李大統領より「韓国にも多くの拉致被害者がいる。北朝鮮は、この問題の解決に協力すべきであり、日本と同じ考え方を持っている」との発言があり、我が国の努力に対する韓国政府の支持が改めて表明されました。

●1000〜共同記者会見〜1020/青瓦台

首脳会談の後、麻生総理と李大統領は、揃って共同記者会見に臨みました。会見は、非常に良好かつ着実に進展している今の日韓関係を象徴するように、とても友好的なムードで進行し、両首脳から、今回の首脳会談の成果について発表が行われました。

●1050〜韓日議員連盟による総理表敬〜1055/宿舎

共同記者会見が終わった後、李大統領に見送られながら青瓦台を離れ、宿舎に戻りました。麻生総理は、宿舎に着いた後すぐに、李相得(イ・サンドク)韓日議員連盟会長率いる、韓日議連メンバーとの懇談が行われました。李会長は、李明博大統領の実兄にあたる方で、これまで国会副議長を務められるなど、韓国議会の重鎮です。また、大統領特使として訪日されるなど、日韓間の友好関係の促進にも貢献してこられています。記者ブリーフのため、私は懇談を中座させていただきましたが、非常に和やかな雰囲気の中で懇談は進められていました。

●1110〜記者ブリーフ〜1130/宿舎

韓日議連との懇談を中座して、宿舎内にあるプレスセンターで、今日行われた日韓首脳会談の成果について、同行されている記者団の皆さんにご説明しました。これまでの会談を通じて築き上げられてきている日韓関係の前向きな雰囲気がきちんと記者団の皆さんに伝わるよう、一生懸命説明しました。記者団の皆さんからも、会談の内容に関連して、多くの質問を頂きました。

●1335〜ソウル空軍基地発〜1530

お世話になった上原研也リエゾン

総理は、韓日議連との懇談を終えた後、帰国後のテレビ収録に向けた打ち合わせを行われていました。私も、記者ブリーフを終えた後、急いでこの打ち合わせに合流しました。詳細な打ち合わせを終え、短い昼食をすませたら、もう韓国から帰国の途に着かなければなりませんでした。すぐに車列に飛び乗り、ソウル空軍基地から、政府専用機で日本に向けて飛び立ちました。

▼所感

今回の韓国訪問は、新年を迎えてから最初に行われた総理の外国訪問でしたが、今回の訪問は、本年を日韓関係の飛躍の年とする上で、非常に良いスタートとなったのではないでしょうか。
麻生総理が就任されてから3ヶ月余りの間に、もう既に5回も李大統領とお会いする機会が設けられました。このような頻繁な両国首脳の往来は、まさに「シャトル首脳外交」と呼ぶにふさわしいもので、今回の訪問によって、「シャトル首脳外交」が定着したことが、私にも実感できました。
麻生総理と李大統領は、ともにビジネス界のご出身ということもあってか、昨年10月に北京で初めての首脳会談を行った時から、とても息が合った対話を行われていましたが、これまでの頻繁で緊密な意見交換を通じて、その関係は、一層親密なものになったように思います。こうした首脳間の良好な関係の下、「近くて近い隣人」同士である日韓両国の関係が一層緊密で建設的なものとなっていくよう、私も官房副長官として、麻生総理をもり立てながら、精一杯努力していきたいと、決意を新たにしました。

●1615〜総理のテレビ収録に同行〜1800/フジテレビ

帰国して間もなく、麻生総理は、報道番組への生出演のために、フジテレビへ移動しました。この収録には、新成人の方々や主婦、中小企業の社長さんら計14名も参加され、定額給付金などに関する質疑などが行われました。私もスタジオまで同行し、スタジオの脇で、収録の模様を拝見させて頂きました。
外遊からの帰国直後にもかかわらず、疲れも見せずに、政策に関する説明をする麻生総理を拝見して、改めて総理のすごさに感服しました。総理は、テレビをご覧になっている皆さんに政策の内容について理解していただけるよう、丁寧に説明を行っているように見えました。

●1830〜総理との打ち合わせ〜2100頃/都内ホテル

フジテレビでの収録を終えても、まだ総理の今日の日程は終わりません。総理は、明日も朝から、衆議院の予算委員会や財務金融委員会などで答弁を行うことになっています。明日の質疑に備えて綿密な打ち合わせが行われました。


1月11日(日)晴れ 日本→韓国ソウル

●0910〜羽田空港発

今日から、麻生総理の韓国訪問に同行します。休日出発のため、総理は私邸からの出発ということで、私も、横浜の自宅から羽田空港に向かいました。空港には先着して総理と合流し、政府専用機でソウルの空軍基地に向けて出発しました。韓国は、最高気温がマイナス4度、最低気温はマイナス14度という寒さという話もあり、体を壊さないようにがんばってきたいと思っています。

●1210〜国立顕忠院訪問〜1220

ソウルの空軍基地には、2時間半ほどで到着しました。空港では儀仗兵による歓迎式典で迎えられ、そこから直接、韓国の殉国者を祀るための国立墓地である国立顕忠院(けんちゅういん)に向かいました。国立顕忠院では、殉国者を追悼するための「顕忠塔」の前に参列し、麻生総理からの献花と焼香が行われました。私も参列の列に加わりましたが、非常に厳かな雰囲気の中での行事となりました。

●1300〜韓国経済主要4団体主催昼食会〜1430/宿舎

国立顕忠院での献花が終了してから、今回の訪韓の宿舎であるロッテ・ホテルに移動し、30分ほどの休息を経て、宿舎内での韓国経済主要4団体主催による昼食会に出席しました。
昨年12月の福岡での日韓首脳会談で、李明博(イ・ミョンバク)大統領から、日韓両国の経済界・産業界の交流と協力を促進させるため、韓国を訪問する際には、日本の経済界の方も一緒にいらしてほしいとのご要望を受けていたことをふまえて、今回の総理訪韓には、日本の経済界の重鎮18名が同行されました。
この昼食会にも、韓国側の経済4団体の方に加えて、日本の財界の代表者の方々も加わられ、有意義な意見交換が行われました。私は、麻生総理とともにメイン・テーブルに座り、御手洗経団連会長、トヨタの張会長らと歓談を楽しませていただきました。

●1530〜融合技術センター視察〜1600/漢陽大学

昼食会の後、麻生総理とともに、漢陽(ハニャン)大学を訪問し、この大学の融合技術センターを視察しました。融合技術センターは、国内外の研究機関と漢陽大学が連携を推進する目的で建設されたもので、日本との関係でも、理研(理化学研究所)との間で、理研が実施している生物の情報処理方法に関する基礎研究の成果を活用して、ナノテクノロジーの基礎研究を共同で実施しています。
今回は、平成13年にノーベル化学賞を受賞された野依良治博士にご案内いただき、このセンターにある研究室などを視察させていただきました。
また、視察の最後には、レッド・カーペットが敷かれた通路に学生さんたちが並び、総理としばし立ち話をする機会が設けられました。総理からは、学生さんたちに対して激励の言葉がかけられていました。また、視察終了後に、麻生総理は、同行の記者団の方たちに囲まれ、短時間のぶら下がりインタビューを受けられ、今回の視察の感想などを述べられていました。

●1645〜日韓高校生キャンプ参加者との交流〜1725/宿舎

その後、宿舎に戻り、2004年から行われている「日韓高校生交流キャンプ」の参加者とこのキャンプのOBの方たちとの交流が行われました。この交流に参加したキャンプ参加者からは、このキャンプの概要について説明が行われ、キャンプに参加して、お互いに対する印象が大きく変わった、といった経験談が紹介されました。また、総理からは、この計画が日韓の交流事業として成果を実際に上げていることを誇りに思う、一緒に生活し、一つの目標に向かって一緒に仕事をすることで、よりわかり合えるようになる、といった講評が述べられました。

●1800〜日韓首脳による懇談〜1820/青瓦台

交流会が終了した後、麻生総理は、韓国の大統領官邸である青瓦台に移動し、両国経済界関係者との懇談に先立って、李大統領との間で、短時間、少人数の懇談を行いました。この懇談では、両首脳の間で、昨年12月の福岡での日中韓首脳会談の成果が確認され、日韓の経済面での協力への期待などが表明されました。

●1825〜日韓首脳と日韓財界人との懇談〜1905/青瓦台

首脳間での懇談に引き続いて、日韓首脳と日韓両国の財界人との懇談が開催されました。懇談には、非常に大勢の日韓両国の財界人の方々が参加されました。この懇談では、趙(チョ)全国経済人連合会会長、御手洗日本経団連会長、岡村日本商工会議所会頭からご挨拶をいただくとともに、麻生総理、李大統領からの発言が行われました。両国経済界からは、経済面・産業面での日韓協力の促進に対する高い期待感が示され、また、現在の金融危機を乗り越える上での日韓両国政府の取り組みに対する期待が示されました。

●1930〜李明博大統領主催晩餐会〜2115/青瓦台迎賓館

懇談会の後、青瓦台本館から迎賓館へと移動して、李明博大統領主催の晩餐会が開催されました。晩餐会では、両首脳からの挨拶・乾杯の後、懇談が行われ、麻生総理と李大統領との間では、日韓両国の経済状況や米国経済の現状等につき意見交換が行われました。
また、晩餐会の後半では、韓国国立舞踊団による創作舞踊や韓国の少年少女合唱団による「ふるさと」などの合唱、ソウル日本人学校の小学5年生の生徒による合唱などが披露され、最後には、両国の子供たちが一緒になって、2002年の日韓ワールドカップ共催記念曲である「Together」の合唱が行われました。公演終了後には、麻生総理、李大統領が子供たちに囲まれ、握手をしたり、言葉を交わしたりする場面がありました。晩餐会に出された料理も、韓国の伝統的な宮廷料理ということで非常においしく、とても暖かで感動的な晩餐会になりました。

●2130頃〜麻生総理と重家大使/宿舎

重家大使に大変お世話になりました。最後までご一緒した重家大使と麻生総理の記念写真。


1月10日(土)晴れ

●1400〜総理打合せ/官邸

午前中は赤坂宿舎で事務処理、午後官邸で総理と打合せがなされました。


1月9日(金)雨 衆院予算委員会

●0725〜総理打合せ/総理執務室

今日は午前中三時間の予算委員会質疑が予定されています。朝7時頃官邸に到着して、午前7時25分からの打合せに入りました。

●0830〜閣議/院内閣議室

閣議後記者会見において河村官房長官から下記の通りの報告がなされました。
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として、「ブルガリア共和国大統領閣下及び同令夫人の公式実務訪問賓客待遇」について、ほか23件及び政令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、外務大臣から「ガザ地区に対する緊急支援」について、麻生総理から「海外出張不在中の臨時代理」について、ご発言がございました。」

●0850〜国対正副/院内第22控室

第二次補正予算案を成立させるための国会運営について大島国対委員長を中心に国対正副では緊張した情報交換が行われています。

●0900〜衆・予算委員会〜1200/衆・第1委員室

昨日に続き予算委員会が開催されました。内容についてはテレビ中継が入りましたので皆さんにもご覧いただけたのではないかと思います。

●0930〜党役員連絡会/院内総裁室

細田幹事長は終了後の会見で役員連絡会の内容を下記の通り説明されました。
細田博之幹事長発言は「昨日から、二次補正予算の審議に入った。関連法案と併せて、速やかな成立を目指して全力で臨みたいのでよろしくお願いしたい」、「定額給付金について、報道等で様々なことが言われているので、給付金に関する基本的な考え方を取りまとめて、昨日、党所属国会議員と都道府県連に送付したので、国民に理解を深めていただけるよう、ご活用願いたい」と発言した。大島理森国対委員長は「二次補正予算、関連法案について、来週13日(火)の採決を目指したい」との発言があった。鈴木参議院国対委員長は「衆議院から送付されてきた案件を速やかに審議する準備をしたい」との発言があった。また、保利耕輔政調会長からは「一昨日、ソマリア沖の海賊対策についてのプロジェクトチーム(中谷元座長)を開いた。これから、与党の間で協議を進めてまいりたい」との発言があった。

●1500〜ベン・シトリット在京イスラエル大使面会/官邸副長官室

イスラエルのベン・シトリット大使と面会しました。これは大使からの面会希望で、話の内容はイスラエルの現状について「説明」したいとのことでした。停戦が破られたのはハマスのロケット攻撃からで、国民の安全を守るために止むを得ない対応であり、それに対し日本が中立的な態度をとっていることに感謝する、という趣旨でした。大使のご説明をしっかり受け止め、総理に報告することをお約束しました。また私からは安保理決議第1860が採択されたことから、それが求めている「即時、永続性のある停戦の完全遵守」を強く求めました。

●1645〜番懇/官邸3F南会議室

番記者の皆さんとの恒例の懇談会が開かれました。直前にイスラエル大使がお見えになりましたので、その内容についてお伝えしました。

●1715〜安全保障と防衛力に関する懇談会(第1回)/官邸4F大会議室

麻生総理から冒頭にご挨拶がなされ、また第一回の懇談会ということでメンバーの皆さんの紹介がなされました。この懇談会設立の趣旨は、平成16年に現行の「防衛計画の大綱」が決定されてから4年が経過し見直しの時期を迎えたことによります。

●1815〜総理打合せ/総理執務室

1月11日(日)〜12日(月)の二日間にわたり、日韓首脳会談のため韓国を訪問することになります。本来昨年中に日本から訪韓する順番になっていた、いわゆる「シャトル外交」の一環です。今回は経済界からも参加を募り、両国の金融危機脱却・将来にわたる経済発展について議論することになります。これまでの取り組みや成果、また今後の対応について事前に勉強することになりました。

●1950〜訪韓・ぶら下がり/官邸4F大会議室

皆さんはこんな場面を何度かご覧になったことだと思いますが、これは11日からの訪韓外交の報告をするための「ぶら下がり(総理にぶら下がる)会見」といわれるものです。私が総理の後ろに侍立するのは、随員の代表として「総理にお仕えして参ります」という意味も込められているらしい。日韓首脳会談の意義について説明された後、いくつかの質問に答え終了しました。聞くところによると、現地は最高気温マイナス4度、最低気温マイナス14度だそうでが、元気いっぱいの総理に負けないように私も頑張ってきます。


1月8日(木)晴れ 衆院予算委員会

●0700〜総理打合せ/総理執務室

今朝は4時起きでした。約一時間半でホームページの更新を終えて身づくろいを済ませました。外はまだ暗い午前6時40分に宿舎を出発し6時45分頃官邸に到着しました。麻生総理も6時50分頃総理執務室に到着され、午前7時から今日の予算委員会の準備に入りました。

●0900〜衆・予算委員会〜1200(所要7時間50分予定)/衆・第1委員室

予算委員会の審議案件は基本的質疑で下記の通りです。
@平成20年度補正予算(第2号)(特第2号)(機第2号)
A平成20年度補正予算(第2号)(特第2号)に対する両修正案(枝野幸男君ほか3名提出)
午前中の質疑者は、石原伸晃君(自民)1時間、小池百合子君(自民)40分、後藤茂之君(自民)40分、葉梨康弘君(自民)40分、以上四名でした。

●1300〜衆・予算委員会〜1750/衆・第1委員室

午後の質疑者は、北側一雄君(公明)40分、福島豊君(公明)30分、菅直人君(民主)1時間30分、仙谷由人君(民主)1時間20分、逢坂誠二君(民主)50分、以上5名でした。 激しい議論が続き、緊張した場面が何度も訪れました。

●1900頃〜総理打合せ/都内

麻生総理、総理秘書官らと長い長い一日を終えて、夕食にいきました。話題は今日の反省、メニューは生ビールとピラフでした。明日の朝も早いので、そこそこで切り上げて帰りました。


1月7日(水)晴れ

●0950〜昭和天皇二十年式年祭の儀(山陵の儀)〜1130/武蔵野陵(八王子市)

朝七時半に宿舎でモーニングコートを着込み、八王子市に向かいました。武蔵野陵で行われた昭和天皇二十年式年祭の儀に参列するためで、御休所に到着すると すでに河野衆議院議長らが到着されていました。予定の時刻になるとバスで武蔵野陵に移動しました。寒い季節ですのでモーニングの上に黒のオーバーを着ている方が多くいらっしゃいましたが、皆さん白いマフラーを着用しており、正式な出立ちが如何なるものかを学びました。麻生総理がお伊勢参りのときに白いマフラーを着ていらしたのはその意味だったのですね。
さて、「山陵の儀」の進行は事前に渡された下記の次第(抜粋)の手順で進められました。
「午前九時、陵所(りょうしょ)を装飾する。時刻、参列の諸員(しょいん)が参進(さんしん)して陵前(りょうぜん)の幄舎(あくしゃ:テント)に着床(ちゃくしょう:すわる)する。次に神饌(しんせん:神様が食べるもの)及び幣物(へいもつ:絹など神様が着るもの)を供(きょう)する。この間、楽(がく)を奏(そう)する。次に掌典(しょうてん)次長が祝詞(のりと)を奏する。午前十時三十分、天皇が出御(しゅつぎょ:お出まし)になる。親王が供奉(ぐぶ:お供)される。次に 天皇が御拝礼の上、御告文(おつげぶみ:天皇が皇祖皇宗の神霊に奉上する文)を奏せられる。親王が拝礼される。次に天皇が入御(じゅぎょ:お帰り)になる。親王が供奉される。次に皇后が出御になる。親王妃及び女王が供奉される。次に皇后が御拝礼になる。親王妃及び女王が拝礼される。次に皇后が入御になる。親王妃及び女王が供奉される。次に諸員が拝礼する。次に幣物及び神饌を撤(てっ)する。この間、楽を奏する。次に各(おのおの)退下(たいげ:退出)する。」

●1600〜衆・予算委員会/院内第1委員室

今日から予算委員会がスタートします。まずは予算委員会の立ち上げで、政府から「平成二十年度補正予算(第二号、特第二号及び機第二号)」についての提案理由説明、そして民主党 など野党3党から提出された「平成20年度一般会計補正予算(第2号)及び特別会計補正予算(特第2号)に対する両修正案」の提案理由説明がなされました。

●1930頃〜総理打合せ/都内

今後の対応についての打合せが行われました。


1月6日(火)晴れ 代表質問

※0700(地元)〜第2回早朝駅頭演説会/金沢八景駅

スタッフによる「まちかど政治瓦版」の広報活動が行われました。今月号は今通常国会に提出される「第2次補正予算」と「平成21年度予算案」について書かれています。国民生活と日本経済を守るために早期成立をめざします。本日の「まちかど政治瓦版」の配布枚数は、本日226枚/累計464枚(古正20/67、原21/114、斉藤30/75、森33/86、関口67/67、島田55/55)でした。

●0910〜国対正副/院内第22控室

大島国対委員長の下、国会対策委員会正副委員長会議が衆院内第22控室で開催されました。毎朝9時10分から定例的に開催されます。今日から議運が本格的に動き出すが、しっかり議論して早く第二次補正予算案などの重要法案を成立させることを目指してしっかり進めて参りたいと委員長からの挨拶がなされました。引き続き議運、各委員会から取り組み状況について報告がなされました。

●0930〜党役員連絡会/院内総裁室

引き続き午前9時30分から自民党役員連絡会が開催されました。細田幹事長から役員会の報告がなされ、総理からの発言が紹介されました。総理は、第二次補正、本予算、関連法案の成立に向けご尽力願いたい、GDP2%の対策で一日も早く成立させることが景気対策、どうどうと底力を発揮されたい、との趣旨の発言をなされたとの報告でした。その後、国対、議運、各役員から報告がなされました。

●1000〜総理打合せ/官邸総理執務室

いよいよ代表質問がスタートします。その質問に対する総理としての答弁内容についての確認がなされました。私は本番で、本会議場のひな壇の端に着席し、質問者の質問内容の確認、総理の答弁内容や答弁漏れなどについて確認することが役目となります。

●1100〜衆・議運理事会/衆・議運理事会室

衆院の議運理事会に出席し、閣僚の海外出張の了承を得るための説明をしました。

●1145〜政府与党連絡会議/官邸2F小ホール

全閣僚、与党幹部が参加する政府与党連絡会議に出席しました。私の役目は発言記録をメモして終了後記者会見を行うことです。大変緊張する場面で、必死にメモを取り続けました。麻生総理、公明党太田代表からの発言に続き、政府側からは河村官房長官、自民党から細田幹事長、公明党から北側幹事長などから報告と意見交換がなされました。

●終了後〜記者会見/官邸1F会見室

政府与党連絡会議終了後、会見室で会議の様子について報告しました。その中で記者の皆さんからは給付金についての質問が集中しました。

●1245〜代議士会/院内第14控室→●1300〜衆・本会議〜1500/衆院本会議場

衆院本会議に先立ち代議士会が開かれ、今日の本会議の流れについて説明がなされ了承されました。本会議では代表質問の内容について一つ一つ丁寧に確認をしました。

●1530〜メルマガ編集会議/官邸副長官室

メルマガの編集会議です。新年号のため麻生総理の新年挨拶の動画に力を入れました。ぜひ皆さん見てみてください。

●1630〜番懇/官邸3F南会議室

番記者の皆さんとの懇談会です。政府与党連絡会議で出た給付金についての質問が続きました。

●1730〜経済財政諮問会議/官邸4F大会議室

今日の議題は「経済財政の中期方針と10年展望(仮称)」の原案の審議がなされました。原案がまとまると与党に提出し、さらに審議していただくことになります。


1月5日(月)晴れ 第171回通常国会開会

●0900〜初閣議/官邸4F閣議室

閣議終了後記者会見において下記の通り河村官房長官から閣議の様子が報告されました。
「新年明けましておめでとうございます。 昨年は、100年に一度と言われる経済危機に、ねじれ国会という、歴代内閣でも前例にない厳しい状況ではありましたが、皆さんには 大変お世話になりました。今年は、仕事始めの今日から、通常国会が始まります。厳しい状況は続くと思いますが、2次補正、21年度予算に、その関連法案、消費者庁など課題は山積しております。「政局より政策」という麻生内閣の基本姿勢は変わりません。危機の打開に向け、迅速かつ的確に、麻生内閣の政策を推進していきたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
閣議の概要を申し上げます。冒頭、麻生総理から年頭にあたってのご挨拶がございました。一般案件として、「第171回国会における中川財務大臣の財政演説案」について、ほか3件及び法令・人事案件が決定されました。次に、大臣発言として、財務大臣から「平成20年度補正予算」について、野田大臣と佐藤大臣から「交通事故防止対策の推進」について、ご発言がございました。」

●0915〜第171回通常国会召集・応召手続き/衆議院玄関

国会召集日には、それに応じたという手続きがとられます。衆議院の正玄関に受付が設置され、各衆議院議員は自分の名刺を差し出し、「召集に応じました」との意思を表明します。その後は各出入り口のボードスイッチを押して自らの登院を表明します。

●1000〜衆・議運理事会/衆・理事会室

衆議院の議運理事会に出席し、冒頭私から第171回国会における政府特別補佐人の出席承認についてご説明申し上げました。これは国会法第69条第2項に基づき、本常会(通常国会)において内閣総理大臣等を補佐するため、人事院総裁ほか三名を政府特別補佐人として議院の会議または委員会に出席させることについて議長のご承認をいただくものです。説明の後、理事会で承認され議長に上げていただくことにありました。

●1100〜初事務次官会議/官邸4F大会議室

初事務次官会議が開催され、通常は事務の副長官が対応しますが、今日は新年ということもあり官房長官とともに私も出席し、新年のご挨拶を述べました。

●1130〜両院議員総会/院内第14控室→●1145〜代議士会/院内第14控室→●1200〜衆・本会議/衆・本会議場

自民党の衆参議員が第14控室に集合し、両院議員総会が開かれました。麻生総理、細田幹事長からご挨拶があり、大変重要な国会を迎え、一致結束し全力で取り組もうとの趣旨のお話がなされました。終了後、代議士会に切り替えられ、本日の本会議の議事内容について議運理事より説明がなされ、了承されました。本会議では議席の決定などが行われました。

●1300〜開会式/参・本会議場→●1400〜衆・本会議/衆・本会議場

天皇陛下をお迎えして開会式が行われました。衆参国会議員は、国会の正門から入場される陛下の車列をお迎えし、開会式が終わるとお見送りをします。開会式そのものは大変厳粛なもので、国家・国民の発展と幸せを求め、国会議員としての役割をしっかり果たさなければならないと、責任の重さを改めて感じました。


1月4日(日)晴れ 総理と お伊勢参り

●1000〜総理年頭記者会見/官邸1F会見室

いよいよ今日から官邸の活動がスタートしました。午前10時から年頭記者会見が行われ、その後ただちに伊勢に向かって出発するため、自宅を早めに出発し赤坂宿舎でモーニングコートに着替え、午前9時ころ官邸に入りました。準備を終了して官邸1階にある会見室に入ると、そこには書き初めの準備がなされていました。麻生総理は次のような趣旨の冒頭挨拶をされました。
「新年明けましておめでとうございます。今年は今上陛下ご即位20年、ご結婚50年を迎えられ国民を挙げてお祝い申し上げます。安心して暮らせる日本、活力ある日本、この思いを年初の字にこめたい。(『安心活力』と書初め)。それは『安心』と『活力』です。年頭に当たり私は新しい国づくりに向けた決意を新たにしている。私が目指す目標は変わらない。強い決意を持ってこの難局に立ち向かい国民の皆様の期待に応えたい。国民生活を守るためにやりぬく覚悟だ。『悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意思によるものである』とはフランスの哲学者の言葉。未来は私たちがつくるもの。未来は明るい。そう信じて行動を起こす。そうした意思こそが未来を切り開く大きな力になると思う。国民の皆さんとともに明るい日本をつくりたいと考えている」。
そして各社記者から質問がありましたが、解散時期については急ぐべきは景気対策で、予算と関連法案を早急に成立させることが重要で、それまで解散は考えていないことを明言されました。

●会見終了後〜お伊勢参り

会見終了後、官邸のお留守番を河村官房長官にお願いし、麻生総理、甘利大臣、石破大臣、鴻池副長官とともに新幹線で名古屋へ、そして近鉄に乗り換え宇治山田駅に向かいました。途中で着替えるところはありませんのでモーニングコートのままの移動です。参拝の様子は下記の写真の通りですが、どこに行っても大勢の皆さんの歓迎を受け、たくさんの「麻生さーん、頑張って〜」との激励の声に身の引き締まる思いでした。

▼外宮参拝(豊受大神宮)

▼内宮参拝(皇大神宮)

▼ボーイスカウト、ガールスカウトから麻生総理に花束贈呈

▼ぶら下がりインタビュー

▼記念品贈呈

無事にお伊勢参りを終えて午後8時ころ東京駅に戻りました。私は明日に備えて赤坂宿舎に入りました。明日からは地元でもたくさんの新年会が予定されていますが、残念ながら出席はか叶いません。今は麻生総理をお支えすることに全力で取り組んでいかなければなりません。頑張ります。


1月1日(木)晴れ 皇居で新年祝賀の儀

●0945〜ホワイトタイ(燕尾服)着付け/グランドプリンスホテル赤坂→●1100〜新年祝賀の儀〜1130/宮中

グランドプリンスホテル赤坂玄関にて

今日はいつもの元旦と違う動きになりました。地元の行事を終えて、赤坂のプリンスホテルに移動し、前回と同様に「燕尾服」のレンタルです。二度目のことなので慌てることも無く、スムーズに着替えを終えて、皇居に向かいました。

▼新年祝賀の儀
公用車にて午前十時十五分から皇居正門から参入し、休所に参集します。河野洋平議長、麻生太郎総理をはじめ大臣や国会議員の皆さんが大勢集まっており、それぞれに新年のご挨拶をします。予定の時刻になると内閣総理大臣以下、国務大臣、内閣官房副長官、副大臣、内閣法制局長官及び内閣法制次長並びに以上の者の配偶者の皆さんが呼び出され、正殿梅の間に通されました。整列してお待ちしていると、天皇皇后両陛下、皇太子、皇太子妃、親王、親王妃及び女王の皆様がご入場されました。麻生総理大臣が参列者を代表して祝詞を述べると、それを受けて天皇陛下からお言葉を賜りました。天皇皇后両陛下ほか皆様がご退出されると、我々は別室に案内され祝酒を賜りました。大変緊張しましたが、厳粛な新年祝賀の儀に感動しました。

新年明けましておめでとうございます

政治が責任を果たす、麻生総理とともに

今、100年に一度といわれる世界的な金融危機が、実体経済にも大きな影響を与えて、世界各国が不況にあえいでいます。

バブル崩壊に伴う金融危機を乗り越えた日本の金融システムは、他国に比べて経験と対応力を兼ね備えており、今般の金融危機の影響を世界でも最小規模に抑えたと言われていました 。しかし、経済のグローバル化による不況の波は、「津波」のように日本にも押し寄せています。

麻生総理は、無役であった去年のはじめ、すなわち1年前には既に、地方の景気の悪化を危惧されており、総理就任後早期に「経済・外交」を争点として衆議院の解散・総選挙を行いたいとの考えを持っていましたが、リーマン・ブラザースの破綻を契機に、それを変更しました。

最大の理由は、今選択すべきは「政局より政策だ」との決断でした。この経済危機に世界一の経済大国であるアメリカが、大統領選挙最終盤で指導力を発揮できない時に、責任ある世界第二の経済大国である日本が、アメリカの事情と違い自らの判断で政治空白をつくることは大問題だとする、フランス・中国をはじめとした各国リーダーからの大きな声でした。 まさに世界が麻生総理の強い指導力を期待したのです。

そこで 麻生総理は、「100年に一度の事態には、異例の対応が必要」として、通常では考えられない大胆な政策を、矢継ぎ早に提案しました。

まず、 国際社会に対しては、IMFに1000億ドルもの資金の貸し付けを、総理の素早い決断で実施し、世界を驚かせました。また各国がそれぞれ公的資金の投入によって金融システムを守ることや、各国 が協力して金融を監視するシステムを構築すること、基軸通貨としてのドルを守ること、保護貿易に陥らないよう注意すること、あわあせて内需拡大に取り組むことなどを国際社会に提案しました。バブル崩壊後の日本の経験をもとにした麻生総理の提案は、説得力をもって国際社会に迎えられ、世界が一つになって、この危機から脱出しようと動き出す大きな原動力になりました。

一方、 国内に対しても日本の経済界が驚くような手を打ちました。その最たるものは自社株買取の緩和と、海外利益の国内持込み免税ではないでしょうか。財界関係者に、「これで日本が恐慌に陥ることは、ひとまずクリアされた」と言わしめた対策です。また地方自治体への1兆円規模の交付税なども今までの霞ヶ関官僚の常識では対応できなかったことで、貸し渋り対策や雇用対策など、ここでは紹介しきれない数々の提案がなされ ました。

さて、昨年末にスピーディーに、また丁寧に築き上げられたこの提案を「絵に描いた餅」に終わらせる訳には断じていきません。実効性を持たせるには国会の理解を得て法案が成立しなければな らないのです。私の今年の最大の使命は、麻生内閣が景気回復への3段ロケットと位置付ける、第2次補正予算案、平成21年度予算案、 そしてこれらを動かす関連法案を、早期に国会で成立していただくために全力で取り組んでいくことです。

新年早々に召集される 国会では、「不況からの脱出」を最優先においた与野党の政党間協議が行われ、早期に法案を成立していただくことが、日本の将来を明るい方向へ導くものと確信しています。

麻生総理が最近言葉にすることが多い「世界でもっとも早く、必ず日本が、この不況から最初に抜け出す」、この決意を現実するための第一歩となる通常国会は1月5日から始まります。国会のご理解は勿論のこと、国民の皆様のご理解とご支持をいただけますよう、私は全身全霊で邁進していく覚悟です。

平成21年元旦 松本 純